夏、真っ盛りです!

「暑い」と言ったらもっと暑く感じるんだよ、とよく言われますが、それでもつい口に出してしまいますよね。連日の猛暑にうんざりしつつも、やっぱり夏はこうじゃなくちゃ!と矛盾した気持ちを抱いたり。

 

みなさん、8月の予定は決まりましたか。

今年から8月11日が「山の日」に制定され、連休をとりやすくなりました。

子どものころは、遠足や家族とのハイキングなどで山登りを楽しむ機会が多かったと思いますが、大人になってからすっかりご無沙汰していませんか? “山ガール”という言葉があるように、若い女性たちの間では定着した感がある登山人気。それにあやかって、山の日には登山をしたり、高原リゾートでゆったりと過ごしたり、山の自然と触れ合う休日も楽しそうですね。

ただし、山に入るときはふさわしい服装、充分な装備で向かいましょう。街に出るような軽装備で山へ行き事故やトラブルに遭うケースがあとを断ちません。自然の厳しさを侮ることなく、マナーを守り、山に親しみ楽しんでください。

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山の日のあとには、お盆があります。お盆とは、年に一度、祖先の霊が私たちのもとに帰ってくる期間だといわれます。土地により多少の違いはありますが、旧暦7月15日ごろに、迎え火を焚いて祖先が迷わず当家に来られるようにしてお迎えし、帰ってきた祖先の霊の供養をし、お盆の期間が過ぎると送り火を焚いてお送りします。精霊流しを行う地域もありますね。日本では昔から、「お盆休み」として多くの人々がこの時期に休みをとります。帰省をしてお墓参りを予定している人も多いことでしょう。一年に一度、心静かに先祖を忍ぶお盆の風習を大切にしたいものです。

 

また、8月は花火大会の季節でもあります。テレビで放映されるような有名なものから、地元の町内会で行うアットホームなものまで、夜空を色とりどりに彩る花火は、日本の夏の風物詩のひとつ。パッと咲いて散る花火の儚い美しさは、格別です。大切な人と一緒に花火を眺め、慌ただしい毎日にひと呼吸入れたいものですね。

 

花火に似合うのは、やっぱり浴衣。このごろは、さらりと浴衣を着こなす男性の姿も増えてきました。男性も女性も、浴衣を着るとグッと落ち着きが出て色っぽく見えます。

浴衣は、日本人の美しさを際立ててくれる素敵なアイテム。朝顔やキキョウなどの和花柄や大胆な色遣いのモダンなデザインなど、浴衣のおしゃれを楽しめるのも、この季節ならでは。

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そんな心躍る行事やイベントが多い8月ですが、体にはなかなか厳しい季節です。

猛暑日が続いたり、湿度が高かったり、台風もやってきます。大気が不安定で変化しやすい気候に体がついていけず、気分がすぐれないことも。外気温が高く屋内は冷房で冷えているため、自律神経が変調をきたし、頭痛や耳鳴り、めまい、体の節々の痛みなどさまざまな不調が現れやすくなります。気圧の変化や温度差など自分ではどうすることもできませんが、少しでも不調を減らすため、体の内側から元気にしていきましょう。

 

帰省先や旅先で羽目を外して飲み過ぎたり食べ過ぎたり……。開放的な気分や旧知の仲間との語らいのなかで、暴飲暴食になりがちです。アイスクリームや冷たい炭酸飲料、スイカ、冷やし中華やそうめん、きんきんに冷えたビールや日本酒などなど、日本の夏はおいしいものがいっぱい! その誘惑を断ち切るのはかなりの勇気が必要です。

でも、冷たいものを摂りすぎると胃腸が疲れやすくなり、知らぬ間に食欲が低下。食欲がないからとそうめんやうどんばかりですませると、炭水化物過多となり栄養が偏る悪循環にーー。また、ビールのおつまみにと、から揚げやポテトフライなど揚げ物や脂っこいものを食べ過ぎるのも胃腸を疲労させるので要注意です。

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食欲が落ちる時期だからこそ、量ではなく“質”のいい食事を心がけましょう。豚肉や卵などタンパク質を積極的にとり、緑黄色野菜をプラスしてビタミンB群をバランスよく摂取したいものです。冷たいもの、脂っこいものの摂りすぎに注意し、みそ汁やスープなど栄養バランスのいい温かい汁物を意識して取り入れましょう。甘酒も夏バテ防止におすすめです。バランスよい適量の食事を心がけ、暴飲暴食を避けるのが、健康に夏を乗り切る第一歩なのです。


さらに日常生活では紫外線対策をおこたらず、肌ダメージを減らし、充分な休養を心がけて。もちろん、こまめな水分補給と熱中症対策を怠らず! 熱帯夜が多い8月は、日中だけではなく夜間の熱中症にも要注意です。熱中症は室内で起こるケースも多いので、夜間、窓を閉め切る場合は、エアコンや扇風機を上手に使い、湿度・温度の調節をしましょう。

枕元に飲み物を用意しておくと、ノドの渇きを感じたらすぐに補給できて安心です。熱中症にかかると、体が動かしにくくなる場合があるので、いざというときに備え、塩分、水分を手の届くところに置いておきましょう。暑さのために寝苦しく睡眠不足になりがちなので、昼寝をしたり、休憩を長めにとったり、体をいたわって、慢性の睡眠不足にならないよう気をつけてください。

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楽しいイベントやお休みが多い分、普段とは違うストレスや疲労が心身に蓄積しがちです。ただでさえ暑くてイライラする時期。あまり無理をせず、心穏やかに過ごしたいものです。

 

休み明けに疲れがたまった状態では、思うようなパフォーマンスが発揮できません。思い切り遊んだら、その分しっかりと睡眠をとるなど、自分の体が快適でいられるようバランスをうまく取って、暑い夏を乗り切っていきましょう!