今宵エデンの片隅で「THE TWILIGHT VALLEY」 AZUKI七 アルバムレビューメモ

2006年10月05日

「まぼろし」AZUKI七 レビューメモ

まぼろし



なんだか忙しくて落ち着いて書き物できません(笑
書きかけの「夢花火」もほったらかしです。
ま、新しいアルバムも発売になり取りあえず「まぼろし」のメモ。
「永久を駆け抜ける一瞬の僕ら」のレビューでも引用した、映画「ベルリン天使の詩」の冒頭の詩がぴったりかな。
とはいえこの詩にも解釈はいるかもしれませんが(笑


ヴィムベンダース監督 映画「ベルリン天使の詩」より
ペーター・ハントケ(共同脚本)作 「わらべうた」

こどもはこどもだったころ
不思議だった
どうして僕は僕で
きみでない
どうして僕は
ここにいて
そこにいない

時の始まりはいつ?
宇宙の果てはどこ?
この世で生きるものはただの夢?
見るもの聞くもの嗅ぐものは
この世の前の世の幻?
悪があるってほんと?
僕が僕になる前は?
僕が僕でなくなった後
いったい僕は何になる?
とか

永劫のときに漂うよりも自分の重さを感じたい。
ぼくを大地に縛りつける重さを 永遠の幻
自分の歴史を手にする
天上で眺められた知識をこれからは地上で生かしていく
間近で見、聞き、嗅ぐことに耐える。
外はもう十分だ 世界の外はもういい
不在はもういい 世界の歴史に入っていく
リンゴをつかむのさ
ほら 川面に浮いていた羽がもう消えた
見ろよ ブレーキの跡
ほら 吸殻が転がる
太鼓の川はとうに干上がり 今日できた水たまりが震えている
世界の背後の世界などご免だ!

またちゃんとしたレビューはいずれゆっりと(笑
蛇足
最後の国境を。。。でイムジン河という歌が思い浮かんだりしました。

saint2004 at 12:29│Comments(0)TrackBack(0)GARNET/AZUKI七 

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