ソバ

2011年06月22日

ブータンで食すソバ

ブータンの食事。続きましてソバのお話を。

IMG_5716ブータンの主食は日本と同じくお米。標高2,700mあたりまで、棚田でお米を作っています。ツアーでの食事でもお米がたっぷりと出てきます。お米の種類は白米と赤米。赤米は見た目はインディカ米のような長細いお米ではなく日本のお米に近いですが、粘り気が少し少ないです。食べてみるとぱさぱさですが、ブータンの食事には欠かせないエマ・ダツィ(チーズと唐辛子)、ケワ・ダツィ(ジャガイモと唐辛子)を混ぜて食べると、そのぱさぱさ感も気になりません。リゾットテイストで召し上がっていただけます。その他、黄色いご飯を見ますがこれはトウモロコシライス。お米の獲れない東部ではトウモロコシの栽培が盛んで、乾いた乾燥トウモロコシを炊き込んだご飯です。

10月ともなると、パロ、ティンプー、プナカあたりは収穫を迎えた稲穂が黄金色に輝き、しっかりと実った実をつけて頭を垂れている様子をご覧いただけます。更にバスを走らせ中央ブータンの中心地ブムタンへ近づくと、その景色も変わります。
タ・ゾンから黄金のパロ谷をのぞむ
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<国立博物館からパロ谷をのぞむ>          <黄金色に輝く棚田>

今までは黄金色に輝く稲穂が目を楽しませてくれていましたが、少しずつピンク色の花が目に飛び込んでくるのです。
この花は実は「ソバの花」。ソバの花といえば白い花を連想する方が多いと思いますが、ここブータンではピンク色の花です。標高の高いブムタン谷はお米を育てることができずソバを栽培しています。そしてソバ料理が名物。また中国との国境に近いハでもソバ料理を楽しむことができます。
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<ピンク色の花はソバの花 ジャカルにて>      <ちょうど脱穀をしている場面に遭遇>

ブータンのソバ料理で最も有名なのはプタ。これはソバ粉で作った焼きそばのようなものです。唐辛子と卵と一緒に炒めて食べることがポピュラー。ちょっと味が薄い場合は醤油をちょっぴりたらすといいお味。
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<卵と炒めたポピュラーなプタ>            <レストランで出てきた唐辛子たっぷりのプタ>

P1010858またソバ粉の皮でカブの葉などの野菜を包んで焼いたヒュンテ。ブータン風焼き餃子とも言うべき食べ物です。写真はないのですが、ブムタン谷を訪れた際にホテルの朝食で並んでいたのはパンケーキ・クレ。蜂蜜をつけて食べると絶品です。






ツアーでは実際に伝統器具を使ってプタ作りを体験します。
プタはつなぎなしの100%ソバ粉で作ります。作り方はいたって簡単。
まずはソバ粉に水を入れてしっかりとこねていきます。ドライバーさんは自分の感覚で水を入れていきます。これも普段から作りなれているからでしょうね。
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<一生懸命こねます>                     <後は押し出す!>

こねた後は、伝統器具”プタ製造機”に少しずつ入れて”ところてん式”に押し出して麺を作るのです。これがなかなか重労働。付加をかけるために、器具に座って押し出すことになります。
今では電動の機械があるようですが、ツアーでは昔ながらのプタ製造機を使います。
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プタ体験

<意外と重労働で座って体重をかけます>         <伝統的なプタ製造機>

前回は出来上がった麺をそのまま湯がいて、日本のソバのようにして食べてみました。つなぎなしといってもぱさぱさした粉っぽさは気にならず、日本のそばつゆで召し上がっていただきましたが、風味豊かな味が口いっぱいに広がります。
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<茹で上がったソバ 日本のそばつゆと共に>       <伝統の漆塗りの器と共に>

ブータンを訪れた際には、是非お召し上がりください。

※ブータンツアー↓
行って・見て・感じるブータン

notsu_saiyu at 19:13|Permalink