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2016年08月08日

~茶馬古道をゆく~ 宝山石頭城

今回は「茶馬古道をゆく大理・麗江からシャングリラへ」のコースをご紹介させていただきます。
私のお気に入りの場所、麗江のさらに北にある「宝山石頭城」です。

麗江市内からは車で約4時間、村の上方にある駐車場まで分乗車で向かいます。
その地形から、見下ろすことのできる景色にまず、息を呑みます。

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長江の支流、金狭江の峡谷にある巨大な岩の上に築かれた集落は、3方向が断崖絶壁となっており、
城砦と呼ぶにふさわしい佇まいを見せてくれます。
宝山石頭城は元代の1277年から1294年の間に築城されたと言われています。
当時、宝山州と呼ばれたこの地は、自然により形成された難攻不落の砦で、
この地に居住していた少数民族・ナシ族はかつて戦乱を避けるため、
山腹に沿うようにして村を築きました。

さて、車を降りてからは、歩いて村の中へ進んでいきます。
ここを歩くのは、荷物を運ぶ馬や鶏などの家畜か村人です。

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人一人通れるような細い道を下った先にある、民家の宿泊施設が、その日お休みいただく場所になります。

点在する民家に沿って、岩の上に路が敷かれており、
屋内の柱、水瓶、テーブル、長椅子、食器棚、暖炉等は岩によってできていています。

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村には展望台があり、隔離されたその空間にしばし心洗われ、
夕食は皆でテーブルを囲って、民家の庭で鍋料理をつつきあいます。

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《民家で料理をふるまってくれた女性》

村には街灯などはなく、夕食後に見た星空がとても綺麗でした。

雲南省の麗江に来たからには、
有名な世界文化遺産の古城だけでなく、こんな魅力的な宝山石頭城にぜひとも足を運んでください。

そんな宝山石頭城を訪れるツアーはこちら
↓ ↓ ↓
「茶馬古道をゆく大理・麗江からシャングリラへ」
http://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/GCCN65/index.html茶馬古道をゆく 大理・麗江からシャングリラへ



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2016年05月27日

もう一つのシルクロード 仏教美術を求めて③

「黄土高原の仏教美術を訪ねる旅」、
最終回は3つ目のシルクロード世界遺産、『炳霊寺石窟』をご紹介いたします。

③『炳霊寺石窟』
甘粛省の省都・蘭州の黄河北岸にこの石窟はあります。

ここへ行くには、劉家峡水ダムからモーターボートで約1時間。
小さなボートで風を切って走ります。

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全長200mにわたる石窟は一六国時代の西秦420年から隋、唐、明、清時代まで造営され、
最盛期の唐代には3,000人もの僧侶が居住していたと言われます。

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険しい渓谷にあり、他宗教からの破壊や外国人探検家による持ち出しを逃れたため、
貴重な仏像が多く残されています。

「炳霊」とはチベット語で「十万仏」を意味しているそうです。

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高さ27mの磨崖仏、唐代作の弥勒仏。

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対岸より、巨大な磨崖仏を眺めながらの青空ランチ。

ここでも一般開放窟だけでなく、
特別拝観窟へツアーへはご案内いたします。
急な木造階段を上って見る価値は十分にあります。

「黄土高原と仏教美術の旅」、いかがでしたでしょうか。

黄土高原に華開いた仏教芸術を訪ねて、
ぜひ興味のある方はお申し込みください。

そんな仏教美術を訪れるツアーはこちら
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「黄土高原と仏教美術の旅 8日間」


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2016年03月15日

もう一つのシルクロード 仏教美術を求めて②

皆様、こんにちは。

前回、「黄土高原の仏教美術を訪ねる旅」について書かせていただきましたが、その延長です。
今回は2つ目のシルクロード世界遺産、中国四大石窟の一つ『麦積山石窟』をご紹介いたします。

②『麦積山石窟』
甘粛省2番目の大都市、天水にあるスポットです。 
麦積山はその形状が収穫した麦束を積み上げた様の孤丘なので、そう名付けられました。

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高さ200mの断崖絶壁に、194窟(東崖に54、西崖に140)、塑像・石像約7200体、
壁画約1300㎡が現存しています。

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造営は後秦(384-417年)から清に至るまで千数百年、絶え間なく続けられました。
実際、訪れてみると、その価値、迫力には驚き、「東方彫塑館」と呼ばれる所以も十分納得できます。

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各石窟の崖は、幅狭い桟道で結ばれており、観光客は桟道と階段を上り下りしながら、
石窟巡りをします。高所恐怖症の方は少し苦手かもしれません・・・

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特別拝観窟も、見学いたします。
鍵がかけられており、係員さんに鍵を開けてもらわなければいけません。

いかがでしたでしょうか。
さて、次回は最終回。蘭州、炳霊寺についてご紹介いたします。


そんな仏教美術を訪れるツアーはこちら
↓ ↓ ↓
「黄土高原と仏教美術の旅 8日間」





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2015年04月10日

もう一つのシルクロード 仏教美術を求めて

皆様、こんにちは。

待ちわびていた春到来。
ちょうど季節の変わり目で、出掛ける服装に迷う時期ですね。

今回は3月に行ってきた中国、黄土高原の仏教美術を訪ねる旅についてご紹介します。

そもそも黄土高原とはどのあたりを指すのかというと・・・
黄河中流部流域を通る山西省、陝西省、寧夏回族自治区、甘粛省、内モンゴル自治区などの行政区域をまたぐ高原地帯です。地図上で指せば、ちょうど中国の真ん中の内陸のところ。

これまで弊社では観光オフシーズンの12月~3月にあたる冬場のみツアーを設定していました。今年は通年でツアーを設定しております。寒いのが苦手という方でも大丈夫。
もう一つのコアなシルクロードをたどりに、是非ご参加ください。

ツアーの魅力を伝えるべく、中でも、昨年2014年に「シルクロード 長安=天山回廊の交易路網」として世界遺産にも登録された3つの石窟たちをご紹介いたします。
 

①『彬県大仏寺石窟』

西安からバスに乗って約2時間の彬県にあるスポットです。
古来のシルクロードの道がここにあっただけでなく、現在に至っても、さらに西方のウルムチへと続く、国道312号線上のシルクロードの主幹線上沿いに位置しています。唐の時代、2代皇帝・李世民が戦死した将兵を弔うため、628年に建てました。

入口をくぐると、目前には400メートルの長さがある立体岩が寺院と一体化しています。ここにはなんと洞窟が合計130個、仏像を安置する石室446所、仏像が1,980個あるそうです。

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石窟には説明してくれる専門ガイドさんもいるので、詳しい話が聞けます。

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ここ一番の見どころは何と言っても中央の大仏窟にある、高さ23.5mの阿弥陀如来像。甘粛省では一番大きなもので、唐代に特徴的なふくよかな体つきをしています。

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阿弥陀如来の左に立つ、観世音菩薩。右側には実は大勢至菩薩が立っています。

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「明鏡台」と呼ばれる楼閣は清代に建て直されたもの。全部で5層ありますが、第一層には「覚路(悟りへの道)」と記されています。

明鏡台



いかがでしたでしょうか。
さて、次回は甘粛省の天水にある麦積山をご紹介します。


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「黄土高原と仏教美術の旅 8日間」







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