Mariko SAWADA 

2015年11月26日

極上のクルーズ紀行 ケ-ララ・クルーズ

西遊インディアよりお知らせです。

極上のクルーズ紀行 南インド (3)

BS-TBSの「極上のクルーズ紀行」の12月2日放送は「ケーララ・クルーズ」。
西遊インディアで手配させていただきました。
ぜひ、魅惑の南インドの旅をご覧いただければと思います。

番組のホームページはこちら! 
極上のクルーズ紀行

極上のクルーズ紀行 南インド (2)

(番組ホームページより)
2015年12月2日放送 #239 
「水と椰子の木の楽園 南インドへ~ケララ・バックウォータークルーズ~」

インド南西部、アラビア海に面したケララ州は、水と緑の豊かな地。今回は、ケララの椰子の木が茂る水郷地帯(バックウォーター)をハウスボートでのんびりと進んでいく、”小さなクルーズ”を紹介します。まず、ゲストはケララ州中部の港湾都市、コチに集合し、街を散策。古くから香辛料貿易で栄え、16世紀以降はオランダやポルトガル、イギリスの植民地でもあった街には、コロニアルな雰囲気が漂います。ゲストは、野菜をたっぷり使ったスパイシーなカレー定食「ミールス」世界三大伝統医学と呼ばれる「アーユルヴェーダ」、インド4大舞踊のひとつ「カタカリダンス」など北とは異なる趣を見せる、南インド独特の食文化や伝統芸能を体感します。翌日はコチからクルーズ出発地、アラップーザへ移動。無数の川と入江が網目のように入り組み、デルタ地帯を形成する「バックウォーター」を往く1泊2日のクルーズがスタートします。旅の友はかつて、この地で米の運搬船として活躍した船を改良した「ハウスボート」。その名の通り、寝室やダイニング、キッチンも備わった、まさに「動く我が家」です。水と椰子の木と青空のパノラマを満喫したり、水辺の村を訪問し、南国の人々の暮らしぶりを肌で感じる。喧騒とはかけ離れた、穏やかなインドを再発見するクルーズです。


極上のクルーズ紀行 南インド (1)
インド4大舞踊のひとつ、南インドのカタカリ・ダンス

西遊インディア 橋本恵




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2015年11月23日

西遊インディア便り

saiyuindia2015 NOV

久しぶりの西遊インディアからの便りです。最新のスタッフ写真が届きました。
(写真を撮った橋本本人は入っていませんが・・・)

西遊インディアと西遊レジデンシーは秋のスタッフ交代の時期を迎えました。

西遊レジデンシーでは、ネパールの大地震以降もゲストハウス運営を手伝ってくれたネパール人のミンマ・シェルパがネパールへ戻り、代わりに、タジキスタンからムキムさんが来てくれました。ムキムさんは昨年冬に続き2度目のインド経験者。西遊旅行のタジキスタンのツアーでもガイドとして活躍している、人気者です。

また、日本人スタッフも移動があり、杉本は後ろ髪をひかれながら大阪へと戻り、代わって佐竹が赴任、インドでの新しい日々が始まりました。

インドは11月のお祭りシーズンがひと段落したばかりですが、間もなくクリスマス&年末年始シーズンへ。
3月いっぱいまで、インド各地が旅のベストシーズンを迎えます。

スタッフ一同、皆様のご来印をお待ちしています!

西遊インディア&西遊レジデンシー スタッフ一同
 

sawada_saiyu at 20:37|Permalink

2015年03月09日

番外編スリランカ ミリッサのホエール・ウォッチング

今日は番外編として、スリランカのホエール・ウォッチングの紹介です。
スリランカはインドにお住まいの日本人の間でも人気のデスティネーション。
スリランカ南海岸の海が穏やかな11月~4月下旬ごろまでホエールウォッチングのベストシーズンと言われています。実際には一年中観察することができますが、夏場の海は荒れ気味です。

スリランカの海で見られるクジラは、
Blue Whale シロナガスクジラ、Bryde’s Whale ニタリクジラ、Sperm Whale マッコウクジラ、Fin Whale ナガスクジラ。時にはオルカ(シャチ)も観察されます。

2月に訪れたスリランカのホエール・ウォッチングの様子です。

西遊旅行 ミリッサ ホエールウォッチング (1)

夜明けとともにミリッサ沖へ。良い漁場でもあり、たくさんの漁船が漁をしています。ホエールウォッチングのいいサインです。

西遊旅行 ミリッサ ホエールウォッチング (6)

潮があがりました。クジラ発見!

西遊旅行 ミリッサ ホエールウォッチング (2)

ダイブを繰り返し、どこから上がってくるのかわかりません。

西遊旅行 ミリッサ ホエールウォッチング (4)

Bryde’s Whale ニタリクジラの親子と思われます。

西遊旅行 ミリッサ ホエールウォッチング (5)

クジラを追いかけて移動するホエール・ウォッチングの船!この日は15隻は出ていたでしょうか・・・

西遊旅行 ミリッサ ホエールウォッチング (7)

美しいBryde’s Whale の背です。

この日はBlue Whale、シロナガスクジラは見ることができませんでした。
が、7月の海の荒い日に撮影したショート動画ありますのでどうぞ!船酔いするかもしれません・・・・
" Blue Whale at Mirissa ミリッサ、荒れた海でのホエール・ウォッチング"




ミリッサでは運がいいとイルカと出会うことがあります。

西遊旅行 ミリッサ ホエールウォッチング (14)

船の先頭を泳ぐ Spinner Dolphin ハシナガイルカ。

西遊旅行 ミリッサ ホエールウォッチング (9)

ハシナガイルカのフレンドリーな群れで、船のそばを並走してくれました!

西遊旅行 ミリッサ ホエールウォッチング (13)

アオウミガメ、Green Sea Turtleも顔を出して船を見ています。

西遊旅行 ミリッサ ホエールウォッチング (15)

この日はラッキーにも大きなハシナガイルカの群れと出会うことができました。

ミリッサのイルカの動画です。 "Spinner Dolphin at Mirissa"



クジラやイルカのサイティングはもちろんその日の運。
次の機会には、晴れた日にBlueを見てみたいと願っています。

Photo/Movie & Text by Mariko SAWADA 澤田真理子






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2015年01月16日

インド家庭料理体験 in デリー(グルガオン)

Saiyu residency インド家庭料理 (19)

西遊インディアから、インド家庭料理体験のご紹介です。

インドのグルガオン(ニューデリー空港から25分)にあるカンパニーゲストハス、Saiyu residency MG Road では、ゲストハウス・スタッフによる「インド家庭料理を作る」体験を行っています。

費用は材料費の実費+300ルピー(約600円)
材料は歩いて5分ほどの距離にある巨大スーパーマーケットAuchanでスタッフと一緒に買出しができます。買ったスパイス類はもちろんお持ち帰りいただきますので、ご自宅でも是非、試してみてください。

Saiyu residency インド家庭料理 (13)

Saiyu Residencyのキッチン、清潔に保たれています。

Saiyu residency インド家庭料理 (1)

スーパーで買出してきた材料。このスパイス・豆類すべてで280ルピー(約540円)ほどでした。
今日はダル・スープを作ります。ダルはその地方、家によって味、水加減が異なりますが、Saiyu Residencyのダルはスープ状で、ニンニクと玉ねぎが香ばしく、日本人のお客様に好評をいただいています。

では、クッキング・スタートです!

Saiyu residency インド家庭料理 (3)

玉ねぎ、トマト、ニンニク、ショウガ、そして仕上げに入れるコリアンダー。基本はすべてみじん切りです。

Saiyu residency インド家庭料理 (18)

インドの家庭ではスパイスはこのような「マサラ・ボックス」で管理します。

Saiyu residency インド家庭料理 (5)

たっぷりの油にニンニクをいためて、玉ねぎ、トマト、そしてスパイスが入っていきます。この時点ですでにおいしそう。

Saiyu residency インド家庭料理 (6)

水に浸しておいた豆(今日は2種類)を鍋へ。

Saiyu residency インド家庭料理 (12)

水をいれてふたをして圧力を加えます。そして3回吹いたら完成です。

Saiyu residency インド家庭料理 (15)

できあがったダル・スープ。これにコリアンダーリーフを散らして器へ。

Saiyu residency インド家庭料理 (4)

豆を煮込み始めるころにはチャパティ作りもはじめます。アタ粉と水を混ぜ合わせます。

Saiyu residency インド家庭料理 (8)

やわらかくこね上がると小さなボール状にまるめます。

Saiyu residency インド家庭料理 (9)

打ち粉をして伸ばしてチャパティの形を作ります。

Saiyu residency インド家庭料理 (11)

チャパティ専用のパンで両面を焼きます。

Saiyu residency インド家庭料理 (10)

仕上げは直接火にかけて膨らませ、間に空気を入れます。いい感じに焦げ目もつけます。

Saiyu residency インド家庭料理 (16)

出来上がったダル・スープとチャパティ。器に盛り付けます。この日の盛り付けの食器はfabindiaのもの。

Saiyu residency インド家庭料理 (17)

では、ダイニングでお召し上がりください。

ダルだけでなく、カレー類は当然のこと、マサラ・チャイ、そしてパコラやモモなどのスナック作りも可能です。スーパーで材料を見て買って、実際に作って、「インドで暮らす」を経験はいかがでしょうか。

皆様のお越しをお待ちしております。
Saiyu Residency MG Road スタッフ一同

Saiyu Residency MG Road のご案内





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2014年12月08日

西遊インディア 新オフィスにて営業開始しました

●西遊インディアP2880545

西遊インディアは11月24日から新オフィスでの営業を開始しました。
場所はグルガオンのメトロステーションMGロード駅徒歩1分のモールの中。

2006年より「デリー連絡事務所」としてインド現地にオフィスを設け、2009年12月にインド現地法人「西遊インディア」を設立。2012年4月、西遊インディアは拠点をデリーからグルガオンSouth Cityに移転。
そしてこの度、店舗・オフィスおよびカンパニーゲストハウスをグルガオンMGロードに移転拡張しました。

●西遊インディアP2880551

小さいけれど機能的なオフィスです!

dlf_city_center_map (1)

店舗・オフィスはMGロード駅前のDLF CIty Center Mall 3階(2nd Floor)、レストランやショップも充実した人気のモール内です。

<住所>
243, 2nd Floor, DLF City Center Mall, MG Road,Gurgaon, Haryana, India [MAP]
メトロ・MGロード駅徒歩1分 DLF CIty Center Mall内 3階(2nd Floor)
※コンノートプレースまでメトロで40分、ニューデリー国際空港から車で約25分。

●西遊インディアP2880552

社員一同、グルガオンにてお待ちしております!

西遊インディア  Saiyu India
ホームページ >>www.saiyuindia.com



sawada_saiyu at 02:59|Permalink

2014年11月08日

西遊インディア、11月下旬に移転します

西遊旅行のインド法人、西遊インディアは3年を過ごしたグルガオンのサウス・シティから同じグルガオンのMGロード駅エリアに移転いたします。

現在の場所での営業は11月21日(金)まで、11月24日(月)より新店舗にて営業を行います。
新店舗はメトロ・ステーション MGロード駅前のDLF City Center Mallの3階(2nd floor)です。カンパニーゲストハウスも同じMGロード駅から徒歩1分という便利なロケーションで、12月7日より再開いたします。

●西遊インディア 移転のお知らせ


現在、新店舗と引越しの準備中、オープンしましたら最新情報をお知らせいたします。なお、メールアドレスや電話番号はこれまで通りです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

西遊インディア スタッフ一同






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2014年10月27日

ランタンボール国立公園のベンガルトラ 木陰でお昼寝・・・T-72 (Sultan)

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (1)

ランタンボール国立公園のベンガルトラ、T-72 Sultan のサイティングの様子です。
2014年の4月のサファリのこと。この日は珍しく朝から「嵐」。オープンスタイルのサファリカーのためツーリストはみんなびしょぬれに。幸いなことに私たちがこの日訪れていたRoute-1には公園係員の小屋がありそこに避難しました。
「こんな天気だとトラは出てこないよね?」の質問に、ガイドさんも「そのとおり」。
他の公園でも聞いた話ですが、トラはあんまり塗れているところを歩くのは好きじゃないんだそうです。

気を取り直して午後のサファリへ。朝の嵐がうそのように晴れ渡りました。Route-2を走り始めました。雨上がりの森では、いろんな動物が活動。いつもの暑い乾燥した午後とはちょっと様子が違いました。
「あ、あしあと」

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (2)

朝の雨で地面がやわらかくなっていたところに、ビッグなパグ・マーク(あしあと)。しかもまだしめってるのでそんなに時間は経っていません。トラの歩いた方向に車を走らせると、木陰にねそべるT-72 スルタンがいました。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (3)
ビミョーな木陰に寝るスルタン。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (4)
ネコですね~ たらふく食べた後なのか、おなかも大きいスルタン。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (5)
カメラマンさんのシャッター音が響き渡る中どうどうのお昼寝。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (6)
イノシシ Wild Boarがそばを通ると反応しました。それはさすがに気になるようです・・イノシシおいかけはじめて草むらに。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (7)
そしてスルタンの後をおって全サファリカーが移動を開始、大混乱。この週末はインドの「グッドフライデー」の連休と言うこともあり、入場サファリカーの数が制限されているにもかかわらず、コントロールができておらず、身動きできないほどの車が公園内に入っていました。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (8)
草むらに隠れて狩をしようにも、どうも失敗したみたい・・・。トラの狩は20回に1度くらいしか成功しないといいます。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (9)
ほかのサファリカーもスルタンを探してレンズを覗き込んでいます。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (10)
どこにいったのかと思うと、サファリカーの真横から現れたスルタン。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (11)
もう、近すぎて写真は撮れません。せっかくこんなに近いので、レンズを通さず、目でトラを感じて楽しむに限ります。力強いトラの姿に感動。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (12)
スルタンはそんなツーリストの車の間をスイスイと歩き、水場へ。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (13)
途中、すりすりマーキング。

ベンガルタイガー ランタンボール T-72 (14)
スルタン、至福のひととき。

スルタンT-72は、T-22の子供で母親から独立し、縄張りを持ち始めたばかりの若いオスでこのとき3歳。まだ、動きに子供っぽさが残っている感じでした。


Photo & Text by Mariko SAWADA 澤田真理子


西遊旅行のベンガルタイガーに出会う旅
ベンガルタイガーを求めて 沙羅双樹が美しいジャングルブックの森カーナと世界一のトラ生息密度バンダウガル国立公園
インド二大国立公園サファリ 最後のアジアライオンが暮らす森ササン・ギルとベンガルタイガーが暮らす森ランタンボール

★ベンガルタイガーの撮影を目的とされている方は弊社のインド・サファリ担当スタッフまでお問い合わせください。


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2014年10月08日

ランタンボール国立公園のベンガルタイガー                     Lake areaに暮らすT-19クリシュナ、マチュリーの子

ランタンボール ベンガルタイガー T-19 Ranthambore (7)

ランタンボール国立公園にはいくつかのサファリ・エリアがありますが、最も豊かで美しい環境をもつのが「レイク・エリア」。公園の入り口から中世の遺跡が続き、再生した森が覆い映画のセットのような景色が始まります。湖畔にはたくさんの動物が集まります。サンバーにアクシスジカ、たくさんの水鳥、そしてヌマワニ。ベンガルタイガーの存在がなくても、その光景の美しさに、訪れるたびに感動させられる場所です。

1
かつての藩主の狩猟小屋。今は森に飲み込まれています。

ランタンボール ベンガルタイガー T-19 Ranthambore (4)
湖畔にはアクシスジカやサンバーの群れが集まります。広いランランボール国立公園の中でもこのレイク・エリアを縄張りに持つトラは一番幸せかもしれません。

長い間、このレイク・エリアをテリトリーとし「ランタンボールの女王」と呼ばれたT-16マチュリーというメスのトラがいます。マチュリーはその強さでオストラから子供たちを守り、たくさんの子孫を残し、そしてツーリストを嫌うことなくその姿を現し、多くのドキュメンタリーや写真集に登場したトラです。彼女は2014年の今年、17歳になると言われ(野生のトラの寿命は15年ほど)、もうすべての歯を失いながらも小動物を捕まえレイク・エリアの片隅に暮らしています。

現在のレイク・エリアはマチュリーの子供たちの縄張りです。
2013年の4月、レイク・エリアを中心とするサファリルートNo.3 でT-19 クリシュナの姿を見ました。T-19クリシュナは2006年の夏に生まれたマチュリーの3匹のメスの子供のうちの一匹。姉妹のT-17,T-18にくらべとてもシャイだったそうですが、今ではマチュリーのテリトリーをひきつぐ「レイク・エリアの女王」になりました。

ランタンボール ベンガルタイガー T-19 Ranthambore (8)
水の中で涼むT-19を発見。4月の午後4時頃でした。

ランタンボール ベンガルタイガー T-19 Ranthambore (2)
美しいT-19 まさにクリシュナ。

ランタンボール ベンガルタイガー T-19 Ranthambore (3)
水から出たら草陰へ。

ランタンボール ベンガルタイガー T-19 Ranthambore (5)
まだ暑い時間帯です、眠りについてしまいました。

ランタンボール ベンガルタイガー T-19 Ranthambore (6)
湖の反対側から見ると・・・カンター(大型のオープン・サファリカー)のツーリストにはトラは見えないけど、T-19は見ていました。

2014年の春、T-19は4匹の子供に恵まれました。ランタンボールのレイク・エリアはその親子の姿を追うテレビ取材やカメラマンさんでいっぱい。あまりにもの人気ぶりに、「トラの子育てによくない」ということで一時このゾーンの入域制限が設けられたほどです。

まずは、子トラたちの無事な成長を祈り、次のシーズンには成長した姿が見られますように・・・

Photo & Text by Mariko SAWADA 澤田真理子

西遊旅行のベンガルタイガーに出会う旅
ベンガルタイガーを求めて 沙羅双樹が美しいジャングルブックの森カーナと世界一のトラ生息密度バンダウガル国立公園
インド二大国立公園サファリ 最後のアジアライオンが暮らす森ササン・ギルとベンガルタイガーが暮らす森ランタンボール

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2014年09月23日

ランタンボール国立公園のベンガルタイガー T-25 Dollar(Zalim)    子育てをしたオスのトラ

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (4)

ランタンボール国立公園のベンガルタイガー、T-25 Dollar(Zalim)の話です。
T-25は2007年か2008年ごろにT-20の3匹の子トラの一匹として産まれました。母トラを離れ自分のなわばりを持って独り立ちしたころ、、T-25は人間が嫌いで、ご機嫌が悪いと車を追いかけたりしていたといいます。また、縄張りを拡張するために他のトラのテリトリーまで奪いにいく獰猛さでしられ、ヒンディ語で「ひどく悪い」という意味のZalim ザリームという名前がつけられていました。

そんなT-25のトラの研究者を驚かせる行動がありました。
2011年、T-25が2匹の子トラを連れて歩いている光景が見られました。T-25の2匹の子供 Bina-1とBina-2です。母トラのT-5が病気のために死んで後、父トラのT-25が2匹の子供を育てていたのです。他のトラから子供たちを守るだけではなく、しとめた獲物を与え、訓練をし、母親としての役割をしているのが観察されました。このころから、T-25は以前のように獰猛ではなくなったといいます。彼の呼び名も ZalimからDollarにかわりました。なぜDollar?それは体の横の模様にドルマーク$のようなものがあるからなんだそうです。父トラが2匹の子トラを連れて歩く姿は多くのカメラマンやインドのタイガーファンを夢中にさせました。

2013年4月のサファリで出会あったT-25のSightingサイティングの様子です。この日は気温が高く、午後のサファリがスタートしてもアラームコール(鹿やサルの警戒音)もなく、トラを見つけることができませんでした。サファリガイドのヴィッキーと相談し、朝のサファリのときにT-25が最後に目撃された場所に一番近い水場でT-25を待とう、ということになりました。
この季節、トラは朝8時くらいには活動をやめ、寝る場所を探し、夕方5時ころの気温が下がり始めたころに起きて水場にやってきます。水も飲みますし、体を水に浸して涼みます。

この日のサイティングはまさにシナリオ通りでした。5時過ぎ、気温が下がり始め森の鳥たちも活動を開始。そしてアクシスジカのアラーム・コール、鹿の群れの逃げる足音・・・・、木々の向こうからT-25が現れました。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (1)

私のサファリカー以外にも3台ほどが同様に待っており、大きなレンズのカメラマンさんたちが。響き渡るシャッター音。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (2)

T-25の登場です。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (3)

木にオシッコかけて縄張りを主張。 ユーリン・マーク Urine Mark 。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (5)

T-25はまっすぐサファリ道の真横にある水場へ入ってきました。かつては人間が嫌いで・・・とは思えないほどの至近距離で。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (7)

水場にやってきたT-25。ここからは Tiger Show。この角度でトラを見ることはあまりありません。「トラの模様ってこうなってるんだ・・・」 力強い前足、トラ好きにはたまりません!

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (8)

今度は水の中に入って体を冷やします。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (9)

この角度から見るベンガルトラの美しいこと!

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (10)

カメラマンさんたちのシャッター音が気になるか、お耳がくりくり動きます。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (11)

ひとしきりの水浴びを楽しむとゆっくり歩き始めました。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (12)

T-25が動くとツーリストとカメラマンさんをのせたサファリカーも一斉にスタート。このころにはサファリーカーの数は20台近くにになっていました。

ランタンボール T-25 ベンガルタイガー Ranthambore (13)

やがて山の斜面へと移り、T-25の姿は見えなくなりました。

なんてステキなベンガルタイガーとの時間だったことでしょう!このサイティングに導いてくれたガイドのヴィッキーとハイタッチ。何度もタイガー・サファリをしてきましたが、これまでで最高のサイティングといえるT-25との遭遇でした。これだからサファリはやめられません・・・。

Photo & Text by Mariko SAWADA 澤田真理子
参考:Face to Face the Tiger of Ranthambore

西遊旅行のベンガルタイガーに出会う旅
ベンガルタイガーを求めて 沙羅双樹が美しいジャングルブックの森カーナと世界一のトラ生息密度バンダウガル国立公園
インド二大国立公園サファリ 最後のアジアライオンが暮らす森ササン・ギルとベンガルタイガーが暮らす森ランタンボール

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2014年09月21日

グジャラートの世界遺産 Rani Ki Vav ラニ・キ・ヴァヴ 女王の階段井戸

ラニ・キ・ヴァヴ (3)

2014年6月に新たに世界遺産に登録された階段井戸がパタンの郊外にあります。この井戸は11世紀のソランキ王朝の未亡人となった女王が、王の追憶と名声のために建設したと言われている階段井戸です。

「階段井戸」とは水が慢性的に不足するグジャラート州やラジャスタン州で多く見られる井戸で、貴重な水を人々に供給するだけでなく、水の蒸発熱を利用した天然のクーラーとしても利用されました。井戸の壁面にはヒンドゥーの神々や説話をモチーフにした精緻な彫刻が施されており、ひとつの芸術作品として涼をとりにくる人々の目を楽しませていました。

「ラニ・キ・ヴァヴ」はグジャラート最古の階段井戸で、奥行き64m、幅20m、深さ27mの長方形の形をした階段井戸は7層の階からなり、その壁面は800を越えるヒンドゥーの神々の像で覆われています。特にヴィシュヌ神の化身のレリーフの美しさ、精巧さには素晴らしいものがあります。

「ラニ・キ・ヴァヴ」はその後、サラスワティ川の氾濫により砂に埋もれ、忘れられていましたが、1958年以降、インド考古局 Archeological Survey of India により発掘・修復が行われ、その全貌を現しました。

世界遺産に登録される直前の4月、ラニ・キ・ヴァヴを訪問したときの様子です。

ラニ・キ・ヴァヴ (1)
遺跡の入り口にはインド考古局が発掘・修復を始めた当時の昔の写真を展示していました。

ラニ・キ・ヴァヴ (2)
遺跡公園内を歩いていて、突然現れる地下建造物、階段井戸。

ラニ・キ・ヴァヴ (5)
7層のテラスがあり、中央の壁龕にはヒンドゥー神話のモティーフが。

ラニ・キ・ヴァヴ (6)
壁龕を正面にのぞみます。

ラニ・キ・ヴァヴ (4)
階段の岩と岩を木のくいでつないでいます。

ラニ・キ・ヴァヴ (7)
階段を下ると、周囲をヒンドゥーの神々に囲まれます。

ラニ・キ・ヴァヴ (11)
当時の装飾、暮らしぶりが伺える彫刻。

ラニ・キ・ヴァヴ (8)
参拝に来ているグジャラートの観光客に出会いました。グジャラートらしい鮮やかなサリーの女性。

ラニ・キ・ヴァヴ (10)
テラスの天井も彫刻が施されています。

ラニ・キ・ヴァヴ (9)
こんなにかわいらしいモチーフも。

ラニ・キ・ヴァヴ (12)
壁面には幾何学的な模様も見られます。

ラニ・キ・ヴァヴ (13)
美しい、神々の姿。ここはたんなる「井戸」ではなく、「神殿」なのです。

ラニ・キ・ヴァヴ (15)
ラニ・キ・ヴァヴにはヴィシュヌ神とその化身の姿の彫刻がたくさん施されています。ヴィシュヌの化身のひとつ、イノシシ。

ラニ・キ・ヴァヴ (14)
井戸という日常の中に作られたヒンドゥー神話の世界と、精緻な建築美。

砂に埋まり忘れられていたことが、往時のままの美しい彫刻残る階段井戸の姿を残してくれたのです。

Photo & Text by Mariko SAWADA 澤田真理子


西遊旅行のグジャラートの旅
グジャラート 魅惑のインド最西端の地をめぐる
グジャラート テキスタイル紀行

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2014年08月28日

番外編スリランカ Wildlife in Sri Lanka スリランカの自然特集

スリランカネイチャースペシャル (6)

番外編スリランカ、スリランカの野生動物特集をUPしました!

あまり知られていないスリランカの自然、野生動物をご紹介しています。
ホエール・ウォッチングやレオパードの生息するヤーラ国立公園サファリは11月~4月がベストシーズン。日本からのツアーや個人旅行のほか、インドからのスリランカ旅行もおまかせください。

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子


 

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2013年12月31日

「世界の秘境40」で紹介したインド

世界の秘境40 インド (1)
西遊インディアの事務所にて インド記事担当者のひとり 川口佳代

西遊旅行が40周年を記念して出版した「世界の秘境40」。
この40のうち、6つがインドからの記事。西遊旅行のインドに対する気持ち、です。

世界の秘境40 インド (2)
「マナリからレーへ、チャンタン高原を越えて」 夏のインドを飾るデスティネーション。
6月下旬から7月半ばがベストシーズンです。

世界の秘境40 インド (3)
「乾いた大地に咲く色彩 グジャラート」 カッチの人々が作り出す染織工芸の世界。
西遊旅行のスタッフが得意とする分野のひとつです。

世界の秘境40 インド (4)
インドと言えば、「ガンジス」なしに語れません。
「ガンジス聖地巡礼 源流ヒマラヤからガンガー・サガル」

その他、「ラダックからザンスカールのチベット世界」、「アルナチャール・プラデーシュの精霊信仰」、「ベンガルタイガーと美しきインドの森」を掲載しています。こちらのサイトでもさらに詳しくご紹介。

弊社の社員による、記事・写真満載で1500円にしてはお得感のある本です。
是非、ご一読ください。

西遊旅行 印度チーム


インド添乗員同行ツアーこちら
インド個人旅行・フリープランこちら
SAIYU INDIAのホームページはこちら

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2013年12月21日

週末はバードウォッチング!野鳥の楽園 ケオラディオ国立公園

ケオラディオ国立公園Keoladeo (1)
アジア最大のPainted Stork(インドトキコウ)の営巣地 

ケオラディオ国立公園 Keoladeo National Park
ケオラディオ国立公園はラジャスタン州のバラトプルの町の中にある国立公園。わずか29平方キロメートルの公園内に入ると、外の喧騒とは異なる美しい湖、湿地、草地にサンバーやチータルなどの野生動物、多くの野鳥が暮らしています。

ケオラディオ国立公園のある場所はもともとヤムナー水系の氾濫原のくぼ地でした。18世紀半ばに当時のマハラジャにより堤防が築かれ湖が誕生し、より多くの水鳥が飛来するようになりました。19世紀半ばから1965年までカモの狩猟がおこなわれ、2時間で4000羽ものカモが狩猟された記録も残っています。その後、この場所はラジャスタン州の管理となり1971年に鳥類保護区に、1982年に国立公園となり、1985年にはユネスコの世界遺産に登録されました。2004~2007年に旱魃と公園への水の流入を止める事態が起き、生態系がひどく崩れた時期がありましたが、その後再び水がひかれ2013年時点では水量も豊かで多くの水鳥が戻ってきています。
現在、375種確認されている野鳥の他、サンバーやチータル、ニルガイなど34種の哺乳類も暮らしているとのこと。
公園内は自由に巡ることができますが、お勧めはやはりネイチャーガイドとともにリキシャと徒歩でめぐり、早朝にはボートからの観察。野鳥の名前や、生息域、フクロウのいる木などを効率よく案内してくれます。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (2)
リキシャに乗り換えて公園内へ。29平方キロメートルの園内には、リキシャで巡ることができる道の他、歩いて巡る複数のトレイルがあります。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (3)
公園内は水にあふれ、木々を映し出すきれいな光景を見ることができました。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (4)
Darter(ヘビウ)が水に潜ったあと、翼を乾かしている様子

ケオラディオ国立公園Keoladeo (5)
ラダックから飛来するLesser Whistling Duck(リュウキュウガモ)

ケオラディオ国立公園Keoladeo (6)
アジア最大のPainted Stork(インドトキコウ)の営巣地では大人と同じくらい大きくなった子供たちが。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (8)
巣で翼を広げ、飛ぶ練習をするインドトキコウのこども。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (7)
身体がどんどん大きくなる子供たち。お母さんは巣を大きくするために木の枝を運び、食料を運び大忙しです。日没前になると巣に餌を運ぶお母さんに、泣き叫ぶ子供たちの声で営巣地が一番にぎやかな時間を迎えます。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (9)
日没後、水の中を移動するサンバーのお父さんを発見。サンバーは漢字で書くと「水鹿(すいろく)」。そばにいるのはGrey Heron(アオサギ)。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (10)
翌朝、ボートにて湖を巡ってみました。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (11)
湖面に映る森の影、そして朝もやの中の日の出。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (12)
木陰からGrey Heron(アオサギ)が飛び出しました。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (13)
ボートを降りて、堤防にできている小路を散策。猿たちが迎えてくれます。

ケオラディオ国立公園Keoladeo (14)
名残惜しく公園を去る前に、素敵な出会いがありました!Spotted Owlet インドコキンメフクロウの子供たち!かわいい~

ケオラディオ国立公園Keoladeo (15)
振り返ったらまだ見てる!たまりません。

ケオラディオ国立公園はネイチャー志向のインド人観光客にも人気で、週末を自然の中で過ごしたい家族や恋人たち、そして最近では望遠レンズをかかえたアマチュア・カメラマンさんたちもやってきます。

週末、気分を変えてデリーから遠出してみてはいかがでしょうか・・・
まさか、の野鳥たちとの出会いです。

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子

★デリーからの週末プランを間もなく発表します。お気軽にお問い合わせください・・・
西遊インディア india@saiyuindia.com


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2013年11月21日

最後のアジア・ライオンの暮らす森、ササン・ギル国立公園

ササンギル インドの森 (1)

Gir Forest National Park & Wildlife Sanctuary

ササンギル国立公園は1965年に設立されたグジャラート南部の国立公園で広さは1,412平方キロ。そのうちの258平方キロは国立公園として完全保護下にあり、1,153平方キロは保護区となっています。 ギル野生動物保護区は最後のアジア・ライオンが生息することで知られています。学術名Panthera leo percicaと呼ばれるライオンは、古くはメソポタミア、古代ペルシャ文明のレリーフにも登場し、現在のイラン・イラク・パキスタン・インドの南部地方に広く生息していましたが、現在はこのギル野生動物保護区にのみに残る貴重な存在となってしまいました。

ギルの森林は1900年代初頭にジュナーガルの王族が保護区とされ、そのころにはトロフィー・ハンティングによる乱獲のためアジア・ライオンの数は15頭にまで激減していました。その後の政府の森林局やNGOの人々の努力により、このギルの多様性ある落葉樹の森でアジア・ライオンはその数を増やし、2010年の調査では411頭(雄200頭、雌180頭、子供100頭)にまで回復しています。

ギル国立公園は乾燥したチークと広葉樹林の森、東部にはアカシアの林とサバンナが広がり、その中を7つの川が流れ4つの貯水池を作っています。300カ所ほどの動物の水場となる場所があり、暑気にはこの水が野生動物たちの命をつないでいます。国立公園の東部と西部でも気候・降水量が大きく異なり、アカシアの林やサバンナの広がる東部では年間降水量が650ミリですが、西部では1000ミリを超えます。


では、ササン・ギルで観察できる主な野生動物をご紹介します。

アジア・ライオン Asiatic Lion、キンイロ・ジャッカル Golden Jackal、インド・マングース Indian Mongoose、チータル Chital、ニルガイ Nirgai(Bluebull)、サンバー Sambar、ワイルド・ボアー Wild Boar、マーシュ・クロコダイル Marsh Crocodile そのほか、たくさんの野鳥。

観察のベストシーズン、というとやはり2月下旬~5月でしょうか。乾期は水場に動物が集まるので観察しやすいですが、暑すぎてライオンがだらけていることも(もともと夜行性の動物ですから、日中は寝ていますね)。

ササンギル インドの森 (3)
寝ているお母さんライオン

ササンギル インドの森 (2)
起きた!

ササンギル インドの森 (4)
眠~い子供たち。運よく子供連れのライオンに合うことができると観察のチャンス。子供は早く動くことができないので一カ所に長くいてくれます。

ササンギル インドの森 (7)
Tickell’s Blue Fly Catcher ティックルズ・ブルー・フライキャッチャー(ヒタキの一種)

ササンギル インドの森 (6)
Brahmany Myna ブラフニー・マイナ(九官鳥の一種)

ササンギル インドの森 (5)
Spotted Owlet インドコキンメフクロウ 
インドの森は「野鳥の楽園」と言われますが、それでも写真に収めようとおもうと結構苦労しますが、フクロウたちはあまり動かないので、しっかりと被写体になってくれます。

ササンギル インドの森 (8)
Chital(Spotted Deer)アクシスジカ  
インドの森で最も一般的な鹿

ササンギル インドの森 (9)
Nilgai ニルガイ 
体の大きな鹿でBluebullと呼ばれ、オスはグレー色の大きな体をしています(この写真は雌)。鹿とはおもえないほど大きな子もいます。

ササンギル インドの森 (10)
Sambar サンバー 
水場に多く集まり「水鹿」とも呼ばれます。丸い耳が特徴的。

ササンギル インドの森 (11)
Marsh Crocodile マーシュ・クロコダイル 
そして水場にはワニも。乾期の水の少ない時期には観察しやすいです。

現在のインドはサファリ・ブーム。
是非、アジア最後の貴重な存在であるライオンたちの住む森を訪問してみてください。

文・写真 Mariko SAWADA  澤田真理子

ササン・ギルへのアクセス
アーメダ―バードから車で7~8時間。ディゥなどその他のグジャラートの都市からもアクセス可能です。
サファリはジープの事前予約が必要です。国立公園内に入ることが許されるジープの数に制限がありますのでインドの祝祭日が重なる時期など早めの予約が必要です。


添乗員同行、日本から出発するササン・ギルのアジア・ライオンに出会うサファリツアー
インド二大国立公園サファリ最後のアジアライオンが暮らす森ササン・ギルとベンガルタイガーが暮らす森ランタンボール

西遊インディアのインド発着現地ツアー 
インド・サファリ 最後のアジア・ライオンの暮らす森、ササン・ギル国立公園2泊3日
 



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2013年07月21日

インド年末年始ハイライトコース 元旦2014 in INDIA

元旦企画 (1)
ガンジスの夜明けに祈る(バラナシ)

早くも年末年始のインドの旅の発表になりました。
今年は全日空デリー線利用の元旦 in INDIA3コースを特別に設定。
お勤めの方にもご参加いただきやすい日付、価格も重視したコースです。

元旦企画 (2)元日を聖地バラナシで迎える
聖地バラナシとインドの至宝タージ・マハル
12月29日(日)~1月2日(木)5日間 東京発着(大阪・名古屋接続) 258,000円





元旦企画 (3)元日にタージ・マハル
ゴールデン・トライアングルと聖地バラナシ
12月29日(日)~1月3日(金)6日間 東京発着(大阪・名古屋接続) 278,000円






元旦企画 (4)
元日をリシケシのアシュラムで。
瞑想とヨガで迎えるお正月

リシケシでのヨガ体験
12月29日(日)~1月3日(金)6日間 東京発着(大阪・名古屋接続) 238,000円



一緒に2014年のお正月をインドで!

西遊旅行 印度チーム

2013年10月以降のコースも続々UP中 西遊旅行のインドツアーはこちら

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2013年04月25日

あんずの花咲くラダック2013

杏ラダック (7)
2013年のラダック、旅のシーズンが始まりました!
先日、西遊旅行のツアー「薄紅色に染まる聖域 春のラダック」のコースが帰国しました。4月13日に出発した今年のツアーは満開の杏の里を巡ることができました。

春のラダックの魅力は、凍てつく冬が終わり活気を取り戻しつつある町や畑仕事の準備をする村など、ラダック全体が春の到来を喜んでいる・・・そんな雰囲気でしょうか。またこの季節は人々が厚手の民族衣装を着ていることもあり、より「ラダックらしさ」を感じていただけるかもしれません。杏の花はまさに「春の到来」の象徴のようです。

杏ラダック (6)
杏の果樹園が広がる谷間の村

杏ラダック (3)
果樹園の杏の花、各地で満開の杏を見ることができました。

杏ラダック (5)
ムルベク磨崖仏の弥勒菩薩。周辺の岩山には雪が残ります。ちょうど仏様の顔に光があたっていました!

杏ラダック (2)
「花の民」とも呼ばれるアーリア系の顔立ちの人々が暮らすダー村を訪問。自慢の花の頭飾りを披露してもらいました。

杏ラダック (4)
カルギル周辺の村で出会った生徒たち。カルギル周辺からシュリーナガルにかけては住民がイスラム教徒になります。女子学生はスカーフをして学校へ。ここはチベット仏教とイスラムを信仰する人々が隣り合わせで暮らしている場所です。

杏ラダック (1)
杏の花咲く果樹園の村の間を流れるインダス川。

杏の花が終わった場所では緑の芽がふきはじめていました。そして観光シーズンの到来。
最近はインド人の国内旅行の人気のデスティネーションともなっており、5~8月のデリーからレーへの国内線チケット代が高騰したり混んで取りにくくなってきています。ラダックへの旅をご検討の方は、どうぞお早目にご相談ください。

西遊旅行では、日本からラダックへの添乗員同行ツアー、手配旅行のほか、デリー事務所がラダックへの航空券や現地発着ツアーを多数取扱っています。お気軽にご相談ください!

文:西遊旅行 印度チーム
写真:添乗員 古林直美

西遊旅行で行くラダックの旅(既に満席のコースもあります、お早目にご検討下さい)
西遊旅行の「ラダック・ザンスカール特集はこちら」
西遊旅行 インド方面ツアーリストはこちら
西遊インディア 現地発着ツアーリストはこちら





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2012年11月30日

バラナシ・小路の風景

ベナレスの小路 (2)

バラナシ。「絵に書いたようなインドの風景」がそこにはあります。
近代化が急速に進むインド。お客様の中にはデリーに到着して「あれ?思っていたインドと違う」と感じた方も、バラナシに来れば「想像したインド」の姿があるはずです。そこには悠久のガンジスが流れ、ヒンドゥーの宗教観の中で生きる人々の姿があります。

バラナシの旧市街を歩く
バラナシの街は迷路のような小路が入り組んでいます。車は入ることができず、リキシャと徒歩でめぐります。勇気を出して中へ入っていくと、スパイスの臭いや牛糞の臭い、「インドの空気」が周囲に漂い、その中を子供たちが駆け抜けていきます。ここは日本でいう下町。幅2メートル程の小路には牛が我が物顔で寝そべり、歩いているインド人に尻を蹴られて退かされ、そこをバイクが駆け抜ける、と何とも騒々しいやりとりに驚く方もいることでしょう。そんな小路をゆっくり散策してみるとこのバラナシの本当の生活が見えてくるかもしれません。

ベナレスの小路 (3)
学校に通う子供たち。

ベナレスの小路 (5)
人と牛が一緒に暮らす路地。

ベナレスの小路 (7)
ガンジス川に沐浴へ訪れる巡礼者に売られているボトル。「全ての罪を洗いなすガンジスの水」をありがたく持ち帰ります。

ベナレスの小路 (1)
チャイ屋。素焼きのカップに入れ、飲み終わると捨てます。陶器は再び土に戻るのです。

ベナレスの小路 (9)
ヒンドゥー寺院で修業する子供たち

ベナレスの小路 (6)
オートリキシャで学校へ。
路地を出て、少し大きめの通りに出ました。そこにはリキシャやオートリキシャが待ち構え、それぞれの目的の場所へ。

静寂と雑踏、ごみ、牛、ガンジス・・・営まれる人々の暮らしと祈り。
バラナシの街角には凝縮されたインドの姿がある、と感じるのです。

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子

西遊インディア バラナシへの個人旅行 現地発着ツアー

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2012年11月20日

ダラムサラ チベット亡命政府の拠点 ダライ・ラマ14世の説法

ダラムサラ

西遊インディアのスタッフと秋のダラムサラを訪問。ちょうどダライ・ラマ14世の説法も行われおり幸運にも参加することができました。初めてのダラムサラでしたが、その西洋人中心の外国人観光客の多さ、昔ながらのバックパッカーのたまり場的なまったりとした雰囲気、それとはまったく異なる厳しい「焼身抗議するチベット族」の現実など、現在のチベット問題を目の当たりにするダラムサラ滞在でした。

ダラムサラは「雪山の州」を意味するヒマーチャル・プラデーシュ州に位置し、標高約1,800mの涼しい丘陵地帯にあるためイギリス統治時代にはイギリス人たちの軍駐屯地及び避暑地となっていました。1905年の壊滅的な大地震で多くのイギリス人が麓の谷に移らざるを得なくなり、1947年のインド独立以降、イギリス人はこの地からいなくなりました。

ダラムサラ (7)
避暑地としても有名なダラムサラ

1959年にダライ・ラマ14世がインドに亡命し、チベット亡命政府を樹立して以来チベット仏教文化の拠点となり、「リトル・ラサ」とも呼ばれている町です。
インドの初代首相ネルーはその地理的・気候的条件はもとより、閑静で静穏なこのダラムサラの地をチベット難民のために選んだと言われています。

ダラムサラ (1)
チベット寺院の建つマクロード・ガンジーの小路

ダラムサラ (5)
街角で売られるモモ。インド国内の旅行客にも人気です。

ダラムサラ (2)
チベット・グッズを売る屋台もたくさん出ています。

ダラムサラでは、チベット本土では失われつつある伝統的な文化や宗教を守り、後世に残していくための様々な努力がなされており、異国での亡命生活を今なお強いられているチベットの人々の現在を見ることができる場所です。街角で見られる、「焼身自殺」のポスターには衝撃を隠さずにはいられません。近年のチベット問題が日本で知られている以上に深刻であることがうかがわれます。

ダラムサラ (3)
街角のいたるところに張られたポスター。この抗議の果ては・・・。

ダラムサラのみどころとしては以下に紹介する他、2000年にチベットより亡命してきたカルマパ17世が住むギュトー僧院や、チベット博物館、チベット文献図書館、チベット医学暦法研究所、チベット舞台芸術研究所などもあります。

ナムギャル僧院(ツクラカン堂、カーラチャクラ堂)
ダラムサラ (8)ナムギャル僧院は、ダライ・ラマ公邸の正面に位置し、ツクラカン堂とカーラチャクラ堂からなるゲルク派の総本山です。時折、庭で僧たちが足を踏み鳴らし大げさに手をたたく身振りで教義問答する光景が見られます。
ツクラカン堂は、ラサのジョカンに相当するダラムサラでは最も重要な寺院で、マニ車が囲む堂内には、釈迦牟尼仏、観世音菩薩、パドマサンバヴァの3体の格調高い仏像が祀られています。また、ツクラカン堂の隣にある1992年建立のカーラチャクラ堂には、目の覚めるほど美しいカーラチャクラ(時輪)曼荼羅の壁画が収められています。
ダライ・ラマの住居である王宮は、ラサのポタラ宮と同じように神聖視され礼拝の対象になっており、毎朝多くの巡礼者がその周囲に作られた巡礼路を時計周りに歩いています。
巡礼路には多くのタルチョがはためき、マニ塚やマニ石なども見られます。マニ車や数珠を手にマントラやお経を唱えながら歩く巡礼者たちと一緒にコルラしてみると良いでしょう。

ノルブリンカ芸術文化研究所
ダラムサラ (10)ラサにあるダライ・ラマ法王の夏の離宮「ノルブリンカ」から名前がつけられたこの研究所では、チベット仏教の精神的・文化的遺産、伝統芸術・技術を保存し発展させるための取り組みが行われています。
チベット人が異国の地で経済的に自活することも目指しており、タンカ絵師や仏像の彫師を養成するコースや裁縫・刺繍の職業訓練の教室なども設けられています。
同じ敷地内には、チベット各地の民族を紹介する小さな人形博物館や、この施設で作成された質の高い手工芸品などを購入できるお店の他、おしゃれなゲストハウスやカフェもあります。

個人でダラムサラを目指し、ダライ・ラマ法王の法話に参加するための情報です。
まずは公式ホームページ http://www.dalailama.com/ にてダラムサラでの法話のスケジュールをチェック。その滞在に合わせて旅行を立てます。尚、この期間中のダラムサラは当然ながら混み合いますので、マクロード・ガンジ―の宿を希望の場合は早めの手配が大切です。
到着したらダライ・ラマ公邸の事務所でパスを申請。写真2枚を持参し、用紙を記入します。
その場でパスが交付され、あとは法話に合わせて出かけます。法話の前には公邸から僧院へ移動するダライ・ラマ14世を間近に見ることも可能です。法話が始まると、レンタルのラジオを使って各国言語で法話を拝聴することができます。
簡単な手続きでパスが発行されます。法話中の内部へのカメラ、携帯などの電子機器の持ち込みは禁じられていますので荷物の準備にご注意ください。また、前方の特別席を希望の場合は数日前から行われる事前登録を行わなければいけませんので、早めに手配依頼をする必要があります。

荘厳な雰囲気に包まれた僧院。ありがたく拝聴する民衆、その雰囲気にのみこまれる外国人。この臨場感は一度経験し、チベット問題を考える機会を与えてくれます。

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子

西遊インディアではダラムサラを訪れるバックパッカーのためのデリーからの片道手配+ゲストハウス2泊プランを設定しています。詳しくは西遊インディアのホームページをご覧ください。








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2012年11月02日

リシケシでヨガ  ヨガ・ニケタン・アシュラムでのヨガ体験

瞑想する濱口さん

西遊インディアのスタッフみんなでリシケシのアシュラムへ行ってきました。
今回訪問したのは数あるアシュラムの中でも人気の高いヨガ・ニケタン YOGA NIKETAN。短期滞在者も泊まれるゲストハウスもあり、簡素なつくりながらも部屋からはガンジス川が目の前。短期間でガンジスの聖地とヨガを体験したい人にはお勧めのアシュラムのひとつです。

リシケシへはデリーから車で7時間、バスだと8時間で到着。町の中心をガンジス川が流れ、両岸はつり橋でつながっています。ヨガのふるさとでもあり、1968年にビートルズが入門したことでも有名。現在も街にはアシュラム(ヨガ道場)が点在し、気軽なヨガ体験から本格的な道場入門まで経験することが出来る場所です。

まずはゲストハウスに到着するとレジストレーション。瞑想やヨガに通うためのパスが渡され、さらに一日のスケジュールが伝えられます。もちろん自由参加でゆっくりしていてもOKです。

一日のスケジュール例
朝の瞑想 05:00-06:00
朝のヨガ 06:30-07:30
朝食   08:00
その後、図書室で過ごしたり、町を散策したりして過ごします。
昼食   12:00
ヨガの講義 15:15-16:00
午後の紅茶 16:00
午後のヨガ 17:00-18:00
午後の瞑想 18:30-19:30
夕食   20:00
月曜日と金曜日は食後の時間に神聖な音楽を聴く時間も。
日曜日のセッションはお休みとなります(週末をかけてくる方はご注意ください)。

ヨガ・ニケタン リシケシ (9)
ゲストハウスからアシュラムへ通うために渡されるパス

ヨガ・ニケタン リシケシ (10)
レジストレーション(チェックイン)の際にスケジュールも渡されます。

アシュラムの併設ゲストハウス
アシュラムのゲストハウスはいたってシンプル。ベッド、机と椅子、そしてトイレ・シャワー。室内にはアメニティーなどはおいていませんので自分のタオル、サンダル、シャンプーなどの必要なものはすべて持っていきます。トイレもインド式でトイレットペーパーはおいていませんので自分で用意。
また、聖地であるリシケシのゲストハウスをはじめ、レストランは菜食主義でアルコールも禁止。心も体も一度リセットするには強制的にこの環境に身をおくのも大切かもしれません。
また、入り口には管理人があり、関係のない人が入ってこないように管理されており女性の一人旅でも安心です。
ヨガ・ニケタン リシケシ (8)
ヨガ・ニケタン短期滞在者用のゲストハウス入り口。入り口は質素ですが、ガンジス川側から見ると不思議と立派に見えるのです。

ヨガ・ニケタン リシケシ (5)
ガンジス川対岸から見たヨガ・ニケタン短期滞在者用ゲストハウス(左)、ヨガ・ニケタンの寺院(右)と上部の緑の中にあるのがアシュラム、長期滞在者用のゲストハウスになります。

ヨガ・ニケタン リシケシ (6)
質素な部屋ですが、ガンジス川に面していて、明るい客室です。正面はメインストリートに面しているため日中うるさいのが残念です。

ヨガニケタン部屋からの景色
客室のテラスから見たガンジス川

アシュラムでみんなでいただく夕食
食堂に集まり、食器を持って食堂へ。食器に食事が盛りつけられます。そしてお祈りの声がとなえてから食事が始まります。食事中は「静かに」が原則。みんなもくもくといただきます。
今晩はダル、野菜カレー、キュウリと大根のサラダ、チャパティ。味は薄味です。
食事が終わると食器を洗って返します。食事中はあまり話はできませんが、食後のひとときは世界中からこのアシュラムに集まった人たちとお話ししたりコミュニケ-ションの時間。インターナショナルな場でもあります。

アシュラムでの夕食
アシュラムの夕食例

ヨガ・ニケタン リシケシ (2)
使った食器は自分で洗って片付けます。

いざ、瞑想とヨガへ
動きやすい服装で出かけましょう。ヨガ・マスター(インストラクター)が呼吸、ポーズの指導をしてくれます。英語で行われるので聞き取りにくいですが、見よう見まねでやっていると、インストラクターがポーズを直しに来たり説明に来てくれます。短期の「ヨガ体験者」にとっては初日は厳しい?かもしれませんが、心も体も身軽になったような気がするのは確かです。

ヨガ・ニケタン リシケシ (3)
瞑想とヨガ中の写真撮影は禁止なので写真はありませんが、道場の写真をどうぞ。道場においてあるマットレスを敷いて行います。

今回は1カ所のアシュラムのみのご紹介ですが、ほかにもアーナンダ・プラカシュ・ヨガ・アシュラム Anand Prakash Yoga Ashramなど人気のあるゲストハウス併設のアシュラムもあり、さらに「優雅にヨガ」を楽しみたい方にはアーナンダ・イン・ザ・ヒマラヤAnand in the Himarayaなる高級施設もあります。
是非、一度はリシケシのヨガ体験を!

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子

「リシケシでヨガ」に興味のある方は西遊インディアのホームページを是非ご覧ください。
「専用車で行くリシケシ2泊3日ヨガ体験」、
安全で安く行って長期滞在したい人のための「リシケシ行片道手配とアシュラム2泊プラン」
などご用意しています。






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2012年09月22日

ミナークシ寺院のクロージングセレモニー 南インドの神々の姿 

ミナークシ寺院クロージングセレモニー (2)

南インドのヒンドゥー建築の最高峰であり、信仰の中心・ミナークシ寺院。何千もの極彩色の神々の像で埋め尽くされ、後期ドラヴィダ様式の頂点を極めたといわれる建築が見事です。この寺院はヒンドゥーの神シヴァと土着の女神ミナークシとが夫婦として祀られ、毎夕方にはシヴァ神がミナークシ女神の寝所に入る様子を儀式化したセレモニー=クロージング・セレモニーが行われます。寺院には120人の僧侶が織り、シヴァ神とミナークシ女神にそれぞれ60人づつが仕え、昼夜交代して務めています。

ミナークシ寺院 (1)
ミナークシ寺院の塔門

夜、楽隊の音楽とともに銀の神輿に乗ったシヴァ神が出てくると、僧侶がその日の行事や寄付の額を神輿に報告します。神輿は2人の息子、ガネーシャとカーティケの祠の前でおやすみの挨拶をしたあと、妻のミナークシの聖所の前で中に入っていいか伺いをたてます。その際、神輿の下に用意された祭壇がジャスミンの花、蓮の花、 お香で清められます。これはこの地方の伝統で、主人が仕事から帰ってきたときに妻が家の前でその足を清める儀式からとられたと考えられています。
そして、妻・ミナークシが答え、孔雀の羽の扇でお香が炊きあげられる中、神輿はミナークシの聖所へと入っていきます。

ミナークシ寺院クロージングセレモニー (1)
シヴァの聖所から出てくる神輿。中にはシヴァ神像。

ミナークシ寺院クロージングセレモニー (3)
ミナークシの聖所の前で、神輿が停まり祭壇が清められます。シヴァ神がミナークシ女神の聖所に入っていいかお伺いをたて準備をします。

ミナークシ寺院クロージングセレモニー (4)
シヴァの足跡の祭壇。この地方ではご主人が外から帰ってきたときに妻が家の前で足を清める伝統があり、それがこの儀式に取り入れられたと考えられます。

ミナークシ寺院クロージングセレモニー (5)
ハスの花、ジャスミンの花、そしてお香がたかれ孔雀の羽でお香が広がり神々しい雰囲気が作られていきます。

ミナークシ寺院クロージングセレモニー (6)
ミナークシの寝室へと神輿が運ばれていき、この儀式が終了します。

神々の暮らしを人間のように親しみを込めて描き、毎日繰り返されるその儀式は南国らしいおおらかさと人々の信仰の篤さを物語っています。
神々も人と同じ暮らしをしている・・・南インドの神々の姿です。

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子

西遊旅行の南インドの旅 2013年
楽園の南インド周遊 


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