ベレン
2013年09月04日
ブラジル・アマゾン川での快適な船旅!
この夏はブラジルのアマゾン川へ、2泊3日の船旅を含む旅行に同行しました。
今回乗船したドリーニャ号
マナウスのホテル裏の桟橋から貸切の船に乗船。オーナー兼船長のモアシ氏はじめ、気さくなスタッフが迎えてくれました。モアシ氏は同じ型の船を5艘所有しているようで、船内の案内をしてくれました。この船には船長含め計八人のクルーで速さは時速25kmで進みます。各部屋に冷暖房、トイレとシャワー、二段ベッド、コンセント、飲料用の水差しが完備されています。船旅の間、小型ボートでのクルーズや、途中寄港した町での散策のあとは船に戻ります。エアコンも各部屋に備えられており、レストランに併設されているバーではビール以外にもワインやピンガ(無料サービス)、他の酒類も置いていてくれ、快適な船旅を演出してくれました。
左:自らも操縦する船長のモアシさん 右:バーカウンターでは数多くのドリンクを用意してくれます
また、途中船長のサプライズでピラルク釣りやワニ観察などにも興じました。
上:夜間のワニ観察
サンタレンから、河口のベレンへさらに進み、それぞれの町では流域で暮らす先住民の風習など学ぶことができました。そのいくつかを挙げると・・・
・サタレマウエ族の男子は特殊な成人儀式を行う。12歳になるとシャーマンが毒アリを大量に集めた手袋の中に手をいれ、噛まれるのにまかせる。通常なら24時間熱が引かないが、この儀式に備え、1週間前から肉や油を控えバナナなどのフルーツばかり食べることで体を作り、儀式の後で薬草を混ぜたオイルを飲むことで痛みや熱を防ぐ。泣かないで耐えたものが女子にも見初められる立派な大人となり、狩や戦いに出るようになる。
・シマンゴ族の女子は成人儀式の際、年長の女性の前でひざまずき頭髪を引き抜かれる。その後1ヶ月間小屋にこもりバナナと水だけで過ごす。期間が明けると川で沐浴したあと日光を浴び、体を清める。
・ヤノマミ族は人がなくなると土葬にするが他の多くの部族同様、墓は作らない。3ヶ月後に掘り起こして骨だけを集めて燃す。その灰を竹筒につめて遺族の顔の前でシャーマンが吹く。この灰を吸い込むことで故人の力を受け継ぐことができると信じている。
今シーズンの募集は終了しましたが、来年4月にマナウスから上流へのコースを企画中です。
ぜひお問い合わせください!
今回乗船したドリーニャ号
マナウスのホテル裏の桟橋から貸切の船に乗船。オーナー兼船長のモアシ氏はじめ、気さくなスタッフが迎えてくれました。モアシ氏は同じ型の船を5艘所有しているようで、船内の案内をしてくれました。この船には船長含め計八人のクルーで速さは時速25kmで進みます。各部屋に冷暖房、トイレとシャワー、二段ベッド、コンセント、飲料用の水差しが完備されています。船旅の間、小型ボートでのクルーズや、途中寄港した町での散策のあとは船に戻ります。エアコンも各部屋に備えられており、レストランに併設されているバーではビール以外にもワインやピンガ(無料サービス)、他の酒類も置いていてくれ、快適な船旅を演出してくれました。
左:自らも操縦する船長のモアシさん 右:バーカウンターでは数多くのドリンクを用意してくれます
また、途中船長のサプライズでピラルク釣りやワニ観察などにも興じました。
上:夜間のワニ観察
サンタレンから、河口のベレンへさらに進み、それぞれの町では流域で暮らす先住民の風習など学ぶことができました。そのいくつかを挙げると・・・
・サタレマウエ族の男子は特殊な成人儀式を行う。12歳になるとシャーマンが毒アリを大量に集めた手袋の中に手をいれ、噛まれるのにまかせる。通常なら24時間熱が引かないが、この儀式に備え、1週間前から肉や油を控えバナナなどのフルーツばかり食べることで体を作り、儀式の後で薬草を混ぜたオイルを飲むことで痛みや熱を防ぐ。泣かないで耐えたものが女子にも見初められる立派な大人となり、狩や戦いに出るようになる。
・シマンゴ族の女子は成人儀式の際、年長の女性の前でひざまずき頭髪を引き抜かれる。その後1ヶ月間小屋にこもりバナナと水だけで過ごす。期間が明けると川で沐浴したあと日光を浴び、体を清める。
・ヤノマミ族は人がなくなると土葬にするが他の多くの部族同様、墓は作らない。3ヶ月後に掘り起こして骨だけを集めて燃す。その灰を竹筒につめて遺族の顔の前でシャーマンが吹く。この灰を吸い込むことで故人の力を受け継ぐことができると信じている。
今シーズンの募集は終了しましたが、来年4月にマナウスから上流へのコースを企画中です。
ぜひお問い合わせください!