私のすべて 彼らのスベテIndiGo

2024年12月06日

Move on !



「人は人生経験を重ねていくうちに賢く生きる術を身につけていくものではないのか?」と思いつつ・・

リスクを回避して賢く生きるよりも、「むしろリスクテイクして“身の丈以上“に挑む方が面白いじゃないか!」なんてバカなことを未だに私は考えているのです


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プロサーファーのようなサーフィンをする同行者が次から次へと怪我をして船に戻ってくるのを眺めながら、『さて、どうしたものか』と思案する私


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怖い

確かに怖い

去年は、耳が千切れるほどに顔を負傷して20針縫った人がいたらしい

ちなみに大怪我をしたとしても、そこはインドネシアの田舎町の港から2日かけてやってきたメンタワイ諸島のはずれの海の上

仮に船上の処置では間に合わないような大怪我をしたとしても、手術ができるような大きい病院まで行くのにはそこから30時間はかかるって、さっき船長が言っていたっけ

それなのに、私の考えることといえば『せっかく来たのだからチャレンジしてみましょうか』みたいなケチ臭いことを考えながら、グズグズと支度をはじめるのです


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そして海へ

実はちっとも怖くなんかない

船の上でクドクドと考えている間だけ恐怖を覚えるのだ

きっと、「ドボン」と海に飛び込んでパドルしながら波の高い方へ高い方へと漕ぎ出した時には、もう既に私の腹が決まってしまっているのだと思う


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結局のところ私は、自分で自分自身のことなんて何も分かっていないのだ

それが分かるのは、実際に動き出してみてから

「自分の“身の丈”ってどのくらい?」

「自分のポテンシャルって?」


さらにいえば、心に迷いがあると体の動きさえも鈍ってしまうから、アレコレ考えずにさっさと動きだしてしまった方が良い


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恐怖とか、失敗するイメージとか・・そんなアレヤコレヤの一切を廃して

心は静かに、体は激しく

そんな時、必ず私は思うのです

『後はなるようにしかならん!』って



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そういえば・・税理士試験の時にも似たようなことを考えていたっけ


「ここで下手うったら、また1年同じ試験勉強しなくちゃならんのか・・」とビビりまくりながら試験会場へ向かい

周囲の受験生が自分よりも賢く見えて、そのうち自分が彼らよりも著しく劣った頭脳しか持たないダメ人間のように思えて、「今まで1年間、俺は何やってきたんだ」なんて自らを苛み始めるのだけど

いざ試験官の『はじめ!』と言う声を聞くと、一気にボールペンを持った私の右手が猛烈に動き始める


愚かしいことに、夢中で書いているそれが正解なのか、不正解なのかも分からない

自信なんてない

だけど、実際に書き始めたらもう止まらない


2時間、ボールペンのペン先から煙が出るのではないかというほど答案用紙に書くだけ書いて

『後はなるようにしかならん!』って思うと、何だか自分が“潔い人間”になったようで気分が良い♪


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そして私は、独立開業した当時、たいして仕事もなく、東京の八重洲に借りた事務所で毎日パソコンにスイッチを入れると(入れっぱなしなので)勝手に再生されるCDの何度も同じ過ちを繰り返すロクデナシの曲を思い出してしまいます


過去の失敗や悲しみを、まるで無かったことのように考えないことにして、『後はどうなるか分からんけど、とりあえずやってみるか』と後先考えずに動いてしまう


もはや自分が潔いのか?愚かなのか?


結局、自分で自分自身のことが分からなくなる





saiaki555 at 18:26│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック  

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