マスコミ不信日記

オーウェルが描いた、じょじょに「ある言葉」が使えなくなり、言論の自由が奪われ、魂が管理されていく、静かで不気味な全体主義の近未来は、支那や北朝鮮よりむしろ現在の日本の姿そのものではないだろうか?
──西村幸祐「『1Q84』ではなく『一九八四』の世界を迎えた日本」〜『メディア症候群』より

【飯尾潤】民主党「御用達」学者の大罪(下)【寺島実郎】

承前

寺島実郎と飯尾潤そんな飯尾でさえ、小沢の秘書ら三人が逮捕された西松建設による違法献金事件を受け、民主党が昨年設置した「政治資金問題をめぐる政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会」の座長を務めたことを悔いているようだ。委員会は昨年六月、「(政治資金規正法)違反が成立するか否か、事案の重大性、悪質性、捜査手法などに多くの疑問がある」と検察やメディアを厳しく批判する報告をまとめた。まさに、小沢による小沢のための委員会だった。

報告への風当たりは飯尾の予想を超えて強かった。今では周囲に「第三者委員会なんてやったんで、民主党議員はかえって、付き合いにくくなったようだ。僕は民主党の弾よけになって傷物になっちゃうし……」とこぼしているという。


子供じゃあるまいし何を泣き言いってるんでしょうか。これ以降、飯尾の出番は減ったようにみえます。菅が首相を辞任した時のコメント。
注文 新首相へ(2011/08/18 朝日)
チームワーク重視を 民主党は出直し必要 
政策研究大学院大教授 飯尾潤
−−政権交代した意味はあったのでしょうか
NPOや労組などに活躍の場が増えたことは成果かもしれないが、残念ながら政権交代が可能にするはずの政治はほとんど実現していない。
民主党は4年で実現するとうたったマニフェストも1年目から無理に実行しようとして行き詰まった。国民の負託を得た強いリーダーシップも、思い切った政策転換も、新しい政権運営の仕組みも結局、実現しないまま。
政治主導に導く政務3役の増員など新しい政権運営の実現や、国会改革に集中してから政策を実現していくべきだった。
民主党は深刻な反省の上に出直す必要がある
 (聞き手・津坂直樹)
お前がまず反省しろと。期間の問題ではなくそもそも実現不可能だったり極めて危険な内容だったりすることは当時から散々指摘されてたはず。「政策研究」の看板を下ろすべきでは?

榊原英資元大蔵財務官で「ミスター円」との異名をとった早大教授の榊原英資は、衆院選後に発売された「文藝春秋」(〇九年十月号)で、民主党政権は未曾有の大不況に対応し、日本経済を再生できる政策を打ち出したと絶賛していた。

「(財源なきバラマキは無責任だとする自民党の批判は)実は全くナンセンスです。財源は短期的に見れば、国債発行で充分賄える」「鳩山民主党政権の誕生は、日本経済を大きく飛躍させる絶好の機会です」

その後約一年が経つが、日本経済は飛躍から程遠い。不景気にあえぐ国民に、民主党の経済政策を「保証」した榊原の罪は重い。


「ミスター円」というのもマスコミが作り上げた虚像ではなかったのか。よしんば通貨のプロでも経済政策に明るいとは限りませんよね。
殺風景:【話題】 榊原英資氏(元財務官)が “予言” 「欧州発の “第2のリーマン・ショック” が起き、1ドル=60円台に突入する」
35:名無しさん@12周年:2012/01/19(木) 13:36:01.69 ID:nANrSP070

昨年だったが為替のコラムに書かれていた・・・榊原

悪名高き自称為替のプロ

マス・メディアやインターネットの世界に登場する為替評論家、アナリストと称する方々の為替動向に関するコメントを全て否定したり、無視しても、何の意味も無いが、反面教師として受け取るか、素直に受け取るかの判断は難しい。

しかし、相場に大きな変化があったときに必ずマスコミに登場し、当事者の神経を逆なでするようなトレンドを増長するコメントを流す元高級官僚の大学教授のコメントほど忌まわしいものはない。
この10年間でほとんど当たったことがなく、明確に鵜呑みにしたら必ず損をするという輝かしい実績を持つ人物は、社会の迷惑どころか為替業界から退場勧告を出したいぐらいです
いやほんと、民主党の経済政策って何かありましたっけ?「子ども手当は経済効果がある!」とか見当外れのことを言ってた記憶がうっすらありますが。

反省なき礼讃の無責任

鳩山外交を迷走させたA級戦犯は、日本総合研究所会長の寺島実郎だ。「文藝春秋」(〇九年十月号)で、日米中の三カ国関係を正三角形に近づけるべきだと説いた。

「新時代の外交の舵取りを行うのが、戦後の『団塊の世代』である鳩山由紀夫氏ということにも運命的な巡り合わせを覚えます。(中略)世界情勢が『友愛』の理想に近づき始めていることもなんとも不思議な巡り合わせです」


寺島の場合は民主党というより鳩山御用達というべきですかね。朝日のネット論壇wで負け犬の遠吠えをしてたようですが。
寺島実郎の視座 「普天間」は終わっていない(1) 〜編集長インタビュー〜 一色清(2010年07月08日 WEBRONZA+)
 「鳩山由紀夫という人物は、僕は長い付き合いだからわかるけれど、本当に思いやりのある、ある意味では善人。いい人なんですよ。であるがゆえに、沖縄に日本における米軍基地の7割以上が集中していることに対して、途方もない不条理感をもっているし、同情もしている。センチメントとしてその問題を何とかしなければいけないと思い込む生真面目さがあった。そして、彼自身が発信してしまった『少なくとも県外』という言葉に対して誠実でありたいというくらいの気持ちはあるわけで、ある意味では情の人なんですよ」
何をグダグダ言っているんだか。「自民党にはできない県外移転!」と大見得を切った鳩山民主党の末路が“敵前逃亡”だという現実を直視していない。

屋山太郎保守系の政治評論家、屋山太郎も政権交代を後押しした。「新潮45」(〇九年二月号)では、当時の麻生太郎首相の姿勢を糾弾した。

「ダメな人物だと直感したのは二〇〇八年九月二十四日、自ら閣僚名簿を発表した際の発言だ。全閣僚を紹介したのちこう述べた。『全閣僚に官僚は使うもの、使われるな。また省益ではなく、国益を追求せよと伝えた』(中略)麻生氏の『官僚を使え』という言葉は官僚政治、いいかえれぱ明治以来、続いている官僚内閣制の本質をまるで認識していないことを如実に示している」

だが、屋山が期待した民主党政権は、衆院選勝利の夜から「脱官僚」を「脱官僚依存」に修正した。菅直人に至っては、首相就任記者会見でこう言い切っている。

「官僚のカを使って政策を進めていく内閣を作っていきたい。官僚こそが政策や課題を長年取り組んできたプロフェッショナルだ」

明らかに屋山の片思いだった。
屋山は、民主党は外交・安全保障面では現実路線をとるだろうとも予測していたが、普天間問題での迷走を読みきれなかった。

学者・文化人には当然、言論の自由があり、政治的に中立である必要はない。しかし、真理や事実に対してもっと謙虚であらねばならない。民主党の政策を無批判に礼賛して必要以上に持ち上げ、国民の判断を歪めた罪を反省し、政権の軌跡を検証した彼らの論文を一刻も早く読みたいものだ。

(敬称略)


いま読み返しても当時の麻生首相の発言のどこが問題なのか全然分かりません。かく言う屋山の論理も早い段階で破綻してました。
鳩山首相ショック? 内閣&民主の支持率暴落で“退陣方程式”完成か(2010/04/19 ZAKZAK)
 政治評論家の屋山太郎氏は、「日米関係をめちゃくちゃにし、高速道路値上げなど公約違反が多すぎる。それでも謝らず、黒を白と言う。嘘ばかりだ。支持率は早晩、20%を割るだろう。参院選で勝てるわけがない。5月末にも鳩山、小沢のツートップは辞めざるを得なくなるのではないか」と話している。
「お前が言うな」という以外に言葉が出てきません。最近は櫻井よしこ氏らとともにTPP賛成を主張してますが、それって経産官僚のパシリということじゃないんでしょうか。

ほんと彼らの厚顔無恥ぶりには呆れますね。私の知る限り、こうした御用学者の発言をまとめた記事はほかに見当たりません。それこそオーラルヒストリーwなんじゃないかと思うんですが(毒

こうした学識者を多用したマスコミの責任でもあるんでしょう。たとえば「文藝春秋」は保守系でそれなりに伝統と格式があるはずが、こうして読み返してみるとひどいものです。

【山口二郎】民主党「御用達」学者の大罪(上)【御厨貴】

ご無沙汰しております…ってレベルじゃないですが(苦笑)、1年1ヶ月ぶりの更新になります。一応生きてましたw

さて、いつかは書こうと思ってたネタをいいきっかけがあったので解凍。

【動画】橋下徹ちゃんが俺たちの北教組手羽先山口二郎北大教授に無慈悲な鉄拳制裁:Birth of Blues




橋下徹に惨敗で山口二郎のブログ炎上!同業者も「彼が政治学者扱いされ、他のまじめな学者は迷惑」 カナ速
39 : アフィスレ大王(三重県):2012/01/18(水) 23:17:55.77 ID:fQt6PlJ20
マスコミは、こういう「政治学者」を喜んで使う
偏向マスコミの意見を学者の「客観的意見」として流すのに都合が良い

そういったマスコミの姿勢こそ問われてるんじゃないの

全くそのとおりですね。
こうした学者は山口だけじゃないことを早い段階で指摘していた雑誌記事がありました。

民主党「御用達」学者の大罪
国民の判断を歪めた元凶
2010.9 選択

国民の熱い期待を背負って民主党政権が発足してからまもなく一年が経つ。しかし、マニフェスト(政権公約)は不履行が相次ぎ、異常な円高・株安が進行している。普天間問題は解決の道筋すら見えず、前幹事長、小沢一郎の政治資金問題も未解決のままだ。参院選では、「こんなはずではなかった」という国民の不満が、民主党を大敗させたが、バラ色の「政権交代」熱をあおった学者・文化人たちは自らの責任に頬かむりしたままだ。ならぱ、時計の針を一年前に戻して彼らの言動を再現してみよう。

日本経済を大きく飛躍させる!?

山口二郎民主党の「御用達」学者ナンバーワンは、北大教授の山口二郎だ。旧民主党結党以来の支援者である山口は、早い時期から「政権交代は、日本の民主政治にとってそれ自体目的である」と煽り、テレビ番組でも自公政権を徹底的に批判した。「世界」(二〇〇九年九月号)では、「自民党が政権担当能力を失ったことは誰の目にも明らか」だとしてこう強調していた。

「民主党は今のところ野党なので、財源の明細書を作ることば難しいし、そんなことに労力を費やす必要もない。(中略)細かい数字は後からついてくるのである」


「財源なんて政権をとれば何とでもなる」と繰り返した小沢一郎そっくりの言い分だが、マニフェスト実現のための財源は一年経っても後からついてきていない。


同じ「選択」でこれより前にこんなことを言ってた。
政治不信招くメディアの責任(選択 2010年2月号)
 ---「政権交代」が色褪せ、民主党政権が国民の失望を買っています。

 山口 私自身、政権交代が必要だという信念で民主党を応援してきたが、反省すべきところがある。政権交代自体が目的になってしまった。民主党自身もそういう位置づけで選挙を戦ったわけだが、学者たるもの、もっと綿密な道筋を描かなければいけなかった。実際に予算編成、税制改正のプロセスをみれば、マニフェストも大幅に後退するわけで、一体何が変わったのかという疑問が出てくるのも仕方ない。
ほんと税金泥棒だな!

さて“民主党「御用達」学者の大罪”の続き。

御厨貴民主党への国民の不安払拭に励んだのが、竹下登や宮澤喜一といった有名政治家のオーラルヒストリーを手がけてきた東大先端科学技術研究センター教授の御厨貴だ。御厨は「文藝春秋」(〇九年六月号)の対談で、民主党の政策のあいまいさについてこう擁護した。

「民主党の政策がまとまっていないといという指摘がありましたが、政権を獲ったことがないから仕方がない一面もあるんです。政策を集約しても実行ができないわけですから、あんまりそこを言うのはかわいそうかなと」


衆院選間近のインタビュー(〇九年八月五日付、産経新聞)でも、民主党の弱点である外交・安全保障問題について弁護している。

「『政権をとったことのない民主党に国政はできない』という人もいるでしょうが、外交や防衛など難しい問題は現実路線を踏まえて軌道修正すればいいんです」

現実は甘くなかった。鳩山政権が今年になって日米安保重視に軌道修正をするまでの間に、普天間問題は泥沼の状態となり、首脳間の信頼関係は破壊されてしまった。


この記事に出てくる学者の中で、いまでも一番マスコミに出しゃばってるのが御厨でしょうね。政府の復興構想会議の議長代理でもありましたが、何の役にも立ちませんでした。
オピニオン3・11――東日本大震災を考える(3)
朝日新聞3月17日付オピニオン面 政治学者・御厨貴さん
 菅政権の初動はよかった。かつて自民党は自然災害に直面しても、派閥や政治家個人の利益や思惑が先にたち、もたついた。民主党は、いまのところ党が一丸となり、懸命に取り組んでいる。裏の芸当ができないなどと揶揄(やゆ)されたが、こと災害対策に関しては、持ち前のオープンさは安心感につながる。
     ↓     ↓     ↓
日経 2011.9.11 13面 菅政権、何もかも遅すぎ 財源議論、今さら難しい    
御厨貴・復興構想会議長代理
――復興構想会議の提言とりまとめで苦労した点は。
菅さんの指示が一切ないまま始まり、我々は一体何をどうしたらいいのか、というところからスタートした。会議の委員も実務に詳しい人たちではなかった。専門家だけを集めれば、もう少し早くまとまった。問題の全容を知るのに時間がかかり、ガイドラインを示す人もいないのが響いた」
この期に及んで自民党をdisることに必死。自分の間違いを認められない点では山口よりタチが悪い。どこが「先端」「科学」なのか私には全く理解できません。

佐々木毅政策研究大学院大学教授の飯尾潤も政権交代論を強力にプッシュした。民間の識者で構成する「新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)」では、共同代表である元東大総長、佐々木毅の右腕として会議の方向性を「政権交代」礼賛一色に染めていった。飯尾の方針を追認した佐々木の責任も大きく、一部の委員が「党派色が付きすぎだ」と反発、今や21世紀臨調は開店休業状態に追い込まれている。

その飯尾は、「中央公論」(〇九年六月号)で、政権交代の意義をこう強調していた。

「選挙による政権交代によって、過去との連続をいったん断ち切り、比較的自由に改革を推進できる」「政権交代によって、政治家と官僚との関係に距離ができることによって、(政官癒着などの)事態が改善される可能性がある」

結果はいわずもがなだが、飯尾から反省の弁は聞かれない。


佐々木といえばこれ。
東大総長経験者の起用希望=復興会議議長、東電との関係で断念―菅首相(2011/04/16 時事)
 東日本大震災の復興計画を立案する復興構想会議の議長人事で、菅直人首相が当初、元東大総長の佐々木毅学習院大教授の起用で調整していたことが15日、分かった。しかし、佐々木氏が東京電力福島第1原発のプラント建設にかかわった東芝の社外取締役であることがネックとなり、起用を見送ったという。政府関係者が明らかにした。

また民主党のマニフェスト詐欺に関わるつもりらしい。
新政権公約の作成に着手=仙谷氏主導、難航は必至−民主(2012/01/07 時事)
仙谷氏は、有識者を交えて公約の問題点をチェックする意向で、メンバーには佐々木毅学習院大教授らの名が挙がっている。

山口・御厨・飯尾・佐々木いずれも東大法学部卒なわけですが、彼らがどれだけ日本に害悪を与えたか計り知れませんね。
続く

ブログ休止のお知らせ

ご無沙汰しております。
突然で申し訳ありませんが、このブログの更新を休止することにしました。
長らくのご愛顧ありがとうございました。

休止の理由というほどのものはないのですが、、、全く自分個人の判断とだけ言っておきます。
振り返ってみると、自分でもよくこれだけ続けてこれたなと思います。
これもコメントを頂いたり、他のサイトで紹介してもらったりして「読まれている」という実感を持てたからですね。
ブログを書いていたからこそ得られた情報も多々ありました。

自分としては基本的に好き放題に書いてて、嫌な思いをしたことはほとんどなかったですね(読む人によっては不快な思いをさせたかも。すみません)。

一応、ブログそのものは残しておく予定です。
たまに昔のエントリが引用されることもあるので…

改めて、今までありがとうございました。

※2010年12月31日 コメント・トラックバックの受付を終了しました。
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    平成20年1月1日より


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