ルワンダ

2015年07月11日

ウガンダ カンパラからアフリカ大地溝帯の湖群を抜けゴリラの棲む森へ

ウガンダはアフリカの真珠と詠われるほど緑あふれる景色が広がる国です。観光資源としては世界でも希少な野生のマウンテンゴリラに会いに行くトレッキングが有名ですが、今回はゴリラの生息するブウィンディ国立公園までの道中で見る景観を、お話とあわせてご紹介します。

エンテベ空港到着した後、首都カンパラへ。
カンパラでは遠くからひときわ高いミナレットが目立つモスクへ。キリスト教徒が多いウガンダですが、このモスクは2008年にリビアのカダフィ大佐の援助で建設されました。礼拝堂にはいると、案内の方が素敵な声で礼拝前の呼びかけであるアザーンを聞かせてくれました。ミナレットにも登ることができました。330段の螺旋階段を最上段まで登ると、発展を続けるカンパラ市内が一望できます。

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【写真上:カダフィモスク外観 下:ミナレットの内部の螺旋階段】

ナカセロ丘…政府系の建物、高級ホテルがたち、周りはダウンタウンです。
ムラゴ丘…大きな病院があります。
マケレレ丘…アフリカで最初の大学があり、この大学あ1912年にイギリスのケンブリッジ大学により建てられました。
ナミレンベ丘…プロテスタントの宗教センターがあります。
ルバガ丘…こちらにはカトリックの宗教センターがあります。
ルビリ丘…ブガンダ王宮があり、現在でも継承者は国民の尊敬を集めています。
ムイエンガ丘…昔からビジネス地区でした。

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【写真上:ミナレット頂上からカンパラの町を展望】

7つの丘から発展したカンパラの町も現在丘の数は21を数えるといいます。

角の長いアンコーレ牛は地方で放牧されているのをよく見ますが、かつてアンコーレ王国が北の部族と戦った時に戦利品として奪ってきて、それから普及したと言い伝えられています。また当時の王国は戦いで男性が少なく王室にも女性しかいなかったので、当時の王妃はルワンダから結婚相手としてひとりの王子を受け入れました。結婚し、子どもをもうけた後王妃を殺害したその王は霊を慰めるために神殿を建てました。そこから新たな信仰が始まり現在でもエチオピアや、遠くカリブ海の地域でその信仰が残っているそうです。

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【写真上:アンコーレ牛の群れ】

ウガンダの国鳥であるカンムリヅルは国の西部に多く、畑につがいでいるところをよく見かけます。北アフリカにもいますがそれは亜種です。つがいは生涯相手を変えず、一方が死んでも新しいペアは探さないという習性をもっています。

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ブニョニ湖はカバレ付近から30キロ程伸びる細長い湖です。タンガニーカ湖の次にアフリカで深いと考えられていますが、まだ調査結果は出ていないようです。最深部は900mともいわれ、ウガンダのお札5000シリング札に描かれています。ブニョニは"小鳥がたくさんいる場所"の意味です。湖には29の島があり、いくつかの伝説が残っています。そのいくつかをあげると。。。

・未婚のうちに妊娠してしまった女性を処罰のために送り、自ら泳いで戻るしかなかったAkampene( 英語でPunishment island”処刑”)という島。当時泳げる女性は少なかったようです。
・Bucuranuka ( 英語でUpside Down "ひっくり返る")という島では、あるときソルガム(雑穀でシコクビエ)のビールを一杯お願いした老婆をひどい言葉で追い返した島民達がいて、老婆が島から離れた途端に島ごとひっくり返り全員しんでしまったという。

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【写真上2枚:多くの伝説が残るブニョニ湖】

ヴィルンガ山系の山並みが眼前に入ってきます(下の写真)。手前の三角形をした大きい山はムハバラ山4,127m、背後にあるのがガヒンガ山3,474m、さらにその背後、雲の中に隠れているのがサビーニョ山3,634m。またさらに奥にはビソケ山3,711mや、ヴィルンガ山系の最高峰カリシンビ山4,507mがあります。世界に800頭程のマウンテンゴリラは、東アフリカ大地溝帯の西淵を成すアルバータイン地溝帯(タンガニーカ湖からアルバート湖まで)のこのヴィルンガ山系にしか生息していません。ムハバラ山は日帰りで往復トレッキングする事ができ、最近コンゴ側からウガンダ側に行動範囲が定着したこの山のゴリラにトレッキング中に遭遇することもあるそうです。このムハバラ山頂まで登ると小さなクレーター湖を見ることができます。ビソケ山とカリシンビ山の間の3,000mの高地には、マウンテンゴリラの世界的な研究機関としてダイアンフォッシーが創設したカリソケ研究所があります。

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バナナのプランテーションにも訪れました。このプランテーションでは4種類のバナナを栽培しており、果物用、プランテン(甘くなく調理用)、ビール用のバナナ(幹が真っ黒い)、モンキーバナナで。それぞれ幹の色や触ったときの感触が微妙に違うようです。バナナはまだ青い状態で収穫し、1週間ほど経つと熟し、食べごろとなります。早く熟させるには温かい台所などに置いておくと2、3日で食べごろとすることができるようです。一度収穫した木は切り倒して畑の肥やしとするか、新しい苗木だけ移植するようです。

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ウガンダとルワンダに両方訪れるコースはこちらから!
西遊旅行で行くウガンダ・ルワンダ9日間 ツアー詳細

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2014年12月31日

WHAT IS GORILLA? 希少な野生ゴリラの生態を知る

ゴリラはチンパンジーとボノボの次に、私たち人間に近い霊長類です。
今回は世界に生息している野生ゴリラについて、まとめてみました。

種類は?
大きく分けてゴリラは2種、アフリカの赤道地域に住んでいますが、東西約900キロの長さを持つコンゴ盆地の森林で区切られ、それぞれが低地と、高地の亜種を持っています。

野生のゴリラはどこに、どれだけいるのでしょうか?
ニシゴリラの仲間は海辺など標高の低い熱帯雨林に生息しています。

ニシゴリラの生息数は?

・クロスリバーゴリラ・・・ナイジェリアとカメルーンの国境付近に250~300頭程しか生息していません。一番新しく発見され、生態についてはわかっていないことが多いです。

・ニシローランドゴリラ・・・一番生息数が多く10万頭で、世界中の動物園にいるのはこのゴリラです。コンゴ共和国にその多くが生息しています。


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【上2点:野生のニシローランドゴリラ (写真提供 コンゴ共和国大使館)】



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    【上:保護施設で飼育されているニシローランドゴリラ (ガボンのイベンゲ島)】

・ヒガシゴリラは標高の高い熱帯雨林に生息しています。

ヒガシゴリラの生息数は?

・ヒガシローランドゴリラ・・・動物園ではベルギーのアントワープ動物園に2頭いるのみ、20世紀までに17,000頭いましたが、コンゴ紛争によって4,000頭前後に激減してしまいました。

・マウンテンゴリラ・・・1902年ヒガシゴリラの亜種として発見されました。ヴィルンガ山脈とブウィンディのエリアに880頭程が生息しています。4000mを超える高地でも目撃されています。


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【上:野生のマウンテンゴリラゴリラ (ルワンダのヴォルカン国立公園)】

危険にさらされているゴリラ
これら4種のゴリラの仲間は、絶滅危機もしくは絶滅寸前として、国際自然保護連合のレッドリストに登録されています。
狩猟・・・違法な競争目的、肉目的、特にペット目的の子ゴリラ
森林の破壊・・・石油や天然ガスなど地下資源を目的として容認されたヨーロッパの企業による国立公園内の採掘
内戦による被害・・・ルワンダやコンゴの内戦での環境破壊や、避難民流入による生息地域の減少
病気・・・生息地域に人間が入ることによって様々な病気がゴリラにうつされます。このため国立公園入域の際には健康チェックがある場所も多いです。

見かけの違いは?
ニシゴリラは短毛で、大人になると頭のてっぺんから赤茶色になります。ヒガシゴリラは長毛で大人になっても頭の色は変わりません。

食べ物の違いは?
ヒガシゴリラの主食は植物の葉っぱですが、ニシゴリラは果物ばかり食べて、1~3月の実りの少ない乾季の時期にのみ葉やハーブなどを食べます。

さらにマウンテンゴリラを細かく見ていくと、、、

生息数は?
約880頭です。保全への取り組みのおかげで、1989年に確認された620頭から増加しています。この数は、1950年代から厳しく監視されていて、かなり正確であると考えられています。

国ごとの国立公園で分けると、、、
ヴィルンガ山脈のエリアでは2,300~4,500mの高地に480頭
・ヴィルンガ国立公園(コンゴ民主共和国)・・・480頭のうち、ほとんどがここに生息しています。
・ほかにムガヒンガ国立公園(ウガンダ)、ヴォルカン国立公園(ルワンダ)にも少数が生息しています。
 
ヴィルンガとは別のブウィンディ国立公園のエリアでは、1,500-2300mの標高に生息していて、2011年に400頭を記録しています。

マウンテンゴリラは、1902年10月17日にヒガシゴリラの亜種であると報告されました。これは、ニシゴリラやヒガシローランドゴリラよりも長い髪と顎そして歯、さらにわずかに短い腕が特徴です。オスは成獣になるにしたがって背中や腰が銀色に変わっていくため「シルバーバック」とよばれます。

大きさは?
平均して、オスは成獣で160キロ、メスは98キロまで成長します。

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【上2点:野生のマウンテンゴリラ(ルワンダのヴォルカン国立公園)】

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【上:野生のマウンテンゴリラ(ウガンダのブウィンディ国立公園)】

西遊旅行で行くゴリラ観察ツアー!
マウンテンゴリラ観察ツアー
「ウガンダ・ゴリラ&ゴールデンモンキートレッキング」
・・・ウガンダのブウィンディ原生国立公園でのゴリラトレッキング、そしてムガヒンガ国立公園でのゴールデンモンキートレッキングをお楽しみいただきます。5月のみの設定です。
「ウガンダ・ルワンダ」
  ・・・ルワンダのヴォルカン国立公園でのゴリラトレッキング、ウガンダのキバレ森林公園でのチンパンジートレッキング、さらにクイーンエリザベス国立公園でのサファリドライブもあり、充実のツアーです。

ニシローランドゴリラ観察ツアー
「ガボン・ロアンゴ国立公園」  ・・・イベンゲ島でのゴリラ保護施設を訪問します。またロアンゴ国立公園に滞在して野生動物をたっぷり観察いたします。9月に1本のみの設定です。
 「コンゴ・ンドキの森をゆく」
  ・・・コンゴ共和国のヌアバレ・ンドキ国立公園で野生のゴリラを観察する冒険ツアー。※こちらのコースにご興味のある方は別途お問い合わせください。

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2014年02月04日

ウガンダ・ルワンダ 白ナイル源流の自然を楽しむ旅

こんにちは。大阪支社の中田です。

今回は、「ウガンダ・ルワンダ」でのゴリラトレッキングについてご紹介します。

ゴリラは約800万年前に進化の枝分かれをした、人間に最も近い霊長類最大の動物で、
生物学的に確認されたのは19世紀半ば。
それまでは、私たちにとっては未知の生き物でした。
しかし、DNAの約97パーセントを人間と共有していると言われています。
現在、世界中の動物園に、マウンテン・ゴリラは1頭もいません。
乱獲などにより、一時は大幅に数を減らしました。
このヴィルンガ山地に住むマウンテン・ゴリラは、現在、約480頭が確認され、
ウガンダやコンゴと合わせても約780頭。
これが世界にいるマウンテン・ゴリラの数で、つまり、絶滅危惧種です。

映画「愛は霧のかなたに」(1988年)のモデルになった動物学者のダイアン・フォッシー女史が、
この地にゴリラの研究所を設立してから約50年間の懸命な活動によって、少しずつ
マウンテン・ゴリラの数は増えています。
ルワンダ側のマウンテン・ゴリラは、ヴォルケイノス国立公園に指定されているヴィルンガ火山群の
6つの死火山だけに棲息しています。

トレッキングの朝、ロッジを出発して国立公園事務所へと向かいます。
手続きをしている間、事務所の前では「選ばれし者たち」という意味のイントーレと呼ばれる
ダンスショーが行われていて、とても賑やかです。

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どのゴリラの群れを目指すのかは、その日の抽選で決まります。
目指す群れによってトレッキングの距離は変わりますが、ゴリラに会えないという心配はいりません。
密猟から守るためレンジャー達が朝から晩までゴリラを観察しています。
闇雲に探すのではなく、レンジャーの指示によってゴリラのいる場所へと向かって歩いて
いくことになります。
ゴリラ観察率は95%以上と言われており、また、西遊旅行のツアーではこれまでゴリラの
観察率は100%です。

森をかき分け進んでいくと、レンジャー達に緊張が走ります。
マウンテン・ゴリラがすぐそばに。

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実際に出会えた時は、その大きさに驚きながらも、なんとも言えない感動に包まれます。

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こちらが危害を加えなければ、優しく、大人しい動物です。
子どものマウンテン・ゴリラは、遊んでほしいのかどんどん近づいてきたりもします。

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1時間という限られた時間ですが、そこはまさに夢にまで見た時間です。

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案内してくれたレンジャー達にお別れを告げ、ロッジへと戻ります。

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ゴリラトレッキングだけではなく、ウガンダでのチンパンジートレッキングや、クイーンエリザベス国立公園でのサファリなど、数々の野生動物に出会えるコースとなっております。

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チンパンジートレッキング

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クイーンエリザベス国立公園でのサファリの様子

今年も6月から9月まで、毎月1本ずつ設定させていただきました。
7名様と少人数限定で、早速多くのお申し込みやお問い合わせをいただいております。
この機会に、皆様もルワンダのマウンテン・ゴリラに会いに行きませんか?

関連ツアー:「ウガンダ・ルワンダ

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2013年04月05日

特集「野生のゴリラに会いに行こう」を公開しました!

先日、弊社ホームページにゴリラトレッキングに関する特集ページを公開しました。ルワンダのヴォルカン国立公園でのゴリラトレッキングについてより詳しくご案内していますので、是非ご覧下さい。
野生のゴリラに会いに行こう


また、今回はウガンダの見所クイーンエリザベス国立公園をご紹介したいと思います。
クイーンエリザベス国立公園入り口
≪公園の入り口≫

ウガンダ西部、コンゴとの国境に位置するクイーンエリザベス国立公園は、1979年に、動物や湿原の自然保護を目的として国立公園として認定されました。2000k㎡の広大な大きさを持ち、北にルウェンゾリ山地、西はエドワード湖に囲まれています。公園はかつてゾウやバッファロー、カバの宝庫でしたが、アミン政権時代やタンザニア軍による活動などで多くの野生動物が激減しました。現在は野生動物の保護が進み、徐々に固体数も増えつつあります。公園内にはエドワード湖とジョージ湖という2つの湖が広がり、2つの湖をカジンガ水路が結んでいます。

園内でのアクティビティーはサファリドライブとカジンガ水路のボートクルーズです。
通常弊社の団体ツアーでは、朝と夕方、サファリドライブをお楽しみいただきます。公園内にはビックファイブのうちライオンやゾウ、バッファローの3つが生息しています。かつての密猟やアミン政権時代に多くの動物が激減しましたが現在は個体数も増えてきつつあります。

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≪雌のライオン≫
バッファロー
≪バッファローの群れ≫
ゾウの群れ
≪水浴びするアフリカゾウの群れ≫


草食動物ではウォーターバックやクドゥ、ウガンダコーブなどが観察できます。
ウォーターバックK






≪立派な角をもったウォーターバック≫

エドワード湖とジョージ湖を結ぶカジンガ水路ではボートクルーズでの動物観察がお楽しみいただけます。特に圧巻なのは多くのカバの群れです。通常は日中はあまり陸に上がらないカバですが、運よく全身の姿を見ることができました。

カバ
≪陸にあがったカバ≫
水鳥の群れ

≪右:水鳥の群れ≫

また、ペリカンなどの水鳥や運がよければゾウやバッファローが水浴びをする風景に出会うかもしれません。
カジンガ水路のクルーズ バッファローの群れ
≪水浴びをするバッファロー≫

このクイーンエリザベス国立公園で良く利用するロッジがムウェア・サファリロッジです。アフリカの雰囲気がたっぷりのサファリロッジで、客室も清潔。プールもあり、日中はのんびりとプールサイドで本を読んで過ごすといったことも可能です。リゾート感もあり、クイーンエリザベス国立公園では一番オススメの宿といえるでしょう。
ムエアサファリロッジ(外観)

プールレストラン

≪写真:ムウェア・サファリロッジ 上:入り口、下左:プール、下右:レストラン≫

弊社の団体旅行「ウガンダ・ルワンダ」は2009年から2012年まで設定しました14本のツアーが全て催行決定しています。既に今年も6月9日発が催行決定しており、7月以降も間もなく決定できるコースがほとんど。これから乾季となる6月~9月は一年で最もお勧めの季節でもあります。

ウガンダ・ルワンダの魅力はゴリラだけではありません。近年、ゴリラトレッキングの許可書代がどんどん値上がりしてきていますので、お早めに行っておくことをお勧めします。

大阪支社・米谷健吾

●2013年 西遊旅行でゆくウガンダ・ルワンダツアーはこちら
 「ウガンダ・ルワンダ 9日間」
特集ページ「野生のゴリラに会いに行こう」






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2011年03月01日

マウンテン・ゴリラ

こんにちは。大阪支社の米谷です。
今日は近年世界的にも注目を集めていますマウンテン・ゴリラトレッキングについてご紹介いたします。
食事をするゴリラ
≪写真上:野生のマウンテンゴリラ≫

マウンテン・ゴリラはウガンダ、ルワンダ、コンゴの3ヶ国の国境付近にまたがる山岳地帯にのみ生息しており、一時は密猟によって絶滅の危機にまで瀕しました。研究者達の努力のお陰で保護活動が行なわれる様になり、徐々に個体数も増えてきています。

西遊旅行のツアーで訪れるヴォルカン国立公園はルワンダ北部に位置します。この国立公園には現在13のゴリラのグループが確認されていて、そのうち観光客が訪れる事ができるのは7つのグループです。他のグループは研究者しか許可されていません。

また、ゴリラにストレスを与えない様にひとつのグループにつき8名までしか許可されていないので、ツアーでは7名様までの限定コースとしています。近年世界的に人気を集めているためゴリラトレッキングの許可書をとるのが非常に難しくなってきています。半年前に売り切れという事も珍しくありません。ツアーでは事前に許可を購入しているので、安心してご参加いただけます。


DSC01905トレッキングの始まりは朝、ゴリラトレッキングの事務所からスタートします。トレッキングに参加する観光客が集まり、どのゴリラのグループに行くか割り当てられます。残念ながらグループを観光客が指定することはできなくなっています。
≪写真左:ゴリラトレッキング事務所≫




DSC01903どのゴリラを見に行くか決まったらレンジャーによるトレッキングに際する諸注意を受けます。風邪をひいたりしているとトレッキングに参加させてもらえないかもしれないので体調管理には気をつけて下さい。
≪写真右:ゴリラトレッキングの事務所にて≫




DSC02163その後、各グループに分かれて車でトレッキングのスタート地点へ向かい、山の麓からトレッキングスタートです。私はこれまで2度訪れましたが、偶然ながらどちらも「アマホロ」と呼ばれるグループを訪れました。ゴリラがどこにいるかで歩く距離は大きく変わってきます。1時間位で出会えるグループもあれば、3時間位歩くこともあります。しかし、あまりすぐに会えるより、ちょっと苦労した方がゴリラと出遭った時の感動は大きいかもしれませんね。
≪写真左:ゴリラトレッキングの様子≫

現在は密猟から守るためレンジャー達が朝から晩までゴリラを観察しています。そのため、ゴリラ観察率は95%以上と言われています。
また、西遊旅行のツアーではこれまで2005年から10本のツアーを催行してきましたが、ゴリラ観察率は今の所100%です。

ゴリラの群れに辿りついたら1時間の観察が許可されます。ルールでは7m以内に近づく事はできません。逆に7mまで近づいて大丈夫なんですか?という感じさえします。実際、ゴリラは草食動物でアザミやセロリ、タケノコなどを好みます。こちらがルールを守れば危害を加えるといった事はないのです。

シルバーバックグループのリーダーはシルバーバック。マウンテンゴリラ雄は大人になると背中が灰色になるので、その様に呼ばれます。群れの中で一際威厳を感じさせてくれます。
≪写真左:シルバーバック≫



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また、子供のゴリラ達は愛らしく、いたずら好き。木に登ったり、じゃれあったりしてとても楽しそうです。
≪写真右:マウテンゴリラの赤ちゃん≫




ルワンダでは昔から赤ちゃんに名前を付けることをとても大切にしてきました。2005年からはじまったのが「ゴリラ・ネーミング・セレモニー」。毎年6月、世界中から研究者や観光客が集まって、地元の人々と一緒に盛大なイベントが行なわれています。様々な団体からも寄付金が集まり、ゴリラの保護や、近郊の村、道路や学校の建設などに役立てられています。

今後はゴリラ達が安全に暮らせる自然を残し、もともと彼らが暮らしていた環境を取り戻してあげることが人間のすべき事なのだろうと考えさせられました。


関連ツアー:ウガンダ・ルワンダ



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