パタゴニア

2017年08月14日

パタゴニア・パイネ国立公園の魅力

南米パタゴニアの魅力、今回はパイネ国立公園をご紹介いたします。

パイネ国立公園は、チリ、プエルト・ナタレスの北約120㎞に位置する、面積約1630㎢の自然公園です。
この公園の特徴は、標高3000m近い花崗岩の岩峰群と多種多様な動植物群です。標高3050mのパイネ山群最高峰クンブレ・プリンシパルを含む4つの峰からなるパイネ・グランデ山、その名の通り塔のようなトーレス・デル・パイネの3本の岩峰や、クエルノス・デル・パイネ(パイネの角)の6つの峰は、その険しい稜線や厳しい気象条件によって、世界中の登山家憧れの存在にもなっています。
また、草原地帯をはじめとする変化に富んだ植生の中には、コンドルなどの猛禽類、クロエリハクチョウ、カウケン、ニャンドゥなどの鳥類、そしてグアナコ、ピューマ、グレイフォックスなどの哺乳類らが生息しています。

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パイネ山群

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トーレス・デル・パイネを望むハイキング

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グアナコの群れに近づく

雄大な山岳風景と時にめまぐるしく変わる気候の中、動物たちも必死に、でもどこかのんびりと生きています。

また、グレイ氷河の展望クルーズもパイネの魅力の一つです。グレイ氷河は、年50~100mほど後退するという、後退が著しいということが特徴の氷河で、それがまた独特の造形美を生み出します。5年前、2年前とはまったく違う世界になるのがこのグレイ氷河です。

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独特な形状を楽しめるグレイ氷河の氷

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氷河の氷でドリンクをいただくこともできます。

ボート上でパタゴニアの風を浴びながら、悠久の氷河を静かに、存分に楽しめるクルーズです。

魅力的なパタゴニア・パイネ国立公園への旅、ぜひご検討ください。
(東京本社・村上)

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2017年08月04日

パタゴニアの魅力 ~パタゴニア 氷河の崩落

 大阪支社 高橋です。

 猛暑日が続いておりますが、皆さん体調は崩されておりませんでしょうか。

 いよいよ私の大好きなパタゴニアのシーズンが近づいてきました!!
 6月に発表させていただきました「パタゴニア」のパンフレット。一度はご覧いただけましたでしょうか。

 今シーズンも、日々お問合せが増えてきており、催行間近というコースも増えてきております。
 「今年こそは絶対にパタゴニアへ!」とお考えの方、また「パタゴニアへ行ってみたいな~」とお考えの方、気持ちが高まっている今こそ、是非パタゴニアへ足を向けてください!
 私自身も、今年もパタゴニアのツアーへ同行させていただきたい・・・毎年そう思っています。

 今回、パタゴニア観光における楽しみの1つである「氷河の崩落」についてご紹介します。

 パタゴニアで氷河の崩落をご覧いただけるポイントとして有名なのは、アルゼンチン側では「ペリト・モレノ氷河」、チリ側ではパイネ国立公園にある「グレイ氷河」です。
 氷河を眼前に望む展望台や、氷河の迫力に迫る氷河クルーズの船上から崩落をご覧いただくことができます。

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<ペリト・モレノ氷河(ロスグラシアレス国立公園)>

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<グレイ氷河(パイネ国立公園)>


 氷河の崩落は、専門的用語としては「カービング (calving)」と言います。
 カービング (calving)とは、氷河、氷床、棚氷の末端から大小の氷塊が海洋や湖に崩壊する現象をいい、calveという動詞は「動物等が子を産む」という意味であります。

 calvingの日本語訳として分離や氷山分離と呼ばれていましたが、これは南極やグリーンランドの氷床や棚氷から巨大な氷山を産出するものを対象として名づけられたものだそうです。
 パタゴニアのような山岳氷河や谷氷河の末端から氷塊や氷片が湖に崩落する現象は、「末端崩壊」や「末端分離」と呼ぶのが適当とされていますが、最近ではすべてを総称して「カービング」と呼ばれることが多いようです。
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<ペリト・モレノ氷河の崩落の瞬間>


 氷河の崩落の頻度が上がる時期は・・・パタゴニアの夏の時期にあたる1月、2月と言われています。
 では、1月、2月以外では頻度が下がり、崩落をご覧いただくチャンスがないのかと言えば・・・そんなことはありません。
 実際、私もパタゴニアの初夏である11月や、秋の4月末に同行させていただいた際、幾度も崩落を見学することができました。
 
 では、どのような条件で氷河は崩落するのでしょうか。

 氷河や氷床の崩落は,末端が流出する水域が海水か真水かにより、そのメカニズムや動的特性が異なります。
 氷河の崩落に関する要素としては、氷河流動日射気温融解量降水量水温対流、さらに海水の場合は、波浪、潮汐、潮流、塩分など数多く考えられます。

 上記の「気温」や「日射」「融解量」という要素が、夏に大きな影響が見られる要素である点から、「夏が崩落の頻度がアップ!!」と紹介される所以です。
 
 ただ、夏以外でも上記の要素の中から、様々な要素が重なり、氷河の崩落をご覧いただける可能性は十分にあります。
 1月、2月に行けず、氷河の崩落が見られないかもしれないからパタゴニアの旅行をあきらめる・・・そのようなお声をよく聞きますが、そのようなことはなく、観光シーズン中はいつでもご覧いただけるチャンスはあることだけはお伝えしておきます。

 ペリト・モレノ氷河の展望台で氷河を楽しむにあたり、私のおススメの方法をご紹介します。
 展望台にある木道で、観光客の少ないポイントへ足を運び、周りの方々と協力し合い、共に足を止め、一度目を閉じて、ペリト・モレノ氷河を「耳」だけで感じてみてください。
 目を閉じると、ペリト・モレノ氷河の末端で氷の動きによって氷河が擦れ合う音、時折「パキッ」っと氷河がひび割れる音とともに、国立公園内に生息する野鳥の鳴き声や、周囲のナンキョクブナがなびく木々の音などが相まって「美しいパタゴニアの音」を体感できます。
 あるガイドに教えてもらった観光方法ですが、おススメの観光方法ですので、是非一度体験してみてください。

 最後に、ペリト・モレノ氷河の崩落の瞬間の連続写真を、実際は24連写でおさめたものですが、その一部をご照会します。

つづく・・・

<ペリト・モレノ氷河の崩落の瞬間>

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<西遊旅行で行く パタゴニアのツアー>

■マーブル・カテドラルと蒼き氷河のパタゴニア
※中部パタゴニアの見どころと、パタゴニアを代表する二大国立公園を巡る12日間
※私のおススメ、知られざる氷河「レオネス氷河」へ訪れるツアーはこのコースだけ!!

■蒼き氷河の国 パタゴニア
※南米大陸最南端・パタゴニアの大自然が創り上げた絶景を堪能!
※パタゴニアの見どころをしっかりおさえた11日間。

■ゆったりパタゴニア大縦断
※"世界の果て"ウシュアイアから名峰フィッツロイ聳えるチャルテンまで人数限定ゆとりの旅!
※パタゴニアの4大景勝地を網羅した南部パタゴニアツアーの決定版!!

■パタゴニア大縦断<年末年始特別企画>
※17日間コースの良いところを13日間に凝縮した、年末年始限定の特別企画。

■パタゴニアの蒼き氷河と天空の鏡ウユニ塩湖
※ベストシーズン限定!この時季だけに現れる2つの南米の奇跡を訪ねる!


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2017年06月30日

パタゴニアの魅力 ~2017-18年 「パタゴニア」パンフレットを発表~

大阪支社 高橋です。

梅雨のジメジメした気候が続く毎日。皆さん体調など崩されておりませんか。
先日、弊社ツアーの「花のサハリン紀行」へ同行させていただき、「ホテイアツモリソウ」を観察してきました。
丸々と膨らみ、紅色の愛らしい花の姿を観察した際、私も思わず声を上げてしまうほどの美しさでした。
5日間というコンパクトな旅ですが、花好きの方にとっては様々な花を観察できるおススメのツアーです。
来年、是非「花のサハリン紀行」へご一緒しませんか?

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【アツモリソウ:ラン科(サハリンにて)】


では、近況はここまでとし、本題へ。

6月に発表させていただきました弊社パンフレット「パタゴニア」、皆さんご覧いただけましたでしょうか。

今年は全6コースを発表させていただき、すでにお申込みいただき、催行間近のツアーも出てきております。
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「パタゴニア」は南米チリ・アルゼンチン、南緯40度以南のエリアの総称です。
国境線上に長く連なるアンデス山脈と、年間を通じて吹く強い風、そして何万年という歳月が造り出したフィヨルド。美しく、そして力強い大自然を体感できる「風の大地」。それがパタゴニアです。


皆様に南米屈指の大自然を誇るパタゴニアを体感していただきたく、西遊旅行ならではのこだわりも加えつつ、ツアーを造成させていただきました。

アルゼンチン側のハイライトは、何と言っても「ロス・グラシアレス国立公園」にある「ペリト・モレノ氷河」です。
南極、グリーンランドに次いで、地球上で第3の大きさを誇るパタゴニア氷床。
50近い氷河を擁するパタゴニア氷床の中で最も有名なペリト・モレノ氷河は、豊富な降雪と比較的高い気温により、融解と再氷結のサイクルが早いのが特徴です。
「生きた氷河」とも呼ばれ、中央部は毎日2m前後進んでいます。氷河の巨大氷塊が轟音と共に崩れ落ちる様子も頻繁に見ることができます。

南米の、パタゴニアの大自然を目の当たりにできる場所が、ここロス・グラシアレス国立公園です。

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【ペリト・モレノ氷河(アルゼンチン)】

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【崩落するペリト・モレノ氷河(クルーズ船上より)】


チリ側でのハイライトは、ユネスコの保護区域に指定される自然豊かな「パイネ国立公園」です。
草原地帯、落葉樹の森、ツンドラ地帯など、変化に富んだ植生を持ち、多くの鳥類・ほ乳類が生息します。
この国立公園を特徴づけるのは、標高3,000mに及ぶ花崗岩の岩峰群。

険しい山々、氷河湖などが生み出す風景は、心躍るような感動と心安らぐ癒しが共存する場所とも言えます。

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【険しい山々が連なるパイネ国立公園(チリ)】

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【ゾディアックでセラーノ川クルーズを楽しむ】


何より、私のおススメしたいのは「中部パタゴニア」です。
一度はパタゴニアへ訪れた方にも、また初めてパタゴニアを訪れる方にも、是非訪れていただきたい場所です。

チリとアルゼンチンに跨る、チリ最大の湖「ヘネラル・カレーラ湖」

石灰質の山々に囲まれており、その石灰分が水中の不純物を吸着するため、水は透明に澄み渡り、空の青を映し、鮮やかなエメラルドグリーンに輝きます。

風光明媚なヘネラル・カレーラ湖の周辺には、様々な魅力ある景観が隠れています。

湖上に形成された大理石の奇岩群、長い年月をかけて浸食をうけ、不思議な形が造り出されました。
その奇岩群の中にある洞窟へ陽光が射し込むと神秘的な光景に包まれます。
それが「マーブル・カテドラル」です。

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【大理石洞窟「マーブル・カテドラル」(チリ)】


もう1つ、パタゴニア地方を担当させていただいる私が声を上げておススメしたいのが「レオネス氷河」です。
ハイキング、ゾディアック(強化ゴムボート)を利用し、ヘネラル・カレーラ湖へ注ぎ込むレオネス川の上流を目指し、その先に待ち受けているのが知られざる氷河「レオネス氷河」です。
規模こそペリト・モレノ氷河には劣りますが、訪れにくい場所に位置しているため、
雑音1つない静けさの中で見学する氷河の景観は、西遊旅行でしか味わうことのできない、まさに「至福のひととき」です。
私も昨年、このレオネス氷河へ訪れた際には、改めて「パタゴニアって素晴らしい」と、どこかのCMのフレーズのような一言を自然と発していたくらいです。

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【レオネス氷河で過ごす至福のひととき】


各地の見どころ、1回のブログでご紹介するのは不可能です。
皆様、まずはパンフレットをご覧下さい、そしてパタゴニアへ目を向けてください。
そして、是非とも南米の大自然「パタゴニア」へ訪れてみてください!!


昨年まで「パタゴニアの魅力」として、いくつか西遊旅行南米チーム・スタッフブログ「AVENTURA(アベントゥーラ)」で発表させていただきましたが、今年も1つでも多くの魅力を皆様へお届けしたいと思っております。

つづく。

<西遊旅行で行く 知られざる中部パタゴニアのツアー>

■マーブル・カテドラルと蒼き氷河のパタゴニア
※中部パタゴニアの見どころと、パタゴニアを代表する二大国立公園を巡る12日間
※私のおススメ、知られざる氷河「レオネス氷河」へ訪れるツアーはこのコースだけ!!


<西遊旅行で行く パタゴニアのツアー>

■蒼き氷河の国 パタゴニア
※南米大陸最南端・パタゴニアの大自然が創り上げた絶景を堪能!
※パタゴニアの見どころをしっかりおさえた11日間。

■ゆったりパタゴニア大縦断
※"世界の果て"ウシュアイアから名峰フィッツロイ聳えるチャルテンまで人数限定ゆとりの旅!
※パタゴニアの4大景勝地を網羅した南部パタゴニアツアーの決定版!!

■パタゴニア大縦断<年末年始特別企画>
※17日間コースの良いところを13日間に凝縮した、年末年始限定の特別企画。

■パタゴニアの蒼き氷河と天空の鏡ウユニ塩湖
※ベストシーズン限定!この時季だけに現れる2つの南米の奇跡を訪ねる!

■ゆったりパタゴニアハイキングと最果てのウシュアイア<新企画>
※名峰フィッツ・ロイとパイネ山群の雄姿を厳選ハイキングで満喫!

■究極のパタゴニアトレッキング Wサーキット完全踏破とフィッツロイ山群大展望
※2大山群を訪れ、5つの名峰を展望するパタゴニアトレッキングの決定版!


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2016年10月25日

パタゴニアの魅力 ~アウストラル街道 CARRETERA AUSTRAL~

 大阪支社 高橋です。

 早いもので、もう11月になりました。
 先日、富山県と長野県の県境を走る「立山・黒部アルペンルート」の紅葉のニュースを見ました。西遊旅行へ入社する前、国内添乗の仕事をしていた際、また個人的にも剱岳の登山や下の廊下のトレッキングなどにも訪れた思い出の場所。 特に黒部ダムの紅葉がとてもきれいでした。
 
 紅葉前線も徐々に南下しているようです。大阪に住んでいますが、今から紅葉が楽しみです。

 本日は、前回に引き続き「中部パタゴニアの魅力」についてご紹介させていただきます。
 これまで、順を追ってご紹介していきました中部パタゴニアの魅力ですが、それら見どころを1つの道が結んでいるのです。その道こそ、今回ご紹介する「アウストラル街道 CARRETERA AUSTRAL」です。

※本文へ入る前に、これまでの「中部パタゴニアの魅力」をご覧いただいていない方は、是非こちらのブログもご覧ください。

 ■「パタゴニアの魅力 ~マーブル・カテドラル CATEDRAL DE MARMOL ~」
 ■「パタゴニアの魅力 ~ヘネラル・カレーラ湖 Lago General Carrera ~」

 チリ・パタゴニアは、東に南米を縦断するアンデス山脈、西の太平洋岸にフィヨルド地形が続いています。
 このフィヨルド地形の間を、一本の街道が走っています。
 北はプエルト・モンから、南はアイセン州の最南部ビジャ・オイギンスまでの1,240㎞にわたり続く街道は「パタゴニアで最も美しい原始の姿を残した街道」とも言われています。

 そんなアウストラル街道ですが、実は歴史はさほど古くはないのです。
 1936年、プエルト・アイセンとコイヤイケ間を結ぶ道として造られたのが、アウストラル街道の始まりとされています。
 1960年代に入ると、隣国アルゼンチンからの侵略を防ぐため、太平洋岸の南部地域に道を造ることが国の最重要課題とされました。
 政治と軍の力で街道が大幅に拡張され、1983年にチャイテンからコイヤイケが開通。さらにその5年後に北のチャイテンからプエルト・モンと、南のコイヤイケからコクラネの間が開通しました。
 1999年にコクラネからビジャ・オイギンスへの道に至っては、現在も街道の拡張工事が一部行われています。

 アウストラル街道を南に向けて走行を重ね、峠を越えるごとに周囲の風景が変わっていきます。
 アラスカの風景を思わせるような樹林帯の風景ヨーロッパに聳える山々を思わせるような山岳風景街道に沿って流れる川の風景、そして遠くにはチリとアルゼンチンの国境に跨るヘネラル・カレーラ湖の風景が見えてきます。

 様々な風景で私たちを楽しませてくれる街道が「アウストラル街道」なのです。

<ここが西遊旅行のパタゴニア・ツアーのポイント!!>
 西遊旅行のツアーでは、雄大な山岳風景が広がるコイアイケから、チリ最大級の大きさを誇るヘネラル・カレーラ湖までの特に絶景ポイントの多い約200㎞を走行し、美しい街道の風景をお楽しみいただきます。
 また一部のツアーでは、アウストラル街道を走行した後、紺碧のヘネラル・カレーラ湖の南岸を走り、チリからアルゼンチンへ。そして、パタゴニアを代表する名勝が広がる南部パタゴニアへ。完全走破だからこそ出会える絶景の数々をお楽しみいただけます。


 これまでご紹介した「中部パタゴニアの魅力」はいかがでしたでしょうか?
 パタゴニアへ一度訪れた方も多いかと思いますが、この中部パタゴニアの魅力にふれられた方というのは少ないかと思います。
 是非、この魅力にふれてみたいという方、是非西遊旅行へご一報ください。

 なんと、私は11月9日出発「蒼き氷河と風の大地 パタゴニア完全走破」に同行し、これら中部パタゴニアの風景を、お客様とともに堪能させていただきます。
 帰国後、最新の風景を、「中部パタゴニアの今」としてご紹介できる日を心待ちにしております。

 まだまだ間に合います、中部パタゴニアへの旅。
 下記が西遊旅行で発表させていただいている「中部パタゴニアへのツアー」となっております。

 皆様からのご連絡お待ちしております。

 次回は、国境を越え、いよいよアルゼンチンの魅力を紹介していきたいと思います。

 続く・・・

<知られざる中部パタゴニアに訪れる新企画>
■マーブル・カテドラルと蒼き氷河のパタゴニア 
 ※中部パタゴニアの見どころと、パタゴニアを代表する二大国立公園を巡る11日間!!
 ※11日間というコンパクトな日程ながら、中部・南部の見どころはしっかり見学!!
  12月23日(金) ~ 01月02日(月) 11日間 878,000円   
  すでに催行決定!!残席わずかです。

 ※先行予告!! 4月中旬に追加設定を計画中です!

■蒼き氷河と風の大地 パタゴニア完全走破
 ※神秘の大理石洞窟マーブル・カテドラルから世界の最果てウシュアイアまで完全網羅した19日間
 ※完全走破だからこそ出会える絶景の数々が、みなさんをお待ちです!!
  03月15日(水) ~ 04月02日(日) 19日間 1,190,000円
  <崩落の頻度アップ!迫力のペリト・モレノ氷河>
   お問い合わせお待ちしております。



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2016年09月10日

パタゴニアの魅力 ~マーブル・カテドラル CATEDRAL DE MARMOL ~

 大阪支社 高橋です。

 嫌という程、猛暑が続いた8月。
 9月に入り、夏休みを終え、ランドセルを背負った小学生たちの姿を出勤時に見かけるようになりました。
 ようやく暑さも和らいできたかと思えば、まだまだ残暑厳しい日々も…。皆様、体調管理にお気を付けください。

 6月に発表させていただきました「パタゴニアの旅」のパンフレット。
 おかげさまで、お客様よりたくさんのお問い合わせ、お申込みをいただき、ツアーの催行が決定に至ったコースもいくつがございます。
 南米屈指の大自然の美しさを誇る「パタゴニア」にご興味ある方は、お早目にお問い合わせを・・・と言いたいところですが、その前に私のブログもご覧ください。

 前回、今シーズンの新企画の中から中部パタゴニアの魅力の1つとして、石灰質の山々が生み出した紺碧の湖「ヘネラル・カレーラ湖」をご紹介させていただきました。

 今回は、ヘネラル・カレーラ湖に形成された奇岩群の1つ「神秘の大理石洞窟 マーブル・カテドラル」をご紹介いたします。

 チリとアルゼンチンの国境にまたがる中部パタゴニア地方に位置するヘネラル・カレーラ湖、その湖の中に形成された奇岩群の1つが“世界で最も美しい洞窟”と言われる「マーブル・カテドラル」です。

 マーブル・カテドラルのあるヘネラル・カレーラ湖は、石灰質の山々に囲まれております。
 マーブル・カテドラルは、これら石灰岩(大理石)によって形成されており、湖水により長い年月をかけて浸食を受け、まるでカテドラル(大聖堂)のような不思議な形が創り出されました。

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【湖上の大理石洞窟 マーブル・カテドラル】

 大理石はマグマに溶かされた石灰岩が再び冷え固まって形成され、長年の浸食を受けた結果、流れるようなマーブル模様を生み出しました。

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【マーブル模様が美しい洞窟内の風景】

 マーブル・カテドラルへ訪れる中部パタゴニアの2コースでは、ヘネラル・カレーラ湖畔のプエルト・トランキーロ(またはプエルト・グアダル)に宿泊し、ボートクルーズで大理石の奇岩群へ、さらに奇岩群にある大理石の洞窟へと迫ります。

 周囲は石灰質の山々に囲まれているため、湖に流れ込む水も石灰分を含み、湖底に沈殿することで乳白色を帯びます。
 石灰分は水中の不純物を吸着する性質があり、そのため水は透明に澄みわたり、その湖の水が空の青を映し、乳白色から鮮やかなエメラルドグリーンに輝き始めます。

 パタゴニアの青空が湖面を宝石のように青く染め上げ、更に太陽の光が洞窟内へと射し込むことで、神秘的な雰囲気に包まれた光景を創り出すのです。

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【幻想的な雰囲気に包まれたマーブル・カテドラル】

 稀有な絶景の宝庫として知られるパタゴニア地方、そのひとつが中部パタゴニアのヘネラル・カレーラ湖上の洞窟内に隠されているのです。

 今シーズンから紺碧の湖「ヘネラル・カレーラ湖」、神秘の大理石洞窟「マーブル・カテドラル」へ訪れる企画として、2コース発表させていただきました。

 このブログをご覧いただき、「神秘の洞窟へ訪れたい!!」「中部パタゴニアの魅力に触れてみたい!!」と心躍られた方、ツアーへご興味ある方は、是非西遊旅行へご一報ください。

 ちなみに、私は11月9日出発の新コース「蒼き氷河と風の大地 パタゴニア完全走破」へ添乗員として同行させていただくことが決定し、すでに心躍っており、仕事が手に付かない日々が続いております。

 次回は、パタゴニアで最も原始の姿を残した道と言われる「アウストラル街道」について、ご紹介させていただきます。

 つづく・・・

<知られざる中部パタゴニアに訪れる新企画>
■マーブル・カテドラルと蒼き氷河のパタゴニア
 ※中部パタゴニアの見どころと、パタゴニアを代表する二大国立公園を巡る11日間!!
 ※11日間というコンパクトな日程ながら、中部・南部の見どころはしっかり見学!!
 ①11月16日(水) ~ 11月26日(土) 11日間 798,000円
  <マーブル・カテドラル観光のベストシーズン>
  すでに催行決定!!残席わずかです。
 ②11月30日(水) ~ 12月10日(土) 11日間 798,000円
  <マーブル・カテドラル観光のベストシーズン>
  間もなく催行。是非お問い合わせください!
 ③12月23日(金) ~ 01月02日(月) 11日間 878,000円
  <年末年始コース >
  すでに催行決定!!残席わずかです。

■蒼き氷河と風の大地 パタゴニア完全走破
 ※神秘の大理石洞窟マーブル・カテドラルから世界の最果てウシュアイアまで完全網羅した19日間
 ※完全走破だからこそ出会える絶景の数々が、みなさんをお待ちです!!
 ①11月09日(水) ~ 11月27日(日) 19日間 1,190,000円
  <マーブル・カテドラル観光のベストシーズン>
  すでに催行決定!!残席わずかです。
 ②03月15日(水) ~ 04月02日(日) 19日間 1,190,000円
  <崩落の頻度アップ!迫力のペリト・モレノ氷河>
   お問い合わせお待ちしております。



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2016年08月02日

パタゴニアの魅力 ~ヘネラル・カレーラ湖

大阪支社 高橋です。

 梅雨も明け、夏の風物詩である花火大会やお祭りが日本各地で行われておりますが、皆様のお住まいの地域の「夏の風物詩」と言えば、どのような催し物が行われているのでしょうか。

 私の住んでいる大阪では「日本三大祭の一つ水都大阪の天神祭」が行われました。

 大阪天満宮が創祀された翌々年の天暦5年(951)に鉾流神事が始まりました。
 鉾流神事とは、社頭の浜から大川に神鉾を流し、漂着した場所にその年の御旅所を設ける神事で、御旅所とは御神霊がご休憩される場所のことです。
 この御旅所の準備ができると御神霊は陸路で川岸まで出御、乗船して大川を下り御旅所へ向かうルートを辿りました。この航行が船渡御で、天神祭の起源とされています。
 船渡御で船がすれ違う時など、祭り中、あちこちで行われる「大阪締め(おおさかじめ)」。
 大阪締めとは、大阪を中心に行われている手締め(日本古来の風習の一つで、物事が無事に終わったことを祝い関係者が掛け声とともに打つ手拍子)で「手打ち」ともいいます。
 「打ちましょ」でチョンチョンと2回手を打ち、「もひとつせ〜」でチョンチョン、 最後に「祝うて三度」でチョチョンがチョンと打って締める。関西では、お祭りの時以外の証券取引所や経済会合でもこの大阪締めが用いられ、浪速の商人には欠くことのできない習慣です。

 諸説がありますが、大阪締めの発祥は生国魂神社の例祭で用いられていた囃太鼓に合せた手締めの簡略バージョンが天神祭を通じて現在の大阪締めになったといわれています。
<天神祭総合情報サイトHPより>


 少々、余談が長くなってしまいましたが、本題に。

 6月、各方面の別冊パンフレットを発表させていただきました。皆様、すでにご覧いただいたかと思いますが、ご興味あるコースはございましたでしょうか。

 私は「パタゴニア」のツアーを担当させていただいております。
 今シーズンは既存のコースに加え、新たに「中部パタゴニア」へも訪れる2コースの新企画を発表させていただきました。
 おかげ様で、パタゴニアへのお問い合わせが日に日に増えてきており、すでに催行をきめさせていただいたコースもいくつかございます。

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 パンフレットをまだ手に取られていない方、またパタゴニアへご興味ある方は、すぐにでも弊社へお問い合わせを・・・と言いたいところですが、まずはこのブログの続きをゆっくりご覧ください。

 昨年から、主に「南部パタゴニア」と言われる地域のみどころをブログにてご紹介させていただきました。
 
 南米でも1、2を争う大自然の美しさを誇るパタゴニアの魅力、中部地方へ目を向けると、まだまだたくさんの魅力あふれる名勝地が残されております。

 その1つが石灰質の山々が生み出した紺碧の湖「ヘネラル・カレーラ湖」です。

 まずは、その美しい湖面の色合いをご覧ください!!

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【真っ青な水を湛えるヘネラル・カレーラ湖】

 「ヘネラル・カレーラ湖」(アルゼンチン名:ブエノス・アイレス湖)は、チリとアルゼンチンに跨るチリ最大の湖であり、アルゼンチンで4番目の大きさを誇る湖でもあります。

 周囲は石灰質の山々に囲まれており、そこから湖に流れ込む水も石灰分を含み、湖底に沈殿することで乳白色を帯びます。

 石灰分は水中の不純物を吸着する性質があり、そのため水は透明に澄みわたり、その湖の水が空の青を映し、乳白色から鮮やかなエメラルドグリーンに輝き始めます。

<西遊旅行のここがポイント!!>
 この美しき紺碧の湖「ヘネラル・カレーラ湖」では、ただ湖の展望を楽しむだけではございません。


 風光明媚な「アウストラル街道」を走行しながらの車窓風景より、ヘネラル・カレーラ湖の風景をお楽しみいただきます。

 「蒼き氷河と風の大地 パタゴニア完全走破」のコースでは、ヘネラル・カレーラ湖の南岸も走行し、チリからアルゼンチンへ陸路で抜け、各所の名勝地を巡りながら、南部の2大国立公園を目指します。

 各ツアーでは、ヘネラル・カレーラ湖畔で連泊を設定しており、連泊の中日には「神秘の大理石洞窟 マーブル・カテドラルのボートクルーズ」へご案内いたします。

 「蒼き氷河と風の大地 パタゴニア完全走破」では、ヘネラル・カレーラ湖に流入するレオネス川の上流に位置する「レオネス湖」にも立ち寄り、訪れる観光客が少ない「レオネス氷河」へもご案内いたします。

【購入写真】56719878_l (7)

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【ボートクルーズで巡る「マーブル・カテドラル」】

※まだまだ見どころの多い中部パタゴニア、「アウストラル街道」や「マーブル・カテドラル」のご紹介ブログは、追々発表させていただきます。

 今シーズンから「ヘネラル・カレーラ湖」へ訪れる企画として、2コース発表させていただきました。
 このブログをご覧いただき、「紺碧の湖へ訪れたい!!」と心躍られた方、ツアーへご興味ある方は、是非西遊旅行へご一報ください。
 
 パタゴニアの大自然のすばらしさを知っていただくため、今シーズンも「パタゴニアの魅力」のブログを定期的に発表させていただきます。お楽しみに!! 
 
 次回は「神秘の大理石洞窟 マーブル・カテドラル」について、ご紹介させていただきます。

 つづく・・・

<知られざる中部パタゴニアに訪れる新企画>
■マーブル・カテドラルと蒼き氷河のパタゴニア
※中部パタゴニアの見どころと、パタゴニアを代表する二大国立公園を巡る11日間
※コンパクトな日程ながら、中部・南部の見どころはしっかり見学!!

■蒼き氷河と風の大地 パタゴニア完全走破
※神秘の大理石洞窟マーブル・カテドラルから世界の最果てウシュアイアまで完全網羅した19日間
※完全走破だからこそ出会える絶景の数々が、みなさんをお待ちです!!

<西遊旅行で行く パタゴニアのツアー>
■蒼き氷河の国 パタゴニア
※南米大陸最南端・パタゴニアの大自然が創り上げた絶景を堪能

■ゆったりパタゴニア大縦断
※"世界の果て"ウシュアイアから名峰フィッツロイ聳えるチャルテンまで人数限定ゆとりの旅

■パタゴニア大縦断<年末年始特別企画>
※17日間コースの良いところを13日間に凝縮した、年末年始限定の特別企画。

■パタゴニアの蒼き氷河と天空の鏡ウユニ塩湖
※ベストシーズン限定!この時季だけに現れる2つの南米の奇跡を訪ねる

■究極のパタゴニアトレッキング Wサーキット完全踏破とフィッツロイ山群大展望
※2大山群を訪れ、5つの名峰を展望するパタゴニアトレッキングの決定版


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2016年03月02日

パタゴニアの魅力 ~秋に訪れるパタゴニア

 大阪支社 高橋です。

 2016年を迎え、もう早いもので3月を迎えました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
 まもなく春を迎え、私は、近所の桜の花、こぶしの花が咲く時期が待ち遠しく感じております。

 これまでいくつかご紹介させていただきました「パタゴニアの魅力」についてですが、今回ご紹介させていただきますのは「パタゴニアの魅力 ~秋に訪れるパタゴニア」についてです。

 パタゴニアを聞いて、どのような色を想像されますか?

 やはり、最初に浮かぶのは「蒼き氷河」の色であります「グレーシャーブルー」でしょうか。

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【蒼き氷河が美しい ペリト・モレノ氷河】


 もしくは、色鮮やかに咲き誇る可憐な花々の色合いでしょうか。
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【色鮮やかなパタゴニアに咲く可憐な花々】


※パタゴニアの可憐な花々については、下記のブログをご覧ください。


 今回ご紹介させていただく「パタゴニアの色合い」は、秋の時期に訪れる「紅葉のパタゴニア」です。

 秋のパタゴニアを彩るのは「ナンキョクブナ」となります。

 ナンキョクブナは、双子葉植物のナンキョクブナ科・ナンキョクブナ属(Nothofagus)のみの単型科で、アフリカを除く南半球の温帯から熱帯つまりニューギニア島、ニューブリテン島、ニューカレドニア、オーストラリア東南部およびタスマニア島、ニュージーランド、南米南部に約40種類が分布しております。
 ブナ科(北半球中心に分布)に似ており、かつてはブナ科に含められたこともありましたが、近縁ながら別系統であるため、現在では別の科となっております。

 ※ちなみに学名の「Nothofagaceae」は、ラテン語で「偽のブナ」という意味だそうです。
  実はナンキョクブナ属の命名者のカール・ルードヴィッヒ・ブルーム(Carl Ludwig Blume)が
  「南のブナ」属(Notofagus)と命名するつもりだったのですが、何らかの間違いで発表文献において
  "t"と"o"の間に"h"が入ってしまい、意味が大きく変わってしまったといわれています・・・。

 パタゴニアのナンキョクブナの1つである「パタゴニアブナ(学名 : Nothofagus obliqua)」は、チリとアルゼンチンの中部および南部に自生する落葉高木です。

 観光シーズン(12月~3月末)を終えると、パタゴニアは秋を迎え、静かな大地となります。
 秋を迎えて静かになったパタゴニアでは、これらのナンキョクブナの木々が徐々に紅葉をはじめ、ゴールデンウィーク時期には見事にナンキョクブナの木々が紅く燃えるような紅葉の景観を、また落ち着いた黄色の色合いの黄葉の景観が広がります。

 蒼き氷河のパタゴニアに、新たな魅力の色合いを演出してくれます。

<ここがツアーのポイント!!>
 観光のハイシーズンを終えているので、観光客も比較的少なく、静かな大地パタゴニアを体感できます。
 ゴールデンウィークという絶好の時期に紅葉シーズンを迎える「パタゴニア」。
 観光シーズンでは、見る事ができない「紅葉の色合い」が蒼き氷河の大地パタゴニアに、素晴らしいアクセントを加えてくれます。
 

 「紅葉のパタゴニア」シーズンの写真をいくつかご紹介いたします。

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【紅葉のペリト・モレノ氷河】
※先程掲載した「夏のペリト・モレノ氷河」と見比べてください。


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【紅葉のロス・グラシアレス国立公園】
※ナンキョクブナには常緑高木もあるため、色合いも様々です。


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【紅葉のパイネ国立公園(トーレス・デル・パイネが遠望)】
※岩峰と氷河の景観に紅葉の色合いがプラス


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【紅葉のナンキョクブナ】
※色鮮やかに色付くナンキョクブナ「レンガ」の葉


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【紅く色付くナンキョクブナの葉】


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【紅葉のパタゴニアで巣作りに励むマゼランキツツキのオス】


 紅葉のパタゴニアをご検討の方からの問い合わせについて、もっとも多いのが「秋になると氷河の崩落がみれないのですか?」との問合せです。

 私も昨年「紅葉のパタゴニア」へ同行させていただきましたが、幾度も氷河の崩落の音も確認でき、さらには、崩落のシーンも見学することができました。
 秋のシーズンのパタゴニアでの「氷河の崩落」の見学チャンスはございますので、ご安心ください。    

 今シーズンの「紅葉のパタゴニア」については、おかげ様で催行決定となりました。
 まだ残席もございますので、ゴールデンウィークのご旅行にお悩みの方、また1度パタゴニアへ訪れたことのある方も、是非パタゴニアのもう1つの魅力である「紅葉のパタゴニア」へ訪れてみませんか。

 私も再び「紅葉のパタゴニア」へ訪れてみたいものです!!!

■ツアーのご紹介
 4月28日(木)~5月8日(日) 11日間 「紅葉のパタゴニア」 



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2015年12月27日

パタゴニアを体感するクルーズ ~③ビーグル水道クルーズ

 大阪支社 高橋です。
 
 間もなくクリスマス、さらには大みそか。2015年ももうすぐ終わりに近づいて きました。
 皆様にとって、今年一年はいかがでしたか。
 私はプレイベートで大きな決断をした一年でした。詳細をお聞きになりたい方 は、西遊旅行のツアーでご一緒した際にお話しいたします。

 本日は、「パタゴニアを体感するクルーズ」の最終回
 最後は、アルゼンチン・ウシュアイアで楽しむ「ビーグル水道クルーズ」 をご紹介させていただきます。

 「ビーグル水道」は、フエゴ島、ナバリノ島、オステ島とを隔てる海峡 のことであり、さらに は東の太平洋、西の太平洋を繋ぐ水路でもあ ります。ビーグル水道の真ん中はアルゼンチンとチリの国境とな ります。

 大西洋から太平洋までは約320km。幅はアルゼンチン・ウシュアイアのあたり で約10km、狭いところで約400mの場所もあります。

 ビーグル水道という名の由来は、チャールズ・ダーウィンが1831年から1836年 にかけて行った「ビーグル号による地球一周航海」の際の経路 であったことか ら、その地球一周航海の際の船の名前から名づけられました。

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 ビーグル水道は、世界最果ての街・ウシュアイア(アルゼンチン)の桟橋 からスタートします。

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 このビーグル水道には、小さな島や岩礁がたくさんあり、船内からアザラシや オタリア(アシカ)、海鳥、ペンギンなどが生息しています。クルーズ を楽し んでいると、船内からそれらビーグル水道に生息している動物たちをご覧いただ くことができます。

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【ウシュアイアの空に舞う海鳥の 姿】


 このビーグル水道クルーズでは、船上から岩礁に集まる動物たちの観察や、 ビーグル水道上の島々へ上陸し周囲の景観をお楽しみいただきます。

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 海鳥の島と呼ばれる「ロス・パハロス島(Isla de Los Pajaros)」で は、ビーグル水道に生息する5種ほどのウミウ(Cormorans)が ご覧いた だけます。あまりにおびただし数のウミウのため、時折怖くなってしまうほどです。
 ただ、一匹、一匹をご覧いただくと、白と黒の羽毛に包まれた姿に、遠目から 「ペンギンが見えた~」と誤 解を招いてしまうほど、愛くるしい姿をし ています。

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【岩礁で羽を休めるウミウたちの 姿・・・ペンギンではありません】


 オタリオ(アシカ)の島と呼ばれる「ロス・ロボス島(Isla de Los Lobos)」、その他の岩礁ではオタリオ(アシカ)やアザラシたちの様々な 姿をご覧いただけます。
 岩礁の上に寝そべる姿、親に甘える子供たちの姿はもちろんの事、時折クルー ズのお客様へ何かを話しかけているのか?大きな鳴き声をこちらへ向け て発す るアザラシの姿などもご覧いただけます。

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【アザラシの親子:子供たちが親 アザラシに甘えています】


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【雄叫びを挙げるアザラシ】


 ビーグル水道クルーズを楽しんでいる中、ゲーブル島(Isla Gable)という島 の近くにあるペンギンの生息地も訪れます。

※ここがポイント!!
 このビーグル水道では、3つほどの島へ上陸するのみの短時間のクルーズもあ るのですが、西遊旅行のツアーでは、マゼランペンギンが生息する「ペ ンギ ン・コロニー(巣営地)」まで足を(船を?)伸ばします。


 ビーグル水道では、10月~3月にかけてマゼランペンギンがご覧いただけ、 ちょうど観光シーズンにあたるこの季節だからこそ、マゼランペンギン の観測 も楽しむことができるのです。

※そのため西遊旅行では、マゼランペンギン のコロニーまで足を(船を)伸ばすクルーズを選んでいま す!!

 マゼランペンギンは、大西洋側のアルゼンチンのパタゴニア沿岸から南米大陸 の先端部を回って、太平洋側のチリ沿岸とフォーランド諸島で生息し、 若鳥は 遠洋上で過ごします。
 太平洋側では、はるか北のペルーまで回遊します。
 冬には渡りをする若鳥もいて3000kmも移動したものもいるという記録もあります。
 繁殖地は南アメリカの大西洋沿岸および太平洋沿岸。南緯42~29度までの範囲 で、繁殖時期は9月初旬~10月に始まりますが、南に行くほど遅 くなります。
 その土地の植生をいかして繁殖しており、繁殖地は裸の土地、草地、海岸、絶 壁と土地ごとに様々。地表の砂が少なく粘土が多い場所ではトンネル (巣)を 掘り巣を作ります。
 強い風が入りにくい巣は繁殖率が高く、寿命は25~30年と言われています。
 マゼランペンギンの名前は、マゼランペンギンについて最初の報告をした探検 隊長フェルナンド・マゼランの栄誉をたたえで名付けられました。

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【愛くるしいマゼランペンギンの 姿】


 「進化論」で知られるチャールズ・ダーウィンが1831年~1836年にかけておこ なった地球一周の経路であった「ビーグル水道」。
 全長320kmの全てを航海することはできませんが(いつの日か実現できれば参 加してみたいです)、ダーウィンが航海し た航路に思いを馳せながら、またビーグル水道に生息する愛くるしい動物たちの姿をご覧いただ きながら、極地の大自然を満 喫できる「ビーグル水道クルーズ」を是非お楽しみください。

 この極地の大自然を満喫する「ビーグル水道クルーズ」を楽しむため、是非今 シーズンはパタゴニアへ訪れて下さい。

 3回にわたりご紹介させていただきました「パタゴニアを体感するクルーズ」はいかがでしたでしょうか。
 このブログをご覧いただき、少しでもパタゴニアの大自然を感じていただけた ら幸いと思い、作成させていただきました。
 このブログをご覧いただき、パタゴニアへ興味を持たれた方は是非ご連絡くだ さい。
 パタゴニアの地に訪れると、ブログに掲載した素晴らしい景観、またそれ以上 の景観に出会え、感動を得られることを約束します。
 是非、一度パタゴニアの地へ訪れてみてください。

おわり

<ビーグル水道クルーズをお楽しみいただけるツアーのご紹介>
~南米大陸最南端・パタゴニアの大自然が創り上げた絶景を堪能~
蒼き氷河の国パタゴニア12日間

~世界の最果て・ウシュアイアから名峰フィッツ・ロイ聳えるチャルテンまで~
ゆったりパタゴニア大縦断17日間


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2015年11月18日

パタゴニアを体感するクルーズ ~②グレイ湖クルーズ

 大阪支社 高橋です

 秋の紅葉もが見頃を迎え、いよいよ本格的な秋が到来です。今シーズンは幸いにも紅葉の見頃の時期に日本にいますので、今年こそは紅葉を堪能したいと思います。京都でも行こうかな~と計画中です。

 本日は、前回に引き続き「パタゴニアを体感するクルーズ」をご紹介、今回はチリ・パタゴニアのパイネ国立公園内の「グレイ湖クルーズ」をご紹介させていただきます。

 グレイ湖とは、チリ・パタゴニアのパイネ国立公園を代表するグレイ氷河が流れ込む湖です。このグレイ氷河の融解水が作り出した湖は、グレイ川へと流れ、パイネ国立公園の南に流れるセラーノ川に合流します。その後、ウルティマ・エスペランサ湾を経て、太平洋に注ぐのです。

※ここがポイント!!
 前回ご紹介した「セラーノ川クルーズ」にて遡ってきたセラーノ川。このグレイ湖クルーズでは、その源流域でのクルーズを堪能していただけます。
 2つのクルーズを合わせますと、まさに「チリ・パタゴニアの源流域」を訪ねるクルーズとなるのです!!


 グレイ湖畔より、まずは湖面上で待つクルーズ船へと移動するためのボートに乗り込みます。湖畔の桟橋でこのボートを見たお客様は必ず「エッ、このボートでクルーズするの!?」と驚かれますが、窓付き、屋根付きのクルーズ船が待っていますので、ご安心ください。
 クルーズ船に乗り込み、いよいよグレイ湖クルーズがスタートします。
 グレイ氷河へと徐々に接近しますが、グレイ氷河が目の前に迫るまでの区間では、湖上に浮かぶ美しいグレーシャー・ブルーの氷河の残骸やパイネ山群の岩峰の景観をお楽しみいただけます。

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【美しいグレーシャー・ブルーが見られる氷河の残骸】


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【パイネ山群の岩峰も迫力満点】


 クルーズ船が氷河の目の前まで接近すると、パタゴニアの大自然が作り出した「氷河の美しさ」を心ゆくまでご堪能いただけます。
(注意:係員の指示が出るまでデッキに出れませんので、ご注意ください)

【船上からグレイ氷河を堪能】
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 氷河の作り出す自然の芸術は、湖面へと流れ落ちる迫力ある景観だけではございません。各所で迫力という面以外の芸術的な景観がご覧いただけます。

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【融解水と湖水が作り出した洞窟/その奥を覗くとより一層グレーシャー・ブルーの美しさを感じれます】


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【氷河の崩落直後、その部分は透き通るようなブルーが際立ちます】


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【尖塔のような氷河!よく見ると、先頭にはドーナツ状の穴も開いています。これも自然の造形美の1つ】


 岩峰の岩肌に乗り上げる氷河の景観がご覧いただけるのも「氷河クルーズ」だけの特典です!!

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 約2時間のクルーズでスタート地点の桟橋へと戻ります。
 ラッキーだと、湖面に広がる虹がグレイ湖いっぱいに広がる景観をご覧いただけるかもしれません。

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 「グレイ氷河」は、高さ50m 長さ27km 厚み800mを誇る大氷河です。
 「パイネ国立公園を代表する大氷河・グレイ氷河」の迫力を感じていただくには、やはりこの「グレイ湖クルーズ」に乗船いただかなければいけません。 
 私自身、このクルーズ中では「氷河の崩落」を撮影したことはありませんが、目撃は何度もしたことがあります。氷河の崩落の見学=ペリト・モレノ氷河(アルゼンチン)というイメージが強いようですがこのグレイ氷河でも崩落の目撃チャンスがございますので、目が離せないクルーズとなります。 
 
 パタゴニアのご紹介をしていると、本当にパタゴニアに行きたくなります。
 次回は「世界の最果ての街で楽しむビーグル水道クルーズ」をご紹介します。
 
 つづく・・・

<グレイ氷河クルーズをお楽しみいただけるツアーのご紹介>
~南米大陸最南端・パタゴニアの大自然が創り上げた絶景を堪能~
蒼き氷河の国パタゴニア12日間

~世界の最果て・ウシュアイアから名峰フィッツ・ロイ聳えるチャルテンまで~
ゆったりパタゴニア大縦断17日間

~南米でも人気の観光地である蒼き氷河のパタゴニアと天空の鏡・ウユニ塩湖を一度に訪問~
パタゴニアの蒼き氷河と天空の鏡ウユニ塩湖15日間

今シーズンは是非「蒼き氷河パタゴニア」へ訪れましょう!!

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2015年10月26日

パタゴニアを体感するクルーズ ~①セラーノ川クルーズ

大阪支社 高橋です。

 添乗業務から帰国し、「秋の味覚」を楽しみながら「日本の秋」を感じる日々が続いております。先日は、新そばをいただきました。
 各所では紅葉が見頃の時期も近づいてきており、味覚の次は「視覚」で秋を楽しめる時期が始まります。皆様はどちらで紅葉をお楽しみになる予定でしょうか。

 南米大陸でも人気の観光地の1つである「蒼き氷河の国パタゴニア」。
 パタゴニアは、南米の夏にあたる12月~3月がベストシーズンを迎えるため、いよいよパタゴニアのシーズンが近づいてきました。

 これまで「蒼き氷河の国パタゴニアの魅力」として、様々ご紹介してきましたが、
本日からは西遊旅行のツアーならではの「パタゴニアを体感する3つのクルーズ」を、順にご紹介していきたいと思います。

 本日はパタゴニアの大自然を体感できる3つのクルーズにおいて、最大の目玉である「セラーノ川ボートクルーズ」をご紹介します。
 プエルト・ナタレスの「ウルティマ・エスペランサ湾」から、ユネスコの保護区域に指定されている自然豊かな「パイネ国立公園」を目指す、壮大な風景を楽しむことができるクルーズです。

 この壮大なクルーズは「チリ南部の都市プエルト・ナタレス」からスタートします。

 プエルト・ナタレスは、パイネ国立公園の玄関口となる街であり、その街の西側にウルティマ・エスペラサ湾(セニョレット水道)が広がり、ウルティマ・エスペランサ湾の乗船所より、まずは「クルーズ船」に乗り込み、クルーズが始まります。

 徐々にパイネ国立公園を目指して北上していると、船上からはマルマセーダ氷河、セラーノ氷河などの迫りくる氷河の景観や、周囲の岩峰など、さっそくすばらしい景観を堪能していただく事ができます。そうです、このクルーズは、船内でゆっくりしている暇はないのです。(もちろん良い意味ですよ)

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【数々の氷河が垂れ下がる岩峰の景観】


 クルーズ船で周囲の景観を楽しみながら、徐々に岩峰の麓の船着き場へと近づいていきます。
 そこに待っているのが「セラーノ氷河」です。

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【目の前にセラーノ氷河が迫る】


 岩峰の谷あいに流れる「セラーノ氷河の見学」が、このクルーズの魅力の1つです。

 パタゴニアにある数々の有名な氷河。それらは車、もしくはハイキングなどで訪れ、見学することができますが、このセラーノ氷河に関しては、パタゴニアで最も有名なペリト・モレノ氷河(アルゼンチン)に比べれば、規模は小さいものですありますが、このセラーノ川クルーズに乗船しなければ見学できない氷河であります。
 しかも船上から見るだけでなく、セラーノ氷河の目の前まで遊歩道ができており、簡単に見学が楽しめます。

 ※ここが、セラーノ川クルーズ1つ目のポイントです!
  他の観光客が見る事のできない氷河まで堪能できるのです!!


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【間近でセラーノ氷河を体感】


 その時々の氷河の状況にもよりますが、ラッキーだとガイドさんが「氷河の残骸」を目の前まで運んできてくれ、パタゴニアの氷河を直接触れていただく事もできるかもしれません。

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 さらには、シーズンによってはパタゴニアを代表する花「トパトパ(別名LADY'S SLIPPER)」と呼ばれるキンチャクソウの仲間もご覧いただけます。

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 セラーノ氷河の迫力を堪能した後、ここでクルーズ船から強化ゴムボート「ゾディアック」に乗り換えます。窓なし・屋根なしのボートのため、ここでは現地にて貸出される専用の防寒着を着込み、いよいよパイネ国立公園を目指します。

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【さあ、ゾディアックに乗り込みでパイネ国立公園を目指します】


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【ゾディアックに乗り込んだ直後にはバルマセーダ峰が展望】


 ゾディアックでのクルーズでは、バルマセーダ峰の景観、さらには迫力ある「バルマセーダ氷河」の景観が目の前に広がりはじめます。

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【バルマセーダ氷河の景観が目の前に迫る】


 セラーノ川を北上する中、川の流れが激しくなるポイントがあります。そこでは安全のための中州に上陸をし、少し歩いていただくこととなります。
 このハイキング姿は、まるで「宇宙防衛軍の訓練」のように見えるため、いつも笑いが起きてしまいます。 

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【宇宙防衛軍の訓練風景?】


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 この中洲の訓練?をクリアすると、お待ちかねの「パイネ国立公園」は、もうすぐそこ。ボート上からは、パイネ国立公園内に聳える岩峰の数々が展望ができます。

※ここが、セラーノ川クルーズ2つ目のポイントです!
 同じパイネ国立公園の景観も、このセラーノ川のボート上から眺める事ができるのは、このボートクルーズだけの楽しみであるのです!!


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【セラーノ川上より眺めるパイネ山群の景観】


 ゴムボート・ゾディアックから、様々な景観を楽しんだ後、チリ・パタゴニアの目玉である「パイネ国立公園」に到着します。

 このパイネ国立公園では、各所でのハイキングを楽しんでいただいたり、後日ご紹介する「グレイ氷河クルーズ」を楽しんでいただいたりと、皆様にパタゴニアの大自然を堪能していただくため、様々なプランを準備しております。
 各ツアーともパイネ国立公園内のホテルでご宿泊いただけますので、日中の景観以外にも、朝夕、さらには夜空の鑑賞まで、時間の経過とともに変化していくパイネ山群の景観をお楽しみいただけます。

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【パイネ国立公園に宿泊する事でご覧いただける景観です】


 バスや車という移動手段でパイネ国立公園に入るルートも、もちろん素晴らしい景観を楽しんでいただけます。
 西遊旅行ならではのプラン、他の観光客とは少し違ったかたちでパタゴニアの大自然を堪能してみたいというお客様へは、是非おススメのプランです。
 
 私も、この文章を書きながら「あ~、今年もパタゴニアに行きたいな~」と、ふと思ってしまいました。

 ・・・つづく

■「セラーノ川クルーズ」を楽しめる西遊旅行パタゴニアの旅
 蒼き氷河の国 パタゴニア
 ゆったりパタゴニア大縦断

※是非、今シーズンはパタゴニアの地へ訪れてみてください。




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2015年03月27日

蒼き氷河のパタゴニア もう1つの魅力 ~パタゴニアの花々

大阪支社 高橋です。

私の自宅の周りでは、春の訪れを感じさせてくれるこぶしの花が満開を迎えました。
朝の出勤時、思わず足を止めてしまうほどの美しさで、毎年この時季を楽しみにしております。
皆さんのご自宅近くの「春の訪れ」はいかがでしょうか?

今回ご紹介させていただくのは「パタゴニアの花々」についてです。
これまで幾度もパタゴニアへお客様とともに訪れましたが、これまで観賞することができました花々をご紹介させていただきます。

■ノトロ Embothrium coccineum
ノトロはスペイン語の名称で、ヤマモガシ科の植物です。
ヤマモガシ科は南半球に多い、古代のゴンドワナ大陸を起源とする植物で、ノトロはパタゴニアを象徴する花と言っても過言ではありません。
氷河が削ったばかりの裸の岩に生え、真っ赤な花を咲かせます。

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■カラファテ Calafate: Berberis buxifolia
カラファテは、鋭い棘(とげ)を持つメギ科の低木。
家畜が食べないため放牧地でも藪を作ってしまうほどです。
夏の終わりが来ると濃い青色の実がつきます。たいへん美味しくてジャムなどに加工され、パタゴニアのお土産の品としても人気です。
「カラファテの実を食べた旅人は、なぜか必ずこの地に帰ってくる」という言い伝えが有名です。
有名な言い伝えについては…ツアーにご参加いただき、添乗員よりお聞きください。

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<カラファテの実>

■キンチャクソウ その① Calceolaria biflora
現地では「トパトパ」と、可愛らしい名前で呼ばれ、別名「LADY'S SLIPPER」とも呼ばれます。
ゴマノハグサ科の小さな花ですが、変わった形の花、名前に負けず可愛らしい形状をしている事でパタゴニアを散策していると、すぐ目に飛び込んでくる花です。

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■キンチャクソウ その② Calceolaria uniflora
こちらも先程ご紹介した「トパトパ」と同じゴマノハグサ科のキンチャクソウです。
一見グロテスクな色合いですが、ゆっくり眺めると色鮮やかなオレンジの小ぶりの花は、とても印象的な花です。

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■プレジア Perezia | Fuegian edelweiss
エーデルワイスの名が付いておりますが、一目でキク科の花であることが分かる花です。
緑美しいパタゴニアの樹林帯や草原を散策していると、足元に色鮮やかな紫の花が目に移り、その美しい形状に心奪われる花の1つです。

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■チャウラ Chura (Pernettya Mucronata)
チャウラはツツジ科の灌木で、葉は小さくて鋭く尖っており、花は白く丸みのある鐘形をしておりツガザクラかヒメシャクナゲか?と思わせる花です。
その後鮮やかな赤い実をつけるのですが、口に運ぶとまるで「空気の入ったリンゴ」の様な食感と味。現地では、年に2度ほど収穫され、ジャムにされております。

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<チャウラの花>

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<チャウラの実>

■デビルズ・ストロベリー Gunnnera magellanica
グンネラ科に属する植物で、高さは8~10㎝ほどで、クッション状の群落を形成します。
現地の方は「フルティジャ・デル・ディアブロ」と呼び、訳すと「悪魔のイチゴ」。
地表を覆い隠してしまう葉の影に実る真っ赤な実が、酷い味な事から名づけられたそうです。

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■ツリウキソウ Fuchsia magellanica
アカバナ科フクシア属の可愛い花で、「チリコ」と呼ばれる花です。
フクシア属のなかでは最も耐寒性があるため、イギリス諸島でも生け垣として使われ、多くの園芸品種の母種となっており、イギリスでは花の形がバレリーナに似ていることから「ダンシング・フラワー」と紹介される花です。パタゴニアを散策していると、時折ご覧いただける花です。

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■Quinchamalium chilense
こちらは先月パタゴニアを訪問した際に初めて見た花でした。
一見ユキノシタ科の花かと思っていましたが、何とビャクダン科の花との事でした。
青空広がるチャルテンのハイキング時に、鮮やかな黄色の小ぶりの花は、思わず足を止めてしまうほど美しいものでした。

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■アカエナ・マゲラニカ Acaena ovalifolia
バラ科の植物で、竹の低い草原や、礫原でよく見かける多年草の一種です。
ロス・グラシアレス国立公園のペリト・モレノ氷河を最初にご覧いただける展望台でたくさん群生しておりました。

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■サルオガセ False mistle
パタゴニアのサルオガセは、南極ブナに付着して懸垂する糸状の地衣類の植物です。南極ブナの樹林帯の緑深い景観と相まって印象深い景観を見せてくれます。「老人のあごひげ(=Old man's beard )」と紹介されることもあります。

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パタゴニアには、もう1つ「Barba de viejo」という地衣類もあり、これらサルオガセは汚染に非常に敏感で、生き残るためには、きれいで新鮮な空気を必要とします。

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■寄生植物 Misodendorum punctulatum
パタゴニアに分布するミゾデンドロン科の一種で、南極ブナなどの木々に寄生する植物です。種子には羽毛があって、風で分布するとされています。
時折、中国提灯などと紹介されているガイドブックもあります。
以前、ガーデニングで人気のあるやどり木とのお話を日本でお花屋さんをされているお客様に聞いた事があります。

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■パン・デ・インディオ Cyttaria darwnii
ダーウィンが航海記で「フェゴ人の食料の主要なもの」と記されているキノコの一種のパン・デ・インディオ(Cyttaria darwnii)。原住民マプチェ族はジャオジャオと呼んでいます。
このパン・デ・インディオは、その後、南極ブナの樹皮に木化し、まるでコブが出来たように見えます。中には「木の病気ですか?」という声も挙がるほどです。

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■イエローオーキッド Gavilea lutea
今回、フィッツ・ロイ展望ハイキングを楽しんだ際、見つけたランの花です。
やはりランの花を見つけると、テンションが一気に上がります。

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今回ご紹介した花々はごく一部です。
私自身、全ての時季に訪れた訳ではございませんので、正直見た事の無い花もたくさんあります。
それらの花々すべてを見たいという思いが強く、この先もパタゴニアは何度でも訪れたいと考えております。

今回ご紹介した花々、1つでも心惹かれるものがございましたら、
来シーズン、ご一緒に素晴らしい花を求めて訪れましょう、パタゴニアへ。

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2014年08月29日

蒼き氷河の国パタゴニア ~②フィッツ・ロイ山群ハイキング

 大阪支社 高橋です。
 暑かった8月も終わりに近づき、いよいよ本格的な秋、9月になろうとしております。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
  
本日は前回に引き続き、アルゼンチン側のパタゴニアの魅力を紹介させていただきます。

 前回紹介した「ロス・グラシアレス国立公園」の起点の街・カラファテを出発し、レオナ川に沿って北上すること約220km。
 広大なパンパ(平原)の景観が広がる国道40号線をのんびりと走行していると、車窓からはグアナコの可愛い姿を見ることもでき、遠望を眺めているとパンパの向こうに忽然と鋭利な岩峰群が見えてきます。世界のクライマーを魅了してきた「フィッツ・ロイ山群」です。
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 そこには「エル・チャルテン」という小さな村があり、ここはフィッツ・ロイ山域のゲートになる村であり、この地域にある唯一の村であります。そこを起点に2つのハイキングを楽しんでいただきます。

 1つ目は「カプリ湖までのハイキング」です。
 チャルテンの村の奥にある登山口からスタートするハイキング。
 序盤は樹林帯をのんびりと登りながら、途中の景観の広がるポイントでは「ラス・ブエルタス川」の景観を楽しみます。

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徐々に樹林帯の中を登っていくにつれ、山頂部から姿を現し始める「フィッツ・ロイ峰」の景観を楽しみながらハイキングを楽しみます。

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 刻々と変化していくハイキングを進めていくと、フィッツ・ロイ峰の全貌を望む事のできる「カプリ湖」に到着します。
 このカプリ湖畔では、余計な案内は必要ありません。ただただフィッツ・ロイ峰の景観を、心ゆくまで楽しんでいただくための時間をお過ごしいただきます。
 仕事を忘れていつまでもそこに座っていたくなる絶景は、私のお勧めのポイントであります。

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 さらに、このカプリ湖畔からはフィッツ・ロイ峰から流れ落ちる「ビエトラス・ブランカス氷河」もご覧いただけます。先日ご紹介した「ペリト・モレノ氷河」ほどの大きさではありませんが、フィッツ・ロイ山群から流れる氷河の中では圧倒的な姿を誇り、フィッツ・ロイ峰の岩肌の色と相まって素晴しい景観を楽しんでいただけます。

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 2つ目は「セロ・トーレ展望ハイキング」です。
 カプリ湖、フィッツロイ峰の景観の余韻がまだまだ冷め切らない翌日、「岩峰セロ・トーレ」を望むハイキングをお楽しみいただきます。
 エル・チャルテン村の通りの裏手の丘陵地帯を通り抜け、まずは「セロ・トーレ第1展望台」を目指します。

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 丘陵地帯から樹林帯に入り、しばらく歩くと急に景観が広がり、その先に「岩峰セロ・トーレ峰」が突然姿を現します。風も強く、雲の掛かりやすい地形・気候ではありますが、雲の合間から見える姿はフィッツロイ峰とは違った魅力があり、その姿に心奪われるお客様もいらっしゃいます。

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 第1展望台からの景観を楽しんだ後は、フィッツロイ川沿いまで下り、レンガの林、ニレの低木帯を前へ、前へと進んで行きます。
 このあたりには、カラファテの実、チャウラの実がたくさん生っており、時折それらの実を摘み取って試食するという楽しみも。特にカラファテの実は甘酸っぱくて美味しく、お客様が試食を続けるため、最後尾を歩く添乗員の分が無くなってしまう程です。
 低木帯を進む中、前方には「トーレ・ソロ峰」が姿を現します。
 トーレ・ソロ峰の景観、またその麓を流れる氷河の姿に目を奪われてしまうのですが、どうしても歩きながら気になるのが「枯れ木の広がる景観」です。

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 これは、フィッツ・ロイ川沿いの低木帯で数年前に起きた山火事の影響です。かなりの植生は回復したそうですが、名残はまだまだ残っています。
 「こういった大自然の素晴らしい景観を大切にしなければいけない」と感じながら歩いてしまうポイントです。
 昔々、セロ・トーレから流れる氷河があたりを削り落とし、その際に溜まった土砂の土手・モレーンを最後に登ると、目の前に「トーレ湖」が広がります。
 ここがこのハイキングの目的地であり、眼前に聳えるセロ・トーレ峰の好展望地であります。湖畔にある石小屋の跡地に囲いだけが残っており、その囲いを利用し、風を防ぎながら、景観が広がるのを待ちます。

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P2131630トーレ湖


 トーレ湖での景観をお楽しみいただいた後は、同じルートを引き返します。
 セロ・トーレ峰の姿をもう一度眺めるため、またその脇に聳えるトーレ・ソロ峰の景観を楽しむため、皆さん何度も何度も振り返りながら歩を進めておられるのが、とても印象的なハイキングです。

 アルゼンチン側のパタゴニアを代表する名峰フィッツロイ峰と岩峰セロ・トーレ。2日間に分けて日帰りハイキングで楽しめる絶景も、パタゴニアの魅力は氷河だけではないと実感していただける事は間違いありません。
 ハイキングを楽しんだ夜は、満天の星が広がるチャルテンの夜空もお楽しみください。

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 次回からは「チリ側のパタゴニアの魅力」を紹介していきます。

■フィッツロイ山群のハイキングをお楽しみいただけるツアー
世界の最果て パタゴニア
風と氷河の大地 パタゴニア周遊トレッキング

■パタゴニアのツアー紹介
蒼き氷河の国 パタゴニア
パタゴニアの蒼き氷河と天空の鏡ウユニ塩湖


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2014年08月19日

蒼き氷河の国パタゴニアの魅力 ~①ロス・グラシアレス国立公園

 大阪支社 高橋です。
 立秋も過ぎ、暦の上では「秋」のはずですが、まだまだ残暑厳しく、思わず「涼み」を求めてしまう日々が続いております。
 残暑厳しい日々の中、少しでも涼みをお届けするため「蒼き氷河の国」「風と氷河の大地」と称される「パタゴニア」について紹介させていただき、皆様に涼んでいただこうと思います。
 パタゴニア地方とは、南米大陸のアルゼンチンとチリの両国に跨る地域であり、大西洋に流れ込むコロラド川を境に、南緯40度以南の地域の事を言います。緯度でいうと日本の東北地方から北海道、さらにサハリンの先と同緯度であり、面積にすると、なんと日本の約3倍にもなる地域を指します。
 南北に連なるアンデス山脈を境に、チリ側とアルゼンチン側に分かれ、気候、地形ともそれぞれに特徴があります。アルゼンチン側パタゴニア北部は広大なパンパ(平原)、南部は乾燥した不毛の大地。チリ側はフィヨルドが複雑に入り組み、山と湖の変化に富んだ地形が楽しめます。

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 本日はパタゴニアの代表的な魅力である「氷河」について紹介させていただきます。
 南パタゴニア氷原は、総面積約1万3000平方キロメートルの広大な氷原であり、凍結した陸塊としては南極大陸、グリーンランドに次いで、現在の地球上では3番目に大きさを誇ります。アンデス山脈を源として、チリ側、さらにはアルゼンチン側へと無数の氷河が流れ出しています。
 そんなパタゴニアにおいて最も氷河の美しさや迫力を感じ取っていただけるのは、アルゼンチン側の「ロス・グラシアレス国立公園」です。

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 「Glaciar(グラシアール)」とは、スペイン語で「氷河」を意味し、日本語にすると「氷河国立公園」となります。まさに氷河が主役の国立公園であります。
 1981年にユネスコの世界自然遺産として登録されたロス・グラシアレス国立公園は、4459㎢の園内に、ペリト・モレノ氷河、ウプサラ氷河といった大きなものだけでも47の氷河があるほか、長い年月をかけて氷河が造り上げたU字谷や氷河湖といった氷河地形を見る事ができます。広大な氷河は、アンデス山脈(国立公園はアンデス山脈の東側)の分水嶺から押し流されて東に流れ、山を削りながら下りつつ速度を増します。冬の最低気温が比較的高いため、氷の融解と再凍結が短いサイクルで行われるのが特徴です。
 西遊旅行のツアーではロス・グラシアレス国立公園のハイライトである「ペリト・モレノ氷河」を堪能していただくため、ロス・グラシアレス国立公園の観光の起点のカラファテの街で連泊を設けており、終日ペリト・モレノ氷河の観光を、心ゆくまで堪能していただきます。

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 ペリト・モレノ氷河は、全長約35km、表面積195km(計測資料の中には257kmというものもあります)、先端部の幅が約5km、高さは60~100mもの大きさを誇る氷河です。動きが活発で「生きている氷河」と称され世界で最も有名な氷河の1つであります。1年に600~800mの速さで流れているため、モレーンからの砂で汚れていない氷河は先端から美しい「グレーシャー・ブルー」が煌めきます。
 そんなペリト・モレノ氷河では、まずは「ミニ氷河ハイキング」をお楽しみいただきます。
 対岸のペリト・モレノ氷河へはフェリーで渡ります。このわずか15分足らずのフェリーからもペリト・モレノ氷河の迫力と美しさを実感していただけ、ペリト・モレノ氷河への期待が大いに膨らみます。また対岸に渡った後も10分程歩き、徐々に近づいてくるペリト・モレノ氷河が目の前に現れると、もう興奮を抑える事ができません。

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 ここまでの移動の中で膨れ上がった興奮を何とか抑え、係員にアイゼンを装着してもらい、いよいよペリト・モレノ氷河の上に足を踏み入れる瞬間がやってきます。
先頭の専門ガイドが誘導してくれ、約1時間半のハイキング。その道中では氷河の美しさ、迫力はもちろんの事、所々にできた氷河の穴や割れ目(クレバス)なども見学ができ、そのクレバスから流れ出る水の美しさも注目していただきたいポイントであり、まさに「グレーシャー・ブルー」を堪能していただける観光となります。

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 パタゴニアには「氷河の水を飲むと1歳若返る」という言葉があり、皆様が手袋は外し、素手で氷河の水を掬い、口にされます。ただ、ペリト・モレノ氷河を体感した皆様は、氷河の水を飲まなくても「誰もが若返る=童心に戻る事のできる」、そう感じる事のできる場所であります。
 ハイキングのゴール地点では、ペリト・モレノ氷河の氷をカチ割り、専門ガイドさんがウイスキーをふるまってくださいます。氷河上で飲むウイスキーは格別で、お酒が好きな私もお客様と共に「美しきペリト・モレノ氷河に!」と乾杯を。お酒が苦手な方には、添乗員がオレンジジュースなどをご準備しますので、ご安心ください。

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 ハイキングを楽しんだ後は「ペリト・モレノ氷河展望台」へとご案内します。
 ここは全面遊歩道(木道)の展望台となっており、ペリト・モレノ氷河を様々な角度から楽しんでいただけるために、いくつかテラスが設けられています。この展望台では様々な方法でペリト・モレノ氷河をお楽しみいただけます。その遊歩道を歩き回り様々な角度からペリト・モレノ氷河を楽しむ方、1つのテラスでのんびりとペリト・モレノ氷河を眺め、ゆっくりとした時間を楽しむ方。楽しみ方は様々ですが、ペリト・モレノ氷河の奥まで眺望できるこの展望台は圧巻の一言です。

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 大きくは2つの観光ポイントですが、雄大なペリト・モレノ氷河をじっくりと見学していただく事ができ、皆様にとって思い出深い観光地、心に残る風景となる事は間違いありません。

■最後に、氷河観光においてよくある疑問にお答えいたします。
「なぜ、氷河の氷は青く見える?」
⇒「水がキレイだからですよ」と思わず答えたくなるのですが、もちろん要因の1つではありますが、実際は「光の反射と吸収」が関係します。雪の結晶が溶けたものに圧力がかかってできた氷河の氷は、気泡が少なく、非常に透明度が高くなります。そのため青い光だけを反射させ、その他の色は吸収してしまうので、氷河の氷の色は青く見えるのです。

「氷河上の黒い汚れは?」
⇒氷河が動く時、周囲や底部の岩盤を削り取っていくため、削られた岩は、氷河の上部に載ったり、底に引っ張られたりして下流に向かい、氷河の末端部で堆積します。この氷河堆積物をティル、堆積物が作る地形をモレーンといいます。
雨・風などでモレーンから小さな石や砂が流れ落ち、氷河上に積り、溜まってしまい、汚れている様に見える場合もあります。
氷自体が汚い訳では無く、「白飯の上のふりかけ」「ティラミスの上のココアパウダー」の様なものと考えていただければ解りやすいのではないでしょうか。

<ペリト・モレノ氷河ハイキングにおいて>
ペリト・モレノ氷河のミニトレッキングは、65歳以下で1時間半程の山登りをする体力のある方がご参加いただくことができます。66歳以上のお客様は、代替として現地英語ガイドが氷河クルーズにご案内させていただいた後、展望台へご案内し自由行動となります。予めご了承ください。

■ツアーのご紹介
蒼き氷河の国 パタゴニア 12日間
世界の最果て パタゴニア縦断 17日間
パタゴニアの蒼き氷河と天空の鏡ウユニ塩湖 15日間


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2013年03月25日

パタゴニア ~山火事からの復活への思い

大阪支社 高橋です。
春の訪れの足音がすぐそばまで聞こえてきており、これから花咲くシーズンが到来します。
楽しみなシーズンがやってきます。
皆様のお住まいの周辺でも、桜やこぶしの花のつぼみが膨らんできているのではないでしょうか。
私もパタゴニア添乗にて、蒼き氷河と共に、可憐な花々を堪能してきたばかりです。

ここで、パタゴニアで起きました2011年の年末に起きました山火事に関する経過報告をさせていただきます。

少し前の話となりますが、2012年を迎える直前の事でした。
「世界の最果て パタゴニア縦断(観光)」への添乗を言われ、心躍った事を覚えています。
それと同時に、2011年末に起きた「パイネ国立公園の大規模な山火事」のニュースを聞き、驚いた事も同時に覚えています。
ツアーで訪れるハイライトの1つ「パイネ国立公園」はどうなっているのか?果たして大丈夫なのか?心躍る気持ちと同時に、不安が心を過ぎる思いでした。
いざ、山火事の現場・パイネ国立公園に訪れた2012年2月16日。サルト・グランデ(グランデ滝)~クエルノス・デル・パイネ峰展望地へのハイキングへ出発した直後、景観の広がるエリア一面が「野焼き」の跡のようで、緑というものが全くない景観でした。青空と岩峰の景観の美しさには感動しましたが、その反面、あたりの緑の無さ、木々の変わり果てた姿に衝撃が走りました。
その時の写真がこちらです。
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 「木々に葉っぱが無くなり、岩峰がより良く見やすくなりました」と案内はしたものの、緑が無くなり、木々は焼け焦げ、樹皮が無くなり、煤にまみれた木々を見て「復活はあるのだろうか…」とも感じました。
私が海外添乗を志したきっかけの1つに「パタゴニアへ添乗で行きたい」という思いがあったため、余計にそう感じたのかもしれません。1日でも早い緑の復活を願い、パイネ国立公園をあとにしたのが、2012年2月17日でした。

それから1年が過ぎ、2013年2月3日。再び「パタゴニア周遊トレッキング」でパタゴニアへ訪れる事になりました。
緑の復活はどの程度まで進行しているのか?期待と不安が入り混じる中、パイネ国立公園へと向かいました。
今回、私が添乗させていただいたコースでは、昨年と同じトレイルを歩く事はありませんでした。トレッキングのコースでは、昨年立ち入る事の出来なかったパイネ・グランデ小屋周辺(ペオエ湖の対岸)でしたが、今年は通常通りトレッキングのスタート地点として立ち入る事が出来ました。ペオエ湖を船で渡り、昨シーズンの山火事の現場へと足を踏み入れましたが…本当に驚きました。
しっかりと緑が地を覆い、所々には小さい花々も咲いていました。風が強すぎて可憐な花を撮影が出来ませんでしたが(さすが風の大地パタゴニアです)、緑を確認出来たどころか、まさか可憐な花々まで確認出来た事には、花々の鑑賞が大好きな私にとっては、本当に嬉しい思いでした。
2013年2月②

木々に関しては、ここ1年で降った雨で洗い流されたのでしょうか、木肌の煤は指で確認する事は出来ませんでした。さすがに樹皮が剥げ落ちてしまっているので、木々の復活は無理でしょうが、昨年と変わらずにしっかりと立っている姿を見る事ができて、花々を見た時と同様、本当に嬉しい思いが込み上げてきました。

帰国後、私が昨年添乗をさせていただいた「世界の最果て パタゴニア縦断」のコースの写真があると聞き、昨年の山火事からの復活具合を知りたく、すぐに写真を確認させていただきました。
同じ「クエルノス・デル・パイネ展望ハイキング」の景観を比較した写真が、次の2枚です

こちらが2012年2月に訪れた際の写真です。
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こちらが、1年経った2013年2月の同じトレイルの写真です。
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思わず、社内で声を挙げて喜んでしまった程の回復具合でした。
「自然の力の偉大さ」を感じる事の出来る2枚の写真ではないでしょうか。

「風の大地パタゴニア」と謳われるパタゴニア。強風が常に吹き荒れる大地の中、たった1年でここまで緑が復活していた事は、本当に喜ばしい事です。私も仕事で訪れる機会が多いパタゴニア。この先もパタゴニアの緑の回復具合を見守っていきたいと思っております。
たった1年でここまで回復したパタゴニア。来年はどこまで回復しているか本当に楽しみです。私自身が花々を見ながらのハイキングが大好きなので、同じく花々を見ながらのハイキングが好きな方、またこのブログを見ていただきパタゴニアの回復状況が少しでも気になられた方、是非ご一緒に訪れましょう!!
「可憐な花咲くパタゴニア」へ。

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「女性のスリッパ」と称されるゴマノハグサ科「カルケオラリア・ラグナエブランカエ」

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2011年07月08日

タンゴに魅せられて

大阪支社の中島です。
世界中でいろんなダンスを観てきました。アプサラダンス(カンボジア)とか、カリカリダンス(南インド)とか、ベリーダンス(トルコ)とか、フラメンコ(スペイン)とか、ひげダンス(ドリフターズ)とか。南米では、やはり何と言ってもアルゼンチンのタンゴです。サルサもありますが、サルサはショーというよりは、自分たちで踊って楽しむものなので、独断と偏見でタンゴのお話です。
tango[1]

アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスのボカ地区は、タンゴ発祥の地と言われています。
夜、アルマセン通りにある一軒に入りました。席に着くと同時にショーは始まりました。どの店でも、タンゴは夜も更けた22時頃から始まります。
のっけから足さばきも軽快に、目が回りそうなぐらい激しく踊りはじめました。
タンゴが生まれた当時は、男性同士が酒場で踊るもので、その荒々しい踊りが下品だと言われたこともありました。
べっぴんさんが相手の男性にくるくる回されたり、持ち上げられたり、あんなことをされたり、こんなことをされたり。よくもまぁ、足が絡まってこけないものです。男性が女性をリードし、女性が男性にリードされます。バンドネオンが奏でる、哀愁を帯びた音楽が盛り上げてくれます。赤ワイン片手に、じっと見惚れてしまいました。
2009年、アルゼンチン・タンゴは世界無形文化遺産に登録されました。“南米のパリ”と称されるブエノスアイレスの夜は、是非タンゴを観にいってみて下さい。
西遊旅行では、パタゴニアコースのオプショナルツアーとしてご案内しています。
BUE_アルマセン
この夜一番の美人
                   

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2011年07月05日

世界の果てで“お勤め”

米国サンフランシスコの海に浮かぶアルカトラズ島の刑務所には、シカゴの暗黒街のボス、アルフォンス・ガブリエル・カポネ(通称、アル・カポネ)が収監されていました。南アフリカのケープタウン沖にあるロベン島には、ネルソン・マンデラ元大統領が政治犯として収監されていました。刑務所を舞台にした映画では、「網走番外地」よりも、殺人罪で収監された銀行家が、冤罪を晴らすための解放と救いを描いた「ショーシャンクの空に」(1994年)が印象的でした。

何となく刑務所に縁(?)がありましたが、アルゼンチンの最南端にして、南極まで1000キロ(東京から小笠原諸島までと同じ距離)のために、“世界の最果て”とも形容される、パタゴニア観光では外せないウシュアイア。こんな所にも刑務所がありました。今は、ロベン島やアルカトラズ島同様、博物館として開放されています。当時、ウシュアイアは、いわゆる流刑の地でした。相当悪いことをした人が連れてこられたのでしょう。

囚人たちは、ウシュアイア郊外の、今のティエラ・デル・フエゴ(火の国)国立公園にある森の木を伐採する作業に従事させられ、そこからウシュアイア市内の刑務所まで鉄道を敷いて、伐採した木々を運んでいました。今ではSL世界の果て号として、国立公園の中だけを観光客を乗せて走っています。機関車トーマスのような蒸気機関車が小さな客車を引っ張る、可愛らしい鉄道です。この鉄道がそんな歴史を背負っていたことなど、想像もできません。

SLの車窓から窓外を眺めていると、囚人たちが切り倒して、白くなってしまった切り株が無数に点在していて、SLの煙の揺曳が妖艶な雰囲気を演出していました。川に沿って線路は敷かれているのですが、その川の名前はピポ川。脱獄を試みた囚人ピポが、この川に飛び込んで亡くなってしまったことから彼の名前がつけられました。
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              【写真】囚人ピポが飛び込んだピポ川。

僕は観光シーズンにしかパタゴニアを訪れたことはありませんが、そこの冬は相当に厳しいと聞いています。そんな中で、囚人の生活がさらに厳しかったことは容易に想像ができます。思わず、想いを馳せてしまいます。

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              【写真】SL「世界の果て」号
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2011年06月26日

パタゴニアの風

大阪支社の中島です。自称、パタゴニア・フリークです。
さて、パタゴニアって、どこでしょう? 国の名前でしょうか?
南米大陸の南緯40度以南のチリとアルゼンチンが、パタゴニア地方と呼ばれます。あまりに広大で、荒涼な大地。世界中でもっとも大好きな場所のひとつです。

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カラファテから西へ80㎞、ロス・グラシアレス(氷河)国立公園はアルゼンチン側のパタゴニアを代表する国立公園です。写真のペリト・モレノ氷河は、大崩落をニュース映像で世界中に放映されている有名な巨大氷河です。末端部の高さは60m以上、全長は約35㎞もあります。地球温暖化の影響などで毎年小さくなってきているのとは対照的に、この氷河はほぼ同じ大きさを保ち続けています。

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「どこでも自由に」というわけではありませんが、氷河の上を歩くこともできます。一歩、氷河の中の世界に足を踏み入れると、平衡感覚を失いそうになりそうな不思議な感覚に陥ります。日常を超越した、氷だけの世界です。
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パイネ国立公園は、チリ側の南部パタゴニアにある人気の国立公園です。パイネは先住民の古語で「青」という意味です。通常の大気汚染観測器では測定ができないほど空気が澄んでいるともいわれています。夏の観光シーズンでも、一日のうちに四季があると言われるほど天気は移ろいやすく、風速20m以上の強い風が吹きすさぶこともあります。

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 【写真】グレーシャーミルク色のペオエ湖の背後にそびえるパイネ・グランデ(左)とロス・クエルノス(左)

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              【写真】カスカーダ・パイネと“3本の塔”トーレス・デル・パイネ

現地の夏(日本では冬)は22時になっても陽が高く、早朝4時頃にはもう明るくなります。まっ青で巨大な氷河とグレーシャーミルク色の氷河湖。氷河の先端では、大なり小なり轟音を立てて崩落していきます。澄んだ空気。太古の昔に覆われていた氷河で削られて、トゲトゲの歪な形になった山々。落ち着かない空模様。寒さに身を寄せ合うペンギンを始め、厳しい環境の中でたくましく生きているグアナコやニャンドゥ、キツネたち。そして、まっすぐ立つことも困難なほどに吹きすさぶ強い風。この風こそが、パタゴニアの代名詞なのです。強い風が描き出す、UFOのような雲の形。風のなびく方向に傾いたまま成長しているブラッシュ・ツリー。これが“風の大地”、パタゴニアの素顔です。地球温暖化の影響を顕著に受ける場所だけあって、いつまでもこの景色を大切にしていきたいと思うのはエゴでしょうか?

パタゴニアの旅行シーズンは、12月から2月頃。夏なのに、日本の冬と同じぐらい寒い場所で、日本からとんでもなく遠い場所ですが、あの景色はお一人でも多くの方に見てもらいたいと思っています。まもなく発表の次回のパタゴニアツアーにご期待下さい。

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