10月30日、「新みどりの里」設計請負業者選定のための入札が行われ、株式会社久米設計(本社東京)に決定しました。同社は1932年(昭和7年)に創業以来、デザインとエンジニアリングが統合された総合的な設計事務所として、数多くの建築物の設計を手掛ける国内大手の業者です。道内の医療施設や福祉施設の実績もありますので、そのノウハウを存分に発揮していただけると期待しています。
設計作業はすでに始まっています。11月20日、設計技術者が施設内を視察し施設構造と機能、現状問題点を確認しました。さらに12月1日からは、各部門の聞き取りが行われています。第1回目はリハビリ部門でした。リハビリテーション機能や必要スペースなどについての要望があり、これを受けて基本計画の範囲内でどのようにして実現できるか、経済性・有効性・効率性の観点から建設的な議論が交わされました。
各部門の聞き取りは年内まで行われ、来年の1月には建物の階層構成や機能(案)が完成する予定です。