2019年05月17日

3歩サガッテ2歩ススム

自分の事務所の業務量を減らすことにしました。


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このご時世、たくさんの仕事の依頼をいただき忙しくさせていただけるということは、この世の中で少なくともまだ自分が必要とされている“役割”のようなものが与えられているいていることの証左でもあり、

それは『とてもありがたいことだなぁ』としみじみ思うのであります。


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しかしながら、そうやって『ありがたい、ありがたい!』と、ここ数年で仕事を増やして行った結果思ったことは・・



『これでは、全然自分がHAPPYではない!』
ということ。


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なぜそう思うのか?


それはおそらく、自分がいよいよ「老境」に片足を突っ込み始めたことを自覚し始め、『そんなに無理してまで事業を拡大する必要なんてないのではないか』と思い始めているから。


そう自分が感じ始めたキッカケは、明らかに、子供が巣立って家から居なくなったこと。


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かつて釣りに嵌っていた頃に見た、産卵のために必死に川を遡上し、産卵した後ボロボロになった体で川に浮かんでいる鮭のように(その意味について、あらためてリチャード・ドーキンス著の「利己的な遺伝子」などを紐解くまでもなく)、自分は“生物としての役割”を終えたのだ、ということを実感したのです。


自分は子供が出て行って妻と二人だけになってしまった家で『マジか・・』と意味のない独り言をつぶやきながら、あの時、惚けたように虚脱してしまったことを今でもはっきりと思い出すことができます。


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そんなタイミングでたまたま京都に行った際、京都の顧問先や弁護士と一緒にしたたかに飲んで、2軒目か3軒目に入った祇園の外国人バーにいたロシア人の女性に勧められ、翌日龍安寺の石庭を見に訪れたのです。


入り口でチケットを購入し、靴を脱いで、上がり框を上がったところで目の前にあった屏風に書かれた漢詩(結廬在人境)をみて、一瞬「あ、これ知ってる」と思ったのですが、その時はすぐにそれが誰の何という漢詩か思い出せませんでした。


それが後になって、陶淵明という隠逸詩人と言われた詩人の「飲酒」だということに気が付きました。


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ちなみに中国では,自己の理想や生き方を固く守って公職につかない人のことを“逸民”と呼ぶそうです。


その陶淵明は世俗から身を引いて、自然の中に隠れ住みながら、まさにそんな逸民として、ひっそりと暮らしながら酒を飲み、そして詩を書いていたといいます。


その陶淵明のライフスタイルのイメージが、ちょうどその時の自分の老境のイメージに合致し、最近自分も、税理士会の役職などを辞任し、自宅も駅から徒歩10分以内の立地にありながら人の気配をほとんど感じずに、ただ鳥の声しか聞こえないような環境の平屋の古家に引っ越すなどして、少しずつではありますが、万全の隠遁体制(笑)を整えているのです。


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あとは、自分の中で、迷いながら、試行錯誤しながら、“自己の理想や生き方”というものをいかに確たるものにしてゆくか。


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それなのに、「仕事を減らす」とか言いながら、最近では営業が(頑張ると成果がハッキリと出るものだから)楽しくなってきてしまい、チャンスがあると見るや、新規案件獲得するために張り切ってしまう私がおりまして、やってることが矛盾だらけなのです。(それに、仕事って増やすよりも自分の意思で減らす方が難しいし、そう容易な話ではなく、実は結構苦慮しています💦)。



しかし、こんなことでは“自己の理想や生き方”を確たるものにするどころか、ただ右へ左へと迷走するばかりでして、しっかりしないとダメですね(笑)。

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2019年04月12日

南の方角へ曲がりくねった道

そもそも、なりたくてなった税理士ではないのです。


10代の頃から「自分は“はみ出し者”なのではないか?」ということを自覚するようになって以来、たとえば将来、自分は会社等の組織の中で伍して活躍をするようなタイプではないんだろうな、と思うようになりました。


それはまるで自分が社会的に不適合な人間であるような気がして少々悲しい気持ちになったものですが、それからというもの、自分はサラリーマンになろうだなんて考えたことは一度もありません。


道からはみ出したら、その先にたまたまこの道があっただけ。


そんな風にして“道”からはずれた私が、高校3年生だった息子に勧めたのが留学でした。


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それはただ単純に・・

息子が「何をしようか?」と将来進路に迷った際に選択肢が多い方が良いだろうと思っただけのこと。



あるいは・・

異邦人として海外で暮らしてみて、自身がマイノリティになって疎外感をリアルに感じた時にはじめて、それまで18年間の人生で考えもしなかったような自分のアイデンティティについて彼はひとりで沈思したりするのではないだろうか?


そうやって寂しい思いを噛み締めながら、彼が自分とは異なる価値観への寛容さや優しさみたいなものを持ち得たならば、それは彼にとっての大きな財産になりうるのでないだろうか?


そんな風にして、日本で進学することではなかなか得ることのできない貴重な経験を、若い彼は得ることが出来るのであれば、それはそれでメリットであろうと思ったのです。


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ていうか・・、(もしも自分が今から自分の人生をやり直せるとしたら)自分が留学をしたかったです(笑)。


そんな自分の願望を、ある意味押し付けてしまって、それが彼にとって良かったのか悪かったのかは、あと何年かして、息子と『ぶっちゃけどうだった?』って話をしてみないと分からないですね。


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そんな風にして送り出した息子の留学先へ、「卒業する前に一回は行かなくちゃね」という家族を連れて行ってきました。


とりあえず彼が楽しそうに学生生活を送っているのを見ていて、家族中でホッとしたのでありました。


とりわけ、足を傷めて以来歩行困難になってすっかり出不精になってしまった義母がとても楽しかったみたいで、それもとても良かったと思っています。


しかし折しも日本では、3年生になった彼の同級生は就活の真っただ中なのですが、完全放し飼い状態の我が家の息子に関しては、これから彼が就職をするつもりなのか、大学院へ進学するつもりなのかも知りません。


そして、彼が就職するにせよ進学するにせよ、それは日本なのか、豪州なのか、米国なのか、シンガポールなのか、中国なのか、以前色々言っていたのだけれど、最近はな~んにも聞いていなかったので「それは大事なことなので、今回ちゃんと聞いておかねばなるまい」と思って私は渡豪したのです。


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結論だけ言うと、「まだ何も決めていない」と言いながら、本人の希望は豪州かシンガポールあたりの大学院に進学したいと考えているようですが、彼は彼なりに私の学費の負担を心配しているようだったので、「行きたいなら行けば良いし!」とだけ言っておきました。


ただ、自分の個人的な意見として、「(将来はさておき)このまま日本の企業に就職するのはツマランと、俺は思ってる」とだけ言っておきました。


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それは、せっかく今は日本流の“正規の進学⇒就職のルート”から外れたところに身を置いているというのに、何の疑問も持たずに日本で“正規のルート”を歩んできた同級生らと肩を並べて、有給休暇の取得を法律化しないと「有給休暇もろくにとれない」なんて議論が本気でなされている(ある意味、人間が人間らしく当たり前のように生きることさえままならない)労働環境に“身売り(日本で言う就職)”するなんて馬鹿げていると、はみ出し者の父親としては思っているものだから、ついそんなことを口に出して言ってしまったのです💦。


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でも、やはり、今回また豪州を訪れ、豪州で暮らしている、日本とは生活のリズムと空気の全く異なる生活を送られている日本人の皆さんの暮らしぶりを見るにつけ、「もうしばらくそこに居られるのなら、日本になんて帰って来なくても良いのではないか?」という思いを、これまで以上にますます強くしました。


しかしそんなことは、そこで暮らしている息子自身が私なんかより尚のこと切実に強く感じているはずで、あえて私が口幅ったく言うまでもないことなのでしょうが(*´∀`*)。



saiaki555 at 01:12|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote  | 主夫の友

2019年02月24日

撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけだ

確定申告の季節がやってまいりました。

同業者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
(9割がたの皆さまが悶絶されているのでしょう(笑))

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前回の更新から随分と時間が経過してしまいましたが・・

靭帯を傷めて海にも行くことも叶わず、日々悶々としている私は、『いっちょうブログでもバシっと書きましょかい』という気力など微塵も起きず、ただ美味いもんを食べるくらいしか楽しみがない抜け殻のような日々を送っているのであります。


恐るべし!  なんたって今年は八方塞がり


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最近、ずっーと悩んでいるのは、事務所運営について。


人に言ったら「(y゚ロ゚)贅沢な悩みやで」と怒られそうですが、昨年から引き続いて今年に入ってからも順調に仕事が増えて、いや・・増えすぎて・・


ついにキャパシティオーバーとなって、現在事務所はパンク状態なのです(汗)。


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ただそれだけなら『人を増員すればよいだけじゃん』と多寡をくくっていたのですが、どうも話はそう簡単ではないようで・・。


事ここに至り、自分がナーバスになっているだけなのかもしれないけれど、どうも“自分の事務所の適温”というものを再考する時期を迎えているのを感じています。


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少し前のブログで自分はこんなことを言っています。

そんなパートナー税理士や従業員の目を気にしないKYな私なのですが、その一方で、以前から“自分の最大幸福”や“自分の最大合理性”だけを追求する事務所経営は「違うのではないか」と思っていました。

私は“フリーランス”という生き方に憧れて税理士になったのですが、それは個人主義を貫きたかったからであって、利己的に生きたかった訳ではありません。


私が大好きなハヤカワノベルスを読み、憧れたのは、個人の利益や自分の幸福だけ追求するような利己的な悪役のボスのような男なのではなく、孤独を抱えながらも、「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。」なんて言葉が似あうフィリップ・マーロウのような男だったはずなのです。



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今も自分は、その時の気持ちと何ら変わりはないのですが


これ以上事務所の拡張してしまっては、自分が唯一拘っていた“個人主義”を貫くことさえおぼつかなくなってしまうような気がしてならないのです。


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もしも、自分が1人で“ちゃんと”責任を持って対応できる仕事のキャパシティというを超えて仕事を抱えてしまったならば・・


私は個人主義を貫くどころか、滅私奉公スタイルで仕事の奴隷のようになって働く(自分とは決して話が合わないであろう)世の中のオジサンたちのようになってしまうのではあるまいか、と、ひとりで不安に慄いているのです💦。


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そんな矢先、レイモンド・チャンドラーの「大いなる眠り」の中で、私立探偵のフィリップ・マーロウがこんなことを言っていたことをふと思い出したのです。



『(銃を)撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけだ』





そうだ!!





もしかすると、自分に足りないのはその“覚悟”ってやつなのかも知れないです。



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2019年01月21日

こんな気持を“ブルース”って呼ぶのだろうか?

銀座の顧問先での仕事を終えて外に出ると夜の街。

銀座を管轄する京橋支部の税理士であるならきっと100人が98人『飲みに行くか』となるであろうところ、“飲みに行く”という習慣を持たない私はいそいそと事務所に戻り、帰り支度をはじめました。


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妻のいない平日の夜。

別にあえて「誰かと飲みたい」とも思わない・・。


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そんなときに自然と足が向くのは、かつて子供たちが我が家にいた頃、妻が不在の時に、部活帰りの息子と待ち合わせをして通っていた地元の安い焼肉屋。

店の前では寒空の下、女性の店員さんがロースターの網の焦げ付きをタワシでゴシゴシしています。

「寒いのに大変だな」と思いつつ、「座れます?」とと声をかけると、「どうぞ」と素っ気ない返事が返ってくる。


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店内はガラガラで、先客はたった二組。

入り口付近の4人席に座っている作業着を着たオジサンと、どういう関係か分からないけど、くたびれた感じのオバサン2人。

やがて、自然と耳に入ってくる会話から推測するに、どうやらこの3人はパチンコ仲間で、自信を持って臨んだ今日の闘いであり得ない程の惨敗を喫してかなりの痛手を被ってしまったようで、テーブル全体を黒い雲が覆っているような悲壮感がモヤモヤと漂っているのです。


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そして、自分の隣のカウンター席に、まだ20代の茶髪で男前の職人風のお兄さん。

そのお兄さんは、1人で黙々と、レバー肉を、まるでそれを愛おしむかのように一枚ずつ丁寧に焼いてはそれをゆっくりと噛みながら食べ、ジョッキに注がれた透明な酒をちびりと飲みながら、トングでロースターの焦げを「カリカリカリ」とキレイに搔きはがしてから、また次の肉片を焼く。


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画像を加工した訳ではないのにこんな極彩色をしたここの店のオロシニンニクは強烈に臭く、それが病みつきになるのです💦

自分は1人、かつて息子と来た時にここでゲラゲラ笑いながら話をした彼の同級生の話などをボンヤリと思いだしながら、いかにこのロースターで短時間により多くの肉を焼くことができるのかに挑戦しているチャレンジャーにでもなったかのように忙しなくジンギスカンを焼き、白米と交互に黙々とビールをあおる。


やがていい感じに酔うほどに

『なんか・・この店の空気感って“ブルース”じゃねえか』って思えてきて、Elton John の「I guess thats why they call it the blues?」(確か「ブルースはお好き?」って何とも間が抜けな邦題が付いていたっけ(笑))が無性に聞きたくなって、手元の自分のスマートフォンの中のitunesのライブラリを検索したのですが、結局それを見つけることができませんでした。


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不意に隣のお兄さんが、『ヤベっ!俺、ホッピー入れずに、焼酎だけでずっと飲んでたわ!』とデカい声を出して、中途半端に残ったジョッキにホッピーを継ぎ足した頃、自分は『お勘定して!』と席を立ち、早々に帰宅したのでありました。

And I guess that's why they call it the blues?
(こんな気持を“ブルース”って呼ぶのだろうか?)



saiaki555 at 18:09|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 旨ひ〜 

2019年01月14日

八方塞がりの今年にとるべき行動とはいかに?

日税ビジネスサービスという、税理士会の外郭団体のような会社が、毎年「神宮館瑞運暦」というのを事務所に持ってきてくれるのです。

それが『妙に当たる』とうちの事務所では評判で、各自が自分に該当するページをコピーして持っていて、折につけてそれを参照しているくらいに事務所中の皆が信奉しているのです。


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そんな事務所の皆さまを横目に、臍が脇腹付近についていると言われる程にへそ曲がりな私は、

「そんなもんを信じて行動に制約されたらたまったもんじゃないよ。第一、善人だろうが悪人だろうが、慎重な性格だろうが無鉄砲な性格だろうが、その年に生まれた人が全員同じ運勢なんて有り得んでしょ」

なんて、いかにもへそ曲がりらしい斜に構えた屁理屈を並べて鼻で笑っていたのですが・・。


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八白土星というものに該当する私の場合、今年は“八方塞がり”というどの方角にも障りがあって何もできない状態にある年回りであるらしく、非常に良くない1年であり、「神宮館瑞運暦」の1月のところを読みますと、【風邪をこじらせ寝正月にならないように】と書いてあります。

それを読み、『風邪なんて、温かくして一晩寝たらコロっと治るのだから、大げさなこと言うなぃ』と鼻で笑っていたのですが、正月明けに出た発熱がいつまでも引かず(インフルエンザではないとの診断結果でした)、『ややや(゜o゜;)どうした俺?コロっと治らんのかい?』と動揺が隠せません。

実際、こんなに風邪が長引いたことなんて、かつてあっただろうか?記憶にありません。


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しつこく熱が下がらず、やむなく事務所に『ゴメン。熱がひかないので休みます』と連絡したところ、それを信奉する事務所の連中からは、『ほら当たった。ちゃんとお祓い行って来てくださいよ』とたしなめられてしまう始末で、いよいよ私は不承不承ながら、“八方除け”で有名な寒川神社まで行き、お祓いを受けることとなったのです。


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お祓いに行く前、熱を出して、仕事を休み、自宅で寝ている時に、色々なことを熱でうなされながら考えていました。

『これは、“八方塞がり”という年回りのせいなのだろうか?それとも、自分が衰えて回復力を失ったからなのだろうか?』

おそらく、その両方なのでしょう。

もしも、“八方塞がり”という年回りのせいであるならば、お祓いに行ってそれが少しでも軽減されるのであればそれは簡単なことで、すぐに行けば良いだろうと思ったのです。


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問題は“自分の衰え”の方で、これは自分自身で向き合わなくてはなりません。

「人並みはずれて体力があって元気」などと人から言われて、調子に乗っている場合ではないのです。


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いや、もしかすると、ここ数年が、“調子に乗れる”ラストチャンスなのかもしれません。

今までの自分の限界を超えるような波に挑戦をしに行こうと思ったら、「もう一刻の猶予もないのではないか・・」と、1人で布団の中で熱にうなされながら考えていたのです。


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ネットで調べてみますと、「八方塞がりの時にはどの方角に向かって事を起こしても上手くいかないから大人しくしていろ」と書いてあるではありませんか(汗)。

それを真に受けると、今年は到底チャレンジングなサーフトリップなどには行くことができなくなってしまいます。

そうこうしている間に、自分は歳をとり、体力は衰え、やがて挑戦する気力をも失ってしまうと思ったら、それこそ最悪ではありませんか。


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さらにネットを見てみますと、

「八方塞がりの時は、これまで振り返ることなく突き進んできた人生を、ふと立ち止まって考えてみるよい機会でもあり、挑戦は差し控え、これまでの反省点などを踏まえて鍛錬を怠らなければ、八方塞がりの明けた翌年からまた自信を持って進んでいけるはずである」

と至極模範的なことが書いてあるのですが、果たして、脇腹付近に臍が付いている私にそんな言葉は響くのでしょうか(笑)?



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2018年12月30日

2018年は少々の後悔を残して締めくくります

香港→深圳と駆け足で廻り、諸々の用事を済ませて帰国をしてからというもの


出国前にも増して、何だか、外国人労働者受け入れに関する出入国管理法改正の議論がとても虚しく感じられるようになってしまい、違和感を覚えます。


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昔のブログを見てみたら、初めて香港・深圳を訪れたのは、今からちょうど10年も前のこと


当時、香港から電車で中国の国境まで行き、徒歩で中国側の羅湖駅(ローウーえき)まで行くと、そこには雑貨屋の集合体のようなデパート(羅湖商業城)があって、そこは中国だからと財布から人民元を取り出すと、お店の人に「香港ドルで払ってくれ」と言われたものです。


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それがあっという間に「人民元でなきゃダメだよ」と言われるようになり、今では「人民元のキャッシュなんて持たずに、全部スマホで払っているよ」と皆が口を揃えて言うのです。


こんな風に、もしも「栄枯盛衰は世の習い」という言葉が世の中の真実を表しているというのであるならば、今、未来の国富を産み出すようなことに投資を行わずに、内向きのその場しのぎの政策ばかりしているようでは、やがてあっという間に日本が世界中から見向きもされない国になってしまう憂き目を見ることになるのではないかと、私は気が気ではありません。


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羽田空港に降り立ち、電車に乗ると

酔っ払って周囲の人にぶつかりまくっているサラリーマン

ドアの横に陣取り座り込んでゲームに夢中の高校生

大声でおしゃべりに夢中なオバサン・・


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昔はよく中国でマナーが悪く、「なんだこいつは」と思うような人に出会うことがあったのですが、たまたまかも知れませんが、最近では、日本にいる時のほうがマナーが悪い人に遭遇する確率が高くなっているような気がしてなりません。

(貧すれば鈍するとは、こういうことを言うのでしょうか?・・)


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それなのに、テレビをつけると、なんだか“日本スゴイ系”のテレビ番組が多くって、見ていて気恥しい思いをするのですが、それと同じような感情を、昨今の出入国管理法改正の議論の中で、「外国人は皆、日本で働きたがっている」という前提で話が進んでいることに虚しさを覚えるのだと思います。


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こんな風に、海外に行けば行くほど、まるで出来の悪い息子を見ている親のような気持でヤキモキしてしまうのは、日本という国が好きでたまらない自分としては致し方ないことなのでしょうか(汗)。


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転じて

我がことに目を向けますと

こんな日本で税理士という資格にしがみつき、ケチくさい矮小な世界のなかでジタバタ・アタフタしていることが、ひどく滑稽なことのように思えてきてしまいます。


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やればやるだけ、それなりに収入は増えますが、決して香港やシンガポールでいうところの“金持ち”なんてレベルには到底及ばないなんてことは分かっているのに、やればやるだけドンドン忙しくなって、やがて自分の時間を失い・・。

もしかすると、自分自身をも見失い・・。


このような状態を、ロバートキヨサキのいうところの「ラットレース」というのだろうな・・なんてことを思いながら、税理士業を頑張れば頑張るほど、狭義には豊かになるのかもしれませんが、広義にはドンドン貧しくなっていくような気がしています。


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このようなことを書くのは、自分は、“自分の今年”を後悔しているから・・。


まるで、プロ野球カードの収集癖のある小学生のようにやみくもに、今年は仕事を増やし過ぎました。


その結果は、推して知るべし・・です。


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折しも10年前の、はじめて深圳に行った時の自分のブログを読みかえしてみると、愕然とした思いがします。

幸せになるのって難しいのかもしれない。
  
でも、幸せになるために手に入れるべきものを見誤らなければ、案外アッサリ手に入れられるのかもしれない。

あわせて考えるべきは「対価」についてなんだろう。

何かを失わなければ、何かを手に入れることができないのだから・・。



10年前からすでに、私は“ホントウのこと”をわかっていたのです。
 

ただ、それを10年後、見誤っただけ・・。  




そのことを再認識し、また来年へ。



皆さま、良いお年をお迎えください。








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2018年11月29日

「百」を読んだら

最近では、自分でさえ、このブログのページを開いて見ることも滅多になくなってしまいました。

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久しぶりにブログを開き、気まぐれにリンクを貼っている知り合いのブログをクリックしてみると、かなりの数のブログが閉鎖されていることに驚かされます。

ですが

閉鎖したくなるその気持ちは私にもよ〜くわかります。



要は・・

面倒くさいんですよね・・。


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当時、私は色川武大の小説の中で、「毎日日記を書けば、おのずから文章が上手くなる」というようなことが書いてあったのを見て

『じゃあボチボチと日記を書いてみますか』と書き始めたのが、私がこのブログを書きはじめたキッカケです。


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そしてやがて、ブログを黙々と書き続けていると、当初は予期もしなかった弊害が生じていることに気が付きます。


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それは、見ず知らずの人から「あなたのことを知っている」と言われること。

はじめは、それが本当にイヤでした。


それは、世間に向けて通り一遍等のことしか書いていないこんなブログを読んで、「いったい私の何がわかるというのだろうか?」と思っていたから。


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昨今では、営業の手段として「私という者が何者かを知ってもらうため」にブログ等を活用することをされる方かいらっしゃるらしいのですが

私の場合、逆にそれを望まず(それどころか、それを嫌っていながら)ブログを書いていたのですから、まったく自業自得、因果応報、無知蒙昧のマヌケな話なのです(笑)。


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旅の記事をアップすれば、「旅にばかり行っている」と思われ

食事に行った記事をアップすれば、「いつも旨いものを食べている」と思われ

仕事の愚痴のような記事をアップすれば、「あいつは鬱の気がある」と思われ

お節介な人は、それを理由に「しっかりしろ」とお説教までしてくれるのです(爆)


『まあ、他人様の印象なんて、そんな風に決まっちゃうんだよね』と思っていたのですが・・


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しかし最近では、そういうのが段々面白くなってきてしまい

意図的に、そういう記事をアップして、周囲の反応を楽しんで見ている私がいます(笑)。


ブログには、その書き手にも、読み手にも、色々な楽しみ方というものがあるのだということを、つい最近知りました。




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2018年11月23日

ようやくのハワイで

ようやく ようやくです 45687358_1739313209512321_2392122988020367360_n
「来週ハワイ行くけど一緒にどう?」みたいな急なお誘いにも、「全力で日程調整します」と回答できる(行ける・行けないは別問題としても)程度には、今の仕事量との向き合い方ができるようになってきました。 オアフ→マウイ→カウアイへ 45638613_1736912016419107_4169040285105389568_n
自分の場合、世界中どこに行ったって基本的にやっていることは同じでして・・ 45593324_1736911946419114_3289749450414620672_n
数時間、飛行機の機内でジッとして時間をうっちゃり、到着した空港でキョロキョロしてホテルに移動し、美味そうな御飯屋さんを物色し、2.3の用事(サーフィンなり、観光なり、仕事なり、スポーツ観戦なり)をこなして満足し、またご飯を食べて・・(笑) 45562630_1735616786548630_2369042804434272256_n
それでも私は、そんな旅であっても、旅が好きです。 45734194_1738080842968891_4933818109044719616_n
どんなありきたりの、日本の地方都市だってかまいません。 “いつもとは違うどこか”を彷徨い歩くことができるのであれば、それだけで 私は幸せなのです。  45564535_1736911953085780_9026090324795064320_n
よく「海外によく行ってすごいですね」みたいなことをおっしゃる方がいらっしゃるのですが、実は全然すごくも何ともないのです。 45750983_1739310996179209_95437046650241024_n
格安のLCCがいくらでも世界中に就航していて、ビザも取得しないでも入国を許可しれもらえる最強の日本国のパスポートを所持している限り、なまじっか国内を旅するよりも安上がりに、刺激的な旅ができる時代になったのだということを実感しています。 45434373_1735711039872538_1388868449295400960_n
それより、何より必要なのは“時間“です。 あるいはそれ以上に必要なのは、自分の身の回りの家族や、職場の仲間の“理解”かもしれません。 00C1E03D-76A2-48DA-BC70-049E9B55FA47
自分はその“やりくり”を、「何かを得るために何かを失う」という考え方で整理をして、“折り合い”をつけることにしています。 DCF1DC13-2DE5-4D46-A66C-C26415E0CAAD
それは特段に特別なノウハウや努力を要するものではなく ただ単に、“諦める”ということと、“腹をくくる”ということを潔く割り切ることができるのであれば、それで十分なのではないかと思っています。 D9CDB81F-2323-48D8-9AA9-BAA216B6E8BF
そんな風に私は、誰にも褒められもしないような無為なことを、ただ死ぬまで何度も何度も繰り返すだけ・・。 45579905_1736911916419117_1628717453376749568_n
それでも、いくばくかの件数の顧問先の利益に資するような仕事をキッチリとこなし・・ 贅沢はできないかもしれないけれど、家族や事務所の皆 が食べていくのに困らない程度のお金を、自分の責任の下でしっかりと稼ぎ・・ そんな当たり前のことさえキチンとできている限り、私は何恥じることなく、また私はエヘラエヘラと笑いながらまた、旅に出れば良いのではないかと思っているのです。

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2018年11月02日

常ならず

昨年末に、税理士会の講師の仕事を「今後やらない」と辞退させていただきました。


そして今回は、税理士会の支部の役職を「今期の任期が終わったら辞任させていただきたい」と申し出させていただきました。


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過去のこのブログでも、たびたび私は、『“過ぎ行く時間”というものがいとおしく感じられて仕方ない』、『私の未来には“有り余る程の時間”などない』などと、繰り返し書いているのですが。


気持ちは焦れど、近頃では(本業の)仕事を増やし過ぎ、日々思うに任せないことばかりで、焦燥感は増すばかりなのです。


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たぶんまだ50代の私が、「自分には“先”がないんだ」なんて言ったところで、そういう感覚を持っていない人にとっては、「何言ってんだ?」って思われるだけなのだということはよくわかっています。


ですが、至って自分は真剣です。


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ここ数年で、家族を失い、あるいは家族が大病にかかり、子供も巣立ち


今まで全然ピンと来なかった「諸行無常」をヒシヒシと、我が事として実感するようになりました。


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一切、常など無く


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家族も、健康も、


今、当たり前にあることだって、ハタと気付けば、明日はどうなることやら・・。


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特段の物欲を持たない自分にとって、たとえ所得が増えても、たいして幸せになんてなれないってことは重々分かっているのです。


なので、もう年末になってしまいますが、来年からは仕事をどんどん減らそうと思っています。




でも、とりあえず今は


目の前にある事を


ひとつずつ。

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2018年09月24日

カリギュラ効果

「行けない」と思うと、余計に行きたくなる。

今、もうこうなったらどこでも良いや(笑)


旅に行きたくて仕方がありません。



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この2か月、もはや「祟られている」と思えるレベルで、旅の予定が今まででは考えられなかったようなツマラナイ理由で片っ端から行けなくなるという事態が連続して発生し、『これはお祓いに行かなくてはならないレベルだな・・』と、本気で思い始めています。



メンタワイ ボートトリップ(2週間の休みのための仕事に日程調整ができず)


新島サーフトリップ(台風の影響で帰途のチケットが取れず)


福井への家族旅行(娘がドタキャン)


そして、なな、なんと、再来週に家族と事務所の職員と行くはずだったモンゴルまで行けなくなってしまいそうな気配なのです。
(今日25日で、来月3日出発予定だから、あと一週間しかないというのに、未だエアチケットが確定できないのです。特に、
ブリスベンから来るつもりの息子は、焦ってるだろうな(笑))





今まで、当たり前のように、計画した旅は片っ端から行けていたというのに、この連続企画倒れの状態は、まさに異常事態と言わざるを得ません。


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「ダメ」となると、余計にしたくなる心理現象を“カリギュラ効果”といいます。


そして、それに連鎖するように、昔、ビートたけしが「コマネチ」と一緒に「カリギュラ」をネタにしていたよな・・なんて、今から35年も前のことをフト思い出したりして・・。


当時公開された「カリギュラ」という、過激な性愛シーンがある映画が話題になっており、それをネタにしてビートたけしはギャグにしていたのですね。


調べてみると、“カリギュラ効果”というその言葉も、映画「カリギュラ」の内容が過激であったためボストンなどの地域で公開禁止になった結果、それがかえって世間の話題となって、皆がこぞって「カリギュラ」を見たがったことにちなんで生まれた造語なんだそうです。


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11月には、モルディブに誘っていただいているのですが、それは日程が長めで、仕事の調整がつけられそうにないので、断念。


モルディブとは別に、11月にはバリ島も誘っていただいているのですが、それもモルディブよりも日程が少な目で行けそうな感じはするのだけれど・・どうなの?


お誘いをいただいているサーフトリップもさることながら、銀行口座の関係で近いうちに行かねばならない香港には是非行きたいし


数年前まで年に一回は通っていた中国の海南島の友人のところにも久しくご無沙汰してしまっているので行きたいし


大阪の後輩の税理士が独立開業した事務所を見に大阪にも行きたいし


普通に、京都の仁和寺(今のところ、今までいったところで一番のお気に入りスポットです)にも行きたいし



近くでも、遠くでも、もうどこでも良いから‥

旅に行きたい

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2018年09月09日

結局、人と人ですから

新規に顧問契約をした法人の社長(83)が、『一緒に飲みにも行かねーようじゃ、俺は税理士だろうが何だろうが信用しねーよ』とおっしゃるので

朝サーフィン→入院している知人の見舞い→アロハシャツに短パンというハワイスタイルの正装で、事務所のロミちゃんと蒲田night ♪(居酒屋→カラオケスナック)へ 

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来月は、『前の税理士はモンゴルにまったく興味も示さない』という理由でうちの事務所の顧問先になられたモンゴル人の社長にお招きいただき、妻子を連れてモンゴルに行く予定です♪


あ、“経済合理性”という視点で言えば、まったくトンチンカンな話だということは重々存じ上げてはいるのですが、私の事務所はそういうスタンスでやってますので

(ノ´∀`*)ハッハハ

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ちなみに、カラオケなんて滅多に行かないので、たぶん今回も1年ぶりくらい久しぶりで、緊張しながら松山千春を熱唱してきました。

ロミちゃんは山口百恵。ロミちゃんとは付き合い長いけど、初めて歌っているのを聞きました(笑)。


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2018年08月30日

秋風が身に染みる

8月も終わろうというのに、毎日、嫌になるくらい猛烈に暑いのですが、私の地元の海辺の遊歩道には蜻蛉が乱舞していて、確実に秋が近づいているのを感じます。




9月にインドネシアに行くことができなくなり、失意の中せめて「別荘でワイワイやってるからに遊びにおいで」と新島に誘っていただいたのでそれを楽しみにしていたというのに、それさえ台風20号(CIMARON)の影響で船が欠航になり、結局行けず。




他にも・・

大井町にできたサーフィン施設のオープニングセレモニーにも業界枠で誘っていただいたにもかかわらず、行けず。



「台風19号を追いかけて日本海へ行こう」と誘っていただいた時も、「台風20号を追いかけて四国に行こう」と誘っていただいた時も、普段なら一泊二日の国内トリップなんて『ハイハイ』ってな感じて行けていたはずなのに、よりによって土日に相続の案件の予定が入っていたりして、それも行けず。



「イケズやわぁ・・ホンマに」 (-_-lll))))





そんな時にはせめて


普段は極力税務関係の本を読むようにしているのですが、自宅の書棚から古臭い漢詩の本を引っ張り出してみました。

何處秋風至(秋の風がどこからともなく吹いてきた)

蕭蕭送雁群(その風が雁の群れの向かって吹き)

朝來入庭樹(朝には庭の木樹に秋風が吹きわたり)

孤客最先聞(孤独な旅人が、真っ先にその風音を聞いたのだ)

「秋風引」 劉禹錫




“孤客”にさえなれないなんて・・



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2018年08月15日

この夏は、色々あきらめました

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麻雀にはまっていた20代の頃、“運気”についてアレコレと考えていた時期がありました。

アレコレ考えた結果、私が導き出した結論は、「トータルで勝つために肝心なことは、ツイている時の“勝ち方”ではなく、ツイていない時の“上手な負け方”」だということ。

色々ありまして、「ここは調子に乗って無理せずに」と、来月行くはずだったメンタワイ行きを断念した少し前あたりから、自分の周りで吹いている風の風向きが良くないような気がしていました。

案の定、少し前なら当たり前にように右から左へ流れているようなことでさえ、最近ではいちいちスムースに流れて行ってくれていないような気がします。

あっ、ちなみに、麻雀熱中時代に私が考えた“上手な負け方”とは、何のことはない(笑)、【よほどの勝負手以外、すべて、徹底的に張り合わず、降りる】というだけのことです。

しかし、実際にその場にあって「徹底的に降りる」というのは非常に難しいもので、期待や楽観や遊び心などが邪魔をして、なかなかストイックに降り切るということができないものなのです。

そうこうしながら、『面白くないな!』『俺、何やってんだ!』と思いながら、『まあ、こんな時もあらぁね』と、頭を低くして静かにしていると、やがて「これは!!」と思うような潮目の変わり目が、必ず訪れるものなのです。

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2018年07月27日

ロシアから帰国して最初に読んだ本が色々考えるキッカケになったこと

ロシアW杯から帰国し成田に到着したその足で、西村京太郎トラベルミステリーみたいな電車の乗り継ぎを経て、午後には伊豆の顧問先で私は打ち合わせをしておりました。


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翌日事務所に出勤すると、私がチェックすべき今月申告の決算資料が机の上で山になって積まれていて、「オエ〜・・・(>ω<`*)」となってしまいました。


しかし、これが現実ってもんです(笑)。


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その日の午後に東京税理士会館に行く用事があって、ついでに税理士会館1階にある書店で法人税の質疑応答集を立ち読みしていますと、フトその横に十人十色の「ひとり税理士」という生き方という本を見つけ、思わず衝動買いをしてしまいました。


なぜなら、私も「ひとり税理士」というスタイルが、自分の志向する「フリーランス」という生き方に最も適していると思っていたのです。


つい3年前までは・・。


しかし私は、2015年に思うところがあり、ひとり事務所のスタイルを止めることにしました


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そうしたのには2つの理由があって、一つには、自分のイメージする“フリーランス”のスタイルには、「ひとりでやらない方がマッチして、かつ合理的である」という判断。

もう一つは、「自分の限界を認めざるを得なかった」という現実。


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その本を読んでみますと、「ひとり税理士」を選択したメリットに関し、ほぼ次のようなことをおっしゃています。


1.ひとりだと時間が自由に使える

2.従業員に気を遣わないで気が楽
 
3.仕事を自分の裁量で選べる

4.従業員に任せるのではなく、税理士本人が依頼人に寄り添って仕事ができる

5.自宅開業ができ、事務所費用がかからない

6.共同経営者がいる場合、その人との意見対立がない


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電車の車内でその本のペラペラめくりながら、それらの事情を自分にあてはめて考えてみて、上記5を除き、『全部自分はひとり事務所じゃないけど出来ているんだけどなぁ・・』って思いながら読んでいました。


『自分の考え方とこの本の中の人たちと、どの部分の考え方や価値観が異なっているの、このような不一致が生じるのだろうか?』と考えてみて、いくつかの仮説を立ててみました。


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まず、この本を読みながら感じたことは、自分は他者を気にしなさ過ぎであり(笑)、逆に本の中の皆さんは他者を意識し過ぎなのではないだろうか?ということ。


私は、職場にパートナー税理士や従業員がいても、好きな時間に働き、自由にスケジュールを決め、自分で受任する仕事と受任しない仕事を取捨選択していますが、そのことについて後ろめたさや遠慮などから躊躇をしたことがありません。


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そんなパートナー税理士や従業員の目を気にしないKYな私なのですが、その一方で、以前から“自分の最大幸福”や“自分の最大合理性”だけを追求する事務所経営は「違うのではないか」と思っていました。

私は“フリーランス”という生き方に憧れて税理士になったのですが、それは個人主義を貫きたかったからであって、利己的に生きたかった訳ではありません。


私が大好きなハヤカワノベルスを読み、憧れたのは、個人の利益や自分の幸福だけ追求するような利己的な悪役のボスのような男なのではなく、孤独を抱えながらも、「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。」なんて言葉が似あうフィリップ・マーロウのような男だったはずなのです。


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自分の場合は、“変化”を求めての事務所改革としてひとり事務所を止めることにしたのですが、結果として顧客満足度は格段に上がったことは間違いありません。


会計全般の作業や、文具の調達、営業の対応から何から何まで、自分以外の人がやってくれるおかげで、顧問先に私が行くことが出来る時間は潤沢にあります。


事実、私は、関西でも、東北でも、スリランカでも、モンゴルでも・・顧問先に行くことを躊躇ったことなど一度もありませんし、税務や相談業務のためにたっぷり時間を費やすことが可能です。


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また、本の中では“悪(所長の見栄のための高コスト)”として捉えられている「都内の一等地の事務所」も、私はプラスに捉えています。


良い場所に事務所があれば、来客に来ていただきやすく、その分、自分が出向く必要がないため、私は時間が得られます。


そして多分私のみならず事務所の皆も、毎日美味しいランチを食べられるお店が選びたい放題なのはHAPPYだと思っているはずです(*^.^*)。


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ひとり事務所を止めてしまった私が今理想としているのは、多くの仕事や従業員を抱えない“ミニマムな会計事務所のスタイル”です。


でも、なぜそれがひとり事務所ではないのかというと、私が欠陥だらけの人間であるということを自分で分かっているからです。


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どんなに注意をしても誰だってミスは犯すでしょうし、偏屈な性格ゆえに、キライな仕事(年末調整や法定調書作成業務なんて特に大嫌いです(笑))なんてやりたくないし、パソコンのスキルが低いので何か起きたらお手上げですし・・。


そういう意味で、女性は私が苦手な会計入力や領収書整理等を「私こういう仕事が好きなんです」と黙々とやってくださるし、相棒の税理士はPCに詳しいので、自分なら2日は無駄にしてしまうであろうPCのトラブルもチャチャっと解決してしまいます。


本当にありがたいです。


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以前に事務所のホームページを作成する際、真剣に自分の事務所の“経営理念”と言うものを考えました。

その中のひとつに「Share(依頼人の多様な価値観を認め、誰もが共存できる社会を目指します。)」というのを入れました。


これは私がサーフィンを通じて得た、とても私の中で大きな価値観のひとつです。


そんな私は、あいにく某TKCの会員ではないのですが、そこの開祖の「会計人なら、職員や関与先、社会のために精進努力の生活に徹すること、それがそのまま自利すなわち本当の自分の喜びであり幸福なのだ」という言葉は、妙に腑に落ちるものがあります。


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人が流れる

私も流れる


そして私は性懲りもなくこれからもあちらこちらをフラフラと彷徨い歩き、

たくさん人に会い、たくさんの本を読み、

そして色々影響を受けながら、また“今とは違うどこか”へ流れついていくのです。




言い方を変えれば、私はひとつ所に留まるつもりなどないのです。


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2018年07月20日

ロシアW杯はアツかった♪

20年ぶりにロシアへ。

もちろん、今回の目的はW杯 v('▽^●)ー♪


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私の事務所の顧問先の顧問弁護士で、法曹サッカーの日本代表でもあるM先生にチケットの手配から何から何までやっていただき、感謝感謝なのであります。


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私は6試合分のチケットをゲットしており、そのうちの一枚は、あの日本対ベルギー戦だったのですが、あいにく日程の都合であの試合は現地で観戦することができませんでした。


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もちろんあの日本対ベルギー戦は自宅のテレビで観戦していて、大興奮でした。

2点先取した時には、『ヤバい!カザンで日本対ブラジル戦が観れちゃうぞ!!』と本気で思ったのですが、ダメでしたね(´-`).。oO ちょっぴり残念


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私がまず観戦したのは、カザンでのベルギー対ブラジル戦

そのカザンで、私は大失敗をやらかしてしまいました。(><;


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W杯開催中の観戦客には「ファンID」という顔写真入りの身分証明書が配布され、それがVISAの代わりにもなっているため、常にパスポートと一緒に携行して、W杯会場に入場する際はもちろんのこと、交通機関に乗る際にも必ず提示を求められるのです。


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ちょうどタイミング悪く、出発直前に私のパスポートの期限が切れたため、私はパスポートを再取得したことに伴い、ファンIDも新しく作り直したために、私の手元には古いパスポートとその情報が記載されたファンIDと、新しいパスポートとその情報が記載されたファンIDと2組所持をしていました。


そしてモスクワのホテルでカザンへの一泊二日の移動用の荷物をパッキングする際に、何を勘違いしたのか、古いパスポートとファンIDを持ってきてしまったのです(新しいパスポートとファンIDはモスクワのホテルの荷物の中)。(><;


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なぜかモスクワの国内線の飛行機の搭乗の際には、私はそれが古いものとは気づいておらず、シレっと古いパスポートとファンIDをチケットカウンターに提示したら、何の問題もなくチケットが発券され、私は何事もなかったかのように飛行機に乗れてしまったのですが、機内でジーンズのポケットに入っていたパスポートをリュックにしまおうかと思った時に違和感を覚えました。


「あれ、このパスポート、プチプチの穴が開いてないかい??」



ウワ━━Σ(-`Д´-;)━━これ古いパスポートじゃん!!!



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慌ててリュックの中のファンIDを確認すると、案の定古いパスポート情報が記載されたファンIDです。


「ヤバいか? いや・・まあ、何とかなるか」と、呑気な私はその時まったく楽観していたのですが・・


入場ゲートの機械のチェックでしっかり「NG」となり、入場できませんでした。


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しかし、はるばる日本からカザンまでやってきて、「ダメですか・・。ハイ分かりました」と私があきらめるはずもなく、孤軍奮闘、一度は「無理です。あなたは入場できません」とつれない返事のFANIDセンターで拙い英語で粘りに粘り、その後私を心配して援軍にスタジアムから出てきてくれたM先生の助けもあって、無事に入場することができました。


(帰りのカザンからモスクワに行く飛行機に乗る際にも、有効期限切れのパスポートで相当もめましたが(笑))


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そんなこんな有りながら、観戦した2試合(カザンで準々決勝のベルギー対ブラジル戦と、サンクトペテルブルクで準決勝のベルギー対フランス戦)は、本当に最高でした。


特に、アザールとデ・ブライネはすごかったなぁ・・。(=´▽`)ゞ


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正直なところ、テレビ観戦の方が、リプレイが観れたり解説が聞けるので、スタジアムで観戦するよりもゲーム内容の詳細についてはハッキリ良く分かります。


しかし、あのスタジアムのスタンドを埋め尽くした7万人もの人々の熱狂と、重層的に熱ももって塊のようになって揺れ動いているような空気、日本人とは違う文化の人たちのお祭り騒ぎ・・。


実際にスタジアムに行った者だけが感じられる醍醐味なのです。


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変な格好をした人たちと、それと一緒に写真を撮る人たち


様々な国に人たちが、その国のユニフォームを着て、あるいは国旗を持って会場を歩いています。


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空港に停まっているプライベートジェット

会場の近くに停泊している豪華客船とクルーザー

W杯を観るために集まった桁違いのお金持ちたち

そして私のイメージでは、そんなに豊かではないはずの国の家族連れ


程度の違いこそあれ、はるばる遠路からW杯を観るためだけにそこに来ることができる“ゆとり”が世界中のいたるところにあることを知りました。


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自分が当初思っていた以上に会場には日本人の姿は少なく、2017年の世界の一人当たりの名目GDPランキングが25位というのは本当なのだろうか?と訝ってしまいたくなります。


もしかすると、「日本ってそんなに経済的に豊かな国ではないのではないか?」なんて考えてしまうのですが、たぶんそれは違います。


おそらくですが、それは「お金を持っていないから」ではなく、「人生を楽しむことが下手だから」なのではないだろうか・・と私は思っています。


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2018年06月29日

事務所を移転しました

事務所の人員が2名増えたことに伴い、5月1日付けで事務所を移転いたしました。


※新規入所の職員も現職員も家庭を持っている女性なので、「出勤退勤時間完全フリー」「有給休暇無制限」(所長に文句言い放題特典付き)の条件での採用になります。

これで今まで特に弊害が生じたことは一度もありません。



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今回は、独立してから2回目の引越し(八重洲2丁目で開業→京橋1丁目→京橋2丁目)になります。


ホームセンターに通いつめ、材料を吟味し、GWを利用してサーフィン仲間の大工の友達と一緒に内装工事をDIYでやってみたりして、今回はちょっと引越しを楽しんでしまいました(笑)。


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そもそも、自分は事務所を大きくする気など毛頭なく

むしろどんどん規模を縮小して「自分で細かなところまでも目の行き届くような仕事を細々と、しかし堅実にやって行ければ、それで良いや」と思っていたはずなのですが・・。

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まあしかし、昔から『たまに海に行ったり、ご飯食べに行ったりできるくらいのお金と時間がちゃんととれれば、それで良いや』というくらいの希望しか持っていない(質素な家で捨て犬だった犬と暮らし、ボディの凹みも砂だらけの車内も気にならないような国産車しか乗りたいと思わない程度の生活レベルの)私が、そんなに張り切って今後もこのまま今の勢いで拡張路線をひた走しろうなどと考えるはずもありません(笑)。


ソロリソロリと、“自分にちょうど良い塩梅”というのも模索しながら、ガツガツしないでノンビリこの新事務所でやっていきたいと思っております。


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2018年06月18日

海と仕事と家族と老犬と

事務所の移転

自宅の購入+リフォーム

他の会計事務所の吸収合併

新規正社員(2名)採用

システムの入れ替え

5月申告(3月決算)


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ここ2か月くらいの間に一気に“ビックイベント”を迎えて、普通でしたらテンヤワンヤでパニックっているであろうところ、先輩から「再来週、インドネシア(ジャワ島)行こうよ」と誘っていただき、「正直今回ばかりは無理だろう」と思っていたのですが・・。



行ってきちゃいました。  〃 ̄ー ̄〃フフッ


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しかし、さすがに今回は“事務所の大変革期”みたいなこんな時期に、所長と言われている私が事務所を一週間空けることに、周囲の目線はいつも以上に冷たいものに感じられたのは気のせいでしょうか(笑)。

(後ろめたいから自分がそう感じているだけかもしれないけれど・・)


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しかしその一方で(だからこそ?)、今回は自分の「仕事も遊びも手を抜かずにホンキで取り組むという“本気度”を誰よりも私自身が強く感じたのでありました。



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「ヤバいな」と感じながら、「まあ、自分なら何とか切り抜けられるだろう」と楽観的に物事を捉え、そこにツッコんでいくその(無謀とスリル、自棄と解放感・・みたいな)感覚は、サーフィンの時で自分の技量以上の海に飛び込んで「ヤバいな」と思う時の感覚は、奇しくもソックリなのですね(笑)。


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自分の技量以上の波に挑むのは、確かに危険だし、そもそも無謀。


でも、こんな風に危機を無事に凌いだという私の成功体験は、いつか私が何か突発的な事態に直面した時にも、「自分ならなんとかこの危機を凌ぐことができるはずだ」という自信のようなものになるのではないかって気がしています。


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そして、世界中から集まる陽気なサーファー達とフランクにくだらないバカ話で笑いあってビールを飲んだ、そんな些細な経験だって・・。


おそらく、私という凝り固まった人間を少しだけしなやかにしてくれたのではないでしょうか。


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「トリップ行こうか?」

「行ちゃいますか♪」


普通は「ダメだよね」と思うようなことでさえ、「何がダメなの?やってみればできるでしょ♪」と言ってサラリとやってのけるような、そんな者になりたいと、ずっと思っていました。


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サーフィンをする以外は何もすることがない、質素でありながら清潔で快適なサーフキャンプのベッドの上で、天井で「キキキ」とヘンテコな声で啼いているヤモリを見つめながら、私は今回の旅立ち前のバタバタについて思いを巡らせる時間は、とても贅沢な時間に思えました。

リラックスし、色々なことを考えました。

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ふと、横を見ると、先輩がいます。

私は、その先輩から多大な影響を受けているのです。


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その先輩と出会って、私が一番驚いたのは、「サイトーさんは人生を楽しんでいてサイコーだよ」と私のことを褒めてくださったこと・・。



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『そんな褒め方ってあります?』


こと日本においては、楽しむことはむしろ“悪”で、「不真面目!」「享楽的!」「無責任!」と言われ、場合によっては非難の対象にしかなりません。


なので私は、最初その先輩からそんなことを言われた時には本当に驚いてしまったのです。

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「ですよね・・。人生を楽しむことを後ろめたく思わなくたって良いんですよね♪ ハッハハ(´∀`)bヨカッタァ」

確かに驚いたのですが、その一方で、その一言でとても気持ちが軽くなったことを覚えています。


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私の好きな価値観で、デンマークの“HYGEE”(ヒュッゲ)というのがあります。


ホッと寛げるような心地よい時間、またはそんな時間の中で感じられる幸福感や充実感を日々の日常に見つける心の持ちようを表す言葉だそうです。

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なんでもデンマークの人は、朝早くから働き始め、夕方には仕事を終えて、家で家族とのゆっくりとした時間を過ごすのが当たり前だそうです。

もちろん休暇もたっぷりとるのですが、労働生産性は日本の何倍も高いそうです。


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人それぞれとは思いますが、自分も「来週は休むぞ〜」とネジを巻いて仕事をした方が捗るような気がしていますし、家族や(ごく限られた大切な)友人との時間もキチンと確保したい。


そう思うようになって、時間の取られる仕事はバッサリ切り捨て、無駄な付き合いとかにもまったく行かず、「自分の所得なんてガッツリ減っても構わない」と腹をくくり、比較的他の事務所よりは余裕のある人員を事務所に配置して、私は多くの時間を手に入れることを最優先にしてきました。


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そもそも、私は一人の自営業者として(もしも経営者として「責任」なんて言葉を口にするのであれば)、「自分が1週間やそこら私が不在になっても、事務所が何事もなく回るようでなくてはダメなんじゃないか?」と思うのです。

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ここ数年で、父を亡くし、妻が病気で倒れ、自分の周囲でも体調の不調を訴える人が増え、いくら楽観的な私でも、「いつ自分が倒れるようなことがあってもおかしくないぞ」と思うようになりました。


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「よく働き、よく遊ぶ」なんて、当たり前にできると思っていたのですが、そんなことさえ段々と当たり前にでき無くなってしまうと思うと、ちょっとショックなのですが、仕方ありません。


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おそらく、“仕事命”の読者の皆さんから『オマエは何を考えてんだ!』というようなお叱りをいただくことを覚悟のうえで(私は他人から批判をされることには慣れっこなのですが、正当な批判を受けることなどほとんどないのですから、それを気にする気もありません)、いつまでこんな無茶が通用するのか私にもまったく分かりませんが、まだしばらく私は走ります。






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saiaki555 at 20:15|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 波乗り | 

2018年05月23日

醍醐の花見とその後のスケージューリングに関する苦悩

4月・・豪州に経つ3日前に、私は顧問先の決算で京都に行っておりまして、「その時に撮った画像だけでも備忘のためにアップしておこう」って思っていたのですが、事務所の移転のバタバタに紛れて、記事のアップを忘れておりました(汗)。


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例年ならまだ開花していない時期のはずなのに、今年はたまたま私が訪れた時に桜が見ごろを迎えていたのです。


「チャ~ンス!!」


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しかし、人混みがキライな私は、京都の桜の名所を巡る気など毛頭ありません。

仕事を終え、間もなく日没かという時間にフリーになった私は、行き先を一つに絞りました。


“醍醐の花見”で有名な、醍醐寺へ・・。


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「俺みたいなガサツな人間には京都なんて似合わない」なんて言ってたくせに、年に数回、京都に行くたびに「どこか一箇所くらいは行ったことのない場所に行ってみよう」と思うようになりました。


そう思うようになったキッカケになったのも醍醐寺なのです。


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閉門ギリギリに醍醐寺に滑り込み、醍醐の花見を楽しんだ後、顧問先の社長が「どうせなら“コテコテの京都の夜桜見物スポット”も観ておかんと」とおっしゃるので、お言葉に甘えて案内をしていただくことにしました。


ポクポクと祇園を歩いて、八坂神社を抜けて、丸山公園へ。


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スゴイ賑わい!


例年、花見など滅多に行かない私が、今年は珍しく東京の上野公園でも花見をさせていただいたのですが、東京と京都では、花見の雰囲気が違うものですね・・。


面白いものです。


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そうこうしている間に、今月末にも京都に行くことになりそうです。


そして、また今回京都に行った時にも“どこか一箇所”に行こうと思っているのですが、今から“どこか”に行くことを楽しみしている私がいます。



けっこう繁忙期なんだけどね '`,、'`,、'`,(´∇`) '`,、

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saiaki555 at 19:03|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote  

2018年05月11日

豪州で中高年サーファーは考えた

綾小路きみまろがこんなこと言ってました。

「中高年が3人集まれば病気の話、5人集まればお寺の話」(^ ^;


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今回の豪州サーフトリップのメンバーも40代50代の中高年サーファーでして、会話の中でしばしば健康が話題にのぼることがあるのですが、その主眼は「俺はいったい何歳までサーフィンができるのだろう?」という点にあります。


多分、サーフィンをしない人にはまったく理解できないと思うのですが、サーフィンをするには相当の体力が必要なのでありまして、特にそれが危険を伴うような大波の時のサーフィンをやるとなりますと、生半可な体力ではあっという間に海の藻屑となってしまうため、私は世間の同世代のお父さんのような生活を日々送る訳にはいかないのです。


そんな私も気が付けば50代になり、体力の衰えを少しずつ感じながら、しかし60を過ぎても、70になっても、荒波押し寄せる海へパドルアウトしてサーフィンをやる気満々なのですが、それ以上に、「もしも自分が海に入ることができなくなってしまったら、気が変になってしまうのではないか」と(本気で)心の底から怯えているのです。


どうやらサーフィンには、「色々なものを犠牲にしてでもいつまでもやり続けたい」と思ってしまうような、精神の奥底深くに作用する“中毒性”ともいうべき魔力が秘められているようなのです。



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そして今回、コンドミニアムのテラスでワインを飲みながら同行者の顔を見ながら思ったことがあります。


それは、「海には2種類のサーファーがいる」ということ。



一つは、競技や記録のためにサーフィンをする者


もう一つは、誰かに認めてもらうためではなく、自分と向き合うためだけにサーフィンをする者



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海という圧倒的な力を持つ自然に畏怖しながらも勇気を振り絞って沖へ漕ぎ出し、波に集中し、海のリズムに呼吸を合わせ、乾坤一擲のパドルで波を捕まえたその瞬間に自分の頭の中は完全な空白となって、自分の視界から海以外の何もかもが消え去ったその刹那、自分は他では味わったことのないような“生きていることの実感”を味わっているのだと思います。 


39歳に時にはじめてサーフィンを始めた時から10数年の間に、明らかにサーフィンの影響で、私の価値観は大きく変わりました。



人と自分を比べないこと 


他人の意見よりも自分の主観を信じること


自分とは違う“他人のスタイル”を尊重すること


他人とシェアをすること


他人から与えられるよりも、他人に与えるものが多い人であること


お金は物を所有するためではなく、時間(機会)を得るために多く支出すること


無駄な付き合いはスパッと断ち切り、効率よく仕事を終わらせ、できる限り海に行く時間を作る努力をすること


などなど  (上手く出来ていないこともありますが・・)



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税理士なんていう「銭金(ぜにかね)」の世界に私が身を置いているからいけないのですが(汗)、自分の身の回りでは「もっと稼いで」「もっと有名になって」「もっと偉くなって」みたいな価値観がむしろ主流で、周囲の方々を見まわしてみますと、ろくに家族とも夕飯を食べずに深夜まで働き、休日に休みもせず、遊びもせず、しがらみの中の付き合いに根気よく付き合い、皆さん本当に頑張っていらっしゃるのです。


そんな方々を見ていると、まるで自分が競争社会の中の落後者か、あるいは世捨て人にでもなってしまったかのように感じられ、時より「マズイ!」と思うこともあるのですが、サーフィンを通じて「主観的に生きる」ということを知ってからというもの、とても気持ちが楽になりました。


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波に負けない丈夫な体を持ち


物欲は捨て


大してお金持ちではないのだけれども、いつも時間に余裕があって


他人のすることには「好きにすればよいじゃないか」と干渉をせずに、いつも静かに笑っている


税理士として、あらゆることを自分を勘定に入れず、よく見聞きし分かり


同業者に呑気者と呼ばれ、褒められもしないが、苦にもされない



これから少なくとも20年


サウイフモノニワタシハナリタイ 



saiaki555 at 19:33|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote  

2018年04月20日

飛行機の中でちっとも原稿が書けなかった

事務所の引越し(月末に引っ越すのに、引っ越し業者も決まっていない)


自宅の購入(リフォームのプランも、引っ越しの日程も決まっていない)


職員の採用(もう既に出勤されているのに、給与も何も決まっていない(爆))




何もかにもがそんな状態だっていうのに、曲がりなりにも所内で所長とか言われている私は豪州なんかに行っちゃって(笑)、今回ばかりは、内心少々後ろめたいものがありました。



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海からあがり、シャワーを浴びて、ビール片手にスマ−トフォンの着信の確認をすると、諸々LINEやメールで連絡が来ておりまして、それを見るたびに心の中で「すまんすまん」と詫びながら、旅先でできることは限られます(−−;。



やむなく私は腹をくくり、「もうここでジタバタしたって、成るようにしか成らないのだ!」と半ば自棄を起こしたようにただビールを呷るしかありませんでした。



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ちょうど私が豪州にいる間には東京税理士会の野球大会が開催されており、後輩たちが大健闘してベスト4進出という快挙をなしたというのに、OBの私は応援にも行けませんでした。



また、税理士会の支部の研修部長からは「支部と某生命保険会社のタイアップの研修があるから、その講師を引き受けてくれ」とのご依頼をいただいたのですが、それもキッパリお断りしてしまいました。



すると研修部長のHさんが「薄情ですね」と言うので、ではせめてもの罪滅ぼしにと、自分の心当たりに「講師やらない?」と当たってみたのですが、完全に不発(汗)



結局また私は、野球部の皆さんからも、研修部からも、不義理な男というレッテルを、ベターっと背中に貼られたことでしょう。



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そんな私は帰国後に、東京税理士会の野球大会のセミファイナルの試合、我が京橋支部の応援に行ったのですが・・・


ああ、なんということでしょう・・



応援席に研修部長のHさんとその生命保険の営業の人がズラッと並んで座っているではありませんか・・



もうバツが悪くて悪くて、私はその横で居たたまれない思いでございました。



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そんな私は帰国後まったく気持ちに余裕がなく、片っ端から飲み会の誘いやら支部のイベントやら会議やら何やかんやを片っ端から断って、きっと私はあっちでもこっちでも不義理のうえに不義理を重ね、今後ますます今まで以上に支部やら何やらに顔出しをしにくくなっていくことでしょう。


こんな風に私は、色々なものを一つずつ失っていくのです。


そうやって“何かを失う”ということに対して、私はいささかの心の痛みを覚えながら、しかしその一方で、『それもいいかな』なんて思っている自分がいます。




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どうやら私は、喪失感や離別に対していちいち感傷的になれるほど多感な人間ではなくなっていっているように感じています。



それというのも、多分、近年立て続けに、父を亡くし、子供が巣立ち、そして先般妻が病に伏して、「まあ、なんとかやってますよ」と顔ではエヘラエヘラとしていたのですが、いつの間にかそれらが段々ボディブローのように効いてきて、気分が少々虚無的になっているのでしょう。




しかし一つ確実に言えることは、数年後か数十年後か定かではありませんが、身近な人との死別や、離別や、あるいは死を覚悟しなくてはならないような病気等に触れる機会が私の下に頻繁に訪れるようになり、やがて私はどんどんそういったものに慣れ、それらに心を揺り動かされることもなくなっていくのだと思います。




そしてその時、私はまたビールを呷りながら、「もうここでジタバタしたって、成るようにしか成らないのだ!」なんて独りごちているのでしょうか・・。





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saiaki555 at 19:22|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote