『支那そば きび』の渡邉さんが、向島に新しいお店をオープンさせました!! ということで、新店と聞くとおとなしくはしていられない
おださんに誘われ、早速向かいました。
お店は“THE 路地裏系”という感じの場所で、“昭和30年代風” の“風”を取り除いたリアルな昭和30年代築の一軒家!! 全く前情報を仕入れていなかったので、凛とした外観に驚かされました〜。
お店には靴を脱いで上がります。というかお邪魔するという表現がぴったり。座敷に案内されて靴を脱ぐことは多々ありますが、最初から靴を脱ぐということはあまりないと思います。我々は一階に案内されました。一階は六畳くらいの部屋で、丸いちゃぶ台がふたつ。他に3〜4人座れる小さいカウンター。これはラーメンだけのお客さんへの配慮だと思います。二階は四畳半の間と八畳の間がふすまで仕切られていますが、開放して宴会も可能。思わず時間を忘れてしまうこと確実な空間です!!
メニューは上の画像の通り(クリックで拡大)。今のところ麺類は
「中華そば」の醤油味と塩味のみ。つまみも含め実にシンプルなメニュー構成となっていて、近い内にまた違うメニューになるそうです。
さて肝心のラーメンの前にやはり乾杯(笑)。つまみは
「おつまみチャーシュー」(400円)と、お薦めの
「おでん」(600円)。きびのチャーシューは元々美味しいですが、炙ると更に美味しいですね〜!! おでんはラーメンのスープをベースにしているそうですが、お薦めというだけありこれまたかなり美味しかったです。おださんが「焼酎は何を置いているのか」と質問する中、こっそり
「中華そば」の醤油と塩を注文。
【292】中華そば 塩 \600
スープは無色透明です。あちこち食べ歩いているけどここまで透明というのもなかなか珍しい。
『きび』に通ずるシンプルなスタイルながら、旨味が厚くてなかなかのインパクト!! こりゃ〜〜旨いです!!
麺は
『三河屋製麺』の特注麺。喜多方っぽいタイプの平たくて太さがまばらな縮れ太麺で、これがまたスープと相性抜群!! 喉越しと舌触りが最高で、ズババッッと啜るのにもってこい。
『三河屋製麺』っぽくないけど、こういうのも作れるんだね〜。
具は、チャーシュー、メンマ、小松菜?、刻み玉ねぎと一味少々、白ごまなど。一味はスープの邪魔にはなっておらず、程よいアクセントでした。
▲こちらは
「中華そば 醤油」(600円)。まろやかさが強い塩味とは違う雰囲気で、こちらはすっきりとした味わい。それでいてふくよかな醤油の風味が心地良く、シンプルながら味わい深い。分かりやすさでは塩だけど、こっちもかなり旨いなぁ〜〜(笑)。
これはちょっと真似できないお店の登場ですね〜。しかもラーメンも旨いし。このシチュエーションの中で食べるラーメンは、まるで地方の老舗で食べるような、有無を言わせぬ説得力があって、それがまた下町に絶妙にマッチしている。早速界隈の芸者さんにも好評なんだとか(笑)。
ちなみに
「中華そば」だけでもOKだそうですが、複数で訪問し、軽く呑んで〆にラーメンというスタイルがこの店をより楽めると思います。凄く雰囲気がいいし、麺だけで帰るのはもったいない!! 今後はつけ麺を始め、そうめんやうどんなどラーメン以外の麺も出していく予定だそうです。
■麺・酒処 らん亭■
東京都墨田区向島5-20-4
03-3624-3988
18時〜翌1時半(L.O.)
土・日・祝休
※7/29、8/5の土曜日は営業。予約も可能ですが、7/29は隅田川の花火大会の為、既に満席だそうです。
Posted by saito1972329 at
23:33
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