at 09:30│パタゴニア | チリ

2017年08月14日

パタゴニア・パイネ国立公園の魅力

南米パタゴニアの魅力、今回はパイネ国立公園をご紹介いたします。

パイネ国立公園は、チリ、プエルト・ナタレスの北約120㎞に位置する、面積約1630㎢の自然公園です。
この公園の特徴は、標高3000m近い花崗岩の岩峰群と多種多様な動植物群です。標高3050mのパイネ山群最高峰クンブレ・プリンシパルを含む4つの峰からなるパイネ・グランデ山、その名の通り塔のようなトーレス・デル・パイネの3本の岩峰や、クエルノス・デル・パイネ(パイネの角)の6つの峰は、その険しい稜線や厳しい気象条件によって、世界中の登山家憧れの存在にもなっています。
また、草原地帯をはじめとする変化に富んだ植生の中には、コンドルなどの猛禽類、クロエリハクチョウ、カウケン、ニャンドゥなどの鳥類、そしてグアナコ、ピューマ、グレイフォックスなどの哺乳類らが生息しています。

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パイネ山群

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トーレス・デル・パイネを望むハイキング

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グアナコの群れに近づく

雄大な山岳風景と時にめまぐるしく変わる気候の中、動物たちも必死に、でもどこかのんびりと生きています。

また、グレイ氷河の展望クルーズもパイネの魅力の一つです。グレイ氷河は、年50~100mほど後退するという、後退が著しいということが特徴の氷河で、それがまた独特の造形美を生み出します。5年前、2年前とはまったく違う世界になるのがこのグレイ氷河です。

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独特な形状を楽しめるグレイ氷河の氷

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氷河の氷でドリンクをいただくこともできます。

ボート上でパタゴニアの風を浴びながら、悠久の氷河を静かに、存分に楽しめるクルーズです。

魅力的なパタゴニア・パイネ国立公園への旅、ぜひご検討ください。
(東京本社・村上)

at 19:11│パタゴニア | アルゼンチン

2017年08月04日

パタゴニアの魅力 ~パタゴニア 氷河の崩落

 大阪支社 高橋です。

 猛暑日が続いておりますが、皆さん体調は崩されておりませんでしょうか。

 いよいよ私の大好きなパタゴニアのシーズンが近づいてきました!!
 6月に発表させていただきました「パタゴニア」のパンフレット。一度はご覧いただけましたでしょうか。

 今シーズンも、日々お問合せが増えてきており、催行間近というコースも増えてきております。
 「今年こそは絶対にパタゴニアへ!」とお考えの方、また「パタゴニアへ行ってみたいな~」とお考えの方、気持ちが高まっている今こそ、是非パタゴニアへ足を向けてください!
 私自身も、今年もパタゴニアのツアーへ同行させていただきたい・・・毎年そう思っています。

 今回、パタゴニア観光における楽しみの1つである「氷河の崩落」についてご紹介します。

 パタゴニアで氷河の崩落をご覧いただけるポイントとして有名なのは、アルゼンチン側では「ペリト・モレノ氷河」、チリ側ではパイネ国立公園にある「グレイ氷河」です。
 氷河を眼前に望む展望台や、氷河の迫力に迫る氷河クルーズの船上から崩落をご覧いただくことができます。

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<ペリト・モレノ氷河(ロスグラシアレス国立公園)>

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<グレイ氷河(パイネ国立公園)>


 氷河の崩落は、専門的用語としては「カービング (calving)」と言います。
 カービング (calving)とは、氷河、氷床、棚氷の末端から大小の氷塊が海洋や湖に崩壊する現象をいい、calveという動詞は「動物等が子を産む」という意味であります。

 calvingの日本語訳として分離や氷山分離と呼ばれていましたが、これは南極やグリーンランドの氷床や棚氷から巨大な氷山を産出するものを対象として名づけられたものだそうです。
 パタゴニアのような山岳氷河や谷氷河の末端から氷塊や氷片が湖に崩落する現象は、「末端崩壊」や「末端分離」と呼ぶのが適当とされていますが、最近ではすべてを総称して「カービング」と呼ばれることが多いようです。
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<ペリト・モレノ氷河の崩落の瞬間>


 氷河の崩落の頻度が上がる時期は・・・パタゴニアの夏の時期にあたる1月、2月と言われています。
 では、1月、2月以外では頻度が下がり、崩落をご覧いただくチャンスがないのかと言えば・・・そんなことはありません。
 実際、私もパタゴニアの初夏である11月や、秋の4月末に同行させていただいた際、幾度も崩落を見学することができました。
 
 では、どのような条件で氷河は崩落するのでしょうか。

 氷河や氷床の崩落は,末端が流出する水域が海水か真水かにより、そのメカニズムや動的特性が異なります。
 氷河の崩落に関する要素としては、氷河流動日射気温融解量降水量水温対流、さらに海水の場合は、波浪、潮汐、潮流、塩分など数多く考えられます。

 上記の「気温」や「日射」「融解量」という要素が、夏に大きな影響が見られる要素である点から、「夏が崩落の頻度がアップ!!」と紹介される所以です。
 
 ただ、夏以外でも上記の要素の中から、様々な要素が重なり、氷河の崩落をご覧いただける可能性は十分にあります。
 1月、2月に行けず、氷河の崩落が見られないかもしれないからパタゴニアの旅行をあきらめる・・・そのようなお声をよく聞きますが、そのようなことはなく、観光シーズン中はいつでもご覧いただけるチャンスはあることだけはお伝えしておきます。

 ペリト・モレノ氷河の展望台で氷河を楽しむにあたり、私のおススメの方法をご紹介します。
 展望台にある木道で、観光客の少ないポイントへ足を運び、周りの方々と協力し合い、共に足を止め、一度目を閉じて、ペリト・モレノ氷河を「耳」だけで感じてみてください。
 目を閉じると、ペリト・モレノ氷河の末端で氷の動きによって氷河が擦れ合う音、時折「パキッ」っと氷河がひび割れる音とともに、国立公園内に生息する野鳥の鳴き声や、周囲のナンキョクブナがなびく木々の音などが相まって「美しいパタゴニアの音」を体感できます。
 あるガイドに教えてもらった観光方法ですが、おススメの観光方法ですので、是非一度体験してみてください。

 最後に、ペリト・モレノ氷河の崩落の瞬間の連続写真を、実際は24連写でおさめたものですが、その一部をご照会します。

つづく・・・

<ペリト・モレノ氷河の崩落の瞬間>

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<西遊旅行で行く パタゴニアのツアー>

■マーブル・カテドラルと蒼き氷河のパタゴニア
※中部パタゴニアの見どころと、パタゴニアを代表する二大国立公園を巡る12日間
※私のおススメ、知られざる氷河「レオネス氷河」へ訪れるツアーはこのコースだけ!!

■蒼き氷河の国 パタゴニア
※南米大陸最南端・パタゴニアの大自然が創り上げた絶景を堪能!
※パタゴニアの見どころをしっかりおさえた11日間。

■ゆったりパタゴニア大縦断
※"世界の果て"ウシュアイアから名峰フィッツロイ聳えるチャルテンまで人数限定ゆとりの旅!
※パタゴニアの4大景勝地を網羅した南部パタゴニアツアーの決定版!!

■パタゴニア大縦断<年末年始特別企画>
※17日間コースの良いところを13日間に凝縮した、年末年始限定の特別企画。

■パタゴニアの蒼き氷河と天空の鏡ウユニ塩湖
※ベストシーズン限定!この時季だけに現れる2つの南米の奇跡を訪ねる!


at 10:00

2017年08月02日

バーミリオンクリフ徹底探究 3万円値下げ

先日、2017年10月~2018年3月までの「バーミリオンクリフ徹底探究」のツアーを全出発3万円値下げしました。

旧)528,000円 → 新)498,000円!! 
是非、この機会にザ・ウェーブに挑戦してみてください。
詳細はこちら↓ 
朱色の断崖 バーミリオンクリフ徹底探究
さて、今日はこのツアーで訪れるチャンスのあるサウス・コヨーテビュートについてご紹介したいと思います。

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サウス・コヨーテビュートはザ・ウェーブのあるノースコヨーテビュート同様1日20人までの枠が設定されており、4か月前のインターネットでの抽選で10人、前日の抽選会で10人の許可がもらえます。ザ・ウェーブと大きく違うのは、サウス・コヨーテビュートの抽選に参加する人の数が極端に少ないという事です。特に10月~3月頃は前日の抽選も希望者が10人に満たない事がほとんどで、ツアー中95%以上の確率で許可を取得することができます。そう言われると、「大した事ないからじゃないの」と思われる方もおられる事でしょう。そんな事はありません。サウス・コヨーテビュートに残る風景はザ・ウェーブにも引けを捕らない素晴らしいものです。

ただ、サウス・コヨーテビュートまでの道のりが非常に悪路で、砂の深い場所を走らなくてはならない場合もあります。そのため、熟練した運転技術がないと、車がスタックしてしまう可能性も高く、個人旅行者は敬遠するのです。

このサウス・コヨーテビュートには大きく2つの見所があります。パウホールとコットンウッドコーヴです。ツアーではサウス・コヨーテビュートの抽選が当たった場合、どちらか一方にご案内します。どちらに行くかは道路状況や天候などを考慮し、添乗員とガイドが相談して決定します。今日はコットンウッドコーヴをご紹介します。

◎コットンウッドコーヴ
パウ・ホールよりさらに30分程、砂の深い道を4WDで移動しなくてはなりません。そのため、雨や雪の後は行けない事が多い場所です。車を降りてから20分位歩くと、最初のポイントへ到着。ここからは色鮮やかな世界の連続。私のお気に入りの場所でもあります。
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車を止めた所からコットンウッドコーヴへと歩く。

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ここではそれほど大きな起伏はありませんが、多少登り下りがあります。

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オレンジ、ピンク、黄色、白など様々な色が岩肌に残り、訪れる人を確実に魅了してくれます。

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風雨によって浸食された模様が良く分かるポイント。ピンク色に変わった場所が小さな岩の部分にまで及んでいます。

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コットンウッドコーヴの特徴はとにかく色鮮やかな風景。

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少し荒々しい感じのウェーブ模様。

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砂岩が形成される前に砂が攪拌されて固まったと考えられる岩。

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リンゴのシンの様な形をしたフードゥー。

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絶景の中を歩く。

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自然の芸術ともいえる色使い。本当に感動します。

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コットンウッドコーヴの風景は写真で見るよりも、実際に目でみるとその美しさは何倍にも思えるはずです。バーミリオンクリフ国定モニュメントはザ・ウェーブだけじゃない!そう思わせてくれる場所がここにあります。

西遊旅行 米谷健吾

at 16:38│ウユニ塩湖 | ボリビア

2017年07月28日

ウユニ塩湖を撮る

 
 今年の年末から来年3月にかけて出発の「雨季のウユニ塩湖」のツアーを発表いたしました。特集パンフレットと弊社ホームページにて、ツアーの詳細をご案内しております。ぜひあわせてご覧ください。
 ⇒URL:http://www.saiyu.co.jp/feature/uyuni/


 ウユニ塩湖は、南米・ボリビアの南西に位置する塩湖。総表面積は10,582km²もあり、四国の約2分の1以上の大きさを誇ります。ツアーでは、ボリビアの首都・ラパスから国内線もしくは陸路にてウユニへ入っていきます。空路で訪れると、ウユニ着陸の5分程前には、地上に大きな塩湖が確認できます。

 今回は、ウユニ塩湖滞在の1日の流れをご案内させていただきます。

 まずは、塩のホテルで朝食を食べた後、四輪駆動車に乗り込み塩湖へと走っていきます。日中の観光では、ご参加の皆様に窓側のお席を確保しておりますので、四輪駆動車は1台につき3名様ずつご乗車いただきます。塩湖内を四輪駆動車で駆け抜け、絶景を体いっぱいに感じていただきます。

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 現地ガイドとドライバーのアドバイスを受けながら、より水の多いスポットや、より美しい撮影スポットを探しながら進んでいきます。所どころ車を降りては、絶景と写真撮影をお楽しみいただきます。グループの皆様でトリック写真をパシャリ。

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 お昼ご飯は塩湖にて。テーブルやイスを広げ、ピクニックランチをとります。水の流れを感じながら、サラダやパン、お肉などをお召し上がりいただきます。

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 午後は一度、塩のホテルに戻り休憩です。夕方になると、夕日鑑賞のため再度塩湖へ。きれいな夕日スポットまで四輪駆動車を走らせます。

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 運が良ければ、こんなに赤く染まる塩湖が見えることも。

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 夕日鑑賞を終え、塩のホテルにてお夕食です。
 星空見学のタイミングはその日の天候によって決まりますが、お夕食をとった後の日没後もしくは夜明け前の早朝にご案内いたします。さて、満天の星空を見るためには3つの「無い」条件が重要です。それは、①月が無い、②雲が無い、③風が無い、です。気候が良く条件も揃うと、こんな絶景が見られることも。

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 天空の鏡ウユニ塩湖を訪れるツアーを、今期は7コースご用意させていただいております。
 ぜひ一生に一度は見たい絶景をお楽しみいただきたいと思います。



at 13:54

2017年07月10日

バーミリオンクリフ絶景の旅 その2 ホワイト・ポケット

アメリカはアリゾナ州北部のバーミリオンクリフ国定モニュメントと言えば、前回ご紹介しましたザ・ウェーブが世界的にも有名です。しかし、この国定モニュメント内やその周辺にはザ・ウェーブに勝るとも劣らない絶景地が数多く存在します。今日ご紹介するのはホワイト・ポケット。ザ・ウェーブの様な抽選は不要な上、四輪駆動車ですぐ近くまでアクセスできる事から、近年大きな注目を浴びています。
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ホワイト・ポケットへは拠点となるユタ州のカナブの町から幹線道路を南へと走ります。カイバブナショナルフォレストを通過。標高が少し上がるこの森林公園内では冬の時期積雪もかなり残っています。カイバブナショナルフォレストを越え、標高を少し下げると正面には朱色の断崖が姿を現します。朱色は英語でバーミリオン、断崖はクリフ、まさにバーミリオンクリフを印象付ける風景です。
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朱色の断崖が目の前に広がる

しばらく進むと幹線を外れ、国定モニュメントへと入ります。ここには国定モニュメントを示す看板があります。
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ここからは完全な未舗装の悪路。大雨や雪の後は道がぬかるみ、道路が閉鎖されてしまうこともあります。そしていよいよホワイト・ポケットに到着です。ザ・ウェーブとは全く異なり、ここでは白色のナバホ砂岩が造りだした絶景が広がっています。

まず最初に飛び込んでくる風景。ここまでの道は非常に悪路で、アクセスが困難な事から、許可が不要にも関わらず、観光客はほとんどいません。
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ホワイト・ポケットとは白いポケットという意味ですが、これは所々にある凹みに雨が降ると水がたまり、ポケットの様な風景を造りだす事から名前が付いたそうです。
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このホワイト・ポケットがどの様にしてできたのか、いろいろな説があるようですが、もともとこのあたりには巨大な砂丘地帯が広がっていました。砂丘の麓には池の様な水の溜まった場所があり、大きな地震などの影響で砂丘が地すべりを起こし、大量の砂が水の中へと流れ込みました。長い歳月をかけて、水は無くなり、砂は砂岩となり、現在の様な姿へと変化していったそうです。そのため、ホワイトポケットでは表面に白いナバホ砂岩、その下には水中に沈殿していた鉄分を多く含む赤い砂が固まってできた赤いナバホ砂岩の地層を見ることができます。
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白いナバホ砂岩と赤いナバホ砂岩が攪拌された様な岩も印象的です。砂丘が水の中へ滑り落ちた際、池の底の鉄分を多く含んだ赤い砂と、砂丘の白い砂が混ざり合った事によってできた自然の芸術作品です。
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ブレインロック(脳の岩)という名前がついています。その名前の通り、脳みその様な風景。
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断層が直角に交わっている不思議な地層。
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ホワイト・ポケットでは2~3時間ハイキングをしながら、絶景を堪能します。次から次に現れる風景に心を奪われてしまう事は間違いありません。
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近い将来、このホワイト・ポケットを訪れるにも抽選が設けられるのではという話もあります。是非、この白い絶景を今のうちにご覧になって下さい。

■2017年10月~2018年2月 ホワイト・ポケットを訪れるツアーはこちら
バーミリオンクリフ徹底探究 8日間







at 09:29│パタゴニア 

2017年06月30日

パタゴニアの魅力 ~2017-18年 「パタゴニア」パンフレットを発表~

大阪支社 高橋です。

梅雨のジメジメした気候が続く毎日。皆さん体調など崩されておりませんか。
先日、弊社ツアーの「花のサハリン紀行」へ同行させていただき、「ホテイアツモリソウ」を観察してきました。
丸々と膨らみ、紅色の愛らしい花の姿を観察した際、私も思わず声を上げてしまうほどの美しさでした。
5日間というコンパクトな旅ですが、花好きの方にとっては様々な花を観察できるおススメのツアーです。
来年、是非「花のサハリン紀行」へご一緒しませんか?

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【アツモリソウ:ラン科(サハリンにて)】


では、近況はここまでとし、本題へ。

6月に発表させていただきました弊社パンフレット「パタゴニア」、皆さんご覧いただけましたでしょうか。

今年は全6コースを発表させていただき、すでにお申込みいただき、催行間近のツアーも出てきております。
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「パタゴニア」は南米チリ・アルゼンチン、南緯40度以南のエリアの総称です。
国境線上に長く連なるアンデス山脈と、年間を通じて吹く強い風、そして何万年という歳月が造り出したフィヨルド。美しく、そして力強い大自然を体感できる「風の大地」。それがパタゴニアです。


皆様に南米屈指の大自然を誇るパタゴニアを体感していただきたく、西遊旅行ならではのこだわりも加えつつ、ツアーを造成させていただきました。

アルゼンチン側のハイライトは、何と言っても「ロス・グラシアレス国立公園」にある「ペリト・モレノ氷河」です。
南極、グリーンランドに次いで、地球上で第3の大きさを誇るパタゴニア氷床。
50近い氷河を擁するパタゴニア氷床の中で最も有名なペリト・モレノ氷河は、豊富な降雪と比較的高い気温により、融解と再氷結のサイクルが早いのが特徴です。
「生きた氷河」とも呼ばれ、中央部は毎日2m前後進んでいます。氷河の巨大氷塊が轟音と共に崩れ落ちる様子も頻繁に見ることができます。

南米の、パタゴニアの大自然を目の当たりにできる場所が、ここロス・グラシアレス国立公園です。

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【ペリト・モレノ氷河(アルゼンチン)】

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【崩落するペリト・モレノ氷河(クルーズ船上より)】


チリ側でのハイライトは、ユネスコの保護区域に指定される自然豊かな「パイネ国立公園」です。
草原地帯、落葉樹の森、ツンドラ地帯など、変化に富んだ植生を持ち、多くの鳥類・ほ乳類が生息します。
この国立公園を特徴づけるのは、標高3,000mに及ぶ花崗岩の岩峰群。

険しい山々、氷河湖などが生み出す風景は、心躍るような感動と心安らぐ癒しが共存する場所とも言えます。

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【険しい山々が連なるパイネ国立公園(チリ)】

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【ゾディアックでセラーノ川クルーズを楽しむ】


何より、私のおススメしたいのは「中部パタゴニア」です。
一度はパタゴニアへ訪れた方にも、また初めてパタゴニアを訪れる方にも、是非訪れていただきたい場所です。

チリとアルゼンチンに跨る、チリ最大の湖「ヘネラル・カレーラ湖」

石灰質の山々に囲まれており、その石灰分が水中の不純物を吸着するため、水は透明に澄み渡り、空の青を映し、鮮やかなエメラルドグリーンに輝きます。

風光明媚なヘネラル・カレーラ湖の周辺には、様々な魅力ある景観が隠れています。

湖上に形成された大理石の奇岩群、長い年月をかけて浸食をうけ、不思議な形が造り出されました。
その奇岩群の中にある洞窟へ陽光が射し込むと神秘的な光景に包まれます。
それが「マーブル・カテドラル」です。

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【大理石洞窟「マーブル・カテドラル」(チリ)】


もう1つ、パタゴニア地方を担当させていただいる私が声を上げておススメしたいのが「レオネス氷河」です。
ハイキング、ゾディアック(強化ゴムボート)を利用し、ヘネラル・カレーラ湖へ注ぎ込むレオネス川の上流を目指し、その先に待ち受けているのが知られざる氷河「レオネス氷河」です。
規模こそペリト・モレノ氷河には劣りますが、訪れにくい場所に位置しているため、
雑音1つない静けさの中で見学する氷河の景観は、西遊旅行でしか味わうことのできない、まさに「至福のひととき」です。
私も昨年、このレオネス氷河へ訪れた際には、改めて「パタゴニアって素晴らしい」と、どこかのCMのフレーズのような一言を自然と発していたくらいです。

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【レオネス氷河で過ごす至福のひととき】


各地の見どころ、1回のブログでご紹介するのは不可能です。
皆様、まずはパンフレットをご覧下さい、そしてパタゴニアへ目を向けてください。
そして、是非とも南米の大自然「パタゴニア」へ訪れてみてください!!


昨年まで「パタゴニアの魅力」として、いくつか西遊旅行南米チーム・スタッフブログ「AVENTURA(アベントゥーラ)」で発表させていただきましたが、今年も1つでも多くの魅力を皆様へお届けしたいと思っております。

つづく。

<西遊旅行で行く 知られざる中部パタゴニアのツアー>

■マーブル・カテドラルと蒼き氷河のパタゴニア
※中部パタゴニアの見どころと、パタゴニアを代表する二大国立公園を巡る12日間
※私のおススメ、知られざる氷河「レオネス氷河」へ訪れるツアーはこのコースだけ!!


<西遊旅行で行く パタゴニアのツアー>

■蒼き氷河の国 パタゴニア
※南米大陸最南端・パタゴニアの大自然が創り上げた絶景を堪能!
※パタゴニアの見どころをしっかりおさえた11日間。

■ゆったりパタゴニア大縦断
※"世界の果て"ウシュアイアから名峰フィッツロイ聳えるチャルテンまで人数限定ゆとりの旅!
※パタゴニアの4大景勝地を網羅した南部パタゴニアツアーの決定版!!

■パタゴニア大縦断<年末年始特別企画>
※17日間コースの良いところを13日間に凝縮した、年末年始限定の特別企画。

■パタゴニアの蒼き氷河と天空の鏡ウユニ塩湖
※ベストシーズン限定!この時季だけに現れる2つの南米の奇跡を訪ねる!

■ゆったりパタゴニアハイキングと最果てのウシュアイア<新企画>
※名峰フィッツ・ロイとパイネ山群の雄姿を厳選ハイキングで満喫!

■究極のパタゴニアトレッキング Wサーキット完全踏破とフィッツロイ山群大展望
※2大山群を訪れ、5つの名峰を展望するパタゴニアトレッキングの決定版!


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2017年06月22日

番外編 アメリカの絶景 ザ・ウェーブへの道 

みなさんこんにちは。本日はアメリカはアリゾナ州にあるバーミリオンクリフ国定モニュメントについてご紹介したいと思います。バーミリオンとは朱色、クリフとは断崖を意味します。昨年2月からこのバーミリオンクリフにあるザ・ウェーブに挑戦するツアーを実施してきましたが、その魅力についてご案内したいと思います。
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ザ・ウェーブ

ご存知の方も多いかと思いますが、ザ・ウェーブに行くには抽選に当選する必要があります。この抽選は4か月前に実施されるインターネットでの抽選で10名、前日にカナブの町にあるビジターセンターで行われる抽選で10名が選ばれ、1日20名しか訪れることができません。
抽選会は毎日9時からスタートします。6名までが1枚の申込書に記入し、各組事に番号をもらいます。抽選自体はビンゴで行われ、このハイテク時代にも関わらず、かなりアナログな方法が用いられています。係の方がビンゴを回し、番号を読んでいきます。

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抽選会の様子

見事に抽選に当選すると、その場で許可書代金を支払い。許可書を受け取ることができます。ザ・ウェーブの許可書は青色の紙で、代表者の名前のみが記されます。

実際にザ・ウェーブへ行くのは抽選の翌日。カナブの町から車で移動し、バーミリオンクリフ国定モニュメントのパーキングへと向かいます。ここから歩き初め、ザ・ウェーブを目指します。

駐車場を出発し、最初は枯れ川を歩いていきます。
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いよいよザ・ウェーブへの道を歩き始める。

しばらくするとノースコヨーテビュートへの道を記す小さな看板。ガイドなしで来る人たちはこの看板に気づかず、通り過ぎてしまう人も多いそうです。ここからは少し急な上り坂、その後ゆるやかに下り、徐々に岩場へと入って行きます。

実際、ザ・ウェーブへの道のりにはほとんど看板はありません。弊社のツアーでは精通したガイドがご一緒しますので迷うことはありませんが、ガイドなしで訪れる人々は許可書と共にもらう地図を頼りにザ・ウェーブを目指すのです。
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ノースコヨーテビュートへの道を記す看板

ザ・ウェーブへの道中も絶景の連続!ナバホ砂岩と呼ばれる岩山が長き歳月の間に浸食され作られた美しい風景が広がっています。
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遠くにザ・ウェーブのある岩山が見えてきます。
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いよいよザ・ウェーブに到着です。もともとこの辺りは砂漠でした。砂丘の砂が長い歳月の間に堆積し、層になり、ナバホ砂岩が形成されました。浸食を受けやすい柔らかい砂岩は雨水や風雨によって浸食され、現在みられるザ・ウェーブが形成されました。岩肌の表面は非常になめらか。ただ、すごく脆く、壊れやすいため1日20名という入場制限が実施されています。
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ザ・ウェーブの入り口

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これがザ・ウェーブという一枚。このポイントで皆さん写真を撮りまくります。

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いろいろな角度からザ・ウェーブを楽しみます。
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ザ・ウェーブを眺めながらお弁当の昼食をほお張る贅沢なひと時。西遊旅行のツアーではザ・ウェーブにて2時間位ゆっくりと過ごす事ができます。

体力、脚力の有る方は、ザ・ウェーブの背後にある岩山を登る事も可能です。傾斜45度位の急な、岩山を登りますので、高所に不安な方や足元に自信のない方にはお勧めできません。上まで登ると、サンドコーヴと呼ばれる隠れた場所があります。砂だまりと繊細な岩肌が美しい場所です。
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サンドコーヴ

そしていよいよザ・ウェーブを後にする時間を迎えます。名残惜しい気持ちを抑え、来た道を駐車場へと戻っていきます。
ザ・ウェーブが素晴らしい場所であることに違いはありませんが、バーミリオンクリフ国定モニュメントやその周辺にはザ・ウェーブにも引けを取らない素晴らしい風景がたくさん広がっています。次回はホワイトポケットをご紹介したいと思います。

西遊旅行・米谷健吾