
(1)
『日蓮聖人真蹟集成』(法蔵館)5巻174頁[258]から転載
文永7(1270)年
掛幅1幅3紙17行 30.3×69.7
大阪府妙国寺蔵
復次善男子 譬如闇夜
諸所營作一切皆息若未
訖者要待日明 学大乗者
雖修契經一切諸定 要待
大乗大涅[舟+殳/木]日 聞於如來
微密之教 然後乃當造菩
提業安住正法 猶如天雨
益
潤蓋増長一切諸種成就
菓實 悉除饑饉[八/夕]受
豊樂 如來祕藏无量法
雨彑復如是 悉能除滅八種
[(虫*丸)/大]病 是經出世如彼菓
實[八/夕]所利益安樂一切 能
令衆生見於佛性 如法花
中八千聲聞 得受記[(草-早)/別]
成大果實 如秋收冬藏
{更無所作}
[]はJIS表記にない字でJIS外漢字表記に従って記号化した。数学の数式を借用した方法で、すぐに理解できる。活用されたい。
5行、赤字とした8字「於」は、天台電子佛典『涅槃経_南』、中華電子佛典協會所蔵『大般涅槃經卷第九』共に「是」。
14行「佛性」は、上記文献では「如来性」となっている。
17行、文字は半分欠けているが、対校すると、上述の如くである。
もう1幅も原文との相違があるが、いまは略する。