インドの鉄道

2012年08月31日

インドの駅と列車の風景

暑さもだいぶ和らいできました、デリーの西遊インディアからお届けします。

鉄道王国、インド。路線の総延長は60,000kmを上回り、そのネットワークはインドの隅々にまで張り巡らされています。西遊インディアの事務所のあるグルガオンにも路線が通っているので、今回はグルガオンからデリーまで乗ってみました。

乗車駅はグルガオン駅。グルガオンというと新興都市のイメージが強いですが、大規模な開発が行われる前から存在する旧市街があり、駅はその旧市街の中にあります。

インドの鉄道 (1)
グルガオン駅

入口から中へ入ると、まず切符売り場があります。切符売り場の窓口には人だかりができており、20分並んでようやく買えました。

インドの鉄道 (2)
切符売り場

切符を手に入れると、そのままプラットホームに向かいます。改札などはありません。切符売り場の反対側のホームに行くので跨線橋を渡りましたが、悠然と線路上を横切っている人も多いです。中には線路に座って列車を待っている人もいました。線路への立ち入りは相当自由なようです。

インドの鉄道 (3)
デリー方面を望む

ホームで待っていると列車がやってきました。車内がかなりの込み具合であろうことは、車両の屋根を見てわかりました。あんなところに好き好んで座る人がいるとは思えません。

インドの鉄道 (4)

列車は1分ほど停車したのち、突然動き出しました。ドアは走行中も開いたままなので、ドア付近の人は多少外にはみ出ます。それにより車内の混雑が少しだけ緩和されます。

40分ほど走りデリー市内のPatel Nagar駅に着いたところで下車しました。辺りはすでに暗くなっておりましたが、すぐそばにあるメトロ(近年建設されている市内を走る電車)の駅が明々と光っているのに対し、こちら側の鉄道駅の暗さは際立っていました。

インドの鉄道 (6)

今回乗った列車は予約不要の通勤列車でした。予約もなく短い時間で乗れるので、「インドの鉄道」を気軽に体験したい方はデリーに来られた際に「体験」してみてはいかがでしょうか。近代化すすむデリーで、昔ながらの「デリー」の雰囲気を味わえるかもしれません。

文・写真 西遊インディア 以頭祐志 Ito Yushi



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