2015年03月30日

ベストシーズンを迎えるナミビアの隠れたみどころ

“ナミビア”と言えばナミブ砂漠やヒンバ族を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?しかしながら、みどころはそれだけではありません。ナミビアの隠れたみどころを少しご紹介したいと思います。

【希少植物・ウェルウィッチア】
ナミビアを代表する植物といえばこのウェルウィッチア。この植物は裸子植物で、ウェルウィッチア科という種類に分類されます。この科の現生種は本種のみで、アンゴラ及びナミビアにのみ分布しています。
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1対のみの葉を伸ばし続ける特異な形態を持ち、寿命は非常に長く、和名ではサバクオモト(砂漠万年青)とかキソウテンガイ(奇想天外)と呼ばれています。
このウェルウィッチア、最初は1859年に、オーストリアの探検家フリードリヒ・ヴェルヴィッチュによってアンゴラの砂漠で発見されました。ウェルウィッチアという名前はこの探検家に由来しています。ナミビアでは大西洋から内陸に入った砂漠地帯に生息するこのウェルウィッチア。ベンゲラ海流がもらたす霧が湿気を砂漠地帯に運ぶため、この辺りの砂漠では地表は乾燥していても、地中、数十cmから数mの深さの常に湿った地層があるのです。ウェルウィッチアは根の先を伸ばし、地下のこの湿った地層から水分を吸収し成長しています。
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スワコプムント近郊は数多くのウェルウィッチアを観察できる場所として知られており、大きいものでは直径1.5m程になるようなものもあり、非常に驚かされます。

【ケープクロス・ミナミアフリカオットセイのコロニー】
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スワコプムンドの北約115kmの所にはミナミアフリカ・オットセイの巨大なコロニーが広がるケープクロスがあります。何万頭ものオットセイが群れをなしている姿は圧巻。遊歩道が作られており、海岸に無数に集まるオットセイの大群を観察できます。

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【化石の森】
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ナミビア中部のダマラランド地方には化石の森と呼ばれる地域があり、化石化した木を観察することができます。この化石化した木は珪化木と呼ばれ、見た目は木ですが、触ってみると石そのもの。

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太古の昔、土砂に埋もれた木の細胞組織の中に、長い年月をかけ地層からかかる圧力によってケイ素と酸素、水素との化合物であるケイ酸を含んだ地下水が入り込み、木そのものは型を変えず、石の様に固くなるのです。化石の森では簡単なトレイルを1時間程散策し、たくさんの珪化木を観察することができます。

【トゥバイフルフォンテインの原始刻画】
2000点以上の岩石刻画が残るトゥバイフルフォンテイン。2007年にナミビアでは初めてのユネスコ世界遺産に登録されました。紀元前1000年頃から期限1000年頃までの約2000年の間に描かれたものと考えられており、サイやゾウ、ダチョウ、キリンなどの野生動物、人や動物の足跡なども刻まれています。作者はこの地方に狩猟生活をしながら暮らした人々で、宗教上の儀礼の一環として描いたものという説もあります。
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キリンやアンテロープなどの野生動物描いた刻画

足場の非常に悪い場所もあるので、ここでは靴は絶対必要。大変暑いので、帽子やお水もお忘れなく。

ナミビアは5月~10月の間、乾季のベストシーズンを迎えます。ナミブ砂漠はヒンバ族が有名ですが、みどころは多岐に渡っており様々な魅力を秘めた国です。

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yonetani_saiyu at 09:30│ ナミビア