at 20:52│ボツワナ | アフリカゾウ

2011年07月05日

チョベ国立公園とアフリカゾウ(ボツワナ)

みなさんこんにちは。大阪支社の米谷です。
今日はアフリカを代表するビッグ5のひとつアフリカゾウについてご紹介します。

アフリカゾウとインパラ

       ≪水場に集まるアフリカゾウ≫

アフリカゾウはアフリカのサバンナや森林に生息し、食べ物を求めて毎日移動します。
通常10頭位の群れを成し、多い時には百頭にも達する大規模な群れに発展することもあるそうです。
雄は生後15年位で群れを離れて、単独もしくは若いオスのみの群れを形成して生活します。
子供のいる群れに危険が迫ると、親のゾウ達が周囲を囲うようにして守るのです。
ただし、子供のゾウは実の親ゾウが育てるため、親が死んでしまうと子供は群れの移動についていく
ことができず、他の肉食獣に捕食されたり、食べ物を見つけられず死んでしまうのです。
ライオンは親が死んでも、グループの他の親が育ててくれますが、ゾウはそうではないのです。

アフリカゾウの親子アフリカゾウの群れ

≪写真左:アフリカゾウの親子、右:アフリカゾウの群れ(それぞれチョベ国立公園にて)≫


アフリカゾウの生息地で有名なのがボツワナのチョベ国立公園です。現在でも50000頭が生息し、これはアフリカ大陸でも最も生息密度が高く、地球上で最も多くのゾウが生息する地域として有名です。1970年代から1980年代にかけての大量の密猟が横行し、1990年代には数千頭まで減少したが、現在は徐々にその数を増えてきています。

チョベ国立公園はジンバブエのビクトリアフォールズから車で約2時間ほどと交通の便も良く、快適なアフリカらしいいロッジもたくさんあります。滞在中はサファリドライブとボートクルーズで野生動物の観察をお楽しみいただき、アフリカゾウ以外にもキリンやライオン、ヒョウにワニ、バッファローなどの大型動物の観察も期待できます。
ビッグファイブのうちサイをのぞく4つが生息しており、観光客にも人気がある場所のひとつです。

チョベマリーナロッジ夕暮れのチョベ川

≪写真左:快適なチョベマリーナロッジ、右:チョベ川に沈む夕日≫

西遊旅行のツアーでは「南部アフリカ5カ国周遊」コースで世界遺産・ビクトリアの滝やナミビア、ケープタウンなどの南部アフリカの見所を巡るコースを設定しています。9月29日発コースでは旅の最後にジャカラナダの咲くプレトリアの滞在もお楽しみいただける充実の内容となっています。

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≪ジャカランダの咲くプレトリア≫

乾季のベストシーズンにあたる8月~10月は南部アフリカの旅行にお勧めの季節です。
是非、足を運んでみて下さい。

関連ツアー:西遊旅行でゆく南部アフリカ
        南部アフリカ5カ国周遊




at 09:00│チャド | サハラ砂漠

2011年06月23日

サハラ砂漠のフェネック Fennec

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ハルマッタンの熱い風が吹くチャド。かつては川が流れていたというバハル・エル・ガゼル Bahr el Ghazalの北にある砂漠でフェネック(アラビア語でFoxの意味)のかわいい姿を見ることができました。

fennec01フェネックはサハラ砂漠で見られる犬科最少の動物。キツネ属に属し、フェネックギツネともよばれ、実際にその姿も耳の大きな小型キツネ。
体長は40Cmほどですが、耳は15Cm。その大きな耳は放熱の役割をするうえ、強力な聴力で獲物の動きを察することができるそうです。毛皮は強い日差しをさえぎって体を守り、熱い砂の上を歩けるように足の裏も毛で覆われ、毛の色は砂漠と同じ保護色。さらには熱さに対応した腎機能も備え、乾燥と灼熱のサハラで暮らすことに見事に適応した動物です。

fennec04「砂色」の毛皮をまとったフェネック、当然見つけるのは楽ではなく、砂漠の移動中に見かけたときは、いつも走って逃げる“うしろ姿”。今回は偶然にもキャンプ地のそばに巣穴があり、近くで観察することができました。






fennec02夜行性で砂に巣穴を掘ってくらします。夜間に、虫や小動物を捕食するため、朝、夕方に巣穴付近で活動する姿をみかけました。この巣穴、入り口は小さいですが細長く、奥は10mほど続いているとのこと。






日本でもペットとして飼育されているフェネック。調べていて、そのペットとして愛くるしい姿の写真や、かわいくてたまらないという飼い主の方のコメントもたくさん拝見しました。
でも、サハラの大自然の中で見る、フェネックのたくましさ、美しさも格別です!

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子


at 10:00│ニジェール | 遊牧民

2011年06月12日

ニジェール WODAABE ウォダベ遊牧民との出会い

遊牧民の移動する季節(9~10月)にニジェールを旅すると出会うことができる、通称ボロロと呼ばれるウォダベの人々。日本ではあまり知られていない民族ですが、2009年、2010年の遊牧民の移動の季節に見た彼らの暮らしをご紹介したいと思います。
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ウォダベ(ボロロ)は西アフリカに広く分布するフラニ族の一派で、ニジェールからナイジェリア、カメルーン北部までの間を移動する遊牧生活を営んでいます。男女ともに“美しさ”で知られ、有名な9月のゲレウォールの祭りなど、暮らしの中にウォダベ独特の文化が息づいています。

WODAABEウォダベ
フラ語で「WODA」はタブーを意味しWODAABEはPeople of Taboo 「タブーの人々、タブーを守る人びと」を意味します。タブーは「禁忌」とも訳されますが、“何をしてはならない、何をすべきである”という形で、個人や共同体における行動のありようを規制する広い意味での文化的規範をさします。もともとの宗教は自然崇拝ですが17世紀にはイスラムへ改宗。それでもイスラム以前の文化が色濃く残っています。

遊牧の暮らし
角の大きな“ボロロ牛”と呼ばれるゼブ牛、ラクダ、ロバなどの家畜を飼い、雨期の6~9月の間、雨にあわせて南から北へと移動してきます。兄弟とその妻たち、子供たちからなる複数の家族の集団で移動し、牧草地に数日滞在し、また移動していきます。

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ウォダベのキャンプ。木と天幕でできたシンプルな移動住居です。テントの中を除くと女性達がくつろいでいました。

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食事の準備をするウォダベの女性。ミレットを臼で脱穀し、さらにミルクと混ぜ合わせておかゆ状にしたり練り物にしたりします。主食はミレット、ミルク、ヨーグルトなどの乳製品で肉は貴重なためめったに食べません。

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左の写真はカラバッシュ(ひょうたん)の器。美しく飾られた器はウォダベの女性にとって大切な財産であり誇り。母から娘に受け継がれたり、ときにはこの器をめぐって女性達のケンカもあるそうです。
右の写真は豪華なベッド。木枠の上にマットを置いただけのシンプルなつくりですが、美しく飾られています。

“塩の平原”を目指す
ウォダベは遊牧民。いつも家畜のえさとなる草地を探して移動しますが、1年の移動にサイクルがあります。雨季の6~9月にカメルーン・ナイジェリアから北上し、9月半ばにはニジェール北部のインガル、ティギダン・テスム付近の“塩の平原”に集まります。そして家畜に塩を摂らせ、9月~10月の祭りの季節が終わると再び南へと移動を開始します。この季節は、遊牧民の往来が激しく、アバラク~アガデスの幹線道路、インガルロード、マランデット周辺の草地で移動する遊牧民とすれ違います。

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左の写真は家(キャンプ)を解体し、移動の準備。 右の写真はテント、家財をロバに積んで移動する様子。この季節のニジェールの風物詩とも言える光景です。

そして、ウォダベのもうひとつの美しい景色は牛の放牧。彼らの牛は乳を与えてくれる大切な家畜である以上に、自然とウォダベの人々の間に位置する存在として認識されています。通称ボロロ牛と呼ばれ、角が大きく臆病。その遊牧光景はウォダベの暮らしを象徴する、もうひとつの「砂漠の美」なのです。

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文・写真 Mariko SAWADA  澤田真理子

ニジェール:ウォダベ遊牧民と出会う旅 & ”ゲレウォール” 美男子コンテスト 2011
ウォダベ遊牧民の祭典と”塩の平原”へ GUEREWOLゲレウォール      

at 16:01│ニジェール | 遊牧民

2011年06月09日

“Beauté ” 美しさが一番、ウォダベ(ボロロ)遊牧民

ウォダベ(ボロロ)族は西アフリカに広く分布して暮らすフラニ族の一派。ウォダベは家畜とともに移動して暮らし、その生活を捨てるとウォダベではない、というくらい伝統的な遊牧の暮らしを守っています。そして「美」に対するこだわりがとても強く、常に小さな鏡を持ち自分の美しさをチェック。スタイル、髪形はもちろんのこと帽子、刀、お守り(グリグリ)などのアクセサリーにも気を使い、自分の家畜である牛は角を大きくし飾り、ラクダにはお守りをつけて愛でます。

そんな彼らの“美”へのこだわりを“美男子コンテスト”ゲレウォールの会場から探ってみました。

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ゲレウォール“美男子コンテスト”のメイクアップ。みんな同じ顔料、衣装を身につけ「美」を競います。白目や白い歯を際立てるためのメイクアップは真剣そのもの。

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若者は常に小さな手鏡を腰にさし、美しさをチェック。
赤い皮袋はお守りグリグリ。災いから身と美を守ります。その下のビーズの飾りのついた円錐形の入れ物はアイシャドィウ。ウォダベ(ボロロ)の美でもある「白目」を強調するようアイシャドゥを入れて目ぢからをつけます。




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そしてゲレウォールの“ヤーケ”の踊り。本番の気合はなかなかのものです。「白目」、「白い歯」を強調し、背が高くすらっとして見えるよう、体を縦にゆらします。これらはウォダベ(ボロロ)の美の象徴。

お祭りの舞台以外でもおしゃれはかかせません。
髪形、スタイルにもこだわり、前髪を盛り上げるのは女性のおしゃれ。男の子はも髪の毛を伸ばして編み、普段はターバンや「ボロロ帽」と呼ばれる帽子をかぶっています。
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ゲレウォールの祭りの日、品定めに集う女の子たちに出会いました。彼女らの美男子を選ぶ目。
美男・美女の集う祭典、くぎづけになること間違いなしです!
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文・写真 Mariko SAWADA  澤田真理子

ニジェール・ゲレウォール ”美男子コンテスト” 2011
ウォダベ遊牧民の祭典と”塩の平原”へ GUEREWOLゲレウォール      

at 10:00│ニジェール | 遊牧民

2011年06月04日

“ゲレウォール GUEREWOL” 男の美を競う、ボロロ遊牧民の祭典

9月半ば、ウォダベ(ボロロ)遊牧民がニジェールの“塩の平原”で行なう、「最も美しい男」を選ぶ祭り、“ゲレウォール“。
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この祭りの季節は、離れ離れになっていたボロロやトゥアレグ遊牧民の家族、そして氏族が一斉に集まる季節。氏族ごとのお祭りや祝い事がもたれます。そしてこの遊牧民の祭りの中で、特筆すべきなのがゲレウォール。ウォダベ(ボロロ)遊牧民が最も美しい男を選ぶ、砂漠の美男子コンテストです。
最新の2010年の祭りの様子をご紹介しましょう。

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ウォダベの祭りはさまざまな行事で構成されています。ゲレウォールとは祭りのハイライト、女性がもっとも美しい男性を選ぶもので、そのほかにも男の美を見せる踊りヤーケ、女性達の歌と踊りのバーゴ、夜に行なわれる集い・歌・踊りのドーサなどいくつもの行事から構成されています。

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ヤーケは独特の刺繍の衣装、黄色の顔料、麦藁帽子が特徴。ウォダベの男性にとって、化粧や表情作りで白目・白い歯をめだたせ、踊るときに背を高く見せることが美の象徴です。

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バーゴは女性達の歌と踊り。みんな着飾って集まります。盛り上がった前髪はウォダベ(ボロロ)の女子たちのおしゃれの特徴でもあります。

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ゲレウォール。若者達が氏族長にあいさつをし、いよいよ最も美しい男を選ぶ儀式が始まります。美しい体を見せるのもポイントで上半身は裸。顔は赤色の顔料でメイクアップされます。

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盛り上がってくると美をアピールしたい若者がどんどん前にでてきます。長老達も歓声を上げ鼓舞します。この長老も、かつての美男子ですから。

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祭りの後半、異なる氏族から選ばれた美しい二人の少女が儀式のメイクと衣装を身に着けます。そして踊る若者達の前へ。

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踊る若者達の中から、各家族によって候補者が選ばれます。その選ばれた若者にターバンの頭飾り(ちょんまげのようですが)を巻き、少女の前に。少女はこの中ら「一番の美男子」を選びます。少女が手をさして一人の男性を選んだ瞬間に祭りは終わります。

この二人は「結婚」するわけではありません。この選ばれた美男子はこの少女とひとときの恋愛を楽しむ・・・というものなのです。そしてこの祭り自体がボロロ遊牧民達の出会いの場所。着飾って集う男女。何組のカップルが誕生したのでしょうか。
数週間を“塩の平原”と祭りで過ごしたウォダベの人々は来年のこの時期まで、再び南へと遊牧の旅に出ます。来年の再会を楽しみにしながら。

文・写真 Mariko SAWADA  澤田真理子

ニジェール・ゲレウォール”美男子コンテスト” 2011
ウォダベ遊牧民の祭典と”塩の平原”へ GUEREWOLゲレウォール      

at 17:17│オカバンゴデルタ | ボツワナ

2011年05月27日

オカバンゴ・デルタの優雅な滞在(ボツワナ)

みなさんこんにちは。大阪支社の米谷です。

ゴールデンウィーク明けから今年はボツワナのオカバンゴ・デルタへ行ってきました。
オカバンゴデルタは5月から9月にかけて乾季のベストシーズンにあたります。
しかし、1月頃に北部のアンゴラで降る雨が、オカバンゴ川に流れ込み、ゆっくりと時間をかけて4月~8月にかけてオカバンゴ地域に氾濫原を作り出します。この氾濫原は野生動物達に貴重な水場を提供しているのです。

オカバンゴデルタの大湿原
≪オカバンゴデルタの大湿原≫

オカバンゴの魅力はなんといっても野生動物の観察でしょう。
ケニア、タンザニアなどとは違って、宿泊施設が限られ、広大な土地に8部屋~10部屋しかない小さなロッジが点在しています。観光客が少ない分、動物観察をゆっくりとお楽しみいただけるのが大きな特徴です。

今回のツアーでは最初、オカバンゴ・デルタ北東部のセリンダリザーブに位置するセリンダキャンプに宿泊しました。オカバンゴでは各ロッジ間の移動は小型飛行機を利用します。道中、そらからは見渡す限り果てしなく続く大湿原が広がっていました。

セリンダ・キャンプは予想以上に素晴らしい場所でした。
周囲は大自然に囲まれ、9部屋のテント式ロッジが点在。各部屋には天蓋付きのベッド、シャワーにバスタブも完備され、電気も24時間利用できます。スタッフもホスピタリティ溢れ、ゆったりとした滞在が楽しめます。

セリンダキャンプ(客室)

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≪セリンダ・キャンプ≫

1日の始まりは6時頃のモーニングノック。その後、キャンプファイヤーを囲んでの朝食を召し上がっていただきます。

朝食後、いよいよサファリに出発。セリンダリザーブは32000エーカーもの広大な土地にロッジは2つのみしかありません。他の観光客がいないので、譲り合いをする必要もなく、動物を見つけたら納得いくまで観察することができます。今回もライオンの群れ、ゾウ、キリンやカバなど様々な野生動物を観察できました。

ライオン家族

ハイエナの親子アフリカゾウ
≪サファリドライブで観察した動物達:ライオンの家族、ハイエナの親子、アフリカゾウ≫

朝のサファリドライブの最後にはサバンナでのモーニングティとなんとも贅沢なサービスです。

DSC_368710時30分頃にロッジへ戻ると、11時頃からブランチを召し上がっていただきます。






その後は夕方のサファリまではゆったりとした時間をお楽しみいただきます。プールで泳いだり、読書したりと思い思いの時間をお過ごしいただきます。有料ですが、マッサージもあります。客室のテラスに簡易ベッドを準備してくれ、長旅で疲れた体を癒すのも良いでしょう。

DSC_369515時30分頃にはコーヒー、紅茶にクッキーなどのお菓子が準備され、アフタヌーンティーのサービス。そのまま、夕方のサファリに出発します。





サファリの最後には夕日を鑑賞しながら、ワインやビール、シャンパンを飲みながらのイブニング・ドリンク
を楽しみます。空が真っ赤に染まる素晴らしい景色を眺めながらの一杯はなんとも贅沢な時間でした。
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セリンダキャンプ(ダイニング)ロッジに戻り、夕食の時間となります。一日に何回食べるのかと思いますが、食事も大変美味しくて、お腹の中に入ってしまいます。食事の最後にはスタッフ達が歌や踊りで我々をもてなしてくれました。




このようにして、オカバンゴ・デルタでの優雅な一日は流れてゆきます。
大自然の中での滞在は一生の思い出になるに違いありません。他の場所では味わうことができない贅沢な時間を是非一度味わって見て下さい。












at 15:28│ジンバブエ | ヴィクトリアフォールズ

2011年05月19日

雷鳴の轟く水煙・ヴィクトリアフォールズ

大阪支社の中島です。今回は、ヴィクトリアの滝を見た時のことです。

空は晴れ渡っていて雲はないのに、突然雨が降ってきました。そして、音がする方へ近づくにつれ、その音量も増してきました。ザンベジ川から流れ落ちるヴィクトリアの滝から、「雷鳴の轟く水煙」が上がっていました。そう、それは雨ではなく、滝の水が風に流されてきていたのです。
国境を越える前に、ザンビア側からの滝の様子を眺めました。この滝P1070929を発見したリビングストンの銅像(左写真)が立っていました。彼は、屋上でビートルズが演奏をしていた建物の2軒隣の、ロンドンのサビルロウ1番地に住んでいましたが、知らないうちに忽然といなくなって、どこに行ったかと思っていたら、こんな所でこんなに大きな滝を見つけていたのです。そして、彼が生きていた時代のイギリスの女王、ヴィクトリアに敬意を表して、その滝に女王の名前を冠しました。
ジンバブエに入るための国境には、大きなトラックが長蛇の列を作っていました。その様子を眺めながら、僕もパスポートを持って入国手続きの順番を待っていました。
「1日に20台ぐらいしか通過できないんだ。俺も3日前にここへ来て、やっと今日、ジンバブエに入れるんだ。1週間近く、国境を越えるために待っている運転手もいる」
そんなに忙しい国境なのかと思えば、そこで働く審査官はパソコンでカードゲームをやっていました。……!P1070926
国境を越えて右手すぐに滝への入口があり、再びヴィクトリアの滝を飽きるまで眺めました。横一直線に滝が落ちているので、それに沿うように遊歩道が設けられています。西から東へ道なりに歩いていると、随所でいろんな名称がつけられています。デビルズ・カタラクト、メイン・フォールズ、ホースシュー・フォールズ、レインボー・カタラクト、アームチェア・フォールズ、そして、最後にデンジャー・ポイント。そんな見所の看板を見つける度に立ち止まってみますが、どんな説明があっても、ただP1070928ただその水量と迫力に圧倒されるだけでした。小さなサルが出てきました。よくもこれだけ流れ落ちて、水が枯れないものです。デンジャー・ポイントと呼ばれる辺りまで来た頃には、もう全身びしょ濡れでした。大地の裂け目に、ひたすら水が落ちていきます。まさに、「危険な地点」です。目を閉じて、両手を広げ、空を仰いで、激しく落ちてくる滝の雨を全身で受け入れてみました。

関連ツアー:西遊旅行で行く 南部アフリカの旅 2011
南部アフリカ5ヶ国周遊