アフリカの料理

2017年06月22日

旅の楽しみはやはり「食」 マダガスカルでのお食事

西遊旅行・東京本社の寺岡です。
今回はマダガスカルのツアーにおけるお食事の様子をご案内させていただきます。

■マダガスカルの主食は?
ずばり、日本人の私達と同じ、お米です。
それはマダガスカルに人々が居住し始めた歴史に遡ります。
かつて人々は、インドネシア方面の東南アジアから船に乗って、マダガスカルに辿り
ついたそうです。東南アジア方面から来た人々は、マダガスカル島に米食文化を
持ち込みました。
マダガスカルの首都・アンタナナリボから少し車を走らせるだけで、水田が広がります。
お米はそんなにパサパサしておらず、日本人の私達の口によく合います。

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首都アンタナナリボ郊外に広がる水田


マダガスカル料理_teraoka


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マダガスカル料理に、お米は欠かせません


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地元の市場でも、お米を売る女性たちを見かけます


■お洒落なメニューはフランス料理の影響
ツアー中はレストランやホテルでお食事をお召し上がりいただきますが、
「アフリカ」のイメージでいると、びっくりするようなハイクオリティのメニューが
出てきます。マダガスカルは一時フランスの統治下にあったことがその理由です。

特に驚いたのは、マダガスカル西部にある「大ツィンギー」を訪れるべく、モロンダヴァ
からベコパカまで、未舗装の悪路200㎞を一日がかりで移動した日の道中のレストラン。
小さな村に建つ木造のレストラン。バルコニーのような屋外にテーブルがセットされ、
ハエも飛んでいました(これは仕方ないです)。
しかし、テーブルの上には素敵なテーブルクロスが敷かれ、食器からメニューから、
とてもお洒落なものが運ばれてきました。各お料理の味もGOOD。
ツアーの日程上行き帰りの計2回こちらのレストランにて昼食をとることになりますが、
どちらとも満足なランチタイムとなりました。
下記にメニューをご紹介いたします。

【とある村のレストランで出てきたコースメニュー】
●小前菜:スモークフィッシュと胡椒のアイス●
●前菜:エビのサラダのパイナップル添え●
●魚料理:白身魚のグリルと野菜のソテー●
●デザート:ヨーグルトシャーベット●

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こちらのレストランは2回利用しましたが、2回目のランチタイムも豪華でした。
エビのグリルと人参のコンポート、魚のフィルのライス添え、チョコレートアイス等を
楽しみました。

■新鮮で豊富な魚介類
メイン料理は、お肉だとコブ牛が有名ですが、お魚や甲殻類もよく登場します。
エビのカレー、茹でガニ、タコのサラダ、車エビのグリル、お魚のスープなど。
エビやカニが大胆に振る舞われる点は、嬉しくなってしまいます。

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車エビのグリルとパスタ


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茹でガニ(なかなか固いですが)


■お楽しみは、現地のフルーツ
各お食事が充実したマダガスカルのツアーですが、隠れたお楽しみは現地のフルーツです。
どこでもマーケットに行けば、バナナやパパイヤ、ココナッツなど熱帯の果物が並べられています。
それに加え、地域ごとによく見られるフルーツがあります。

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市場で売られる熱帯のフルーツ


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日本ではたくさん食べる事のできないフルーツが盛りだくさん


南部では、運が良ければジャックフルーツをお召し上がりください。ジャックフルーツは
英名で、クワ科パンノキ属の植物。大きくて外側はとても固いのが特徴ですが、中身は
ほろり、ほろりと身が割れて取れて食べやすいです。

ジャックフルーツ_teraoka

ジャックフルーツは固いので、現地の方に切ってもらいました


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ジャックフルーツの中身。パイナップルのような色と繊維質。実はポロポロと取れます


西部モロンダヴァは、バオバブの並木道がある事で有名な場所。
ここではズバリ、バオバブの実とそのジュースをお楽しみください。
丸く大きなフットボールのような形をしたバオバブの実。スウェードのような茶色い表面
をしています。
私の時は、2,3個実をホテルに持ち帰り、ガイドさんが水を加えてジュースを作って
くれました。酸味のあるさっぱりとした味で飲みやすかったです。
その後調べてみると、バオバブにはオレンジの約3倍のビタミンCが含まれているそうです。

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バオバブの並木道


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並木道のすぐ近くで売られていたバオバブの実。左側はバオバブの木を模した民芸品


バオバブの花_teraoka

こちらは食べられませんが、おまけでバオバブの花
乾季に入り始めたころはまだ木に垂れ下がっていますが、落葉と共に地面に落ちます。
上の写真は地面に落ちた花を拾ってポールの上に乗せたものです。


・・・いかがでしたでしょうか?
アフリカの中でも貧しい国の一つと言われるマダガスカルですが、
意外と日本との食文化での共通点があり、また、洗練された食文化をもつ一面を
垣間見ていただけましたでしょうか?
また、マダガスカルはバニララム酒の生産でも有名です。
スーパーでは、香り高いバニラ入りラム酒が格安でお買い求めいただけます。

動物・絶景だけではないマダガスカルの旅を、ぜひお楽しみください。

teraoka_saiyu at 15:19|Permalink

2016年04月22日

アルジェリア食事

今回はアルジェリアの食事事情についてお話ししたいと思います。

北部ではフランスパンやクロワッサン、パスタ、フレンチ・フライ等、フランス文化の影響が見られる食事が多くなりますが、地中海沿岸では、魚のスープやグリル等の魚料理もご賞味いただけます!

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そして、中部から南部ではクスクスや、羊肉・ラクダ肉等のスープ、カバブ、ナツメヤシのデザート等、いわゆるサハラ地域の食事となっていきます。
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特に朝食に関しては、フランス統治時代の影響を大きく受けた、コンチネンタル式の朝ごはんがまだまだ主流です。
朝起きて朝食の会場へ向かうと、パンにコーヒーのみ…
なんて日も。
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糖尿病が理由で亡くなる人が多いと言われるのも納得いくほど、現地の方に愛されているのがミントティーです。
アルジェリアでは、主にサハラ地域で飲まれています。
最近ですと、茶葉は中国から輸入しているようですが、茶葉の渋味、ミントの苦味、砂糖の甘みが絶妙にマッチして美味しい(好みは分かれますが)です。
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また、本家コカコーラよりも現地で人気があるのは、セレクトという、アルジェリア産のコーラ。
コーラと呼ばれていますが、バナナっぽい風味がします。
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また、道中のガソリンスタンドなんかで見かけるジンジャードリンク。イスラム教徒が90パーセント近く占めるアルジェリアですが、彼らの聖典コーランにも記載されているドリンクです。
デトックス効果、お腹の調子を整えたりと、健康にも良いようです。ジンジャーは喉が熱くなる程効いています。
どこかで見かけることがあれば、是非一度飲んでみて下さい。
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後半は、飲み物のご紹介になりましたが、遺跡観光の合間に、現地のお食事も是非お楽しみいただければと思います!

アルジェリアを訪れるコースはこちら↓
http://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/GADZ11/index.html


ueda_saiyu at 15:48|Permalink

2014年11月20日

マリのドゴン族 バンディアガラの断崖の玉ねぎ

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今年の2月に訪れたマリ、ドゴン郷の様子です。
近年、北部の治安悪化を受け観光客が激減したマリ。かつては部屋の確保も難しかったドゴン郷の中心サンガのホテルもガラガラで「今シーズンにホテル宿泊客は60人ほど・・・」と。支配人と不定期に勤務するコックと門番の3人だけでホテルを守っていました。
観光業は衰退したドゴン郷でしたが、農業は発達し玉ねぎの収穫のシーズンを迎え活気にあふれていました。

ドゴン族とは・・・
マリのニジェール川流域、バンディアガラの断崖に暮らす民族で、その神話体系や伝統・仮面舞踊で知られています。地元ガイドの説明によると、16世紀、マリ帝国の都のあったマディンゴに暮らしていたドゴン族はイスラム化を強要されたためにこのバンディアガラの断崖に逃げ込んできたといいます。この移動は、小さなグループにわかれて行われ、そのグループがひとつの村=ひとつの家族となりました。そのため、名前を聞いたらどの村の出身かがわかり、現在人口40万人、250の村、250の家族がいるといいます。(違う数字の諸説あり)
6~10月の雨季にはミレット(トウジンビエ)、トウモロコシ、イネ、フォニオ(イネ科の穀物)、玉ねぎを栽培し、11~5月の乾期には人口の池にためた雨水を使い農業を営んでいます。

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ドゴン族の仮面舞踊 カナガの仮面

さて、2月のドゴン郷は玉ねぎの収穫の季節。収穫した玉ねぎを砕いて丸めて「玉ねぎボール」を作り、出荷します。このドゴンの玉ねぎボールはスープなどの味付けに使われとっても美味しいのです。

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玉ねぎの収穫。この季節でも緑豊かな畑がたくさんあり、褐色の大地を開拓したドゴンの人々の努力が実っていました。

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バンディアガラの断崖から低地の展望が広がる岩のテラスで村人が総出で玉ねぎボールつくりをしていました。

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玉ねぎを砕く

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家族総出で玉ねぎボールづくり

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子供も玉ねぎボールを丸めます。

その後に訪れた市場で売られているドゴン族の玉ねぎボールを発見。

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ニジェール川沿いのソマドゥックの市場。

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各地の産物が集められる中にドゴンの玉ねぎボールも。

玉ねぎボールで味付けした食事も体験!

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サンガのホテルでの食事。上品な盛り付けですが、ドゴンの穀物フォニオと玉ねぎボールで味付けしたお肉ソース。ちなみにこの日のスープはドゴン産のかぼちゃスープでした。

Photo & Text by Mariko SAWADA  澤田真理子

***マリへの旅行については随時発表・実施しておりますので西遊旅行アフリカ担当までお問い合わせください。





sawada_saiyu at 00:47|Permalink

2011年12月24日

モロッコ料理 迷宮の町フェズで食す

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迷宮の町と呼ばれるフェズ・エル・バリは1981年にユネスコの世界文化遺産としてされたモロッコの古都。その歴史は9世紀に遡り、民家を含めモスク、マドラサ(神学校)などの古い建物が今もそのまま残り、人々の営みが1,000年以上にわたって続けられてきた町です。

フェズのカフェ01フェズのカフェ&レストラン
フェズには観光客を目当てにしたカフェ、レストランがいっぱい。メディナの入り口には昔ながらのお菓子屋さんやパン屋さんに並んで、おしゃれなカフェ、レストランが軒を連ねています。





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メディナの入り口に並ぶナツメヤシと油をふんだんに使ったお菓子屋、オリーブたっぷりのサラダにメルゲーズと呼ばれる辛い羊肉、牛肉のソーセージを売る店。オーダーしてその場で食べることも、持ち帰りもOK。
フェズの食堂
庶民的な豆の煮込み。モロッコの煮込み料理は辛味が少なく、クミン、パプリカ、サフランなどマイルドな香辛料を使っています。煮込みと一緒にいただくのはホブズという円形で厚みのあるモロッコのパン。食堂では必ず置いている一品です。

タジン02なんといってもタジン鍋。 モロッコのタジンはジャガイモや玉ねぎなどたくさんの野菜とソースと肉を低温で蒸し煮にしたものです。お店によっては干し葡萄やオリ-ブが入っているものもあります。マトンなどの肉が入ってる伝統的なものから、観光客向けに野菜だけのもの、シーフード入りのものまであります。




食事どきのフェズのメディナの入り口は、カフェの客引きで賑わいます。まずは席に座って、注文。たっぷりのホブスとタジン、そして仕上げにミントティーをいただいて旧市街散策へ出かけましょう!

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子

西遊旅行のモロッコの旅
郷愁のカスバ街道とサハラ モロッコ周遊の旅

sawada_saiyu at 23:48|Permalink