秋利美記雄 ベトナムの縫製工場を巡る

ベトナムをはじめとするアジアの縫製工場を巡っているコンサルタント・秋利美記雄が見聞したインドシナ地域の四方山話を披露する。

カテゴリ: 出張

今や日本の繊維製品は大半が海外調達。
とりわけ中国や東南アジアからの輸入が占める割合が圧倒的に高い。
それで、この業界人は中国や東南アジア各地を文字通り飛び回っていることだろう。


アジアに強いスカイチーム

私もメンバーになっているベトナム航空は3大航空連合のうちのスカイチームに加盟している。
スカイチームは日本の航空会社が加盟していないグループなので、
日本の方々にはあまり馴染みがないかもしれないが、
世界最大の航空会社であるデルタ航空を中心とした航空連合で、
アジアに強く、とくに我々のような繊維業界の中でも調達に携わる人にとっては
非常に使い勝手のいいアライアンスだ。

skyteam-members

というのも、2015年4月現在加盟している20社のうち、
繊維業界の方が頻繁に訪れるアジアの主要都市をハブ空港としている航空会社が数多くあるからだ。
一覧にすると以下のとおり。

航空会社 ハブ空港
大韓航空 ソウル
中華航空 台北
中国東方航空 上海、西安
中国南方航空 広州、北京
ガルーダ航空 ジャカルタ、バリ
ベトナム航空 ホーチミン市、ハノイ

中国の大手2社のほか、中国、台湾、インドネシア、ベトナムのフラッグキャリア4社がこの航空連合に加盟していて、これだけ揃えば、繊維調達関係者はスカイチームを使うしかないという顔ぶれだ。

一度の出張で資材調達と縫製工程を見て回れる

縫製工程が中国からベトナムをはじめとする東南アジアにシフトしている昨今であるが、
これまで何度もこのブログでも語ってきたとおり、原材料の調達が難しいというデメリットがある。
東南アジアでかろうじて生地の調達が可能な国といえば、タイ、インドネシア、マレーシアといったところか。それでも十分満足なものが揃うかと問われれば、答えはNOだ。

台湾、韓国、中国などでの資材調達は視野に入れておきたい。

一度の出張で資材調達と縫製工程を見て回ろうとすれば、
資材調達の地を軸にした航空会社を使うのが、便利がいい。

つまり、ソウル、台北、上海、広州といったところだろうが、
上の表を見れば一目瞭然で、それぞれの空港を拠点にしている最大の航空会社が揃っている。

スターアライアンスでは、全日空とタイ航空が入っているものの、
スカイチームと比較すると、台湾はエバー航空、韓国はアシアナ航空、中国は中国国際航空で
利便性の面で劣る感は拭えない。

ベトナム航空は全日空(ANA)と資本提携したが...

昨年、スカイチームのベトナム航空はスターアライアンスの全日空と資本提携したが、
日本とベトナムの間の直行便は、これまでの日本航空とのコードシェア便が
全日空とのそれに振り替えられるだけで、
航空連合の枠を超えて何か変化があるというような話は今のところ伝わってこない。
ベトナム縫製も含めて、当面やはりスカイチームが繊維業界人には一番便利だろう。

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出張先のハノイにてちょうどいいタイミングで手工芸品の展覧会があるというのでちょいと覘いてきた。

世界遺産のタンロン遺跡にて開催

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会場はハノイ市内で世界遺産に指定されているタンロン遺跡(Hoàng  Thành Thăng Long)。
遺跡の中心の南側がイベントスペースとなっていて、そこにテントを設置して行われていた。
李朝を興した李太祖(リータイトー)が1010年にハノイに遷都し、
その際に龍が現れたことから昇龍(タンロン)と名付けたと言われている。
ハノイはその後19世紀初めにフエに遷されるまでずっとベトナムの都だった。

タンロン遺跡は2003年に発掘が始まり2010年に世界遺産(文化遺産)に指定された新しい遺跡である。
高校の同級生だった故西村昌也博士も研究に携わっていて、一緒に飲んだ時にも話を聞かせてもらったことがある。今となってはまったく記憶に残っていないのだが。

ハノイ市内のど真ん中という世界遺産にしては珍しい好アクセスの遺跡だ。
でも客足はずいぶんと少ないらしい。

ベトナムの国慶記念日に向けて

この手工芸品展覧会は8月26日から29日まで開催されている。
9月2日の国慶記念日へ向けての一連のお祝い行事の一つに位置づけられている。
そのため、本格的に商談をする展示会とは雰囲気がまったくちがう。

会期中に「人民職人」や「優秀職人」という秀でた職人を表彰する儀式が行われる。
日本で言うなら文化勲章の授与式に近い行事なのだろう。
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地方の工芸村から出展

テントの下のブースでは、各地方の工芸村を紹介したり、各工芸品メーカーの商品紹介をしたりしている。

手工芸品といっても様々で、テーブルや椅子などインテリア用品から、置物、宝飾品、籠やカバン、衣類まで実に多様な商品が展示されている。
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絹職人

私の目に止まったのは、手刺繍や編んだ籠の類、さらには絹商品。
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蚕から絹をとり、絹織物を作っている職人さんらがいた。
蚕を展覧会場に持ち込んでいる。
マスコミ関係者らが取り巻き、写真撮影をし取材をしていた。


まとめ

会場は屋外で空調もないので、訪問当日は外気の熱気でかなり暑かった。

上にも述べたが商談のための展覧会ではないが、ベトナムの職人芸を知るにはいい機会ではないか?

タンロン遺跡の中心のほうは時間の関係で訪問できなかったが、
時間の余裕の許す方は是非併せて訪問されるといいだろう。
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Lobby of Pho Hien Hotel

ハノイ郊外の工場に出張する際に考えてしまうのが宿泊施設をどこにとるかという問題がある。
ハノイから100km未満の地域だと1-2時間かけて通うことも十分可能だ。
1-2日商談だけなら、もちろんそうすることが多いが、技術指導などで長期の工場訪問となると、往復で3-4時間も時間がかかり、しかも費用もかかる。

今回は客先の技術担当の方が、2週間近く工場に入り込むということで、工場に近いフンイン(Hưng Yên)市に宿をとることにした。フンイン市内のホテルからだと30分ほどで工場に行くことができる。
現場に入られる技術担当の方が、現場をよく知りたいという気持ちもあったようだ。

ただ、この町は私自身は以前に頻繁に訪れていたこともあり、まともなホテルがないことも知っていたので、ちょっと心配ではあった。

実際、以前に泊まったHung Thai Hotelというホテルに泊まったのだが、相変わらずひどいままだった。
シャワーは出るものの、建物の建付けが悪く、隙間風が入ってくる。エアコンはついているものの、どうやっても温風は出てこない。毛布にくるまって寝るしかない。

宿泊3日目に使ったタクシーの運転手にスタッフの子がいいホテルはないか訊いてみてくれた。
すると、1軒あるというので、期待せずに、行ってみた。

すると、これが大正解。

Pho Hien Hotel in Hung Yen

外観からして、それまで泊まっていたホテルよりも断然いい。
中を確認し、問題なさそうだったので、すぐに移ることにした。

荷物を取りに戻る際に気が付いたのだが、なんとそのホテルは泊まっていたホテルと1ブロックしか離れていないではないか。

最初に泊まっていたホテルには元々4泊で予約していたのだが、この新しいホテルを見つけるや否や、即座にキャンセルしてチェックアウト。

こういう時予約がどうだこうだ言わないところがこの手の襤褸ホテルのいいところか。

伝え聞くところでは、このPho Hien Hotelは3年位前にできたのだという。

a room in Pho Hien Hotel

こんな田舎町でもそこそこの客数があった。
ただ、このホテル、朝食は出ないので、外で食べないといけない。

私自身はベトナム語ができるから問題ないが、お客さんは一人では外には出られない。
そういう点はまだまだ不便だ。

3日目の朝には工場の社長が朝食を一緒に食べに行こうと誘ってくれた。
breakfast inHung Yen City
さらには最終日の前日、フンインの町に日本料理屋があるとかで、これまた一緒に行ってみようということになった。
料理屋の大将は、以前にハノイの日本料理屋で板前として働いていたとかで、それなりのものが出てきた。
品数はごくわずかで、ベトナム人の好きな鍋物を中心に出していた。

a Japanese restaurant in Hung Yen City

それにしても、日本料理屋までできてしまうとは、大した変わりようだ。


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今週は月曜日から今日まで1週間丸々ベトナム北部に出張できている。

先週までは20度以上あったという気温はぐっと下がり、13-15度くらい。
まさしく冬の到来だ。
日本に住んでいる方の中には勘違いされている人もいるが、ベトナムは国土すべてが熱帯というわけではない。
私の住んでいるホーチミン市を中心とした南部は熱帯に属し、年中気温は30度前後で、20度を下回ることはないが、北部のハノイを中心とした地域は日本と同じ温帯に属し、四季がある。

12月になれば冬で寒い。

ベトナムと日本とでは体感温度ではベトナムのほうが2-3度くらい低いので、気温が13-15度ということなら、感覚的には日本の10度そこそこの寒さだ。
日頃、ベトナム南部に住んでいる身にとっては、辛いのなんの。

Hung Yen City in winter


それをご存じない日本からの出張者で、短パンとTシャツを持ってくる方が後を絶たない。
仕事場の縫製工場でも、皆、防寒服姿で作業をしている。


a small sewing factory in North Vietnam


私たちが訪問した縫製工場の周りでは、バインダーと呼ばれる乾麺を作っていて、狭い道の両側でそれを干している。天気の良い日だと2時間、そうでないと4時間くらい干すのだという。

passing through banh da
drying banh da
banh da

寒くてやりきれないので、夜はローカル飯屋でベトナム・ウォッカを飲んで、身体を温める。

Vietnamese vodka  'Men''



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たまたま訪れた先の会社がキムマー地区にある
インキュベーション・オフィスを利用されていた。

文字通り「インキュベーション・オフィス」で、
現地法人や駐在員事務所の設立の手続き代行を一つの柱にしながら
同時に、そのための事務所スペース/デスク/事務所登記等のサービス提供もしている。

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エレベータを上がって、16階の受付に行くと左手に入居企業の名前がズラリと並んでいた。

一目で日本企業が大半とわかるほどで、マネージャの方からは
「90%以上が日本企業です。」とのことだった。
随分と盛況らしく、今年初めには1つ下の15階にもスペースを追加で確保した。

キムマー地区と言っても、ほんとに端の端で、
16階のオフィスの窓からは、Vタワーやロッテビルが見渡せる位置にある。
愛煙家のための喫煙スペースが端の方にもあって、
なかなか細かいことまで気が利いていると感じた。

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設備も一通り揃っており、共有スペースもきれいで、まずまずでは。

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その割に値段はそれほど高くなく熟れている。

訪問先の企業も実際のオペレーションの拠点は真反対のザーラム地区にあるのだが、
現地法人の立ち上げのために活用して、まだ残しているが、
そのうちに引き払うつもりだと言っていた。

ハノイにちょっとしたビジネスの拠点を持ちたいときには、
手っ取り早いし、十分活用できるでしょう。


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