朝起きて窓を開けたときに感じる空気が、さわやかで心地よい5月がやってきました。
青い空、新緑、明るい太陽の日差し。暑くもなく寒くもなく、1年でいちばん過ごしやすい季節ですね。
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 体感的にはちょうどよい5月ですが、精神的にはちょっぴりお疲れモード……という人も多いのではないでしょうか。昔から、“5月病”という言葉があるように、この時期になるとなんとなく気がめいったり、やる気が起こらなかったり、体調がすぐれなかったりする人が続出します。もともと“5月病”とは、新入学の大学生にみられる症状だったのですが、最近では社会人はもちろん、転居や転職など4月に新しい環境でスタートをきったあらゆる人にあてはまります。

 やる気と希望に満ちあふれて迎えた新生活。緊張感でいっぱいの4月を経て、5月になると少し慣れてきて、余裕もでてくるころでしょう。と同時に、自分が疲れていることに気がつくのです。気持ちが張っているときは、目覚ましより前に目覚めていたのに、最近は毎朝起きるのがツラいとか、つい二度寝をして寝過ごしてしまうなんてことはありませんか? 休日は外出する気にならず、1日じゅう家でのんびり過ごしたいと思いませんか? 毎日慌ただしく過ごしているせいで、家の片づけや雑務が追いつかず途方にくれていませんか?
 

 それまであたり前にできていたことができなくなったり、楽しいと思えたことが楽しめなくなったら、黄色信号です。そのままほうっておくと、症状はどんどん進んでしまいます。そんなときは、心と体のSOSをしっかりと受けとめ、無理せずにしっかりと休養を取ることがたいせつです。

 まもなくやってくるゴールデンウィークは、心身ともに休息できるいいチャンス。睡眠をたっぷりとり、栄養バランスのいい食事を食べ、頭の中をいちど空っぽにしてみてください。

 出かけることが好きな人は、どんどん出かけましょう。とはいえ、行楽地はどこに行っても混んでいるゴールデンウィーク。人ごみが苦手だったり、どうも出かける気持ちになれなかったりする人は、無理に出かける必要はありません。遊びに出かけて、かえってストレスを感じては本末転倒です。

 今年は“体を休める”ことを最優先させ、“何もしない”ことを“実行する”のも、いいと思います。何もしないことが、実はとても贅沢なことだと気づけることでしょう。

 自分自身にとって、最良のリフレッシュ方法を模索してみてください。

 パートナーと近所を散策するだけでも、いい気分転換になるでしょう。通りすがりに気になっていた新しいお店にフラッと立ち寄ってみたり、公園のベンチでおしゃべりしたり。
 お気に入りのスニーカーでウォーキングをすれば、気持ちもウキウキ、体力も気力も充実し、元気がよみがえるのを感じるはずです。
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 しばらく通えていなかったスポーツジムに行くのもよし。温泉とまではいかなくても、最近はスーパー銭湯がレジャー施設化してとても楽しいという声を聞きます。なにも特別なことをしなくてもいいんです。思いついたときに、思いついたことをしてみる。

・お菓子づくりをする
・衣替えをする
・美容院に行く
・お友だちの誕生祝いを買いに行く …etc.
 走り続けていた4月にはできなかったこと、ゴールデンウィーク明けから快適に過ごすためにやっておきたいこと。なんでもいいから、思いつくことを片っぱしから書き出してみることをおすすめします。

 書き出すことで頭の中が整理されます。視覚化することで、実際にはしていなくても達成感を感じることができます。「自分はこういうことがしたい人間だったんだ」と自分自身を再認識できます。


 そう、今年のゴールデンウィークは、自分自身をいったんリセット。本来の自分を取り戻す期間にしましょう!
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 さて。5月に意識してほしいことがもう1つ。それは紫外線対策です。紫外線が1年で最も多いのは7〜8月ですが、実は5月から急激に上昇します。そして1日のうちでいちばん紫外線量が多いのは正午ごろです。
 紫外線は体内で活性酸素を発生させ、老化を促進させます。アンチエイジングにとって最大の敵ということは、女性ならご存知だと思います。

 したがって5月から紫外線対策をしっかりと講じておきましょう。出かける前には日焼け止めを忘れずに。また、5月でも日中はだいぶ暑くなります。日焼け止めは汗で流れ落ちやすいので、できれば外出先でもこまめに塗り直してください。

 ただし、紫外線はビタミンDの体内合成にも関わっているので、必要以上に恐れることもありません。極端な美白はかえって逆効果に。1日15分ほど、手のひらだけ太陽にあたるくらいがちょうどいいでしょう。

 また、5月ともなると、最高気温が25℃以上の夏日や30℃以上の真夏日を記録する日も出てきます。梅雨時期にくらべて湿度が低くからりとしていますが、それでも熱中症には要注意です。水筒やペットボトルなどを持ち歩き、こまめに水分補給を。無理をせず、疲れたら休憩をしましょう。

 この時季は、心身への負担をなるべく減らし、しっかりと休めることを意識して過ごしてくださいね。