ハワイ島

2014年03月14日

ハワイ島を歩いてきました! ~ワイピオ渓谷

大阪支社 高橋です。
前回に続き、「火の女神の住む島ハワイ島を歩く ワイピオ渓谷編」をご案内いたします。

ハワイ島の北西に位置するコハラ山脈にできた7つの谷のうちの1つの「ワイピオ渓谷」は、1000年以上前から人が住み着いたと言われています。「ワイピオ」とはハワイ語で「曲がりくねる水」と言う意味で、その名の通りこの地は水の豊富な土地であり、ハワイ島では数少ない肥沃な土地で、ハワイアンの主食「タロ芋」の栽培に適した環境であります。
また太古の昔、ワイピオはハワイの政治と宗教の中心でアリイ(王)が住む聖なる場所であったとの事です。
かの有名なハワイ統一を成し遂げたカメハメハ王もこの地で育ったと言われています。

ホテルを出発し、約1時間半の海岸線をドライブ。到着するのが「ワイピオ渓谷展望台」です。
駐車場に到着し、展望台へと足を運ぶと思わず歓声を挙げたくなる景観が目の前に広がります。ハイキング開始前の準備の手を休め、記念撮影のためのシャッター音が鳴りやむ事のない時間帯となります。
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ワイピオ渓谷展望台からの素晴らしい景観を楽しんだ後、いよいよ渓谷へと下ります。
スタート直後は車道の脇の長い下り坂が続きます。正直に言いますと、スタート当初の下り坂を歩いていると「帰りはこの坂を登り返すのか…」と少し憂鬱になります。
ただ、そんな憂鬱になりそうな下り坂の道中で私たちの心を和まし、癒してくれるのがマメ科のカワイイ花やハカラメ(葉から芽)の花など様々な花の数々です。
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ワイピオに咲く花々や樹木などの植生を最初の下り坂を下りきり、のんびりとタロ芋畑を目指し歩いていると、渓谷の奥には数ある滝の中の1つ「ヒイラヴェの滝」が遠望ながら目の前に姿を表します。
このヒイラヴェの滝は落差390mの滝で、流れ落ちた水はヒイラヴェ川となり周辺のタロ芋畑などに恵みを与えています。
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そのヒイラヴェの滝から流れ落ちるヒイラヴェ川。この日のハイキングでは片道だけで合計4回の渡渉ポイントがあります。川のほとりでハイキングシューズからウォーターシューズもしくはハイキング用のサンダルに履き替え、シューズ片手に渡渉を開始します。程よい水の冷たさ、川底まで見える透き通った水のキレイさを実感しながら、川の流れも穏やかな事もあり、童心に帰ったかの様に渡渉も楽しんでいただけます。
渡渉しながら目線を川上に移すと、ワイピオ渓谷とヒイラヴェ川の穏やかな流れが相まって素晴らしい景観が私たちの目の前に広がり、渡渉の途中でも足を止め、カメラを構えたくなる程です。
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ヒイラヴェ川の渡渉ポイントを通過後はタロ芋畑の脇道をのんびりと歩きながら、ここワイピオ渓谷でタロ芋農業を営んでいる方の畑を訪れます。
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この日訪れたのはワイピオ渓谷内の土地を現地財団から借り、ハワイの伝統であるタロ芋農業を後世に伝えていきたいという一心で仕事に励むモーゲンさんのタロ芋畑でした。
この日のハイキングのスタート地点のワイピオ渓谷展望台にある1つの看板に「土地が酋長であり、人は従者である」という言葉が紹介されていましたが、モーゲンさん自身もこの土地に恵まれ、タロ芋農業を営む事が出来る事に感謝しながらタロ芋農業を続けているそうです。そんな熱意ある話や、モーゲンさん自身がタロ芋の収穫実演や説明をしてくれます。
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そんな実演と説明の中で驚いたのが収穫後のタロ芋(右上写真)を、次の栽培のために少し芋の部分を残した「茎から上の部分」を再び畑に植えるという点でした。てっきり芋の部分を植えると思っていたので驚きました。その他、タロ芋は植え付けから収穫まで1年を要する事、葉や茎の部分は肉や魚の蒸し焼き料理のためラップの様に利用するなど様々な説明を聞け、有意義な時間を過ごす事ができました。
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タロ芋畑訪問を終え、これまでのルートを戻ります。もちろん復路でも4回の渡渉が待っております。この頃になると渡渉は慣れた行動といった様子でご一緒した皆様も頼もしい姿でヒイラヴェ川を横断しておりました。往復合計8回の渡渉を終え、再びハイキングシューズに履き替え、ワイピオ海岸を目指し樹林帯のハイキングを楽しみます。この樹林帯では、赤く色づく落葉がとても印象的なモモタマナの木などの観賞を楽しむ事ができます。
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樹林帯を抜けるとワイピオ海岸が目の前に広がります。このワイピオ海岸では、バカンスを楽しむ方々がのんびりと過ごしており、ハイキングツアーとしてリュックやストックを持ち訪れた私たちは場違い?と思ってしまうほどでした。
そんなワイピオ海岸では自由に記念撮影を楽しんでいただき、海岸線奥の断崖に流れ落ちる「カルアヒネの滝」や、ハワイの波に乗りサーフィンを楽しむ方々を見学したり、のんびりとした時間を過ごしました。
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ワイピオ海岸の見学後は、ワイピオ渓谷展望台を目指し、スタート時に憂鬱に感じた坂を登り返しました。さすがに一気に登り上げる事は難しいですが、花や植生を楽しみながら登っているとアッという間でした。
ゴール後、ガイドさんが準備してくれていたフルーツ(この日は竜眼とランブータンでした)で、疲れを癒しました。

この日は、ワイピオ渓谷を出発しヒロ地区へと戻るドライブの道中にある「アカカの滝」へも訪れます。
ここアカカの滝は州立公園に指定されたエリアであり、アカカの滝展望台までは木道で舗装されており、シダ類の植生やバナナの花など観賞しながら気楽に歩く事ができます。
展望台からは落差128mのアカカの滝を見下ろすように見学します。皆さん滝つぼを覗き込むようにしながら、落差128mのアカカの滝を落下口から滝つぼまで目一杯カメラにおさめようと頑張っていました。
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ハワイ王朝に愛された土地「ワイピオ渓谷」を訪れたこの日は、ワイピオ渓谷の素晴らしい景観はもちろんの事、ハワイ伝統のタロ芋農業に触れる事も出来、有意義な時間を過ごす事の出来る1日です。
キラウエア地区の魅力とは違った良さを感じる事の出来るワイピオ渓谷。皆様にも是非訪れていただきたい場所です。

ハワイ島の魅力が詰まった「火の女神の住むハワイ島を歩く」は、これからハイキングを始めたいという方や大自然を肌で感じたい方、花や植生に興味をお持ちの方におすすめのコースです。
是非、西遊旅行でハワイ島の旅をご検討ください。


■西遊旅行でいくハワイ島ハイキング
「火の女神の住む島 ハワイ島を歩く」詳細はこちら。
http://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/GTUS11/index.html


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2014年03月12日

ハワイ島を歩いてきました!  ~キラウエアを歩く

こんにちは。大阪支社の高橋です。
肌寒い日々が続く中、春の訪れ、花の咲く時期が待ち遠しく感じる日を過ごしておりますが、皆様は今シーズンどちらの国へ花や植生を求めて旅をされる予定でしょうか。
私は2月に「火の女神の住む島ハワイ島を歩く」へ同行させていただきました。長年の火山活動が作りだした造形美はもちろんの事、ハワイ特有の花や植生の多様性も堪能していただける「ハワイ島の魅力」に特化した6日間の旅をご紹介させていただきます。

まず訪れたのが「ハワイ火山国立公園」です。
2つの活火山を有するハワイ国立公園は総面積929㎢にも及び、国立公園内には火山の噴火口周辺にのびる241㎞ものハイキングコースがあり、熱帯雨林、溶岩トンネルなど様々な植生や火山活動が作りだした自然の造形美を堪能できるハワイ島で人気の観光スポットです。そんなツアー2日目、ハイキングを楽しみながらハワイ火山国立公園を堪能していただきます。
「サーストン溶岩トンネル」は500年前の火山活動で溶岩が流れ出した際にできた溶岩トンネルで、溶岩流の外側は外気により冷え固まり、内側の熱い溶岩はそのまま流れ、火山活動がおさまると内部が空洞となる自然にできたトンネルです。私自身、このトンネル内部には目一杯溶岩が流れていた(ホースの水の様に)と思っておりましたが、実は溶岩自体は足元から半分あたりまでしか流れておらず、上半分は溶岩熱で岩壁が変形しているとの事でした。わずか数百メートルの溶岩トンネルですが、興味深い解説の中での溶岩トンネルハイキングです。溶岩トンネル周辺はハワイミツスイ類のハワイ固有種の鳥の鳴き声が響き渡るなか、熱帯シダの植生も楽しんでいただく事ができます。
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溶岩トンネルのハイキングを楽しんだ後は、この日のハイライトである「キラウエア・イキ・トレイル」のハイキングへと進みました。「イキ」とはハワイ語で「小さい」という意味で、キラウエア・カルデラ内にある「小さな火口」という意味です。
そのキラウエア・イキ火口底へと向かう道中では、熱帯シダを始め様々なハワイ固有の植生を楽しみながら、キラウエア・イキ火口底を目指します。
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キラウエア・イキ火口は1823年に最初の噴火が起き、その後の巨大地震、噴火活動により500mもの高さに溶岩を噴きあげたと言われています。噴火口から流れ出した溶岩が溶岩湖を出現させ、噴火が沈静化した後冷え固まり、見事な平らな火口底を作りだしたのです。「イキ=小さい」とは表現できない程の広大な火口底を横断するトレイル上では、地表の盛り上がりや割れ目を見学しながら、当時の噴火活動の大きさ、自然現象が作り出す不思議な景観を楽しむ事ができます。
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火口底のハイキングで噴火活動の迫力を堪能していると、ハワイ固有の色とりどりの植物が地表の割れ目から顔を覗かせ、私たちの目を楽しませてくれます。
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火口底のハイキングの終盤、1959年に噴火活動を起こした噴火口「プウ・プアイ」の見学のため噴石丘へ登ります。「プウ」とはハワイ語で「噴火口」という意味です。これまでに見られるスケールとは違い、迫力ある地表の割れ目が見られ、時折蒸気が吹き上がる場面も…。これはもちろん噴火活動の開始の噴煙ではなく、雨などの水分が地熱によって熱せられたために発生した蒸気となります。
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火口底のハイキングの後は、対岸を登り上げ火口縁を周遊する「キラウエア・リム・トレイル」のハイキングを楽しみながらゴールを目指します。この火口縁のハイキングでも様々な植生を楽しんでいただけ、倒れたままの倒木の割れ目に新たな木々が芽生え「二代木」「三代木」という現象など、植生の力強さに驚きを隠せない場面に遭遇する事の多いハイキングを楽しんでいただけます。
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ここで注目は熱帯シダ「ハプウ」です。様々なシダが見る事が出来る中、見分け方として枝分かれしている点、幹の部分の毛(綿)が直毛になっている点が挙げられます。1900年代初めには、幹の部分の毛(綿)はクッションにいれる綿として収穫されていた時期もあったそうです。
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約3時間のハイキングを楽しんだ後は、ハワイ火山国立公園を南へ、キラウエア・カルデラから海岸線沿いまで延びる全長32km「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」のドライブを楽しみます。左右に広がる溶岩台地の景観を楽しみながら各所での写真タイムを楽しんでいただきます。もともとは海岸線まで延びる道路だったはずだった道に、1979年の割れ目噴火で発生した溶岩流で覆われた場所などを目の当たりにすると、改めてハワイ火山国立公園内での噴火活動の大きさを感じていただく事ができます。また海岸線では海まで流れついた溶岩流が冷え固まり、その後の浸食により造り出された「ホーレイ・シー・アーチ」なども見学できます。
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夜には、キラウエア・カルデラ内のもう1つの火口「ハレマウマウ火口」へ向かいます。ここはツアータイトルにもなっています「火の女神・ペレ」が住むという伝説のある場所であり、火口内部の噴火活動の現在進行形を見る事ができます。残念ながら、火口内部の見学は出来ませんが、マグマにより発生する噴煙が空高く舞い上がり、夜には噴煙がマグマの赤に染まり、夜空の下、不思議な景観を楽しんでいただけます。ハレマウマウ火口展望台に併設しているトーマス・ジャガー博物館も火山の知識を深めるためには是非見学をしていただきたい場所です。
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ハワイ島を歩く①日目。ハワイ火山国立公園でのハイキングを楽しみながら、キラウエアの知識だけではなく、火山の知識そのものを深める事ができ、さらにはハワイ固有の植生を堪能できる素晴らしい1日です。
翌日は「マウナ・ケア山」への星空鑑賞です。ハワイ島を歩く②日目に続きます・・・。

■西遊旅行でいくハワイ島ハイキング
「火の女神の住む島 ハワイ島を歩く」詳細はこちら。
http://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/GTUS11/index.html


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