ムンバイ

2011年05月30日

現代と歴史の交差する街 ムンバイ

皆様こんにちは。大阪支社の清水です。

BRICSの一員であり、世界中のビジネス界が注目するインド。
今回は、その中でも、ビジネスや経済の心臓といわれているのムンバイについてご紹介します。

街の中心へ行くと大手企業の高層ビルが軒並み立ち並び、平日の通勤時間にはスーツ姿で街を行くサラリーマンの人々の姿をよく見かけます。

他方、ムンバイはまた、貧富の格差がとても激しい都市。
2001年に実施されたインド国勢調査によると、ムンバイはインドの中で第一の人口を抱える都市であり、その人口は実に約1190万人、うち約半数にのぼる580万人がスラム街に住んでいるという調査結果が出ています。

世界最高級の外車に乗り、何人もの召使いを雇って優雅な暮らしを送るお金持ちがいる一方で、
インド最大級のスラム街を抱え、貧しい人々がぎりぎりの生活を送っているのもまたもう一つのムンバイの姿。

ムンバイのスラム街で生まれ育った少年が、あるテレビ番組出演を機に大金持ち(ミリオネア)になっていく実話をもとにした映画『スラムドッグ・ミリオネア』が2008年度アカデミー賞を受賞したことは記憶に新しいですが、その映画の舞台になった都市でもあります。

アラビア海に面するムンバイは、歴史的にも海外とインドを結ぶ要港でした。
市を象徴するランドマーク的な存在として、港に立派に聳えるのは、1911年にイギリスの国王ジョージ5世とメアリー王妃のインド上陸を記念して建設されたインド門です。
門のすぐ後ろには、2008年にムンバイ同時多発テロの被害あったタージ・ホテル。現在は完全復活している姿が見えます。
インド門 DSC01398


イギリス植民地時代の遺産としては、その他にも、2004年に世界遺産に登録されたチャトラパティ・シヴァージ・ターミナス駅もここムンバイにあります。1887年に完成したイギリス植民地時代の代表的なゴシック様式の建物です。また、細密画をはじめヒンドゥ教ーや仏教の像などが多数展示されるチャトラパティ・シヴァージー博物館も、見所たっぷりです。

時代を更に6~8世紀頃まで遡り、ポルトガル人とインドの歴史的な交流を示す遺産もあります。
インド門の船着場から船で約1時間のところにある、エレファンタ島。
この島の岩山に彫って造られた石窟寺院は、1987年に世界遺産に登録されました。
寺院内部には、シヴァ神やブラフマー神、ヴィシュヌ神などが彫られています。
島の名前は、16世紀にポルトガル人が島にやってきた時、石で造られた象の像があったため「エレファンタ島」と名づけられました。
エレファンタ島DSC01390


現代インドのビジネスの心臓としての、ムンバイ。
そして、歴史的に要港として世界の窓口となった背景を持つムンバイ―。
現代と歴史の交差するとても魅力的な街です。

弊社では次のツアーで訪問していただくことが可能です。
是非、ご自分の五感で、感じてみてください。

ムンバイを訪れるツアーは下記ご参照ください↓↓
ナマステ・インディア大周遊
アジャンタ・エローラ 西インド世界遺産紀行


shimizu_saiyu at 16:20|Permalink