2024年06月12日

【東京税理士会】税務会計学会(経営部門)通信2

昨夜の税務会計学会(経営部門)の月次研究会のテーマは・・

『書面添付制度の実務』

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まず問題提起されたことは、書面添付制度は税理士法第33条の2において規定された税理士に認められた“権利”であるにもかかわらず、その利用率が低いという点。

(財務省HPのデータによると、法人税の申告にあたりなされた書面添付は、わずか全体の10%)

かく言う私も、申告の際に書面添付はしておりません。

その理由は、概ね東京税理士会の会報である「東京税理士界(令和5年12月1日号)」に掲載されたアンケート結果にあるとおり、私も´△鰺由にこれまで書面添付を行っておりませんでした。

〇間や労力がかかり煩雑(43.4%)

添付する効果が不明(29.2%)

J鷭靴寮禅瓩困難(28.4%)





もう少し、個人的になぜ『手間暇かけてまで書面添付をして、どんなメリットがあるの?』という部分を突き詰めますと、主に次のような点が論点(疑問点)が挙がってきます。

,舛磴鵑叛婆浬萢がなされている申告なら、堂々と税務調査を受ければ良いだけであり、あえて税務調査を回避する目的で書面添付制度を利用する意味があるのだろうか?

▲皀筌皀笋残る申告をせざるを得ない場合、あえて“やぶ蛇”になるような問題点を文書化して税務署に提出することは逆にデメリットになりはしないだろうか?

これまでに提出されている添付書面について、税務署から「テンプレートをコピペしただけのようなものが大半で、制度が形骸化している」との指摘がある中、そもそもこの制度を利用する意味はどこにあるのだろうか?






学会の後の飲み会の席でも、発表者の榎本先生にこれらの点について事細かに質問をさせていただいた結果、私なりに得た結論は・・

意見聴取の段階での問題解決により過少申告加算税の課税が回避できるかも・・とか、税務調査が回避できるかも・・とか、あまり損得ばかりにとらわれて同制度を利用するのではなく、

調査部門の統括官レベルの決裁権者と税務調査の前に論点整理をする機会を得ることには、税理士にとってもメリットがある・・という点。




この点については私の中でも非常に腑に落ちるところがあったので、今後そういう観点でメリットがあると思われる申告をする際には「試しに一回試してみようかな」と思いました。



たとえば、今まで無申告で経理も書類の保存もムチャクチャだった会社が初めてうちの事務所に申告を依頼してきたケースとか・・


いわゆる“笑う相続人(被相続人と全く交流がなかったのに棚ボタで遺産を相続する人)”の相続案件で、財産調査がまったく不完全なまま申告期限を迎えてしまったケースとか・・



最近、そういう案件多いですから(笑)


saiaki555 at 17:21|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 税務 

2024年06月04日

無(ナーダ)

アーネスト・ヘミングウェイの清潔でとても明るいところという短編小説の中で、酔っ払いがキリスト教のお祈りの「天にましますわれらの父よ」の部分部分を「無」に置き換えてバーテンダーにからむシーンがあります。

無(ナーダ)にましますわれらの無(ナーダ)よ、願わくは御名みなの無(ナーダ)ならんことを、御国の無(ナーダ)ならんことを、御心の無(ナーダ)におけるがごとく、無(ナーダ)において無(ナーダ)ならんことを。


その酔っ払いを見てバーテンダーは、「オトロ・ロコ・マス(また気のふれたヤツがきた)」と吐き捨てるのですが


私は人がいずれ“無(ナーダ)の存在”になるという比較的ハッキリしたイメージを持っているので、その酔っ払いの戯言にたいして違和感らしい違和感は覚えないのです。


もしかすると、私もロコ(気のふれたヤツ)なのでしょうか・・(笑)。



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そんな私は、先日娘に会いにインドのチェンナイまで行ってまいりました。


旅立つ数日前は、妻とご飯を食べながらこんな話をしていたのです。


『まさか自分の子供がインドに住んで、それに会うために毎年インドに行くことになるなんて、数年前には微塵にも考えもしなかったね・・』と。


それ以上に、インドに行った娘が、まさか就労ビザを更新してまでインドに残って永らく暮らすことになるいなんて、私たち夫婦揃って思いもよらないことだったのです。



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「これっていったい何なんだろうね?」って考えてみた時に、インドにはナーダ・ヨーガという哲学的概念があることを知りました。


それによると、全ての宇宙にあるもの(人間を含む全てのもの)はナーダと呼ばれる音の振動からなる波動によって成り立っているのだと考えられているのだそうです。


波動というのは同じ周波数のものとは共鳴し合い、引き寄せ合う性質があるといいますから、もしかしたら娘もインドで何か自らの魂と共鳴する“何か”を感じたのかもしれません。



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ところが帰国した翌日に、妻がおかしなことを言い出したのです。

『私もインドで仕事探して、あっちで暮らそうかな・・』


Σ(゚д゚;)えっ??



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いや、そんな予兆は感じていました。


現地では、朝からモリモリご飯を食べて、私が「暑いから昼寝してるわ」とホテルでゴロゴロしている間も娘と一緒に近所に買い物に行ったり、驚くほど活発に動いていたというのに、帰国すると食が細くなり、ゴロゴロと寝てばかり・・


もしかすると、妻もインドで“共鳴する何か”を感じていたのかもしれません


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両親を亡くし、姉も亡くし・・


子供が2人とも巣立って家から出て行っていなくなり・・


これでもしも妻もあっちに行ってしまったなら、我が家には私と犬が2匹だけになってしまいます


自分の周りからどんどん人が離れていっていなくなる


それはとても寂しいことのように思います




しかし、これもまた ある意味で 無(ナーダ)


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まあいいや・・どうせ、いずれ


私だけじゃない



誰だって皆等しく最期は無(ナーダ)になるって分かっているのだから・・



saiaki555 at 18:07|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  

2024年04月16日

【東京税理士会】税務会計学会(経営部門)通信

昨夜の税務会計学会(経営部門)の月次研究会のテーマは・・

『実務に生かす固定資産税の基礎知識〜土地建物の評価方法、償却資産の課税対象、農地の分類、不服申し立ての方法など〜』


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超シンプルに私なりの理解をまとめますと・・

「固定資産税の課税については誤りが多く、不服申し立ての件数も増加傾向にあるが、課税標準の算定根拠等が明確に示されることもないので適正な課税額の立証はなかなかに困難である」ということ。



私の場合、普段から固定資産税の税額を※1.1で割り戻した金額がその市区町村が認識しているその物件の時価であるということを前提に、それが高いか安いかをザックリ考えることにしています。

※時価☓0.7=固定資産税の課税標準☓税率1.7%=固定資産税(都市計画税)の税額であることを前提として、逆算をすると概ね÷1.1になるという考えです。

簡単に言えば・・固定資産税額を100倍して0.9掛ければ、それが時価ってことね




もしもザックリ計算を行った結果時価の認識がオカシイのではないかと疑問に思ったのなら、どんどん皆が役所の税務課に行って確認を行うようになるのが理想だと思います。


そうしたら、もう少し行政の方でも課税の誤りが少なくなるように対応をしてくれるのではないかと思われ、今度自分もそういう案件があれば試しに役所に行ってみようなかななんて思いながら昨夜は帰ってまいりました。(十中八九、大した情報も公開してもらえず徒労に終わるでしょうがw)







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そして、2月の経営部門の研究会のテーマは・・

「令和8年度の税務行政システム刷新を踏まえた税務調査対応の今後の仕方」



ちなみにですが、現在国税当局が使っているKSKシステム(国税総合管理システム)は平成7年(1995年)から導入され、全国524税務署をネットワークで結び、納税者の過去の申告状況や納税情報を一元的に管理しています。


KSKシステムは導入から既に30年もの歳月が経っており、いよいよ国税さんは令和8年から新システムに変更をしようとしているのですね。


なんでも、AIを活用してこれまで以上に幅広い情報を分析して、申告漏れの可能性の高い納税者等の判定や、滞納者の状況に応じた対応の判断などを行えるようになるらしいですよ。


ということは・・、新システム導入後に税務調査に入られにくい申告書ってどういう申告書なのかな?とか、富裕層が持つべき財産ってどういうモノが良いのかな?とか、諸々考えてみるのも面白いのではないでしょうか。





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saiaki555 at 17:32|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 税務 

2024年03月25日

甘い考えと甘い夢(Sweet Dreams Are Made Of This)

   

今年の確定申告初日

私は、ガルーダインドネシア航空の機上でダウンロードして持ってきた「ゾンビになるまでにしたい100のこと(ゾン100)」というアニメをipadで観ていました。


ブラック企業で鬼のように働く主人公のアキラ


そんなある日、突然街はゾンビで溢れパニックに陥る。

アキラもゾンビから逃れるために必死に逃げるが、ふと『今日から会社に行かなくてもいいんじゃね?』ということに気づき、“やりたい事リスト”に書いたやりたい事を実行し、パンデミックの中の逃亡生活を楽しみ始める。



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もしも私が「確定申告期なんだから、この時期税理士は忙しくて当然でしょ」と何の疑いもなく業界の常識ってヤツを受け入れていたならば、きっと今頃私も依頼された仕事は全部請けて事務所で仕事に忙殺されていたに相違ありません。


普段“当たり前”と思っている日常や常識も、案外“当たり前“じゃないのかも・・。


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そうしてサーフボードを抱えてインドネシアのジャワ島の西の端っこまでやってきた私は、しょっちゅう電波が切断してしまうホテルのwifiで日本のSNSを眺めていました。


正直、人が何しようがあまり関係ないと思っているのでどうでも良いことなのですが・・


この時期の同業者の皆さんの投稿を見ていると、『大丈夫かいな?』とその投稿者のことが心配になってきてしまうのです。


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おそらく(私は他人のことなど全く分かっていないのですが)税金に関する知識はたくさん努力をして勉強をして豊富にお持ちなのでしょう。


しかしその一方で、税務に関する“知見“が不足していて、『とにかく決まり通りにちゃんとやらなくては!』と気を張っているように見えて・・『そんな風に税務と向き合っていたら疲れちゃうでしょ』って思ってしまうのです。


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「不相当に高額(低額)」っていくらよ?

「不当に減少」って何が不当なのよ?

「社会通念」ってどこで知るのよ?


そんな不確定概念にまみれた税金の世界を上手に泳ごうと思ったら、永遠に“正解”が無いって事実に見切りをつけて(もちろんリスクを見極めたうえで。その際の判断に重要なのが知見です)どこか楽観的であることも必要なのではないかと思うのですが、それじゃダメでしょうか(笑)?


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そもそもですが・・この世の中って、とりわけビジネスの世界ってそんなキレイな世界ではなくて、(表面的にはフェア見えますが)現実は結構シビアな弱肉強食の世界だと思うのです。


サラリーマンはもちろん、特に何の特色も持たない税理士なども最たるもので、“取り換え可能な労働力”として良いように搾取されがちな存在であるということは、疑う余地もない事実だと思うのです。


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ならば、カモを探している他人(特に、お金持ちになる方法や事業規模拡大を謳うコンサルなど)に頼ろうなんてことは考えずに、まずは何でも自分で考え、そして自ら行動を起こすこと。


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1980年代の古い曲になりますが


Eurythmicsというバンドの《Sweet Dreams(Are Made Of This)》という曲の歌詞が昔から好きでした。


出だしは、こんな歌詞ではじまります。

Sweet dreams are made of this
(甘い夢は、こんな風にして作られるのだ)


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そして歌は続きます。

I've traveled the world and the 7 seas、Everybody's lookin' for something
(7つの海を渡り、世界を旅して分かったことは、誰もが何かを探しいるということ)




正解が分からないから、どうしたら良いか分からないから、誰かが“最適解”や“最短ルート”を知っていて教えてくれるのではないかと思って、つい他人を頼ってしまう。


そんな弱さにつけこんで人をカモってやろうと企む者がこの世に存在するのも、実は、自らで考えることを放棄して誰かのカモになりたがっている人がいるから・・

Some of them want to use you
(あなたを利用したいと思っている人がいる)

Some of them want to get used by you
(あなたに利用されたいと思っている人がいる)




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この詞を書いたAnnie Lennoxが何を意図してこのような詞を書いたのかは私には分かりませんが、この少し観念的で意味アリげな歌詞は私の胸に刺さるものがあるのです。



そして後半、こんな歌詞が続きます。

Hold your head up
(前を向け)

Keep your head up, movin' on
(前を向いて自ら動き続けろ)


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そんな税金の世界に生きる私たちだから

最近の訳の分からない税制とちゃんと向き合おうとすればするほどすり減っていくばかりのそんな日々を、うまくストレスと向き合いながら乗り切っていきたいものではありませんか。


ゾンビパンデミックの中でも、本当に自分のやりたいことに気づいて楽しみを見つけたゾン100のアキラのように。
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saiaki555 at 17:31|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  

2024年02月06日

MY HERO

本気で“より良い税制を”と手弁当で頑張っている仲間がいる。


京橋支部の野球部で私とバッテリーを組んでいたO君


今は東京会の調査研究部長となって活躍している姿を応援するため、衆議院第一議員会館まで行ってまいりました。


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第一部の、去年まで政府税制調査会の会長だった中里先生の税調漫談はさておき(失礼💦)



第二部のパネルの後の質疑応答の中で、日税連の前会長などから、『実務家としては、定額減税をチマチマ還付なんてしてられないから、6月に一気に3万円渡しちゃう方法を考えてみてはどうよ?』みたいな意見が出てくるところあたり、案外良い方向に制度を見直してもらえる可能性が感じられて、ちょっと嬉しくなってしまったのです♪


(実は、前から自分は自分の顧問先はこの方法で対応して済ませちゃおうと思っていたのですが、お墨付きをいただけたなら安心です。)

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最近は、「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」と叫びたくなるような、現場を知らない役人がこねくり回した“無理ゲー”としか言いようのない無茶な税制ばかりがまかり通る世の中だけど


これからは今まで以上に、実務を担う税理士からの建議や税制改正要望が税制改正に反映されるようになることを心から願っています。


そのためにもO君には、是非これからも頑張っていただきたい😁


ていうか、頑張ってる彼らに心より敬意を表したいです。





saiaki555 at 23:17|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 税務 

2024年02月01日

定額減税と呑気者の与太郎さん

1月24日

私は東京税理士会館で財務省の審議官とかいうエライお役人のお話を聞いていました。

いや、正確には、聞くとはなしにただ聞いていた、という感じだったのですが・・。


頭の中でずっと考えていたのは、おそらくその夜がおそらく最後になるであろう(しかも1夜限りの)Billy Joelの来日公演のこと。

『行きたかったなぁ』

『行けば良かったかなぁ・・』なんて、そんな日に東京ドームではなく東京税理士会館にいる自らをクヨクヨといつまでも苛みながら。




それなのに周囲を見渡すと、皆真剣な面持ちで資料にマーカーなんか引きながら話を聞いています。


それを見ていたら、なんだか可笑しくなってきてしまったのです。


「自分もここにいる人達と同じ税理士なのに、俺だけどこか一本螺子がはずれた、落語の世界の※与太郎みたいな呑気者なのかもしれないなぁ(笑)」なんて。






もちろん私だって、改正税法をしっかりキャッチアップしようとそこに来ていたはずなのです。

しかし、令和6年度税制改正大綱の解説(ただレジュメを読み上げるだけですが)を聞いているうちに段々と嫌気がさしてきて、『あ〜、もうどうでもええわ』という気分になってしまったのだから仕方がありません。

とりわけ、私をウンザリした気分にさせてくれたのが所得税・個人住民税の定額減税


なんでも・・給与支払者や役所の人たちが(信じられないほどの手間暇かけて)チビチビ毎月減税することで、
国民が『やった〜\(^o^)/、毎月の給料の手取りが数千円増えた〜!増えた分で外食しよう!買い物に行こう!』と浮かれた結果消費が増えて景気が上向き、企業業績が良くなった結果賃金が上昇し、景気の好循環が生まれるのだ・・なんて話なのです💦。


『悪い冗談にしか聞こえないわ・・』と、まともに聞く気がすっかり失せて、せっかく勉強会に参加しながらBilly Joelのコンサートのことばかりを考えている、そんな私も私だけど・・


そんな話を何の疑いもなく受け入れて、『よし、6月からシッカリ減税処理やるぞ〜!』なんて思ってレジュメにマーカー引っぱっている同業者の方々もなかなかの呑気者ではあるまいか(笑)??




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saiaki555 at 18:20|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ 

2023年12月30日

老境に入る準備とはいったいいかなるものか?

【 登高 (杜甫)】

風急天高猿嘯哀 (風は強く、天高く、猿の鳴き声が哀しげに聞こる)

渚清沙白鳥飛廻 (川の水は清らかで、砂は白く、水鳥が飛んでいる)

無辺落木蕭蕭下 (どこまでも続く木立の葉はシンシンと落ちて)

不盡長江滾滾来 (長江は延々と流れている)

万里悲秋常作客 (万里の彼方から故郷の秋を悲しむ、私は常に旅人だった)

百年多病独登台 (ずっと病気がちだった私はひとり高台に登ってみた)

艱難苦恨繁霜鬢 (思えば苦労ばかりで白髪頭になってしまい)

潦倒新停濁酒杯 (年のせいか、濁り酒もあまり飲めなくなってしまった)



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杜甫が55歳のときに書いた詩だそうですが、


杜甫先生、ショボくれちゃってますね(笑)


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以前に「“生き物”としての自分が存在した意味っていったいどこにあるのだろう?」なんてことを考えたことがあるのですが


もしも動物学者が言うように、すべての生物がいずれも自分の遺伝子を後世に残すため存在しているのだとしたら、子供が巣立ってしまった私などは既に“役割”を終えてしまった無意味な存在でしかない訳で

『ああ・・これが余生ってやつなのかもしれないな』なんて思ってしまったのです。


だけど、自分が“ヒト(人)”として自分の意思を持って生き方の選択をすることができるのだと考えた時には、後になって「今までできたことができなくなった。こんなことなら、やれるうちにやっておけば良かった」なんて嘆くことがあるとすれば、それは生き方に悔いを残したってことになるから、『それは嫌だな〜!』なんて我が儘なことを考えてしまうわけです。



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だからでしょうか?

今年も何かに追い立てられたかのように今年も、1月に種子島(サーフトリップ)・3月に高知(サーフトリップ)・4月にインド(娘に会いに)・5月にスンバワ島(サーフトリップ)・6月に宮崎(サーフトリップ)・7月に倉敷→高知(サーフトリップ)・8月に甲子園と京都・9月にモンゴル・10月にゴールドコースト(サーフトリップ)・11月に香港・深圳・12月には京丹後(サーフトリップ)へ


もちろん、どの旅も楽しかったです。


それなのに、まだ喉が渇いているって・・いったいどういう訳なのでしょう?


私は“餓鬼”のように常に、これからもずっと飢えと乾きに苦しみ生きて行くしかないのでしょうか?


そういえば、何かの法話で聞いた話では、餓鬼は食物や飲物を手に入れようとガツガツとガッツくのだけれど、それ手に取ると一瞬にしてその食べ物や飲み物は炎の中に消えてしまい、決して満たされることがないのだというではありませんか・・。


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では・・悔いを残さない生き方っていったい?


まあ、どう考えたって餓鬼のような私にはそんなことはできないってことはハナから分かっているのですが、せめて「今できることで、先々できなくなりそうなことをできるうちにやっておこう」という単純な結論に行きつく訳です。


確かに単純なのですが、でも、それがキチンとできている人なんて、多分、千人に一人いるかいないだと思うので、とりあえず私は私で、黙々と、淡々と・・。


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とりあえず2024年は体を鍛えて、10年後には絶対乗れないような波にドンドン挑むことにしました。


まずは10月。
数年前に「2週間も休めない💦」と自分で自分にみっともない言い訳を言って断念して後悔しまくったメンタワイのボートトリップに照準を当てて、しっかり体を作っていきたいと思っています。






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saiaki555 at 18:50|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ 

2023年11月28日

旅に行ったからどうだってことはないけれど、まったく無駄ってわけでもない



娘が住むインドに家族が三々五々集合して家族旅行をしたのは4月のこと


そして9月にはモンゴルのウランバートルに、また家族が三々五々(娘はチェンナイから、息子はメルボルンから、数万円のチケット代をケチってトランジットを2回して24時間近く移動に時間がかかるエアチケットで(笑))集合したのです。



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長男が豪州に留学に行くと決まった時には、「もう我が家は全員揃って家族旅行に行くことなんて無いんだろうな・・(;´д`)トホホ」と思っていました。


その後、娘もインドに転職することになった時には、「いよいよ家族がバラバラになって、これからは我が家は老夫婦2人の寂しい家庭になってしまうのだ・・(;´д`)トホホ」と暗たんたる気持ちになったものです。



しかし結局今年は年に2回も家族旅行することになるのですから、分からんもんです。


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でも、これって私が異常なまでの旅好きで、子供がまだ歩けない頃から子供をおんぶ紐でおぶって世界のあちこちをバックパッカーのような旅をしてきたから・・



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だから我が家の子供らは何の疑いもなく「世界中どこに行っても、そこの人が食べているものは自分も食べられる」と思っていると思うし、

「行き当たりばったりでその夜に泊まる場所が見つからなくても、予定していた飛行機に乗り遅れても、最後は何とかなる」という場面を何度も家族旅行で経験した結果、「旅先で何かあってはいけない」なんてことは微塵も考えずに、「とりあえず行ってみるか・・」みたいな楽観的なメンタルの下地が、我が家の家族には有ると思うのです。



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でも・・残念ながら私には海外で生活をした経験がありません。(ずっと憧れていてできなかったことだから、実は羨ましくて仕方ない(笑))

もちろん、妻も。


しかし、子供たちは結果として2人とも海外で暮らすことになったのですが、羽田から「これから知らない国で暮らすのだ」と思って飛行機に乗る気分って、どんな気持ちなのだろう?なんてことを思ってみたのです。


心の中を支配するのは、不安なのだろうか?期待なのだろうか?


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何でそんなことを思ったのかというと・・先日、ドヴォルザーク の新世界より(交響曲第9番)をたまたま聴いた時に、ふとそんな疑問が頭によぎってしまったのです。


この曲は、アメリカに渡米したドヴォルザーク が故郷のボヘミアを思い出しながら旅先で書いた曲だと言われています。


言われてみれば確かに、故郷を離れ未知の大陸に渡ったドヴォルザークの高揚感のようなものが感じられるのですが、娘や息子がこれを聴いたなら、「ああ、あの時の感情が蘇るよ」なんて思うのだろうか?・・なんて。


親子で、20年も一緒に暮らしていても、もしかすると同じ曲を聴いても感じることが全く違うのではないだろうか?・・なんて。



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そんなことを思うと、もうすっかり大人になって、違う世界で生きている彼らとは血は繋がっているのかもしれないけれど、もう旅先で同じ景色を見ても、同じ時間を過ごしたとしても、まったく違う感情が去来する他人みたいな存在になってしまったのだということを思って、少し寂しい思いがしてしまったのです。


それは、単なる旅先での感傷なのかもしれないけれど・・。


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日本を出た時には暑かったのに、モンゴルの草原はもう晩秋のような気候で、朝晩は10℃を下回るような気温で、ゲルの中で薪ストーブにあたりながら子供二人にポツリポツリと話をしたことがあります。


それは、『オマエらが生まれたのなんてタマタマなんだぜ』ってこと。



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自分の場合、元々やりたかった“路線”から思い切り脱線した結果少しヤケクソな気分で「何かフリーランスにでもなって気楽に生きてやるか」と思い、何となく税理士になってここまで来てしまったのです。


でももしも自分が脱線していなかったら、妻とも結婚していなかっただろうし、当然彼らはこの世に生まれていなかったことでしょう。


タマタマ生まれて来ただけの、偶然の産物のような存在



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そして結果としてタマタマ2人とも海外で暮らすことになって、それを2人が“今”をどう思っているかは聞きもしないし、知りもしないけれど・・・


結局何事も収まるように収まるし、成るようにしか成らないのだから、どんな結末であれ甘んじて受け入れてそれを楽しんじゃったもん勝ちじゃないか・・みたいなことを言いたかったのだけれど、たぶんそれは上手く伝わってないのだと思う。



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でもそれは、彼らが幼い頃に行った家族旅行と一緒で、


行き当たりばったりでその夜に泊まる場所が見つからなくても、予定していた飛行機に乗り遅れても、結局最後は何とかなって、今となっては楽しかった想い出でしかないのと同じことで・・



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そして今回、私がたまたまモンゴル人の社長とお知り合いになって、たまたまモンゴルに家族でお招きいただき、強風でバタバタとなびく草原のゲルの中で過ごした時間はきっと“ポジティブな思い出”となって。お金では換算できない“私の富”になったのではないだろうか?なんてことをつい考えてしまうのです。


そもそも目的など何も考えもせずに旅に出たくせに(笑)





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saiaki555 at 17:36|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  | favorite

2023年09月28日

インボイス制度に関する学会の発表を終えて

昨日、税務会計学会の月次発表を無事に終えてまいりした。


毎月の月次研究発表としては異例の、会場の席数を当日に急遽増やしたにもかかわらず満席となる人数の聴衆の方々にお集まりいただき(毎年の年次大会の時よりも多かったのではないでしょうか)、大盛況のうちに発表を終えることができました。


元々、私の単独発表の形式で、もう数日後には施行されるにもかかわらずいまだに反対意見が多く寄せられているインボイス制度についての論点を整理して発表を行う予定だったのですが、「一方通行で意見を述べても少しも議論が深まらない」と思い、消費税の世界の大御所のお二人(インボイス制度賛成派)に対して、反対派の私が一人で舌戦を挑むというスタイルの公開討論のマッチメイクを自ら企画して、提案し、それが今回実現したという訳です。


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私の今回の発表に関する要旨は以下のとおり。

【インボイス制度に関する論点】
 ̄彑任砲弔い董´転嫁の不透明性 L叛濃業者の中間取引段階からの排除 せ務負担の増大

【私なりの見解】
消費税分の販売価格への「転嫁」は予定(ちゃんとされることを期待)されているだけで、実際には事業者による自由な価格設定「値決め」の問題が存在しているだけに過ぎず、さらにえば、「益税」も「転嫁」も、ある時にはあるし、無い時には無い!したがってインボイスの是非を語る際の論点とすることに意味がない。

△罎┐忘2鵐ぅ鵐椒ぅ浩度の賛否について議論すべき論点は、1.事務負担の増加について 2.我が国の経済・社会への悪影響について 1能負担の観点からみた同制度の妥当性について 


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自分からすると歳上の、しかも消費税法の権威の大御所2人に上から目線で『お前は何も分かってない』という論調で説諭されながら、長いご高説を『俺にも反論させてくれー』と言いたいことの言えずヤキモキしながら聞いているその長い時間はまるで修行のようでした(笑)。


それでも、仲間の税理士からは『あの大先生二人を相手に心折れず、あれほどまでに持論を饒舌に展開する齋藤さんに圧倒されました!』とのメッセージをいただき、あらためて『今日は俺、頑張ったんだなぁ』と自分で自分を褒めてあげたい気持ちになり、発表の後に打ち上げで行った代々木の寿司屋でいつもより多めのビールを飲んでしまったのです。


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いくつか嬉しいこともありました。

そもそも、濱田さんも、熊王さんも、『サイアキがそんな発表をするなら・・』と企画に賛同して、気持ちよく参加してくれたこと。


当日、濱田さんが急遽会場に来られなくなったにもかかわらず、「声だけの参加でもさせてくれ」と強い参加の意思を持ってこの発表にあたってくれたこと。


熊王さんも、名古屋で研修の後新幹線に飛び乗って19時過ぎくらいから参加予定だったところを、研修の主催者にお願いして少し終わりの時間をずらしてもらってまで早く駆けつけてくれたこと。


急遽、濱田さんが来られなくなったとの連絡を開始2時間前に受け、すぐにその対応のためにZOOM用の予備のPCを持って駆けつけてくれた学会の仲間と、東京会の事務局の対応に当たってくれた司会の富田さん。


そして、会場のあちこちに見える、明らかに自分の応援のために税理士会館まで駆けつけて来てくれたと思われる(実際のところは熊王さん目当てかな(笑)?)たくさんの税理士の皆さん。


本当に皆、ありがとう・・です。


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そんな感じで、言いたいことの半分も言えず、結果として結論らしい結論も見出すこともできず終わってしまった昨夜の月次研究発表だったのですが、『第2弾を求める声も多いようなので、インボイス導入後にわかった問題点等について、またバトルロイヤルしてはいかがでしょうか?』なんて意見もいただきましたので、引き続き私もこの件に関する研究は続けていきたいと思います。


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saiaki555 at 16:13|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 税務 

2023年09月10日

離散家族がウランバートルに集合

“平等”にだなんて、絶対無理だ!


ハナからそう思っています。


あ💦、子育ての話です。


学力も、志も、将来の夢も、意志の強さや、何もかもが違う二人の子供を“平等”に育てるのなんてできるはずがないのです。



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それでも、片方を連れていって「すごく良かった」と思ったところには、もう片方も連れて行ってやりたい。


なぜなら、もはや成人してしまった彼らに自分がにしてあげられることといえば、人生の先輩として、自分が持っている知見を共有することくらいしかできないと思っているから。


たとえば、ハワイやドバイやカタールとかなら「別に行かんでも良いんじゃない?」とサラッと言えると思うのですが、観光旅行ではないリアルなモンゴル旅については、『チャンスがあったら行っておきなよ』と力強く言えるような、私にとっても忘れられないエエトコロだったのです。


そうして今回、4年前に妻と娘とは一緒に行けたけど、その時には一緒に行くことができなかった息子も含めて家族4人がウランバートルに集合します。4月にニューデリーに集合したばかりなのに、よー来るわ(笑))


可能なら、日本からの行く親2人は、北京からロシアまで行く国際列車に乗ってウランバートルに入るつもりでしたが、曜日が合わずに断念。


結局、成田からウランバートルに直行で飛んでいるアエロ・モンゴリア航空という飛行機で。

このエアラインが謎めいておりまして、成田から飛んでいるにも関わらず、どのチケットサイトからもチケットの購入はできず、アエロ・モンゴリア航空のホームページのログインにもパスワードが必要で一般に人はサイトに入ることさえできません(HPからも航空券が購入できません)。


結局、紹介されたモンゴル関連の名前を聞いたこともない旅行社を通じてチケットは取ったのですが、・・当日チェックインするまで油断はできません。


そして、インドのチェンナイ在住の娘は、チェンナイ→シンガポール→香港→ウランバートルへ


豪州のメルボルン在住の息子は、メルボルン→マニラ→香港→ウランバートルへ



自分と妻は、私のミスで(油断していました)、子供ら2人より1日遅れで到着する便のチケットしかとれなかったので、先にウランバートル市内で時間をつぶして待機してもらいます。


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youtubeを見て知ったのですが、モンゴルでも遊牧民は減少の一途をたどっていて、今や首都のウランバートルの小学生などは遠足での体験学習としてゲルに泊まって遊牧民の生活を学ぶのだそうですが、今回も我々は、今もリアルに遊牧民として暮らす顧問先の社長のご家族のところにご厄介になる予定なので、モンゴル人よりモンゴルツウってことになるのかな。


何百キロも4WD車で草原を移動して、途中馬に乗ったり、釣りをしたり、タイミングが合えば狼猟にも連れていっていただけるそうですが・・そもそもモンゴルにはまだ野生の狼がいて、それを狩りしても良いのですね💦




日本とは(もちろん、インドとも豪州とも)まったく勝手の違う世界で、一筋縄ではいかないことだらけの旅になることは間違いないのですが、友達と「行こうぜ」と計画していたW杯ラグビーの日本対イングランド戦を断念して行くことになったモンゴル旅なのですから、存分に楽しんできたいと思っています。






saiaki555 at 19:19|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  

2023年08月25日

【告知】9月27日の税務会計学会の発表者です

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本来でしたら、来月の税務会計学会の発表は私一人で務めるはずだったのですが、濱田副学会長(公認会計士試験試験委員)熊王さんを巻き込んでしまいましたw。


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6月に熊王さんと神保町で飲んでいた時のこと。

いつもなら飲みながら無粋な税金の話なんてしないのですが・・




『インボイス、超腹立つわ〜』


『は??元専門学校の消費税法の講師だった人が何言ってんの?インボイスでようやく日本の消費税も付加価値税として“一人前”の税法になるんだよ!』


『は??あれを“良い制度”だって評価してんの?信じられんわ!』


『サイアキはもうちょっと消費税が分かってるヤツかと思ってた・・』


『(〃> _ <) グハ 』









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saiaki555 at 17:27|PermalinkComments(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2023年08月23日

生ぜしものひとりなり、死するも独りなり(一遍上人)

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作り話ではなく・・

でもそれが夢だったのか、あるいは、臨死体験のようなものだったのかは定かではないのですが、

私が小学校低学年だった頃に高熱を出して寝ていた時に、自分の中で「死とはこういうものだ」というイメージの核となるような経験をしたことがあります。


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私は真っ暗な、おそらく無限に広いと思われる空間を結構な速度で浮遊しながら移動している。

そこは多分、宇宙ではない。
宇宙なら星が見るはずだから。
あたりは漆黒の闇で何も見えない。

気が付くと、自分には体が無くて、ただ“意識(魂?)”だけがその真っ暗な空間の中を浮遊している。

『どこだろう?ここは?』
恐ろしくなって必死に親を呼ぶのだけれど、声が出ない。

自分はどこに向かって飛んでいるのだろう?
このままずっと誰にも会えないままただ永遠に浮遊するだけなのだろうか?

何ひとつ分からなくてただ不安で仕方がないのだけれど、
やがて私はその状況を受け入れはじめて、「この先、何か事態が好転するのではないか」とかいった希望を一切持たなくなり、『このままずっーと永遠に真っ暗な空間を一人で行くだけなのだ』という現実を受け入れるようになる。


そして私は恐怖も不安も、その他一切合切の感情を持たないただの“無の存在“となって、真っ暗な空間の中を浮遊し続ける。



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もしもこの夢のように、私も死ぬことによって“無の存在”になれるのだとしたら、私にとって死は決して恐ろしいものではなくて、むしろ受け入れやすいものであると思うのです。

そんなことを思ううちに、子供も巣立って家から出て行った数年前あたりから、次第に自分が存在する意味が一気に薄れてしまったような気がして(事実、生き物のとしての役割の大半は終わったはずです)・・

「死にたいだなんてことはこれっぽっちも思わないけど、仮にもう今すぐに死んでしまったとしても構わないってくらいに今のうちに生きておかないと・・」という焦りのような思いが強くなりました。


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そんなことを考えるようになった反動でしょうか?

“本来あるべき死に対する恐怖”が抑止となってなるべき自制が、自分でもハッキリと分かるくらいにどんどん失われて行ってしまっているような気がしています。


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たとえばサーフィンをしている時、バイクに乗っている時、おそらく人から見ると一見捨て鉢な行動にも見えるようなことを知らず知らずのうちに私はやってしまっているような自覚があり、

そこは人様にご迷惑をかけてはいけないので、今後私が気を付けなくてはならないところだと思っています。


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私の母は、私が30歳の時に62歳で癌で亡くなりました。

私の父は、私が48歳の時に82歳で癌で亡くなりました。

そして先日、私の姉は61歳で癌で、実に呆気なく亡くなってしまいました。

ついに、残っているのは私だけになってしまいました。


おそらく、私の家系は、還暦を迎えたら一区切りってことなのでしょう。

あと少しです。


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結局どう生きたって、多かれ少なかれこの世に未練は残してしまうのだってことは分かっています。


だけど、やがて自分の身の回りから、家族も、友達も、仕事も、愛犬も、預貯金も、有価証券も、サーフボードも、バイクも、そして肉体さえも、何もかもが無くなって


真っ暗な世界でひとりになって


そして私は“無の存在“になって、生きているうちにジタバタしたことを自嘲するのでしょうか?


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saiaki555 at 19:16|PermalinkComments(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ 

2023年06月23日

波乗り+税理士=私 

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台風3号の波

きっと油断をしていたのでしょう・・。


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(なぜか宮崎の夜はいつも雨)


思いがけない体勢で波から落っこちて海面に叩きつけられた際

頸椎が『ボギゃッ』と今まで聞いたことも無いような激しい音をたてて・・

真剣に頸椎を損傷したかと思いましたが、軽いムチウチ程度のダメージで済んでホッとしました。



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(「えっ?」)


と、思ったら、背中や首に違和感を抱えたまま相続の案件で宮崎に出張するにあたってサーフボードをシッカリパッキングしている私(笑) 


普段から懲りない男の歌ばかり聴いているからでしょうか・・


you go back,Jack,do it again

wheel turnin round and round

(詞 Donald Fagen Walter Becker)


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(宮崎の日南が牡蠣の産地なんですって)



いつも不思議に思うのですが

たとえば風邪をひいて体がダルい時も

腰を痛めて靴下を履くのにもやっとの時も

たとえどんなに体の調子が悪くても

海に行くとサーフィンができてしまうのです。


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(白霧島のファンになりました)


アドレナリンって恐ろしい・・💦


※アドレナリンがドバドバ分泌されると、痛みを感じるセンサーが一時的に麻痺して痛みを感じさせないらしいです


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(遅れ馳せながら、青島神社の海神(塩筒大神様)にご挨拶させていただきました)


そもそも、台風の時に海に行けるのも、波情報を見ながら出張の予定を決めることができるのも、自分で自分の仕事をコントロールできるようにと、普段から色々なものを切り捨てて、あるいはあきらめて、割り切って、

そんな風にして“時間”を意識をして、“自分の時間を作ること”に腐心をしているからこそそれができている訳でして

そこが、あまり人様に誇れることのない凡庸な私が、人様に誇ることができる唯一のストロングポイントなのかもしれません。


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(東京はあまり好きではないけど、これからもこの街で生きて行く)


しかしこの前、海で頸椎を痛めたかと思った時に、私にはもう一つの強みがあるということに気が付いてしまったのです。


それは、私が比較的楽観的な“懲りない男”で、ダメージからの立ち直りが早い、ということ。



裏を返せば「浅慮なバカ」とも言えるかもしれませんが(笑)・・自分で「それがストロングポイントだ」って思っているのだから、それでいいのだ。




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saiaki555 at 18:30|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  

2023年05月18日

コロナで変わった世界・サーフィンで変わった私

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インドから戻り、『やっぱり海外は解放感があって良いよなぁ・・』なんて言っていたその舌の根も乾かぬ間に、先輩から『スンバワ島のレイキーピーク行くけど、来る?』とお声がかかり、『行けると思います。て言うか、行きます(笑)。』と即答する私



とは言ったものの、今まさに3月決算(5月申告)で会計事務所の繁忙期



それでも今回、「とにかく行く」を前提にスコ〜ンと細かいことは考えずにすぐにアクションを起こして旅を実行に移すことができた自分は、サーフィンを始める以前の“昔の自分”からしたらずいぶん変わったなぁとシミジミ思うのです。



それもこれも、サーフィンを(39歳から)始めて、人生観がガラリと変わり、それがだいぶ板についてきたから・・。




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しかし、いざ日程を組むため飛行機のフライトを検索をしてみたのですが、コロナの影響で各航空会社がフライト数を大幅に減便をした後、まだ未だにフライト数は回復していないようで、思うような日程が組めないのです。


さらにチケット代も、以前では考えられなかったような「うそでしょ?」というような価格が設定されており、ネット検索をしながらだんだんとウンザリした気持ちになってくるのですが、「行ける時に行く!」という固い決意に1mmのブレも生じる訳ではありません。



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なんとかエアチケットの手配を終えてホッとしたのもつかの間、各国ごとにVISAや検疫に関する手続きが以前より煩雑化していて、(事前に調べないで行く自分が悪いのですが)空港のチェックインカウンターで『〇〇のアプリはダウンロードされていますか?』とか『〇〇の申請は既にお済みですか?』とか聞かれて慌てて空港のカウンター横でそれら手配をする始末で、空港でのんびりビールを飲んでいる場合ではないのです。


コロナでガラリと変わってしまった世界は、まだ完全には元には戻りきっていないようなのです。



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そんなこんなを乗り越えて、『繁忙期にもかかわらず、さまざまな困難を乗り越えてここまでやって来た俺ってなかなかヤルじゃん!』とばかりに、ちょっと“デキる男”になったような気分で意気揚々とデンバサール空港に降り立ったのですが・・



空港近くのホテルで先輩方と合流した瞬間に、私の鼻っ柱はポッキリとへし折られてしまったのです。



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なんでもその先輩方は、私と合流する前に既にメンタワイで約2週間のボートトリップを終えてそこに来ており、この後私と一緒にスンバワ島で(私より数日多い日程で)サーフィンをして、その後さらにオーストラリアに行くと言うではありませんか💦。


それに引き換え、私の器の小さいこと・・小さいこと・・😢


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でも不思議なことに、日本に居て、お金持ちや、モテモテの美男美女や、世間から引く手あまたの人気者や、成功者や、そんな誰かと自分を比べて『いいなぁ・・』なんて思うことなんてまったく無いというのに、バリに着くや否やこのざまです(汗)。



こうなったら、『いったい何なのだ?』って、ビンタンビールを飲みながら考えざるを得ないではありませんか・・。



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それってきっと・・


“欲”に起因していると思うのです。



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たぶん私は、家族や、友達や、今の所得や生活レベル(周囲の税理士や顧問先の社長からしたらホンのささやかなものに過ぎませんが)について「自分にとって十分だ」と満足をしているのだと思うのです。


たとえばもっと収入があったなら、今よりも買うことができるモノの選択肢は増えることは分かっていますが、特段にタワマンも高級車も欲しいとは思いませんし、食事もミシュランの星がついた有名店でなくてもちゃんとしたものを出してくれるお気に入りのお店が何軒かあれば十分だと思っています。



友達(人間関係)なんてむしろ今よりグッと減らして、面倒から逃れたいとさえ思っているくらいだし・・



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私の“欲(手に入れたいと思っているもの)”って、きっと・・・大きい波にチャージできる健康な体と、いつでもどこにでも行くことが可能な時間的余裕と、面倒くさくない人間関係と、冷たいビールと(笑)


そんなすべてが、日本から離れるや否や、私の目の前に「ド〜ン」とテンコ盛りで提示されて、私は『アワワワワワ・・』と動転してしまったのです。



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そう思うに至った理由も、自分では分かっています。


端的に言えば・・私は色々なものをあきらめて捨ててしまったのです。



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大切な人との死別に絶望したり・・


大切な人が病魔に侵され、今まで通りの生活が送れなくなっている姿に直面してどうにもやるせない気持ちになってしまったり・・


どんなお気に入りのモノだって、1年もしたらそれが有るのが当たり前になって、また次が欲しくなるって分かっているし・・



そんな経験を幾度も繰り返しながら、時には『そんなに手放して悲しいものなら、最初から手にしない方が楽じゃないか』なんて極端なことを考えてしまったり・・



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その時々に、悲嘆に暮れたり、開き直ってみたり、強がってみたり



色々あるけれど・・そんなこんなを繰り返した結果、私の場合は最後には“ミニマム”と“肯定”が残りました。



一言で言えば、このブログでも良く使用する“知足”がそれにあたります。



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「もっともっと」と欲を出してもキリがないし・・


それならばと結局最後に行きついたのが、「だったら本当に好きなものとか信じられるものだけを抱きしめて、ただひたすら『これでいいのだ』とバカボンパパのようなことを言って笑っていればOK」・・みたいな、長考した割には大したことのない凡庸な結論だったのです(笑)


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saiaki555 at 18:32|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  | favorite

2023年05月09日

ムスコノカノジョ



『か〜わ〜い〜い〜!!』


妻も、娘も、私も、息子の彼女のKellyちゃんにもうメロメロだったのです。


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日本人家族の家族旅行・・それもインド在住の長女どデリーで合流して、ただインド国内を大したアテもなくフラフラするだけが目的の旅なのに・・


そこに「一緒に行きます」というシンガポール人の21歳の息子の彼女って『いったい何者???』と頭の中はクエッションマークだらけになりながらも、ノリが良いのだけが取り柄の私の回答はもちろん


『是非、おいで〜』



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そもそも皆さん、シンガポール人ってどんな感じか・・イメージできます?


自分はこれまでシンガポールには行ったことはありますが、まったくシンガポール人と交流したことはなかったので、どんな国民性なのかまったくイメージができなかったのです。



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まだ21歳だし・・・


初対面で当然緊張しているだろうし・・・


見知らぬ家族に囲まれ居心地悪いだろうし・・・


英語onlyでなかなかコミュニケーションも取りにくいし・・・



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そんなこんなを色々割り引いて考えたとしても・・・シャイで、おとなしく、気遣いのある優しい子で、我が家のメンバー全員のハートを鷲摑みだったのです。



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英語圏の人だから、もっとグイグイなのかと勝手に思っていました。


偏見って恐ろしいですね💦。



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とかく「日本人ではない」というだけで「違う」と思ってしまいがちなのですが、それって往々にして自らの不明が原因でそう思ってしまっているだけだと思うのです。


もしも自分がちゃんと相手の国の文化や風習・信仰・歴史や生活習慣などを知り、『そういうお国柄なのね』と理解したうえで接してみれば、大概のことは許容範囲内に収まるはずなのです。



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とはいえ、Kellyちゃんに関していえば

文化だの、信仰だの、歴史だのと、細かいことを四の五の言うまでもなく・・


謙虚で、優しくて、気遣いのできる人が、どこの国籍の人であれ、他人から愛されない訳ないじゃありませんか^^。






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saiaki555 at 18:49|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  

2023年04月21日

緩めのスタイル

自分的にはこの今回のインド旅に関しては、寝台列車の旅を非常に楽しみにしてやってきたのです。


そして、その予想通りのすばらしい列車旅を堪能することができ、大満足なのです。


そして、18時間超の寝台列車の旅を終えてやってきたムンバイ


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とはいえ

猛暑⇔キツめの冷房


毎度、毎回、値段交渉や支払いの際に繰り広げられる(小芝居のような(笑))口論


そんなこんなで少し疲れたのでしょうか、

寝台列車に乗っている際、夜中に急に喉の痛みと猛烈な下痢にみまわれ、体調に不安を覚えながらのムンバイ入りとなりました。


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なので、今日はムンバイの海岸沿いにあるリゾートホテルでなーんにもしないでゆっくり過ごすことに決めました。


至れり尽くせりのこのホテルでは、快適過ぎてやたらと良く寝られる(笑)


昨夜はぶっ通しで17時間も寝てしまいました。


おかげで体調はほぼ8割がた復活♪


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それにしても、先程書きました値段交渉の件ですが


実は私の中ではもう既に結論がでておりまして、『確か昔にそのことについてこのブログで書いたよな?』と思って検索してみました。


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あった^ ^


これな


http://blog.livedoor.jp/saiaki555/archives/50860329.html


なんと2009年、それもアジアではなくイタリアで💦



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私は、『100円200円のことでスッタモンダするくらいなら、とっとと払って次行こうぜ』といった感じで支払いをして
(もちろん、約束とは違う法外な要求には断固としてNOと言いますよ)


街で物乞いの子が来た時のためにあえてポケットに小銭を用意して、それを配ったりしていたのですが


それを見ていた娘が『金配りおじさんみたいでヤラシい』と嫌な顔をするのです。


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『物乞いの人にお金渡しても元締めの懐が潤うだけだし、高めの値段で料金を受け取ったリキ車の兄ちゃんも、きっと舌出して笑ってるよ』


『うん、それで良くないか?ある意味win winじゃん』


会話は完全に平行線なのです(笑)


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ま、インドで暮らす日本人として、甘い日本人観光客のせいで今後日本人がなめられる、みたいなことを避けたい気持ちはムチャクチャ分かる。


だからとーちゃんもムチャクチャ頑張ってデリー駅では激しく200ルピー(約300円)の価格交渉を繰り広げてみたけど、それで疲れて下痢してたら元も子もなかったですよね(笑)( ´∀`)ハッハハ



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saiaki555 at 13:39|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  

2023年04月19日

『よ〜し、カオスの国インドに突撃だ』と気合を入れて向かった羽田空港の第三ターミナルが、既にカオスでした(笑)。


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チェックインカウンターの行列も、セキュリティチェックの行列も、どれがどれかも分からないくらいの人混みで、「1時間前に着けば大丈夫っしょ」といつまでもじゃれ付く子犬の太郎と遊んでいて余裕をかまして家でグズグズしていたことを激しく後悔したのですが、時すでに遅し


ようやく見つけた行列の最後尾に並びながら、刻々と迫る搭乗時刻に「さすがにマズイか?」と思いはじめて、空港係員にファストトラックに誘導をお願いした方が良いのかな?なんて考えが頭をよぎるのだけれど、そもそもこの混雑ではそれもままらなず、一気にアキラメモードにスイッチを切り替え、おとなしく列に並ぶことにしました。


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とはいえ、迫りくる搭乗時刻



『本当に大丈夫なんだろうね?』と次第に心細くなってきて、後ろに並んでいたオランダ人のおじさんに「カオスやね」と話しかけて話を聞いてみたら、どうやらその方も自分と同じ状況にヤキモキしていたようで、それを聞いて「空港にいる全員がそうですよね」と少し安心して、もうしばらく辛抱してみることにしたのです。



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そうやって、ヤキモキしたり、絶望したり、楽観したり、色んな感情に振り回されながらボンヤリと長い列に並んでいた中で、ふと思ったことがありました。



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昨年の9月

ろくに英語も喋れないまま、父親と父親の顧問先のインド人社長がどんどん話を進めて就労ビザを取得して、就労ビザが切れるまでの間見知らぬインドで暮らすこととなり、出国のためやってきたここ羽田空港第3ターミナルで

その時、娘はどんなにか心細かったことだろうか・・と。


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それでも娘は日中は軽く40度を超える猛暑のデリーで、毎日マサラがたっぷりの食事を3色食べながら,もうここで半年以上暮らしているのです。



そんな娘が私の訪印を楽しみにしてくれていて、デリー空港までわざわざ迎えに来てくれました。



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空港のゲートを出た先で元気に笑っている娘を見つけた瞬間、得も言われぬ感情が沸き起こったのです。



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「不器用で生きるのが下手くそだった娘が、見知らぬ国で俺をアテンドしていやがる(笑)」



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自分の生命から分岐してこの世に生まれた命がデリーで力強く鼓動していること


そしてその命が私の思っている何倍もの力強さでたくましく成長していること


そのことを、その時私は確かに実感したのです。




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saiaki555 at 08:34|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2023年04月04日

離散家族がデリーに集合

我が家にはいくつかの忘れられない旅がある。


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家族で集まった時に、必ず話題にのぼるような・・


何年経っても、何回その話をしたかもわからないけど、何回もの“焼き直し”のネタがいつまでも楽しかった記憶として繰り返されるような・・


そんな旅が



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古いところでは、1998年の秋に約一か月間幼児二人を背負って放浪した北アフリカ→ポルトガル→スペインや


2007年の、小学生だった子供たちに「同じ年くらいの子供が働いでいるような国へ行ってみようぜ」とむかったネパールや


2019年の、延々と続く草原を車で駆け抜け、観光用ではない遊牧民のゲルに泊まって回るモンゴルや



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そして来月

長女が暮らすニューデリーに家族が集合することになりました。


妻と私は別々に羽田から

メルボルンからは長男がシンガポール人の彼女を連れて←初顔合わせです^^。



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もう絶対“忘れられない旅”になるパターンじゃん(笑)



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妻なんて一月に行ってきたばかりなのに「また行く」と大ハリキリで、自分は決算があるから月末には帰国するのだけど、妻はしばらくインドに居残るつもりなのだとか・・



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しかし、誰も特に「どこに行きたい」という場所が有るわけでもないらしく、結局旅程は私が独断で決めて良いということになりました。



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        ↑
   野球を始めたばかりの頃の長男
ネパールにグローブを持っていって空き地でキャッチボールしたんだよね
その長男は今も豪州のクラブチームで野球をやっていて、彼のチームメイトが2人先日のWBCの選手として来日していたから、豪州戦の観戦は日本戦なみに燃えました





一任された自分はまったく観光などには興味がないもので、「タージマハルも行ったことないけど行かんでもいいわ」とこぼしてみたところ、「いやいや・・さすがにニューデリーから近いんだから、そこは行っておこうよ」反対されまして、渋々タージマハルだけは行くことにして、あとは自分の思うがままのぶらり旅に。



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と、いう訳で今回の旅のメニューの軸は、インドの寝台列車旅(私は隠れ“乗り鉄”なのです)とインドのビーチリゾートの2本立てに絞り、着々とビザの取得やら、エアチケットの手配やら、寝台列車の座席指定やら、予約をひとつずつ進めているところ。






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saiaki555 at 17:36|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ 

2023年01月31日

相変わらずの・・

相変わらず・・あっちこっちに旅に出ております。


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このブログの読者だという北海道の会計士さんがコメント欄にコメントをくださった・・


そんな薄い“ご縁”の糸を手繰り寄せながら北海道までサーフトリップに行ったのは昨年の10月のこと(“雪中サーファー”さん、その節はありがとうございました。)



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11月にはカタールでW杯で燃え上がり・・(京都の弁護士のM先生、何から何まで手配をやっていただきありがとうございました。)


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年末には、もう何年続いているだろうか・・


いつものメンバーで恒例の京丹後サーフトリップで松葉蟹を贅沢に食して、大酒を飲んで、サーフィンをしたのは12月のこと。(皆、またトリップ行こうな〜!)


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今月は種子島サーフトリップへ。(帰りの機内で隣の席のイギリス在住の会計士さんが前回の投稿にコメントをくれました。これもまたちょっとしたご縁ですね)


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考えてみると、その“ご縁”に濃淡はあるものの、直接的に、あるいは間接的に、かなり多くのご縁が元を辿るとこのブログを通じて繋がっているような気がします。


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今や、たまにしか更新しない、しかもまったく人様の役に立たない駄文と写真を並べているだけのこのブログに何かを感じてくださる人がいて、それがキッカケで友達になって、気が付いたら一緒に旅をしている・・。


そんな偶然やご縁って、「いったい何なんだろう?」ってなんだか不思議で仕方がないのだけれど、私の書いた駄文や私が獲った写真の中に何かしらの磁力か引力みたいなものが含有されているのかもしれないと思うと、なんだか楽しくなってしまいます。


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元々、「愚直に日記を書き続ければ、文章を書くことが格段に上手くなる」みたいなことをどこかの著名な小説家が言っていたのを真に受けて書き始めたこのブログなのですが・・


気が付けば、私がこのブログを書き始めてからナント18年もの時が経過しておりました。


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以前、ブログマーケティングみたいなこと(私が嫌いなやつ(笑))をやっている人から『サイアキさんのブログは色々間違っていてモッタイナイですよ』とご忠告をいただいたことがあるのですが・・


私は『別にこれはこれで良いんじゃないか?』と笑いながら旅先で冷たいビールを飲んでいる。


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これで良いのだ ^^♪





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2022年12月30日

What's a wonderful world

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めっきり吹く風も冷たくなりました。

気が付けば、もう年末です。



最近では、もっぱら週末には私は自宅の庭でDIYに没頭し、日没後には薪ストーブに火を入れて、Spotifyで音楽を聴きながら、冷え切った体を温めるためにウイスキーのお湯割りをチビチビ飲むのがルーティンのようになっているのです。


静かな夜。


もう、何百回聴いたか分からない
Louis Armstrong の What's a wonderful world


あらためて歌詞を聴いていたら、「今、もしも自分が“辞世の句”を書くとしたら、この歌詞のような内容になるのではないか」なんて、そんなことを思ってしまったのです。



すばらしい世界・・か・・




美しい木々や花

なんてすばらしい世界なんだ


青い空と白い雲

なんてすばらしい世界なんだ


行き交う人たちの顔に虹がかかる

友達たちが『元気か?』って握手を交わしている

なんてすばらしい世界なんだ


泣いている赤ん坊がいる

私は彼らがスクスクと成長してゆくのを幸せな気持ちで見つめている

やがて彼らは私なんかよりもっと多くのことを学び、立派に成長してゆくのだろう

なんてすばらしい世界なんだ


そして私は心の中で思うのだ

この世界って・・なんてすばらしいのだろう


《詞 George David Weiss》



私の住んでいる神奈川の田舎町の自然は、海も山も、四季を通じて常に美しく、


友達と一緒に笑って過ごし時間は、楽しくて、最高で、


まだ生後間もない子犬だった保護犬の太郎はドンドン大きくなし、そしてドンドン賢くなっていくさまを見ていると、その子犬がとても愛おしく思えて仕方がありません。


そして我が家の子供たちは2人とも家を出て、海外で私にはできなかったような経験をしながら、時より現地から送られてくる彼らが楽しそうに過ごしている姿を見るにつけ、私は我が事のように嬉しくなってしまうのです。




そんな日々のひとつひとつが、「なんてすばらしいのだろうか」とつくづく感じているのです。






もしも皆さんが自分の死を予見したときにこれまでの人生を振り返り、最期に文章として書き残すとしたら、いったいどんなことを辞世の句として残しますか?


家族への感謝?


それとも、生前に果たせなかったことへの後悔でしょうか?



私は、きっと今なら、「私が生きてきた世界はなんてすばらしかったのだろうか」と心から思うことができると思うのです。





でも・・あえて“今なら”と書いたのは、これからはどうなるかわからないから(笑)。



それでも、「今後もそんな風に思い続けていられるためにはどのように生きていくべきか?」ということを考えるにあたっては、その思いはとても重要な指針となるはずで、私は令和5年「しっかりと日々の幸福を噛みしめながら生きていこう」との決意もあらたに・・

また来年もよろしくお願いいたします。




皆様も「良いお年を」ではなく、少し欲張って「良い未来を」と申し上げて年末のご挨拶とさせていただきます。


ありがとうございました。

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saiaki555 at 19:29|PermalinkComments(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ