ケニア

2018年02月28日

4つの国立公園・保護区を巡る:野生の王国ケニア・タンザニアサファリ

西遊旅行の荻原です。
今回は7月~9月のケニア・タンザニアサファリのツアーで訪れる4つの国立公園・保護区をご紹介いたします。

■ンゴロンゴロ自然保護区【世界遺産】
(Ngorongoro Conservation Area):1泊


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タンザニア北部、セレンゲティ国立公園の南東に位置。南北16km、東西19kmのクレーターがあります。総面積は8,300㎢で兵庫県と同じ広さだが、そのうちクレーターの内部はわずか3%の264㎢(山手線内部3つ分の広さ)。
このクレーターの火口縁は標高2,300~2,400m、クレーターの底は標高1,800m。地形で物理的に遮断されているため、一生をここで過ごす動物がほとんどです。

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▲草原と外輪山

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▲ライオンと水牛


■アンボセリ国立公園
(Abmoseli National Park):2連泊


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ケニア南部、アフリカの最高峰・キリマンジャロ山麓の北側に広がる原野を国立公園としたもので、広さは392㎢。キリマンジャロの噴火時に噴出した土砂が造った古アンボセリ湖が干上がってできた平地で、火山灰に覆われているので土は白茶の色をしています。
典型的な乾燥サバンナで、年々乾燥しており砂漠化が進んでいます。アンボセリとはマサイ語で「ほこりまみれの場所」を意味します。

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▲湿原で水を飲む象

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▲マサイ族の村を訪問


■ナクル湖国立公園【世界遺産】
(Lake Nakuru National Park):1泊


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ケニア西部に位置する標高1,750~2,070mの国立公園。ナクル湖はアルカリ性の湖で、かつてはフラミンゴが大量に生息していることで有名でしたが、近年街から流れる排水で湖水が汚染されていること、多量の水が流入しアルカリ性が薄れてしまったことなどから、フラミンゴのエサとなる藻が育たなくなってしまい、今ではほとんどフラミンゴは居ません。
アフリカ南部から移入し繁殖に成功したシロサイの生息地として有名で、自然景観に富み、188㎢と狭いながらもさまざまな動物を見ることができます。

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▲ヒザから下が白いウガンダキリン

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▲シマウマの親子


■マサイマラ国立保護区
(Masai Mara National Reserve):3連泊


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首都ナイロビから250km、ケニア南西部のビクトリア湖とグレートリフトバレーの間に位置する国立保護区。南のセレンゲティ国立公園(タンザニア)と国境線で隣接し、野生動物の種類・数の多さではケニア第一。面積は1,840㎢で大阪府とほぼ同じ大きさです。
ケニア最大のライオンの生息地であり、公園を流れるマラ川を毎年7月~9月にヌーが渡ることでも有名。「マラ」とはサバンナが点在する、という意味。国立保護区の趣旨は国立公園と同じだが、住民の居住、放牧などがある程度許されています。

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▲車の前を横切るライオン

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▲サバンナの夕焼け

それぞれに特徴がある4つの国立保護区・国立公園を巡りたっぷりサファリを楽しむツアー。ヌーやシマウマが最も多い7月~9月限定の出発です。ぜひこの機会にご検討下さい。

マサイマラ国立保護区で3連泊 ヌーやシマウマの大移動の季節限定!
野生の王国ケニア・タンザニアサファリ

ヌーの大移動の季節限定特別企画
マサイマラでヌーの川渡りを狙う

タンザニアが誇る3つの国立公園(保護区)でサファリを満喫!
緑のタンザニア

ogihara_saiyu at 08:13|Permalink

2015年05月23日

憧れのキリマンジャロを眺めに

西遊旅行東京本社の寺岡です。

日本でも夏山シーズンが始まりましたが、皆さんは世界の山で、登ってみたい・眺めてみたい山は
どこかありますか?私は個人的に、いつか登るぞと心に決めている山があります。それは・・・キリマンジャロです。

アフリカ最高峰キリマンジャロ
標高5,895m。
赤道のほぼ真下に位置していますが、山頂部には氷河があります。その氷河も、地球温暖化の影響で少なくなってきているそうです。

これまでの添乗で、遠目から独立峰の雄姿を眺めることはありました。今回はこの山に関連して、国立公園のことなどご紹介させていただきたいと思います。

アンボセリから見るキリマンジャロ
【アンボセリ国立公園から眺めるキリマンジャロ】


■キリマンジャロを眺めるなら、どこから
キリマンジャロは独立峰なので見つかりやすいように思いますが、雲がかかりやすいため、いつでもその山頂が見られるわけではありません。キリマンジャロは、タンザニア国内にあります。
キリマンジャロ国際空港の発着便では、天気が良ければ機内から山が見えます。また、空港から西に行くと国境近くの交通の要衝アルーシャに着きますが、空港~アルーシャ間も北側にキリマンジャロが顔を出す可能性が高いです。

また、なかでもキリマンジャロをゆっくり眺めるスポットとしてオススメなのは、ケニアのアンボセリ国立公園です。タンザニアの山なのになぜケニアで??と疑問に思われることでしょう。


■アンボセリ国立公園
ケニア南部、キリマンジャロの麓に位置し、面積は日本の種子島よりも少し小さいくらいです。キリマンジャロに一番近い国立公園は、ケニアにあったのです。

もともとアンボセリ国立公園はキリマンジャロの噴火の火山灰が積もって形成された場所で、所々にキリマンジャロの雪解け水の影響を強く受けた湿地帯があります。西部には、雨季にのみ出現する湖もあります。
乾燥したサバンナ気候ではありますが、キリマンジャロの麓に位置する為、その恩恵を受けて水が豊富な場所となり、多くの生き物の住処になっています。

アンボセリ 湿地帯のゾウ
【湿地帯で水浴びをするゾウ。背中にアマサギが乗っかっているのも可愛らしい】


アンボセリ キリン
【美味しそうにアカシアの木の葉っぱを食べるマサイキリン】


ここではサイを除く、現代版サファリの「ビッグ5」と言われるゾウ、ライオン、ヒョウ、チーターが生息しています。また、縞が美しいマサイキリンやシマウマ、愛らしいイボイノシシや面白いダチョウ、力強く走るガゼル
などの多くの草食動物がいます。アンボセリ国立公園はまさに、たくさんの哺乳類を見られる「ザ・アフリカ」な場所なのです。

■車を降りて、サバンナに立とう。そこから見えるのは・・・?
アンボセリ国立公園で特徴的なのは、サファリ・カーから降りることができるという点です。通常、サファリでは車は決まった道を走り、人間はサファリ・カーを降りて歩くことは禁止されています。ですがここでは、Observation Hill(オブザベーション・ヒル)という展望の丘があり、そこを登ることができるのです。

アンボセリ observation hill
【アンボセリ国立公園・Observation Hill (展望の丘)】


サファリ・カーからは動物目線または下から上へ大型の動物を見る形になりますが、この丘に登れば、サバンナをゆったり動く生き物たちを、上から眺めることができるのです。あっちではキリンが、向こうではゾウが群れで歩いていて、カバが水の中に入っていて、その近くには水鳥がまったりと羽を休めていて・・・と、360度の景色が楽しめます。そして、ラッキーであればここから、キリマンジャロの雄姿をばっちり眺めることができます。

近くには野生動物が行き来し、その背景にはアフリカ最高峰・キリマンジャロを望む。そんな、景色もサファリも楽しめる場所として、アンボセリは昔から人気の公園です。

■ヘミングウェイが愛した場所
文豪アーネスト・ヘミングウェイも、実はアンボセリの自然に魅せられた一人です。1936年に発表した『The Snows of Kilimanjaro(キリマンジャロの雪)』は、現在のアンボセリ国立公園が舞台になっています。
ハンティングのフィールドとして昔から西洋に開かれていたこともあり、現在もヨーロッパ方面からの観光客が大勢です。ロッジ設備も充実しており、スタッフも協力的で、リゾート気分を味わえます。

オルトカイロッジ外観
【アンボセリ国立公園内にあるオルトカイ・ロッジの外観】


サファリは朝と夕方の2回なので、その間は遅めの朝ごはんをゆっくり食べたり、プールに入ったり、スパを受けたり、お昼寝したり、ロッジの外を歩くカバを眺めたり・・・まさにゆったりライフです。テレビは無く、日中は省エネのため電気も通らないので少々不便なこともあるかと思いますが、それが逆に、現代人の私達には癒しの時間になるのではないでしょうか?きっとヘミングウェイもこんな日々を過ごしていたのでしょう・・・

オルトカイロッジから眺めるキリマンジャロ

【運が良ければ、オルトカイ・ロッジの部屋の前でキリマンジャロを眺められるかも?】


こんな素敵なアンボセリ国立公園を訪れるのは、
「野生の王国ケニア・タンザニアサファリとキリマンジャロ大展望 11日間」 のコースです。
タイトルの通り、本コースではタンザニアも訪問するため、キリマンジャロを望むチャンスも増え、いくつか訪れる国立公園ではそれぞれの地形・動物の特徴が見られます。

7月は既に催行決定、残席僅かです。8・9月も数多くのお問い合わせをいただいております。ご興味の方はぜひ、お問い合わせください。

関連コース:野生の王国ケニア・タンザニアサファリとキリマンジャロ大展望 11日間       
http://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/GAKE11/index.html


teraoka_saiyu at 01:39|Permalink

2015年03月12日

サバンナで繰り広げられる壮大なドラマ

ケニアのマサイマラ国立保護区、タンザニアのセレンゲッティ国立公園を舞台に繰り広げられるヌーの大移動は“セレンゲティ・マラ・エコシステム”と呼ばれ、壮大なドラマが長きに渡って繰り広げられてきました。マサイマラとセレンゲッティは人間によって定められた国境によって違う名前の保護区となっていますが、動物達にとってはひとつの巨大なサバンナです。

世界的にも良くしられたこのヌーの大移動。ヌーだけではなくシマウマやガゼル、インパラヤエランドなどの草食動物も共に移動をしていきます。その数は200万頭にも及び、一年を通じて餌となる草を求めて移動を続けるのです。
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マサイマラ国立保護区に集まるヌーの群れ

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ヌーやシマウマの大移動の概略図
7月から9月をマサイマラで過ごした動物達、小雨季の始まりと共に、新しい草を求めてセレンゲッティ国立公園へ南へと移動を始めます。10月~1月頃、群れはセレンゲッティ東部を北側から徐々に南下してゆきます。

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ヌーの群れ

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シマウマの群れ

また、2月頃にはサバンナの野生動物に赤ちゃんが生まれる季節を迎えます。ヌーやシマウマの群れにも新しい命が生まれ、群れも一層賑やかになります。この時期は乾季にあたり、草木も背が引くく、サバンナの視界が開けます。肉食動物の動きが見やすくなり、赤ちゃんを天敵の脅威から守ることができます。この時期に赤ちゃんはある程度の成長を遂げ、親たちと共に1年かけての大移動を共にすることとなります。

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シマウマの親子

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ヌーの親子


3月頃になると徐々にセロネラ地区へ向けて北西へ移動し、4月頃にはセロネラ地区に群れが滞在します。そして5月にはセレンゲッティの西側ウエスタンコリドーを経て、6月頃にグルメティ川の南に集まります。川が群れを遮るため、群れの移動スピードは遅くなり、一層群れはその数を増してゆきます。

7月~9月の間、再びケニアのマサイマラへと入ってゆきます。有名なマラ川の川渡りが行われるのは8月から9月頃。たくさんのワニが住む川を群れで一気に渡りますが、中には川で溺れたり、ワニの餌食になるヌーも少なくありません。

草食動物をたくさんみるには、このヌーやシマウマの群れに合わせて訪れる場所を選ぶことをお勧めします。
7月~10月はケニアのマサイマラ国立保護区、2月~6月上旬まではタンザニアのセレンゲッティ国立公園に群れは集まっています。もちろん西遊旅行のツアーもこの時期に合わせてツアーを設定しています。

この度、緊急企画で5/20発「緑のタンザニア」8日間を発表しました。
この時期は雨季にあたりますが、その分緑が豊かでサバンナが生き生きとした美しい季節。ヌーやシマウマの群れはセレンゲッティのセロネラ地区からウェスタンコリドーに集まっています。セレンゲッティ滞在中はお弁当を持って終日サファリにでかけ、草食動物の群れを探します。

また、アフリカらしい快適なロッジにお得な値段で宿泊できるのもこの時期の特徴。特にお一人参加の方にもご参加いただきやすい様に、お一人部屋追加代金を特価の9,800円で設定しました!
お得な緑のタンザニアへ是非、お出かけ下さい。
■ンゴロンゴロ クレーターDSC_2026
緑豊かな雨季のンゴロンゴロ・クレーター

ツアーの詳細はこちら↓
緑のタンザニア ヌーの大移動と狩猟民ハザベ族を訪ねて
5/20(水)~5/27(水) 358,000円 催行決定!お一人部屋使用料 9,800円

7月から9月にご計画の方には「野生の王国ケニアタンザニアサファリとキリマンジャロ大展望」がお勧めです。
旅の後半、マサイマラ国立保護区に3連泊し、存分にサファリを楽しんでいただきます。既に7月コースは催行決定しており、残席も僅か!8月、9月もマサイマラに野生動物達が溢れる季節です!

ツアーの詳細はこちら↓
野生の王国 ケニア・タンザニアサファリとキリマンジャロ大展望

西遊旅行 米谷健吾

















yonetani_saiyu at 17:44|Permalink

2013年05月20日

セレンゲッティとマサイ・マラ サファリのススメ

こんにちは。東京本社の近藤です。

今回はアフリカを代表する2つの国立公園と現地でのサファリについて色々と書きます。

まずは2つの公園について簡単にご紹介します。
セレンゲッティ国立公園とマサイ・マラ国立保護区…
かつては一つの公園でしたが、国境線確定により、公園が分割されました。北側に位置するのがケニア側でマサイ・マラ国立保護区で、タンザニア側がセレンゲッティ国立公園です。両公園の間には遮るものはなく、動物達はケニアとタンザニアを自由に行き来が出来ます(人間は国境という見えない壁に阻まれ自由に行き来ができません…)。

その広大な公園には様々な動物が共存しており、生息数は2つの公園を合わせると数百万ともいわれます。
皆さんご存知のライオンやアフリカをはじめ様々な動物が生息していますが、頭数が最も多いのがヌーやシマウマで、全体のおよそ3割を占めるといわれます。大移動の始まる時期となると、草食動物とはいえ数の多さに威圧感を覚えるほど迫力があります。

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【左:マサイ・マラ動物保護区にてキリンの親子を発見】
【右:セレンゲッティ国立公園でシマウマが大集結。その数はおよそ数千頭!】


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           【百獣の王ライオン。その威風堂々とした佇まいに見とれてしまいます】



時期ですが、冬場はセレンゲッティ国立公園。夏場はマサイ・マラ国立保護区と時期に併せて片方に訪れるコースをご案内しております。冬季のセレンゲッティ国立公園では動物の出産時期を迎え、至るところで動物の赤ちゃんを見ることが出来ることと思います。また、草食動物の殆どがセレンゲッティ国立公園に水と草を求め集結しております。7~9月はマサイ・マラ動物保護区に草食動物達が移動してきます。



2月7日-17日ケニア・タンザニア 0722月7日-17日ケニア・タンザニア 598







                【サファリでは写真のような車を利用します。天井は開閉可能です】


上の写真のように、公園内は指定された場所以外は車で移動となります。世に言われる「サファリ」です。サファリの元々の意味はスワヒリ語で旅行を意味していましたが、いまや動物観察の代名詞となりました。サファリはサファリ専用車を利用しますが、ランドクルーザーとワゴン車の形状を主に利用します。特徴は車高が高く、「オープントップ」と呼ばれる上半身を外に身を乗り出せるように屋根の開閉が可能な造りとなっています。



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                【バルーンサファリで上空からサバンナを眺める事もできます】


サファリは車だけでなく、空からお楽しみ頂く「バルーンサファリ」もお楽しみいただけます。地平線の先まで広がる草原の上から見る景色は格別です。

ウィルダネスロッジ(マサイ・マラ)ロッジ







【左:ロッジの部屋の中はこのようになっており、快適です】
【右:セレンゲッティ国立公園のロッジでハイラックスを発見!】

ロッジでの滞在ですが、非常に設備が整っており、サービスのレベルも高く快適にロッジに滞在出来るかと思います。公園内なので動物達(ハイラックスや猿、カバが来た事もあります)がお部屋の前に来る事もあります!野生の動物がこれだけ近くに体験できるのもロッジ滞在の楽しみの一つです。


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                     【マサイ・マラ動物保護区での夕日】

広大な大地を駆け抜ける動物達、サファリをまだ経験されてない方はこの機会にいかがでしょうか。

▼西遊旅行で行く!こだわりのケニアタンザニアツアーはこちら
野生の王国ケニア・タンザニアサファリとキリマンジャロ大展望

kondo_saiyu at 06:19|Permalink

2011年04月21日

百獣の王・ライオン

こんにちは。大阪支社の米谷です。

これからアフリカのサファリで観察できる野生動物について、時々紹介をしていきたいと思います。
今日は百獣の王・ライオンの生態について、少しお話します。

ンゴロンゴロ自然保護区にて
≪ンゴロンゴロ自然保護区にて≫

ライオンはネコ科ではトラに次いで2番目に大きな動物。現在は主にアフリカのサバンナ地域やアジアに生息しています。もともとはアフリカ全土はおろか、ヨーロッパ、中近東、アジアにまで広く生息していましたが、現在はアフリカとインドのギル保護区以外は姿を消してしまったようです。
アフリカではケニア、タンザニア、ウガンダ、ボツワナ、ナミビア、南アフリカ、ジンバブエなどの国々に生息しており、サファリツアーに参加された方なら誰しもがライオンの姿を、できれば雄のライオンを見てみたいと思うはずです。

ンゴロンゴロ自然保護区のプライドオカバンゴデルタの雄ライオン

≪写真左:ンゴロンゴロ自然保護区にて・ライオンのプライド≫ 
≪写真右:オカバンゴ・デルタのライオン≫

ライオンは雌と子供、少数の雄が「プライド」と呼ばれる群れを形成することで有名です。全体で20頭位のグループを形成することもあるそうです。プライドの中では狩りはメスの仕事です。しかし、ライオンの狩りの成功率は決して高いとは言えません。ヌーやシマウマ、ガゼルなどを狙いますが、ライオンは最高時速で50~60kmでしか走ることができない上、300m位しか全速力で走ることができません。成功率は20%程度しかないのです。ヌーやシマウマはその事を良くしっているので、安全な距離を保っていれば、ライオンの存在に気づいていても逃げないのです。また、プライドの中で、母親ライオンが死んでしまった場合、その子供ライオンは他の雌ライオンが面倒をみて、育ててくれるのです。

マサイマラ ライオンの食事
≪ライオンの食事 マサイマラ国立保護区にて≫

マサイマラ ライオンの親子オカバンゴデルタにて
≪写真左:ライオンの親子 マサイマラ国立保護区にて≫
≪写真右:サファリドライブの様子 オカバンゴ・デルタにて≫

プライド以外に複数の雄で形成される放浪ライオンのグループもいます。プライドをつくることができなかった雄ライオンの集まりで、ここでは雄ライオンも狩りをしなくてはいけません。また、プライドの雄と戦い、勝利するとプライドをのっとることができます。プライドをのっとった雄ライオンは、プライドの中の幼児ライオンを殺します。これは雌が授乳をしなくなると、新しい子供を受胎できるようになるためなのです。
ライオンの寿命は10年ほどです。野生の場合、縄張り争いなどで傷つくことも多く、とても短い一生なのです。この20年間で30パーセントから50パーセントまで頭数が減っていて、この数字は回復しないだろうと言われています。

ケニアのマサイ・マラ国立保護区やタンザニアのンゴロンゴロ自然保護区、セレンゲッティ国立公園はライオンを観察できる可能性が高い場所です。ケニア・タンザニアは本当に野生動物の楽園。是非、野生のライオンの姿をその目で見に行ってみてはいかがでしょうか?

関連ツアー:西遊旅行でゆく ケニア・タンザニア 2011        
野生の王国ケニア・タンザニアサファリとキリマンジャロ大展望       
ケニア・タンザニアのWeb写真集はこちらへ
添乗員レポートはこちらへ

yonetani_saiyu at 20:10|Permalink

2011年04月11日

マサイ族、野生動物とキリマンジャロの大展望(ケニア)

大阪支社の米谷です。
今日はアフリカ最高峰キリマンジャロの展望が素晴らしい、ケニアのアンボセリ国立公園をご紹介します。

アンボセリ国立公園は、ケニアのリフトバレー州にある国立公園でアフリカ最高峰キリマンジャロ(5,895m)の裾野にひろがっています。また、ここは作家アーネスト・ヘミングウェイが『キリマンジャロの雪』を執筆した場所としても世界的に知られています。

アンボセリへ向かう道中
≪アンボセリ国立公園のロッジへ向かう道中に見たキリマンジャロ≫

キリマンジャロ自体はケニアではなく、タンザニア北部に聳えています。キリマンジャロに登頂するにはタンザニア側のモシという場所が登山の玄関口となっおり、5泊6日程の行程で頂上を目指し、再び下山する結構ハードな山業となります。しかし、展望という観点からいうと、ケニアのアンボセリ国立公園からも間近に迫る、迫力のキリマンジャロがご覧いただくことができます。

実はもともとアンボセリはキリマンジャロの噴火で出来た湖の大部分が干上がってできあがった場所なのです。
今では国立公園に指定され、ゾウやライオン、マサイキリン、カバなどの大型動物、ヌーやガゼルなどの草食動物まで様々な野生動物が生息しています。特にアンボセリではキリマンジャロを背景に伸び伸びと生きる野生動物を観察することができるのがポイントです。
ゾウの群れとキリマンジャロ
≪ゾウの群れとキリマンジャロ≫
ハイエナ展望台から望むキリマンジャロ
≪写真左:サファリドライブで観察したハイエナ≫
≪写真右:展望台から望むキリマンジャロの雄姿≫

公園内にはキリマンジャロの展望ポイントとされる、小高い丘もあり、そこ登るとより一層キリマンジャロの迫力が増して感じられます。周囲は緑豊かな湿原になっておりカバがいたり、草食動物が水を飲みに来たりする様子も眺められるかもしれません。

また、西遊旅行のツアーではアンボセリ滞在中、キリマンジャロの展望が素晴らしい「オルトカイ・ロッジ」に宿泊します。アフリカらしい雰囲気を楽しむことができるサファリ・ロッジですが、山向きの部屋からは部屋の中からキリマンジャロの姿を眺められる部屋もあります。部屋から眺められない場合でもすぐ外にでると目の前に雄大な景色が広がります。また、ロッジの周辺でもゾウが歩いていたりと非日常の世界をお楽しみいただけるのがこのロッジの特徴です。

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≪写真左:アフリカらしい雰囲気のオルトカイ・ロッジ≫
≪写真右:オルトカイ・ロッジのテラスから望むキリマンジャロ≫

公園内には勇敢でプライドが高く、草原の貴族と呼ばれるマサイ族が暮らしています。彼らはケニア南部からタンザニア北部一帯の先住民で、ナイル系のマー語(マサイ語)を話します。マサイ「マー語を話す人」という意味で、未だ伝統的な生活を守り、サバンナに暮らしています。マサイ族の宗教は自然崇拝となり、キリマンジャロ山の頂上に座するエン=カイという神を信奉しています。アンボセリ国立公園内の村を訪れると歓迎のダンスで出迎えてくれました。背後には彼らが信仰する神様が住むキリマンジャロが聳え立っていました。
村を訪れると住居を見せてくれたり、昔ながらの火のおこし方を実演してくれたりと、彼らの生活の一部に触れることができます。

アンボセリ マサイ族の女性達
≪写真:マサイ族の女性達とキリマンジャロ≫
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≪写真:マサイ族の男達による踊り≫

野生動物の観察とキリマンジャロの大展望、サバンナの戦士マサイ族と3つの楽しみが味わえるアンボセリは、ケニアの数ある国立公園の中でも私のお気に入りの場所となっています。これから7~9月にかけてはマサイ・マラ自然保護区でヌーやシマウマの移動の季節にあたり、一年でもとても賑わいを見せる季節を迎えます。

関連ツアー:西遊旅行でいくケニア・タンザニア こだわりのロッジに滞在、マサイマラ ヌーの大移動の季節
野生の王国ケニア・タンザニアサファリとキリマンジャロ大展望

yonetani_saiyu at 12:50|Permalink