秋利美記雄 ベトナムの縫製工場を巡る

ベトナムをはじめとするアジアの縫製工場を巡っているコンサルタント・秋利美記雄が見聞したインドシナ地域の四方山話を披露する。

2015年11月

昨日の記事で、日本向けの経験のない工場にいきなりオーダーを入れてみるのは、
「なにかしら見所があったときに」という条件をつけた。

では、具体的にこの見所というのは、どんなものだろうか?



取り組むべき縫製工場の「見所」とは...?

これも、私の経験だが、以下の2点に集約されるような気がする。

1. 工場の生産性が高い
2. 工場の管理能力が高い

それぞれについて、説明したい。

「縫える工場」なのか?

上記の1の生産性については、いわゆる「縫える工場」であることだ。
単位時間あたりに多くの製品を上げられる生産性が高い工場で、相対的に安い工賃を顧客に出すことができる。ベトナムで生産する欧米の顧客は、この点を非常に重視している。彼らのこうした視点も非常に重要である。
言うまでもなく、<高い生産性=安価な工賃>は最大のメリットになりうるからだ。

最終的には、数字で把握することになるのだが、現場を訪問する際であれば、ラインの工員たちの動きに注意を払いたい。
私が工場を訪問する際には、ミシンの鳴り響く音がどうかとか、それぞれの工員の動作が素早いかどうだとか、を観察するようにしている。

要は、腕の良い縫製工を集められているかどうか、が現場を訪問する際に観察すべき最大のポイントだと思う。

もう一つのポイントは統制力

縫製業は労働集約型産業の代表と言われる。
多くの労働者を束ねて、集団で成果を上げるのが縫製業である。
だがら、人員が多くなれば、多くなるほど、集団の統制力が重要になってくる。

その統制力がある工場なのかどうなのか、それをできれば、工場訪問の際に見極めたい。
たとえば、日本の顧客はだいたいにして工場の整理整頓の状況を気にするが、これも統制力を見極める一つの指標だ言える。整理整頓の状況を見れば、経営陣の統制力はある程度測れるだろう。
あるいは、工場が独自に導入しているシステムや制度をどれくらいに徹底できているかも注意して現場を見たほうがいい。

社長を筆頭にした経営陣が、工場をしっかり把握できていれば、大きな問題は起きないはずだし、仮に問題が起こっても、たいていは解決できるはずだ。



現場とトップがいずれもある程度のレベルであれば...

つまり、現場のスタッフの能力とトップマネージメントの能力を見極めて、
この両者がある程度のレベルにあれば、取り組んで見る価値はあるのではないだろうか?

通常、私が日本向け未経験の縫製工場を顧客に紹介するのはこうした工場である。
後は、方向性の問題で、経営者が日本向けの仕事をどう位置づけるか、だろう。

自社や日本市場向けの仕事にどういうスタンスで取り組んでくれるか?これは経営者と話し合うべき、また別の課題だと考える。



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昨日はまったく0から縫製工場を立ち上げようという、かなり大胆な例を挙げたが、
正直のところ、こうしたやり方はかなり荒っぽい気がして、こちらも怖い。
見てて、ハラハラするので、どうしても手伝ってあげなくてはという気持ちが働く。
ひょっとして、それもあの女社長は見込んでいたのだろうか?

4つのポイントに注意すれば日本向けは可能

現実的には、もうすでに稼働はしているが、日本向けの経験ない工場で、なにかしら見所があったときに、
どうやってその工場を起用するかというところではないだろうか?
それについて私の経験から論じてみたい。
そういうケースで注意したいのは以下の4つのポイントではないだろうか?

1. 意思伝達
2. 現場の確認
3. 品質管理
4. 危険物管理

それぞれについて、以下、私見を述べたい。

確実な意思伝達ルートが一番の鍵

ベトナムの縫製工場はたいてい日本語のできる人員を配置していない。

これに関しては、あまり期待しないほうがいいと思う。
ベトナムの日本語熱はまだまだ大した規模でなく、日本語のできる人は全体で見ても少ない。
しかも、仮にできる人がいても、他業種と比較したときに、
縫製工場が他よりも魅力的なオファーを提示できるとは思えないからだ。

これまでの経験上、日本向けが仕事全体の半分以上ならないと、
それなりの日本語要員の配置を期待すべきではないと断言できる。

また、仮にそうした要員が配置されたにせよ、そのスタッフの実力を把握しなければ、うまく進まない。

英語ができれば、直接英語でやりとりできる可能性はぐっと高まるが、
そうでなければ、日本語の通訳ができるスタッフを自分たちで確保する必要がある。

業務内容を十分に把握して、相手先の縫製工場とやりとりのできる人材というのは
選択肢の幅が大きくないというのが実感である。

弊社でもこうした業務を請け負っているが、
商社を含めた日系の中間業者が介在する理由の一つの大きなポイントがここにある。

自前でスタッフを雇用し、教育していくのか、外部に委託するのか、
ここはそれぞれの会社の方針によるだろう。

商売がうまくいくかどうかというのは、すべからく最終的には関係者のトップの意思が反映されるものである。
相手側のトップの意志がはっきりと把握でき、自分たちの意向もはっきりと伝えられる術を持つというのは、とくにここで強調するまでもないことだろう。

商品や現場の確認の体制についても、互いに共通認識が必要

サンプルから量産まで商品や現場の進行状況を確認する体制を作っておく必要がある。

誰が、どれくらいの頻度で現場に足を運んで、
生産されている商品や現場の様子を確認するのかを決めておいたほうが良いだろう。

それによって、品質管理、納期管理がスムースに進む。

日本から定期的に人員を派遣するのか、あるいは、現地で人を雇うのか?
この点も上記と同じく、人材確保も難しいこともあり、商社をはじめとする中間業者の出番となることも多い。

また、最終の客先からもそうした技術指導者が来られるケースも珍しくないので、
工場に意見を出すにあたっては整理して伝えないと、受け入れる工場の現場は混乱をきたす。
関係当事者それぞれがそのような役割を持って動き、どうのようにお互いに機能しているかを、互いに把握しておき、現場の作業者らが戸惑うことのないように情報を伝達していくことは極めて大事だ。

品質管理体制は工場とともに作り上げていくものである

日本向けの生産で一番心配なのがこの点だろう。

工場見学などを通じて、事前にある程度可能性のある工場で話を進めるのはもちろんだが、
そのうえで、少しずつ品質管理体制を作り上げていく必要がある。
それには、関係者すべての意識が重要だと思う。
とりわけバイヤー側に「自分たちの工場」を作ろうというような前向きな姿勢が不可欠というのは
これまでの経験から強く主張したい。

そのうえで、まずは、品質基準の目合せ、摺合せ。これを明確にしないことには進まない。
そして、それを効率よく実現するために、現場の確認と改善指導。

技術スタッフを派遣して、こうした指導をできれば、工場側はたいてい歓迎するものだ。



出荷前の水際で不良品をとめるために、多くの業者は最終確認に検品業者を起用する方法をとっており、
ベトナムの縫製工場の間でもこうした日本流の品質管理の手法は知られるようになっている。

今やベトナムには、南部・中部・北部含め、10社以上の日本の検品業者が参入し、鎬を削る時代なので、
検品業者の選択も可能である。

ただし、検品業者は品質管理体制を作っていくうえで、活用していくサービスであって、
品質管理体制=検品業者では情けない。

ごく当たり前のことなのだが、知らず知らずのうちに、そうなっているケースも見られるので、念のため、指摘しておく。

この体制の一部に次項で述べる検針作業も含まれる。

針管理、危険物管理は一人一人の意識づけが重要

工場の整備状況の中でも、とりわけ、針管理、危険物管理は心配の多い点である。

まず、欧米向け一辺倒の工場であれば、通常検針機は持っていない。
検針無しで出荷しているので、この点を変えていかなくてはならない。

ただし、最近では一部のアメリカのバイヤーは針管理について注意を払っているため、
検針機を設置してあったり、工場内に針交換所を設けている工場もあったりする。



しかしながら、それらは極めて形式的な作業であるケースにとどまっている場合が大半なので、
その形式から入るにせよ、内実を高めていく必要はあるだろう。
針交換や危険物管理のルールを定め、それを実行していくこと。たいていはここから日本向けの生産のための整備は始まると言ってもいいかもしれない。

実は、この針管理や危険物管理の整備の過程は非常に辛抱のいる気の長い話だ。
現場の一人一人の意識を高めていく必要がある。
ここから始まると言ったが、最終的にはここに行き着くような気がする。
そして、こうしたことが自然とできるようになれば、日本の工場に見劣りすることもない。

実際には、検針機を持ってない工場も多いので、
取組開始時は、検品会社での検針で補完するなどの方策が必要である。
でも、最近では、年間仕事が回るようになれば、工場側が自ら検針機を入れることもあるようだ。

まとめ

以上の4点がクリアできれば、仮に日本向けの経験がなくても、どうにかなるというのが、
私の経験から出てきた結論である。

ただし、これらは最悪の事態を避けるための必要条件であって、
これ以前には、ある程度のリスクを冒しても、新規工場での生産をトライしたい前向きな理由が必要だろう。

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ずいぶん前になるが、ドレスのネット販売で急成長中のS社を知人から紹介された。
まだお若い女社長は、ちょっとしたカリスマ的な存在だ。
中国に飛び込んで、片っ端から縫製工場に入り込んでいき、
今の協力工場との取引に漕ぎ着けたという。

カリスマ女社長が希望したのはまだ何もない、まっさらの工場だった

当初、ドレスの工場を提案して欲しいという要望があったときに
ウェディングドレスから出発したP社を念頭にハノイ生産を提案したのだが、
話を聞いていくうちに、P社のようにある程度形の整った工場よりも
まだ輪郭もはっきりしない手作りの工場のほうが希望にあっているような気がした。
それで、訊いてみると、
「出来上がった工場よりもまだ何にもないところから始めるほうがいいかも」
とさらりと言う。

普通のアパレル企業の担当者なら、まず絶対に出てこない返事だ。
通常なら、日本向けをやったことのある工場だの、ロットは200-300でやれる工場だの、日本語のできるスタッフがいる工場だの、... ありとあらゆる、我々にとっては無理難題が出てくる。

そういう完成された工場に後からやってきて、オーダーおかせてほしいなんて、ずいぶんと厚かましい。
まあ、最近では、そうした厚かましい客は、少なくとも私の前には現れないので、問題ないのだが。

腕のある技術者さえいればいい

さすが、カリスマ経営者だけあって、わかってらっしゃるとこちらも力が入る。

それで、非常に腕がよく、日本でも3年間縫製工場のリーダーとして働いていた経験を持つTさんが始めようとしていた個人経営の工場に目をつけた。

Tさんは日本に行く前に、仕事で出入りしていた大手国営工場の技術室にいたので、昔からよく知っていたのだ。日本で稼いだ資金を元に自宅で縫製工場を始めることを聞いて知っていた。

最初の商談はTさんの新築の自宅で、家具も何もない、本当に0からの出発だった。
そこにミシンを入れて、これから始めるというのに、S社長は平然としていた。というよりは、見るからに満足した表情だった。


ハノイ郊外の生地卸売市場も充実

と同時に、生地市場を見学したいというので、ハノイ市内の小売向けの生地市場、副資材市場や郊外の卸売の市場にもご案内した。郊外の生地卸売市場は私も訪れるのは7-8年ぶりくらいだったのだが、見違えるように発展していた。

<ハノイの生地市場については、以下ご参考まで>
ハノイの生地市場 (ブログ記事)
ハノイの生地・副資材市場 (地図)


中越国境は2000年頃から往来が活発になるのだが、年々貿易量は増えており、ハノイ郊外のその市場も中国製の生地で膨れ上がっていた。今では、ホーチミン市のチョロン地区も追い越し、ベトナム一の巨大アパレル市場と化している。
S社長をご案内し、一度ざっと生地市場を見ていただいた感じで、十分できるとの感触を掴んでいただいた。


問題が起こるのは当たり前という考え方

生地があって、資材もあって、作る人がいて、それでスタートできるというわかりやすい判断。
細かな点はスタッフが個別に問題解決にあたるので、社長の自分はやるか、やらないかだけ判断すればいいということだろう。非常にわかりやすい。

やっていく中で、おそらくいろいろと問題は起こるだろう。当然、そういう予測は立つ。
でも、問題が起こったら、そのときにひとつひとつ解決していけばいい、それが仕事だから、という考え方。

実にシンプルで、気持ちのいい考え方だなと感心した。

その後、サンプル作成を行い、この新規案件は順調に進行中だ。

S社長のような社長さんなら、とことん応援したくなる。


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中国の状況も良くないし、ベトナムで新たな生産拠点を構えたいという要望は非常に強い。

当地で、たとえばアパレル製品の委託加工を頼みたいと思い、委託先を探そうと思ったら、どうすればよいだろうか?



候補先の工場を探すには...

まずは、候補先の工場を探さなければならない。

その候補先はどうやって探すのか?

インターネットで探せるだろうか?

日本語で「ベトナム_縫製工場」とやって出てくるのは、このブログや弊社関連のサイトが多いだろうし、実際の縫製工場で出てくるのは日系工場になる。
日系の工場は、日本の工場と同じような価格で貿易業務まで請け負うというケースが多いだろう。

インターネットで英語で検索するという方法もある。
当地の工場は日本語で対応できるところは極めて稀だが、英語なら、ある程度の規模になれば、たいてい誰かしらできる人がいるものである。会社のサイトも英語には対応しているはずだ。
ある程度の数の縫製工場はそれで見つかるかもしれない。

もっと効率のよい現地企業の探し方はないものか?...

でも、現地の縫製工場を探すもっと効率のよいやり方はないものだろうか?

現地の知り合いに訊くのか?
取引のある資材業者、検品業者や商社などの伝手を使って、現地の企業を紹介してもらうというのが比較的多くの企業がとっている手法のようだ。

そうした業者に頼めば、日本向けに実績のある企業の中から候補企業を紹介してくれるので、「固い」というのがこの手法をとる方々の判断だろう。

それはそれで、一つの判断の仕方であって、そうしたやり方を否定するつもりは毛頭ない。

実際、私自身、そうした工場との取組をやっているし、客先からの要望でそうした工場をご紹介することもある。日本向けに慣れているというメリットはたしかに小さくないからだ。

日本向けの実績のない縫製工場はどうなのだろうか?

だが、中には、そうした日本向けに開拓された縫製工場以外でやってみたいと考えるお客さんもいらっしゃる。

一つには価格面。
こうした工場は欧米向けの注文を受けていることが多く、ロットの小さな日本向けとちがって、比較的価格が安く感じられる。
もちろん、小ロットになれば、価格も見直しが入るので、必ずしも安くなるとは限らない。むしろ、小ロット慣れしていないために、割高のケースもある。
できるだけ、このメリットの部分を活かしたければ、最初はできるだけ数量の多い注文をおいて、慣れさせてから、数量の小さな注文を置いていくなど、一工夫が必要だ。

そして、日本向けの経験がある工場に限らなければ、ときに「掘り出し物」に出くわすことがある。

かつて、北部でレディス用のストレッチパンツの生産をしていた神戸のアパレル業者があったが、彼らは北部の縫製工場を片っ端からあたり、K社という比較的小規模の工場に巡りあった。
そこの社長とも何度も面談した上で生産を進めていくのだが、
何より社長の人柄が良くて、改善要望に丁寧に応えてくれたおかげで、低価格であるだけでなく、品質も向上した。じっくりと話込みができたことが成功の秘密だったようだ。

あるいは、弊社が見つけて、ある商社に紹介したP社についても、
ちょうど同社の社長が日本向けに挑戦したいという時期に巡りあったので、
比較的すんなりと生産に入ることができた。



大多数の縫製工場は日本向けの実績がないという事実

日本向けの実績のある企業というのは極めて限られていて、先にご紹介したように、多くの方がそうした実績ある
企業と取り組もうとするので、そのベースはなかなか増幅はしていかない。

一方で、ベトナムには、過去に日本企業と取引した実績はないが、やってみたいという企業は山ほどある。そういう縫製工場のほうが圧倒的に多いのだ。
自分やスタッフの眼に自信さえあれば、縫製工場に片っ端からあたって、自分たちの眼で見てみるというのも一つのやり方だと思う。
私自身は、お客様のご要望に見合った工場を選別して紹介するサービスを提供しているが、そうしたフィルターを通さず、自分たちの足を使い、目を使い、調べていくという意欲は大いに買える。

それでこそ、面白い仕事ができるというものだ。

その際に、この企業名鑑があれば、探したい地域の工場がまとまっているので、非常に便利だ。
一つ一つ電話して、コンタクトを取っていくと良い。

そういうこともあって、この企業名鑑の紹介役を買ってでたというわけだ。


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IMG_0743 昨日は知り合いに誘われてドンタップ(Dong Thap)省のカットソー工場を見に行った。

ドンタップ省

ドンタップ省はベトナムの西南部メコンデルタの1省で、フランス映画「愛人(ラマン)」の舞台にもなったサデック(Sa Dec)や省都のカオラン(Cao Lanh)には何度か行ったことがある。

出発前に工場までどれくらいの時間がかかるのか訊いたところ、3時間半という答え。
8時に出発したので、到着は11時半になる。着くと工場は昼休みに入るなと思った。

ティンザン(Tien Giang)省のミトー(My Tho)までなら高速を飛ばせば1時間半だし、ドンタップの省都カオランまでは2時間半見ておけば着くはずだ。それが、工場まで3時間半という答えなので、これはかなり奥地にまで入り込むのだなと推測できた。

実際、ミトーへの高速を途中ロンアン(Long An)省の省都タンアン(Tan An)で下りて、右手の国道62号線に曲がったので、サデックやカオランといったドンタップ省の中心部は通らずに、一路カンボジア国境を目指すのだということがわかった。

それでも、ロンアン省の国道62号線を走っている間はまだよかった。
それが、さらに進むと、ガタガタの路面に変わった。
長閑な日差しにうとうとする。知らぬ間に眠り込む。

Dong Thap (2)

お昼休みに社長宅にて

昼前には着いたが、案の定、着くなり、工場は昼休みに入った。
社長室で社長に挨拶をし、工場の概要を聞いたあとで、昼食にしようということになった。
昼食は車で移動し、どこに行くのかと思えば、工場から5分もかからないところにある社長の自宅へ。

屋敷の大きな棟の家屋2つの間を車がすり抜けて奥へ入っていく。
そこには、テニスコートとプールがあって、車が4台止まっていた。

テニスコートの手前には屋外で食事のできるテーブルもあったが、「今日は暑いので中で食べましょう」と促され、家の中へ。広々としたダイニング・リビングで食卓を囲んだ。
実は、この家はご両親しか住んでおらず、社長とご家族はホーチミン市にお住いだとか。
来客があるときに、工場にやって来られるようだ。

工場の現場

昼食の後で工場に戻り、現場の見学をした。

アメリカ向けが70%を占める工場と聞いていたが、思いの外、工場内がきれいに整備されていて驚いた。

人員は訪問した第1工場が1000名。他に500名規模の工場が2工場あるという。

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英国向けはハンガー納品の商品。
 
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日本向けに意欲的

日本向けは今のところないということだが、すでに商社が2社ほど訪問に来て、発注の動きもあるらしい。
社長自身もいろいろと勉強しているらしく、一度やってみたいと意欲的だった。

さすがに、いまだ日本向けを経験していないので、このまますぐに日本向けができるかといえば、ちょっと疑問だが、多少手を加えれば使える工場になるかもしれない。

中国から生地を自ら調達してFOBで商売しているというところが魅力。
工員は20代前半でみな若い。これからが楽しみな工場だ。


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