承前

寺島実郎と飯尾潤そんな飯尾でさえ、小沢の秘書ら三人が逮捕された西松建設による違法献金事件を受け、民主党が昨年設置した「政治資金問題をめぐる政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会」の座長を務めたことを悔いているようだ。委員会は昨年六月、「(政治資金規正法)違反が成立するか否か、事案の重大性、悪質性、捜査手法などに多くの疑問がある」と検察やメディアを厳しく批判する報告をまとめた。まさに、小沢による小沢のための委員会だった。

報告への風当たりは飯尾の予想を超えて強かった。今では周囲に「第三者委員会なんてやったんで、民主党議員はかえって、付き合いにくくなったようだ。僕は民主党の弾よけになって傷物になっちゃうし……」とこぼしているという。


子供じゃあるまいし何を泣き言いってるんでしょうか。これ以降、飯尾の出番は減ったようにみえます。菅が首相を辞任した時のコメント。
注文 新首相へ(2011/08/18 朝日)
チームワーク重視を 民主党は出直し必要 
政策研究大学院大教授 飯尾潤
−−政権交代した意味はあったのでしょうか
NPOや労組などに活躍の場が増えたことは成果かもしれないが、残念ながら政権交代が可能にするはずの政治はほとんど実現していない。
民主党は4年で実現するとうたったマニフェストも1年目から無理に実行しようとして行き詰まった。国民の負託を得た強いリーダーシップも、思い切った政策転換も、新しい政権運営の仕組みも結局、実現しないまま。
政治主導に導く政務3役の増員など新しい政権運営の実現や、国会改革に集中してから政策を実現していくべきだった。
民主党は深刻な反省の上に出直す必要がある
 (聞き手・津坂直樹)
お前がまず反省しろと。期間の問題ではなくそもそも実現不可能だったり極めて危険な内容だったりすることは当時から散々指摘されてたはず。「政策研究」の看板を下ろすべきでは?

榊原英資元大蔵財務官で「ミスター円」との異名をとった早大教授の榊原英資は、衆院選後に発売された「文藝春秋」(〇九年十月号)で、民主党政権は未曾有の大不況に対応し、日本経済を再生できる政策を打ち出したと絶賛していた。

「(財源なきバラマキは無責任だとする自民党の批判は)実は全くナンセンスです。財源は短期的に見れば、国債発行で充分賄える」「鳩山民主党政権の誕生は、日本経済を大きく飛躍させる絶好の機会です」

その後約一年が経つが、日本経済は飛躍から程遠い。不景気にあえぐ国民に、民主党の経済政策を「保証」した榊原の罪は重い。


「ミスター円」というのもマスコミが作り上げた虚像ではなかったのか。よしんば通貨のプロでも経済政策に明るいとは限りませんよね。
殺風景:【話題】 榊原英資氏(元財務官)が “予言” 「欧州発の “第2のリーマン・ショック” が起き、1ドル=60円台に突入する」
35:名無しさん@12周年:2012/01/19(木) 13:36:01.69 ID:nANrSP070

昨年だったが為替のコラムに書かれていた・・・榊原

悪名高き自称為替のプロ

マス・メディアやインターネットの世界に登場する為替評論家、アナリストと称する方々の為替動向に関するコメントを全て否定したり、無視しても、何の意味も無いが、反面教師として受け取るか、素直に受け取るかの判断は難しい。

しかし、相場に大きな変化があったときに必ずマスコミに登場し、当事者の神経を逆なでするようなトレンドを増長するコメントを流す元高級官僚の大学教授のコメントほど忌まわしいものはない。
この10年間でほとんど当たったことがなく、明確に鵜呑みにしたら必ず損をするという輝かしい実績を持つ人物は、社会の迷惑どころか為替業界から退場勧告を出したいぐらいです
いやほんと、民主党の経済政策って何かありましたっけ?「子ども手当は経済効果がある!」とか見当外れのことを言ってた記憶がうっすらありますが。

反省なき礼讃の無責任

鳩山外交を迷走させたA級戦犯は、日本総合研究所会長の寺島実郎だ。「文藝春秋」(〇九年十月号)で、日米中の三カ国関係を正三角形に近づけるべきだと説いた。

「新時代の外交の舵取りを行うのが、戦後の『団塊の世代』である鳩山由紀夫氏ということにも運命的な巡り合わせを覚えます。(中略)世界情勢が『友愛』の理想に近づき始めていることもなんとも不思議な巡り合わせです」


寺島の場合は民主党というより鳩山御用達というべきですかね。朝日のネット論壇wで負け犬の遠吠えをしてたようですが。
寺島実郎の視座 「普天間」は終わっていない(1) 〜編集長インタビュー〜 一色清(2010年07月08日 WEBRONZA+)
 「鳩山由紀夫という人物は、僕は長い付き合いだからわかるけれど、本当に思いやりのある、ある意味では善人。いい人なんですよ。であるがゆえに、沖縄に日本における米軍基地の7割以上が集中していることに対して、途方もない不条理感をもっているし、同情もしている。センチメントとしてその問題を何とかしなければいけないと思い込む生真面目さがあった。そして、彼自身が発信してしまった『少なくとも県外』という言葉に対して誠実でありたいというくらいの気持ちはあるわけで、ある意味では情の人なんですよ」
何をグダグダ言っているんだか。「自民党にはできない県外移転!」と大見得を切った鳩山民主党の末路が“敵前逃亡”だという現実を直視していない。

屋山太郎保守系の政治評論家、屋山太郎も政権交代を後押しした。「新潮45」(〇九年二月号)では、当時の麻生太郎首相の姿勢を糾弾した。

「ダメな人物だと直感したのは二〇〇八年九月二十四日、自ら閣僚名簿を発表した際の発言だ。全閣僚を紹介したのちこう述べた。『全閣僚に官僚は使うもの、使われるな。また省益ではなく、国益を追求せよと伝えた』(中略)麻生氏の『官僚を使え』という言葉は官僚政治、いいかえれぱ明治以来、続いている官僚内閣制の本質をまるで認識していないことを如実に示している」

だが、屋山が期待した民主党政権は、衆院選勝利の夜から「脱官僚」を「脱官僚依存」に修正した。菅直人に至っては、首相就任記者会見でこう言い切っている。

「官僚のカを使って政策を進めていく内閣を作っていきたい。官僚こそが政策や課題を長年取り組んできたプロフェッショナルだ」

明らかに屋山の片思いだった。
屋山は、民主党は外交・安全保障面では現実路線をとるだろうとも予測していたが、普天間問題での迷走を読みきれなかった。

学者・文化人には当然、言論の自由があり、政治的に中立である必要はない。しかし、真理や事実に対してもっと謙虚であらねばならない。民主党の政策を無批判に礼賛して必要以上に持ち上げ、国民の判断を歪めた罪を反省し、政権の軌跡を検証した彼らの論文を一刻も早く読みたいものだ。

(敬称略)


いま読み返しても当時の麻生首相の発言のどこが問題なのか全然分かりません。かく言う屋山の論理も早い段階で破綻してました。
鳩山首相ショック? 内閣&民主の支持率暴落で“退陣方程式”完成か(2010/04/19 ZAKZAK)
 政治評論家の屋山太郎氏は、「日米関係をめちゃくちゃにし、高速道路値上げなど公約違反が多すぎる。それでも謝らず、黒を白と言う。嘘ばかりだ。支持率は早晩、20%を割るだろう。参院選で勝てるわけがない。5月末にも鳩山、小沢のツートップは辞めざるを得なくなるのではないか」と話している。
「お前が言うな」という以外に言葉が出てきません。最近は櫻井よしこ氏らとともにTPP賛成を主張してますが、それって経産官僚のパシリということじゃないんでしょうか。

ほんと彼らの厚顔無恥ぶりには呆れますね。私の知る限り、こうした御用学者の発言をまとめた記事はほかに見当たりません。それこそオーラルヒストリーwなんじゃないかと思うんですが(毒

こうした学識者を多用したマスコミの責任でもあるんでしょう。たとえば「文藝春秋」は保守系でそれなりに伝統と格式があるはずが、こうして読み返してみるとひどいものです。