偏見のコレクション私のすべて 彼らのスベテ

2024年10月01日

“生”を感じる

人は、本能的に危険やリスクは避けたいと考える


それが当たり前だと思います


誰だって、痛手を負うのはイヤだから・・




だけど、危険の中にこそ、生きるか死ぬかとは言わないまでも、「ヤバい!」と感じるようなヒリヒリした状態にあえて身を置いてはじめて“生”を感じることができるのだと、そんなことを考える人もいるのです


たとえば・・登山家・宇宙飛行士・傭兵・フリーダイバー


彼らはなぜ危険を冒してまでそんなことをするのでしょうか?


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それを社会学者のスティーブン・リンは「彼らは自発的にリスクを取って、その状況をコントロールしている自らに興奮を覚えるからだ」と説明します


そして、そんな彼らを危地に駆り立てるのは、彼らが複雑化した世の中で感じる無力感から解放されることを望むがゆえに、危機や困難の中でさえ柔軟に泳ぐことができるスキルが錬成されることを望むからであると・・


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なるほど


木曜日から2週間、定員15名ほど(日本人は私と友人の2人だけ)のボートに乗ってメンタワイ諸島のデカ波を追いかける旅(ボートトリップ)に行くのですが、


当然のことながら、私自身がそんなに深く物事を考えて旅に出るはずもありません(笑)


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後から何度もメンタワイに行ったことがある先輩から聞いたのですが、ボートトリップの船にも色々あって、今回私が参加するドリス船長の船はかなりハードコアな船のようで、少々緊張しております


なんでも昨年のこのツアーでは、海外のサーフィン雑誌に載るようなサーファーがサンゴ礁に叩きつけられて腰を骨折し、また他のサーファーは、海底のサンゴ礁の上で波に揉みくちゃにされた結果頭部を20針縫う大怪我を負ってしまったと聞いております💦


なので、今回のトリップの主催者のSAMさんからは「サイトーさんはくれぐれも無理しないで、自分の乗れそうな波にだけにチャージしてください」と念を押されながら、身の丈以上の波に挑もうと思っているのです


まったく、ホントに、私はいったい何を考えているのでしょうか?



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複雑になりすぎてしまった税制

面倒な人間関係

確かに普段から、そんなアレヤコレヤから解放されたいという願望を私が抱いているのも事実ですが、だからと言って私が危険な海に挑んだからといって税理士としての処世が上手くなるとは到底思えません


しかしその一方で、私が多くの危機を乗り越える経験をすることによって、スティーブン・リンが指摘するような厄介な状況下においても柔軟に泳げるようなメンタルが錬成されるかもなんて、淡い期待を抱いているのもまた事実なのです



とはいえまずは2週間、おそらく電話もつながらないような海上を彷徨って音信不通になってしまうことに対して「大丈夫か?」と心配してドキドキしてしまっているこのガラスのようなメンタルをちょっとは強く鍛錬して帰って来れたなら、「それだけでも私にとっては儲けものかも」なんて呑気なことを考えているのです




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【追記】

今回のボートトリップのために、サンゴに体がヒットしそうな箇所に補強が施されたウエットスーツを特注で作ってもらいました


ネットで、頭部を保護するサーフィン用のヘッドギアも買いました






あとは行くだけ


波と運に、身を任せて・・



行ってまいります(^^)/

saiaki555 at 18:37│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  

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