2024年08月14日
偏見のコレクション
たぶん、皆、薄々わかっていると思うのです
私たちの耳に入る“情報”のほとんどが「お金」や「流行」や「ゴシップ」や・・言ってしまえばどうでも良いことを、ただ自分たちのビジネスのために、さも大事なことのようにマスコミやインターネットが垂れ流しているだけだということを

でも、それ分かっているのに、他人から「貧乏」とか「野暮」とか「情弱」とか、そんなつまらないレッテルを貼られたくない、ただそれだけのために、
ただ“人並”を装うために、
せっせとお金を稼ぎ、稼いだお金で、ネットや雑誌の“情報“とやらで勧められたモノを消費するために忙しい人生を送る
それが世間の“普通”なのだと、誰も疑問にも思わない

イメージしてみてください
たとえば、テレビCMでやっている建売業者やマンション業者から35年ローンで住宅を買って、リセールバリューの高い車を5%の金利のディーラーローンを組んで買って、お付き合いで入った保険会社の保険料を毎月払い、クレジットカードのマイルを貯めて得した気分で有名シェフのレストランで食事をして、星の数の多いホテルに泊まって「ステータスが上がった」と自分が何者かになったような気持ちになって・・
そんなものの支払いのために、家と職場を往復するだけみたいな日々を過ごして限られた人生の時間の大半を費やしてしまうなんて・・

でも、「それでいったい何が残るのだろうか?」なんてことを考えてしまったなら・・
私は、それはとても虚しいことのように思えて
そんな風にたいして欲しくもないモノを消費するために時間を浪費してしまうことを、私は「恐ろしい」と思ってしまったのです

アインシュタインがこんなことを言っていたそうです
《常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである》と

世間一般の人にとってのその“常識”というのは、強い者が富み、弱い者が貧することを前提とした資本主義的な価値観ではかられたものであることが多く、他者と比べていかに自分が優位に立つのかということがキーポイントとなってくるわけです
その一方で、他人と自分に間に一線を引いて、資本主義的な価値観に囚われずに自然への回帰を目指すような生き方もあるのだということを、私は旅やアウトドアを通じて知りました
とりわけ、私の場合はサーフィンと出会い、ベトナム戦争を契機として若者を中心に大きなムーブメントとなった反体制・東洋思想・自然志向などのヒッピーカルチャーが源流となったサーフカルチャーというものに触れ、それに大きく影響されてしまっているのかもしれません
しかしそれは経済的に、あるいはライフスタイルとして、自由にも不自由にもいかようにも自分で選択することができるのだという気付きでもあったわけです

私が生まれてから今まで、幸いなことに大きな戦争も災害もありませんでした
そのような環境下においては、大企業や公務員などの安定した職業について、通勤に便利な都会のコンクリート住宅に住み、前述のようないわゆる“豊かな生活”ってものを営むことが(自分がやるやらない、できるできないを別にして)世間的に間違いのない鉄板の選択なのかもしれません

しかしたとえば、もしも大地震が発生して都市機能が長期間に渡りマヒして日常生活に支障をきたすような事態を迎えることがあるとしたらどうでしょう?
普段当たり前のように享受していた都会暮らしの快適さや便利さなどはいっぺんに消えてなくなり、豊かな生活は一瞬にして瓦解してしまいます
その時には、経済的に豊かな強者よりも、自分の力で何でもできるような生命力や生活力に勝る者が強い世界がやってくるはず

最後には、便利で何でもお金で買える世界ではたいして必要なかった・・自力で雨露をしのげる寝床を確保し、野菜を作り、魚を獲り、水を汲み、火をおこし、ありあわせの食材で食事を美味しくいいだくことができるとか、そんな不自由な旅先やアウトドアで身に着けたスキルが生きることになるかもしれません
日本を脱出した方がベターと考えた時には、国外に家族や知り合いがいることがその際の一助になるかもしれません
さらに言えば、普段何不自由なく豊かさ享受してきた人にとっては何もかもが不自由でシンドイと感じるような状況下においても、“足ることを知る“を実践して自らの力で生きてきた人ならば精神的にも動揺することなく、事も無げに不便な状況をやり過ごすことができるかもしれません

たとえが極端過ぎて読者の方にはまったくピンと来ないかもしれませんが、
そんな風に考えることが正しいのか誤っているのかさえもわかりませんが、
今は平和なこの世界で、私はたくさんの偏見のコレクションを抱えながら、セッセセッセと税理士なんて看板を背負ってなんとか糊口を凌いでいるという訳です
その傍らで、旅に行ったり、アウトドアの真似事をしてみたり・・
それはそれで、なかなかに忙しいのでありますw
私たちの耳に入る“情報”のほとんどが「お金」や「流行」や「ゴシップ」や・・言ってしまえばどうでも良いことを、ただ自分たちのビジネスのために、さも大事なことのようにマスコミやインターネットが垂れ流しているだけだということを

でも、それ分かっているのに、他人から「貧乏」とか「野暮」とか「情弱」とか、そんなつまらないレッテルを貼られたくない、ただそれだけのために、
ただ“人並”を装うために、
せっせとお金を稼ぎ、稼いだお金で、ネットや雑誌の“情報“とやらで勧められたモノを消費するために忙しい人生を送る
それが世間の“普通”なのだと、誰も疑問にも思わない

イメージしてみてください
たとえば、テレビCMでやっている建売業者やマンション業者から35年ローンで住宅を買って、リセールバリューの高い車を5%の金利のディーラーローンを組んで買って、お付き合いで入った保険会社の保険料を毎月払い、クレジットカードのマイルを貯めて得した気分で有名シェフのレストランで食事をして、星の数の多いホテルに泊まって「ステータスが上がった」と自分が何者かになったような気持ちになって・・
そんなものの支払いのために、家と職場を往復するだけみたいな日々を過ごして限られた人生の時間の大半を費やしてしまうなんて・・

でも、「それでいったい何が残るのだろうか?」なんてことを考えてしまったなら・・
私は、それはとても虚しいことのように思えて
そんな風にたいして欲しくもないモノを消費するために時間を浪費してしまうことを、私は「恐ろしい」と思ってしまったのです

アインシュタインがこんなことを言っていたそうです
《常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである》と

世間一般の人にとってのその“常識”というのは、強い者が富み、弱い者が貧することを前提とした資本主義的な価値観ではかられたものであることが多く、他者と比べていかに自分が優位に立つのかということがキーポイントとなってくるわけです
その一方で、他人と自分に間に一線を引いて、資本主義的な価値観に囚われずに自然への回帰を目指すような生き方もあるのだということを、私は旅やアウトドアを通じて知りました
とりわけ、私の場合はサーフィンと出会い、ベトナム戦争を契機として若者を中心に大きなムーブメントとなった反体制・東洋思想・自然志向などのヒッピーカルチャーが源流となったサーフカルチャーというものに触れ、それに大きく影響されてしまっているのかもしれません
しかしそれは経済的に、あるいはライフスタイルとして、自由にも不自由にもいかようにも自分で選択することができるのだという気付きでもあったわけです

私が生まれてから今まで、幸いなことに大きな戦争も災害もありませんでした
そのような環境下においては、大企業や公務員などの安定した職業について、通勤に便利な都会のコンクリート住宅に住み、前述のようないわゆる“豊かな生活”ってものを営むことが(自分がやるやらない、できるできないを別にして)世間的に間違いのない鉄板の選択なのかもしれません

しかしたとえば、もしも大地震が発生して都市機能が長期間に渡りマヒして日常生活に支障をきたすような事態を迎えることがあるとしたらどうでしょう?
普段当たり前のように享受していた都会暮らしの快適さや便利さなどはいっぺんに消えてなくなり、豊かな生活は一瞬にして瓦解してしまいます
その時には、経済的に豊かな強者よりも、自分の力で何でもできるような生命力や生活力に勝る者が強い世界がやってくるはず

最後には、便利で何でもお金で買える世界ではたいして必要なかった・・自力で雨露をしのげる寝床を確保し、野菜を作り、魚を獲り、水を汲み、火をおこし、ありあわせの食材で食事を美味しくいいだくことができるとか、そんな不自由な旅先やアウトドアで身に着けたスキルが生きることになるかもしれません
日本を脱出した方がベターと考えた時には、国外に家族や知り合いがいることがその際の一助になるかもしれません
さらに言えば、普段何不自由なく豊かさ享受してきた人にとっては何もかもが不自由でシンドイと感じるような状況下においても、“足ることを知る“を実践して自らの力で生きてきた人ならば精神的にも動揺することなく、事も無げに不便な状況をやり過ごすことができるかもしれません

たとえが極端過ぎて読者の方にはまったくピンと来ないかもしれませんが、
そんな風に考えることが正しいのか誤っているのかさえもわかりませんが、
今は平和なこの世界で、私はたくさんの偏見のコレクションを抱えながら、セッセセッセと税理士なんて看板を背負ってなんとか糊口を凌いでいるという訳です
その傍らで、旅に行ったり、アウトドアの真似事をしてみたり・・
それはそれで、なかなかに忙しいのでありますw
【残暑お見舞い】
ついに南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)なんてものが発令されてしまいました
中東情勢も嫌な感じです
そして世界中で異常気象のニュースが報じられ、日本でも連日猛暑日が続き、このあと立て続けに台風もやってくるようです
そんなこんなで、気分的にあまり明るい未来ってヤツを想像しにくい状況にありますが
どうぞ皆さん、楽しい夏をお過ごしください(^^)/
ついに南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)なんてものが発令されてしまいました
中東情勢も嫌な感じです
そして世界中で異常気象のニュースが報じられ、日本でも連日猛暑日が続き、このあと立て続けに台風もやってくるようです
そんなこんなで、気分的にあまり明るい未来ってヤツを想像しにくい状況にありますが
どうぞ皆さん、楽しい夏をお過ごしください(^^)/