ベトナム北部シャツ工場

繊維業界にあって、毎年気になる話題といえば、賃金引上げの問題だろう。

今年も来年の賃金引上げの情報が出てくる季節になった。

今年は国家賃金評議会(Hội đồng tiền lương Quốc)という、
政府、雇用主団体、労働組合の三者代表によって構成される機関が発足し、
この機関が最低賃金の基準の調整することになった。

2015年の最低賃金の見通しに関しては、下記を参照されたい。

アパレル・リソースinインドシナ

インドシナニュース「ベトナム:最低賃金引上げを平均15%増に」

                      ↑クリックすると、ニュースに飛びます。

これを機に、過去7年間の最低賃金の推移をまとめてみたのが下の表だ。

2009年-2015年までのベトナムの最低賃金の推移←クリックすると拡大します。

2011年までは、米ドル換算の実質ベースで10%もいかなかった上昇率が、
2011年から2012年にかけては、越ドン・ベースで30%、米ドル・ベースでも
20%強と跳ね上がった。
その後、2013年、2014年、2015年と上昇率は徐々に落ち着いて入るものの
それでも、来年にかけて、実質13%の上昇率となる見込みである。
アパレル産業のような労働集約型のビジネスに関しては、
落ち着いたとはいえ、10%以上の賃金上昇が続くと、非常に辛いものがある。
ただし、ベトナムの場合、労使関係がどの企業も良好で、周辺国のような
労使対立がほとんど目立たない。
この点は、とくに欧米諸国からは非常に大きく評価されているようである。
周辺国の状況を見ながら、落ち着くところにうまく落としこむのが
実にベトナムらしいやり方だと思う。

周辺国の状況を見ていると、まだまだこれから5年は
ベトナムがこの地域では最初の選択肢になることに変わりはない。




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