2013年10月04日

南インドの食

ワナッカム!

朝晩の気温も大分落ち着いてきて、良い気候になって参りました。
これから紅葉も楽しい季節ですね。
季節の変わり目は、体調を崩しやすいものですが、体調にはくれぐれもお気を付け下さい。

さて、9月のシルバーウィークは南インドに行って参りました。
南インドは私の最も好きな旅先の一つです。

今回は、南インドの”食”についてご紹介させて頂きたいと思います。

皆さんは「インド料理」と聞いて、どういった料理を思い浮かべますか?

・・・「チキンカレーとナン」

こういった料理を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。
「チキンカレー」や「ナン」といった料理は、主に北インドで食べられています。
では、南インドではどういった料理なのでしょうか。

気候が温暖で、水と太陽の光が豊富な南インドの主食は”小麦(パン)”ではなく、
”米”と”豆”です。
また、北インドよりもピュアベジタリアンが多く、野菜中心のお料理です。
「カレー」というよりかは、「スープ」や「煮込み料理」といったものが多く、
ナッツやバターもあまり使わない、サラッとした料理が多いです。

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これは、南インドの定食「ミールス」。
北インドでは「ターリー」と呼ばれています。
中央のご飯と数種のおかず。これらをごはんの上で混ぜ合わせて色々な味を楽しみます。
なんと時間無制限のお替り自由。
いらいないと言うまで給仕係のおじさんが目を光らせて、料理を持ってきます。

ミールスの基本は、「サンバル」。
これは、トマトをベースに辛味と酸味のあるスープです。
そして「ラッサム」こちらも辛味と酸味のあるスープです。
酸味の正体はタマリンド。亜熱帯地域で良く見られるマメ科の植物です。

また、ココナッツが良く育つ南インドはココナッツも料理によく利用されます。
ポリヤルはココナッツを使った炒め物。
クートゥはココナッツミルクを使った煮物です。

そしてそれぞれの料理の香りの決め手は「カレーリーフ」。
柑橘系の爽やかな香りがします。日本の山椒のような香りです。
この香りがすると、南インドを感じます。

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こちらはケーララ州で食べた「バナナリーフのミールス」
バナナは最も清いものとして扱われ、お皿の代わりに使われています。殺菌作用もあるという話です。
ケーララ州のお米は。赤く、丸っこい特徴があり、ビタミンも豊富です。
また、海岸沿いのこの州では、アラビア海でとれる魚もよく食べられています。

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こちらは「ドーサ」。
南インドではお米は色々なものに化けます。
ドーサは、米とウラドマメを粉に挽いて、水と混ぜ、発行させたものを薄くクレープ状に焼いたものです。
外はパリっと、中はもっちりとしていてとても美味しく、インド全土でも大変人気があります。

そして、それを蒸しパンにすると「イドゥリ」。
スパイスやハーブと混ぜてドーナツ状に揚げると「ワダ」。
朝ごはんの定番です。
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どれも、「サンバル」と「ココナッツチャトゥーニー(ソースのようなもの)」と食べます。
クセになる美味しさです。

また、南インドでは、実はコーヒーが愛飲されています。
街のチャイスタンドでは、甘いミルクコーヒーも人気なのです。P9154026

カップからカップに移し、適温にしながら砂糖を混ぜ、泡を立てて頂きます。
お店の人のパフォーマンスも見ていて楽しいです。

一見、謎に見える南インドの料理。
皆様も是非一度、試してみて下さい。
今回ご紹介したのはほんのごく一部。南インドは、食の豊かな所なのです。

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街のバナナ屋

sugimoto_saiyu at 20:25│ インドの食事 | タミル・ナードゥ州