at 09:07│グジャラート州 | インドの染織

2017年09月17日

今注目を浴びるグジャラートへ!

東京は渋谷区にある、渋谷区立松濤美術館。
現在、インドテキスタイルファン必見の展覧会が開催されているのでご紹介します!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
畠中光享コレクション インドに咲く染と織の華
Hatanaka Kokyo Collection – Masterpieces of old Indian textiles
2017年8月8日(火)〜9月24日(日)
August 8 - September 24,2017
詳しくはリンク先をご覧ください

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

日本画家、畠中光享氏のインド染織コレクションから約150件を選び、制作当初の姿である「布」という広い画面でみることによりその魅力を紹介します(紹介文より)。

会場では、ターバン用の布が天井から床まで何枚も並んでいたり、天然染料で染められた木版更紗やカシミール地方のペイズリー模様の織物があったり・・・その多くを、ガラス越しでなく、直接見ることができます。

展示をご覧になって、インドのテキスタイルについてもっと知りたい!現地でどんな風に作られているのかを見てみたい!と思った方は、ぜひ西遊旅行の人気ツアー「グジャラート・テキスタイル紀行」へ!

ツアーでは、インド最西のグジャラート州西部の街・ブジを拠点に、染め・織り・刺繍などが作られる村や工房を巡ります。また、手仕事が作られている現場を見るだけでなく、実際に職人さんとともにワークショップを体験します。

55
インドの人間国宝・ギータさん宅で刺繍のワークショップ

43
絞り染の工房にて。極小の「しぼ」でクジャクが描かれています

30
木版更紗アジュラクの工房にて。天然染料による木版更紗は一度廃れてしまいましたが、地元の人の努力により復活しました

テキスタイルファンのほかに、写真撮影やスケッチがお好きな方にもオススメのこのコース。 普段のツアーでは訪れないような村を訪問し、ワークショップの間は数時間滞在しますので、その間にゆったりと村での滞在をお楽しみいただけます。

グジャラート州はモディ首相の出身地だということもあり、近年開発が進められ、中心都市のアーメダバードはここ10年で近代都市に変貌を遂げました。

日本企業も多数進出し、日本の新幹線の技術を利用したムンバイ・アーメダバード間高速鉄道事業の起工式典に安倍首相が訪れたばかりです。

今、注目を集めるグジャラートへ。この秋、ぜひ訪れてみてください!

ご紹介したテキスタイルツアーはこちら!
グジャラート テキスタイル紀行 
10月21日(土) ~ 10月28日(土) 8日間 298,000円 催行決定!残席あります!

ほかにもあります!グジャラートを訪れるツアー!
グジャラート Gujarat 
11月18日(土) ~ 11月29日(水) 12日間 348,000円
02月03日(土) ~ 02月14日(水) 12日間 348,000円
02月21日(水) ~ 03月04日(日) 12日間 348,000円

美しきグジャラート 階段井戸とシャトルンジャヤ巡礼
11月18日(土) ~ 11月25日(土) 8日間 278,000円
12月27日(水) ~ 01月03日(水) 8日間 328,000円 満席!キャンセル待ち受付中 
01月27日(土) ~ 02月03日(土) 8日間 278,000円
02月17日(土) ~ 02月24日(土) 8日間 278,000円

※催行状況は2017年9月15日現在のものです。詳しくはお問い合わせください。

at 19:36

2017年08月15日

美しきインドの森へ

ナマステ!
こんにちは。大阪支社の杉本です。

皆さんはインドの森に足を踏み入れたことはありますか?
インドには、私たち日本人がまだまだ知らない豊かで美しい森があることをご存知でしょうか。
 
今回は、4つの国立公園を巡るツアーの一部をご紹介させていただきます。
 
***************************************************************************
 IMG_2103
バンダウガルにて

トラは食物連鎖のトップに君臨する森の王者。9つの亜種がある動物ですが、既にその内の3亜種が絶滅しており、残る6亜種も全てがレッドリストに掲載されている絶滅危惧種です。
 

20世紀初頭、世界に約10万頭のトラがいたと言われています。しかし、今日では3000~5000頭までに減ってしまっています。中でもインドは約1700頭の野生のトラ(ベンガルタイガー)が生息しており、世界一のトラの生息国です。
 

この100年の間でこれほどまでに野生のトラの生息数が減ってしまった大きな原因の一つは、生息地の約9割が失われてしまったこと。人口の増加に伴い森の開発が広がり、トラやその他の森の動物たちの住む場所がなくなってしまいました。トラは、縄張りを持つ動物です。その広さはオスは約30~40㎢、メスで約20㎢と言われます。人里が森の奥まで広がると、住む世界の境界が近くなり、トラと人間の間で衝突が起こってしまいます。人間にとって大切な家畜を襲うトラは、害獣として殺されてきました。

また、その美しい縞模様は、イギリス統治時代の官僚たちやインドのマハラジャたちの標的となり、「トラ狩り」が行われてきました。

更に、トラを原材料として使った漢方薬も作られ、当時は日本もその最大の市場でした。
 

その結果、トラは今絶滅の危機を迎えることとなってしまったのです。
IMG_2291
草むらで休むトラ
 ******************************************************************

ツアーでは、バンダウガル国立公園、カーナ国立公園、ペンチ国立公園とタドバ国立公園の4つの公園で
タイガーサファリを楽しみます。
 

バンダウガルは、世界でも有数のトラの遭遇率を誇るタイガーリザーブです。また、トラの保護にも成功をしていることでも有名な公園です。カーナとペンチは、キップリングの「ジャングルブック」の舞台になったことで知られています。そして、タドバはここ約5年で20頭程トラの生息数が増えたことで、タイガーサファリの人気が出てきた公園です。
 
IMG_2486
 カーナにて

ここ数年、あいにく良い雨に恵まれなかったMP州。水場の美しい森は、今シーズンは乾いた印象を受けました。それでも、新しい命の誕生という嬉しい知らせもあり、森ではアラームコール(捕食される動物が鳴らす警戒音)や鳥のさえずりが響いていました。
 

個人的に一番印象に残っているのはタドバでの出会いです。
 

モハリエリアには、ソナムという名のメスが縄張りを持っていました。
彼女には、4頭の子供たちがいます。また、タドバエリアには、マヤというメスがおり、彼女もまた3頭の子供たちがいます。私はマヤファミリー(通常トラは単独行動をとり、またオスは子育てには関わりません)と、ソナムの子供たちの父親であるバジェランガに出会うことができました。
 

タドバはMH州にありますが、昼間はまるで灼熱です。暑さが苦手なトラは木陰や水場にいます。この日、マヤファミリーはお気に入りの水場に来ていました。マヤの隣で3頭の子供たちはじゃれあったり、マヤに甘えたり。本当に美しいといしか言いようのない光景でした。

IMG_2797

IMG_2828
マヤと子供たち
 

翌日早朝、この日は少し気温が低く清々しい気候でした。森に入ると右から左からアラームコールが聞こえてきます。なんと素晴らしい響きでしょうか。まるで森が息づいているようでした。森の中でトラたちが闊歩していることが想像されました。それだけで胸が高鳴ります。すると、藪の中から物音が。静の中で動くトラの姿が目に入りました。バジェランガです。大きな体の立派なオス。彼は悠然と森の中を歩き、私たちのジープの前を横切り、また森の奥へと姿を消していきました。
 
IMG_2874
バジェランガ
 

先にも言いましたが、トラは食物連鎖のトップに君臨する動物です。トラが森にいるということは、森が豊かである証拠です。
 

一度野生のトラを見ると、その魅力を感じない人はいないのではないでしょうか。しなやかな筋肉、美しい毛並、鋭い眼光。これほど美しい動物は他にはいません。
 

3年前、野生のトラとの出会いを果たして以来、私はすっかりその虜になってしまいました。そして、守らなくてはならない動物であるというこを、改めて知ることとなりました。
 

皆様にも是非、この感動を味わっていただきたいと思っています。
そして、インドの奥深さも知っていただければ・・・と思います。
 

※トラとの遭遇は100%ではありません。自然のことですので、サファリをしてもトラに出会えないこともあります。


インドでサファリを楽しむツアーはこちら
↓↓↓


ベンガルタイガーを求めて タドバとバンダウガル

インド中央部の四大国立公園  ベンガルタイガーリザーブへ

インド西部・3つの国立公園を訪ねて

コルベット・コアゾーンサファリとランタンボール国立公園

チトワン国立公園とコルベット・コアゾーンサファリ

アッサム・カジランガサファリ





at 18:46│インドの国立公園・野生動物 | ベンガルタイガー

2017年06月30日

【発表!】ワイルドライフ🐯インド西部・3つの国立公園を訪ねて

6月中頃皆様にお送りしました新パンフレット「世界の野生動物に出会う旅- WILDLIFE OF THE WORLD -」! みなさま、お手元に届きましたでしょうか??

■sandai (12)
バニヤンの木が茂るランタンボール国立公園

(まだ届いてない!という方は、無料でお送りしますのでこちらまでご連絡ください

■sandai (15)
ムネアカゴシキドリ

このパンフレットでは、野生動物の観察に特化した、22種類のコースを掲載しております。

■sandai (9)
アジアライオンの親子(ササン・ギル国立公園)

その中で、インドを訪れるコースは5種類。どれもベンガルタイガーの観察をメインにしていますが、希少なアジアライオンやインドサイと出会える他の国立公園と組み合わせたりベンガルタイガーとの出会いにとことんこだわったりと、コースごとに特色があります。

■sandai (11)
準絶滅危惧種に指定されているブラック・バック(ヴェラヴァダール・ブラックバック国立公園)

2009年の視察以来、毎年、西遊旅行のスタッフがインドの各国立公園のスタッフと密に連絡を取り合い、

「この国立公園は今年子ども(ベンガルタイガーの、です)が●頭生まれたらしい!」とか、

「あの美しい●●(ベンガルタイガーの識別番号やニックネームです)が縄張り争いに敗れたらしい!」とか、

もはや国立公園内のトラの家族構成を把握しているくらい愛情たっぷりにツアーを作らせていただいております

■sandai (7)
岩場でくつろぐベンガルタイガー(ランタンボール国立公園)

インドの国立公園の予約システムは大変複雑で、流動的です。是非、西遊旅行のツアーで安心して訪れ、インドの自然とそこに暮らす野生動物の美を体感してください!

■sandai (8)
シマハイエナ(ヴェラヴァダール・ブラックバック国立公園)

ちなみに、今回の記事に使用している写真は全て、パンフレット7ページ

インド西部・3つの国立公園を訪ねて

のツアーのものです。動物の観察はもちろん、各地で滞在するホテルにもこだわりました。ヴェラヴァダール・ブラックバック国立公園では、グジャラート州で唯一のエコブティックロッジを確約しています。

■sandai (1)
お部屋の一例

Text by Megumi Nakatani

『WILDLIFE OF THE WORLD 世界の野生動物に出会う』内 インドの旅5種類

ベンガルタイガーを求めて タドバとバンダウガル

インド中央部の四大国立公園 ベンガルタイガーリザーブへ

インド西部・3つの国立公園を訪ねて←今回ご紹介したコースはこちら!

チトワン国立公園とコルベット・コアゾーンサファリ

コルベット・コアゾーンサファリとランタンボール国立公園




at 06:58│インドの国立公園・野生動物 | ベンガルタイガー

2017年06月19日

【発表!】世界の野生動物に出会う旅- WILDLIFE OF THE WORLD -

先日、6月の新しいパンフレットを発表いたしました!
みなさま、お手元に届きましたでしょうか??

(まだ届いてない!という方は、無料でお送りしますのでこちらまでご連絡ください

その中に

image


大ボリュームになった「世界の野生動物に出会う旅- WILDLIFE OF THE WORLD -」発刊第2号が入ってます!
表紙はタドバ国立公園(インド)のベンガルタイガーです

image


ずらりと並んだラインナップ。インド以外にも、

ネパール、スリランカ、インドネシア、ボツワナ、ケニア、タンザニア、ウガンダ、エチオピア、フィンランド、ノルウェー、コスタリカ、エクアドル、ロシア、そして日本!

動物観察に特化した西遊旅行ならではのツアー全22種類をご用意しております。

image


インドのツアーは全5種類

2009年の視察から始まり、その年の国立公園の状態や、野生動物の観察状況によって、毎年改良を重ねてきたコースです。ぜひじっくりとパンフレットをご覧になってみてください!

それぞれのツアーのみどころは、また次回以降ご紹介いたします


『WILDLIFE OF THE WORLD 世界の野生動物に出会う』内 インドの旅5種類

ベンガルタイガーを求めて タドバとバンダウガル
インド中央部の四大国立公園 ベンガルタイガーリザーブへ
インド西部・3つの国立公園を訪ねて
チトワン国立公園とコルベット・コアゾーンサファリ
コルベット・コアゾーンサファリとランタンボール国立公園




at 12:00│番外編 バングラディシュ | インドの染織

2017年05月31日

発表!「バングラデシュテキスタイル紀行」おすすめの展覧会情報も!

前回に続き、特集パンフレット「インド・バングラデシュのこだわりの旅6選」をご紹介しております。

こちらのパンフレットには、他ではなかなか見られない西遊旅行らしいコースが勢揃いしておりますが、本日ご紹介するのは


「バングラデシュ テキスタイル紀行」7日間 298000円
 

です!

bangladesh-2
ベンガル地方の刺子「ノクシカタ」

こちらのツアーでは、前回ご紹介した「グジャラート テキスタイル紀行」と同様、テキスタイルに特化した村巡りワークショップをお楽しみいただけます。

bangladesh-1
素朴な村々を巡ります

ツアーで訪れるベンガル地方で有名な手仕事は、ノクシカタジャムダニ織り

ノクシカタについてはこちらのブログで、ジャムダニ織りについては以前、冊子「きんとうん」の「世界の手仕事」で、書かせていただきました(本社に在庫がありましたら、お送りできます)。

そして、ラッキーなことに今、東京でノクシカタ(≒カンタ)に関する素晴らしい展覧会が開催されています!


白の刺子 カンタ - ベンガルでの出会い
2017年4月6日 - 7月15日
場所   :岩立フォークテキスタイルミュージアム(東京・自由が丘)
開館日  :会期中の木・金・土曜日
開館時間 : 10:00 - 17:00 *入館は16:30まで(Last Entry16:30)
入館料  : ¥500 [小中学生 無料、高大生 300円、障がい者とその同伴者 300円] 
詳しくはこちらをご覧ください!


以前、私が岩立さんのノクシカタの大規模なコレクション展に行ったのは、2014年日本民藝館でしたでしょうか?虫眼鏡をお借りできるサービスがあり、「??」と思っていましたが、なるほどどの布も穴があくほど見つめていたい、何度見ても新しい発見がある一品ばかりでした。この貴重な機会に、是非訪れてみてください!

ノクシカタについてもっと知りたい!という方には、こちらの本もおすすめです。

ベンガルの刺繍カンタ展:その過去と現在』2001年に出版された図録です。写真が豊富で、ノクシカタにそれぞれの時代の女性たちの想いが描かれてきたことがよくわかります。図書館や古本屋さんで見かけられたらぜひご覧になってください!
インド 大地の布』ノクシカタ以外にも、アルナチャールプラデーシュ州の野生のシルク布やラジャスタン、グジャラートの刺繍、バラナシのシルクなど、インド全土の貴重な手仕事について紹介されています。

(そして、村の女性たちと実際にノクシカタ制作を体験したくなったら、ぜひ西遊旅行のツアーへ^^)

Text by Megumi NAKATANI

インド・バングラデシュのこだわりの旅6選」ラインナップはこちらです!


【インド・こだわりの旅4コース】


ラジャスタン Rajasthan


グジャラート テキスタイル紀行


原インドを撮る ソンプール・メーラと聖地バラナシ


ナガランド ホーンビル・フェスティバル見学


【バングラデシュ・こだわりの旅2コース】

黄金のベンガル バングラデシュ

 シュンドルボンの祭りドゥブラ・ラッシュ・メーラ見学


バングラデシュ テキスタイル紀行



at 22:33│グジャラート州 | インドの染織

2017年05月25日

【発表!】インド・バングラデシュのこだわりの旅6選

2017年10月〜2018年2月に出発する、
インド・バングラデシュの新コースを発表いたしました!
お手元に届きましたでしょうか?
(まだ届いてない!という方は、無料でお送りしますのでこちらまでご連絡ください^^)

image

ラインナップは以下です!


【インド・こだわりの旅4コース】


ラジャスタン Rajasthan


グジャラート テキスタイル紀行


原インドを撮る ソンプール・メーラと聖地バラナシ


ナガランド ホーンビル・フェスティバル見学


【バングラデシュ・こだわりの旅2コース】

黄金のベンガル バングラデシュ

 シュンドルボンの祭りドゥブラ・ラッシュ・メーラ見学


バングラデシュ テキスタイル紀行


さて、こんなにバラエティに富んだラインナップ、どれを選べばいいかわからない。。
ということで、ツアー担当者に「オススメコース」を聞いてみましたら、ズバリ

「グジャラート テキスタイル紀行」8日間 298000円


とのこと!

image

・インド最西部、マハトマガンディーとモディ首相の出身地、最近は日本からのビジネス進出でも注目されるグジャラート州
・その中でも最も西部にあり、豊かな染織文化が息づくカッチ地方を巡ります
・カッチ地方の中心にある街ブジに3連泊し、染織で名高い村々や工房を巡りカッチの大自然も堪能
・最終日、デリーに戻ってからも各州の手工芸品が一堂に集まる施設ディリーハットクラフトミュージアムを訪問

などなどテキスタイルファン必見のコースです。また、タイトルに「テキスタイル」とついてはいますが、
実はテキスタイル以外の目的で訪れる方が必ずいらっしゃるのもこのコース。

・ブジに3連泊する→のんびり滞在型の旅がお好きな方。
・素朴な村々を巡り、各村で染織のワークショップなど滞在時間も長い→スケッチや写真撮影がお好きな方。他のツアーと比べてゆっくりとスケッチ、お写真に時間がとれます!

個人的には、何度訪れても様々な発見があり、また行きたくなるのがグジャラートです。
今までにもいくつかブログを書きましたので、よかったら読んでみてください

※過去のブログの内容には、今回訪れない観光地が紹介されている可能性があります。

そしてそして。。もちろん「グジャラートテキスタイル紀行」以外のコースも魅力たっぷり
ですので、次回以降、ご紹介していきたいと思います^^

Text by Megumi NAKATANI

at 17:23│ラダック | ザンスカール

2017年04月29日

【本の紹介】ラダック、ザンスカールに行くなら!『マンダラ探検 チベット仏教踏査』

初夏から始まる、インド・ラダック地方への旅。
中でもご好評をいただいているのが、秘境・ザンスカールを訪れる旅です。

西遊旅行で行く!ラダック、ザンスカールのツアーはこちら

最近は、ラダックやザンスカールに関する本が比較的手に入りやすくなりましたが、臨場感あふれる旅行記としておすすめしたいのはやはりこちら!

image


『マンダラ探検 チベット仏教踏査』佐藤健 人文書院 1981年

です。

作者の佐藤氏は、毎日新聞社の記者・ジャーナリスト。1976年、30代前半のころ、「宗教を現代に問う」という企画を機に仏教に関心を持ち、仏教に関する様々な取材を行うようになります。

そして、1979年、高野山大学の「ラダック・ザンスカール仏教文化調査隊」に参加。本書はその旅のルポルタージュです。

今でこそ、車で2日で行けるようになった(!)ザンスカール。佐藤氏が訪れた当時は、車と馬を使い、何日もかけて旅をしました。また、道中、インドから多くの経典を持ち帰りチベット語に翻訳した「大翻訳官」リンチェンサンポの足跡を辿り、リンチェンサンポ建立だと伝えられるカシミール様式の寺院と仏教美術を巡り、そのデータを収集しました。

rinche (1)
アルチ僧院に残された、リンチェンサンポだと伝えられる壁画。

当時、佐藤氏を案内したのは、のちに西遊旅行もラダック、ザンスカールの旅でお世話になったツプテン・パルダン氏。1980年代に発行された雑誌「みづゑ」には、若かりし頃のパルダン氏と佐藤氏の対談なども載っています。

ハラハラドキドキの旅の様子を楽しみながら、ラダックやザンスカールの仏教美術についても学べる本書。旅の予習はもちろん、ラダック、ザンスカールってどんな所なんだろう?と思っている方にもおすすめです。中公文庫から、文庫版も出ています。

image


ちなみに、どちらの写真にも、本にやたらと付箋が貼ってあるのにお気づきでしょうか…。「ザンスカールに行く」というスタッフで回し読みしていて、数年後、私の手元に戻ったときにはこんな風に(笑)。本に出てきたネタをツアー中にスタッフが話していても、あたたかく見守っていてくださいね

西遊旅行で行く!ラダック、ザンスカールの旅全8種類!
インド最北の祈りの大地ラダック
ラダック 仏教美術にふれる旅 ←リンチェンサンポの足跡を巡ります!
ヌブラ谷とパンゴン・ツォ
ザンスカール
ザンスカール最深部 プクタル・ゴンパを目指して
ザンスカールとパンゴン・ツォ
絶景のマナリ・レーロード大走破
西部ヒマーチャル冒険行
インドヒマラヤ冒険行