P_20180331_124940_1

ベトナムでも1年に何度か繊維・アパレル産業がらみの展示会はあるのだが、その中でも最大規模の展示会が毎年この時期に開かれるSAIGONTEXである。
でも、以前には「ベトナムの展示会に期待するなかれ」という記事も書いているくらいで、見るべきものはさしてないはずだが、今年はいささか様相が変わっているかもしれない兆候が見られる。


中国企業の独断場

ベトナム繊維公団(VINATEX)主催でベトナムのホーチミン市で開催されるので、ベトナム企業が多数出展していると考えて来られる方もいらっしゃるようだが、実情はまったくちがう。
1000社以上出展企業は圧倒的に中国企業が多く、ご当地ベトナム企業の出展は数えるほどしかない。
ベトナム企業を目当てに来られると、がっかりされること間違いない。ベトナムで開かれる中国企業の展示会程度くらいに思っていたほうがいい。
ベトナム企業と取引したくて、取引先を探しにこの展示会に訪れようとしているなら、考え直したほうがいいだろう。

ではこの展示会での商談はどんな取引が行われているのか?
SAIGONTEXでは、中国企業が生地や資材や設備をベトナム企業に売り込む販促目的が大多数を占める。そのために、中国政府も展示会参加費用を各企業に補助しているという。各企業はベトナム旅行がてらに展示会に出展しているというらしいのだ。
それゆえ中国企業の独壇場だ。
2018-04-04_12-12-39_1


日本企業の出展はごく少数

中国企業以外には、台湾、韓国、タイ、インド、他に欧州各国などからの参加もある。
ベトナム企業も少ないながら参加しているが、めぼしい企業はほとんど見当たらない。
たとえば、OEM生産の委託先を探そうとこの展示会を見に来ても、そうしたベトナム企業は参加していない。目的がちがうから。

日本企業の参加は例年ごく少数にとどまる。主として設備関係で下記の2つの分野の企業は常連で、たいてい会場の中心を陣取っているので、いやでも目立つ。本体みずからが出展するケースもあれば現地代理店が出てきているケースもある。

  • ミシン(ジューキ、ブラザー、ペガサス)
  • 刺繍機(タジマ、バルダン)

これに加えて、織機、編機やCAD・CAM、裁断機などの分野も最近は日系企業が力を入れようとしている分野だ。
2018-04-04_12-13-45


今年は一味ちがうかも

日本企業は上記以外はほとんど目にしないのだが、今年はあちらこちらから、この企業、あの企業が出展するという話を聞く。
個人的に身近なところでは副資材関連業者が2社、帽子メーカーの現地法人が1社出展参加されるとか。他にも、日本から和装関連の企業が展示会のアテンドをしてほしいとの予約がある。

先にも述べたようにこの展示会のメインの「お客さん」は現地ベトナムの縫製業者だから、とくに副資材業者などはやり方次第で十分に大きな商機をつかむチャンスだと思う。
頑張ってほしいものだと、ちょっとだけ期待しているところだ。
2018-04-04_12-14-00


まとめ

例年中国企業の独壇場となっているSAIGONTEXだが、今年は日系企業の出展も何社かあるようでちょっと期待しながら見てみたい。


無料相談はこちらから

経済産業省後援事業「ドリームゲートアドバイザーサービス」認定専門家として起業支援のコンサルティングを行っています。
無料相談のご依頼は下記リンクよりどうぞ。

秋利美記雄-合同会社 カラコロモ / ミラン・コンサルタントへの面談相談依頼ページへ



AR縫製バナー_黒枠

QQ OEM logo 260X150

無料レポート提供中!
~~ ミラン・コンサルタント ~~
ベトナムでのアパレル生産は
中国での生産とどこが違うのか?

このブログはランキングサイトに参加しており、
良い情報を発信するために努めています。
ブログランキングのクリックをお願い致しますm(__)m
⇒人気ブログランキング
⇒にほんブログ村
(「Ctrl」+クリックで、ページを変えずに投票できます!)
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ベトナム(海外生活・情報) ブログランキングへ