幸町IVFクリニック 院長と培養士のIVFこぼれ話

幸町IVFクリニックの院長と培養士の、役に立つような、立たないようなブログです。 (主に院長の文句?)

2020年04月

【更新3】妊活ドック新規受付一時中止について

 新型コロナウイルス感染症が猛威をふるっており、予断を許さない状況が続いています。

 当院では、人と人との接触を可能な限り減らすために、診療時間の短縮、院内における感染予防の徹底などの対策を講じてまいりました。さらなる対策として、緊急事態宣言中の妊活ドック新規受け入れを中止させていただくことにしましたので、お知らせいたします。受診を予定されていたご夫婦には、大変なご不便をお掛けいたしますが、緊急事態宣言が解除されてから再度受診を検討していただくようお願い申し上げます。

 なお、すでに妊活ドック受診中のご夫婦に関しては、予定通り診療いたしますので、ご安心ください。

 皆様におかれましても、人と人との接触を可能な限り減らして、この国難の時期を無事に乗りきってください。

幸町IVFクリニック
院長 雀部豊


【更新2】緊急事態宣言中の診療時間短縮のお知らせ

 緊急事態宣言においては、人と人の接触を可能な限り減らすことが強く求められています。そのため当院では、緊急事態宣言中の診療時間を短縮することにしましたのでお知らせいたします。

火、木、土曜日 通常通りの診療
水、金、日曜日 午前中のみの診療

 なお、すでに水、金、日曜日の午後に予約が入っている患者さんに関しては、予定通り診療いたしますのでご安心ください(予約の変更が可能な方は、ご協力をお願いいたします)。

 通院中の皆様には、大変なご不便をお掛けしますが何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 皆様におかれましても、人との接触を可能な限り減らして感染のリスクを軽減し、健康な毎日をお過ごしください。

※こちらも参照してください
【更新】新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ

幸町IVFクリニック
院長 雀部豊

不妊治療の助成金の支給要件が期限付きで緩和! ・・・するのか?

こんにちは 幸町IVFクリニック 培養室の雀部です。

昨日のニュースで、共同通信から、以下そのまま

****************************************
厚生労働省は9日、
新型コロナウイルスの感染拡大で不妊治療の延期を余儀なくされるケースが想定されることから、国が実施する治療費助成の年齢上限を緩和すると発表した。治療開始時の妻の年齢を「43歳未満」から「44歳未満」に引き上げる。本年度に限った措置。

 また妻が40歳未満の場合は通算6回まで、妻が40歳以上は通算3回までとの条件についても、対象年齢を「41歳未満」「41歳以上」とする。

 国は現在、夫婦の合計所得が730万円未満であることを条件に、体外受精や顕微授精にかかる費用を補助している。
*****************************************

一瞬、おぉ!!って思いましたが、よく見ると厚労省は・・・とのこと。
東京都は、都独自に収入制限が拡充されたりしてるので、国の制度とどこまで同じ運用になるのかわかりませんが、東京都も同様に要件が緩和されるといいですね。

要件緩和も期限付きなので、コロナウイルスが収束したら、スタートダッシュができるように、今できることを始めましょう。お家で!!

国民全員が真剣に取り組めば、きっと早期に収束できるはずです。
頑張って乗りきりましょう。

【更新1】新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ

 新型コロナウイルス感染症の脅威が身近に迫っており、4月1日に日本生殖医学会より声明が発表されました。その声明を受けて、4月2日に当院の方針をお知らせしたところであります。しかし、一方では年齢、卵巣予備能低下などの理由により、不妊治療に関して時間的に切迫した状況に置かれているご夫婦がいらっしゃるという現実があります。よって、すべての患者さんに対して一律の対応を執るのではなく、ご夫婦それぞれの状況を考慮した上で個別に対応させていただきますので、希望の方はご相談ください。

【緊急事態宣言が出た場合の対応について】
 診療は通常通り行う予定でおりますが、状況により診療時間などが急遽変更になることがあります。

【同伴者の来院について】
 当面の間、診療を受けるご本人様のみの来院をお願いいたします。ご主人(ご主人が診療を受けられる場合は奥様)、お子様の同伴は、お控えいただくようにお願いいたします。待合室の状況によっては、院外でお待ちいただくことがありますので、ご了承ください。

【マスク・手指の消毒】
 来院に際しては、マスクの着用、手指のアルコール消毒または手洗いの徹底をお願いいたします。

 状況が刻々と変化していますので、当院の状況または方針が変わり次第、ホームページにてお知らせいたします。皆様のご健康、安全な妊娠・出産のために、ご理解とご協力をお願いいたします。

幸町IVFクリニック
院長 雀部豊

「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する日本生殖医学会からの声明」をうけて

こんにちは 幸町IVFクリニック 培養室の雀部です。

先日、4月1日付で日本生殖医学会から不妊治療の延期を薦める声明が発表されました。
これを受けて当院でも対応に追われ、1日の午後はてんやわんやとなりました。
強制力はないのでスルーするか・・・。
いやいや、今後の状況を考えるとそういうわけには・・・。
散々検討しましたが、医学的なリスクが大きいときに「患者さんの自己責任」として責任を押しつけた上で治療を行うことが適正とも思えず、苦渋の決断ですが当院としては、現時点では胚移植は薦められないという結論になりました。

既に凍結胚移植の予定で治療を進めている患者さんには慌てて連絡し、声明の主旨をご理解頂いた患者さんには胚移植を一旦中止していただく対応を取りました。
連絡に対応した看護師の話では、皆さん一様にがっかりされていたようで、看護師自身も電話では厳しい現状をお話ししつつも、普段、頑張って通院されている患者さんを見知っているだけに心を痛めていました。

当院では、所詮、赤ちゃんを妊娠したら、頑張ってね!と送り出すことしかできず、そこから先は他院に委ねることになります。指摘されている妊娠経過中のリスクはもちろん、もし出産時にコロナウイルスに関連して分娩の受け入れ先が決まらない等が起きる可能性も全くないとは言えず、当院の患者さんに起きたらと考えただけでゾッとします。

実際のところ、当院としては胚移植はお勧めできませんが、採卵に関しては現時点では通常通り対応しています。もちろん、卵巣刺激開始時に必ず、非常事態宣言等が発令された場合に採卵が中止になる可能性について説明はしていますが、実質的には戒厳令のような外出禁止などのよほどのことがなければ、採卵した後は凍結タンクへ納めるまでは責任をもって対応するつもりです。また、平常時に戻った際の準備もしっかり進めています。

一見、治療の先が見えないようにも感じますが、それは私たちも同じ閉塞感を感じています。
感染症は、いずれ必ず収束します。その時にスタートダッシュができるように、現時点でできることに目を向けて一緒に頑張りましょう。
また通院が必要な方は、くれぐれも感染しないようご自愛下さいね。


記事検索