at 18:57│ベンガルタイガー 

2016年10月14日

【発表!】ベンガルタイガーと出会う、こだわりのインドの森パンフレット

毎年ご好評をいただいている、インドの森・ベンガルタイガーを訪ねる旅
2017年の新コースを発表致しました!

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ベンガルタイガー Bengal Tiger

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インドクジャク India peacock

今年お届けするコースは以下の5本!
2009年の視察以降、述べ250名を超えるお客様をインドの森へご案内した西遊旅行。
毎年のツアーの積み重ねから学んだとらの習性や出生数、自然現象、
そしてインドの国立公園特有の予約システムなどを考慮し、
ベンガルタイガーとの出会いに徹底的にこだわったサファリツアーです。

ポイント①「カーナとバンダウガル」では8日間で計9回のサファリ!

今年復活したカーナとバンダウガルを訪れるコースでは、全日空を利用することで、8日間で計9回のサファリをお楽しみいただけるようになりました。
中でも、世界一のトラ生息密度を誇るバンダウガルで計6回のサファリを満喫します。

対象コース: ベンガルタイガーを求めて カーナとバンダウガル

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バンダウガル国立公園にて

ポイント② 新企画「バルディアとコルベット」では希少なネパールのトラを狙う!

西ネパールから国境を越えインドへ、ネパールとインドの「タイガーベルト」を行く新企画「バルディアとコルベット・コアゾーンサファリ」では、これまで観察が難しいとされてきたネパールのトラを狙います。また、インドでは、最古の国立公園コルベットの中でも、フォトグラファーに人気の「コア(中核)・ゾーン」になんと宿泊!宿の前を野生の象が通過する・・なんてことも!


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ジム・コルベット国立公園のベンガルタイガー

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バルディア国立公園の湿地とインドサイ

ポイント③ 新企画「西部インド・3大サファリ」ではインドのネコ科ビッグ3トラ・ライオン・レオパードと出会う!

「西部インド・3大サファリ」のコースでは、ベンガルタイガーに加え、インドのネコ科動物を代表するライオン(アジアライオン)、レオパード(インドヒョウ)の生息地も訪問。アジアライオンは世界でもササン・ギル国立公園にしか生息しておらず、貴重な出会いとなります。また、レオパードと出会うため、近年インド人カメラマンの間で話題になっているラジャスタン州・ウダイプル近くの渓谷・ベラへ。岩山をテリトリーとして、35〜40頭が暮らしています。 


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アジアライオンの赤ちゃん

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ベラのレオパード(インドヒョウ)

こちらのコースが掲載されたパンフレット「インドの森サファリ」は本日より順次発送。10月15日ごろからお手元に届きます。手元に届いていないという方、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください

Text by Megumi Nakatani 

at 15:03│オリッサ州 

2016年08月29日

【復活!】オリッサ・バスタール民俗行③オリッシーダンスの楽しみ方

政府の許可の関係で4年ぶりに復活した人気コース「オリッサ・バスタール民俗行」。前回、前々回はツアーで出会えるボンダ族ドングリア・コンド族についてご紹介しました。今回は、ツアー中に見学するインド四大古典舞踊のひとつ、オリッシーダンスをご紹介します。

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オリッシーダンスを踊る女性

オリッシーダンスの歴史

オリッシーダンスの現在の形ができたのは11世紀ごろ。デーヴァダーシーと呼ばれる巫女たちが、ジャガンナータ神に捧げる奉納舞踊として発展しました。その長い歴史の中で、「女性蔑視だ」と女性による舞踊が禁止され、代わりに少年がオリッシーを踊るなど(ゴティプオといい、これも魅力的な舞踊です)…紆余曲折がありましたが、現在では素晴らしい芸術のひとつとして認知されています

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13世紀に作られたオリッサ州・コナーラクのスーリヤ寺院。側面にはオリッシーダンスを踊る女性の姿が。

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スーリヤ寺院全景。奥は本殿。手前は「ナト・マンディル(舞堂)」と呼ばれ、かつては屋根があり、ここでデーヴァダーシーたちが神に踊りを捧げました。

衣装はオリッサ州原産の絣サリー

オリッシーダンスの衣装は、一枚のサリーから仕立てられています。上は体のラインに沿ったブラウス、下は前にひだのついたズボン。オリッサ州は絣のサリーが有名で、よく見るとダンスの衣装にも渋い絣布が使われています。是非注目してみてください。

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オリッサ州の絣のサリー

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絣のサリーで仕立てた衣装を着たダンサー。出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC#/media/File:The_Odissi_Costume_-_Dipanwita_Roy.jpg
 

白と銀で統一された装飾品

オリッシーダンスにはオリッサの名産のひとつである銀細工が使われています。頭の飾りは白。この飾り、最近ではプラスチックなど代用品が多いのですが、本来は「タヒア」という植物の茎でできています。 インドの衣装と言えばキラキラや原色の色合いを想像しがちで、それはそれで魅力的なのですが、オリッシーダンスの装飾品はとってもシックで素敵です。

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頭の後ろの飾りが「タヒア」。真ん中から突き出ているのはお寺の塔を表す飾り。

基本の演目は5種類のみ

オリッシーダンスの基本的な演目は5種類(もちろんたくさんのバリエーションがあります)。踊る順番も決まっていて、基本的に「マンガラチャラン」で始まって「モクシャ」で終わります。マンガラチャランは舞台の成功をジャガンナータ神にお祈りするダンス。モクシャは「解脱」を意味するサンスクリット語で、ストーリー性は少なく、早い足さばきや優雅な上半身の動きなど、踊り手の技術により観客をぐいぐい引き込みます。

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片足50個ずつの鈴(グングル)をつけて踊ります。

優雅なポーズ「トリバンギ」に注目

オリッシーの基本的なポーズは「トリバンギ」。「トリ=3」、「バンギ=曲げる」を意味し、胸、腰、足の3ヶ所をS字のように曲げたポーズです。この基本の形をキープしたまま、片足を上げたり手を動かしたりします。やってみると、難しい。かなり体が柔らかくないと美しく決まりません。

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トリバンギから片足を上げるポーズ

ジャガンナータ神を模したポーズ「チョーカー」にも注目

トリバンギと並び、オリッシーの重要な基本ポーズが「チョーカー」です。トリバンギと逆でどっしりとして、丸太のようなポーズです。「チョーカー」は土着のトーテム信仰からヒンドゥー教に取り入れられたジャガンナータ神のポーズを模しています。このポーズをキープしたまま飛んだり、首だけ回したり。やってみると太ももの筋肉を中心にかなりきついポーズです。

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後ろ両脇の女性のポーズが「チョーカー」

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インドの神様の中で異色を放つジャガンナータ神

「ムドラ」を少し覚えてから見ると楽しい

「ムドラ」とは簡単に言うと「手の形」のことです。オリッシーダンスでは、それぞれのムドラが意味を持っていて、また組み合わせによっても意味が変わってきます。たとえば片手をパーにして指をそろえると「パタカ(旗)」。両手をパタカにして、上下に重ねて親指をくるくる回すと「マッチョ(魚)」などです。そして舞踊の中で、ムドラと表情、体のポーズを組み合わせ、まるで手話で話すようにストーリーを語ります。

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パタカ(左)とマッチョ(右)。出典:http://www.aghori.it/mudra_eng.htm

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「白鳥のくちばし」を意味する「ハンサッシャ」のムドラ。

ラーマーヤナやヴィシュヌの化身について、ちょっと知っておくとさらに楽しい 

オリッシーダンスの踊り方には、ストーリー性のある「アビナヤ」と、ストーリー性が少ない「純粋舞踊」の2種類があります。アビナヤでは、インド人なら誰でも知っている神様や、叙事詩「ラーマーヤナ」、ヴィシュヌの10の化身などが表現されることが多いので、少し予備知識があると「あ、これはあのシーンだな」と楽しさが倍増します。

。。と、ここまでいろいろ書いてきましたが、オリッシーダンスは何の予備知識なく見ても非常に面白い、ちょっと勉強してから見るとさらに面白いダンスです。日本の歌舞伎などもそうですよね。オリッサ・バスタール民俗行のコースのハイライトは、もちろん定期市の訪問ですが、インドが誇る伝統舞踊・オリッシーダンスの見学も是非お楽しみください。 

Text by Megumi Nakatani 

※出典の記載のない写真は過去のツアーで弊社添乗員が撮影したものです。今期のオリッサ・バスタール民俗行では夜に屋内または屋外にてオリッシーダンスを見学します。

11月12日発コースは催行間近!
今も息づく貴重な少数民族の文化を求めて、インド北部の山岳地帯を行く。5ヶ所で定期市を訪問。失われゆく各部族の伝統文化を求め、驚きに満ちた東インドへ。 
 

at 16:58│オリッサ州 | インドの民族

2016年08月18日

【復活!】オリッサ・バスタール民俗行②ドングリア・コンド族

前回から引き続き、4年ぶりに復活した人気コース「オリッサ・バスタール民俗行」のみどころをご紹介します。

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白い民族衣装に3つの鼻飾り、たくさんの装飾品で着飾ったドングリア・コンド族

前回ご紹介したボンダ族の訪れる定期市と並び、旅のハイライトとなるのがドングリア・コンド族の訪れるチャティコナの水曜市です。

ドングリア・コンド族の属する「コンド族」は、オーストラロイド(オーストラリアやニューギニア、メラネシアの人々と同種)に分類されます。

オリッサ州南東部・密林に覆われた「ニャンギリの丘」に暮らし、山の神“Niyam Raja”を信仰するドングリア・コンド族。山からはジャックフルーツやマンゴー、蜂蜜、竹などを取り、畑ではバナナやパパイヤ、生姜、オレンジなどを作ります。そして、収穫した作物をチャティコナの水曜市などの定期市で売り、生活必需品を購入します。

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ニャンギリの丘から市場を目指して歩くドングリア・コンド族の人々

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何人かのグループで山から下りてきます

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週に一度の市場は大賑わい

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作物を売ったお金で生活必需品を買います

男性はサゴ椰子からジュースを取り、強壮剤に。薬草の知識にも長け、山から取れる薬草でケガや病気を治療します(マラリアや蛇のかみ傷を治すという調査結果も!)。

豊かな山の恵みによって、何百年とシンプルな暮らしを続けて来たドングリア・コンド族。しかし、ここ10数年、彼らの生活が脅かされています。ニャンギリの丘にアルミニウムの原料となるボーキサイトが眠っていることがわかったのです。その価値はおよそ20億ドル。

イギリスに本社を持つ鉱山開発会社・ベタンダリソーシーズは、ドングリア・コンド族の聖なる山“Niyam Dongar”に露天掘りの鉱山を開発する計画をしています。


ボンダ族と同様、ドングリア・コンド族の村へも観光客の入場が禁止されています。彼らと出会えるのは、週に一度の定期市だけ。この機会に、是非訪れてみてはいかがでしょうか。

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 11月12日発コースは催行間近!
オリッサ・バスタール民俗行 
今も息づく貴重な少数民族の文化を求めて、インド北部の山岳地帯を行く。5ヶ所で定期市を訪問。失われゆく各部族の伝統文化を求め、驚きに満ちた東インドへ。 
 

at 11:26│オリッサ州 | インドの民族

2016年08月10日

【復活!】オリッサ・バスタール民俗行①ボンダ族の伝説

前回の階段井戸に続き、総合パンフレット140号の注目ポイントをご紹介していきます。


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ボンダ族の女性。頭の上の葉っぱは、この後仲買人に売っていました。2009年弊社添乗員撮影。

4年ぶりに復活した「オリッサ・バスタール民俗行」

写真好きの方や民俗学好きの方にご好評いただいていたコース「オリッサ・バスタール民俗行」。

オリッサとは、インド東部オリッサ州
バスタールとは、オリッサ州の西部に広がるバスタール地方のことです。
ここでは、ドラヴィダ系の少数民族の方々が昔ながらの暮らしを続けています。

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インド政府は、少数民族の生活保護の為、村への観光客の立ち入りを禁止しています。
彼らと出会う唯一のチャンスは、各地で開催される定期市
買い物のため、山から下りてきた少数民族の方々と出会うことができます。

ツアーでは、各地で開催される定期市を巡ります

2012年、ツアーのハイライトのひとつ・ボンダ族が訪れるアンカデリの木曜市での写真撮影が禁止され、ツアーが出来なくなっていましたが、今年、再び解禁になったという知らせが!さっそく、ツアーを復活致しました。

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山から下りてきて、市場へ向かうボンダ族の人々。2012年弊社添乗員撮影。

ボンダ族の伝説と暮らし

オリッサ州に暮らす少数民族の中でも、最も印象的なのがボンダ族の人々です。
人口は12000人ほど(2011年の調査による)
女性の服装は、短い布を腰に巻き、上半身は裸で、胸の前にたくさんのビーズのネックレスをたらしています。頭はスポーツ刈りで、そのまわりにもビーズを巻きつけ、真鍮のピンで留めています。

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頭にもたくさんのビーズ。真鍮のピンでまとめています。

このボンダ族の服装は、インドの古代叙事詩「ラーマーヤナ」に由来していると言う伝説があります。

昔、ラーマーヤナのヒロインであるシータが裸になって水浴びをしていると、ボンダ族の女性たちがくすくす笑いました。怒ったシータはボンダ族の女性たちも裸にし、さらに頭をスポーツ刈りにしてしまいました。許しを請うたボンダ族に対して、シータは彼女たちが着ていたサリーの一部を腰に巻くことを許しました。

この話は、ヒンドゥー教の人々が後から作ったものなのでは。。と個人的には思いますが、
太いシルバーの首飾りや、ビーズの装飾は、森での暮らしや狩りの際、身を守るためだという説が有力です。

また、ボンダ族の男女関係も独特です。ボンダ族の女性は、自分より年下の男性と結婚します。男性が一人前になるまでは女性が世話をし、年老いたあとは男性が女性の面倒を見ます。

ボンダ族の男性はお酒が大好き。椰子や米からお酒を作り、市場で売るのですが、道中自分で全部飲んでしまい、市場に着くころにはべろべろに酔っぱらっています。

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ツアーの後半、マルドゥーンの土曜市で、ボンダ族が仲買人に売っていた葉っぱを見つけました。

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竹ひごのようなもので丸く加工された葉っぱは、お皿として使われていました。中に入っているのは食用の蟻です。

このようなドラヴィダ系の人々は、古代からインド全体に住んでいたと考えられています。
紀元前1500年ごろ、イラン方面からアーリア系の人々がやってきて、ドラヴィダ系の人々はインドの南西部に移動しました。 

次回は、このツアーで出会えるボンダ族以外の人々についてご紹介します。

Text by Megumi Nakatani

ボンダ族がやってくるアンカデリの木曜市を訪れる 
今も息づく貴重な少数民族の文化を求めて、インド北部の山岳地帯を行く。5ヶ所で定期市を訪問。失われゆく各部族の伝統文化を求め、驚きに満ちた東インドへ。 

at 11:42│デリー 

2016年08月03日

大都会デリーの階段井戸 -Agrasen ki Baoli-

東京本社の中谷です。先日ついに発表されました、総合パンフレット140号。お手元にとどきましたでしょうか(無料でお送りしますので、お気軽にご請求ください!ご請求はこちら)。

この新しいパンフレットで発表したインドのツアーは13コース。新たなグジャラートの魅力に迫る新企画4年ぶりに復活したオリッサの民族コースなど、多種多様なコースをご用意しています。

今回のパンフレットでフィーチャーしている場所のひとつが階段井戸です。

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合わせ鏡を見ているようなアダーラジの階段井戸
 

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世界遺産ラーニキヴァーヴ(女王の階段井戸)。こちらの記事で詳しくご紹介しています。

階段井戸とは、その名の通り、階段のついた井戸です。普通の井戸と異なり、階段で地下に下りて行き、直接水をくむことができます。

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井戸の底から見上げた景色(アダーラジの階段井戸)

乾燥したインドで、水は生活必需品。水道のない村などでは、女性たちが水汲みに訪れ、ついでに涼んだり、世間話をしたり、情報交換をする場所として使われてきました。地域の支配者たちは、自らの権力を誇示するため、競って美しい階段井戸を建設しました。

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ラーニキヴァーヴの内部。長年柔らかい泥に埋もれていたため、現在も保存状態の良い彫刻を見ることができます。

今回のパンフレットでは、上写真のように豪華絢爛な階段井戸のほか、デリーの大都会の中に残る階段井戸・アグラーセンの階段井戸(Agrasen ki Baoli)を訪れるツアーも企画しました。

アグラーセンの階段井戸は、デリーの中心部コンノートプレイスの中心から南東へ、わずか300mのところにあります。背景はビル群。誰がいつ建設したのか、正確な記録はありませんが、伝説上の王アグラーセンによって造られ、14世紀に再建されたという言い伝えが残っています。

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都会の人々の憩いの場・アグラーセンの階段井戸。

その後、アグラーセンの階段井戸は大学生のデートスポットとして、地元の人々の散歩コースとして、人々に親しまれ続けてきました。

その立地の良さからか、アグラーセンの階段井戸はしばしばインド映画の撮影地として使われています。最も有名なものは2015年に公開された映画「PK(ピーケー)」。この映画は2016年10月に日本でも公開予定ですので、階段井戸のシーンに是非ご注目ください。

また、2016年7月に公開されたインド映画「Sultan(スルタン)」では、主人公であるレスラーが筋トレのためにアグラーセンの階段井戸を上り下りするシーンも。。

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アグラーセンの階段井戸で筋肉増強に勤しむ主人公。このあと重い煉瓦を階段にぶちまけていましたが、そんな大胆な使い方をするのによく撮影許可が出たなあ…インドの懐の広さを感じました。© Yash Raj Films

作った人がわからないくらいの古い歴史を持ちながら、人々の生活に根付き、親しまれ続けているアグラーセンの階段井戸。地元の人々とともに階段に腰かけ、昔のデリー、今のデリーに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

Text by Megumi Nakatani

アグラーセンの階段井戸も訪れる!140号発表コースはこちら
 


at 11:35│ラダック 

2016年07月22日

日本でも見られる!天空の湖パンゴン・ツォ

近年の絶景ブームのおかげさまで、最近大人気のラダックの旅
旅のベストシーズンは6月~9月ですので、ちょうど今次々とツアーが出発しているところです。

外国人だけでなく、インド人にとってもラダックは人気の旅行先のひとつ。
中でも、標高4,250mに位置する湖パンゴン・ツォは、ラダックに行くなら必ず訪れたい観光地のひとつとなっています。

パンゴン・ツォへの行き方に関しては、以前ご紹介しましたが、
今回はインド人が大好きなインド映画に登場するパンゴン・ツォをご紹介いたします。

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【Dil Se..(邦題:ディル・セ 心から)1998年 出典:filmapia.com】

私がインド映画の中で最初にパンゴン・ツォを見たのは「ディル・セ 心から」。ラダックの各地で主人公の二人が少々前衛的なダンスを踊るシーンで登場しました。他にもバスゴー僧院やアルチ僧院の周辺などがロケ地となっています。えっ、そんなお寺の屋根の上でダンスしていいの?とヒヤヒヤする場面も…。

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【3 Idiots(邦題:きっと、うまくいく)2009年 出典:filmapia.com】

インドにおけるパンゴン・ツォブームの火付け役となったのがこの「きっと、うまくいく」です。物語の最後で、主人公の男性をついに見つけた女性が、花嫁衣装にヘルメットをかぶり、スクーターで爆走する…というシーンで登場しました。

このころはインド国内でインターネットやスマートフォンが普及し、誰でもロケ地を検索できる時代でした。また、インドにバブルが訪れ、旅行を楽しむ人が増えた時期でもありました。

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【Jab Tak Hai Jaan(邦題:命ある限り)2012年 出典:filmapia.com】

この映画では、画面右の女性カメラマンが水着姿でパンゴン・ツォに飛び込むというシーンが話題となりました(標高が高く危険なため、実際の飛び込みシーンは別の場所で撮影されたようですが…)。男性に交じって、カメラマンとしてタフな仕事をこなす女性の姿は、経済が急成長している新しいインドを象徴しているように思えました。

どの映画も、日本語字幕付きのDVDやVHSが販売・レンタルされていますし、英語字幕付のものはインターネットで見ることができます。

ラダックに行ってみたいけど、どんなところなんだろう?とご興味を持たれた方は、映画をご覧になって、イメージを膨らませてみてはいかがでしょうか?

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こちらは2015年8月中旬、弊社添乗員が撮影したパンゴン・ツォです。

Text by Megumi Nakatani

まだ間に合う!パンゴン・ツォを訪れるコースはこちら

「ヌブラ谷とパンゴン・ツォ」
8月7日(日) ~ 8月14日(日)    8日間 328,000円 催行決定 残席わずか
8月21日(日) ~ 8月28日(日) 8日間 298,000円 催行決定
9月18日(日) ~ 9月25日(日) 8日間 298,000円  催行決定

※催行状況は7/22現在のものです。最新の状況は担当までお問い合わせください



 

at 11:47│グジャラート州 | インドの染織

2016年07月12日

【イベント報告】美味しいコーヒーとともに聞く グジャラートテキスタイルの魅力

すこし時間が経ってしまいましたが、 6月19日(日)、 サザコーヒー会長の鈴木誉志男氏をお招きし、
ミニイベント「美味しいコーヒーとともに聞く グジャラートテキスタイルの魅力」を開催させていただきました。今回は、その簡単なご報告をさせていただきます。

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鈴木氏の貴重なコレクションを西遊旅行・東京本社5階の会議室に展示させていただきました。

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アヒール族のミラー刺繍。家の入口に飾り、魔除けにするものだということです。今回も会場の入り口に展示させていただきました。

鈴木氏は茨城県ひたちなか市に本社を置くサザコーヒー会長で、日本コーヒー文化学会常任理事。
コロンビアに自社農園を持ち、現地を訪れる機会も多く、
 その豊富な経験から、NHK文化センターの講師としても活躍されています。 

どうして南米、そしてコーヒー関係の方がインド・グジャラートのお話を??と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。鈴木氏がテキスタイル収集を始めるきっかけとなったのは、仕事で訪れた南米で出会った、
インディオの女性たちが作る「モラ」という刺繍布でした。モラ刺繍にすっかり魅了された鈴木氏は、南米では飽き足らず、手仕事を求めて世界中を旅するようになり、インドネシアの絣、そしてインドのミラー刺繍などをコレクションしてこられたそうです。

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絞りやミラー刺繍の新作&アンティーク…


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今はもう作る人がいなくなってしまったモチ刺繍(左の白い布に花の刺繍)や、インドの人間国宝ソフィアさんのミラー刺繍など、貴重なコレクションをお借りしました。

インドだけでなく世界の様々な国の歴史や文化を交えたユーモアたっぷりのお話しと、お持ちいただいた美味しいコーヒーのおかげで、2時間の講演はあっと言う間に終了。来てくださったお客様からは、「コレクターの方からの話を聞くチャンスが少ないので、来てよかった!」「コーヒーも美味しかった!」とのお声を頂戴しました。

いつもは会場を別にレンタルして講演会・説明会を開催することが多い西遊旅行。たまには少人数でのアットホームな会もいいですね!また企画したいと思います。こんなイベントをやってほしい!というご意見がございましたら、ぜひこちらからお問い合わせください



西遊旅行こだわりのテキスタイルの旅。インド・グジャラートバングラデシュは発表済。
ラオス・染織の里サムヌアを訪れる改定コースは7月後半発表予定です!