インドの国立公園・野生動物

2017年06月30日

【発表!】ワイルドライフ🐯インド西部・3つの国立公園を訪ねて

6月中頃皆様にお送りしました新パンフレット「世界の野生動物に出会う旅- WILDLIFE OF THE WORLD -」! みなさま、お手元に届きましたでしょうか??

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バニヤンの木が茂るランタンボール国立公園

(まだ届いてない!という方は、無料でお送りしますのでこちらまでご連絡ください

■sandai (15)
ムネアカゴシキドリ

このパンフレットでは、野生動物の観察に特化した、22種類のコースを掲載しております。

■sandai (9)
アジアライオンの親子(ササン・ギル国立公園)

その中で、インドを訪れるコースは5種類。どれもベンガルタイガーの観察をメインにしていますが、希少なアジアライオンやインドサイと出会える他の国立公園と組み合わせたりベンガルタイガーとの出会いにとことんこだわったりと、コースごとに特色があります。

■sandai (11)
準絶滅危惧種に指定されているブラック・バック(ヴェラヴァダール・ブラックバック国立公園)

2009年の視察以来、毎年、西遊旅行のスタッフがインドの各国立公園のスタッフと密に連絡を取り合い、

「この国立公園は今年子ども(ベンガルタイガーの、です)が●頭生まれたらしい!」とか、

「あの美しい●●(ベンガルタイガーの識別番号やニックネームです)が縄張り争いに敗れたらしい!」とか、

もはや国立公園内のトラの家族構成を把握しているくらい愛情たっぷりにツアーを作らせていただいております

■sandai (7)
岩場でくつろぐベンガルタイガー(ランタンボール国立公園)

インドの国立公園の予約システムは大変複雑で、流動的です。是非、西遊旅行のツアーで安心して訪れ、インドの自然とそこに暮らす野生動物の美を体感してください!

■sandai (8)
シマハイエナ(ヴェラヴァダール・ブラックバック国立公園)

ちなみに、今回の記事に使用している写真は全て、パンフレット7ページ

インド西部・3つの国立公園を訪ねて

のツアーのものです。動物の観察はもちろん、各地で滞在するホテルにもこだわりました。ヴェラヴァダール・ブラックバック国立公園では、グジャラート州で唯一のエコブティックロッジを確約しています。

■sandai (1)
お部屋の一例

Text by Megumi Nakatani

『WILDLIFE OF THE WORLD 世界の野生動物に出会う』内 インドの旅5種類

ベンガルタイガーを求めて タドバとバンダウガル

インド中央部の四大国立公園 ベンガルタイガーリザーブへ

インド西部・3つの国立公園を訪ねて←今回ご紹介したコースはこちら!

チトワン国立公園とコルベット・コアゾーンサファリ

コルベット・コアゾーンサファリとランタンボール国立公園




nakatani_saiyu at 18:46|Permalink

2017年06月19日

【発表!】世界の野生動物に出会う旅- WILDLIFE OF THE WORLD -

先日、6月の新しいパンフレットを発表いたしました!
みなさま、お手元に届きましたでしょうか??

(まだ届いてない!という方は、無料でお送りしますのでこちらまでご連絡ください

その中に

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大ボリュームになった「世界の野生動物に出会う旅- WILDLIFE OF THE WORLD -」発刊第2号が入ってます!
表紙はタドバ国立公園(インド)のベンガルタイガーです

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ずらりと並んだラインナップ。インド以外にも、

ネパール、スリランカ、インドネシア、ボツワナ、ケニア、タンザニア、ウガンダ、エチオピア、フィンランド、ノルウェー、コスタリカ、エクアドル、ロシア、そして日本!

動物観察に特化した西遊旅行ならではのツアー全22種類をご用意しております。

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インドのツアーは全5種類

2009年の視察から始まり、その年の国立公園の状態や、野生動物の観察状況によって、毎年改良を重ねてきたコースです。ぜひじっくりとパンフレットをご覧になってみてください!

それぞれのツアーのみどころは、また次回以降ご紹介いたします


『WILDLIFE OF THE WORLD 世界の野生動物に出会う』内 インドの旅5種類

ベンガルタイガーを求めて タドバとバンダウガル
インド中央部の四大国立公園 ベンガルタイガーリザーブへ
インド西部・3つの国立公園を訪ねて
チトワン国立公園とコルベット・コアゾーンサファリ
コルベット・コアゾーンサファリとランタンボール国立公園




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2015年09月18日

発表!ベンガルタイガーと出会う「インドの森サファリ」パンフレット

今年も特集パンフレット「インドの森サファリ」を発表いたしました。
皆様お手元に届きましたでしょうか?

今年は5月に視察を行い、昨シーズン「サイティングのホットスポット」として世界中のカメラマンから注目された、中央インドの「ペンチ国立公園」と「タドバ国立公園」を新たにツアーに加えました。

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タドバ国立公園にて ©MANISH VARMA

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美しい森の中で出会ったベンガルタイガー(ペンチ国立公園)

今年は、4つの国立公園で計13回のサファリを楽しむ新企画「
インド中央部の四大国立公園ベンガルタイガーリザーブへ 11日間」も発表致しました。予め訪問するゾーンを指定予約できる「カーナ」と「バンダウガル」ではそれぞれ複数のゾーンのサファリへご案内するなど、ベンガルタイガーとの出会いにとことんこだわった内容です。
こちらでも
「ペンチ国立公園」と「タドバ国立公園」を訪れます。

昨年に引き続き、今年も発表させていただいたのは、ベンガルタイガーだけでなく最後のアジアライオンにも出会える「インド二大国立公園サファリ ササン・ギルとランタンボール 9日間」。今や地球上でアジアライオンの野生の姿を見られるのはここだけ。大変貴重な出会いになることでしょう。また、パンフレット表紙に登場した若いベンガルタイガーたちの写真は、今年ランタンボール国立公園で撮影されたものです。来年のツアーでは、彼らの少し成長した姿と出会えるでしょうか。

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アジアライオンの親子(ササン・ギル国立公園)

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アジアライオンの子ども(ササン・ギル国立公園)

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ランタンボール国立公園にて

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ランタンボール国立公園で出会ったまだ若いベンガルタイガー

「インドの森サファリ」ツアーはいずれも11名様限定のコースです。
催行決定するとすぐ満席になってしまいますので、ご検討中の方はお早めにお申し込みください。

「インドの森サファリ」ツアー 催行状況など詳しくはこちら!!

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おまけ:人間がトラに見られています…。






 


nakatani_saiyu at 09:16|Permalink

2014年10月27日

ランタンボール国立公園のベンガルトラ 木陰でお昼寝・・・T-72 (Sultan)

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (1)

ランタンボール国立公園のベンガルトラ、T-72 Sultan のサイティングの様子です。
2014年の4月のサファリのこと。この日は珍しく朝から「嵐」。オープンスタイルのサファリカーのためツーリストはみんなびしょぬれに。幸いなことに私たちがこの日訪れていたRoute-1には公園係員の小屋がありそこに避難しました。
「こんな天気だとトラは出てこないよね?」の質問に、ガイドさんも「そのとおり」。
他の公園でも聞いた話ですが、トラはあんまり塗れているところを歩くのは好きじゃないんだそうです。

気を取り直して午後のサファリへ。朝の嵐がうそのように晴れ渡りました。Route-2を走り始めました。雨上がりの森では、いろんな動物が活動。いつもの暑い乾燥した午後とはちょっと様子が違いました。
「あ、あしあと」

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (2)

朝の雨で地面がやわらかくなっていたところに、ビッグなパグ・マーク(あしあと)。しかもまだしめってるのでそんなに時間は経っていません。トラの歩いた方向に車を走らせると、木陰にねそべるT-72 スルタンがいました。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (3)
ビミョーな木陰に寝るスルタン。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (4)
ネコですね~ たらふく食べた後なのか、おなかも大きいスルタン。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (5)
カメラマンさんのシャッター音が響き渡る中どうどうのお昼寝。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (6)
イノシシ Wild Boarがそばを通ると反応しました。それはさすがに気になるようです・・イノシシおいかけはじめて草むらに。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (7)
そしてスルタンの後をおって全サファリカーが移動を開始、大混乱。この週末はインドの「グッドフライデー」の連休と言うこともあり、入場サファリカーの数が制限されているにもかかわらず、コントロールができておらず、身動きできないほどの車が公園内に入っていました。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (8)
草むらに隠れて狩をしようにも、どうも失敗したみたい・・・。トラの狩は20回に1度くらいしか成功しないといいます。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (9)
ほかのサファリカーもスルタンを探してレンズを覗き込んでいます。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (10)
どこにいったのかと思うと、サファリカーの真横から現れたスルタン。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (11)
もう、近すぎて写真は撮れません。せっかくこんなに近いので、レンズを通さず、目でトラを感じて楽しむに限ります。力強いトラの姿に感動。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (12)
スルタンはそんなツーリストの車の間をスイスイと歩き、水場へ。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (13)
途中、すりすりマーキング。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (14)
スルタン、至福のひととき。

スルタンT-72は、T-22の子供で母親から独立し、縄張りを持ち始めたばかりの若いオスでこのとき3歳。まだ、動きに子供っぽさが残っている感じでした。


Photo & Text by Mariko SAWADA 澤田真理子


西遊旅行のベンガルタイガーに出会う旅
ベンガルタイガーを求めて 沙羅双樹が美しいジャングルブックの森カーナと世界一のトラ生息密度バンダウガル国立公園
インド二大国立公園サファリ 最後のアジアライオンが暮らす森ササン・ギルとベンガルタイガーが暮らす森ランタンボール

★ベンガルタイガーの撮影を目的とされている方は弊社のインド・サファリ担当スタッフまでお問い合わせください。


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2014年10月08日

ランタンボール国立公園のベンガルタイガー                     Lake areaに暮らすT-19クリシュナ、マチュリーの子

ランタンボール ベンガルタイガー T-19 Ranthambore (7)

ランタンボール国立公園にはいくつかのサファリ・エリアがありますが、最も豊かで美しい環境をもつのが「レイク・エリア」。公園の入り口から中世の遺跡が続き、再生した森が覆い映画のセットのような景色が始まります。湖畔にはたくさんの動物が集まります。サンバーにアクシスジカ、たくさんの水鳥、そしてヌマワニ。ベンガルタイガーの存在がなくても、その光景の美しさに、訪れるたびに感動させられる場所です。

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かつての藩主の狩猟小屋。今は森に飲み込まれています。

ランタンボール ベンガルタイガー T-19 Ranthambore (4)
湖畔にはアクシスジカやサンバーの群れが集まります。広いランランボール国立公園の中でもこのレイク・エリアを縄張りに持つトラは一番幸せかもしれません。

長い間、このレイク・エリアをテリトリーとし「ランタンボールの女王」と呼ばれたT-16マチュリーというメスのトラがいます。マチュリーはその強さでオストラから子供たちを守り、たくさんの子孫を残し、そしてツーリストを嫌うことなくその姿を現し、多くのドキュメンタリーや写真集に登場したトラです。彼女は2014年の今年、17歳になると言われ(野生のトラの寿命は15年ほど)、もうすべての歯を失いながらも小動物を捕まえレイク・エリアの片隅に暮らしています。

現在のレイク・エリアはマチュリーの子供たちの縄張りです。
2013年の4月、レイク・エリアを中心とするサファリルートNo.3 でT-19 クリシュナの姿を見ました。T-19クリシュナは2006年の夏に生まれたマチュリーの3匹のメスの子供のうちの一匹。姉妹のT-17,T-18にくらべとてもシャイだったそうですが、今ではマチュリーのテリトリーをひきつぐ「レイク・エリアの女王」になりました。

ランタンボール ベンガルタイガー T-19 Ranthambore (8)
水の中で涼むT-19を発見。4月の午後4時頃でした。

ランタンボール ベンガルタイガー T-19 Ranthambore (2)
美しいT-19 まさにクリシュナ。

ランタンボール ベンガルタイガー T-19 Ranthambore (3)
水から出たら草陰へ。

ランタンボール ベンガルタイガー T-19 Ranthambore (5)
まだ暑い時間帯です、眠りについてしまいました。

ランタンボール ベンガルタイガー T-19 Ranthambore (6)
湖の反対側から見ると・・・カンター(大型のオープン・サファリカー)のツーリストにはトラは見えないけど、T-19は見ていました。

2014年の春、T-19は4匹の子供に恵まれました。ランタンボールのレイク・エリアはその親子の姿を追うテレビ取材やカメラマンさんでいっぱい。あまりにもの人気ぶりに、「トラの子育てによくない」ということで一時このゾーンの入域制限が設けられたほどです。

まずは、子トラたちの無事な成長を祈り、次のシーズンには成長した姿が見られますように・・・

Photo & Text by Mariko SAWADA 澤田真理子

西遊旅行のベンガルタイガーに出会う旅
ベンガルタイガーを求めて 沙羅双樹が美しいジャングルブックの森カーナと世界一のトラ生息密度バンダウガル国立公園
インド二大国立公園サファリ 最後のアジアライオンが暮らす森ササン・ギルとベンガルタイガーが暮らす森ランタンボール

★ベンガルタイガーの撮影を目的とされている方は弊社のインド・サファリ担当スタッフまでお問い合わせください。


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2014年09月23日

ランタンボール国立公園のベンガルタイガー T-25 Dollar(Zalim)    子育てをしたオスのトラ

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (4)

ランタンボール国立公園のベンガルタイガー、T-25 Dollar(Zalim)の話です。
T-25は2007年か2008年ごろにT-20の3匹の子トラの一匹として産まれました。母トラを離れ自分のなわばりを持って独り立ちしたころ、、T-25は人間が嫌いで、ご機嫌が悪いと車を追いかけたりしていたといいます。また、縄張りを拡張するために他のトラのテリトリーまで奪いにいく獰猛さでしられ、ヒンディ語で「ひどく悪い」という意味のZalim ザリームという名前がつけられていました。

そんなT-25のトラの研究者を驚かせる行動がありました。
2011年、T-25が2匹の子トラを連れて歩いている光景が見られました。T-25の2匹の子供 Bina-1とBina-2です。母トラのT-5が病気のために死んで後、父トラのT-25が2匹の子供を育てていたのです。他のトラから子供たちを守るだけではなく、しとめた獲物を与え、訓練をし、母親としての役割をしているのが観察されました。このころから、T-25は以前のように獰猛ではなくなったといいます。彼の呼び名も ZalimからDollarにかわりました。なぜDollar?それは体の横の模様にドルマーク$のようなものがあるからなんだそうです。父トラが2匹の子トラを連れて歩く姿は多くのカメラマンやインドのタイガーファンを夢中にさせました。

2013年4月のサファリで出会あったT-25のSightingサイティングの様子です。この日は気温が高く、午後のサファリがスタートしてもアラームコール(鹿やサルの警戒音)もなく、トラを見つけることができませんでした。サファリガイドのヴィッキーと相談し、朝のサファリのときにT-25が最後に目撃された場所に一番近い水場でT-25を待とう、ということになりました。
この季節、トラは朝8時くらいには活動をやめ、寝る場所を探し、夕方5時ころの気温が下がり始めたころに起きて水場にやってきます。水も飲みますし、体を水に浸して涼みます。

この日のサイティングはまさにシナリオ通りでした。5時過ぎ、気温が下がり始め森の鳥たちも活動を開始。そしてアクシスジカのアラーム・コール、鹿の群れの逃げる足音・・・・、木々の向こうからT-25が現れました。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (1)

私のサファリカー以外にも3台ほどが同様に待っており、大きなレンズのカメラマンさんたちが。響き渡るシャッター音。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (2)

T-25の登場です。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (3)

木にオシッコかけて縄張りを主張。 ユーリン・マーク Urine Mark 。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (5)

T-25はまっすぐサファリ道の真横にある水場へ入ってきました。かつては人間が嫌いで・・・とは思えないほどの至近距離で。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (7)

水場にやってきたT-25。ここからは Tiger Show。この角度でトラを見ることはあまりありません。「トラの模様ってこうなってるんだ・・・」 力強い前足、トラ好きにはたまりません!

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (8)

今度は水の中に入って体を冷やします。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (9)

この角度から見るベンガルトラの美しいこと!

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (10)

カメラマンさんたちのシャッター音が気になるか、お耳がくりくり動きます。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (11)

ひとしきりの水浴びを楽しむとゆっくり歩き始めました。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (12)

T-25が動くとツーリストとカメラマンさんをのせたサファリカーも一斉にスタート。このころにはサファリーカーの数は20台近くにになっていました。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (13)

やがて山の斜面へと移り、T-25の姿は見えなくなりました。

なんてステキなベンガルタイガーとの時間だったことでしょう!このサイティングに導いてくれたガイドのヴィッキーとハイタッチ。何度もタイガー・サファリをしてきましたが、これまでで最高のサイティングといえるT-25との遭遇でした。これだからサファリはやめられません・・・。

Photo & Text by Mariko SAWADA 澤田真理子
参考:Face to Face the Tiger of Ranthambore

西遊旅行のベンガルタイガーに出会う旅
ベンガルタイガーを求めて 沙羅双樹が美しいジャングルブックの森カーナと世界一のトラ生息密度バンダウガル国立公園
インド二大国立公園サファリ 最後のアジアライオンが暮らす森ササン・ギルとベンガルタイガーが暮らす森ランタンボール

★ベンガルタイガーの撮影を目的とされている方は弊社のインド・サファリ担当スタッフまでお問い合わせください。



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2014年06月16日

ベンガルタイガーを求めて

bengal tiger

皆さまこんにちは。
今回は、ベンガルタイガーについてご紹介したいと思います。

私は、5月に2回「ベンガルタイガーを求めて」のツアーに行かせていただきました。

このコースでは、マッディア・プラデーシュ州にあるカーナ国立公園とバンダウガル国立公園にて、
タイガーサファリを楽しむ内容です。

カーナ国立公園とは、インドで最も大きな公園のひとつで、サルの木(沙羅双樹)が美しく、キップリングの「ジャングルブック」の舞台になっています。

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カーナ国立公園入口

また、バンダウガル国立公園は、世界で最もトラの密度が濃く、遭遇率はインドナンバーワンとも言われています。

さて、皆さまは世界に野生のトラは何頭いるかご存知ですか?
20世紀初頭、10万頭いたとされるトラは、現在3000~5000頭までに減ってしまっています。インドに関しては、4万頭いたといわれていますが、現在は約1600頭と言われています。(※WWFより)
それでも、インドは世界一のトラの生息国です。

ベンガルタイガー 杉本 (3)
草むらから現れたトラ

トラは生態系のトップに君臨する動物で、そのバランスがとれていてこそ豊かな森といえるのです。

ベンガルタイガー 杉本 (1)
草むらの中で捕えたイノシシを食べるトラ

ベンガルタイガー 杉本 (2)
食後に水場で休憩するトラ

トラは、漢方薬としての需要も高く、密猟の大きな原因となっていました(かつて日本はトラを使った漢方薬を売る最も大きな市場だったそうです)。その他、1930年代までは、イギリス人や上流階級の人々により、トラ狩り(スポーツ)が盛んに行われていました。こういったことが原因でトラの数が激減してしまったのです。
また、農地開発、植林の為の広大な森林伐採が行われ、その結果、動植物が減りトラが食べ物を見つけにくい環境になったのです。すると、人間の住む世界とトラの住む世界が近くなり、家畜や人を襲うようになり、トラと人間の衝突が起き、害獣として殺されてしまうという事態も起こっていました。
更に、生息地が失われ分断されると、少ないトラの間で交配が繰り返され、遺伝子の多様性が失われ、生まれる子の数が減ったり、生き残る確率の低下につながるのです。

ベンガルタイガー 杉本 (8)
正面から現れたトラ

1972年、ベンガルタイガー最大の生息国インドの時の首相インディラ・ガンディー女史は「このインドで最も美しい動物、トラを犠牲にしてまで我々は利益を追求しようとはしない」と、プロジェクト・タイガー(トラ保護活動)に取り組みました。まず、トラの保護区を設定し、保護区にコア・エリアとバッファ・ゾーンを設置しました。最終的に、23か所の保護区を新設しました。これはインドにとって大きな痛みを伴うものとなりました(森林産業収入は年間1400万ドル減)。しかし、大きな価値のあるものでした。
1983年、プロジェクト開始時2000頭だったトラの数が3000頭にまで回復したのです。しかし、成功ばかりが強調され、失敗や残された課題に目が向けられず、また数は減少してしまったのです。
保護区の設立は、水源となる流域を保全し、土壌の浸食が止まり、その恩恵を受けた人もいますが、森の利用を制限され、野生動物が農作物を荒らすなどの被害を受けた人もいるのです。こういったプロジェクトを成功させるには、地域社会の利益を確保することが不可欠なのです。保護区や近隣に住み、昔からトラの生息地を利用していた住民のことを考慮しなくてはなりません。関係者と森の資源で生計を立てている住民の努力と関与が必要なのです。地域社会のトラ保護の関心を持たせ、また、生活を支える報酬も必要です。特に、都会を含めた地域全体への教育も大切です。

バンダウガル国立公園などでは、タイガーサファリの関係者のガイドやドライバーは、近隣の住民たちに理解を求める活動もしているそうです。

ベンガルタイガー 杉本 (9)
森を闊歩するトラ

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今回訪れた公園の一つ、バンダウガル国立公園。
私たちはターラ・ゾーンでサファリを楽しみました。
実は今、ターラでは、トラの世代交代という時期を迎えています。
もともとターラ・ゾーンの大部分を支配していたトラが、他のゾーンからやってきた若いオストラにテリトリーを奪われてしまったのです。

トラはテリトリーを持つ動物です。オスのトラのテリトリーには何頭かのメスを囲います。
縄張り争いに勝ったトラは、そのテリトリーにいるメスの子供を殺してしまうという習性があります。これは、メスを発情させるための習性です。

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こちらはカーナにいるメスのトラですが、尻尾をあげて尿をまいてマーキングしています

ベンガルタイガー 杉本 (5)
こちらも木の幹にマーキング

この春、ターラ・ゾーンでも新しい支配トラが子供を殺し、メストラたちが警戒し、身を隠すという事態が起こっていました。
いつになく静かな森だったバンダウガルですが、時間と共に落ち着きを取り戻しつつあります。
5月18日からのツアーでは、なんとその新しいトラの赤ちゃんまで姿を現してくれたのです。ベンガルタイガー 杉本 (7)
お母さんの周りで戯れる赤ちゃんトラ

母トラの名前はカンカティ。彼女は3頭の赤ちゃんを産みました。
子供たちを引き連れて道を横断する姿は、本当に微笑ましいものでした。
まず、お母さんが道を渡り、その後を追うようにチョコチョコと3匹の赤ちゃんトラたちが道を渡りました。まるで人間の子供のように、左右の安全確認をしていました。

ベンガルタイガー 杉本 (12)

せっかくの赤ちゃんトラをうまく撮影できず非常に残念でした・・・

今回、西遊旅行では4本のツアーが出ましたが、3月、4月のツアーでは、新しい支配トラが前の支配トラとの子供を殺してしまった直後に当たり、非常にトラの観察は難しいものとなりました。
しかし、5月の初旬には少し落ち着き、更に下旬にはかなり平穏な森が戻っているように感じました。
せっかくのタイガーサファリで、トラが見られないのは本当に悲しいことですが、これも自然界のルール。
厳しい自然で生きる彼らを静かに見守りたいですね。

ベンガルタイガー 杉本 (10)
ケンカで左目を失ったカンカティ

ベンガルタイガー 杉本 (11)
水場で涼むカンカティ


大切に育てて、その成長をまた来年の楽しみに、
そしていつか、豊かな森が戻って来る日がくることを祈ります。
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バンダウガル国立公園の出口の看板
”もし僕を見られなくても落ち込まないで。僕はみているよ”

Text & Photo - Haruko SUGIMOTO 杉本治子


sugimoto_saiyu at 20:36|Permalink

2013年12月21日

週末はバードウォッチング!野鳥の楽園 ケオラディオ国立公園

ケオラディオ国立公園Keoladeo (1)
アジア最大のPainted Stork(インドトキコウ)の営巣地 

ケオラディオ国立公園 Keoladeo National Park
ケオラディオ国立公園はラジャスタン州のバラトプルの町の中にある国立公園。わずか29平方キロメートルの公園内に入ると、外の喧騒とは異なる美しい湖、湿地、草地にサンバーやチータルなどの野生動物、多くの野鳥が暮らしています。

ケオラディオ国立公園のある場所はもともとヤムナー水系の氾濫原のくぼ地でした。18世紀半ばに当時のマハラジャにより堤防が築かれ湖が誕生し、より多くの水鳥が飛来するようになりました。19世紀半ばから1965年までカモの狩猟がおこなわれ、2時間で4000羽ものカモが狩猟された記録も残っています。その後、この場所はラジャスタン州の管理となり1971年に鳥類保護区に、1982年に国立公園となり、1985年にはユネスコの世界遺産に登録されました。2004~2007年に旱魃と公園への水の流入を止める事態が起き、生態系がひどく崩れた時期がありましたが、その後再び水がひかれ2013年時点では水量も豊かで多くの水鳥が戻ってきています。
現在、375種確認されている野鳥の他、サンバーやチータル、ニルガイなど34種の哺乳類も暮らしているとのこと。
公園内は自由に巡ることができますが、お勧めはやはりネイチャーガイドとともにリキシャと徒歩でめぐり、早朝にはボートからの観察。野鳥の名前や、生息域、フクロウのいる木などを効率よく案内してくれます。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (2)
リキシャに乗り換えて公園内へ。29平方キロメートルの園内には、リキシャで巡ることができる道の他、歩いて巡る複数のトレイルがあります。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (3)
公園内は水にあふれ、木々を映し出すきれいな光景を見ることができました。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (4)
Darter(ヘビウ)が水に潜ったあと、翼を乾かしている様子

ケオラディオ国立公園Keoladeo (5)
ラダックから飛来するLesser Whistling Duck(リュウキュウガモ)

ケオラディオ国立公園Keoladeo (6)
アジア最大のPainted Stork(インドトキコウ)の営巣地では大人と同じくらい大きくなった子供たちが。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (8)
巣で翼を広げ、飛ぶ練習をするインドトキコウのこども。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (7)
身体がどんどん大きくなる子供たち。お母さんは巣を大きくするために木の枝を運び、食料を運び大忙しです。日没前になると巣に餌を運ぶお母さんに、泣き叫ぶ子供たちの声で営巣地が一番にぎやかな時間を迎えます。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (9)
日没後、水の中を移動するサンバーのお父さんを発見。サンバーは漢字で書くと「水鹿(すいろく)」。そばにいるのはGrey Heron(アオサギ)。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (10)
翌朝、ボートにて湖を巡ってみました。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (11)
湖面に映る森の影、そして朝もやの中の日の出。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (12)
木陰からGrey Heron(アオサギ)が飛び出しました。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (13)
ボートを降りて、堤防にできている小路を散策。猿たちが迎えてくれます。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (14)
名残惜しく公園を去る前に、素敵な出会いがありました!Spotted Owlet インドコキンメフクロウの子供たち!かわいい~

ケオラディオ国立公園Keoladeo (15)
振り返ったらまだ見てる!たまりません。

ケオラディオ国立公園はネイチャー志向のインド人観光客にも人気で、週末を自然の中で過ごしたい家族や恋人たち、そして最近では望遠レンズをかかえたアマチュア・カメラマンさんたちもやってきます。

週末、気分を変えてデリーから遠出してみてはいかがでしょうか・・・
まさか、の野鳥たちとの出会いです。

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子

★デリーからの週末プランを間もなく発表します。お気軽にお問い合わせください・・・
西遊インディア india@saiyuindia.com


sawada_saiyu at 22:21|Permalink

2013年11月21日

最後のアジア・ライオンの暮らす森、ササン・ギル国立公園

ササンギル インドの森 (1)

Gir Forest National Park & Wildlife Sanctuary

ササンギル国立公園は1965年に設立されたグジャラート南部の国立公園で広さは1,412平方キロ。そのうちの258平方キロは国立公園として完全保護下にあり、1,153平方キロは保護区となっています。 ギル野生動物保護区は最後のアジア・ライオンが生息することで知られています。学術名Panthera leo percicaと呼ばれるライオンは、古くはメソポタミア、古代ペルシャ文明のレリーフにも登場し、現在のイラン・イラク・パキスタン・インドの南部地方に広く生息していましたが、現在はこのギル野生動物保護区にのみに残る貴重な存在となってしまいました。

ギルの森林は1900年代初頭にジュナーガルの王族が保護区とされ、そのころにはトロフィー・ハンティングによる乱獲のためアジア・ライオンの数は15頭にまで激減していました。その後の政府の森林局やNGOの人々の努力により、このギルの多様性ある落葉樹の森でアジア・ライオンはその数を増やし、2010年の調査では411頭(雄200頭、雌180頭、子供100頭)にまで回復しています。

ギル国立公園は乾燥したチークと広葉樹林の森、東部にはアカシアの林とサバンナが広がり、その中を7つの川が流れ4つの貯水池を作っています。300カ所ほどの動物の水場となる場所があり、暑気にはこの水が野生動物たちの命をつないでいます。国立公園の東部と西部でも気候・降水量が大きく異なり、アカシアの林やサバンナの広がる東部では年間降水量が650ミリですが、西部では1000ミリを超えます。


では、ササン・ギルで観察できる主な野生動物をご紹介します。

アジア・ライオン Asiatic Lion、キンイロ・ジャッカル Golden Jackal、インド・マングース Indian Mongoose、チータル Chital、ニルガイ Nirgai(Bluebull)、サンバー Sambar、ワイルド・ボアー Wild Boar、マーシュ・クロコダイル Marsh Crocodile そのほか、たくさんの野鳥。

観察のベストシーズン、というとやはり2月下旬~5月でしょうか。乾期は水場に動物が集まるので観察しやすいですが、暑すぎてライオンがだらけていることも(もともと夜行性の動物ですから、日中は寝ていますね)。

ササンギル インドの森 (3)
寝ているお母さんライオン

ササンギル インドの森 (2)
起きた!

ササンギル インドの森 (4)
眠~い子供たち。運よく子供連れのライオンに合うことができると観察のチャンス。子供は早く動くことができないので一カ所に長くいてくれます。

ササンギル インドの森 (7)
Tickell’s Blue Fly Catcher ティックルズ・ブルー・フライキャッチャー(ヒタキの一種)

ササンギル インドの森 (6)
Brahmany Myna ブラフニー・マイナ(九官鳥の一種)

ササンギル インドの森 (5)
Spotted Owlet インドコキンメフクロウ 
インドの森は「野鳥の楽園」と言われますが、それでも写真に収めようとおもうと結構苦労しますが、フクロウたちはあまり動かないので、しっかりと被写体になってくれます。

ササンギル インドの森 (8)
Chital(Spotted Deer)アクシスジカ  
インドの森で最も一般的な鹿

ササンギル インドの森 (9)
Nilgai ニルガイ 
体の大きな鹿でBluebullと呼ばれ、オスはグレー色の大きな体をしています(この写真は雌)。鹿とはおもえないほど大きな子もいます。

ササンギル インドの森 (10)
Sambar サンバー 
水場に多く集まり「水鹿」とも呼ばれます。丸い耳が特徴的。

ササンギル インドの森 (11)
Marsh Crocodile マーシュ・クロコダイル 
そして水場にはワニも。乾期の水の少ない時期には観察しやすいです。

現在のインドはサファリ・ブーム。
是非、アジア最後の貴重な存在であるライオンたちの住む森を訪問してみてください。

文・写真 Mariko SAWADA  澤田真理子

ササン・ギルへのアクセス
アーメダ―バードから車で7~8時間。ディゥなどその他のグジャラートの都市からもアクセス可能です。
サファリはジープの事前予約が必要です。国立公園内に入ることが許されるジープの数に制限がありますのでインドの祝祭日が重なる時期など早めの予約が必要です。


添乗員同行、日本から出発するササン・ギルのアジア・ライオンに出会うサファリツアー
インド二大国立公園サファリ最後のアジアライオンが暮らす森ササン・ギルとベンガルタイガーが暮らす森ランタンボール

西遊インディアのインド発着現地ツアー 
インド・サファリ 最後のアジア・ライオンの暮らす森、ササン・ギル国立公園2泊3日
 



sawada_saiyu at 09:50|Permalink

2011年12月07日

インドの都市社会と聖なる牛

 インド社会で実に約8割の人口を占めるのがヒンドゥー教徒。彼らが神として神聖視しているのが牛です。きっとこれまでインドに旅したご経験のある方は、インドの街角を悠々と移動する牛の姿を一度は見たことがあるのではないでしょうか。大都市の交通渋滞をもろともせず、悠々と移動していく牛の姿を見ていると、「この社会では人間よりも牛の方が自由なのではないか・・・」という想いが思わず頭をよぎってしまうほど。

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 インドの交通事故率は、残念ながら世界でワーストワン。それには様々な原因があるようですが、そのひとつが大都市に放牧された牛の存在です。日本では、道路を歩いている野良犬は保健所へ連れていかれたりしますが、インドの牛は神様として神聖視されているため、日本の野良犬のように邪険に対処することはできません。それでは、改善のためにどんな工夫がなされてきたんでしょうか。

 インドの首都・ニューデリー。大都会であるため、インドの中で最も交通渋滞が深刻な場所のひとつです。ニューデリーでは牛の規制のため、次のような対策が取られたこともあります。

「町をうろついている主人のいない牛(野良牛)をとらえ、政府の管理する収容所に連れてきた人には、報奨金として2000ルピー(約4000円)を支給します。」

 新聞で取り上げられたこのニュースのキャッチフレーズは、「暇な時に気軽に稼げる!」。町のいたるところで牛を見かけるインドでは、確かに時間さえあれば儲かりそうな制度。実際にこの制度を利用して、牛をつかまえて収容所までやってきた人もいたそうですが、捕獲された牛を保管する場所が足りず、残念ながらこの制度は次第に風化してしまったとか。

 また、コルカタやニューデリーの一部では、街角に鎖のついた柱に結ばれた牛も見かけます。動きが制限されているため、交通を阻害することもありません。その牛を訪ねて、マリーゴールドの首飾りをかける女性の姿を見かけたこともあります。

 年々経済発展の進むインドでは、これから人間と牛はどのように共存していくんでしょうね。これからのインドにますます目が離せません!

Trip to Haridwar and Rishikesh (May 2010) 277


shimizu_saiyu at 11:34|Permalink

2011年05月04日

ザンスカールのヒマラヤ・マーモット

ザンスカールのヒマラヤ・マーモット Himalayan marmot 

marmot03マーモットは、ネズミ目リス科マーモット属の動物。インドで見られるマーモットはヒマラヤ・マーモット Himalayan marmot と呼ばれる種類でパキスタンのデオサイ高原からラダック、ザンスカール地方の標高4,000mを越える高地の草原や山肌に巣穴を作って暮らしています。冬は冬眠するそうですが、ツアーで訪れる夏には、日光を求めて草原や岩の上でひなたぼっこしている、かわいらしい姿を見ることがあります。

marmot01マーモットは社会性の高い動物で、危険が迫ると警戒音を発して知らせあうとのこと。ザンスカールへの道中、ランドゥムからペンシ・ラにかけての高地では、移動する車の中から草原を走ったり、ひなたぼっこするマーモットを見ることがあります。





marmot02あまりにもかわいいので、マーモットに近づいてみると、気がついたマーモットは道路をわたり反対側の岩へ。なんとそこで4匹のマーモットが立ち上がり警戒音を発したのです。あまりストレスをかけると悪いのですぐにその場を撤収しました。




道が広くなり開発の進むザンスカールですが、この幸せなマーモットの楽園、いつまでも大切にしたいと思います。

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子

マーモットと出会うことのできる西遊旅行インドの旅2012
「ザンスカール 今なお色濃くチベット文化を残す里パドゥムへ」


sawada_saiyu at 13:36|Permalink