チリ

2016年11月12日

アタカマ高地 アンデス最奥で感じた日本の景色

こんにちは大阪支社の前川です。

9月に南米、チリからボリビアにかけて広がるアンデス最奥のアタカマ高地を訪ねました。
アタカマ高地は太平洋プレートとナスカプレートと南米大陸のぶつかり合いで隆起でできたアンデス山脈に位置をしています。
海洋プレートの沈み込み帯の上側に乗った大陸プレートが、海洋プレートからの圧力を受けて隆起してできた、この構造は日本列島ととてもよく似ています。
そのため日本にも似た風景も見られました。
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【上空から見たアンデス山脈】

旅で最初に訪れるサンペドロ・デ・アタカマは、チリ北部、標高2,436mの高地に位置する町です。
まず一番最初に目に入るのが、まるで富士山のような「リカンカブール山」です。
別名「アタカマ富士」という名前がピッタリの山です。
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リカンカブール山以外にも、その姿が富士山にそっくりな山があちらこちらにありました。
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【ミスカンティ湖とミスカンティ山 富士山に良く似ています】

現在でもたくさんの火山の活動が活発なアンデスでは温泉もあります。

タティオ間欠泉は、標高4500mにある世界最高所の間欠泉です。大小80もの間欠泉が砂漠の大地から水蒸気を噴き上げる様は実に壮観で、早朝、朝日が昇る前がもっとも間欠泉の活動が活発で、日中も同じように活動をしていますが水蒸気が見えにくくなるので観光には早朝の時間が適しています。IMG_2341
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【早朝はマイナスの気温になるので露天風呂の入浴には覚悟がいります!】IMG_2348
【間欠泉を見ながらの朝食】

ソル・デ・マニャーナは、地下活動を想像するには十分な位、勢いのある泥の間欠泉でした。
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ポルケス湖畔になる天然露天風呂。足湯を楽しみました。IMG_2432
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アタカマ高地はアンデス山脈と海岸の山地によって湿った空気が遮断されているため、年間の降雨量はとても少ない地域であり、乾燥した場所です。
また、標高が高く澄み切った空気が天体観測に適しており、ヨーロッパ南天天文台をはじめとする世界の天体観測施設が設けられています。夜には満天の星空、天の川を眺めることができます!
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アタカマ高地では天の川にリャマの姿がみえるといいます。日本とは逆に見える南半球の満天の星空は息をのむ美しさでした。



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2016年08月25日

おもしろモアイを見つけよう inイースター島

こんにちは、東京本社の寺岡です。
2015年11月、イースター島へのツアーに添乗させていただきました。
そこで出会った面白いモアイたちをご紹介したいと思います。

モアイon table


<そもそも、モアイとは>
「モアイ像」は、チリ領イースター島にある人面を模した石造彫刻を指します。
その目的は、儀式的目的で作られたという説が濃厚ですが、諸説あります。
モアイの形・様相は、時代によって変化しました。
初期の頃はより人間に近い形で、ずんぐりむっくり、丸い頭、平たい顔、丸い鼻でしたが、やがて
「理想の形」として、高い鼻、細面で彫が深い顔立ち…の形で作られるようになりました。
また、後期のモアイの頭の上には「プカオ」という物体が乗っています。
プカオは当時の人々の髷を表すとされ、モアイに欠かせないアイテムでした。
また、イースター島の人々がかつて信仰していた「鳥人(*)」が爪を切らないことに所以して、
モアイ指先も細長く彫られています。

鳥人

*鳥人
鳥は自由に空を飛び回れる存在であることから、ラパヌイ(イースター島の現地名)の人々は古く
から、鳥は神の力を宿す重要なシンボルと考えていた。
そこから、最も偉大な島の創造神マケ・マケの化身として、“鳥人タンガタ・マヌ”が創造された。
タンガタ・マヌは、頭は鳥、体は人間という様相で、強いマナ(霊力)を持つ者として崇拝された。

<おもしろモアイに会いに行こう>
その1.ずんぐりモアイ
初期のモアイは、より人間味のある形をしていました。
こちらはアナ・ケナ海岸海岸にある、「アフ・アトゥレ・フキ」。初期のモアイです。
背が小さくて、どっしりとしていて、鼻もそんなに高くありません。なんだか、愛着がわきます。
冒険家トール・ヘイエルダールが、モアイの建立方法を検証するために島内で最初に復元したものです。
画像加工はしていませんよ!

ずんぐりモアイ


その2.目玉入りモアイ
現在、モアイ像といえば渋谷駅にもあるように、「目」はありません。
ですが、本当はその当時、モアイには「目」が入っていたそうです。
それを復元したモアイ像も、イースター島には立っています。
目玉入りモアイ

上の写真は、島内の文化・政治的な様々な行事が催されていたというタハイ儀式村にあるものでで、
アフ・コテリクのモアイ。1970年代にパリの雑誌社が「モアイの目」を入れた状態で復元したものです。

モアイの目

実際の「モアイの目」も発掘されています。これはオリジナルのモアイの目。イースター島博物館に
あります。白目部分は白珊瑚、黒目部分は赤色凝灰岩でできています。

その3.名前がヘンなモアイ「モアイ・ピロピロ」
これは、私のツボに入ったお気に入りモアイです。
その名も「モアイ・ピロピロ」。
イースター島のなかでもずば抜けて容姿端麗なモアイですが、「埃っぽい」という意味だとか・・・
名前がヘンなモアイ

このモアイは、時代が進んでからのものです。
初期は人間味のある形でしたが、こちらは「理想の形」を追求したモアイ。
高い鼻、細面で彫が深い顔立ちが特徴的です。

その4.うつぶせモアイ
うつぶせモアイ

実はイースター島に多いのは、この「うつぶせ状態」のモアイです。
本来はうつぶせ状態もモアイばかりでしたが、修復・復元のなかで、立てなおされたものが殆どなのです。
これはイースター島で1600年末頃から勃発した「モアイ倒し戦争(フリ・モアイ)」が関係しています。
~モアイ倒し戦争(フリ・モアイ)とは~
1600年代、イースター島は文化的絶頂期を迎え、人口が大幅に増加。当時の最大の人口は約1万~
2万人と言われている。文化が成熟した一方で、モアイ建設のために森林破壊が進み、島の資源は
乏しくなってしまった(別の説では、ナンキンネズミが大量発生して森林破壊が進んだというものも)。
そのため島に存在した12の部族は戦争を始め、各部族を守るモアイのマナ(霊力)をそぐためにモアイの
倒し合いをはじめとする戦争となる。これがモアイ倒し戦争である。
争いは1600年代末頃から1700年代初めに始まり、約150年間続いた。

その5.再利用モアイ(こんな所に!)
まずはこちらの写真をじっくりとご覧ください。モアイの顔がどこにあるか、認識できますか?
顔の再利用モアイ

・・・いかがでしょうか?赤丸でマークをつけましたが、そう、横になったモアイ顔が見えますか?
こちらのモアイと台座が立つのは、伝説の王ホトゥ・マトゥアが上陸したと伝えられるアナ・ケナ海岸。
砂浜の中のアフに立つ7体のモアイの名は、アフ・ナウナウと言います。
なんと、アフ・ナウナウの台座には、昔のモアイの顔が石の一つとして使われているのです!
石材も立派な資源。再利用の心は、イースター島の人々も昔から持っていたのですね。

その6.チャーミングなお尻をもつモアイ
この可愛らしいお尻、そして「足」のあるモアイをご紹介しないわけにはいきません。
おしりがチャーミングなモアイ

イースター島で唯一「足」のあるモアイが発見されています。モアイ像の原料となる凝灰岩が切り出された
ラノ・ララクという場所で、トールヘイエルダールが発見しました。
モアイ・トゥク・トゥリは、正座するモアイ。体格もずんぐりした頭と体で、初期モアイの特徴を示しています。
島内最古のモアイと言われています。
足があるのでお尻があるわけですが、なんともチャーミングな後姿だと思いませんか??


イースター島には約1000体のモアイが現存すると言われています。
もちろん修復したものが多い訳ですが、一つ一つ、大変個性的な顔・形をしています。
今回ご紹介したのはほんの一部です。
おもしろいモアイに出会いに、ちょっと遠いですがイースター島まで旅してみませんか?

■関連ツアー
ゆったりガラパゴス諸島滞在とイースター島 11日間
11月 6日発 催行決定
1月22日発 募集中
3月 5日発 募集中

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2016年08月02日

パタゴニアの魅力 ~ヘネラル・カレーラ湖

大阪支社 高橋です。

 梅雨も明け、夏の風物詩である花火大会やお祭りが日本各地で行われておりますが、皆様のお住まいの地域の「夏の風物詩」と言えば、どのような催し物が行われているのでしょうか。

 私の住んでいる大阪では「日本三大祭の一つ水都大阪の天神祭」が行われました。

 大阪天満宮が創祀された翌々年の天暦5年(951)に鉾流神事が始まりました。
 鉾流神事とは、社頭の浜から大川に神鉾を流し、漂着した場所にその年の御旅所を設ける神事で、御旅所とは御神霊がご休憩される場所のことです。
 この御旅所の準備ができると御神霊は陸路で川岸まで出御、乗船して大川を下り御旅所へ向かうルートを辿りました。この航行が船渡御で、天神祭の起源とされています。
 船渡御で船がすれ違う時など、祭り中、あちこちで行われる「大阪締め(おおさかじめ)」。
 大阪締めとは、大阪を中心に行われている手締め(日本古来の風習の一つで、物事が無事に終わったことを祝い関係者が掛け声とともに打つ手拍子)で「手打ち」ともいいます。
 「打ちましょ」でチョンチョンと2回手を打ち、「もひとつせ〜」でチョンチョン、 最後に「祝うて三度」でチョチョンがチョンと打って締める。関西では、お祭りの時以外の証券取引所や経済会合でもこの大阪締めが用いられ、浪速の商人には欠くことのできない習慣です。

 諸説がありますが、大阪締めの発祥は生国魂神社の例祭で用いられていた囃太鼓に合せた手締めの簡略バージョンが天神祭を通じて現在の大阪締めになったといわれています。
<天神祭総合情報サイトHPより>


 少々、余談が長くなってしまいましたが、本題に。

 6月、各方面の別冊パンフレットを発表させていただきました。皆様、すでにご覧いただいたかと思いますが、ご興味あるコースはございましたでしょうか。

 私は「パタゴニア」のツアーを担当させていただいております。
 今シーズンは既存のコースに加え、新たに「中部パタゴニア」へも訪れる2コースの新企画を発表させていただきました。
 おかげ様で、パタゴニアへのお問い合わせが日に日に増えてきており、すでに催行をきめさせていただいたコースもいくつかございます。

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 パンフレットをまだ手に取られていない方、またパタゴニアへご興味ある方は、すぐにでも弊社へお問い合わせを・・・と言いたいところですが、まずはこのブログの続きをゆっくりご覧ください。

 昨年から、主に「南部パタゴニア」と言われる地域のみどころをブログにてご紹介させていただきました。
 
 南米でも1、2を争う大自然の美しさを誇るパタゴニアの魅力、中部地方へ目を向けると、まだまだたくさんの魅力あふれる名勝地が残されております。

 その1つが石灰質の山々が生み出した紺碧の湖「ヘネラル・カレーラ湖」です。

 まずは、その美しい湖面の色合いをご覧ください!!

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【真っ青な水を湛えるヘネラル・カレーラ湖】

 「ヘネラル・カレーラ湖」(アルゼンチン名:ブエノス・アイレス湖)は、チリとアルゼンチンに跨るチリ最大の湖であり、アルゼンチンで4番目の大きさを誇る湖でもあります。

 周囲は石灰質の山々に囲まれており、そこから湖に流れ込む水も石灰分を含み、湖底に沈殿することで乳白色を帯びます。

 石灰分は水中の不純物を吸着する性質があり、そのため水は透明に澄みわたり、その湖の水が空の青を映し、乳白色から鮮やかなエメラルドグリーンに輝き始めます。

<西遊旅行のここがポイント!!>
 この美しき紺碧の湖「ヘネラル・カレーラ湖」では、ただ湖の展望を楽しむだけではございません。


 風光明媚な「アウストラル街道」を走行しながらの車窓風景より、ヘネラル・カレーラ湖の風景をお楽しみいただきます。

 「蒼き氷河と風の大地 パタゴニア完全走破」のコースでは、ヘネラル・カレーラ湖の南岸も走行し、チリからアルゼンチンへ陸路で抜け、各所の名勝地を巡りながら、南部の2大国立公園を目指します。

 各ツアーでは、ヘネラル・カレーラ湖畔で連泊を設定しており、連泊の中日には「神秘の大理石洞窟 マーブル・カテドラルのボートクルーズ」へご案内いたします。

 「蒼き氷河と風の大地 パタゴニア完全走破」では、ヘネラル・カレーラ湖に流入するレオネス川の上流に位置する「レオネス湖」にも立ち寄り、訪れる観光客が少ない「レオネス氷河」へもご案内いたします。

【購入写真】56719878_l (7)

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【ボートクルーズで巡る「マーブル・カテドラル」】

※まだまだ見どころの多い中部パタゴニア、「アウストラル街道」や「マーブル・カテドラル」のご紹介ブログは、追々発表させていただきます。

 今シーズンから「ヘネラル・カレーラ湖」へ訪れる企画として、2コース発表させていただきました。
 このブログをご覧いただき、「紺碧の湖へ訪れたい!!」と心躍られた方、ツアーへご興味ある方は、是非西遊旅行へご一報ください。
 
 パタゴニアの大自然のすばらしさを知っていただくため、今シーズンも「パタゴニアの魅力」のブログを定期的に発表させていただきます。お楽しみに!! 
 
 次回は「神秘の大理石洞窟 マーブル・カテドラル」について、ご紹介させていただきます。

 つづく・・・

<知られざる中部パタゴニアに訪れる新企画>
■マーブル・カテドラルと蒼き氷河のパタゴニア
※中部パタゴニアの見どころと、パタゴニアを代表する二大国立公園を巡る11日間
※コンパクトな日程ながら、中部・南部の見どころはしっかり見学!!

■蒼き氷河と風の大地 パタゴニア完全走破
※神秘の大理石洞窟マーブル・カテドラルから世界の最果てウシュアイアまで完全網羅した19日間
※完全走破だからこそ出会える絶景の数々が、みなさんをお待ちです!!

<西遊旅行で行く パタゴニアのツアー>
■蒼き氷河の国 パタゴニア
※南米大陸最南端・パタゴニアの大自然が創り上げた絶景を堪能

■ゆったりパタゴニア大縦断
※"世界の果て"ウシュアイアから名峰フィッツロイ聳えるチャルテンまで人数限定ゆとりの旅

■パタゴニア大縦断<年末年始特別企画>
※17日間コースの良いところを13日間に凝縮した、年末年始限定の特別企画。

■パタゴニアの蒼き氷河と天空の鏡ウユニ塩湖
※ベストシーズン限定!この時季だけに現れる2つの南米の奇跡を訪ねる

■究極のパタゴニアトレッキング Wサーキット完全踏破とフィッツロイ山群大展望
※2大山群を訪れ、5つの名峰を展望するパタゴニアトレッキングの決定版


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2016年07月06日

チリのアタカマ高地からボリビアへ。乾季に駆け抜ける絶景の大地!

南米の絶景は数あれど、チリのアタカマにかなう所なし。8年前に添乗したときの鮮烈な印象は今でも残っています。その素晴らしさを当時の写真とともにご紹介します。

初日、アタカマ高地の観光は中心であるサンペドロ・デ・アタカマからスタート。朝9時、バスを南に走らせます。放牧されているリャマや、アタカマの富士山こと「リンカン・カブール山(5,916m)」も見られました。

ミスカンティ (10)
▲ミスカンティ湖▲
サンペドロ・デ・アタカマから2時間。最初に到着したのは標高4,350mのミスカンティ湖でした。ミスカンティ山(5,622m)の麓にたたずむ広さ15k㎡、深さ34m(最深部)のエメラルドグリーン色のきれいな湖でした。そして、ミスカンティ湖のとなりには、ミニケス山(5,910m)の麓にたたずむミニケス湖がありました。ミニケス湖の大きさはミスカンティ湖の1/10。小さな湖ですが、Tagua Cornudoという水鳥の保護地区に指定されています。

ミスカンティ (8)
▲パハ・ブラバ(Paja Brava)▲
黄土色のピンピンとした草で、アルティプラーノに生える草です。屋根葺材などに利用し、ビクーニャのえさにもなります。

タティオ間欠泉 (10)
▲タティオ間欠泉▲
現地2日目。世界最高所(4,200m)の間欠泉、タティオ間欠泉へ。日の出を見るため、また気温の低いほうが、間欠泉の噴煙が高く、きれいに見えるとのことで、朝早い出発になりました。間欠泉は世界中の旅行者が集まるところ。朝早いにも関わらず、たくさんの旅行者が訪れていました。

ビクーニャ4
▲ビクーニャ▲
道中、ビクーニャの群れも見ることができました。ビクーニャは、この地方独特の動物。リャマよりも小型で、ほとんどが野生。その毛は貴重で、ほとんどがイタリアに輸出されているとのこと。昔は乱獲されていましたが、今は頭数も減ったため、国際協定により保護されており、ビクーニャを狩猟することは禁止されています。特別の許可を持った限られた人々がビクーニャを捕まえることができるのです。捕まえても毛を刈った後は、再びアルティプラーノ(高地平原)に放されます。

タティオ間欠泉 (26)
▲温泉にて▲
「高山病なんのその!」といった欧米人は、水着を着て、温泉につかっていました。ここは、高度4,200m。いやはや、すごい!彼らも高山病になることはあるのでしょうか?

月の谷 (15)月の谷 (29)
▲月の谷▲
コヨーテの谷と呼ばれるその場所では格別なる景観が・・・。辺りの山は夕日に染まり、真赤に燃え上がるようでした。とても幻想的でした。

P9219583 ボリビア側イミグレ(4,300m)
▲ボリビア側国境事務所▲
サンペドロ・デ・アタカマの市内にある、チリ入国管理所にて出国手続き。そして、車で1時間、ボリビアの国境へと向かいました。ボリビア国境は標高4,800m。ここも風が強く、とても寒かったです。

国境~ヴィジャマール
▲ベルデ湖▲
国境から車で走ること10分、目の前にまさにエメラルドグリーンの湖が・・・。そう、ここはベルデ湖です。ベルデ=緑というように、まさにその名のとおり、クリームソーダのような緑色。その標高は4,350m。表面積は16k㎡。マグネシウムや硫酸、鉛などが水に溶けていて、湖の水は猛毒だそうです。通常は乳白色ですが、風が強い日は、湖水が攪拌されて緑色に変化するとのことです。

国境~ヴィジャマール
▲ダリの砂漠▲
「ダリの砂漠」といわれる場所で写真ストップをしました。ここの景観は、マドリッドのレイナ・ソフィア美術館に所蔵されているサルバドール・ダリの“Las Damas de Dali”という絵画の景観とそっくりだといいます。ダリは、当時、ここを訪れたという事実はないそうです。
たまたま、かつてこの地を訪れた西洋人旅行者が、この風景を見て「そっくり!」と指摘したそうです。なんとも不思議ですね・・・。

国境~ヴィジャマール
▲ソル・デ・マニャーナ▲
ソル・デ・マニャーナは別名「ゲイセル」とも呼ばれます。ゲイセルとはスペイン語で「間欠泉」の意。ここの標高は4,876m、もう日本よりも高い場所にいるんだという感覚がなくなってきます。ここは間欠泉というよりは地獄谷。硫黄のにおいがプンプン。でも、美肌にいいとされる天然泥パックは、持ち帰る方もいるんです。ここの泥が湧き上がった直後の温度は600℃。蒸気は、鉱山労働者の肺の治療に効くといわれます。

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▲コロラダ湖のフラミンゴ▲
そして、フラミンゴのコロニー・コロラダ湖に到着。コロラダ湖は標高4,278m。表面積は60k㎡。水深は、たったの30cmほど。湖水のピンク色はプランクトンや微生物によって作られています。フラミンゴのピンク色も、このプランクトンの色素が影響しているそうです。ここには、世界に6種類いるフラミンゴのうち、3種類(ジェームスフラミンゴ、アンデスフラミンゴ、チリフラミンゴ)が生息しているそうです。たくさんのフラミンゴを見ることができました。

そして塩の大平原、ウユニへ塩湖へ。
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ケメス~塩のホテル (27)
▲乾季には見渡す限り真っ白な光景が360度広がります▲

ケメス~塩のホテル (17)
▲塩湖中央にあるインカワシ島▲
ケチュア族の言葉で「インカの家」という意味。群生するサボテンが印象的です。乾季には必ず訪れ、上陸することができます。

雨季の”天空の鏡”も素晴らしいですが、どこまでも続く雪原を彷彿させる景色は言葉にならない美しさです!

西遊旅行で行くアタカマ高地のツアーはこちらから!

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2015年12月27日

パタゴニアを体感するクルーズ ~③ビーグル水道クルーズ

 大阪支社 高橋です。
 
 間もなくクリスマス、さらには大みそか。2015年ももうすぐ終わりに近づいて きました。
 皆様にとって、今年一年はいかがでしたか。
 私はプレイベートで大きな決断をした一年でした。詳細をお聞きになりたい方 は、西遊旅行のツアーでご一緒した際にお話しいたします。

 本日は、「パタゴニアを体感するクルーズ」の最終回
 最後は、アルゼンチン・ウシュアイアで楽しむ「ビーグル水道クルーズ」 をご紹介させていただきます。

 「ビーグル水道」は、フエゴ島、ナバリノ島、オステ島とを隔てる海峡 のことであり、さらに は東の太平洋、西の太平洋を繋ぐ水路でもあ ります。ビーグル水道の真ん中はアルゼンチンとチリの国境とな ります。

 大西洋から太平洋までは約320km。幅はアルゼンチン・ウシュアイアのあたり で約10km、狭いところで約400mの場所もあります。

 ビーグル水道という名の由来は、チャールズ・ダーウィンが1831年から1836年 にかけて行った「ビーグル号による地球一周航海」の際の経路 であったことか ら、その地球一周航海の際の船の名前から名づけられました。

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 ビーグル水道は、世界最果ての街・ウシュアイア(アルゼンチン)の桟橋 からスタートします。

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 このビーグル水道には、小さな島や岩礁がたくさんあり、船内からアザラシや オタリア(アシカ)、海鳥、ペンギンなどが生息しています。クルーズ を楽し んでいると、船内からそれらビーグル水道に生息している動物たちをご覧いただ くことができます。

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【ウシュアイアの空に舞う海鳥の 姿】


 このビーグル水道クルーズでは、船上から岩礁に集まる動物たちの観察や、 ビーグル水道上の島々へ上陸し周囲の景観をお楽しみいただきます。

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 海鳥の島と呼ばれる「ロス・パハロス島(Isla de Los Pajaros)」で は、ビーグル水道に生息する5種ほどのウミウ(Cormorans)が ご覧いた だけます。あまりにおびただし数のウミウのため、時折怖くなってしまうほどです。
 ただ、一匹、一匹をご覧いただくと、白と黒の羽毛に包まれた姿に、遠目から 「ペンギンが見えた~」と誤 解を招いてしまうほど、愛くるしい姿をし ています。

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【岩礁で羽を休めるウミウたちの 姿・・・ペンギンではありません】


 オタリオ(アシカ)の島と呼ばれる「ロス・ロボス島(Isla de Los Lobos)」、その他の岩礁ではオタリオ(アシカ)やアザラシたちの様々な 姿をご覧いただけます。
 岩礁の上に寝そべる姿、親に甘える子供たちの姿はもちろんの事、時折クルー ズのお客様へ何かを話しかけているのか?大きな鳴き声をこちらへ向け て発す るアザラシの姿などもご覧いただけます。

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【アザラシの親子:子供たちが親 アザラシに甘えています】


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【雄叫びを挙げるアザラシ】


 ビーグル水道クルーズを楽しんでいる中、ゲーブル島(Isla Gable)という島 の近くにあるペンギンの生息地も訪れます。

※ここがポイント!!
 このビーグル水道では、3つほどの島へ上陸するのみの短時間のクルーズもあ るのですが、西遊旅行のツアーでは、マゼランペンギンが生息する「ペ ンギ ン・コロニー(巣営地)」まで足を(船を?)伸ばします。


 ビーグル水道では、10月~3月にかけてマゼランペンギンがご覧いただけ、 ちょうど観光シーズンにあたるこの季節だからこそ、マゼランペンギン の観測 も楽しむことができるのです。

※そのため西遊旅行では、マゼランペンギン のコロニーまで足を(船を)伸ばすクルーズを選んでいま す!!

 マゼランペンギンは、大西洋側のアルゼンチンのパタゴニア沿岸から南米大陸 の先端部を回って、太平洋側のチリ沿岸とフォーランド諸島で生息し、 若鳥は 遠洋上で過ごします。
 太平洋側では、はるか北のペルーまで回遊します。
 冬には渡りをする若鳥もいて3000kmも移動したものもいるという記録もあります。
 繁殖地は南アメリカの大西洋沿岸および太平洋沿岸。南緯42~29度までの範囲 で、繁殖時期は9月初旬~10月に始まりますが、南に行くほど遅 くなります。
 その土地の植生をいかして繁殖しており、繁殖地は裸の土地、草地、海岸、絶 壁と土地ごとに様々。地表の砂が少なく粘土が多い場所ではトンネル (巣)を 掘り巣を作ります。
 強い風が入りにくい巣は繁殖率が高く、寿命は25~30年と言われています。
 マゼランペンギンの名前は、マゼランペンギンについて最初の報告をした探検 隊長フェルナンド・マゼランの栄誉をたたえで名付けられました。

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【愛くるしいマゼランペンギンの 姿】


 「進化論」で知られるチャールズ・ダーウィンが1831年~1836年にかけておこ なった地球一周の経路であった「ビーグル水道」。
 全長320kmの全てを航海することはできませんが(いつの日か実現できれば参 加してみたいです)、ダーウィンが航海し た航路に思いを馳せながら、またビーグル水道に生息する愛くるしい動物たちの姿をご覧いただ きながら、極地の大自然を満 喫できる「ビーグル水道クルーズ」を是非お楽しみください。

 この極地の大自然を満喫する「ビーグル水道クルーズ」を楽しむため、是非今 シーズンはパタゴニアへ訪れて下さい。

 3回にわたりご紹介させていただきました「パタゴニアを体感するクルーズ」はいかがでしたでしょうか。
 このブログをご覧いただき、少しでもパタゴニアの大自然を感じていただけた ら幸いと思い、作成させていただきました。
 このブログをご覧いただき、パタゴニアへ興味を持たれた方は是非ご連絡くだ さい。
 パタゴニアの地に訪れると、ブログに掲載した素晴らしい景観、またそれ以上 の景観に出会え、感動を得られることを約束します。
 是非、一度パタゴニアの地へ訪れてみてください。

おわり

<ビーグル水道クルーズをお楽しみいただけるツアーのご紹介>
~南米大陸最南端・パタゴニアの大自然が創り上げた絶景を堪能~
蒼き氷河の国パタゴニア12日間

~世界の最果て・ウシュアイアから名峰フィッツ・ロイ聳えるチャルテンまで~
ゆったりパタゴニア大縦断17日間


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2015年10月26日

パタゴニアを体感するクルーズ ~①セラーノ川クルーズ

大阪支社 高橋です。

 添乗業務から帰国し、「秋の味覚」を楽しみながら「日本の秋」を感じる日々が続いております。先日は、新そばをいただきました。
 各所では紅葉が見頃の時期も近づいてきており、味覚の次は「視覚」で秋を楽しめる時期が始まります。皆様はどちらで紅葉をお楽しみになる予定でしょうか。

 南米大陸でも人気の観光地の1つである「蒼き氷河の国パタゴニア」。
 パタゴニアは、南米の夏にあたる12月~3月がベストシーズンを迎えるため、いよいよパタゴニアのシーズンが近づいてきました。

 これまで「蒼き氷河の国パタゴニアの魅力」として、様々ご紹介してきましたが、
本日からは西遊旅行のツアーならではの「パタゴニアを体感する3つのクルーズ」を、順にご紹介していきたいと思います。

 本日はパタゴニアの大自然を体感できる3つのクルーズにおいて、最大の目玉である「セラーノ川ボートクルーズ」をご紹介します。
 プエルト・ナタレスの「ウルティマ・エスペランサ湾」から、ユネスコの保護区域に指定されている自然豊かな「パイネ国立公園」を目指す、壮大な風景を楽しむことができるクルーズです。

 この壮大なクルーズは「チリ南部の都市プエルト・ナタレス」からスタートします。

 プエルト・ナタレスは、パイネ国立公園の玄関口となる街であり、その街の西側にウルティマ・エスペラサ湾(セニョレット水道)が広がり、ウルティマ・エスペランサ湾の乗船所より、まずは「クルーズ船」に乗り込み、クルーズが始まります。

 徐々にパイネ国立公園を目指して北上していると、船上からはマルマセーダ氷河、セラーノ氷河などの迫りくる氷河の景観や、周囲の岩峰など、さっそくすばらしい景観を堪能していただく事ができます。そうです、このクルーズは、船内でゆっくりしている暇はないのです。(もちろん良い意味ですよ)

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【数々の氷河が垂れ下がる岩峰の景観】


 クルーズ船で周囲の景観を楽しみながら、徐々に岩峰の麓の船着き場へと近づいていきます。
 そこに待っているのが「セラーノ氷河」です。

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【目の前にセラーノ氷河が迫る】


 岩峰の谷あいに流れる「セラーノ氷河の見学」が、このクルーズの魅力の1つです。

 パタゴニアにある数々の有名な氷河。それらは車、もしくはハイキングなどで訪れ、見学することができますが、このセラーノ氷河に関しては、パタゴニアで最も有名なペリト・モレノ氷河(アルゼンチン)に比べれば、規模は小さいものですありますが、このセラーノ川クルーズに乗船しなければ見学できない氷河であります。
 しかも船上から見るだけでなく、セラーノ氷河の目の前まで遊歩道ができており、簡単に見学が楽しめます。

 ※ここが、セラーノ川クルーズ1つ目のポイントです!
  他の観光客が見る事のできない氷河まで堪能できるのです!!


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【間近でセラーノ氷河を体感】


 その時々の氷河の状況にもよりますが、ラッキーだとガイドさんが「氷河の残骸」を目の前まで運んできてくれ、パタゴニアの氷河を直接触れていただく事もできるかもしれません。

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 さらには、シーズンによってはパタゴニアを代表する花「トパトパ(別名LADY'S SLIPPER)」と呼ばれるキンチャクソウの仲間もご覧いただけます。

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 セラーノ氷河の迫力を堪能した後、ここでクルーズ船から強化ゴムボート「ゾディアック」に乗り換えます。窓なし・屋根なしのボートのため、ここでは現地にて貸出される専用の防寒着を着込み、いよいよパイネ国立公園を目指します。

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【さあ、ゾディアックに乗り込みでパイネ国立公園を目指します】


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【ゾディアックに乗り込んだ直後にはバルマセーダ峰が展望】


 ゾディアックでのクルーズでは、バルマセーダ峰の景観、さらには迫力ある「バルマセーダ氷河」の景観が目の前に広がりはじめます。

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【バルマセーダ氷河の景観が目の前に迫る】


 セラーノ川を北上する中、川の流れが激しくなるポイントがあります。そこでは安全のための中州に上陸をし、少し歩いていただくこととなります。
 このハイキング姿は、まるで「宇宙防衛軍の訓練」のように見えるため、いつも笑いが起きてしまいます。 

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【宇宙防衛軍の訓練風景?】


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 この中洲の訓練?をクリアすると、お待ちかねの「パイネ国立公園」は、もうすぐそこ。ボート上からは、パイネ国立公園内に聳える岩峰の数々が展望ができます。

※ここが、セラーノ川クルーズ2つ目のポイントです!
 同じパイネ国立公園の景観も、このセラーノ川のボート上から眺める事ができるのは、このボートクルーズだけの楽しみであるのです!!


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【セラーノ川上より眺めるパイネ山群の景観】


 ゴムボート・ゾディアックから、様々な景観を楽しんだ後、チリ・パタゴニアの目玉である「パイネ国立公園」に到着します。

 このパイネ国立公園では、各所でのハイキングを楽しんでいただいたり、後日ご紹介する「グレイ氷河クルーズ」を楽しんでいただいたりと、皆様にパタゴニアの大自然を堪能していただくため、様々なプランを準備しております。
 各ツアーともパイネ国立公園内のホテルでご宿泊いただけますので、日中の景観以外にも、朝夕、さらには夜空の鑑賞まで、時間の経過とともに変化していくパイネ山群の景観をお楽しみいただけます。

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【パイネ国立公園に宿泊する事でご覧いただける景観です】


 バスや車という移動手段でパイネ国立公園に入るルートも、もちろん素晴らしい景観を楽しんでいただけます。
 西遊旅行ならではのプラン、他の観光客とは少し違ったかたちでパタゴニアの大自然を堪能してみたいというお客様へは、是非おススメのプランです。
 
 私も、この文章を書きながら「あ~、今年もパタゴニアに行きたいな~」と、ふと思ってしまいました。

 ・・・つづく

■「セラーノ川クルーズ」を楽しめる西遊旅行パタゴニアの旅
 蒼き氷河の国 パタゴニア
 ゆったりパタゴニア大縦断

※是非、今シーズンはパタゴニアの地へ訪れてみてください。




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2015年05月15日

絶景!アタカマ高地!…と動物たち

東京本社の廣野です。
これから乾季のベストシーズンを迎える南米の絶景地と言えばどこでしょうか。

チリ北部に位置するアタカマ高地です!
この地域は、世界で最も乾燥した地域と言われるアタカマ砂漠があるところ。
アンデス山脈やその他の山地によって湿気が遮断されているためです。
アタカマ砂漠には、40年間一滴の雨も降らなかった場所があるというほど、
非常に乾燥した場所です。

空気中に水分や塵が少ないこともあり、空気がとても澄んでいます。
空の色は抜けるように蒼く、乾季は特に、満天の星空が広がります。
いくつかの絶景ポイントと、荒涼とした景色の中で心を和ませてくれる愛らしい動物を
いくつか紹介させていただきます。

私が添乗で同行させていただき、個人的にお気に入りなのはここ、ミスカンティ湖。

ミスカンティ湖


白い雪の模様が残る山と、湖と蒼い空。ため息が出る美しさです。

こちらはアタカマ塩湖。
アタカマ塩湖


ウユニ塩湖が有名ですが、実はアタカマにも大規模な塩湖があります。
ただしウユニ塩湖とは景色は全く異なります。
アタカマは雨がほとんど降らないのでほとんど水は張りません。
かわりに塩分が固まって地面からもりあがっており、ぼこぼこしています。
そんな景色が一面に広がります。
約100km×80kmの広さがあり、ウユニ塩湖に次いで世界で2番目に大きな塩湖です。

そしてタティオ間欠泉。
タティオ間欠泉


イエローストーンやアイスランドなども間欠泉で有名ですが、このタティオ間欠泉も
世界第3位の規模を誇っています。
7~10月頃の乾季の時期は、夜と朝日が昇る頃との気温差がより大きくなるため、
より激しい活動が見られます。

こちらの月の谷も美しい絶景地。
月の谷


月の谷


長い年月をかけて堆積した砂や石が、これまた長い年月をかけて風雨により浸食され、
様々な様相で残っています。
夕日の時間帯にここにいると、赤く染まっていく岩を眺めることができます。
白っぽく見える部分は、岩の中に含まれる塩の成分です。
これは、ここがかつては海の底にあったことの印です。

この世のものとは思えない景色、また月面のようにも見える景色にちなんで「月の谷」と
名前がついています。
非常に乾燥し、自然的条件の厳しい月の谷は、火星探索機の実験場となることもあるそうです。
月の谷


そしてここから動物たちの紹介です。
フラミンゴ

フラミンゴは塩湖や干潟などの特殊環境でも生きていくことのできる鳥です。
赤色がきれいです。
運がよければこんな大群を見られることも。
フラミンゴ


ちなみに月の谷はチリの国立フラメンコ保護区の一部になっています。

これはビスカチャという動物です。
ビスカチャ


うさぎのように見えますが、齧歯目(ゲッシモク)でねずみの仲間です。
日向ぼっこのために姿を現したようです。

そしてビクーニャ。
ビクーニャ

アンデスと言えばリャマやアルパカが有名ですが、このビクーニャも同じラクダ科の仲間です。
少し小柄で、毛はアルパカよりも上質です。近づくと逃げてしまうので、なかなか近くで写真を撮るのは
難しいですが。

こんなキツネとも目があいました。
キツネ


寒暖の差が激しく、乾燥し、標高も高い地域ですが色々な動物が生息しています。

西遊旅行のツアー「アタカマ高地からウユニ塩湖へ アンデス最奥を巡る旅」では、
その他にこんな場所も訪れます。

チリから陸路でボリビアへ入ってから訪れるベルデ湖
ベルデ湖


こちらもボリビア側の絶景地。
ボリビア



絶景好きにはたまらないアンデスの奥地を四輪駆動車で巡る冒険ツアー。
まだお申込み間に合います!
ぜひお問い合わせ・お申込をお待ちしております!


「アタカマ高地からウユニ塩湖へ アンデス最奥を巡る旅」ツアー詳細は こちら








hirono_saiyu at 16:25|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック

2014年10月06日

トールヘイエルダール生誕100周年

東京本社 奥井です。

トール・ヘイエルダール今から100年前の今日、10月6日にノルウェー南部のラルビクに一人の男の子が誕生しました。彼の名は、トール・ヘイエルダール(右写真:著作権消滅済)。のちに、民俗学者として世界的に有名になりました。彼は、幼いころから動物に強い興味を持ち、オスロ大学では動物学と地理学を学びました。その在学中に、ポリネシア文化に興味を持ち始め、ポリネシアに関する資料を集め始めたそうです。ある日、彼は南米のペルーにある石の像とポリネシアにある石の像がよく似ていることに気が付きます。実際、イースター島にはインカの遺跡の石組みに大変よく似たアフ・ビナプという遺跡が存在します(下)。
アフ・ビナプの石組み
彼は、論文でポリネシア文化の南米起源説を唱えるのですが、当時の技術ではフンボルト海流を越えれるわけはないだろうと、否定されてしまいます。そこで、彼は当時の技術でも南米からポリネシアに到達できることを証明するため、1947年漂流実験を決行します。
南米のバルサ材などを使いインカ当時の船を模したコンティキ号を建造して、ペルーからイースター島への航海に挑戦。この航海を記した『コンチキ号漂流記』は、小学生のころに読んだかたも多いのではないでしょうか。彼は結局出航から102日後にイースター島よりはるか西方のトゥアモトゥ諸島に到達したのです。

いまでは、遺伝子分析の結果を根拠にトール・ヘイエルダールの説は否定的な見解が殆どです。しかし、インカと同様の石組みがあることから、南米とイースター島をはじめとする南太平洋の島々との間に古代の人々の行き来があったことまでを否定するものではないようです。
古代ポリネシアの人々は大海原を越えて、我々が考えるよりもはるか遠くに行っていたことを証明した点で、ヘイエルダールの偉業は今も多くの人に称えられているのです。
アナケナ


インカにそっくりの石組みの残るアフ・ビナプも訪問!
イースター島とガラパゴス諸島

okui_saiyu at 09:56|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック

2012年08月07日

モアイに呼ばれて⑤

島の北東部に位置するアナケナ海岸にも、7体(そのうち2体は損壊)のモアイが並ぶアフ・ナウナウと、ホトゥ・マトゥア王を模したと言われるアフ・アトゥレ・フキがあります。
伝説ではここが、ラパ・ヌイ初代の王、ホトゥ・マトゥアが白いカヌーに乗ってやって来た場所とされています。白い砂、タヒチからわざわざ持ってこられたココヤシの林、波と戯れたり、心地良い波の音を聴きながら、日がな一日、のんびりと過ごすこともできます。島の人たちもよく泳ぎに来る人気のスポットです。この島では、時間に追われることなどナンセンスなのです。
アナケナ_4
                       アナケナ海岸に広がる白い砂浜

アフ・ナウナウ(※下写真)は砂に埋もれていたため、その保存状態も大変良く、綺麗に残っています。背部の入れ墨やふんどしも明瞭に確認することができます。
アナケナ_1

アナケナ_2
                    よく見ると、ふんどしが刻まれています

アフ・アトゥレ・フキ(※右写真)は、ラノ・ララクから運ばれてアナケナ_3きたモアイをアフに立てるための実験を行ったモアイで、実際、モアイを立てるのに10数人がかりで3週間近くも要したそうです。1体立てるのにこれだけの労力を必要とされたモアイ。300年前、島の至る所でたくさんのモアイが勇ましく立っていた姿の光と影。
次回は、イースター島の影についてお話しします。

                                                    (大阪支社/中島)

nakajima_saiyu at 21:42|PermalinkTrackBack(0)mixiチェック