劇団どくんご、幕間出演レポート！ かえる編 ��
【 今日の一枚 】
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
かえる編、前回の続きです！
■ かえる
予定より早く、いいかも。さんが到着したので
全員でもう 1 回朗読の流れを確認した。
最後に、小林さんが超特急リニアくんに言葉を
かけた。
何を言うのかと思ったら「超特急リニアくん、
かえるさんはね、お土産を買っていくのが大人
なんだってことを、ツアーで学んだんだって。
超特急リニアくんもツアーで何か得てくれない
と困るよ！」と、昼の車中でのことを話した。
突然、例に出されてわたしは驚いた。たしかに
いい話ではあるが、こんな大事な場面であの話
が登場するとは思わなかった。
が、小林さんがこのタイミングでその話をして
くれたのでモヤモヤしてたいろんなものが吹き
飛んで緊張とか不安がなくなった。
小林さんは最後の最後に「私たちが信じている
“何か”があるはずです。やり切りましょう！」
と言って、テントに向かっていった。
彩星学舎の座る席はステージの上手、オペ席の
前にあらかじめ用意されていた。だから、開演
直前までテントの外で待っていた。
21日 は一番早く売り止めになっただけあって、
人がたくさん来ていた。
当日券も何枚か出ていた。
彩星学舎の演劇公演のときにカメラマンをして
くれたプラスマイナスゼロさんも、急きょ来ら
れたということで当日券のところに並んでいた。
いよいよ 19：00 になった。
五月さんがいつものようにどくんご鑑賞ルール
について話す。
合奏から芝居は始まる。この日の席からは、2B
さんがよく見えた。
演奏中の 2B さんは、いろんな表情をしていた。
ニヤッと笑ったり、急に真顔になったりした。
演奏が終わると、どいのさんとユリアゴラさん
のシーンだ。
どいのさんの「何かをなくした日は昨日までと
どこかが違う」というセリフが印象的だ。
ユリアゴラさんの「なんでも切れる剣」シーン
は、ユリアゴラさんのかわいさとパワフルさが
見どころのシーンだ。
剣を振り回しながら、ステージをめいいっぱい
駆け回る姿から目が離せなかった。
この位置から見ると、そでのところにいる五月
さんがニコニコしたりびっくりしたりしながら
ユリアゴラさんを見ていて面白かった。
ユリアゴラさんが去っていくと、外国人教師風
の 2B さん登場！「いや〜迫力ありましたね！」
と言っていて、なんとなくシーンのつながりを
感じた。
2B さんは、ぎこちない日本語とたまに英語を
交えて話す。
話しながら自分で笑うので、つられてこちらも
笑ってしまう。
2B さんが、おじいさんの話をしている途中で、
「生まれながらの勝者である」と、空葉さんが
登場する。
マジックのようにいろんなところから花を出し
てくるのが、みんなにうけていた。
空葉さんがはけると、五月さんが走ってきて、
いきなり「これはたたりです！」と大真面目な
顔で言うからおかしかった。
照明を下から当てているのでホラーっぽかった。
なのに、笑えるシーンだった。
死んだ大旦那さまはダンスが大好きだった、と
いうところで軽快な音楽が流れ、2Bさん、空葉
さん、ユリアゴラさんが登場してダンスになる。
みんな、なぜかシブい顔をしてた。ひとりずつ
センターで踊ったり、ふたり組で踊ったりして
楽しかった。
つづく。。。
劇団どくんご、幕間出演レポート！ かえる編 ��
【 今日の一枚 】
直前の稽古では。。。
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
かえる編、前回の続きです！
■ かえる
浦和スポーツクラブさんに着いて、それぞれ
トイレに行ったり、ストレッチをしたりして、
稽古を始めた。
まず小林さんが三馬さんにリハーサルのとき
のことを聞いた。輪読のはいりが遅れたのは
何で？ という感じの質問をしていたので、
わたしはドキッとした。
絶対自分の声が届いていなかったせいだ、と
思って、血の気が引いていくのがわかった。
しかし、そういうことではなかった。
集中力に欠けていた、というのが結論だった。
が、それは三馬さんだけの問題ではなかった。
リハーサルのときはなんとなくボヤっとした
気持ちでやっていたんだな、と思った。
小林さんは「あれ（リハーサル）は、ひどい
朗読だったよ。幕間に出させてもらっている
のに、どくんごの芝居の流れを潰すのだけは
やめてください」ときっぱり言った。
読み終わりに台本から目を上げてください、
とも言った。
沈んだ気持ちで稽古に入った。
全員で読むところを確認してから、輪読して
少し休憩、というルーティンを繰り返した。
休憩のときに寝転がって天井を見つめながら、
普段稽古をしている浦和スポーツクラブさん
のスタジオを考えてみた。
スタジオは声が響く。
それなりにやっていれば、なんとなく朗読が
それっぽく聞こえる。
そのことに慣れていたんだな、と思った。
稽古をしているうちに、だんだん調子も出て
きたし、輪読にもつながりができてきた。
集中力というものは存在するんだな、と実感
した。
休憩のときに、なぜだか宗教の話題になった。
「宗教というと、なんかヤバい感じがします
よね」
とわたしが言った。
それに対して小林さんは、「でも、宗教って
かみさまみたいに何かを信じているじゃない。
もし自分がダメになったときに、自分以外に
信じられるものがあるってことでしょ？
それってある意味、強いよね」と言った。
なるほど、と思った。
わたしは、どこかの宗教団体に所属している
わけではない。でも、ある宗教を強く信じて
いる人たちがいて、その人の存在がその場の
モチベーションを支えてる、っていうことも
多いので、妙に納得した。
今こうやって朗読しているのも、それに近い
感覚なのかなぁ……とぼんやり考えた。
あっと言う間に時間が過ぎて、1 回、通して
から、直前の稽古を終わりにした。
そして、再び桜木駐車場に向かった。
空がだんだん暗くなってきていた。駐車場に
到着してからも、開演まで 2時間ほどあった。
1 時間 ほど自由時間になった。
買い物をしたり、テキストを読み直したり、
ふらふらしたりと、それぞれが好きなように
それぞれの時間をつぶした。
開場の時間も近づきだんだん人が増えてきた。
集合の前にトイレに行った。
トイレから戻ると、駐車場でユリアゴラさん
がストレッチをしていた。空手の型のような
動きや、可愛いポーズをしたりしていた。
みんなで集まって駐車場の端の方で、最後に
もう一度、朗読の流れなどを確認した。
外がだんだん薄暗くなって、台本が見にくい。
明るいところで読むよりも、集中して台本を
目で追った。
超特急リニアくんの集中力がなくなってきて
朗読の順番が抜けてしまうと、小林さんは、
「超特急リニアくん、今日出るのやめるか」
と言った。
ビビった。
彩星学舎の活動拠点がなくなってから初めて
の舞台だ。
稽古の量は圧倒的に少なかった。加えて今日
参加してくれた大仏ちゃんや、このあと合流
するいいかも。さんもいる。
それぞれがそれぞれの事情を抱えたうえでの
本番だった。
この日、小林さんが何回も言っていたように、
「なるようにしかならない、そういうものだ
と思ってやる」と、こころに留めておく必要
があった。
つづく。。。
新米発送作業！
【 今日の一枚 】
今年の新米、発送しました！
10 月 19 日（土）
脱穀が終ってすぐに台風 19 号 の被害が各地
で報告されました。
しばらく作業できなかったのですが、今週
やっと精米をすることができました。
19 日（土）、みんなで集まって新米の配送
作業をしました！
今年から導入した田んぼサポーター制度です
が、ご登録してくださったみなさまに新米を
お送りします！
お米を箱詰めして、宛先を記入します。
箱詰め作業は、2 時間たらずで終了しました。
このあと、配達できるところは配達しました。
郵送分は郵便局に持ち込みました。
今年のお米も美味しいです！
田んぼサポーターのみなさんに、新米が早く
届きますように！
劇団どくんご 幕間出演レポート！ かえる編 ��
【 今日の一枚 】
大人とは。。。
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
かえる編、前回の続きです！
■ かえる
リハーサルが始まる直前に超特急リニアくん
が来た。みんな心底安心した。
体調を崩しているということで、少し辛そう
だった。
青い紐を持ってきてくれたので、ひとり 1本
いただいて、それぞれ台本をまとめた。
13：00 からリハーサルだった。
テントのなかに入るとどいのさん、五月さん、
2B さん、空葉さん、ユリアゴラさんがいた。
2B さんが朗読中に背景の幕はどうするかを
尋ねた。
直前のシーンで使われていた幕は、ピンクの
水玉地に黒い縦線が入って、フリルなんかも
付いている可愛らしいものだった。
去年はタコの絵が入った癖の強い幕だった。
誰かが「幕があって、いいんじゃない？」と
言うと、みんなそれに賛同したので、今年は
幕ありで朗読することになった。
舞台に立って、位置を確認してから、一度外
に出て、入場から朗読を通した。
小林さんが対象を決める。1 番うしろの列に
座っていたユリアゴラさんに、1 段下がって
もらうようにお願いし、後ろから 2 列目 の
真ん中に座ってもらった。
ユリアゴラさんは彩星学舎の朗読を観るのは
初めてだった。なんでここに座るのだろう、
という顔をしているように見えた。
小林さんが「本番でもだいたいあの位置の人
にしますね」と言った。
小林さんの合図で、深呼吸をする。なかなか
気持ちが静まらなかった。オペ席でライトの
調節をしているどいのさん、座席で寝ながら
こちらを見ている 2B さん、劇中で使用する
ピンクのリボンを巻いている五月さんが何を
考えているのか、はたまた何も考えていない
のかわからなくてドキドキした。
そんなことをいろいろ考えているうちに朗読
は始まった。
輪読が繋がっている気がしない。
1 回 1 回 ぷつり、と切れている感じがする。
全員で読むところの前に息を吸うタイミング
がばらつく。
自分自身もなかなか調子が出なかったし輪読
でわたしと、次に読む三馬さんの間で何回か
間が空く。
自分の声が届いていない？
語尾が消えてしまっている？
と「？」が頭の中をぐるぐるしているうちに
終わってしまった。
朗読が終わると、みんなが拍手をしてくれた。
どいのさんが「明るい感じだね！」と言って
くれた。
小林さんが、「ありがとうございました」と
言ってテントを出た。
浦和スポーツクラブに戻るまでに少し時間が
あったので、こぐま堂さんでパンを買った。
開演まで稽古をするためにみんなで小林カー
に乗り込み、浦和スポーツクラブに向かった。
この日は、大宮駅周辺でカーフリーデーなる
ものが行われており、道が混雑していた。
なんとなくみんなつかれた様子だった。が、
わたしは、久しぶりにみんなに会えたことが
嬉しくてひとりでペラペラ喋っていた。
わたしは前日まで用事があって宮城に行って
いて彩星学舎のみんなにお土産を買ってきた
ので車の中で配った。
これにもいろいろ経緯があった。今年の東北
賢治ツアーのときに、小林さんとか三馬さん
がいろんな人にお土産を買っている姿を見て、
「これが大人か……！」とわたしは思った。
自分のことだけでなくそこにいない人のこと
も考えられるのが大人だ、と自分の中で定義
づけた……という話をすると、みんな呆れた
ように笑ってくれた。
小林さんが、「それが大人なのか」と呟いた。
つづく。。。
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【 今日の一枚 】
本番当日！
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
かえる編、前回の続きです！
■ かえる
あっという間に 9月 21日、本番の日になった。
12：00 に桜木駐車場集合だった。
はじめてだったので地図を確認しながら歩いて
行った。信号待ちをしていると、後ろを歩いて
いたごまさんが声をかけてくれたので安心した。
天気は曇りで雨が降りそうで降っていなかった。
蒸し暑いですね、と会話をしながら、駐車場に
到着した。
入口に見たことのある人がいるな、と思ったら
大仏ちゃんだった！ 12 月 ぶりの再会だった。
ひとりで行く勇気がなく、入り口でたたずんで
いたそうだ。3 人 で歩いていると、向こうに
3人 の人影があった。
小林さんと三馬さんと A 母さんだった。
A 母さんが「おーい」と手を振ってくれた。
3人 のいるところに向かい、挨拶をした。彩星
学舎の青の Tシャツをまだ着ていなかったので、
ささっと着替えた。
わたしは青の Tシャツしか持っていなかったが、
青と黒の比率を見てみると、あとひとり、黒が
いてもいいね、となった。
わたしが「黒の Tシャツ着たい！」とわがまま
を言うと予備で黒の Tシャツを持ってきていた
ごまさんが貸してくれた。
まだリハーサルまで時間があったのでうろうろ
していると、楽屋のテントから空葉さんが出て
きた。
わたしを見て「かえるちゃんやっぱり足が長い
な〜」と褒めてくれた。嬉しくなった。
「今日楽しみにしてます！」と言うと、
「こちらこそ」と言ってくれた。
テントの横では、どくんご縁市が開かれており、
この日は、食べ物、アクセサリー、雑貨など、
いろいろなお店が出店されていた。
A 母さんが、アクセサリーショップで青い猫の
髪飾りを買ったよというのを聞いて、ごまさん
とわたしも、そのアクセサリーショップを見に
行った。
レジンで作られた、可愛いアクセサリーがたく
さんあった。
ごまさんは、青い猫のかたちをしたピアスを、
イヤリングに替えてもらっていた。
A 母さんが「あ〜、それ、ごまさん絶対買うと
思ってた！」と言っていた。
わたしも青いビーズが付いたピアスを買った。
本番のときに着けるのが楽しみだった。
集合時間を過ぎ、もうすぐリハーサルの時間、
というときになっても、超特急リニアくんが
来なかった。
時間が経つにつれて、みんなだんだん不安に
なってきた。
今日使う台本を縛る青い紐を、超特急リニア
くんが持ってきてくれることになっていた。
超特急リニアがこないので台本を閉じること
ができなかった。
来ないことにはどうしようもないので、小林
さんが車のなかから、適当な紐を持ってきて
くれた。
みんなで朗読の確認をしているときも来る人
来る人が超特急リニアくんに見えて、みんな
集中できなかった。
つづく。。。
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【 今日の一枚 】
はじまりは、東北賢治ツアー！
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
かえる編、スタートです！
■ かえる
8 月 24 日、東北ツアー中に、石巻の中瀬公園で
劇団どくんごの公演を観ることができた。
打ち上げのときに、ユリアゴラさんが「え〜朗読
するの？ 観てみたい！」と笑顔で言った。
「かえるちゃんも出るの？」と聞かれた。勢いで
「出ます！」と言ってしまった。
「彩星学舎が幕間に出る日、観に行きますね！」
と小林さんに言うと、「いや、あなたは出演する
側ね」とあっさり言われた。
幕間に向けての稽古が、ずいぶん前から始まって
いたことは知っていた。
だけどわたしは、5 月 以降、彩星のメンバーに
顔を合わせていなければ、朗読は 12 月 の演劇
公演以来だった。
8 月の後半に行われた東北賢治ツアーで、8 か月
ぶりに朗読をした。普段これほど大きな声を出す
ことはないので、朗読すると毒素が抜けるような、
すっきりした気持ちがした。
今年のテキストは、「五輪峠」という宮沢賢治の
詩と、12 月 公演で使用したテキストをミックス
したものだった。
「五輪峠」は、東北賢治ツアーのときにはじめて
読んだ。
このテキストでは途中に「あすこらへんが水沢か」
という台詞がある。
わたしは岩手県水沢出身なので、いつものように
発音すると小林さんに「イントネーションが違う
ねえ。別にいいけど」と言われた。
関東の方では水沢の“ず”にアクセントを置くの
だが、水沢の方では“さわ”にアクセントがくる。
輪読の順番的に、毎回「水沢」はわたしに回って
きた。意識すればするほど、上手く読めなくて、
そのせいで、次の超特急リニアくんを動揺させて
しまってた。申し訳ない気持ちになった。
朗読をするのは苦じゃなかったけど、水沢だけは
言いたくないなあ……と思っているうちにツアー
は終わった。
ツアーが終わって埼玉に帰ってきてからは、土日
の14：00 〜 17：00 の 3 時間で稽古をした。
去年の幕間出演はツアー前だったので、ツアー後
はゆっくり振り返りをすることができた。しかし、
今年はそうもいかなかった。
稽古の時間が少ないのはもちろん、当日出演する
メンバーがなかなかそろわなかった。、踏んだり
蹴ったりだった。
誰がどこを読んでもいいように、朗読の読み始め
の先頭を変えて読む稽古をした。
みんなの朗読を聞いていると同じ部分でも違って
聞こえるのが不思議だった。
ここはこの人の読み方を真似してみよう、と意識
しながら朗読すると、けっこう上手くいった。
ツアー中に、わたしを悩ませた「水沢」も、ごま
さんと A 母さん の発音を真似るように意識した。
終わったとき小林さんに「あ、いま水沢、大丈夫
だったじゃん」と言われた。
ちょっと誇らしい気持ちがした。
つづく。。。
田んぼの片づけ
【 今日の一枚 】
遠景に富士山！
これもちょっと前の話になりますが。。。
10 月 5 日（土）
田んぼの片づけをおこないました。
鹿よけにはった網を撤収していきます。
ひとつひとつ、ゴミをとってたたんでまとめ
ます！
富士山がきれいにみえます！
17：00 くらいには、もう暗くなってきます。
今日はもう、掃除をして終了〜〜ッ！
とりあえず、鹿よけの網は全部撤収すること
ができました！
あとは、田んぼに残ったいなわらの処理だけ
です！
ちょっと前になりますが。。。
【 今日の一枚 】
今年の新米です！
ちょっと前になりますが。。。
10 月 3 日（木）
脱穀をおこないました！
まだちょっと早いかな、とも思いましたが、
地元の人が「明日から雨で、しばらく脱穀が
できなくなる。今日中に脱穀しておいた方が
いい」とおっしゃっていたので、早速、脱穀
をすることにしました。
脱穀機、投入っ！ 調子よく脱穀機が動いて
くれました！
だから、あっという間に一列終わりました！
ところがなんと、次の列を脱穀してすぐに、
稲をおくるベルトが切れてしまいました！
( T _ T )
急きょベルトの替えを買いに行き、1 時間後
に作業を再開しました。
そこからは順調に作業が進んでいきました！
13：00 ごろから作業をはじめて 18：00 に
は作業が終了しました！
今年も例年通りの収穫量がありました！
いま振り返ると、台風前に作業が終了できて
ほんとうによかったです！
劇団どくんご、幕間出演レポート！ 超特急リニア編 ��
【 今日の一枚 】
変化する舞台
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
超特急リニア編、最終回です！
■ 超特急リニア
次にスプレーアートを書いている方が出店した
のでポストカードを購入しました。
出されていた商品は持ち歩けるスプレーアート、
ポストカードなどでした。
ポストカードの絵を見たとき、心が落ち着いて
きたように感じられました。
次に、マーブルさんでクッキーを購入しました。
時間になり、どくんごの舞台が始まりました。
彩星学舎に与えられた朗読の時間がスタート！
朗読の時間はあっという間に通り過ぎました。
席に戻り、劇団どくんごの舞台を鑑賞しました。
どくんごの舞台のあとに、打ち上げが行われま
した。
劇団どくんご出演者の 2B さんや、五月さんに
おつかれさまでした、とあいさつしました。
劇団どくんごの舞台は、1 年が経つと変わって
いきます。僕は劇団どくんごの舞台が面白くて
忘れられません。
劇中の内容が変化しているのが、僕の楽しみの
ひとつです。
今年も、幕間に出させていただき、ありがとう
ございました。
劇団どくんご、幕間出演レポート！ 超特急リニア編 ��
【 今日の一枚 】
3 回目の出演です！
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
超特急リニア編、スタートです！
■ 超特急リニア
今年も劇団どくんごの幕間に出させていただいて
光栄です。
どくんごの舞台に出させていただいたのは一昨年
だったと思います。
1回目と 2回目より 3回目のほうが緊張しました。
幕間出演で、東北賢治ツアーのときのテキストを
使いました。
彩星学舎のメンバーは、どくんごの幕間に出る前
に口慣らしのための練習しました。
どくんごのテントの前には出店屋さんがたくさん
出ていました。出店屋さんでおすすめをきき店員
さんがお勧めしてくれました。
そこで、ベジタブルバーガーを買いました。店員
さんによるとパンは小麦ではなくて、豆乳を使用
していると聞きました。
次に、小林さんの車で浦和スポーツクラブさんに
移動して稽古をしました。
午後 2 時から稽古が開始され、午後 4 時くらい
まで練習しました。
そのあとまた、テントまで車で戻りました。
この日は、三連休のために道が渋滞してました。
どくんご大宮公演は大宮駅西口にある桜木町市営
駐車場のなかで行われました。
桜木町市営駐車場に着いたのは大体 30 分くらい
でした。
少し時間があまったので、フリータイムになりま
した。僕はにじ屋の Cさんにお会いしました。
僕に Cさんは応援してるからねと言ってください
ました。僕は嬉しいかったです。
つづく。。。
台風の爪痕
【 今日の一枚 】
台風直撃
強大な台風が関東を直撃しました。一夜明け
全国各地で、被害の全貌が明らかになりつつ
あります。
被害にあわれたみなさまに、心からお見舞い
申し上げます。
まだまだ予断を許さない状況が続きますので、
くれぐれもご注意ください。
大川小学校の判決
【 今日の一枚 】
ここまで、中庭から 5 分
たいへん強大な台風が迫っています。状況は
刻々と変化します。
情報の収集を頻繁におこない、冷静な判断を
お願いいたします。
昨日、宮城県石巻市大川小学校の裁判があり、
判決が出ました。最高裁判所は上告を棄却し、
高等裁判所の判決が確定しました。
大川小学校は東北賢治ツアーで何度も訪れて
いる場所です。
ご遺族の方からお話をうかがったこともあり
ました。
http://311chiisanainochi.org/wp/
「小さな命の意味を考える会」ホームページ
求められるのは、長時間の会議、難しい研修、
形だけの分厚いマニュアルではありません。
学校教育が「子ども」を向いたものなのか、
それ以外の方を向いたものなのか、
が問われています。
「もしも」は「いつも」の中にあります。
「 8 年 7 カ月 かかって引いたスタートライン」より
優先すべきは何か。何をもとに、どのように
判断を下すのか。刻々と変化する状況のなか、
「その選択」が、次の瞬間の明暗を分ける。
自分がその当事者であることを強く自覚して、
今回の台風にも備えなければ、と思います。
劇団どくんご、幕間出演レポート！ ごまさん編 ��
【 今日の一枚 】
テント建てからの流れ！
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
ごまさん編、最終回です！
■ ごまさん
いよいよ出番だ。舞台に上がると小林さんが
視線の目標を決める。
息を吸って、はいて、気持ちを落ち着ける。
7 分という時間はあっという間だったが台詞
を送る気持ちはしっかり持って声を出した。
｢丘を越えて……｣はいきなり本番で参加した
いいかも。さんと二人の台詞だったがうまく
合わせられてよかった。
ここはとにかく楽しい気持ちで、を心掛ける。
最後は息を出しきった。
朗読の後はゆっくり舞台を楽しめる。
空葉さんの｢バイカル湖｣は、とにかく台詞に
力がこもっていて、汗だくの演技。
観ているこちらも、力が入ってしまう。話の
展開が面白かった。
どいのさんの歌。どいのさんが歌ってこその、
味わいとユーモアがあってもう一度ゆっくり
聞きたいと思った。
キューティーハニーみたいな衣装もセクシー
でステキだった。
五月さんと 2B さんのダンスは素敵で優しい
雰囲気だった。
すべてを包みこんでくれるような五月さんの
｢いいんだよ｣の台詞が心に残っている。
暗闇のなか、照明の光を映したシャボン玉が
広がっていく光景は幻想的。水面の舞台は、
テントの天井に色とりどりの照明がゆらゆら
と反射してきれいだった。
｢ザッバーン｣ではじまる生まれたときの話。
五月さんの声、 ぞわっとする怖さがあった。
大勢が舞台に上がって賑やかなラストの歌。
あっという間の時間だった。
懇親会で、わたしと同年代の五月さんに｢声の
パワーも歌も踊りもすごいですね｣と言ったら、
声を保つのが一番たいへんだ、とおっしゃって
いた。
長い期間の公演で、コンディションを維持する
のは、たいへんな努力なのだろうと思った。
今回このメンバーが集まり同じ目標に向かって
稽古してきたこと、｢どくんご｣の舞台に立てた
こと、とても貴重な経験になりました。
劇団どくんごのみなさま、関係者のみなさま、
本当にありがとうございました。
11月までの公演、どうかお身体に気をつけて、
お過ごしください。
劇団どくんご、幕間出演レポート！ ごまさん編 ��
【 今日の一枚 】
じゃじゃーーーん！
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
ごまさん編、第 2 弾 です！
■ ごまさん
再び会場へ移動。空も暗くなり、開演時間が
近づいてきた。
駐車場のライトのした、台本を開いて最後の
確認。当日の稽古なしで参加するいいかも。
さんも合流した。
会場にお客さまが入ったあと上手側の出口に
近い場所に座る。
舞台のすぐ手前まで、お客さまで満席だ。
どくんごのみなさんが、舞台の周りで準備を
する様子や観客席のざわめき、はじまる前の
ワクワクしたこの雰囲気が何とも言えない。
演奏が始まった。ちょっと寂しげな懐かしい
気持ちになるメロディーだった。
ながい剣を持ったユリアゴラさんが、舞台に
上がる。
リボンの騎士だ。
かわいい……と思っていたら｢ジャジャーン｣
の第一声の大きさにびっくり。
がばっと足を開いて、｢何でも切れる剣なの
ですっ！｣
私が勝手にイメージしたキャラクター像が、
一気に崩れた。パワー溢れる声と演技に圧倒
された。
何度か登場する｢ポンポンってね……｣は 2B
さんならではのとぼけた雰囲気で、何度みて
もクスッと笑ってしまう。
五月さんのメイド姿コミカルな音楽とダンス、
お客さまの手拍子。
私も楽しく手拍子をしていたら、シマシマの
カーテンの背景になった。
そのカーテンを見て、もう出番なのかと少し
慌てた。テントの裏を通って、下手側へ移動
する。
舞台では、｢そのとき、わたしは……｣で盛り
上がっていた。
つづく。。。
劇団どくんご、幕間出演レポート！ ごまさん編 ��
【 今日の一枚 】
注意する点は……！
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
ごまさん編、スタートです！
■ ごまさん
今年も劇団どくんごの大宮公演に、日替わり
ゲストとして参加させていただいた。
８月の東北賢治ツアーが終わり、幕間公演に
向けての稽古が始まるが、参加者はこれまで
で一番少ない。
日数も時間も制限がありとても充分とはいえ
ない稽古だった。
そんななか、夏休みで帰省中の大仏さんが、
当日参加してくれることになった。
大仏さんのまっすぐな声が加わるのは本当に
頼もしい。また一緒に舞台に立てることも、
嬉しかった。
当日、大宮桜木駐車場の会場に、直接集合。
テントのまわりには、手作り品や食べ物の
お店が出て賑わっていた。
少しの時間ぶらぶらして買い物を楽しんだ。
今日の青い T シャツ に合わせて青いネコ
のイヤリングを買ってつけた。
全員集合した後テントの舞台でリハーサル
をさせていただいた。
劇団どくんごのみなさんにあいさつをして、
テントの中に入る。
入退場の確認、舞台立ち位置、視線の方向
などを確認して、リハーサルをおこなった。
最初の一声から気持ちだけがはしりすぎて、
隣の超特急リニアくんに台詞をつなぐこと
を忘れていた。
テンションだけが高くなってあっという間
に終わってしまった気がした。
その後、浦和スポーツクラブさんで稽古を
した。小林さんから、台詞の読み終わりに
目線を上げるよう、注意を受ける。
台本を見ながら声を出す癖がついていた。
常に意識する。
ラストの｢どっどど……｣の先行する台詞は、
みんなと重なる最初だけはガツンと入る。
その後は段階的に大きくし、ラストで出し
切る。声の力の配分が難しかった。
つづく。。。
劇団どくんご、幕間出演レポート！ 三馬さん編 ��
【 今日の一枚 】
テント建てからの流れ！
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
三馬さん編、最終回です！
■ 三馬さん
「ギー、バタン」と言いながら、背景の絵の
赤い扉から五月さんが出てくる。
オープニングの幕と一緒の幕だ。続いて 2B
さんが出てくる。富士吉田で初めて見たとき
からこのシーンのとりこだ。
五月さんと 2B さんが、ランタンをかかげて
ワルツを踊る。足の運びをまねようと必死で
見た。
「自動車」、「ぶっぶーん」、「しゃがめば
いいんでしょう？」「しゃがまなくてはなり
ません」五月さんは無邪気な子どものような、
2B さんは騎士になりたての、青年のような
受け答えをする。
ふたりは舞台のふちに沿うような、円を描き
ながら踊る。五月さんの声が強くなるころ、
舞台の真ん中を横切る。
2B さんが、なんと言ったか覚えていないが、
「いっちゃえっ！」という、五月さんの声が
はっきり残る。
どくんごの舞台は、あっという間に終わって
しまった。
打ち上げになる。プラスマイナスゼロさんは
「ヘイ！」が小林さんのソロのように聞こえ
ていたようだった。
「小林さんのソロ、なんて言ってるの？ ソロ
のところ！」というのだが、私にはさっぱり
わからない。
「地面から、芽が出て……ですか？」と聞く。
プラスマイナスゼロさんは「違う『はい』？
『へい』？」と言う。
ようやく、「ヘイ！」とみんなでいうところ
のことを言っているんだ、とわかった。
小林さんのソロではないのだがそう聞こえた
ということが面白かった。
「すごく声が聞こえました」と東京の私塾の
娘さんに言っていただいた。
「黄泉の国につれていかれるかと思った」と
どいのさんが言った。
「さあ行こう、ヘイ！ お弁当持って、とか。
この時代にそんなに明るく言われると行く先
は黄泉の国しかないじゃない」とどいのさん
は言う。
春先に病気をしたどいのさんを、黄泉の国に
連れていきそうになってよかったのかな……
と不安になった。
でもどいのさんは、にぃっ、と笑ってたから
いいや、ということにした。
暗悪健太さんが話しかけてくれる。お見掛け
したことある女性も横にいらっしゃる。
暗悪さんは、「藤井さんっていう人がいてね。
小林さんは、その人の影響をたくさん受けて
いると思うんだけど。声が重なっていく感じ
とか、違うことを同時に言う感じとか、彩星
学舎のあの感じは、正統な藤井さんの芝居だ
よね、ねぇ」
「ほんとうに。正統な藤井さんの芝居をみた
感じ」と、その女性の方もおっしゃっていた。
そのあとどくんごのテント30周年の記念誌を
みながら話をした。「これ、私」その女性は
昔劇団員の方だった。
だんだん夜が更けていく。テントでそのうち
私は眠ってしまった。
テント建てから、テントばらしまでの 1週間、
非日常を楽しませていただきました。幕間の
出演も、ありがとうございました。
劇団どくんご、幕間出演レポート！ 三馬さん編 ��
【 今日の一枚 】
いよいよ！
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
三馬さん編、前回の続きです！
■ 三馬さん
「そのとき、わ・た・し・は！」のゲームが
始まった。そーっとテントの外へ出た。
このゲームは、即興で5人の役者の人がリズム
よく、「(わたしは)＋目的語＋述語」を繰り
返していく。
言いよどんだり同じ目的語や述語を言ったり
するとアウトになる。アウトになると、その
役者は舞台から去っていく、というゲームだ。
1人が勝ち残るまで続く。
例えば「お茶をいれる」「アイロンをかける」
「安心をお届けする」「コーヒーをいれる」
……「いれる」がかぶるので、「コーヒーを
いれる」を言った人はアウト、という感じだ。
テントの外から、よしずごしに舞台のゲーム
を見る。
「秋刀魚をあおぐ」「指示をあおぐ」が一緒
かどうかでもめている。
遊びのなかで、子どもがわちゃわちゃもめて
いるようで楽しそうだ。
テントの外にいる時折さんが「秋刀魚と指示
は違うだろ」と突っ込んだ。
たしかに同音異義語じゃないかと思う。
この日は、最後の 2人になってからがかなり
長かった。「山を沈める！」……空葉さんが
ルール違反をして終わりになる。
人が主体的にできないこともアウトのようだ。
「茶柱が立つ」でアウトになったのを、見た
ことがある。
彩星学舎の入場だ。8人で並んだ。「元気に」
と小林さんが言う。邪気がないにこっとした
表情の小林さんと目が合う。
朗読の対象にすべく、客席中央 3段目に座る
男の人と目が合う。
小林さんから合図が出た。
読み出しだ！
超特急リニアくん、かえるさん、リハーサル
のときと迫力が全然違うじゃないか……。
ごまさん、A 母 さんは安定感抜群だ。
大仏さんは、読み出しでかちっかちっと体が
動くので合わせやすい。
いいかも。さんがトスを真上にあげるように
語尾を上げてくれる。
「春と修羅 序」に入る直前の輪読で、すこし
ごちゃついた。迷わず強引に突っ込む。
多少人とかぶろうがばらつこうが気にしない。
自分のいつも通りだ。
ふと気づくと、台本には青い光が落ちている。
始まるときは白い照明だった。
彩星学舎がはけた瞬間に「なつー！！恋の季節！」
と次の場面が始まった。客席に帰るときに大分
身体も気持ちも軽くなっていた。
客席に戻った。
さぁ、お嬢さまとメイドさんのシーンだ。
最近ポエムを書くのにはまっているお嬢さま役
がユリアゴラさん、メイドは五月さんだ。
このシーンを見てから、私はふみきりがあくの
を待つときに毎回、ユリアゴラさんと五月さん
が頭の中に出てくるようになってしまった。
今年のどくんごは、後から効いてくるのだ。
空葉さんの第 2 バイカル湖 建設計画の場面も、
遅効性だ。
私はあのシーンのおかげで少年が石巻弁で語る
夢を見た。その夢は、ラーメンの麺やスープに
ついて少年が身振り手振りを交えて、石巻弁で
語り倒すのだ。
身振り手振りは空葉さんそのものだ。
その夢を見ている最中、多少意識が残っていた
のか「絶対これ空葉さんだよ」と思っていた。
私が座っていた席の、真正面はどいのさんだ。
白ぶちの眼鏡をとったどいのさんを見て「つけ
まつげ、かわいい」と見とれてしまった。
どいのさんは、足がまず細いし、ふくらはぎが
なだらかに膨らんでしゅっと足首にむけて細く
なりとても美しい。
でも腕がむきむきしている。
腕のほうが足より太くて、逆立ちで歩けそうな
くらいだ。
つづく。。。
劇団どくんご、幕間出演レポート！ 三馬さん編 ��
【 今日の一枚 】
あたまのなかと舞台がシンクロして。。。
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
三馬さん編、第 2 回目です！
■ 三馬さん
小林さんが話してくれた中身は、納得できる。
約束事が出来る出来ないにとらわれて、目的
を見失っているのは私だった。
さらに前だったら大声で怒っていたかもしれ
ない場面で、小林さんは穏やかに話してくれ
ている。
大声が聞こえるとパニックを起こす私に合わ
せてくれている。目の前にいる人、今現実に
起きていることを無視しない姿勢は一貫して
いると思う。
ただ、私はそれでも切り替えに時間がかかる。
少し重い気持ちをひきずりながらどくんごを
見始めた。
今年の芝居を観るのは 6回目だ。とくに今年
はどくんごの舞台にとりつかれているように
思う。
私のなかで、今年のどくんごのキーワードは
重厚感と遅効性だ。
……五月さんが「大旦那さまの呪いなんです」
というところで、高確率で笑いが起きるのは
なぜなんだろう。
大旦那さまはダンスシューズに足を入れたら、
三日三晩寝ずに、踊り続けたらしい。そして
亡くなったのだという。
「大旦那さまがまよっておられるのです」と
五月さんが言うと空葉さん、2Bさん、ユリア
さんが舞台に飛び乗ってくる。
赤い照明の中、4人で踊り狂う。楽しそうだ。
「まよっておられるのですか？」と五月さん
が大旦那さまに問いかける。
私は「うん、なんだか迷ってるなぁ」と思い
ながら見る。成仏できない大旦那さまの霊が
迷っているのと私が今、悩んで迷っているの
とは全く違うのだが、この際どうでもいい。
五月さんの足が上がる。赤いスカートから、
白いフリルがのぞくのが素敵だ。今年、舞台
をやれるんだったら、私はスカートの下から
白いフリルをのぞかせる、と決めている。
ツイストで 4 人が踊り狂っている。ふと、
「まさに今、この場で楽しくなったから踊り
だしたわけじゃないよな。昨日も踊ってるん
だもんな」、「毎年毎年違うメンバーだし」、
「大変そうって見えないよな」、「見てる方
はひたすら楽しいもんな」舞台を見ながら、
少しずつ気持ちが落ち着いてくる。見ている
舞台と頭の中で悩んでいることが、いったり
きたりする。
「全員がなじむまで稽古の時間がとれない。
でも稽古の時間をとることが目的じゃない。
私には、言いたいことがある。舞台に、この
メンバーで立ちたい……照明浴びるの気持ち
いいし……」すーっと、落ち着いていった。
私の迷いも 4人のツイストで成仏していった
かのようだった。
つづく。。。
劇団どくんご、幕間出演レポート！ 三馬さん編 ��
【 今日の一枚 】
リハーサルは。。。
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
三馬さん編、スタートです！
■ 三馬さん
13：00
テントのなかでのリハーサルをさせてもらう。
白地にピンクや黒や金色の線が描かれた幕の
前でやることに決まった。
出入りから確認させてもらう。輪読はじめの
いちばん下手の私から上手にむかって流れて
いく輪読で、妙な間が空く。
ほとんどの間は、私がセリフを入れられない
ことで起きた。妙な間に気づくと輪読の順番
が自分だったことに気づくという感じだった。
「あれ、あ、私だ」、「あ、私だ」と思った
ことを覚えている。輪読は音として聞こえて
はいるのだが、次が私だという感じがしない。
さらには、一斉に読む読み出しでばらけた。
とりあえず最後まで読み終わって舞台の下手
にはけたがどっと疲れる。
出店で買い物をした。私はこぐま堂さんで、
さくら黒糖アンパンを買った。浦和スポーツ
クラブさんに戻る。
小林さんに「読み終わりが聞こえなかった？」
と聞かれる。さっきのリハの時のことだ。
次が自分の番という感じがしなかったという
のが一番近い感覚だったと思う。でもうまく
説明しきれない。
なので、「聞こえなかったわけじゃない」と
答える。小林さんは「最後にいいかも。さん
の声がしなくて入れなかった？」と、ちがう
聞き方をされた。
「いやちがうと思う。最後の人が変わること
なんてしょっちゅうだから……そういうこと
じゃないと思う」と答えた。
「集中力欠いてた？」と聞かれた。
要はそうだ、と思った。
「うん、そう…かな。すみません」と言う。
「ひどい出来だよ」と小林さんが言う。
本番直前という状況の輪読で、妙な間が空き
つづけたり、一斉に全員で読む直前に、息が
吸えなかったり、息を吸って一斉に読み出す
ところで入りそこなったり、そんな経験は、
ほとんどない。
稽古の休憩時間になり小林さんが真面目な話
をした。「せっかくどくんごの幕間に出して
もらうのに、自分らが芝居の流れをとめちゃ
だめだよ」という話だった。
16：00
浦和スポ―ツクラブさんで最後の稽古を終えて、
桜木町駐車場に向かった。着いたら自由時間だ。
18：00
再集合した。駐車場のすみで稽古をする。もう
大分薄暗い。開場直前で人が集まっていること
もあり、声を落としての稽古だ。
この直前の稽古でも、ばらつく時がある。小林
さんが、私に穏やかに話をしてくれた。
「三馬さんに言うんだけどさ……。出来ない人
が悪い、って発想しても、いいことはないよね。
一斉に入るところで誰かが先に入っちゃったら
仕方ないよ。それは、そういうもんだよ。その
ことを気にして本当にしなければならないこと
がおろそかになっているんじゃない？ 大事な
ことは他にあるんじゃないの？」と言われた。
このところ、イライラしていた核をつかれた。
息を吸って全員一斉のセリフを読み出すぞ、と
思ったときにタイミングをつぶされたり、他人
のタイミングをつぶしたりしてしまうことが嫌
なのだ。
しかも今回のメンバーは何回か舞台に出たこと
のある人しかいない。過去には出来ていたこと
なのは知っている。私はなんで出来ていたこと
が出来なくなるのかと、イライラしていたのだ。
つづく。。。
劇団どくんご、幕間出演レポート！ 三馬さん編 ��
【 今日の一枚 】
9 月 21 日（土） 劇団どくんご大宮公演に
幕間出演したときのレポートです！
三馬さん編、スタートです！
■ 三馬さん
9 月 18 日 12：40
桜木駐車場に着いた。どくんごテントの建て
込みの手伝いに来た。すぐに自転車に乗った
K さんがあらわれた。
あおにいくんも、別の方角からあらわれた。
12：50 をすぎたころ、どくんごのトラック
がやってきた。
雨がだんだん強くなってきた。上下のカッパ
を着た。カッパのズボンをはくほどの雨は、
なかなかめずらしい。
まずは、楽屋テントを建てる。細身の女性と
男性があらわれた。
西瓜さんとへもさんだった。西瓜さんもへも
さんも前夜祭に出てくださる仙台の方だ。
どくんごが仙台で公演をするときは受け入れ
をされているとのことだった。
西瓜さんは筋金入りの「雨女」らしい。今日
も西瓜さんが来る前から、どくんごメンバー
が「西瓜さんが仙台から近づいているから今、
雨が降っているんだよ」と冗談を言っていた。
楽屋テントを建て終わる。雨がしのげる。
劇場テントに取り掛かる。骨組みを建て天幕
があがったころ小林さんも来た。
天幕があがると客席を作ったり、客席の後ろ
の銀色や黒色の幕を吊ったりとこまごました
作業が増える。
私は空葉さんに頼まれて、照明にハンガーと
いう器具をつける作業をした。そのハンガー
があるから、単管に照明がつけられるのだ。
小林さんは照明を吊っていた。私は五月さん
に声をかけてもらって、脚立に上って舞台の
真上に物干し竿を 3 本設置した。
2 本は比較的簡単に設置ができた。3本目の
物干し竿を吊るときに、五月さんが「『 U
の字』に紐を結んで」と言った。
私には『 U の字 』と言われているものが
どれだかわからない。
照明も同じ場所に設置されているので、まち
がったら大変だ。脚立にのぼって五月さんが
言う『 U の字 』を探す。「これですか？」
と聞くと、「違う」と返ってきた。
『 U の字 』ってどれだろ……。
紐やハンガーやクランプやらが密集している。
どれがなんだかわからない。
密集しているなかに『 U の字 』を発見した。
思っていたより小さかった。
でもまぎれもなく U の形をしていた。
「あった！」というと案外大きな声になって
いたらしい。五月さんが「あはは、あった？
よかった」と楽しそうに笑ってくれた。
この日、私は作業の終わりを見ないで17：00
くらいに帰った。
19 日前夜祭。19：00 開場。19：30 開演。
長内さんの面がとてもかっこよかった。口の
下の部分が少し欠けている白い面に見えた。
つづく。。。
