2006年07月31日

【新店】東京あってり麺@大崎広小路

新しいもの好きなおださんに同行して、7/31オープンの『東京あってり麺』へ。こちらは『軽井沢創作料理 ロコ』の新店です。立川の『ラーメンスクエア』『あってり麺東京』に続く出店です。

東京あってり麺 外観






お店は大崎広小路の駅からすぐのガード下。『がん』『ラーメン ぼんくら』があった場所です。行く前から分かっていましたが、ここは本当に狭いですね〜。流石に以前に入っていたお店よりは綺麗に仕上げていますが、なんでここにしたんでしょうね?

あってり麺






【301】あってり麺 \700

特定の素材の旨味が突出せずバランスよくまとめたスープが「あってり麺」の特徴。立川のお店で食べた時は、その良さが伝わる仕上がりでしたが、今日は動物系のコクがいまいちで、若干酸味を感じました。まあ初日ですし、まだまだこれからでしょう。

麺は表面がツルツルしていて、ちょっと弾力がある細麺。

具と薬味類は、チャーシュー、メンマ、ほうれん草(かな?)、のり、味玉1/2、刻みねぎ。デフォルトで黒胡椒。

本領発揮までは少し時間がかかりそうですね。立川ではかなり完成度の高いものを出してるので、早くそのレベルにもっていって欲しいと思います。

■東京あってり麺■
東京都品川区西五反田1-22-4
03-5436-5661
17時〜翌1時
当面無休、昼の営業も検討中。
  

Posted by saito1972329 at 23:26Comments(2)TrackBack(3)

韃靼ラーメン 一秀@池袋

一秀 外観一秀 入口






川越街道沿いにある『韃靼(だったん)ラーメン 一秀』へ。『土佐っ子』出身で、『平太周』の創業に関わった平山さんのお店です。

一秀 特製ラーメン一秀 混ぜた後w






【300】特製ラーメン \800

背脂を二層に分けて大量に振りかけた超こってりラーメンです。表面を覆う背脂で真っ白ですが、その下に潜むタレとスープをよ〜くかき混ぜると、右の画像の様な「まるで別物!!」って色になります(笑)。背脂と麺の絡みを重視している為、スープはかなり少なめになっています。限りなく油そばに近いラーメン!! 超個性的なスタイルですね〜。

麺はダッタンそば粉を練り込んだもので、形状は『土佐っ子』系そのものだが、風味が少し違う。次こそ「つけ麺」を食べないとなぁ〜。

具は、チャーシュー×2枚、メンマ、茹で玉子1個、刻みねぎ。チャーシューはバラ肉ロールで、味付けが濃いが縁がこんがりしていて意外に美味しい。黄身をスープに溶かしたいので、玉子はスライス希望。

食後に平山さんにいろいろとお話を伺うことができました。全盛期の『土佐っ子』の話から、『一秀』を出すまでの平山さんの話など、貴重な話を沢山聞くことができて大満足でした〜。

■韃靼ラーメン 一秀■
東京都豊島区池袋本町2-1-1
03-3985-3349
11時半〜15時/17時半〜翌4時
年中無休

※8/1から営業時間が変更になり、中休みができました。
  
Posted by saito1972329 at 17:50Comments(0)TrackBack(1)

【新店】麺屋 いっこく@大山

6/14にオープンした『麺屋 いっこく』へ。こちらは以前埼玉県新座市で『地鶏ラーメン処 わっしょい』という名前で営業していた店で、移転を機に店名も新たにリニューアル・オープンしたようです。お店は大山駅前の活気がある商店街の中にありました。

いっこく 外観いっこく メニュー






メニューは画像の通り。「つけめん」にも惹かれましたが今回は「地鶏塩らーめん」で。夜は居酒屋としても機能しているらしく、焼酎などのメニューも豊富でした。

いっこく 地鶏塩らーめん






【299】地鶏塩らーめん \700

鶏の出汁が感じられる、やや甘めでまろやかなスープは、比較対照が見つからないちょっと独特の味わい。やや油っぽいのが気になったけど、なかなか美味しいではないか。ちょっとクセのある感じのこの風味は何だろう? …と考えながら飲み進む内にほとんど飲んでしまった(笑)。油の香りでもないようだし、お酒や味醂とかその類のものかなぁ〜。

麺はあっさり系のスープと相性がいい中細麺で、店内には『三河屋製麺』の麺箱がありました。

具は、チャーシュー2種類、鶏皮、メンマ、青菜、半熟煮玉子1/2、白髪ねぎ、糸唐辛子。この鶏皮が旨い!! ビールにメチャ合うだろうなぁ〜。

■麺屋 いっこく■
東京都板橋区大山東町21-8
03-3964-6820
11時半〜15時半/18時半〜翌1時
火休
  
Posted by saito1972329 at 14:32Comments(2)TrackBack(1)

つけ麺道場 かさい@高円寺【閉店】

※閉店しました。

7/26にオープンした『つけ麺道場 かさい』へ。『らあめん ひら石』と同じ大一市場の中にある、カウンター6席ほどの小さなお店です。ご主人は飲食の経験はあるもののラーメンは初めてで、こちらの味作りは三田の『天空』の方がプロデュースしたそうです。

かさい 外観かさい おしながき






言われてみると、並盛り・中盛り・大盛りが同料金、卓上には節粉が置いてある点から『つけ麺屋 やすべえ』を思い浮かべますが、メニューに「塩つけ麺」があるところは『天空』と同じですね。

かさい 塩つけ麺かさい 麺






【298】塩つけ麺 \650

という訳で迷わず「塩つけ麺」を注文。

麺は中太くらいのストレート麺。艶やかでツルツルと喉越しが良く、程よいコシがありなかなか美味しいです。ちょっとパスタっぽくもあるかな。

つけ汁は白濁しており、まろやかな動物系のスープをベースに、程よく魚介系の風味が加わります。甘・辛・酸味に依存しないタイプで、魚介系も節粉投入ではないので、とにかく優しい味わい。インパクトに欠けますが、上手くまとまっていると思います。

具は、チャーシュー、メンマ、のり、刻みねぎが全てつけ汁の中に入っています。味は特筆する点はなし。

『天空』でも「塩つけ麺」を食べたのですが、味はほぼ同じだと思います。まだまだ不慣れな点が多いようですが頑張って欲しいです。

■つけ麺道場 かさい■
東京都杉並区高円寺北3-22-8 大一市場内
11時半〜22時くらい(変更の可能性あり)
定休日未定

※閉店しました。
  
Posted by saito1972329 at 12:26Comments(5)TrackBack(7)

2006年07月29日

麺や 渦@本鵠沼

渦渦 ご飯ものメニュー






この夜はいつも代々木の『めじろ』で顔を合わせているメンバーが『麺や 渦』に集結。新メニューでご飯ものが3種類始まっていたので、自分はそれを攻めることにした。

渦 梅とめんまのスープ茶漬け渦 肉味噌ライス






「梅とめんまのスープ茶漬け」(300円)/「肉味噌ねぎライス」(300円)

「梅とめんまのスープ茶漬け」はらーめんの出汁を使うので美味しくないはずがない。〆にぴったりの逸品だが、一番最初に頼んでしまった(笑)。

「肉味噌ねぎライス」は、甘辛い特製の肉味噌がたっぷりと乗っていて、ご飯に合うのは勿論のこと、酒のつまみにもなってしまう。

二品目が来たところでご飯がなくなってしまい、残念ながら「焦がしちゃあしゅうご飯」は食べれなかった。ご飯ものコンプリートならず(笑)。

楽しく呑んでいたらあっという間に終電の時間。〆に裏メニュー(試作品)を頂きました。

渦 ?






【297】??

トマト、蒸し鶏、きゅうり、納豆などが乗った汁なし冷やし和え麺。納豆キタ――(゜∀゜)――!!(爆) 納豆を食べるのは1年振り!!(汗) 添えられたレモンを絞ると納豆の臭いもほとんど気にならず、ネバネバ感が心地よい。これはオクラやマヨネーズなんかも合うかも。皆から醤油味が加わるといいかもという意見が出ると、店長が早速だし汁をかけてくれた。それまでは普通の和え麺という感じもしたが、一気に『渦』らしさが出てきてより良くなった。う〜む、これまでで一番抵抗なく納豆が食べれたかも。完食〜♪

■麺や 渦■
神奈川県藤沢市鵠沼桜が岡3-5-7
0466-28-8443
19時〜0時 (23時半ラストオーダー)
月・火休
  
Posted by saito1972329 at 23:04Comments(1)TrackBack(1)

麺ダイニング 壽庵@大崎広小路【休業中】

※2007/2/16追記。休業中のようです。

7/29オープンの『麺ダイニング 壽庵(JUAN)』へ。こちらは日暮里の『麺彩房』の関連店です。ちなみに日暮里の『麺彩房』は、『大成食品』の直営である中野の『麺彩房』とは別経営で、日暮里系だと他に町屋の『麺処 雄山』などが同じグループだそうです。

壽庵 外観壽庵 メニュー壽庵 メニュー






麺類は「つけ麺」「らーめん」の二本柱で、それぞれ特製がお薦めになっています。「つけ麺」は大盛り無料。15時以降は平打ち麺も用意されています。その他「和風サラダ麺」というのもあり、あとで確認したら『雄山』のメニューにかなり似ていますね。メニューの画像は麺類だけ掲載しましたが、“麺ダイニング”というだけあり一品料理の他、壁には焼酎が多数揃っています。

壽庵 らーめん






【296】らーめん \680

スープは『麺彩房』系にしては粘度が低くサラリとしていて、見た目よりあっさりした味わい。豚骨など動物系のコクの代わりに魚節などの風味が立っている訳でもないのだが、椎茸か何かみたいな和風の風味が感じられ、不思議と後を引いた。『麺彩房』系ということでイメージしていたものとは違うので、どこか物足りないようにも感じるが、特にバランスが悪い訳でもなく、これはこれでありなのかも。

麺は麺箱を確認した訳ではないが、『大成食品』のものでしょう。表面がツルツルした縮れ麺で、本来ならプリッとした食感があるはずだが、ちょっと茹で過ぎだったかな。

具はチャーシュー、メンマ、ほうれん草、なると、のり、刻みねぎ。

オープン初日ということで、これから少し変わっていくのかなという印象を受けました。『麺彩房』に濃厚さを求めるなら物足りなさを感じるかもしれませんが、ラーメン専門店でなく麺ダイニングということで、このくらいの方がいいのかもしれません。

■麺ダイニング 壽庵(JUAN)■
東京都品川区西五反田1-23-7
03-3492-0404
11時〜24時半(L.O.は24時)
年中無休

※営業時間は頂いたチラシに上記のように書かれていましたが、オープン日は中休みがありました。
  
Posted by saito1972329 at 17:10Comments(7)TrackBack(5)

【新店】つけ麺道 たけし@千川

江古田まで来たついでに、未食だった『つけ麺道 たけし』へ。オープンしたのは5月で、ネット上ではそれほど話題になっているという訳ではありませんが、お店に着くと行列が出来ていて驚かされました。並んでいる間も「今日は何にしようかなぁ〜」などという声が聞こえてきたりして、地元では定着しているという様子。

たけし 外観たけし メニュー






メニューには「らーめん」ありますが、あくまでメインは「つけ麺」。屋号にも“つけ麺道”と入っているだけあり、ほとんどの人がつけ麺を食べていました。並盛りと大盛りが同料金で、卓上に玉ねぎがある点から『つけ麺屋 やすべえ』に似ていると言われています。

たけし 醤油つけ麺たけし 麺






【295】醤油つけ麺 \650

麺はやや平たいタイプの太麺で、結構歯応えがしっかりしてなかなか美味しい。『やすべえ』と比較すると、もちもち感は低め。麺箱には『大場製麺』と書いてあった。ちなみに並盛り350g、大盛り500g同料金だが、茹でた後の重さなので並盛りなら普通に食べれるボリューム。

つけ汁は小さめでちょっと歪な器で出てきます。甘さが強く、ピリっと辛味が効かせてあり、やっぱり『やすべえ』に似ているが、あそこまで甘ったるくはない。

具は、チャーシュー、メンマ、味付玉子1/2、刻みねぎ。

■つけ麺道 たけし■
東京都豊島区要町3-10
03-3957-7993
11時〜24時(スープ切れ終了)
不定休
  
Posted by saito1972329 at 14:00Comments(0)TrackBack(0)

【新店】一心軒@江古田

『健太』の後は、7/19にオープンした『一心軒』へ。お店は江古田駅南口からすぐの細い路地にあり、品のある和風の構え。店内もすっきりとしており、L字型のカウンター10席程と、2人用のテーブルが1卓。一番奥には製麺機が置いてありました。

ご主人は28歳とお若いですが、調理、接客共にきびきびとしていて気持ちがいい。聞くところによると、厚木の『ぴかいち』、高田馬場の『七福神』を始め、これまでに10軒ほどのラーメン店での勤務経験があるそうです。道理でこなれている訳だ。

一心軒 外観一心軒 メニュー






メニューは上の画像の通り。醤油味の「らぁめん」「みそらぁめん」「みそつけめん」「つけめん」が味噌味だけというのは珍しいですね。

一心軒 らぁめん






【294】らぁめん \600

すっきりした醤油味のスープに、香ばしい揚げねぎの風味が加わるその味わいは、渋谷の老舗『喜楽』を彷彿させる。聞けばご主人は『喜楽』が好きでよく食べに行っていたそうなので、紛れもない“喜楽インスパイア”であるが、単なるコピーではない。例えば揚げねぎだけではなく、尾道ラーメンに入っているような背脂ミンチらしきものも浮かせて、スープの味わいに更なるコクと厚みを加えている。というように『喜楽』のスタイルに独自のアレンジを加え、より洗練されたものに昇華させている。

麺は天然かん水を使用した自家製のストレート中細麺です。滑らかな喉越しと程よい噛み応えを持ち合わせた優しい味わいの麺で実に良い。「みそらぁめん」も同じ麺だそうですが、このレベルのものを作れるのであれば、是非太麺にもチャレンジして欲しい。

具は、焼豚、メンマ、もやし、刻み万能ねぎ、揚げねぎ、背脂ミンチ? 焼豚ともやしは臭いが強いかな〜。

トレンドを意識しすぎず、しかし地に足が着いたラーメンで素晴らしかった。若くしてこういう仕事ができる職人の存在は貴重だ。とりあえず醤油味の「らぁめん」は、『喜楽』ファンなら必食の1杯だと思います。

■一心軒■
東京都練馬区旭丘1-77-15
11時半〜スープ・麺終了まで
火休
※中休みはなくなったようです。
  
Posted by saito1972329 at 12:57Comments(2)TrackBack(5)

【新店】中州屋台 長浜ラーメン 初代 健太@高円寺

7/29にオープンした『中州屋台 長浜ラーメン 初代 健太』を訪問。ご主人は博多で屋台をやっていた方で、店内にはその時の写真が貼ってあります。お店は早稲田通り沿いで、以前『らーめん ゑびすや』があったところ。カウンターのみ7〜8席の小さなお店。『ゑびすや』の時より狭く感じます。

健太 外観






メニューは「長浜ラーメン」「替玉」「チャーシューめし」「おでん」のみ。“開店記念”と書いてあったので、これから品数が増えるのかもしれません。

健太 長浜ラーメン

【293】長浜ラーメン \500

スープは軽めの白濁豚骨。粘度があるようなタイプではありませんが、しょっぱくないしクセもなく飲みやすい。

麺は長浜系にしては太めのストレート細麺。手際よく茹で上げられており、程よい硬さです。

具はチャーシューと刻みねぎのみ。

博多の屋台をそのまま持ってきたというような雰囲気でしたが、この地でどう評価されるのでしょうか?

■中州屋台 長浜ラーメン 初代 健太■
東京都杉並区高円寺北3-43-10
営業時間、定休日未定。
夜は夜中の3時くらいまでやる予定だそうです。
  
Posted by saito1972329 at 10:35Comments(3)TrackBack(2)

2006年07月27日

【新店】麺・酒処 らん亭@曳舟

『支那そば きび』の渡邉さんが、向島に新しいお店をオープンさせました!! ということで、新店と聞くとおとなしくはしていられないおださんに誘われ、早速向かいました。

らん亭 看板らん亭 入口らん亭 外観






お店は“THE 路地裏系”という感じの場所で、“昭和30年代風” の“風”を取り除いたリアルな昭和30年代築の一軒家!! 全く前情報を仕入れていなかったので、凛とした外観に驚かされました〜。

らん亭 1階らん亭 2階らん亭 2階奥






お店には靴を脱いで上がります。というかお邪魔するという表現がぴったり。座敷に案内されて靴を脱ぐことは多々ありますが、最初から靴を脱ぐということはあまりないと思います。我々は一階に案内されました。一階は六畳くらいの部屋で、丸いちゃぶ台がふたつ。他に3〜4人座れる小さいカウンター。これはラーメンだけのお客さんへの配慮だと思います。二階は四畳半の間と八畳の間がふすまで仕切られていますが、開放して宴会も可能。思わず時間を忘れてしまうこと確実な空間です!!

らん亭 メニューらん亭 メニュー






メニューは上の画像の通り(クリックで拡大)。今のところ麺類は「中華そば」の醤油味と塩味のみ。つまみも含め実にシンプルなメニュー構成となっていて、近い内にまた違うメニューになるそうです。

らん亭 おつまみチャーシューらん亭 おでん






さて肝心のラーメンの前にやはり乾杯(笑)。つまみは「おつまみチャーシュー」(400円)と、お薦めの「おでん」(600円)。きびのチャーシューは元々美味しいですが、炙ると更に美味しいですね〜!! おでんはラーメンのスープをベースにしているそうですが、お薦めというだけありこれまたかなり美味しかったです。おださんが「焼酎は何を置いているのか」と質問する中、こっそり「中華そば」の醤油と塩を注文。

らん亭 中華そば 塩






【292】中華そば 塩 \600

スープは無色透明です。あちこち食べ歩いているけどここまで透明というのもなかなか珍しい。『きび』に通ずるシンプルなスタイルながら、旨味が厚くてなかなかのインパクト!! こりゃ〜〜旨いです!!

麺は『三河屋製麺』の特注麺。喜多方っぽいタイプの平たくて太さがまばらな縮れ太麺で、これがまたスープと相性抜群!! 喉越しと舌触りが最高で、ズババッッと啜るのにもってこい。『三河屋製麺』っぽくないけど、こういうのも作れるんだね〜。

具は、チャーシュー、メンマ、小松菜?、刻み玉ねぎと一味少々、白ごまなど。一味はスープの邪魔にはなっておらず、程よいアクセントでした。

らん亭 中華そば 醤油






▲こちらは「中華そば 醤油」(600円)。まろやかさが強い塩味とは違う雰囲気で、こちらはすっきりとした味わい。それでいてふくよかな醤油の風味が心地良く、シンプルながら味わい深い。分かりやすさでは塩だけど、こっちもかなり旨いなぁ〜〜(笑)。

これはちょっと真似できないお店の登場ですね〜。しかもラーメンも旨いし。このシチュエーションの中で食べるラーメンは、まるで地方の老舗で食べるような、有無を言わせぬ説得力があって、それがまた下町に絶妙にマッチしている。早速界隈の芸者さんにも好評なんだとか(笑)。

ちなみに「中華そば」だけでもOKだそうですが、複数で訪問し、軽く呑んで〆にラーメンというスタイルがこの店をより楽めると思います。凄く雰囲気がいいし、麺だけで帰るのはもったいない!! 今後はつけ麺を始め、そうめんやうどんなどラーメン以外の麺も出していく予定だそうです。

■麺・酒処 らん亭■
東京都墨田区向島5-20-4
03-3624-3988
18時〜翌1時半(L.O.)
土・日・祝休

※7/29、8/5の土曜日は営業。予約も可能ですが、7/29は隅田川の花火大会の為、既に満席だそうです。
  
Posted by saito1972329 at 23:33Comments(1)TrackBack(3)

【新店】らーめん いっとく@西日暮里/千駄木

いっとく 外観






7/1にオープンした『らーめん いっとく』へ行ってきました。場所的に『TETSU』で食べれなかった人のレポートが沢山上がるだろうと思って待っていたのですが、予想以上に話題になっていませんね。レポートしてたのしらけんさんラーダーマンさんくらいかな?

いっとく 徳らーめん






【291】徳らーめん \650

券売機の上に「とりがらしょうゆです」と書いてあり、その通りのあっさりした味わい。どこかぼんやりとした印象で、あまりにもこじんまりとまとまり過ぎていると感じた。

麺は表面がツルツルした細麺で、プチプチした歯応え。これはちょっと好みじゃないなぁ。

具は、チャーシュー、メンマ、小松菜、のり、刻みねぎ。

■らーめん いっとく■
東京都文京区千駄木3-49-10
11時半〜15時/17時〜21時
水休
  
Posted by saito1972329 at 19:24Comments(4)TrackBack(1)

2006年07月25日

【新店】じょっぱりらーめん@下赤塚

移転のため4/29に閉店した『環七土佐っ子 練馬ラーメン』が、その名を『じょっぱりらーめん』と改め、5/27に復活!!

じょっぱりらーめん






お店は東武東上線の下赤塚駅からすぐの飲食店街にありました。以前の練馬のお店はカウンターのみでしたが、今度はテーブル席中心になり、券売機が導入されています。漫画の単行本が本棚一杯に並んでいる、昔ながらの街のラーメン屋さん的雰囲気。

店名から“土佐っ子”“環七”という文字は消えましたが、店主がしっかりと当時の環七土佐っ子のユニフォームを着ていて、以前と変わらず土佐っ子スピリットが受け継がれていました。

ラーメン 正油






【290】ラーメン 正油 \600

前回は保存し忘れてしまい、今回はピンボケ…。

ご主人は『なすび』以前の『土佐っ子』にいた方で、「当時の作り方に忠実に作っている」と言い切るだけあって、往年のファンを納得させる仕上りです!! 特に醤油ダレの味に関してはかなり近い味で、ついつい血が騒いでしまう(笑)。4月に練馬で食べた時と比較すると、今日は若干タレが強かったので背脂多めでよかったかな。この辺の大雑把感も込みで当時と近い雰囲気だと思います。

麺はもちろん『つるや製麺』の中太麺です。かき混ぜて黒く染まった麺を見ると上がるね〜。

具は、チャーシュー、メンマ、茹で玉子、刻みねぎ。茹で玉子は1個入っていた。固茹での黄身をスープに溶かすと更にまろやかになって旨い!!

濃いめの醤油と背脂の甘みと玉子の三重奏を満喫!! ここはやっぱり好きだなぁ〜。再現度高いし。次回は背脂多めだな〜〜。

■じょっぱり らーめん■
東京都板橋区赤塚新町1-24-8
11時半〜14時/17時〜翌2時
月休?

※水・木はラーメン100円引き。その他ランチ・サービス、学割有り。
  
Posted by saito1972329 at 19:58Comments(5)TrackBack(0)

中華めん処 道頓堀@地下鉄成増

『つけめんや 元』のあとは成増の『中華めん処 道頓堀』へ。こちらは以前は駅から少し歩いた住宅街にあり、TOKYO1週間ゆまさんが紹介していたのを見て初めて訪問しました。その時点で15年も営業していたのに話題になったことはなく、正に発掘されたという感じで、その時の衝撃は今でも忘れません。

道頓堀 外観道頓堀 お品書き






その後2003年に川越街道沿いの現店舗に移転。その人気振りは説明不要。東京を代表する1軒と言って過言ではないでしょう。

道頓堀 中華そば






【289】中華そば \580

煮干しなど魚介系の風味が豊かな和風の醤油味のスープです。ただ出てきた「中華そば」を見て、こんなに醤油の色が濃かったけ〜と思ったのですが、実際飲んでみても、やや醤油が立っていて、若干の酸味と魚のエグ味も感じました。久しぶりなので何とも言えませんが、正直ベストな状態ではないような印象を受けた。まぁ、そうは言っても十分に美味しくほとんど飲みましたが(笑)。

麺は自家製で、店舗の2階に製麺室があるようです。平たいタイプのストレート太麺で、喉越し、食感ともに文句なし。これは旨い麺ですね〜。

具は、ちゃあしゅう、めんま、のり、なると、刻みねぎ。ちゃあしゅうは薄味で、ミシっとした噛み応えがあって美味しい。

自分が最初に食べた時は「中華そば」が確か500円か550円でした。大通り沿いに移転して値上げされたとはいえ、このレベルのものが580円とは嬉しいですね!! また機会を作って再訪したいと思います。

■中華めん処 道頓堀■
東京都板橋区成増2-17-2
03-3939-6367
11時半〜14時半/17時〜20時半(昼・夜共にスープがなくなり次第終了)
水・木休
  
Posted by saito1972329 at 18:50Comments(1)TrackBack(0)

【新店】つけめんや 元@新高島平

6/20にオープンした『つけめんや 元』へ。こちらのご主人は朝霞台の『支那そば 一本気』出身で、8代目ラーメン王の青木さんの同級生だそうです。

元 外観






メニューは「つけめん」がトップで、野菜や豚増しのバリエーション。澄んだスープの「らーめん」「塩らーめん」。他に18時から限定5食で「濃厚鶏塩らーめん」というのもありました。これは鶏白湯だそうです。

元 つけめん元 麺






【288】つけめん \730

麺は太麺が基本で、極太麺も選択できます。初訪問ですがなんとなく極太麺にしてみました。これが艶やかで活き活きした弾力があってなかなか美味しい。ちょっと『あぢとみ食堂』の太麺に似ていたので『銀杏軒』かなと思いましたが、『三河屋製麺』に特注しているそうです。

また麺はデフォルトで300gということだったので、少なめにしてもらいましたが、かなり少なかった(笑)。少なめにすると鶏ツクネがサービスになります。

つけ汁は甘辛い生姜焼きみたいな味。具で豚肉のスライスが入っているので余計にそう感じた。個性的かつチープな味です。

具は、豚肉、鶏ツクネ、なると、刻みねぎ。

■つけめんや 元■
東京都板橋区高島平7-14-16
11時〜14時/17時〜23時
無休
  
Posted by saito1972329 at 17:09Comments(1)TrackBack(2)

2006年07月22日

ラーメン マキタ@川崎

『中華そば おかべ』のあとにもう1軒。長年の宿題店『ラーメン マキタ』へ。こちらは新馬場の『イレブンフーズ』出身ということで知られる店です。川崎駅の西口にあるお店は、かなりくたびれた外観で、予備知識なしではまず入店しないであろう雰囲気。カウンター6席のみの小さくて薄暗いお店です。

マキタ 外観






メニューを見ると、「豚骨」「醤油」「味噌」の3種類があって驚きました。自分は『イレブンフーズ』系は詳しくありませんが、他にもこういうメニュー構成のお店があるのでしょうか? 「豚骨」と「醤油」のどちらが売れているか伺ったところ、「同じくらい」と言われてしまったので(笑)、一番右に書いてあった「豚骨」にしてみました。

マキタ 豚骨






【287】豚骨 普通 \650

白濁した豚骨スープは適度にコクがあり、マイルドな味わい。思ったほどクセはないのだが、生姜が強めに効いていてかなり個性的な味。

麺は断面が四角いタイプのストレート太麺。店内には『大橋製麺』の麺箱が置いてありました。表面がツルっとていてスープの乗りはいまひとつ。始めはもちっとした感じだったが、すぐにプチっと切れるような味気ない食感になってしまった。

具と薬味は、チャーシュー、メンマ、キクラゲ、わかめ、刻み玉ねぎ。ごろっとしたチャーシューは箸で崩せる柔らかいもの。

■ラーメン マキタ■
神奈川県川崎市幸区柳町2-1
044-556-0949
11時半〜14時/17時〜21時半
木休
  
Posted by saito1972329 at 15:05Comments(2)TrackBack(1)

【新店】中華そば おかべ@川崎/京急川崎

『めじろ』のあとに『中華そば おかべ』へ。こちらはぼぶさんのブログ「麺は大成食品」と書いてあったのを見てからずっと気になっていたお店。既に同じ理由で訪問したたけひこさんが、大成食品との関係については取材済みだったので、安心してラーメンに集中できました(笑)。

おかべ 外観おかべ メニュー






お店はビジネス・ホテルの中にあります。よくホテルの1階にある喫茶〜軽食スペースというような雰囲気。外にメニューや幟などが出ているものの、なかなか入りづらいシチュエーションですね(笑)。

メニューは上の画像参照(クリックで拡大)。「中華そば」「つけ麺」を基本として、「担担麺」「担担つけ麺」というのもありました。

おかべ 中華そば






【286】中華そば \650

スープは豚骨魚介系です。豚骨スープがしっかりととれていて、魚節の香りが非常に良い。魚介系は節粉を投入するタイプではないので、豚骨の滑らかな舌触りと共に、心地よい魚の風味を楽しむことができた。

麺は前述の通り『大成食品』のものを使用。細かな縮れがある中太麺は、ややもちっとした食感で、どこか懐かしさを感じさせる味わい。スープとの相性を考えるともう少し歯応えがしっかりしたものの方がいいかもしれない。

具と薬味は、チャーシュー、メンマ、もやし、のり、刻み万能ねぎ。

他に類を見ない雰囲気の中、なかなか美味しく頂きました。珍しいタイプではありませんが、しっかりと丁寧に作られた1杯ですね。

■中華そば おかべ■
神奈川県川崎市幸区幸町1-748-1 ビジネスインオカベ 1F
044-541-7736
11時半〜14時/17時半〜21時(土曜は昼のみ)
日祝休
  
Posted by saito1972329 at 12:42Comments(1)TrackBack(3)

七重の味の店 めじろ@川崎BE ラーメンSymphony

めじろ 外観






本日は久々に川崎店に足を運んでみた。こちらの若き店長が、いろいろと趣向を凝らした週末限定メニューを出しているのは知っていたが、最近出している「はまぐりの塩冷やし」の美味しいらしいと聞いたので駆けつけた次第である。

めじろ はまぐりの塩冷やし






【285】はまぐりの塩冷やし \1000

おぉ〜、盛り付けが凄く綺麗だ!! ユウタ君は見せ方が上手いなぁ〜。箸をつけるのがもったいないくらいだが、サクっと撮影を済ませて早速頂きます。

スープは通常のスープと、蛤ベースでとった出汁を1対1の割合で合わせて冷やしたものだそうです。貝類を使うとその旨味が前に出過ぎることが多いが、このスープは『めじろ』の出汁本来の味も損なうことなく、その辺を上手くまとめ上げてきている。このバランスの良さは素晴らしいと思うな。この上なくすっきりしていながらも、和風出汁の厚みと奥行きが半端じゃない!! 薬味のねぎ達と相まって、後を引きまくりの惚れ惚れするようなスープでした!!

自家製の細麺はしっかりと冷水でしめられており、クキっとした歯応えがある。これもスープに負けず実に旨い。

具は、ちゃーしゅー、メンマ、味玉、蛤、海老、のり、水菜、白ごま、大葉、白髪ねぎ、焦がしねぎ、刻みねぎ。見ての通り値段分の豪華さがあるがそれだけではない。これだけの種類が入っていても、それぞれが喧嘩せずに調和していて、焦がしねぎはスープに更なる風味を加える名脇役。また唯一蛤だけが温かかったが、それに負けずにスープがしっかりと冷やされていて感心した。

『めじろ』のスープと蛤の競演で美味しくないはずがないが、期待以上の出来だった。こりゃ傑作だ〜♪ 今後は蛤を使ったメニューを色々作っていくそうなので期待して待つことにしよう。

※こちらの「はまぐりの塩冷やし」は、週末のみの限定メニューです。提供される曜日など詳細はこちらでご確認下さい。少々値は張りますが、しっかりと仕事がされており、値段分の満足感が得られるはずです。1000円札1枚で味わえる、この上なく贅沢で涼しげな1杯をご堪能下さい!!

※「はまぐりの塩冷やし」は終了したようです(8/8追記)。

■七重の味の店 めじろ 川崎店■
神奈川県川崎市川崎区駅前本町26−1
川崎BE B1F ラーメン Symphony
044-200-6521
11時〜22時半
無休

代々木本店のHP
川崎店店長のブログ
  
Posted by saito1972329 at 11:04Comments(3)TrackBack(5)

2006年07月21日

【新店】づゅる麺 池田@目黒

5/29に権之助坂にオープンした新店『づゅる麺 池田』へ。オーナーさんは中目黒で『サンキチバー』という立ち呑み屋も経営されているようです。そのせいかこちらのお店もバーでもいけそうな雰囲気。白で統一された手作り感溢れる内装です。

づゅる麺 池田 外観づゅる麺 池田 メニュー






メニューは「つけめん」「らーめん」とトッピングの増量によるバリエーション。麺は大盛り無料。他に「タイカレーつけ麺」という限定もありました。

づゅる麺 池田 つけめんづゅる麺 池田 麺






【284】つけめん \750

麺は国産の小麦粉を使用した自家製麺。ほぼストレート中太麺でザックリとした歯応えがある。つけ麺だともう少しもちもち感を求める人が多いだろうが、自分は好みのタイプ。

つけ汁は魚介系の風味が強く感じられ、ベースをまろやかな動物系スープが支えてるという感じ。甘味はないが、辛味と酸味が程よく効いていて、特に驚きもしないが、ありそうでないタイプかもしれない。

具には、短冊状のチャーシュー、メンマ、キャベツ、刻みねぎ。麺の上にはカット・レモンが添えられている。チャーシューは意外に沢山入っていて、それ以外に底の方に挽肉も見られた。

■づゅる麺 池田■
東京都目黒区目黒1-6-12
03-5740-6554
11時半〜14時半/18時半〜21時
土曜 11時半〜18時
日・祝休  
Posted by saito1972329 at 18:13Comments(2)TrackBack(4)

2006年07月16日

麺創房 母なる海と大地@田無

※7/16 Kojiさんと食べ歩き

お昼に行列が長くて諦めた田無の新店『つけめん らーめん 春馬』に再び行ってみたが、さっきより行列が長いし…。軽く30人以上はいたなぁ。まぁ半額セール中だから仕方があるまい。

という訳で、未食の『麺創房 母なる海と大地』へと向かう。Kojiさんは既食だったがお付き合いしてくれる形に。

母なる海と大地 外観母なる海と大地 メニュー






お店は青梅街道沿いの田無警察署のそばにあります。店内は広々としているが、低予算で仕上げたことがモロ分かりな雰囲気で、逆に落ち着かない(わがままでスミマセン・笑)。こちらの経営母体は喫茶店などの飲食店を何店も経営しているらしいのですが、そういう会社の仕事とは思えないなぁ。

こちらは開店後しばらくしてから味をリニューアルして、“中村屋っぽい味になった” と聞いていたので、気になっていたのです。ということで注文は「塩らぁめん」で。

母なる海と大地 塩らぁめん






【283】塩らぁめん \650

しばらく待ってらぁめんが到着。貼ってある写真と少し違って、スープに濁りがあります。一口飲んでみると、笑っちゃうくらいに鶏が強くてびっくりしました。塩味は全く尖っておらず、まろやか〜な味わい。あらかじめ「鶏そば」という名前だったら随分印象が違ったかも!?

麺は表面がツルツルした、ほぼストレートの細麺です。店先には『中西食品』の麺箱がありました。

具は、チャーシュー、メンマ、のり、水菜+かいわれ菜、味玉1/2、刻みねぎ。盛り付けはもう少しなんとかならないのかなぁ。写真と全然違うし。

結論から言うと横浜淡麗系ではなかったです。初めてなので比較ができませんが、また味が変わったと解釈していいと思います。

■麺創房 母なる海と大地■
東京都西東京市田無町4-21-9 コータースそれいゆ1F
0424-62-2665
11時半〜14時/17時〜21時半
無休?
  
Posted by saito1972329 at 20:01Comments(1)TrackBack(1)

【新店】自由麺酒党 びとん@東中神

※7/16 Kojiさんと食べ歩き

4軒目に向かったのはこちらで知った昭島市の『自由麺酒党 びとん』です。3軒目に行った『つけめん 美豚』と同名ですが、確認したところ姉妹店だそうです。こちらは6月末にオープンしたばかりで、屋号通りお酒と麺のお店というコンセプト。基本的に夜のみの営業。

びとん 外観びとん メニュー






外観はなんだか『パシオ』っぽくて期待させるが、中は完全に居抜きという感じでちょっと不安になる(爆)。『美豚』とは落差があるなぁ。メニューは上の画像の通り(クリックで拡大)。麺メニューは極めてシンプルで、右の方にはアルコールとおつまみメニューがずらり。「ホッピー」が500円は高くないか?

びとん 和風豚骨つけ麺






【282】和風豚骨つけ麺 \700

調理を見ていると、『美豚』と同じくフライパンでスープと魚粉らしきものを合わせていた。つけ汁は甘くはなく、辛味と酸味を程よく効かせたもので、唐辛子の粒が見られた。やや油が多め。

麺は先程『美豚』で食べたものと同じ生地だと思いますが、こちらの方がつけ麺の麺らしい強い弾力がありました。『美豚』で聞いた話だと、熟成時間でかなり食感が変わる麺とのことだったので、そのせいかもしれません。心なしか粉の風味も強かった気がする。またこちらの店員さんのお話だと、この麺にはタピオカを入れているそうです。つけ汁はそれ程特徴があるわけではないが、この麺で引っ張っていける。

具は、チャーシュー、メンマ、のり、刻みねぎ。ここのチャーシューも生姜焼きの味(笑)。

びとん 和風豚骨醤油麺






▲こちらは「和風豚骨醤油麺」(650円)。こちらもフライパンで加熱調理していました。メニュー名に和風と付くわりに魚介系が強いわけでもなく、表面の油が多いせいか豚骨もそれほど感じられず、バランスはいまひとつかなぁ。『美豚』の完成度が高かったので、比較するとどうしても凡庸な印象であった。

同じ日に『美豚』と食べ比べができてなかなか面白かったです。また今後は立川や多摩センターの方にも出店の予定があるようです。

■自由酒麺党 びとん■
東京都昭島市玉川町4-8-20
042-545-4765
17時〜翌4時/日・祝 15時〜23時
火休

※日・祝は15時からと明記してあるが、今日は17時からですと言われた。結構アバウト…。  
Posted by saito1972329 at 18:23Comments(2)TrackBack(2)

【新店】つけめん 美豚@熊川

※7/16 Kojiさんと食べ歩き

美豚 外観美豚 メニュー美豚 こだわり






3軒目は福生市の『つけめん 美豚(びとん)へ。こちらは5月にオープンしたお店で、「ビッグコミック スペリオール」石神さんの連載、「ラーメン鑑定団」で三ツ星を獲得した店です!! オーナーの方は『ラーメン天山』にいたベテラン職人だそうです。

メニューは上の画像の通り(クリックで拡大)。トップは「ラーメン鑑定団」でも紹介された「煮魚出汁つけめん」。麺は大盛り無料です。

美豚 煮魚出汁つけめん






【281】煮魚出汁つけめん \750

麺は断面が四角っぽいストレート太麺。かん水や塩を控えたという麺は、色白で表面はツルツルしていて喉越しがよく、噛めば程よい弾力を感じさせると同時に、粉の風味が楽しめる。ラーメンの麺とは思えない味わいなので、若干物足りなさを感じる人もいると思いますが、自分はなかなか気に入りました。

煮魚出汁というのは、生のサバ、カツオや昆布などを煮て、更に裏漉ししたものがベースになっているようです。かなり独特の製法なので、つけ汁の味わいもかなり独特。厨房を見ていると、フライパンで豚骨スープと合わせて作っているようでした。ドロッとした舌触りと、煮魚系の風味が強烈に効いた、超濃厚なつけ汁です。思わず「濃っっ!!」と声が出る程に強烈です(笑) ベースの豚骨スープもしっかりとしているようで、インパクトを狙っただけ終わることなく、全体のバランスもとれていると感じました。

具は、チャーシュー、メンマ、刻みねぎ、のり。生姜醤油に潜らせたというチャーシューは、もろに生姜焼きの味でした(笑)。

美豚 らーめん






▲こちらは「らーめん」(600円)。こちらは魚粉で魚介系の風味を加えているようです。こちらの方が「つけめん」よりもベースの豚骨スープの良さが分かりますね。特に珍しいスタイルではありませんが、どっしりとした感がありなかなか美味しい。やや魚の臭いが気になりましたが、レベルは高いです。また100円プラスで煮魚出汁を加えることもできます。

最近は甘・辛・酸の三味を基本とするスタイルではないつけ麺を出す店が増えていますが、こちらもそんなつけめん新世代のひとつと言っていいでしょう。しかも完成度が高い。麺は製麺所と共に試行錯誤中で、次来た時はまた違う食感になっているかもしれないとのことです。

■つけめん 美豚■
東京都福生市熊川689-40-2
042-530-2225
11時半〜15時/17時〜スープなくなり次第終了
火・祝休

※近々営業時間が大幅に延長されます。果たしてこの味が維持できるのか?

※新しい営業時間になり、中休みがなくなったようです(8/8追記)。

美豚 営業時間  
Posted by saito1972329 at 14:16Comments(2)TrackBack(5)

中華そば 喜奴屋@武蔵砂川

※7/16 Kojiさんと食べ歩き

喜奴屋 外観喜奴屋 表喜奴屋 メニュー






2軒目は立川市の『中華そば 喜奴屋』へ。以前から「つけ麺」を食べに再訪したいと思っていたのですが、5月から自家製麺になったと聞いていたので、楽しみにしていました。駅からは遠く、場所はあまり良くないですが、店内はカウンターも座敷もほぼ満席という盛況振り。地元客にしっかりと支持されているようです。

喜奴屋 つけ麺 塩






【280】つけ麺 塩 小盛 \700

「つけ麺」の麺は並盛で1.5玉の300グラムというボリューム。小盛は1玉の200グラムで50円引き。「つけ麺」は標準が太麺で、つけにぴったりなコシのある麺で、もぐもぐとよく噛んで食べると旨いです。以前の太麺は未食ですが、このレベルの麺を自分のところで作れてしまうというのは強いよなぁ〜。

塩味のつけ汁は、そのままでも飲める程あっさりとした味付けです。酸味は控えめで、適度な塩味と焦がしの甘味がバランスをとっていてなかなか美味しい。

具は、チャーシュー、メンマ、味玉、刻みねぎ、焦がしねぎがつけ汁の器の中に。麺の上に刻みのりと梅干しが乗ります。味玉は沈んでいて見えませんが、こちらは全メニューにデフォルトで味玉が付いています。

喜奴屋 中華そば






▲こちらは「中華そば 醤油」(700円)。醤油色は薄め。以前食べた塩と同じく、あっさりしてそうに見えて、旨味はガツンと効いていてインパクトがありなかなか美味しい。細麺も一口食べただけだけど、以前より良くなっている模様。

次回来ることがあれば、前回はメニューになかった、自家炊鶏油を使った「油そば」を食べてみたいと思います。

■中華そば 喜奴屋■
東京都立川市一番町5-5-2
042-531-2929
10時半〜15時/17時〜20時(スープ切れ終了)
水休

ブログ喜奴屋の店員  
Posted by saito1972329 at 12:50Comments(0)TrackBack(5)

ラーメン きら星@武蔵境

※7/16 Kojiさんと食べ歩き

きら星きら星 限定メニュー






『ラーメン きら星』で、9店舗コラボ企画「夏の麺」の第2弾がスタート!! 第1弾の「旬の真鯵そば」がかなり美味しかったので、期待で胸を膨らませ初日に駆けつけました!!

今回の限定は「かまたまワンダー2」。券売機に“魚ダシをガツンときかせた醤油ダレと、新鮮な玉子で作るかまたまです。”という説明書きがあります。

きら星 かまたまワンダーツー 1






【279】かまたまワンダー2 \750

丼には讃岐うどんのスタイルで、麺、醤油ダレ、生卵、刻み万能ねぎが。エビ餡、エビ油、桜エビ、チャーシューは別皿で提供されます。

まずは丼の中を豪快にかき混ぜて頂きましたが、まずこの醤油ダレが風味が素晴らしくよいので、笑っちゃうくらいに旨い!! 箸が止まらない〜。夢中で食べているとエビ油が遅れて到着。これがなければトッピングを入れずに食べ終わってしまったかも!? それくらい単体で旨かった!!

きら星 かまたまワンダーツー 2






そしてメインとも言えるエビ餡、エビ油、干し桜エビの投入です。これもためらわずに全て一気に投入しました。エビ餡、エビ油には、むせ返るような強烈な海老の風味が凝縮されていて、これでもかというほど海老が主張してきます。旨いねっ!! 餡や油の入れる量は調節できますが、全部入れてもしっかり味のバランスが取れていて、完成された1杯という感じ。

きら星 かまたまワンダーツー 3






〆は味噌風味の豚骨スープでスープ割。これでワンダースリーという訳だ。やっぱり麺を残すのは不可能だった…。出てきたスープは、これだけでも飲めてしまうしっかりした味付けがあったので、残った丼のタレに合わせると若干味が濃かった。とはいえ最後に『きら星』の豚骨スープの旨さも堪能できたし、全体通して素晴らしい流れだったと思う。いやいや〜、実に素晴らしかった!!

※こちらの限定「かまたまワンダー2」は、昼・夜各5食の提供。期間は7/16〜8/31の1ヵ月半。夏の思い出に是非!!

※9店コラボ企画「夏の麺」の情報はこちらで

■ラーメン きら星■
東京都武蔵野市境南町3-11-13
0422-30-0233
11時半〜14時/17時半〜22時
木休
  
Posted by saito1972329 at 11:11Comments(3)TrackBack(6)

2006年07月12日

七重の味の店 めじろ@代々木

めじろ黒板






『七重の味の店 めじろ』で、水曜限定で提供されていた「冷やしらーめんサワー」を頂きました。こちらは前日の『にじゅうよん』のスープを冷やして作っていたので、『にじゅうよん』同様、今回で終了になります。

※サワー終了は勘違いで、現在も提供されています。ただしスープのベースは豚骨ではないと思う(8/8追記)。

シュワ〜冷やしらーめんサワー






【278】冷やしらーめんサワー \840

提供直前に炭酸入りの出汁をシュワ〜と注入するので(画像左)、ブクブクと泡立って出てきます(画像右)。嘘みたいな話ですが本当です(笑)。

早速スープを一口飲むと、炭酸のシュワっとした飲み口と共に和風出汁が感じられ、思わず笑っちゃいますね〜。間違いなく誰もが初体験でしょう(笑)。今回は醤油煮干しバージョン。醤油の風味が煮干しと絶妙にマッチしていて旨いです。醤油の風味にやられっぱなしでした〜。

正直普通に食べた方が味わえると思いますが(爆)、こうした遊び心を忘れない大西さんが大好きです。さて次はどんなメニューで楽しませてくれるのでしょうか!?

お店の情報はこちら  
Posted by saito1972329 at 21:33Comments(1)TrackBack(2)

2006年07月11日

麺屋武蔵@新宿

武蔵 暖簾武蔵 期間限定






新宿の『麺屋武蔵』で、7/1から提供されている期間限定メニューを頂きました。その名も「アイスカリー麺」!!(笑)

冷印度麺






【277】冷印度麺 (\800)

中央に乗っているのは何とカレー風味のアイスです!! どう考えても際物にしか見えませんが、そんなことはありませんでした!!

麺はほうれん草を練り込んだもので、器の底には、じゃがいも、玉ねぎ、人参や、酒、みりんなどを使った出汁が張られています。具には、チャーシュー、ズッキーニ、アスパラ、トマトなど。アイスを徐々に溶かしていくと、クリーミーなカレー風味へと変化していきます。最初アイスを舐めたら本当にカレーの味がして笑っちゃったけど、しっかりと全体の調和が取れていて美味しいじゃないですか〜、これ。出汁がしっかりと冷やされている為、アイスは一気に溶けることがなく、自分の好きなタイミングで溶かすことができるのも良かったなぁ。

一歩間違うと際物というところを、上手くまとめてきましたね〜。アイディア一発勝負でなく、しっかりと計算されていて死角がない。『武蔵』の限定は薀蓄や説明書が一切ありませんが、実に細かい仕事がなされているので、それを想像しながら食べるとまた違った面白さがあるかもしれませんね。

※「冷印度麺」は、昼・夜各10食限定です。

■麺屋武蔵■
東京都新宿区西新宿7-2-6
03-3363-4634
11時半〜15時半/16時半〜21時半
無休  
Posted by saito1972329 at 11:26Comments(1)TrackBack(4)

にじゅうよん@代々木

にじゅうよん 暖簾






『七重の味の店 めじろ』の豚骨部門として、火曜限定で営業してきた『にじゅうよん』が、7/11をもって終了となった。別れを惜しみつつ2週続けての訪問。これが食べ納めです。

にじゅうよん らーめん






【276】らーめん \730

醤油ダレが変わったということもあり、最後の1杯は醤油にしてみた。この醤油の味、実に好みだ。まろやかで厚みがあって味わい深い。合わせる出汁によって違うだろうが、『めじろ』で醤油を食べるのが楽しみだなぁ。

決してインパクトのあるものではありませんでしたが、もう食べれないとなると寂しいなぁ。また新たな作品での『にじゅうよん』復活を待ちたいと思います!!

お店の情報はこちら
  
Posted by saito1972329 at 10:13Comments(5)TrackBack(1)

【新店】二代目 海老そば けいすけ@高田馬場

7/10にオープンした『二代目 海老そば けいすけ』を訪問。こちらは本郷三丁目の味噌専門店、『初代けいすけ』の2号店になります。

二代目けいすけ二代目けいすけ 外観






お店は早稲田通り沿いで駅から近い。間口が狭いのでちょっとラーメン屋さんだとは分かりにくいかなぁ。店先には札幌の『彩未』からもお祝いの花が届いていました。店内は白黒でまとめられたスタイリッシュな造り。若干狭めでカウンターのみ10席程度。

出されるラーメンは『初代けいすけ』とは全く別物。「海老そば」「海老つけそば」の2種類で、トッピングの増量などによるバリエーションが有ります。

二代目けいすけ 海老そば二代目けいすけ 器






【275】海老そば \680

丸っこくて、口が斜めになった、丼と呼ぶには違和感のある変わった器で出てきます。そして蓮華が驚くほどでかい!!

スープは海老の風味が前面に出ていてインパクトがのある。味付けには白醤油を使用しているそうです。また上に乗っている糸唐辛子とは別に、唐辛子が入っているのでピリッとした味わいに仕上がっています。塩分自体はそれ程高くないようですが、この刺激でしょっぱいと感じる人も多いのではないかと思いました。

麺は『大成食品』の平たくやや太めの縮れ麺。適度なもちもち感があり、スープの持ち上げもなかなかですが、何しろ器の中で泳がないのが難点。

具は、鶏チャーシュー、海老ワンタン、山くらげ、京水菜、糸唐辛子、オレンジの皮、刻みねぎ、揚げねぎ? など。鶏チャーシュー、海老ワンタンなど、それぞれは美味しいのだが、具の数からすると器の大きさが釣り合っていない。

海老を風味を強く効かせたわりに、下世話にならず、品よくまとめられているのは、流石ですね。お金が掛かってそうですが、食器が使いにくいというのは大きな課題だと思います。全体的に前衛的な雰囲気ですが、激戦区高田馬場でどのような評価を受けるのでしょうか? 店主の竹田さんに、「オレンジの風味は好みが分かれそうですね」と言うと、「それもうちの個性ということで」という返答でした。

また「海老つけそば」には、生地自体が違う別の麺を用意しているということで、改めて訪問したいと思いました。

■二代目 海老そば けいすけ■
東京都新宿区高田馬場2-14-3 三桂ビル1F
03-3207-9997
11時〜23時半(ラスト・オーダー23時)
無休  
Posted by saito1972329 at 02:03Comments(8)TrackBack(13)

2006年07月10日

【新店】らーめん 526(こじろう)@雪が谷大塚

6/2にオープンした『らーめん 526(こじろう)』へ。こちらは『ラーメン二郎 武蔵小杉店』の店主が出した新店です。お店は中原街道沿いにあり、デカイ黄色の看板が嫌でも目に入ってきます。客席はカウンター9席のみ。お店の一番奥にテーブル席が作れそうなスペースがありますが、荷物置き場になっていました。

526 外観






券売機の一番上は、武蔵小杉にはないこの店オリジナルの「塩」。二番目が所謂二郎系の「醤油」。今のところその2種類で、今後は味噌なども出る予定があるとかないとか。あと注目は、二郎系では珍しくサイド・メニューのご飯ものがあることでしょうか? 「鯛めし」「豚めし」の2種類があり、後日この為だけに再訪したいくらいです。

526 塩






【274】塩 \700

話題になっている「塩」を注文しました。こちらは1日限定50食だそうです。

二郎のイメージからは遥かにかけ離れた透明なスープは、出汁を鯛や鱸などの天然魚からとっているそうですが、臭みなどは全くなかったです。お吸い物みたいな上品さもありつつ、物足りなさを感じさせないしっかりした仕上がり。またすりおろした柚子が入っているのだが、これも支配的にはならず、ほんのりという感じでいい塩梅だった。

麺は二郎と比べたらかなり細め、普通でいったらやや太め??という位の太さ。喉越しと風味が心地よく、スルスルといける。これは実に旨い麺です!!

具と薬味は、豚、あさり、魚の白身入りの団子みたいなもの、三つ葉、刻みねぎ、しろごま。豚は柔らかく煮込まれており、薄味でスープの邪魔をしない。団子みたいなものは、ネットでみる他の人が食べたさつま揚げみたいなものとは別物。揚げる工程が抜けているのか、白身が入った粉団子という感じ。またねぎが綺麗に刻んであっていいね〜と思っていたが、三つ葉がくたくたのなのが残念。

二郎らしからぬ繊細さも持ち合わせながら、万人受けする味。皆さんが絶賛するのも納得。個人的には麺が良かったなぁ〜。実は私、一口目に某社のお茶漬っぽい味だと感じて、それが頭から離れなかったんです。でもそれ故に旨いんだよね(笑)。こういう経験ないですか?? 和風出汁のお店で、「これってどん兵衛の汁の味!!」と思いながら完飲とか(笑)。

■らーめん 526(こじろう)■
東京都大田区雪谷大塚町7-11
電話なし
11時半〜14時/17時半〜22時
火休
  
Posted by saito1972329 at 17:02Comments(1)TrackBack(5)

しお専門 ひるがお@駒沢大学

ひるがお 外観ひるがお 限定メニュー






『ひるがお』の本店にて、7/2から始まった夏の限定メニューを注文。今年の夏の限定メニューは、先日の「新どっちの料理ショー」での「ラーメンゼロ」でも使われた厚岸あさりを使った冷やしらーめんです。

ひるがお 冷たい厚岸あさりの塩そば






【273】冷たい厚岸あさりの塩そば \850

珍しい四角い丼に盛り付けられ、別皿ですだちが添えられます。

しっかりと冷やされたスープは、若干とろみがあるような舌触りで、出汁の旨味がギュッと詰まっています。こりゃ旨いなぁ〜!! 貝類の旨味って強すぎても不自然に感じることが多いと思いますが、その点これは絶妙ですね。塩加減も調度良く、思わずペット・ボトルに入れて飲むのを想像したくらい、ゴクゴクと飲めてしまいました(笑)。

麺はかなり細めで、ややウエーブのあるもの。冷水でしっかりとしめられている為、コリっとした歯応えがあり、冷たいスープとの相性は抜群。これは通常営業で使っている麺の中の一番細いものかな〜と思ったら、この限定用に用意されたものだそうです。

具は、鶏チャーシュー、あさり、味玉1/2、水菜。あさりは見たことないくらい大振りなもので、味も良かったが、三つ全て砂が残っていてガリっとしたのが残念…。鶏肉はなかなか美味しい肉だった。

最後にスープにすだちを絞ってみた。確かに清涼感が増して良いが、自分はなくてもいいと思った。それくらいスープが絶品でした。

これは大満足でした〜♪ 自分は冷やしラーメンの経験値は低いですが、これはかなりの完成度だと思います。1日限定20食と若干ハードルは高いですが、是非とも食べてみて下さい!!

お店情報はこちら
  
Posted by saito1972329 at 17:01Comments(1)TrackBack(3)

2006年07月09日

麺の坊 砦@神泉

砦 外観






「らーナビ」の限定目当てで『麺の坊 砦』へ。外は雨だがお店は常に満席状態。オープン当初はこの場所で大丈夫かと思いましたが、今ではすっかり人気が定着したようですね。

砦 めで「鯛」そば






【272】めで「鯛」そば \900

携帯のラーメン・サイト「超らーめんナビ」の会員限定メニューとして、6/16〜7/15の1ヶ月間提供されているものです。ちなみに『砦』で基本メニュー以外のラーメンが提供されるのはこれが初めて!! そんな記念すべき作品でもあります!!

スープは豚骨と鯛を中心とした和風出汁のブレンド。鯛のリッチな旨味が感じられて旨いです。油でこってり感も出しているし、イメージしていたより力強い仕上りです。ただしちょっと味付けが濃過ぎたのは残念。

麺は通常のメニューの太麺を使用しているのですが、これが見事にスープにマッチしている。というか今更ですがこの麺、喉越しがよくて美味しいですね〜。

具と薬味は、チャーシュー、金目鯛の磯辺焼き(でいいのかな?)、雪茸、三つ葉、白ねぎ。具はそれぞれは美味しかったのだが、盛り付けがお世辞にも綺麗とは言えないよなぁ。

これを機に他にも新作や限定メニューを出してくれないものでしょうか!?

■麺の坊 砦■
東京都渋谷区神泉町20-23
03-3780-4450
11時〜翌3時(スープ切れで閉店有り)
無休  
Posted by saito1972329 at 17:00Comments(2)TrackBack(8)

2006年07月06日

【新店】中華そば 小淀@東中野

7/4に大久保通り沿いにオープンした『中華そば小淀』へ。

小淀 外観






お店は木目調の小料理やみたいな雰囲気で、L字型のカウンター10席強。奥のスペースにいびつな形の木のテーブルがひとつ。そんな雰囲気の中、BGMのR&B系のポップスはかなり違和感がある。

メニューは「中華そば」「つけそば」の2種類で、それぞれの特製やトッピングによるバリエーションがある。

小淀 中華そば






【271】中華そば \650

追加野菜のトッピングがあったので、「もしや…」とは思いましたが、全く二郎インスパイアではありません、悪しからず…(笑)。

事前にもらっていたチラシによると、“これぞ! とんこつ醤油 スープは羅臼昆布と瀬戸内海の特上煮干を隠し味に、濃厚でいてあっさり味…”ということだったので、豚骨醤油といっても今風の豚骨魚介系かと思いましたが、むしろ昔の豚骨醤油寄りでした。

白濁したスープはマイルドな味わいで、背脂チャッチャではないタイプ。過剰な旨味や、ベトベト感はありません。例えるなら『ホープ軒本舗』辺りを彷彿させる味わいだが、あそこまでジャンクな仕上がりではない。ちなみに家系っぽくもないと思います。

麺は中太の縮れ麺で、程よいもちもち感があるもの。「つけそば」も同じ麺だそうだが、つけでこの麺は弱いよなぁ。

具と薬味は、チャーシュー、メンマ、もやし、キャベツ、刻み万能ねぎ。チャーシューは脂身の多いバラ肉。野菜はシャキシャキしていていい感じ。メンマは節系の味がした。

終わりの方で、別皿出てきた「えびにん」(下の画像参照)を入れると、強めのニンニクと程よい海老の風味が加わり、一気にジャンクな味に変身!! お店曰くWテイストだそうです(笑)。 しかしこうもジャンクになると、急にホッとしてしまう辺りでお里が知れてしまうね(爆)。

小淀 えびにん






■中華そば 小淀■
東京都中野区中央1-25-3
03-3361-5501
11時半〜15時/18時〜20時半(売切れ次第閉店)
定休日不明
  
Posted by saito1972329 at 20:10Comments(2)TrackBack(5)

2006年07月04日

にじゅうよん@代々木

にじゅうよん 暖簾






『七重の味の店 めじろ』の豚骨部門として、火曜限定で営業してきた『にじゅうよん』が、諸事情により7/11をもって終了。別れを惜しんで訪問。

にじゅうよん 塩らーめん






【270】塩らーめん \730

うっすらと濁った優しい豚骨スープに、自家製のうどんの様な極太麺。具には甘い味付けのガリが乗り、丼の底には溶き卵が仕込まれているという、実はかなりアバンギャルドな作品でした!! しかもちぐはぐではなく、しっかりと全体の調和が取れているから凄い。ガリの味が移り始めたところで、溶き卵が出てきて、何とも言えない他では味わえない味に変化していくという流れが大好きでした。塩味だとその変化と調和、そして何よりも優しいスープの味が分かりやすくて良かったです。

お店の情報はこちら
  
Posted by saito1972329 at 21:06Comments(0)TrackBack(1)

【新店】波@北綾瀬

今年の3月にオープンした北綾瀬の『波(シー)を訪問しました。こちらのご主人は行徳の『葫』のご主人の友人で、『葫』に似たらーめんを出すということで話題になっています。またご主人は『山頭火』での修行経験もあるそうです。

波 外観波 メニュー






お店は環七から裏通りに入った畑などもあるのどかな場所にあり、店内はサーフィン好きのご主人の趣味を反映された、まるで海の家の様な雰囲気です。風通しがよく実に居心地が良い。メニューはサーフ・ボードに書かれています。

波 塩らーめん






【269】塩らーめん \750

綺麗に白濁したスープは、豚骨などの動物系の臭みは皆無で、クセのない優しい味わいです。滑らかな舌触りの奥に、野菜などを煮込んだことの分かるザラつきも感じた。全体的に見ると、良質ではあるけどインパクトがなく、優し過ぎるという印象も。『葫』ほどの芯の太さは感じられない。もう少し味付けやスープの濃度が濃くなれば、力強く、吸引力も増すのではないだろうか。

麺は『浅草開化楼』の中太縮れ麺。味が美味しいのは言うまでもないが、ザクザクした噛み応えが実に良い。ただし現段階だとその麺の存在感が勝ってしまっているのかな。

具は、ちゃーしゅー、もやし、キクラゲ、刻み万能ねぎ、揚げねぎなど。チャーシューは柔らかく、もやしはシャキシャキでした。

『葫』とは少し異なる味でしたが、なかなかしっかりと作られた1杯でした。機会があれば評判のいい「みそらーめん」を食べてみたいと思います。

■波(シー)■
東京都足立区谷中4-13-12
090-8588-7581
11時半〜14時/18時〜翌1時
火休 ※店内の表示では小さく“GOOD WAVE DAY”とも書いてありました(笑)。
  
Posted by saito1972329 at 18:00Comments(3)TrackBack(5)

【新店】中華そば 椿@西新井

6/28にオープンした『中華そば 椿』を訪問しました。お店は西新井駅西口に建設中の、イトーヨーカドーのショッピング・センター『Ario』の向かいです。

椿 外観椿 メニュー






店内はカウンター9席と、5人掛けのテーブル1卓。木材を多用した今風のお洒落な内装。そこで切り盛りしているのは、ちょっとミス・マッチな年配のご夫婦。黒で統一されたシャツ、タオルなどを着用されている。BGMはR&Bで、モニターに映っているのが「千と千尋の神隠し」というのもミス・マッチ。聞けばこちらのご主人、以前は苫小牧で20年程ラーメン店を営んでいたそうである。

メニューは「中華そば」「つけ麺」の2種類で、それぞれの特製があるという『青葉』的な構成。その他トッピングやご飯ものがあった。

椿 中華そば






【268】中華そば \650

スープは所謂豚骨魚介系です。画像をご覧の通り豚骨は濃厚そうで、実際飲んでみても唇や舌に残る粘度があるが、スープ自体というよりは、どちらかというと油によるものの方が大きいかも。といっても油でベッタリという訳ではなく、しっかりと豚骨を感じさせる。その豚骨をベースに、鰹節を中心とした魚介系の風味が加えられるのですが、しっかりと鰹節の風味を感じさせながらも、変にそれだけが主張し過ぎないバランスでなかなかよい。この手は途中で飽きてしまうことも多いが、こちらは味付けもしょっぱいことはなく、むしろ若干だが甘めな感じでもあり、ちょっと独特な味わいであった。

麺は国産小麦粉にタピオカを混ぜた麺だそうです。かなり極太の麺もので、モグモグとしっかり噛んで食べると美味しい麺。製麺所は不明。「つけめん」にも同じ麺が使われるそうなので、結構面白いかもしれない。ただこの「中華そば」に関しては、こんなに太くなくてもいいかなと思った。

具はチャーシュー、メンマ、水菜、のり、刻みねぎ。柚子の香りも少々(多分皮が入ってた)。バラ肉チャーシューはぶ厚く、そして柔らかくて美味しい。これが使われるならご飯物は期待が持てる。水菜は苦味が強かったので、これならなくてもいいと思った。メンマは穂先ではありません。

首都圏では珍しいタイプではありませんが、最近のトレンドをしっかりと押さえた完成された味でした。プロの仕事という感じ。

飲用水ですが、製氷機から自分で氷を入れて、最近のダイニング系のお店のトイレの洗面所みたいなところから、自分で蛇口をひねって水を汲むようなシステムでした。変わってます。というかこれは止めたほうがいい。ステンレスのポットでも置けばいいのに。

■中華そば 椿■
東京都足立区西新井栄町2-19-2
03-3889-0288

※未確認だがおそらく11時開店。15時〜17時は中休みで、閉店時間は不明。定休日は多分水曜。
  
Posted by saito1972329 at 07:38Comments(5)TrackBack(10)

【新店】麺家 はっかい@浅草

7/1にオープンした『麺家 はっかい』を訪問しました。こちらのお店は『めん徳 二代目 つじ田』にいた兄弟の出店で、お兄さんが麹町、弟さんが神田御茶ノ水店にいらしたそうです。

はっかい 外観






お店は国際通りという大通り沿いながら、浅草という街の中ではいい場所という感じでもないかな。店内は一番奥に厨房、それに面してカウンター、入口付近にはテーブルがいくつか並んでいました。お茶は普通の味(烏龍茶かな?)。卓上に七味はなかったかな?

はっかい らーめん






【267】らーめん \650

動物系の旨味と、魚介系の風味が強く主張し合うスープは、正に『つじ田』譲り。両者のまとめ役的な存在が醤油ダレだが、あくまででしゃばり過ぎるようなことはない。動物系の濃度が高く、唇にねっとり感を残す高粘度スープですが、飽きることなく飲み進めた。

麺は本家が『カネジン』なのに対して、こちらでは『三河屋製麺』に発注。ほぼストレートの中太麺は、ザクザクした歯応えがあり好みの食感だ。

具と薬味類は、チャーシュー、メンマ、のり、刻みねぎ。

オープン4日目としては十分すぎる出来ではないでしょか? 外観がそそられないのと、お店に活気がないのが気になりましたが、出すものはかなりしっかりしているので頑張って欲しいです。接客は控えめ過ぎな感もありますが、丁寧で好印象でした。次回は「つけめん」を食べてみたいと思います。

■麺家 はっかい■
東京都台東区浅草2-13-3 都ビル1F
03-3841-6889
11時半〜21時
無休
  
Posted by saito1972329 at 07:23Comments(1)TrackBack(8)

2006年07月01日

めんや 蔵@北野

久々の八王子での食べ歩きのラストは、北野に移動して『めんや 蔵』へ。こちらは2005年5月27日オープンで、以前からこの店の常連の友達から煽られていた店です。

蔵 外観蔵 お品書き






ご主人は高円寺の『味噌一』を始め、都内の数軒のラーメン店に10年程勤務された後に、こちらをオープンさせたそうです。

お店は北野街道沿いにありました。店内はテーブル、小上がりが中心の郊外のラーメン屋さんらしい造り。

蔵 醤油らーめん






【266】醤油らーめん \650

スープは魚粉使っており、鰹節の風味がガツンと効いていてインパクトがあります。サラリとした飲み口なので重たさは低い。最初少し魚の臭いが気になったけど、熱々で鰹節の風味が効いていて『もちもちの木』などに通じるものを感じた(味が似ているという意味ではありません)。魚粉はかなり細かいものを使っているのか、粉っぽさはあまり感じませんでした。

麺は札幌の名門、『西山製麺』のものを空輸しています。プリプリした中太の熟成縮れ麺はやっぱり美味しいなぁ。このスープとは相性抜群という訳ではありませんが、組み合わせ的には面白みがある。

具と薬味は、チャーシュー、メンマ、のり、刻みねぎ。

てっきり札幌系の醤油ラーメンが出てくるかと思いきや、一風変わった仕上がりでなかなか美味しかったです。普通の札幌風醤油ラーメンでは面白くないということで、ご主人が独自にこの味に仕上げたのだそうです。

蔵 味噌らーめん






こちらは同行者が食べた「味噌らーめん」(750円)+「味付玉子」(100円)。ご主人のお薦めはやっぱり醤油よりは味噌だそうです。野菜と共にフライパン調理した、王道の札幌スタイル。白味噌ベースの甘めの味付けで、滑らかな飲み口。個人的にはこの手のタイプはあまり好みでない。つくづく自分は赤味噌文化圏で育った人間なんだなぁと実感。
  
Posted by saito1972329 at 18:02Comments(0)TrackBack(0)

【新店】らーめん 隼@八王子

5軒目は6/29にオープンした『らーめん 隼』へ。こちらは大和田町の人気店『ら〜麺 楓』の2号店で、味噌専門店です。ご存知の通りご主人は『麺屋武蔵』出身。

隼 外観隼 おしながき






暖簾を潜って正面に仕切りの壁があり、左に回り込む様にして入り食券を買うという動線は、店舗の大きさこそ違うが新宿の『武蔵』彷彿させる。店内はカウンター8席のみ。BGMは屋号の由来であるスピッツ

みそらーめん






【265】みそらーめん \650

フライパンで加熱したスープは、ちょっと灰色がかったような茶色で、舌や唇に少しねっとりとした感じを残す。味噌味はマイルドだけど、唐辛子っぽい辛味がピリッと効いていて、全体の味わいを引き締めているという印象。塩分が強い様な感じはせず、この仕上げ方は結構好きかも。魚介系も使っているとのだと思うが、味噌味の影に隠れてしまっているのだとしたら残念。

麺は断面が丸いタイプの太麺で、スープに負けない存在感がある力強いもの。最初は相性がいまひとつに感じたが、後半は気にならなかった。

具と薬味は、チャーシュー、軟骨の唐揚、もやし、白髪ねぎ、刻み万能ねぎ、糸唐辛子。軟骨の唐揚は珍しい具ですね。思わずビールが呑みたくなります。っていうかそういう作戦だったら凄い(笑)。チャーシューは脂が多くトロトロ。もやしは茹でもやし。

北海道スタイルでない味噌で十分美味しいが、『ら〜麺 楓』の新店ということもあって、地元の人の期待も大きいはずだし、あとひとつ何か欲しいという気もしました。

あとひとつ気になったのは店内が物凄く閉鎖的な感じがしたこと。入った瞬間空気が籠った感じがして、建物が古いせいもあってか、やけにジメジメした雰囲気。『ら〜麺 楓』の方は大型でオープンな店舗だけに、やけに落差を感じてしまう。近くにコイン・パーキングがあるとはいえ、この界隈でお店の駐車場がないのも痛い。

■らーめん 隼■
東京都八王子市子安町1-29-3
17時〜24時
日休
  
Posted by saito1972329 at 17:04Comments(1)TrackBack(6)

【新店】ラーメン屋 はる太郎@八王子

はる太郎 外観はる太郎 メニュー






4軒目は中町の『ラーメン屋 はる太郎』へ。お店は『八王子大勝軒』の並びにありました。元々は八幡町で『めん蔵』という名前で営業していて、6/4に現在の場所に移転したのを機に『はる太郎』と改めたそうです。

はる太郎 うにバターラーメン






【264】うにバターラーメン \800

「うにバター」と聞くと、生うにと四角いバターが乗った観光地的なラーメンを想像してしまいますが(笑)、全く違いました。調理を見ていると、茹で上げた麺とペーストみたいな「うにバター」をパスタの様にフライパンで合えてから、スープを張った丼に入れるというかなり変わった作り方をしていました。

麺は平たいタイプの縮れ太麺で、プリプリした食感。具にはチャーシュー、メンマ、浅利、細切り昆布と椎茸、大葉。薬味には刻みねぎ、揚げねぎ。

スープはかなり独特な味で、クセが強くて苦手でした。生うには好きなんですけどねぇ。

■ラーメン屋 はる太郎■
東京都八王子市中町10-3
042-624-5052
11時〜21時か22時くらいまで。
不定休
  
Posted by saito1972329 at 17:02Comments(1)TrackBack(2)

麺や 樽座@京王八王子/八王子

樽座 外観樽座 メニュー






続いても宿題店の『麺や 樽座』へ。オープンは2003年の5月5日。お店は和食系のお店の居抜きという感じで、カウンター8席以外に広めの小上がりもあり、テーブルが2卓。

「味噌らーめん」「醤油らーめん」「つけ麺」が基本メニュー。お店の看板メニューである「味噌らーめん」を注文しました。

樽座 味噌らーめん






【263】味噌らーめん \750

スープはまろやかな甘口の味噌味で、もやし、挽肉とフライパンで加熱調理する北海道スタイル。表面が赤いですが海老油の色みたいで辛くはありません。海老油だけ飲んでみるとかなり海老の風味がしますが、スープと一緒だとそれ程強くは感じない。あくまで好みですが、もっとガツンと海老の風味が効いていた方がインパクトがあっていいと思いました。

麺は中太の縮れ麺で、食感は札幌っぽいプリッとしたもの。店内には『鈴木製麺』と書いた麺箱がありました。

具は、チャーシュー、メンマ、もやしと挽肉炒め、刻みねぎ。チャーシューはバラ肉ロール・タイプの煮豚を片面だけ炙ったものです。

自分には少し甘過ぎる味噌味でした。また醤油味は鰹風味だそうです。

■麺や 樽座■
東京都八王子市明神町2-1-9
0426-44-7776
11時半〜14時半/17時半〜23時
日祝 11時半〜15時/17時半〜22時
水休

  
Posted by saito1972329 at 17:01Comments(0)TrackBack(2)

弘富@八王子/京王八王子

『きら星』の後は久々の八王子の食べ歩き。まず1軒目は宿題店の『弘富』へ。

弘富 外観弘富 暖簾弘富 メニュー






JR中央線の線路沿いの自宅の一角にある店舗。少々分かりづらい場所で、大通りに看板を出す訳でもなくひっそりと営業しているにも拘らず、引っ切り無しにお客さんがやってくる地元の人気店!! カウンター9席のみの小さなお店。2年前に改装した為に店内は真新しいが、お店の歴史は意外と古いそうです。柔らかい接客の男性、奥で調理しているのは奥様だろうか?

弘富 ラーメン






【262】ラーメン \600

所謂八王子系のラーメンながらも独自感がある。イメージしていたよりは穏やかながらも、煮干しが効いたスープ。しかし魚の臭みやえぐ味は皆無で、すーっと駆け抜けていく様なすっきりした味わいが実に心地良い!! 結構濃い醤油色だがしょっぱいということもなく、全体的に非常に飲みやすいスープであった。

中細のストレート麺は、スルスルと喉越しが良く、スープとの相性がいい。茹で加減も硬すぎず、柔らかすぎずで絶妙。

具は、チャーシュー、メンマ、味玉1/2、薬味の刻み玉ねぎ。デフォルトで味玉1/2付きは嬉しい。具のひとつひとつに手作り感があり、尚且つ味もよい。

ここはいい店ですね〜。「辛みそラーメン」「ねぎラーメン」など他のメニューにもそれぞれファンがいるという様子でした。

■弘富■
東京都八王子市明神町3-11
11時〜19時半/祝日11時〜18時
日休
  
Posted by saito1972329 at 17:00Comments(1)TrackBack(1)

ラーメン きら星@武蔵境

「ラァメン家 69‘N’ROLL ONE」を中心とする、町田〜相模原周辺の9店舗で行われているコラボ企画「夏の麺」の限定狙いで『ラーメン きら星』へ。

きら星 限定メニュー






『きら星』で提供される「旬の真鯵そば」は、昼・夜各5食という非常にハードルの高いもの。11時頃お店に着くと既に3人の方が並んでいて、開店時には20人程の行列に。先頭の方が全員限定という訳ではなく、普通にラーメンを食べる為に並んでいた人も多く、地元での人気振りが伺えました!! 凄いです!! ちなみに僕の前に1人で並んでいたおばあちゃんが「ラーメン」を大盛りを食べていて、『きら星』ファンとして感激でした!!

きら星 旬の真鯵そば






【261】旬の真鯵そば \750

涼しげな透明の器に盛られた冷やし合え麺です。鯵のなめろう、骨せんべいや、かぼすジュレ、刻みのり、刻み大葉、糸唐辛子、胡麻、刻み万能ねぎなどが綺麗に盛られています。下の方にタレがあるので、麺やジュレと共にかき混ぜて頂きます。

ジュレの酸味を始め、薬味の風味なども喧嘩することなくバランスがよくて美味しい!! 麺のツルツル感も非常にマッチしている。こういうかき混ぜ系のメニューは細かいことを気にせず豪快に食べるに限るね〜。鯵や骨せんべいがこれまた美味しくて、ビールを追加したかったが、券売機の前で待っている人達が意地悪して買わせてくれなかった(爆)。

〆に50円払って「シメのプチごはん」を投入。最初はここにご飯を入れるの? と思っていたのだが、茶碗の端に添えられた山葵を見て納得。残しておいた鯵と混ぜたらまんま鯵寿司じゃんっ(笑)。さっきまで麺が入っていたとは考え難い。かぼすの酸味、山葵の風味が相まって旨いのなんの!! 笑いを抑えながらあっという間に完食〜。

いやいや旨かった〜。失礼な話、行く前はそんなに期待していた訳ではなかったのですが、ここまで完成度が高いと思わなかった。〆のごはんも、お薦めだけあり必須だと思います!! 『きら星』で豚骨ベースでない限定を食べたのは初めてだけど、星野さんのことだから他にも色々とアイディアがありそうだなぁ〜。

※こちらの「旬の真鯵そば」は7/17なでの提供だそうです。9店舗コラボ企画「夏の麺」の詳細は公式ブログで。随時最新情報が更新されています。

■ラーメン きら星■
東京都武蔵野市境南町3-11-13
0422-30-0233
11時半〜14時/17時半〜22時
木休

  
Posted by saito1972329 at 13:31Comments(1)TrackBack(4)