いい加減うんざりです。一般企業なら倒産ものでしょう。

51eb75d3.JPG「虚偽のメモ」で記者解雇 誤った記事、本紙が掲載(8/29 朝日)
問題となった記事の一つ↓。画像の赤文字部分が捏造ということになります。
新党日本結成 田中氏就任、揺れた決断(8/22 朝日)

自民党が朝日新聞に対する取材拒否を表明したときには朝日に味方した毎日新聞も、さすがに愛想が尽きたようです。まあ、偉そうなことをいってる毎日もつい先日、「高野連関係者が『原爆は広島だけのこと。みんなを巻き込むのは良くない』と発言した」という虚偽報道をしたばかりですが。
それでも朝日を擁護する弁護士たち/毎日が高野連に謝罪
来年の今頃は消えてそうな泡沫政党(笑)の記事より、ある意味「平和教育とは何か」を考える材料としての毎日の捏造記事のほうが問題かもしれない。

捏造はもちろん論外ですが、さらに許しがたいのは記者会見も開かずに内輪の処分で済まそうとする朝日新聞の隠蔽体質です。

朝日新聞記者の情報ねつ造:「功名心だったかも」 推測で情報メモ(毎日)
 東京・築地の朝日新聞東京本社。広報担当の男性社員は、記者会見を求める取材陣に「会見の予定はありません」と話すだけだった。会見しない理由として、この社員は(1)00年の広島支局記者の中国新聞論説記事盗用問題の時も、昨年の社会部記者らの取材テープ無断録音・流出問題の際も記者会見をしなかった(2)当事者の田中康夫長野県知事と亀井静香元自民党政調会長に連絡がつくめどが立たなかった−−ことを挙げた。

今後、朝日新聞は取材相手が「前例がない」「関係者と連絡がつかない」という理由で記者会見を拒否しても文句は言えませんね。

 ◇記者教育以前の問題−−服部孝章・立教大教授(メディア法)の話

 記事を書くにあたってきちんと事実確認を取るというジャーナリストとしての心構えができておらず、記者教育以前の問題だ。(朝日新聞が記者会見しなかったことは)取材対象に情報開示を求めている報道機関として不適切だ。

 ◇説明責任果たすべきだ−−田島泰彦・上智大教授(メディア法)の話

 社内で認められたいという功名心を優先させるのは、ジャーナリズムではない。会社の体質がそういう環境を作っているのではないか。NHKに対する取材資料の流出問題など、この間の朝日新聞には報道機関として毅然(きぜん)とした姿勢が感じられない。直ちに懲戒解雇にしていいのか疑問だ。しっぽ切りでおしまいという対応では解決につながらない。報道機関は当事者になった時ほど説明責任を果たすべきで、記者会見すべきだった。

 ◇「小泉劇場」で浮足立つ−−桂敬一・立正大教授(ジャーナリズム論)の話

 解散・総選挙から刺客騒動などの「小泉劇場」で、マスコミの報道も浮足立っている。少しでも面白い話を紙面に載せることに重点が置かれ、社内のチェック体制が甘くなったところに情報ねつ造が起きたのではないか。「小泉劇場」騒動に飛びつく今の報道が良いのかどうか、他のメディアも真剣に考えるべきだ。

いずれも正論ですが(ちゃっかり小泉批判にもっていく桂は姑息ですけど)、あなたたちは朝日の捏造記事に乗っかってNHKを叩き、自民党の朝日取材拒否には抗議の声を挙げてましたよね? 恥ずかしくないんですか?

NHK問題に関する緊急記者会見とアピール(1/25 アジアプレスネットワーク)
桂敬一(立正大学教員・日本ジャーナリスト会議会員) 服部孝章(立教大学教授)
緊 急 声 明(8/5 報道・表現の危機を考える弁護士の会)
桂 敬一 (立正大学教授)/ 田島泰彦 (上智大学教授)

朝日「NHK問題」捏造事件(こう捏造報道が多いと名前を使い分けるのが大変です)は、いわば朝日の捏造・隠蔽体質の集大成といえますね。
(1)もとになったでっち上げ裁判に朝日関係者が関与
(2)自ら決めた録音禁止のルールに違反した取材
(3)取材で根拠が得られなかったにもかかわらず、「政治介入」を捏造
(4)故意にせよ過失にせよ、社外に取材内容が漏洩
服部・田島・桂は朝日を批判するのも結構ですが、同時に自らの見る目のなさを読者に謝罪するべきではないでしょうか。
<追記>
このような朝日新聞の捏造体質は実は昔から存在して、ただ朝日にある程度の権威があったころには表に出なかっただけなのかもしれません。

そういう意味ではこの事件なんかも怪しくないですか? 捏造と言い切るにはちょっと躊躇しますが、疑われても仕方ないですよね。
通信傍受法案●保坂代議士盗聴事件特集(1999.7.22 asahi.com)Internet Archiveより。