■DAYS 151話 ネタバレ 「ラン」です。
■聖蹟vs.一星、1対1の同点!聖蹟、勝ち越しのチャンス到来!!
実況
「柄本が中盤でカットしたボールをすかさず前線へフィード!!聖蹟速攻ーーー!!」
前へ飛んだボールは左サイドの水樹が反応し、落下点に走り込む。
観客
「水樹だ!!」
一星DF
「くっ、行かせるか!!(狙うならトラップ際)」
水樹はボールをトラップせずにワンタッチで折り返す。
一星DF
「え?ダイレ…」
大柴
「粋なことを」
聖蹟ベンチ
「ダイレクトで大柴へパス!!」
「水樹らしからぬ華麗なプレー!!」
甲斐
「大柴抜け出す!!」
しかし、後ろから神村が体を寄せ、満足にプレーをさせない。
大柴
「!!」
神村
「来ると思ったよ」
起点となったつくしも中盤の底から風間を抜いて前線まで駆け上がっていく。その様子を見て少し呆然としている風間。
さゆり
「お願い、決めて!!」
つくし母
「行っちゃえ大柴くん!!」
大柴
「ちっ、バカが!!」
シュート体勢に入った大柴の足元へ神村が脚を伸ばし、ボールを弾く。
実況
「神村ブロック!!」
大柴
「あ…」
一星・南部監督
「ナイスブロック!!さすが神村!!そのままクリア……」
うしろに飛んだボールは上がってきた柄本が頭でクリアを阻止。
実況
「いや、柄本がこぼれ球に反応!!」
しかし君下の目の前には相庭が立ちはだかる。その様子を見て一気に青ざめる聖蹟ベンチ。
観客
「相庭だ!!相庭も戻っていた!!」
浦
「柄本と同じく奴も動き出しが速かった」
君下
「ふん」
君下はドリブルでは抜きに行かず、右サイドへパス。
観客
「サイドに散らす!!」
実況
「オーバーラップしてきた灰原へ!!」
灰原
「人使い…」
さゆり
「聖蹟チャンス!!」
実況
「ゴール前!!誰に合わせるか!?」
灰原
「荒えよ!!」
文句を言いながらも灰原はゴール前に低いボールを出す。
実況
「ゴロでニアへ!!ゴール前に入ってきた君下だ!!だが相庭ともう一人付いている!!」
君下はゴールに背を向けてながらボールを足元に引き込むようにトラップ。顔上げると、正面には両手でボールを要求する大柴の姿。
観客
「上手い!!絶好のポジションでマークを外して…」
相庭
「11番にパスだ!!潰せ!!」
君下は一瞬のうちにターンで背後にいた相庭をかわしてゴールを向く。
相庭
「!?」
一瞬のプレーに観客は声を失う。聖蹟ベンチは大盛り上がり。甲斐はこのプレーに賞賛の拍手を送る。得点した君下はガッツポーズしながらボールへ駆け寄る。
実況
「聖蹟の君下ーーー!!自ら切り返して、前半終了間際!!ネットを揺らす!!聖蹟勝ち越し2対1ーーー!!」
聖蹟イレブンが君下に駆け寄り祝福を送っていた。
観客
「司令塔の君下、大柴を囮に使って鋭い反転からのシュート!!見事な頭脳プレーだ!!」
「さすがの相庭もこれは止められなかった!!」
大柴
「ちょっと待てふざけんな、ドフリーだったろうが!!お前の目はどこについているんだ!!」
君下
「あっ!?」
大柴
「俺にパスだよ、俺にパス!!」
君下
「てめー、ものの数分前ゴール前ドフリーで外しただろうが!!どの口で言ってんだ!!」
大柴
「バカヤロー、演出だよ!あんな簡単なの入れても盛り上がらねえだろうが!!」
言い合いをしている2人をチーム名とが呼ぶ。
大柴・君下
「言っただろ?」
相庭
「?」
自陣に戻る2人の姿を見る相庭。
相庭
「あー、あいつらか」
そして試合再開。
実況
「リスタート、もう時間がない!!一星攻める!!左サイドの相庭に集める!!前半AT(アディショナルタイム)は1分!!」
???
「さっきのプレーのハイライトは17番がボールを奪ったところ…」
梁山・加藤に長身・長髪の選手が話かける。
「前にいた水樹と大柴はともかく、起点になった17番、アシストの灰原、得点した君下のフリーランニングも素晴らしかった。特に17番のプレーはお気に入りじゃない?」
加藤
「………バカ言え、俺だったら自ら持ち込んでぶっ込んでる。」
???
「はは、確かに」
実況
「ハイボールは新戸部がクリア!!あーー、ここで前半終了!!」
観客
「聖蹟リードして折り返し!!」
「これは大きい!!」
「一方後半一星は立て直せるか!?」
つくしはうつむき加減でベンチに戻る。
来栖
「ナイスファイ柄本!!水飲め!!」
つくし
「う、うん」
加藤
「まあ正直悪くないし、嫌いではない…が」
つくしは渡されたボトルをゴトっと地面に落とす。
加藤
「その代償は、小さくないなぁ」
■つくし限界!?身体はウソをつけず!
■DAYS 最新152話 ネタバレ 「強い意志」につづく…