【ネタバレ】BLEACH ブリーチ 685 感想【注意】
第685話 無欠の果て
墓のような石の前で、お猪口1杯の酒を呑みながら話しかけている京楽
京楽「…漸く 片付けが終わりそうだよ あと一区画ほどに石畳を貼り終えれば一先ず完了らしい
…十年か 時間はかかったけど あの滅茶苦茶な状態からでも何とかなるもんだねェ」
そこに七緒が呼びにくる
七緒「総隊長ーっ!もう時間ありませんよ!早くして下さい!」
京楽「…やれやれ 総隊長の忙し無さには慣れないね 山じいの凄さを思い知るよ
それじゃまた来るよ 浮竹」
七緒「総隊長ー!!」
京楽「はァい 今行くよォ」
ゴボッ…
地面から黒い物が…?
場面は十二番隊
マユリ「…フン やっと西五十五区が完成するかネ 全くモタモタと待たせてくれる…これで漸く瀞霊廷全域に秘裏条網を拡げられるヨ
サテ…そうとなれば現地調査に向かうとするヨ ついて来い!眠八號」
眠八號「はいっ!マユリ様!」
マユリ「…声が大き過ぎるヨ…全くお前は…どうしてこうなってしまったのかネ…」
眠八號「はいっ!すみませんマユリ様!」
剣八を先頭に歩いている一角、弓親
頭を深く下げる隊員達「お疲れ様です更木隊長!!」「お疲れ様です!」「お疲れ様です!!」
剣八「やかましいぞ!!昼間ッからそんな疲れるか!!」
ビビる隊員達「ヒイッ!?」「そりゃそうっスよね!スンマセンしたァ!!」
「ご機嫌うるわしゅう更木隊長!」「ご機嫌うるわしゅう!」「うるわしゅう!」
一角「…そりゃそうと隊長…今日って一番隊舎っスよね?こっちでいいんスか?」
剣八「あ?何言ってんだ 十三番隊仕切りなんだから十三番隊舎だろ」
一角「…一番隊舎だよな?」
弓親「僕知らないよ、三席だもん キミがしっかりしてよ」
剣八「…いいか一角…そもそも俺が道によく迷ってたのはやちるのせいだ!やちるの居ねェ今…俺が道に迷う訳が無ェ!」
少しの沈黙の後、見合う一角と弓親
一角「…」
弓親「えっ、僕!?僕は隊長の言う通りだと思うなあ〜!」
走り出す剣八「わかったらさっさと行くぞ!チンタラしてんなよ!」
一角「あっ、待って下さいよ隊長ー!!」
平子「ん?十一番隊やんけ なんで明後日のほう行ってんねん」
雛森「道に…迷ってるんですかね…?」
平子「道に迷てる奴のスピードちゃうやろ」
雛森「あたし呼び止めてきます!」
平子「ウソやんやめとき!俺らまで巻きぞえ食って遅刻したらどないすんの!」
雛森「でも…」
平子「デモもプリプロもない!ええ大人なんやから放っとき!隊長命令や!」
雛森「…平子隊長って…どうでもいい時だけ隊長命令使いますね…」
平子「ははーん価値観の違いやな!どうでもええ時には使てへんで!使いたい時に使てんねん!」
高い所から飛び降りる射場「うおおおおおおッしゃアい!!」
隊員「お…俺ら無理ですよ隊長ォ〜」
射場「気にすな!おどれらは後から来い!!」
日番谷「鍛錬場から出勤か 毎日精が出るな、射場隊長」
射場「日番谷隊長!いや…まだまだ儂は隊長の器じゃないですけん この鍛錬を欠かしたら…隊長じゃ居れんような気がするんですわ」
日番谷「…そうか… 立派な心意気だ…隊長になるにはそういうものが必要なんだろうな…誰かに聞かせてやりたいぜ…」
乱菊「わー!誰だろ!修兵ですかね!?」
拳西「そうだな よく聞いとけ修兵」
檜佐木「聞きずてならないっスね乱菊さん!」
乱菊「言っとくけど今のあんたの隊長の発言こっち派だからね」
檜佐木「俺こそ言っときますけどね!俺もうとっくに卍解修得してんですからね!」
乱菊「あたし結局それ見てないもーん」
日番谷「俺も見てねえ」
乱菊「卍解するするサギじゃないのー?」
拳西「俺も見てねえな」
檜佐木「うそだあ!隊長は見てるじゃないですか!!しょっ…しょうがないじゃないスか!あれからずっと使う機会なかったんだからー!」
乱菊「言い訳じゃん」
拳西「言い訳だな」
檜佐木「そっちにつくのやめて下さいよ隊長!!」
日番谷「…まあ 十年使う機会が無かったってのは良い事なんじゃねえか 十年、平和が保たれたって事なんだからな
その十年の締め括りに…今日の式は相応しいと俺は思うぜ」
場面は一番隊舎へ
砕蜂「遅い!何をしていた!」
平然と立っている剣八と息を切らしている一角と弓親
剣八「あァ?瀞霊廷一周してきたんだ 逆に早えェぐらいだろ」
砕蜂「何故この大事な日に瀞霊廷一周してきたのかと問うているのだが?」
勇音「と、とっ…とりあえずお二方とも中へ入りましょ!ねっ、ハイ!どうぞ!」
清音「姉さんも同じ隊長なんだからあんなヘコヘコしなくていーのよ!」
勇音「無理言わないでよォ〜…」
七緒「それでは此より護廷十三隊、新隊長着任の儀を執り行います!新隊長は中へ!」
恋次「…なんつーカオしてんだよ 心配すんな、緊張して足ヒネッたら肩車してやるからよ!」
ルキア「う…っ、うるさい…!」
深呼吸するルキア
七緒「十三番隊隊長、朽木ルキア!」
ルキア「はい!」
場面は変わって…
阿近「あれ?隊長どこいった?…っと、そうか 今日は例の新隊長のアレか」
鵯州「いや、なんか復興地区の調査に行ったぜ」
阿近「何でだよ!?」
鵯州「副隊長のオメーが知らねえのに俺が知るかよ」
阿近「参ったな…しょうがねえ、呼んでくるか…」
鵯州「なんかあったのか?」
阿近「いや…計器に妙な反応があるんだよ…十年前の…ユーハバッハの霊圧によく似てる…」
次回、BLEACH ブリーチ 686 へ!!