カルナータカ州

2013年05月24日

楽園の南インド ~マイソール~

西遊旅行の橋本です。
GWは楽園の南インドへと行って参りました。

インドの学校が4、5月はお休みということもあり、今回南インドの各都市、各遺跡はインド人観光客で賑わっていました。やはりインド中産階級が増え、国内旅行者がぐんぐん増えています。

4月、5月の南インドの気候は35度~40度。湿度もあり、刺すような直射日光のなかでの観光でしたが、日陰に入るととても涼しいです。各遺跡、ゆっくり休憩を取りながら観光しました。

さて「楽園の南インド」を巡る旅、昨シーズンより世界遺産・ニルギリ山岳鉄道なども組み込まれ、南インドの文化・自然を満喫できるツアーとして改定されました。今回は後半訪れる、古都・マイソールについてご紹介いたします。

マイソールはカルナータカ州2番目の規模をもつ都市です。14世紀から20世紀にかけてこの地方にて繁栄したマイソール王国の首都でした。1956年に州として成立するまでは、インド一の裕福なマハラジャのいる州として、栄華を誇りました。

■デバラジャ マーケット
1830年からこの地で栄えているバザールです。
野菜、果物、色粉、お供え用の花飾り、などのお店が所狭しと並んでいます。

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マーケットの前には時計塔が建ちます
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お隣ケーララからのバナナと、一部カルナータカ内でも採れたバナナ
インドではバナナは約20品種栽培されています


■マイソールパレス
藩王時代の宮殿で、インド一の大きさ、豪華さで知られています。元は木造でしたが、1897年の火事にて全焼、その後15年かけて再建され1912年に完成しました。著名なイギリス人建築家・ヘンリーアーウィンによって設計され、インド・サラセン様式の代表的な建築物として、現在は博物館として公開されています。
パレス内部には、イタリアからのタイル、イギリスからのステンドグラス、など各国からの輸入品で豪華に装飾されており、なかでもローズウッドのドアに象嵌が施されたドアは、一見の価値有です。

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主門の東門からパレスを遠望
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マイソールはパレスあっての町

マイソール藩王国といえば、王国を大いに繁栄させ、最後までイギリスとの抗戦を貫いた、ハイダル・アリーとその息子ティプー・スルタンが有名です。ハイダル・アリーは軍を西洋式にするなどの近代化、行政機構の中央集権化、マイソール王国の領土の拡大等を進めました。ティプー・スルタンも彼の父同様「マイソールの虎」といわれるほど非常に優秀で、土地制度や司法制度、幣制の改革を行い、マイソール王国の国力の向上を目指しました。親子は徹底的にイギリスに対し戦いましたが、結局は敗れてしまい、マイソールはイギリスに制圧されてしまいます。
近代になり、マイソールはカルナータカ州のなかの一都市となりますが、ハイダル・アリー等優秀な藩王が多かったため行政機構等整っており、その後の工業化は順調に進みました。現在ではバンガロールとマイソールの2都市を中心として、南インド最大の工業地帯を形成しています。

マイソール市内はパレスの他にも、公共機関の建物等はインド・サラセン様式のものが多く、また街自体も非常に整備され綺麗です。酷暑期でも、標高が700m程あるので少し快適に過ごせます。
最近はタージ・マハルと並ぶほどのインド人観光客に人気のマイソール・パレス(カルナータカ州出身のガイド談)、ぜひ一度ご覧ください!

マイソールに行くコースはこちら
楽園の南インド周遊
http://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/GDIN63/index.html



hashimoto_saiyu at 20:05|Permalink