2020年02月01日

年初の目標をたてた人たちへ

昨年末の記事の中で今年の抱負として

私は【『やりたいと思ったことを躊躇わずにやってみる』『やった方が良いと感じたことを即座に行動に移してみる』ってやつをサラリとやってみたいと思っています。】と書いたのですが・・

IMG_E7533


数日前にネットを見ていたら、ホリエモンが「今年もムダに目標をたてた人たちへ」という東洋経済オンラインの記事の中で似たようなことが書いてあったので、ご紹介します。

僕は「目標を持たない」のだが、「計画」というものもムダだ。

「まず3カ月以内に○○して、半年後には○○する。3年後には○○して、5年後、10年後には……」というふうに、やたらと細かくステップを踏みたがる人が多い。

いまだに「計画→実行→評価→改善」からなるPDCAの本がベストセラーになったりしているところを見ると、「将来の計画(Plan)からはじめる」というのが、人々の思考のクセになり、行動を妨げてしまっているように思う。

しかし、わざわざ段階を踏む必要なんてあるのだろうか?
0歩でたどり着けるなら、それがベストではないのだろうか? 

極端な話だが、今この瞬間に、信頼する人から「6時間後に知的生命体のいる別の恒星系に向けてロケットが出発しますけど、堀江さんも乗りたいですか?」と声をかけられれば、ぼくは躊躇なく「もちろん!」と答えるだろう。

「何も訓練していないし……」とか「コンディションをもう少し整えてから……」とか「事故のリスクはないのかな……」とかいったことは考えない。

ぼくにとっての「やりたいこと」は、決して「いつか叶えたいこと」などではない。実現できるなら、今すぐにでも実現してほしいことばかりだ。

ぼくは何事についても、どうすれば「最短の時間・距離」で実現できるかを考えている。


IMG_6524


自分も、税理士業界で大人気のPDCAとかそういうのって、『世間で言うところの“成功者”を目指すには良い方法なのかもしれないけど、いつも何かに追われているようで、そういうのって自分には向かないな』と思っていて、正直あまり好きじゃないのです(^^;
             ⇑
自分には向かないってだけで、決して否定している訳じゃないですからね(汗)

IMG_E7529


おそらく、ホリエモンと自分の考え方で似ている点があるとすれば・・“大過なく成功をおさめる人生”(ジェイムズ クラムリー( James Crumley)なら、“赤ん坊のケツのようなシミひとつない人生”なんて喩えるかもね^ ^)よりも、「限られた時間(=人生)を悔いを残さぬよう生きる」という点に主眼を置いているところなのかも。


あるいは、『失敗したってやり直せば何とかなるんだから、恐れないでドンドンやりたい事があるなら最優先でやれば良いんだよ』というように、物事を楽観的に考えている点。


IMG_E4063


東洋経済オンラインでこの記事を読み、その後半にこの記事に対するコメント欄がありまして、それを読んでいましたら、こんな投稿がありました。

目標を立て計画通りに慎重に進める。
目標立てず思ったことを即実行で進める。

どちらも成功すれば褒められ、失敗すれば叩かれる。

辿る道が違うだけ。最終的には結果が全て。


IMG_E4745


自分は“結果が全て”とは思いません。
(そもそも、成功を褒められるとか、失敗を叩かれるとか・・他人が何を言おうが関係ないし)


でも、“辿る道が違うだけ”というのはまさにその通りで、やり方なんて人それぞれで良いのです。


どちらのスタイルを取るのかを決めるにあたっては、成功というゴールを目指す際にどちらがベターなのかという視点で考えるよりは、むしろ、事が思い通りにいかなかった時にどうしたら後々の後悔が少ないのだろうかという視点で、私なら考えと思います。


往々にして、計画を練るにあたって検討を行えば行うほど“やることによるリスク”や“失敗事例”などの「やらない理由」が積みあがる訳で、「結局、やりたいけどやらない」という結論に至るケースをこれまで幾度となく目の当たりにしてきました(お利巧な人ほど、その傾向は強いように思います。だってお利巧だから、知識も情報もたくさん持っているから、色々考えちゃいますよね・・)


それは分かる。



でも、私が(おそらくホリエモンも)もっとも危惧をしているのは、「結局やらない」という機会損失のリスクであって、失敗をするリスクではないのです。


IMG_4874


たとえば・・何かをやりたいと考えている誰かから「どうしたらよいでしょうか?」みたいな相談を受けた時

自分は気が短いものだから(笑)・・要は、心の中では「失敗するかもしれないけれど、どうなるかはやってみなくちゃ分からないんだから、やってみれば良いじゃん」って思っているのに・・

四の五の四の五の“やらない言い訳”ばかりを言って、結局何もやらないって人ばかり多くて、いつもガッカリさせられるのです。

IMG_4780


そんなことをツラツラと考えながらこの記事を書いておりましたら、ふと私が大尊敬しているみうらじゅん氏の著書のタイトルを思い出しました。

「どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか」



IMG_4785


もしかすると・・

いや・・たぶん・・きっと・・

私は、歳をとって気が短くなって

『ノンビリとPDCAなんてやってる間に死んじまうよ』

なんて乱暴なことを、知らず知らずの間に考えているのかもしれませんね(自爆)。

saiaki555 at 18:09|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ 

2019年12月29日

八方塞がりの一年を乗り越えて、また来年♪

バカはひかないはずの風邪を、なぜかこじらせスタートした平成31年もあっという間に年の瀬を迎えました。


たて続けに、2月には右ひざの内側側副靭帯を傷め‥💦



そもそも、平成31年は“八方塞がり”という・・どの方角にも障りがあって何をしても冴えない年回りであると言われていたのですが・・


しかし、“占”よりも“ツキ”を信じる自分としては、そんな日々も八方塞がりなんていう年回りのせいではなくて、もっと何かしらの自分のしでかした愚行による因果によってそのようなことになっているのだと考えておりました。



すべて自らの判断ミスによるものだと・・。



PMML2357



昨年に義侠心にかられて困っている知人に手を差し伸べたつもりが、結果としてそれに散々振り回され、頭を痛め、やがて怒り、そして凹み、それで次第に「なんやネン」と私がイライラしているものだから、それにつられて自分の周囲の空気も悪くなって・・


結果として、どんどん自分のツキを落として・・



そうやってズブズブと負のスパイラルに陥っていく自分の無様な姿を自らを俯瞰しながら、「まいったなぁ・・」とただあきらめの境地の中で深いため息をつきつき、平成最後の数ヶ月間をしょぼくれながら日々を過ごしていたのです。



NCVA2572


昔からそうなんです。


そんな時にはいつも、自分の意地っ張りな性格が災いするのです。


「いやいや、ここは自分の器量でなんとかできるはず!」

「いやいや、中途半端に投げ出すくらいなら、最初からやらなきゃ良かったじゃん!」


そんな風に意地を張り、絵にかいたような自業自得の負のスパイラルの渦の中にドップリと浸かりながら

それでも自分は『自分の不始末は自分で引き受けよう』と、最後までそんな厄介ごとを抱え込むつもりでいたのです。



ですが・・ついにそれが事務所の周囲の仲間にまで直接迷惑を及ぼすようになり、“自分だけの問題”ではなくなった時にはじめて『こりゃアカン』と、ようやくバッサリ切り捨てる決断をすることができたのです。



JGBF5000


それはまるで初期の癌の外科手術のように、切除してしまえば何ということはない・・、まるで憑きものが落ちたかのように万事が好転していくのが分かります。


結果オーライだった、ということもさることながら、今回の件で色々と自分は学んだ気がします。



OLSC1292



ちっぽけちんけな自分の器量


それでも
絶対に忘れたくない

“仁”とか

“義”とか

“忍”だとか・・



IMG_E6725



そもそも、自分は「人生は思い通りになんてなるわけない」と思っているので、たとえ思い通りにいかないことがあったとしても、これはこれで『勉強になってよかった』と、当たり前のように受け入れる心の準備はできているのです。


すべての物が(人も)移ろい変わりゆくこの世の中で、ましてや税理士なんていう生臭い仕事をしている以上は、どのように生きたとしても悩みや苦悶を抱えながら四苦八苦するしかないのですから。



たとえ何があろうとも、私にとっては、家族やごく少数の大切な仲間や友人を失う苦しみ(仏教でいうことろの「愛別離苦」)に比べれば、この程度のことはなんてことはないことなのです。

(でも、どうしたって、大切な人との死別の苦しみだけは耐えられる自信がありませんけどね(>。<;))



ISGB1535



でも言い方を替えれば、今年の反省点って、これくらいしかないのです(笑)。


“八方塞がり”なんていう割には、案外平穏無事な一年でした。





とりわけ、4月に家族を連れて訪れた長男の留学先への家族旅行や、10月に一族郎党(家族2名と従業員2名)を連れて訪れた顧問先社長の故郷モンゴル訪問は、一生もののスペシャルな旅で、本当に最高の時間でした。



そして5月には自宅の引越しをしたのですが、窓を開けたら周囲から鳥の声しか聴こえてこない、まるで隠居屋敷のような平屋の家は素晴らしく居心地が良く、禁忌とも言われる八方塞がりの年の引越しでしたが、結果的に大成功だったと思っております♪


RAPE0541



そして来年の2020年。


私は55歳の誕生日を小笠原航路の船中で迎えることになりそうです。



「災い転じて福となす」なんて言葉があるように、憑きものが落ちたおかげでかえって気持ちが軽く感じられるものですから、今まで以上に積極的に、以前このブログでも書きました『やりたいと思ったことを躊躇わずにやってみる』『やった方が良いと感じたことを即座に行動に移してみる』ってやつをサラリとやってみたいと思っています。



なにせ私という者は、しくじることも、傷つくことも厭わないタイプであるということが今年の臨床実験によって明らかになった訳ですから、


遠慮なく


存分にb('ー^*)








続きを読む

saiaki555 at 07:11|PermalinkComments(5)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ 

2019年12月03日

消費税の金の延べ棒スキームなんて・・

平成22年度の税制改正大綱が発表された際、それを読み、それから約2週間後に私はこんな記事をアップしています。


「消費税自販機還付封じ」について検討してみた その2

いわゆる、金取引を利用した消費税還付スキーム(いわゆる“金の延べ棒スキーム)です。



元々は、『こんな税制改正をしても、ツマラン節税スキームの抜け穴封じにもならないどころか、ただ税制が複雑になるだけで何の意味もないじゃないか!』というような、ある意味で義憤にかられるような気持ちで書いた記事だったのですが・・。



それがいつしか、“金の延べ棒スキーム”なんて言葉が世の中に出回り、色々な場面で“金の延べ棒スキーム”なんて言葉を耳にするたびに何とも言えないイヤな気持ちになっていたのです。



今でも私は、金取引を利用して課税売上割合を上げるなんてテクニックを“節税”だとも、“上手い方策”だとも思いません。


言ってしまえば、ただの“税法の揚げ足とり”でしかありません。

(ていうか、消費税還付の自販機還付スキームといい、金の延べ棒スキームといい、別に課税資産の譲渡等であれば「自販機」でも「金の延べ棒」でなくても良いはずなのに、誰かがそのスキームを公表したら、右へ倣えで自販機なら自販機、金の延べ棒なら金の延べ棒と何も手を加えずにマルパクリするのは何なんでしょうね💦?)←節税対策の改正税制が“課税売上割合の著しい変動”に着目して制度設計されるのであれば、ここの点を工夫さえすれば、いくらでも今後も抜け穴は作れると思うのですけどね・・。←でも、もう2度とブログにそんなアイディアを書くことはしませんけどね。



それがようやく2020年度税制改正で網がかかるというニュースを目にして、とても清々した気分です。


【賃貸住宅オーナーの税逃れ防止 金取引利用し、消費税の控除悪用 20年度税制改正 (2019年11月26日 時事通信社】



清々はするのですが、節税の対策の対策みたいな改正が繰り返されていくうちに、消費税法は、増築を繰り返して原型をとどめていない古い旅館のように、ますます難解なヘンテコリンなものになっていくのかと思うと、専門学校でかつて消費税法を教鞭をとっていた元講師の私でさえミスなく処理(納税義務判定やら、軽減税率やら、リバースチャージやら)ができるのか、ただただ不安でしかありません。



ていうか近年、年末調整でさえ相当ヤバイことになってきてますよね?



消費税法と源泉徴収制度は、“増改築的改正”ではなく、古い旅館を取り壊して再建築するくらいに根本的にどうにかしないといけないといけないと、私は思うのですが・・。



続きを読む

saiaki555 at 18:45|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 税務 

2019年11月22日

海に出れば分かること・・海は良いぞ♪

『やっぱり、サーフトリップって最高だな・・♪』


ご満悦でバリ島のサーフトリップから戻り、自宅で撮り溜めてあったワンピースを観ていましたら、こんなシーンが出てきました。


IMG_E6376


おいルフィ、よーく覚えておけ。

本当のお宝ってぇのはな、でっけえダイヤ、金銀パールにサンゴなんて“見たくれ”だけのもんじゃねぇんだ。

へー違うか?

オマエも海に出れば分かる。ハッハハハ!

海は良いぞ、ルフィ♪


IMG_E6324


サーフィンをしない人には決して理解できないであろうことは分かっているのですが・・


自分にとっては、しみじみと、つくづくと、『オマエも海に出れば分かる。海は良いぞ♪』と事務所の皆に言いたいところなのですが・・


IMG_E6297


事務所に戻るや否や


「タップリと遊んで来たんですから、しっかり仕事してくださいよ( ゚Д゚)」とおっかない顔でプレッシャーをかけられ、『嗚呼、こんなことならもう少しゆっくりして帰ってくれば良かった』と悔やむのですが、後の祭りなのであります(笑)。


IMG_E6344


今となっては「もう少しゆっくり」なんて呑気なことを言っておりますが・・


実は、バリ島に出発する直前まで、急な依頼の仕事を請けてしまったことが原因で、今回のトリップに同行する友達に『場合によっては、今回のトリップはドタキャンするかもしれない・・スマン』なんて弱音を吐くくらいに、私はテンパっていたのです(苦笑)。


IMG_6238


しかし、バリ島でタップリとエナジーをフル充電をして帰国し、背中から火花がパチパチと音を立てているようなスパークした状態で仕事に臨んだならば・・あら不思議(笑)


仕事はみるみる片付いてゆき、気がついて見れば、まるで何事もなかったかのように現在では平穏無事な日々を送っていられているのです。


「案ずるより産むが易し」とは良く言ったものです(笑)。


IMG_E6300


冷静になって考えてみると、これらすべての原因が、自分の“貧乏性”にある事に気付きます。

どういうことかと言いますと・・


IMG_6282


自分は、そもそもそんなに「いっぱい稼ごう」と思っているわけではないのです。


それなのに、仕事の依頼の話があるとまるで条件反射のように「せっかくの依頼だから・・」と、後先考えずに請けてしまう。


「それがダメなんだ!」ってことは分かっているのです。


IMG_E6302


もとより自分は「金が人生」なんて寂しい生き方をするつもりは毛頭もないのです。


少なくとも世の中には、考え方一つで・・もっと真っ当に、しかも面白おかしく生きてく方法なんていくらでも見つけられるはずだと思っているのです。


IMG_E6301


結局のところ、自分にとっての自由というのは、【自らのことを自分で選択をするということ】に尽きるのであって、


そして、その選択をした結果に対して全責任を負うこと。


IMG_E6318


その覚悟さえできているのならば、今回のトリップの出発前のようなドタバタ劇を演じるようなことなどなかったのだろうな。





たぶん・・

きっと・・(微妙に自信ないけれど(笑))
続きを読む

saiaki555 at 11:08|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  

2019年10月03日

モンゴルで、ワレ、タダ、タルヲシル

「今の顧問税理士が祖国のモンゴルに興味を持ってくれないから」


そんな理由で、私の事務所の顧客が一件増えたのです(笑)。


IMG_E5122



確かに、ごく一般的な税理士像から想像するに、「仕事を休んでまで、いちいち顧問先の、ましてや海外の故郷なんて行ってたらキリがないよ」とか、いかにも言いそうですよね(笑)。


しかし、モンゴルに興味有り有り(モンゴルに関わらず、行ったことのない場所にはどこでも行ってみたいと思っています)の私は、社長に誘われるがままに、早速、一族郎党(家族2名と従業員2名)を引き連れウランバートルへと降り立ったのであります。


IMG_E4983


こんなこともあろうと(どんなお誘いがあってもいつでも動けるようにと)、かねてより自分は仕事を選ぶように気を付けていました。


その甲斐あって・・。


EF569A48-F3D7-47E8-A219-810776CB83FB


波が上がれば、出勤前に海に行けるくらいの自由。


お誘いがあれば、一週間くらい事務所を空けて海外に行くことができるくらいの自由。


(そのような余裕があるということは、すなわち、依頼人が本当に必要な時に、顧問税理士が自ら顧問先に出向き対応に当たることができるというクリアランスを持って仕事を受任をしているということでもあるのです)


たったその程度の自由を得るために、かねてから私は日程の制約を受ける、たとえば研修の講師や、税理士会の役職などの依頼を、一昨年あたりから(できる限り)お断りするようにしているのです。


B71C0E86-4C4A-4553-A69C-AE535AF58F8F


さすがにこの歳になっては、どこか海外に行って「人生観が変わった」なんてことはありません。


でもしかし、今回のモンゴル旅は、“自分の振り幅”ってものを整理する良い機会になったように感じています。


そのことを語るのであればまず、“自分の振り幅”って?ってことを説明しないといけませんね💦。


IMG_E5120


かねがね、このブログで書いている通り、私は中途半端な自分の立ち位置ってものに疑問を感じていまして・・


元々、神奈川の海辺の片田舎で短パンビーサン姿で暮らし、サーフィンをしながら地魚でも食べていればご機嫌なはずの人間が・・

東京のど真ん中で事務所構えて税理士(世間的には、堅物な真面目人間のような顔をして)として人から「先生」なんて言われながら仕事をして、時には、クライアントと場違いなレストランでかしこまって食事をしたりしている我が身に、「なにかが違うんじゃないか?」とお尻がムズムズするような居心地の悪さを普段から感じているのです。


IMG_E5265


そんな私も、税理士仲間に会ったり、あるいはSNSなどを見てしまったならば、イヤがうえでも周囲の同業者の活躍の様子を知ることになります。


「税理士会で偉くなった」

「すごいマンションに引っ越した」

「フェラーリ買った」

「本が売れた」

「テレビ出演した」


IMG_E5386


もしも自分がもう少し若くて血気盛んであったなら、そんな話を聞いて、『ああ、俺ももっと頑張らなくちゃいかんなぁ!』なんて思っていたかもしれません。


しかし、最近では、そういう話を聞いても『ご苦労なことですな(^^) 』みたいな感慨しか湧かず・・

税理士仲間での飲み会に行っても、気もそぞろのままスマホで翌日の海の波情報などをチェックしながら、1次会にだけ曖昧な笑顔を浮かべながらお付き合いで参加して、サクっと翌朝のサーフィンのために帰宅するのが常になってしまいました。

(ていうか、最近では、お付き合いで顔を出すことさえしなくなってしまっているかもしれません。気を悪くされている人もいっぱいいるんだろうなぁ・・。なんだか、申し訳ありません。)


0AE93EEC-A737-4661-B492-7CD58FC4CEA2


そんな私は、今回モンゴルの草原で、ふと、こんなことを考えていたのです。


「豪邸に住んで、高級外車に乗って、銀座でワインを飲でいるような同業の税理士が、もしもゲルに住んで、馬に乗って、自家製の馬乳酒を飲んで暮らしている遊牧民を見たら、彼らのことをどんな風に思うのかな?」



呑気な人たちだ、と思うのだろうか?


上昇志向がない(停止している)、と思うのだろうか?


IMG_E5423


他方

遊牧民は、なぜ町で稼げる仕事を探し、あるいはこの広大な土地を開墾するなりして財をなし、快適なマンションに住んで、高級外車に乗って美食に耽けようとは思わないのだろうか?


そのことを考え、突き詰めることによって、東京で税理士をして、神奈川の海っ端で暮らす“自分の振り幅”のちょうど良い塩梅が見えるような気がしたのです。


F6DA063A-93E6-44C7-AA77-808FE8E2361E


自分が見た限り、遊牧民が“上”を目指さないのは・・

“上”を目指して得られる幸せよりも、遊牧生活の方が幸せだと思っているからなのだと思うのです。


TVIZ7663


たとえば、事務所で一緒にいる後輩の税理士や司法書士などは、日頃呑気なことを言っている私に、『余裕のある人は違うなぁ』などと言うのですが、『そいつはお門違いってもんだ税』と思いながら、『たしかにそうかも知れんな(´∀`)ハッハハ』と打っ棄ることにしています。


それは単に、事業計画を立て、KPI(key performance indicator)に落とし込み、それを達成するために頑張って働き、事業規模や年収を増やしてゆくようなやり方を“正しい”と思うのか否かの違いであって、自分は「そういう生き方をしても幸福ではない」と思っているだけなのです。

どちらかといえば、私は“巷の税理士寄りの人間”ではなく、“遊牧民的価値観の人間”なのでしょう(笑)。


そんな私は、まだ若い彼らからすると、より上を目指そうとしない、ある意味、競争社会の中の離脱者のように見えるのかもしれません(苦笑)。


IMG_E5397


行きつくところ、この話の結論は《足るを知る》ということに落ち着くような気がします。


地位も、名声も、使いきれないほどのたくさんのお金も、豪邸も、高級外車も、ミシュランの星付きレストランの食事も、どれもこれも“欲”を満たす一つの手段に過ぎなくて、本質的な幸福を得るために必要なモノではないのではないかと(私は個人的にそう)思っているのです。←間違いなく税理士界的には少数意見でしょう💦


IMG_E4990


以前、京都を訪れた際、ロシア人のお姉ちゃんに勧められ偶然訪れた龍安寺


その時には、入ってすぐのところにあった屏風に書かれた書( 結廬在人境「飲酒」陶淵明)に目が行ったのですが、その龍安寺の蹲(つくばい)には、中心の四角い穴を「口」という漢字に見立てて、その周囲を「五」・「隹」・「矢」・「疋」という漢字が囲み、【吾唯足知(われ、タダ足ることを知る)】と意味するように石が刻まれているそうです。
(全然気にもしませんでした💦)


IMG_E5275


これは、お釈迦様の教えで、「知足のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえども貧し(足るを知る者は、たとえ貧しくとも豊かな人間であり、足るを知るということを知らぬ者は、たとえ豊かであっても貧しい人間である)」に由来します。


確かに、お釈迦様のおっしゃるとおり、“欲”には際限がなく、満たしても満たしてもキリがないものであるのだから・・

そうである以上はどこかで私は自己認識を(再度)行い、現状を今よりさらに肯定をすることによって、今は右へ左へとブレまくっている“自分の振り幅の振り子”をできる限り小範囲内に収束させる必要があるのではないか、なんて事を考えていました。


IMG_E5617


結局のところ、何が言いたいのかと言うと、


何日車で走っても一向に変わることのない、おそらく、過去何百年も、いやそれ以上ずっと長い年月まったく変わっていないであろう草原の景色を眺めながら“諸行無常”って何なんだろうな?なんて事を考えつつ、その一方でたまたま頭に浮かんだ言葉が、「吾唯足知」だったと・・

ただそれだけのこと書くのに、こんなに文字数を費やして、ダラダラと長いブログを書いてしまいました💦。



お付き合いいただきまして、ありがとうございました。


saiaki555 at 18:07|PermalinkComments(4)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  

2019年09月27日

【告知】消費税研修のお知らせ

支部で波風が立つほどハッキリと(笑)公の場で「もう、研修の講師はやりません」と支部の幹部には伝えたはずなのですが、いつのまにか研修の担当講師の予定が組まれており、後になって講師の就任承諾書が事務所に送付されて来るという💦・・税理士会というのは恐ろしいところです(>。<;)(実話)。


E0388563-2FB2-4392-A791-F125AA94B967


経緯はどうあれ、やるってなった以上はちゃんとやろう!

と、いうことで、あらためて資料を読み込み、補助レジュメを自作し、今日は持ち回りで研修講師を担当する大畑君(元京橋支部の野球部でバッテリーを組んでいた相棒ですb('ー^*))の担当の研修を聴講に行ってまいりました。

220CB8A4-5BCD-4C5D-8586-B4CB3B310066


ちなみにですが、私の担当は4回。

この研修は、税理士会と税務署の審理担当部門が担う、京橋法人会主催の研修なのですが、 法人会の会員でなくても参加は自由(無料)なので 、ご興味のある方はどうぞお越しください。

テーマは、「消費税の軽減税率」関係となっておりますが、むろん、今さら「何が8%で何が10%」みたいな話を長々とするつもりなどございません(^_-)-☆。


A2D00EA3-4125-4516-81AC-651832D07DBB


私が講師を務めるのは・・4回

9月27日(金)午後2時から3時 銀座ブロッサム7階(銀座2-15-6)

10月4日(金)午後2時から3時 フェニックスプラザ3階(銀座3-9-11)

10月9日(水)午後2時から3時 銀座ブロッサム7階(銀座2-15-6)

10月15日(火)午後2時から3時 全印健保会館7階(新川1-5-13)


※3時以降の1時間は、税務署の審理担当官の講義になります。



どうぞ、おいでやす(^^)/

続きを読む

saiaki555 at 00:26|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ 

2019年09月10日

味の記憶ってどれくらい確かなのか?

久しぶりの更新なのに、実のない記事で申し訳ないのですが(笑)。


先日、長男が帰省した時に、気まぐれに「昔家族でたまに行ってた関内の中華屋に行ってみないか?」と妻と長男を誘って15年ぶりくらいに行ってみたところ、想像していた以上の大盛り上がりの会食になったのです。


IMG_4290


自分がまだ独身の、横浜の会計事務所のペーペー職員で、おそらく年収が300万円とかしか無かったような頃からずっと、「たまには外食でも」とちょくちょく通っていたリーズナブルな中華料理店なのです。


当時は、伊勢佐木町の有隣堂の裏手の古臭い店舗があって、我が家はその伊勢佐木町店に行っていたのですが、今はその店舗は無くなって、桜木町の野毛の店舗が残っているだけになってしまっているのです。


IMG_4293


もしも、自分が野毛をフラりと訪れた地方から来た観光客だったなら、『あえてここで入る店ではあるまい』と、絶対に入らないであろう、飾り気のまったくない昭和の香のする古臭い店構え(失礼💦)。


IMG_4291


あまり清掃されていなそうな表のショーウインドー(失礼💦)に掲げられたメニュー表を見ると、昔は安いのだけが取り柄(失礼💦)みたいな価格設定だったと思うのだけど、今は微妙に微妙な価格設定がなされているようで・・


「う〜む、生意気な」と、元常連顧客気どりの私は、少々上から目線で入店を逡巡するのですが、よくよく考えてみると、それは現在ではごく普通の価格(中華街と比べたら、全品半額以下でしょう(笑))であることにハタと気付き、ギコーっとドアを開けて入店したのです。


IMG_4289


で、何がそんなに盛り上がったのかというと・・“味”


味が15年前とまったく変わっていなかったのです。


IMG_4288


そしてまず、自分も、妻も、息子も、全員が疑問に思ったのが、『こんなに昔食べてたものの味って、覚えているものなのだろうか?』ということ。


「気のせい?」

「いや、しかしこれは絶対に」

「間違いないって。この味だったって」

「本当にそうなのか?」


IMG_4287


ビールを飲みながら、喧々諤々の家族会議の結果、『間違いなく、あの頃と同じ味だ』という結論。


そして、さらに驚いたことに、息子が言うには、『とーとー(俺)がチャーハン作る時に作るスープの味が、ここのスープの味と限りなく近い』『とーとーの麻婆茄子の味付けもここの味の真似だ』『とーとーの甘酢の酸っぱさとかトロミ具合が万里風だ』と、自分が作る料理の“系統”のルーツにまで話が及んでいったこと。


IMG_4286


確かに、独身時代から通っていて、やがて結婚して、子供が生まれて、数年間妻が働きに行って自分が専業主夫をしてご飯を作っていた頃、ここの味を“ベース”に味付けを考えていたということは十分考えられます。


事実、妻と昔、「万里の蒸し鶏は、シンプルなのになぜかハマるのはなぜなのだ?」という話になり、自宅で塩加減を試行錯誤してみたり、「紹興酒の香がほのかにしないか?」という疑問を解消するために紹興酒で蒸して試してみたり。


IMG_4285


「そうだ!!『麻婆茄子の茄子の切り方を万里と同じ切り方にしよう』って、話をしたこともあったよね」・・なんて、妻とも昔話が出てくる出てくる(笑)。

IMG_4284


何気ない思いつきからフラりと寄った中華料理店で、家族3人で異常に盛り上がった・・というお話でございました。


お後がよろしいようで・・。


saiaki555 at 19:06|PermalinkComments(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 旨ひ〜 

2019年08月08日

うだるような暑さの東京駅で

一時帰国していた長男が、あれよあれよという間に留学先に戻っていってしまいました。

B4AA829C-370E-403D-B28D-57011316BB98


今回の帰国目的は、今後の進路の相談(要はお金の相談なんですけどね(笑))


それと彼の母校の野球部の応援。


11760FAC-6767-4823-BC90-3A7DBB9FB035


帰国して居間で遅めの夕食をつつきながら、まず真っ先に彼が語り始めたのが、大学3年生で就活を終えた野球部の仲間たちの就職先。



どこも名だたる大企業ばかりで、私は妻と一緒に『皆スゴイね』と相槌をうちながら、私は少々不安になってきてしまいました。



まさかこの“世の中の当たり前の路線”に乗っかる方向で、彼も進路を考えているんじゃないだろうな?



61E94162-625A-4B24-982E-44870C9CC38F


少々不安を覚えながら、彼に「どうすんのよ?」と聞いてみると・・


彼にはまったく同級生たちが繰り広げているような大企業への就職を競う争いにエントリーする気はないというので、とりあえずホッとしました。


53D43C9F-36E6-475C-8BDB-B3BB2997DF53


以前から(それこそ彼の中に留学するなんて選択肢さえ無かった頃から)

自分は彼に「人の言うことなんて聞いてはいけない。最後は自分の責任で自分で決断をする。」ということと、「他人に自らの殺生与奪を委ねずに、自分で家族を養っていける経済力と自分がやりたいことをできる自由を持つことができる生き方を選択して欲しい。」という2つのことしか言ってないのです。


そんな話の要諦を彼はシッカリ理解したうえで自分の進路を考えているようなので、今は何の心配もしておりません。


続きを読む

saiaki555 at 19:03|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ 

2019年07月04日

波乗り波平

磯野波平と同い年の私💦

新居(といっても、山の中にある平屋の古家を改装したただのボロ家ですが(笑))はとても居心地がよく、

地元の海でサーフィンをした後、海から上がり、冷蔵庫から冷たく冷えたビールを取り出して、すっかり年老いて日当たりの良い南向きの縁側で寝てばかりの愛犬2匹のその横にドッカと座り、山の木々を飛び交う小鳥を目で追いかけながらボンヤリと過ごす・・。


そんな日常は、とても静かで穏やかで、幸な時の流れる、至福の時間なのです。


S__11296812


以前なら、ネットでサーフボードやアウトドアグッズなどを検索していた私が、最近では、床の間に飾る掛け軸を物色する傍ら、電動工具やら草刈り機やらチェーンソーやら、

そんなものばかりを物色している自分に「はっ(°口°๑)」と気付き・・


「ワシも歳をとって、すっかりインドアな男になってしまったわい・・」などとボソっとつぶやいたりするのですが、


やおら最近になって「こんなことではいかん!」と思うに至り。


65069913_2059167800860192_1218346397829431296_n


「どこか旅に行こう!」 



今は、そのことばかり考えています。


092A5950-7BE2-4F9B-A3C1-D2DB2541446E


実際、まるで隣町にお出掛けするような気軽さで、国外だろうが地方都市へだろうが、ヒョイっと行けていた数年前にくらべて、最近はずいぶんと腰が重たくなってきてしまっているように感じられ、背中がジリジリと焼かれているようなを焦燥感を覚えているのです。


A433B658-58CE-4BB0-B1E7-C7EDC58A45EF


その一方で、顧問先数や従業員数がジワジワと増えていくに伴って、自分が自由に振る舞うことによって、以前に増して、自分の身の周りの有形無形の様々なものを失っていくことになるのだということをヒシヒシと肌で感じながら、ただモヤモヤと逡巡している私がいます。


60967327_2008465102597129_6494844116172537856_n


しかし、自分の中ではもう結論は出ているのです。


もしも本気で自分が本当に手にしたいと思うようなモノが目前にあるのであれば、たとえ今、手中にしているものを失うことになるのだとしても、そんなことには臆すことなく、それを手に入れにいくべく全力で注力すべきである、ということを。

F66E9A3D-1059-4607-81B6-79B6579344FA


波平と同い年の人間に残された時間なんてそれほど多くあるはずもなく(苦笑)、まごまごしているとあっという間に世間のじいさんたちのように「あの時〇〇しておけばよかった」なんて繰り言を言う羽目になってしまうってことは明々白々に分かっていることなのです。


人は腐る。

それも、本人が気付かぬくらいに緩慢に・・。

ならば、逡巡するだけ時間の無駄ってものだ。



やっぱり、行こう!


(広義において、“既知ではない何か”)へ。



腐臭を放ち始める・・その前に。









続きを読む

saiaki555 at 17:39|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ 

2019年05月17日

3歩サガッテ2歩ススム

自分の事務所の業務量を減らすことにしました。


S__9601043


このご時世、たくさんの仕事の依頼をいただき忙しくさせていただけるということは、この世の中で少なくともまだ自分が必要とされている“役割”のようなものが与えられているいていることの証左でもあり、

それは『とてもありがたいことだなぁ』としみじみ思うのであります。


S__9601042


しかしながら、そうやって『ありがたい、ありがたい!』と、ここ数年で仕事を増やして行った結果思ったことは・・



『これでは、全然自分がHAPPYではない!』
ということ。


S__9601045


なぜそう思うのか?


それはおそらく、自分がいよいよ「老境」に片足を突っ込み始めたことを自覚し始め、『そんなに無理してまで事業を拡大する必要なんてないのではないか』と思い始めているから。


そう自分が感じ始めたキッカケは、明らかに、子供が巣立って家から居なくなったこと。


S__9601044


かつて釣りに嵌っていた頃に見た、産卵のために必死に川を遡上し、産卵した後ボロボロになった体で川に浮かんでいる鮭のように(その意味について、あらためてリチャード・ドーキンス著の「利己的な遺伝子」などを紐解くまでもなく)、自分は“生物としての役割”を終えたのだ、ということを実感したのです。


自分は子供が出て行って妻と二人だけになってしまった家で『マジか・・』と意味のない独り言をつぶやきながら、あの時、惚けたように虚脱してしまったことを今でもはっきりと思い出すことができます。


S__9601046


そんなタイミングでたまたま京都に行った際、京都の顧問先や弁護士と一緒にしたたかに飲んで、2軒目か3軒目に入った祇園の外国人バーにいたロシア人の女性に勧められ、翌日龍安寺の石庭を見に訪れたのです。


入り口でチケットを購入し、靴を脱いで、上がり框を上がったところで目の前にあった屏風に書かれた漢詩(結廬在人境)をみて、一瞬「あ、これ知ってる」と思ったのですが、その時はすぐにそれが誰の何という漢詩か思い出せませんでした。


それが後になって、陶淵明という隠逸詩人と言われた詩人の「飲酒」だということに気が付きました。


S__9601047


ちなみに中国では,自己の理想や生き方を固く守って公職につかない人のことを“逸民”と呼ぶそうです。


その陶淵明は世俗から身を引いて、自然の中に隠れ住みながら、まさにそんな逸民として、ひっそりと暮らしながら酒を飲み、そして詩を書いていたといいます。


その陶淵明のライフスタイルのイメージが、ちょうどその時の自分の老境のイメージに合致し、最近自分も、税理士会の役職などを辞任し、自宅も駅から徒歩10分以内の立地にありながら人の気配をほとんど感じずに、ただ鳥の声しか聞こえないような環境の平屋の古家に引っ越すなどして、少しずつではありますが、万全の隠遁体制(笑)を整えているのです。


S__9601041


あとは、自分の中で、迷いながら、試行錯誤しながら、“自己の理想や生き方”というものをいかに確たるものにしてゆくか。


S__9601040


それなのに、「仕事を減らす」とか言いながら、最近では営業が(頑張ると成果がハッキリと出るものだから)楽しくなってきてしまい、チャンスがあると見るや、新規案件獲得するために張り切ってしまう私がおりまして、やってることが矛盾だらけなのです。(それに、仕事って増やすよりも自分の意思で減らす方が難しいし、そう容易な話ではなく、実は結構苦慮しています💦)。



しかし、こんなことでは“自己の理想や生き方”を確たるものにするどころか、ただ右へ左へと迷走するばかりでして、しっかりしないとダメですね(笑)。

続きを読む

saiaki555 at 14:21|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ 

2019年04月12日

南の方角へ曲がりくねった道

そもそも、なりたくてなった税理士ではないのです。


10代の頃から「自分は“はみ出し者”なのではないか?」ということを自覚するようになって以来、たとえば将来、自分は会社等の組織の中で伍して活躍をするようなタイプではないんだろうな、と思うようになりました。


それはまるで自分が社会的に不適合な人間であるような気がして少々悲しい気持ちになったものですが、それからというもの、自分はサラリーマンになろうだなんて考えたことは一度もありません。


道からはみ出したら、その先にたまたまこの道があっただけ。


そんな風にして“道”からはずれた私が、高校3年生だった息子に勧めたのが留学でした。


2019-03-29 16.30.23-2


それはただ単純に・・

息子が「何をしようか?」と将来進路に迷った際に選択肢が多い方が良いだろうと思っただけのこと。



あるいは・・

異邦人として海外で暮らしてみて、自身がマイノリティになって疎外感をリアルに感じた時にはじめて、それまで18年間の人生で考えもしなかったような自分のアイデンティティについて彼はひとりで沈思したりするのではないだろうか?


そうやって寂しい思いを噛み締めながら、彼が自分とは異なる価値観への寛容さや優しさみたいなものを持ち得たならば、それは彼にとっての大きな財産になりうるのでないだろうか?


そんな風にして、日本で進学することではなかなか得ることのできない貴重な経験を、若い彼は得ることが出来るのであれば、それはそれでメリットであろうと思ったのです。


2019-03-28 12.45.43-2


ていうか・・、(もしも自分が今から自分の人生をやり直せるとしたら)自分が留学をしたかったです(笑)。


そんな自分の願望を、ある意味押し付けてしまって、それが彼にとって良かったのか悪かったのかは、あと何年かして、息子と『ぶっちゃけどうだった?』って話をしてみないと分からないですね。


2019-03-28 11.48.36-2


そんな風にして送り出した息子の留学先へ、「卒業する前に一回は行かなくちゃね」という家族を連れて行ってきました。


とりあえず彼が楽しそうに学生生活を送っているのを見ていて、家族中でホッとしたのでありました。


とりわけ、足を傷めて以来歩行困難になってすっかり出不精になってしまった義母がとても楽しかったみたいで、それもとても良かったと思っています。


しかし折しも日本では、3年生になった彼の同級生は就活の真っただ中なのですが、完全放し飼い状態の我が家の息子に関しては、これから彼が就職をするつもりなのか、大学院へ進学するつもりなのかも知りません。


そして、彼が就職するにせよ進学するにせよ、それは日本なのか、豪州なのか、米国なのか、シンガポールなのか、中国なのか、以前色々言っていたのだけれど、最近はな~んにも聞いていなかったので「それは大事なことなので、今回ちゃんと聞いておかねばなるまい」と思って私は渡豪したのです。


2019-03-28 12.47.59-2


結論だけ言うと、「まだ何も決めていない」と言いながら、本人の希望は豪州かシンガポールあたりの大学院に進学したいと考えているようですが、彼は彼なりに私の学費の負担を心配しているようだったので、「行きたいなら行けば良いし!」とだけ言っておきました。


ただ、自分の個人的な意見として、「(将来はさておき)このまま日本の企業に就職するのはツマランと、俺は思ってる」とだけ言っておきました。


2019-03-31 14.26.25-2


それは、せっかく今は日本流の“正規の進学⇒就職のルート”から外れたところに身を置いているというのに、何の疑問も持たずに日本で“正規のルート”を歩んできた同級生らと肩を並べて、有給休暇の取得を法律化しないと「有給休暇もろくにとれない」なんて議論が本気でなされている(ある意味、人間が人間らしく当たり前のように生きることさえままならない)労働環境に“身売り(日本で言う就職)”するなんて馬鹿げていると、はみ出し者の父親としては思っているものだから、ついそんなことを口に出して言ってしまったのです💦。


2019-03-30 09.44.28-2


でも、やはり、今回また豪州を訪れ、豪州で暮らしている、日本とは生活のリズムと空気の全く異なる生活を送られている日本人の皆さんの暮らしぶりを見るにつけ、「もうしばらくそこに居られるのなら、日本になんて帰って来なくても良いのではないか?」という思いを、これまで以上にますます強くしました。


しかしそんなことは、そこで暮らしている息子自身が私なんかより尚のこと切実に強く感じているはずで、あえて私が口幅ったく言うまでもないことなのでしょうが(*´∀`*)。



saiaki555 at 01:12|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  | 主夫の友

2019年02月24日

撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけだ

確定申告の季節がやってまいりました。

同業者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
(9割がたの皆さまが悶絶されているのでしょう(笑))

IMG_2113(Edited)


前回の更新から随分と時間が経過してしまいましたが・・

靭帯を傷めて海にも行くことも叶わず、日々悶々としている私は、『いっちょうブログでもバシっと書きましょかい』という気力など微塵も起きず、ただ美味いもんを食べるくらいしか楽しみがない抜け殻のような日々を送っているのであります。


恐るべし!  なんたって今年は八方塞がり


IMG_2190(Edited)


最近、ずっーと悩んでいるのは、事務所運営について。


人に言ったら「(y゚ロ゚)贅沢な悩みやで」と怒られそうですが、昨年から引き続いて今年に入ってからも順調に仕事が増えて、いや・・増えすぎて・・


ついにキャパシティオーバーとなって、現在事務所はパンク状態なのです(汗)。


IMG_2183(Edited)


ただそれだけなら『人を増員すればよいだけじゃん』と多寡をくくっていたのですが、どうも話はそう簡単ではないようで・・。


事ここに至り、自分がナーバスになっているだけなのかもしれないけれど、どうも“自分の事務所の適温”というものを再考する時期を迎えているのを感じています。


IMG_2086(Edited)


少し前のブログで自分はこんなことを言っています。

そんなパートナー税理士や従業員の目を気にしないKYな私なのですが、その一方で、以前から“自分の最大幸福”や“自分の最大合理性”だけを追求する事務所経営は「違うのではないか」と思っていました。

私は“フリーランス”という生き方に憧れて税理士になったのですが、それは個人主義を貫きたかったからであって、利己的に生きたかった訳ではありません。


私が大好きなハヤカワノベルスを読み、憧れたのは、個人の利益や自分の幸福だけ追求するような利己的な悪役のボスのような男なのではなく、孤独を抱えながらも、「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。」なんて言葉が似あうフィリップ・マーロウのような男だったはずなのです。



IMG_2237


今も自分は、その時の気持ちと何ら変わりはないのですが


これ以上事務所の拡張してしまっては、自分が唯一拘っていた“個人主義”を貫くことさえおぼつかなくなってしまうような気がしてならないのです。


IMG_2033(Edited)


もしも、自分が1人で“ちゃんと”責任を持って対応できる仕事のキャパシティというを超えて仕事を抱えてしまったならば・・


私は個人主義を貫くどころか、滅私奉公スタイルで仕事の奴隷のようになって働く(自分とは決して話が合わないであろう)世の中のオジサンたちのようになってしまうのではあるまいか、と、ひとりで不安に慄いているのです💦。


IMG_2036(Edited)


そんな矢先、レイモンド・チャンドラーの「大いなる眠り」の中で、私立探偵のフィリップ・マーロウがこんなことを言っていたことをふと思い出したのです。



『(銃を)撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけだ』





そうだ!!





もしかすると、自分に足りないのはその“覚悟”ってやつなのかも知れないです。



saiaki555 at 18:03|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2019年01月21日

こんな気持を“ブルース”って呼ぶのだろうか?

銀座の顧問先での仕事を終えて外に出ると夜の街。

銀座を管轄する京橋支部の税理士であるならきっと100人が98人『飲みに行くか』となるであろうところ、“飲みに行く”という習慣を持たない私はいそいそと事務所に戻り、帰り支度をはじめました。


IMG_2020


妻のいない平日の夜。

別にあえて「誰かと飲みたい」とも思わない・・。


IMG_2027(Edited)


そんなときに自然と足が向くのは、かつて子供たちが我が家にいた頃、妻が不在の時に、部活帰りの息子と待ち合わせをして通っていた地元の安い焼肉屋。

店の前では寒空の下、女性の店員さんがロースターの網の焦げ付きをタワシでゴシゴシしています。

「寒いのに大変だな」と思いつつ、「座れます?」とと声をかけると、「どうぞ」と素っ気ない返事が返ってくる。


IMG_2029


店内はガラガラで、先客はたった二組。

入り口付近の4人席に座っている作業着を着たオジサンと、どういう関係か分からないけど、くたびれた感じのオバサン2人。

やがて、自然と耳に入ってくる会話から推測するに、どうやらこの3人はパチンコ仲間で、自信を持って臨んだ今日の闘いであり得ない程の惨敗を喫してかなりの痛手を被ってしまったようで、テーブル全体を黒い雲が覆っているような悲壮感がモヤモヤと漂っているのです。


IMG_2024(Edited)


そして、自分の隣のカウンター席に、まだ20代の茶髪で男前の職人風のお兄さん。

そのお兄さんは、1人で黙々と、レバー肉を、まるでそれを愛おしむかのように一枚ずつ丁寧に焼いてはそれをゆっくりと噛みながら食べ、ジョッキに注がれた透明な酒をちびりと飲みながら、トングでロースターの焦げを「カリカリカリ」とキレイに搔きはがしてから、また次の肉片を焼く。


IMG_2025(Edited)

画像を加工した訳ではないのにこんな極彩色をしたここの店のオロシニンニクは強烈に臭く、それが病みつきになるのです💦

自分は1人、かつて息子と来た時にここでゲラゲラ笑いながら話をした彼の同級生の話などをボンヤリと思いだしながら、いかにこのロースターで短時間により多くの肉を焼くことができるのかに挑戦しているチャレンジャーにでもなったかのように忙しなくジンギスカンを焼き、白米と交互に黙々とビールをあおる。


やがていい感じに酔うほどに

『なんか・・この店の空気感って“ブルース”じゃねえか』って思えてきて、Elton John の「I guess thats why they call it the blues?」(確か「ブルースはお好き?」って何とも間が抜けな邦題が付いていたっけ(笑))が無性に聞きたくなって、手元の自分のスマートフォンの中のitunesのライブラリを検索したのですが、結局それを見つけることができませんでした。


IMG_2026(Edited)


不意に隣のお兄さんが、『ヤベっ!俺、ホッピー入れずに、焼酎だけでずっと飲んでたわ!』とデカい声を出して、中途半端に残ったジョッキにホッピーを継ぎ足した頃、自分は『お勘定して!』と席を立ち、早々に帰宅したのでありました。

And I guess that's why they call it the blues?
(こんな気持を“ブルース”って呼ぶのだろうか?)



saiaki555 at 18:09|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 旨ひ〜 

2019年01月14日

八方塞がりの今年にとるべき行動とはいかに?

日税ビジネスサービスという、税理士会の外郭団体のような会社が、毎年「神宮館瑞運暦」というのを事務所に持ってきてくれるのです。

それが『妙に当たる』とうちの事務所では評判で、各自が自分に該当するページをコピーして持っていて、折につけてそれを参照しているくらいに事務所中の皆が信奉しているのです。


IMG_1986(Edited)


そんな事務所の皆さまを横目に、臍が脇腹付近についていると言われる程にへそ曲がりな私は、

「そんなもんを信じて行動に制約されたらたまったもんじゃないよ。第一、善人だろうが悪人だろうが、慎重な性格だろうが無鉄砲な性格だろうが、その年に生まれた人が全員同じ運勢なんて有り得んでしょ」

なんて、いかにもへそ曲がりらしい斜に構えた屁理屈を並べて鼻で笑っていたのですが・・。


IMG_1990(Edited)


八白土星というものに該当する私の場合、今年は“八方塞がり”というどの方角にも障りがあって何もできない状態にある年回りであるらしく、非常に良くない1年であり、「神宮館瑞運暦」の1月のところを読みますと、【風邪をこじらせ寝正月にならないように】と書いてあります。

それを読み、『風邪なんて、温かくして一晩寝たらコロっと治るのだから、大げさなこと言うなぃ』と鼻で笑っていたのですが、正月明けに出た発熱がいつまでも引かず(インフルエンザではないとの診断結果でした)、『ややや(゜o゜;)どうした俺?コロっと治らんのかい?』と動揺が隠せません。

実際、こんなに風邪が長引いたことなんて、かつてあっただろうか?記憶にありません。


IMG_1995(Edited)



しつこく熱が下がらず、やむなく事務所に『ゴメン。熱がひかないので休みます』と連絡したところ、それを信奉する事務所の連中からは、『ほら当たった。ちゃんとお祓い行って来てくださいよ』とたしなめられてしまう始末で、いよいよ私は不承不承ながら、“八方除け”で有名な寒川神社まで行き、お祓いを受けることとなったのです。


IMG_2018



お祓いに行く前、熱を出して、仕事を休み、自宅で寝ている時に、色々なことを熱でうなされながら考えていました。

『これは、“八方塞がり”という年回りのせいなのだろうか?それとも、自分が衰えて回復力を失ったからなのだろうか?』

おそらく、その両方なのでしょう。

もしも、“八方塞がり”という年回りのせいであるならば、お祓いに行ってそれが少しでも軽減されるのであればそれは簡単なことで、すぐに行けば良いだろうと思ったのです。


IMG_1988(Edited)


問題は“自分の衰え”の方で、これは自分自身で向き合わなくてはなりません。

「人並みはずれて体力があって元気」などと人から言われて、調子に乗っている場合ではないのです。


IMG_1981(Edited)


いや、もしかすると、ここ数年が、“調子に乗れる”ラストチャンスなのかもしれません。

今までの自分の限界を超えるような波に挑戦をしに行こうと思ったら、「もう一刻の猶予もないのではないか・・」と、1人で布団の中で熱にうなされながら考えていたのです。


IMG_1983(Edited)


ネットで調べてみますと、「八方塞がりの時にはどの方角に向かって事を起こしても上手くいかないから大人しくしていろ」と書いてあるではありませんか(汗)。

それを真に受けると、今年は到底チャレンジングなサーフトリップなどには行くことができなくなってしまいます。

そうこうしている間に、自分は歳をとり、体力は衰え、やがて挑戦する気力をも失ってしまうと思ったら、それこそ最悪ではありませんか。


IMG_2005(Edited)


さらにネットを見てみますと、

「八方塞がりの時は、これまで振り返ることなく突き進んできた人生を、ふと立ち止まって考えてみるよい機会でもあり、挑戦は差し控え、これまでの反省点などを踏まえて鍛錬を怠らなければ、八方塞がりの明けた翌年からまた自信を持って進んでいけるはずである」

と至極模範的なことが書いてあるのですが、果たして、脇腹付近に臍が付いている私にそんな言葉は響くのでしょうか(笑)?



続きを読む

saiaki555 at 18:10|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ 

2018年12月30日

2018年は少々の後悔を残して締めくくります

香港→深圳と駆け足で廻り、諸々の用事を済ませて帰国をしてからというもの


出国前にも増して、何だか、外国人労働者受け入れに関する出入国管理法改正の議論がとても虚しく感じられるようになってしまい、違和感を覚えます。


IMG_1577(Edited)



昔のブログを見てみたら、初めて香港・深圳を訪れたのは、今からちょうど10年も前のこと


当時、香港から電車で中国の国境まで行き、徒歩で中国側の羅湖駅(ローウーえき)まで行くと、そこには雑貨屋の集合体のようなデパート(羅湖商業城)があって、そこは中国だからと財布から人民元を取り出すと、お店の人に「香港ドルで払ってくれ」と言われたものです。


IMG_1576(Edited)


それがあっという間に「人民元でなきゃダメだよ」と言われるようになり、今では「人民元のキャッシュなんて持たずに、全部スマホで払っているよ」と皆が口を揃えて言うのです。


こんな風に、もしも「栄枯盛衰は世の習い」という言葉が世の中の真実を表しているというのであるならば、今、未来の国富を産み出すようなことに投資を行わずに、内向きのその場しのぎの政策ばかりしているようでは、やがてあっという間に日本が世界中から見向きもされない国になってしまう憂き目を見ることになるのではないかと、私は気が気ではありません。


IMG_1704(Edited)


羽田空港に降り立ち、電車に乗ると

酔っ払って周囲の人にぶつかりまくっているサラリーマン

ドアの横に陣取り座り込んでゲームに夢中の高校生

大声でおしゃべりに夢中なオバサン・・


IMG_1590(Edited)


昔はよく中国でマナーが悪く、「なんだこいつは」と思うような人に出会うことがあったのですが、たまたまかも知れませんが、最近では、日本にいる時のほうがマナーが悪い人に遭遇する確率が高くなっているような気がしてなりません。

(貧すれば鈍するとは、こういうことを言うのでしょうか?・・)


IMG_1601(Edited)


それなのに、テレビをつけると、なんだか“日本スゴイ系”のテレビ番組が多くって、見ていて気恥しい思いをするのですが、それと同じような感情を、昨今の出入国管理法改正の議論の中で、「外国人は皆、日本で働きたがっている」という前提で話が進んでいることに虚しさを覚えるのだと思います。


IMG_1683


こんな風に、海外に行けば行くほど、まるで出来の悪い息子を見ている親のような気持でヤキモキしてしまうのは、日本という国が好きでたまらない自分としては致し方ないことなのでしょうか(汗)。


IMG_1685(Edited)


転じて

我がことに目を向けますと

こんな日本で税理士という資格にしがみつき、ケチくさい矮小な世界のなかでジタバタ・アタフタしていることが、ひどく滑稽なことのように思えてきてしまいます。


IMG_1705(Edited)


やればやるだけ、それなりに収入は増えますが、決して香港やシンガポールでいうところの“金持ち”なんてレベルには到底及ばないなんてことは分かっているのに、やればやるだけドンドン忙しくなって、やがて自分の時間を失い・・。

もしかすると、自分自身をも見失い・・。


このような状態を、ロバートキヨサキのいうところの「ラットレース」というのだろうな・・なんてことを思いながら、税理士業を頑張れば頑張るほど、狭義には豊かになるのかもしれませんが、広義にはドンドン貧しくなっていくような気がしています。


IMG_1762(Edited)


このようなことを書くのは、自分は、“自分の今年”を後悔しているから・・。


まるで、プロ野球カードの収集癖のある小学生のようにやみくもに、今年は仕事を増やし過ぎました。


その結果は、推して知るべし・・です。


IMG_1796


折しも10年前の、はじめて深圳に行った時の自分のブログを読みかえしてみると、愕然とした思いがします。

幸せになるのって難しいのかもしれない。
  
でも、幸せになるために手に入れるべきものを見誤らなければ、案外アッサリ手に入れられるのかもしれない。

あわせて考えるべきは「対価」についてなんだろう。

何かを失わなければ、何かを手に入れることができないのだから・・。



10年前からすでに、私は“ホントウのこと”をわかっていたのです。
 

ただ、それを10年後、見誤っただけ・・。  




そのことを再認識し、また来年へ。



皆さま、良いお年をお迎えください。








saiaki555 at 15:30|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  

2018年11月29日

「百」を読んだら

最近では、自分でさえ、このブログのページを開いて見ることも滅多になくなってしまいました。

IMG_1019(Edited)


久しぶりにブログを開き、気まぐれにリンクを貼っている知り合いのブログをクリックしてみると、かなりの数のブログが閉鎖されていることに驚かされます。

ですが

閉鎖したくなるその気持ちは私にもよ〜くわかります。



要は・・

面倒くさいんですよね・・。


IMG_0693(Edited)


当時、私は色川武大の小説の中で、「毎日日記を書けば、おのずから文章が上手くなる」というようなことが書いてあったのを見て

『じゃあボチボチと日記を書いてみますか』と書き始めたのが、私がこのブログを書きはじめたキッカケです。


IMG_0847(Edited)


そしてやがて、ブログを黙々と書き続けていると、当初は予期もしなかった弊害が生じていることに気が付きます。


IMG_1033(Edited)


それは、見ず知らずの人から「あなたのことを知っている」と言われること。

はじめは、それが本当にイヤでした。


それは、世間に向けて通り一遍等のことしか書いていないこんなブログを読んで、「いったい私の何がわかるというのだろうか?」と思っていたから。


IMG_0691(Edited)


昨今では、営業の手段として「私という者が何者かを知ってもらうため」にブログ等を活用することをされる方かいらっしゃるらしいのですが

私の場合、逆にそれを望まず(それどころか、それを嫌っていながら)ブログを書いていたのですから、まったく自業自得、因果応報、無知蒙昧のマヌケな話なのです(笑)。


IMG_1039(Edited)


旅の記事をアップすれば、「旅にばかり行っている」と思われ

食事に行った記事をアップすれば、「いつも旨いものを食べている」と思われ

仕事の愚痴のような記事をアップすれば、「あいつは鬱の気がある」と思われ

お節介な人は、それを理由に「しっかりしろ」とお説教までしてくれるのです(爆)


『まあ、他人様の印象なんて、そんな風に決まっちゃうんだよね』と思っていたのですが・・


IMG_0679(Edited)


しかし最近では、そういうのが段々面白くなってきてしまい

意図的に、そういう記事をアップして、周囲の反応を楽しんで見ている私がいます(笑)。


ブログには、その書き手にも、読み手にも、色々な楽しみ方というものがあるのだということを、つい最近知りました。




saiaki555 at 18:27|PermalinkComments(2)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ 

2018年11月23日

ようやくのハワイで

ようやく ようやくです 45687358_1739313209512321_2392122988020367360_n
「来週ハワイ行くけど一緒にどう?」みたいな急なお誘いにも、「全力で日程調整します」と回答できる(行ける・行けないは別問題としても)程度には、今の仕事量との向き合い方ができるようになってきました。 オアフ→マウイ→カウアイへ 45638613_1736912016419107_4169040285105389568_n
自分の場合、世界中どこに行ったって基本的にやっていることは同じでして・・ 45593324_1736911946419114_3289749450414620672_n
数時間、飛行機の機内でジッとして時間をうっちゃり、到着した空港でキョロキョロしてホテルに移動し、美味そうな御飯屋さんを物色し、2.3の用事(サーフィンなり、観光なり、仕事なり、スポーツ観戦なり)をこなして満足し、またご飯を食べて・・(笑) 45562630_1735616786548630_2369042804434272256_n
それでも私は、そんな旅であっても、旅が好きです。 45734194_1738080842968891_4933818109044719616_n
どんなありきたりの、日本の地方都市だってかまいません。 “いつもとは違うどこか”を彷徨い歩くことができるのであれば、それだけで 私は幸せなのです。  45564535_1736911953085780_9026090324795064320_n
よく「海外によく行ってすごいですね」みたいなことをおっしゃる方がいらっしゃるのですが、実は全然すごくも何ともないのです。 45750983_1739310996179209_95437046650241024_n
格安のLCCがいくらでも世界中に就航していて、ビザも取得しないでも入国を許可しれもらえる最強の日本国のパスポートを所持している限り、なまじっか国内を旅するよりも安上がりに、刺激的な旅ができる時代になったのだということを実感しています。 45434373_1735711039872538_1388868449295400960_n
それより、何より必要なのは“時間“です。 あるいはそれ以上に必要なのは、自分の身の回りの家族や、職場の仲間の“理解”かもしれません。 00C1E03D-76A2-48DA-BC70-049E9B55FA47
自分はその“やりくり”を、「何かを得るために何かを失う」という考え方で整理をして、“折り合い”をつけることにしています。 DCF1DC13-2DE5-4D46-A66C-C26415E0CAAD
それは特段に特別なノウハウや努力を要するものではなく ただ単に、“諦める”ということと、“腹をくくる”ということを潔く割り切ることができるのであれば、それで十分なのではないかと思っています。 D9CDB81F-2323-48D8-9AA9-BAA216B6E8BF
そんな風に私は、誰にも褒められもしないような無為なことを、ただ死ぬまで何度も何度も繰り返すだけ・・。 45579905_1736911916419117_1628717453376749568_n
それでも、いくばくかの件数の顧問先の利益に資するような仕事をキッチリとこなし・・ 贅沢はできないかもしれないけれど、家族や事務所の皆 が食べていくのに困らない程度のお金を、自分の責任の下でしっかりと稼ぎ・・ そんな当たり前のことさえキチンとできている限り、私は何恥じることなく、また私はエヘラエヘラと笑いながらまた、旅に出れば良いのではないかと思っているのです。

saiaki555 at 01:30|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  

2018年11月02日

常ならず

昨年末に、税理士会の講師の仕事を「今後やらない」と辞退させていただきました。


そして今回は、税理士会の支部の役職を「今期の任期が終わったら辞任させていただきたい」と申し出させていただきました。


44468205_1713143635462612_1857133336120524800_n


過去のこのブログでも、たびたび私は、『“過ぎ行く時間”というものがいとおしく感じられて仕方ない』、『私の未来には“有り余る程の時間”などない』などと、繰り返し書いているのですが。


気持ちは焦れど、近頃では(本業の)仕事を増やし過ぎ、日々思うに任せないことばかりで、焦燥感は増すばかりなのです。


44563803_1713143485462627_2008066127648784384_n


たぶんまだ50代の私が、「自分には“先”がないんだ」なんて言ったところで、そういう感覚を持っていない人にとっては、「何言ってんだ?」って思われるだけなのだということはよくわかっています。


ですが、至って自分は真剣です。


44563099_1713143338795975_3795268411118845952_n


ここ数年で、家族を失い、あるいは家族が大病にかかり、子供も巣立ち


今まで全然ピンと来なかった「諸行無常」をヒシヒシと、我が事として実感するようになりました。


44672380_1713143372129305_5256792717626703872_n


一切、常など無く


44427069_1713143378795971_9011025851558395904_n


家族も、健康も、


今、当たり前にあることだって、ハタと気付けば、明日はどうなることやら・・。


44461482_1713143555462620_6353135990978117632_n


特段の物欲を持たない自分にとって、たとえ所得が増えても、たいして幸せになんてなれないってことは重々分かっているのです。


なので、もう年末になってしまいますが、来年からは仕事をどんどん減らそうと思っています。




でも、とりあえず今は


目の前にある事を


ひとつずつ。

saiaki555 at 17:02|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ 

2018年09月24日

カリギュラ効果

「行けない」と思うと、余計に行きたくなる。

今、もうこうなったらどこでも良いや(笑)


旅に行きたくて仕方がありません。



DSC01468


この2か月、もはや「祟られている」と思えるレベルで、旅の予定が今まででは考えられなかったようなツマラナイ理由で片っ端から行けなくなるという事態が連続して発生し、『これはお祓いに行かなくてはならないレベルだな・・』と、本気で思い始めています。



メンタワイ ボートトリップ(2週間の休みのための仕事に日程調整ができず)


新島サーフトリップ(台風の影響で帰途のチケットが取れず)


福井への家族旅行(娘がドタキャン)


そして、なな、なんと、再来週に家族と事務所の職員と行くはずだったモンゴルまで行けなくなってしまいそうな気配なのです。
(今日25日で、来月3日出発予定だから、あと一週間しかないというのに、未だエアチケットが確定できないのです。特に、
ブリスベンから来るつもりの息子は、焦ってるだろうな(笑))





今まで、当たり前のように、計画した旅は片っ端から行けていたというのに、この連続企画倒れの状態は、まさに異常事態と言わざるを得ません。


DSC01445


「ダメ」となると、余計にしたくなる心理現象を“カリギュラ効果”といいます。


そして、それに連鎖するように、昔、ビートたけしが「コマネチ」と一緒に「カリギュラ」をネタにしていたよな・・なんて、今から35年も前のことをフト思い出したりして・・。


当時公開された「カリギュラ」という、過激な性愛シーンがある映画が話題になっており、それをネタにしてビートたけしはギャグにしていたのですね。


調べてみると、“カリギュラ効果”というその言葉も、映画「カリギュラ」の内容が過激であったためボストンなどの地域で公開禁止になった結果、それがかえって世間の話題となって、皆がこぞって「カリギュラ」を見たがったことにちなんで生まれた造語なんだそうです。


DSC01377


11月には、モルディブに誘っていただいているのですが、それは日程が長めで、仕事の調整がつけられそうにないので、断念。


モルディブとは別に、11月にはバリ島も誘っていただいているのですが、それもモルディブよりも日程が少な目で行けそうな感じはするのだけれど・・どうなの?


お誘いをいただいているサーフトリップもさることながら、銀行口座の関係で近いうちに行かねばならない香港には是非行きたいし


数年前まで年に一回は通っていた中国の海南島の友人のところにも久しくご無沙汰してしまっているので行きたいし


大阪の後輩の税理士が独立開業した事務所を見に大阪にも行きたいし


普通に、京都の仁和寺(今のところ、今までいったところで一番のお気に入りスポットです)にも行きたいし



近くでも、遠くでも、もうどこでも良いから‥

旅に行きたい

saiaki555 at 18:31|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ 

2018年09月09日

結局、人と人ですから

新規に顧問契約をした法人の社長(83)が、『一緒に飲みにも行かねーようじゃ、俺は税理士だろうが何だろうが信用しねーよ』とおっしゃるので

朝サーフィン→入院している知人の見舞い→アロハシャツに短パンというハワイスタイルの正装で、事務所のロミちゃんと蒲田night ♪(居酒屋→カラオケスナック)へ 

1536411874502


来月は、『前の税理士はモンゴルにまったく興味も示さない』という理由でうちの事務所の顧問先になられたモンゴル人の社長にお招きいただき、妻子を連れてモンゴルに行く予定です♪


あ、“経済合理性”という視点で言えば、まったくトンチンカンな話だということは重々存じ上げてはいるのですが、私の事務所はそういうスタンスでやってますので

(ノ´∀`*)ハッハハ

1030404


ちなみに、カラオケなんて滅多に行かないので、たぶん今回も1年ぶりくらい久しぶりで、緊張しながら松山千春を熱唱してきました。

ロミちゃんは山口百恵。ロミちゃんとは付き合い長いけど、初めて歌っているのを聞きました(笑)。


saiaki555 at 00:14|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ネタ