KAMIYA
2015年03月16日
ネパールトレッキングのパートナー
こんにちは。東京本社の神谷です。
東京では寒さも和らぎ、春が近づいて参りましたが、
いかがお過ごしでしょうか。
今月からはヒマラヤトレッキングのメッカでもあるネパールトレッキング
のシーズンを迎えます。
弊社でも、今月から来月にかけて8本のツアーがネパールへ向けて、
旅立ちます。
そんなネパールトレッキングですが、ツアー同行中よくお客様から、
「彼ら(ポーター)はどこの出身なの?」、「シェルパ族だけがポーターとして働けるの?」や
「ガイドさんは皆、シェルパ族?」などのご質問を頂きます。
そんなご質問にお答えすべく、今回は、ネパールトレッキング成功には欠かす事のできないパートナーでもあるポーターについて、ご案内します。
そもそもトレッキングにおけるポーターとは、英語で「荷物を運ぶ仕事を専門にする人(ハイポーター)」
という意味です。
また、今でこそポーター=シェルパと呼ばれていますが、元々はシェルパとは民族の名前です。
彼らが現在、ポーター=シェルパと呼ばれるようになったのは、1953年にエドモンド・ヒラリー隊に同行した、ポーターのテンジンノルゲイがシェルパ族だったため、民族の名前にポーターという意味合いが加わったと言われています。
【荷物を詰めるポーター達】
なので、正確には民族としてのシェルパ族=ポーターなのでなく、シェルパ=登山従事者という意味合いになります。
【シェルパ達の娯楽のひと時】
では、シェルパ族以外の民族では、他にどのような民族がガイドやポーター(いわゆるシェルパ)として働いてるのでしょうか。
ネパールの知人から聞いただけでも、およそ20以上の民族、約2万~3万人がシェルパとしてネパールトレッキングに携わっており、タマン族、グルン族、マガール族、ライ族、ネワール族などが含まれます。
【同行したライ族のコックさん】
シェルパはネパールトレッキングにおいては、非常に頼りになるパートナーであると同時に、
非常に明るくひょうきんな性格をしており、皆さんの旅を盛り上げてくれる存在でもあります。
是非、彼らと共にトレッキングに出かけてみてはいかがでしょうか。
東京では寒さも和らぎ、春が近づいて参りましたが、
いかがお過ごしでしょうか。
今月からはヒマラヤトレッキングのメッカでもあるネパールトレッキング
のシーズンを迎えます。
弊社でも、今月から来月にかけて8本のツアーがネパールへ向けて、
旅立ちます。
そんなネパールトレッキングですが、ツアー同行中よくお客様から、
「彼ら(ポーター)はどこの出身なの?」、「シェルパ族だけがポーターとして働けるの?」や
「ガイドさんは皆、シェルパ族?」などのご質問を頂きます。
そんなご質問にお答えすべく、今回は、ネパールトレッキング成功には欠かす事のできないパートナーでもあるポーターについて、ご案内します。
そもそもトレッキングにおけるポーターとは、英語で「荷物を運ぶ仕事を専門にする人(ハイポーター)」
という意味です。
また、今でこそポーター=シェルパと呼ばれていますが、元々はシェルパとは民族の名前です。
彼らが現在、ポーター=シェルパと呼ばれるようになったのは、1953年にエドモンド・ヒラリー隊に同行した、ポーターのテンジンノルゲイがシェルパ族だったため、民族の名前にポーターという意味合いが加わったと言われています。
【荷物を詰めるポーター達】
なので、正確には民族としてのシェルパ族=ポーターなのでなく、シェルパ=登山従事者という意味合いになります。
【シェルパ達の娯楽のひと時】
では、シェルパ族以外の民族では、他にどのような民族がガイドやポーター(いわゆるシェルパ)として働いてるのでしょうか。
ネパールの知人から聞いただけでも、およそ20以上の民族、約2万~3万人がシェルパとしてネパールトレッキングに携わっており、タマン族、グルン族、マガール族、ライ族、ネワール族などが含まれます。
【同行したライ族のコックさん】
シェルパはネパールトレッキングにおいては、非常に頼りになるパートナーであると同時に、
非常に明るくひょうきんな性格をしており、皆さんの旅を盛り上げてくれる存在でもあります。
是非、彼らと共にトレッキングに出かけてみてはいかがでしょうか。
2014年12月19日
エベレストを愛した登山家たち②~トモ・チュセン編~
こんにちは、東京本社の神谷です。
東京では冬の寒さが厳しさを増してきていますが、いかがお過ごしでしょうか。
さてこの厳しい冬を乗り越えると、再度ネパール・トレッキングのシーズンが到来します。
今回は前回のブログに続き、エベレストを愛した登山家たち第二弾をお届けします。(第一弾はお読みいただけましたでしょうか・・・?)
皆様は旧ユーゴスラビアの登山家トモ・チュセンをご存知でしょうか
トモ・チェセンは登山家として様々な輝かしい登頂記録を残しているが、その登頂記録に対して登頂の真偽をめぐる論争が90年代初頭に起きました。
その中で最も議論を呼んだのは1990年のアルパイン・クライミングスタイルによる【ローツェ南壁単独登攀】である。ローツェ南壁の登攀は極めて難しいとされ、ラインホルト・メスナーやイェジ・ククチカら世界の名だたる登山家達も標高差3,300mの世界屈指の大岩壁に挑んで退けられました。(イェジ・ククチカは1989年、未登のビッグウォールであるローツェ南壁の登攀中、標高約8,200mの部位から転落死。)
当時ジャヌー北壁を23時間で単独登攀し、一躍ヒーローとなったトモ・チェセンは、その翌年、ヒマラヤ最後の課題と謳われた、世界第4位の高峰ローツェの南壁にふたたび単独登攀を敢行し、この大岩壁に挑みベースキャンプからわずか往復62時間で登頂を成功した、と発表しました。世界の登山史を塗り替える大記録を打ち立てたのです。
■夕日に映えるローツェ南壁、3,300mの大岩壁
しかし、トモ・チェセンの登攀から程なくして、登山記録のための写真が証拠不十分と判断され、登頂の記録は取り消されてしまいました。それと時を同じくして、ユーゴスラビア内戦が勃発し、トモ・チェセンは徐々に登山界から姿を消していったのである。
そんな世界の名だたるクライマー達の挑戦をことごとく退けた、大迫力のローツェ南壁を眼前に展望する事ができるところが世界にたった一つだけ存在します。
エベレスト街道トレッキングの拠点となる村ルクラから約6日間のトレッキングで行くことが出来るチュクンという村(地名?)からは眼前にローツェを展望することができるのです。
■チュクンのキャンプ地からのローツェ南壁
是非、訪れてみてください。詳しくは弊社HPで ↓↓↓
【エベレスト大展望 カラパタールトレッキング】
【ローツェ南壁大展望 チュクン・ピーク登頂 コンマ・ラを越えカラパタールへ】
東京では冬の寒さが厳しさを増してきていますが、いかがお過ごしでしょうか。
さてこの厳しい冬を乗り越えると、再度ネパール・トレッキングのシーズンが到来します。
今回は前回のブログに続き、エベレストを愛した登山家たち第二弾をお届けします。(第一弾はお読みいただけましたでしょうか・・・?)
皆様は旧ユーゴスラビアの登山家トモ・チュセンをご存知でしょうか
トモ・チェセンは登山家として様々な輝かしい登頂記録を残しているが、その登頂記録に対して登頂の真偽をめぐる論争が90年代初頭に起きました。
その中で最も議論を呼んだのは1990年のアルパイン・クライミングスタイルによる【ローツェ南壁単独登攀】である。ローツェ南壁の登攀は極めて難しいとされ、ラインホルト・メスナーやイェジ・ククチカら世界の名だたる登山家達も標高差3,300mの世界屈指の大岩壁に挑んで退けられました。(イェジ・ククチカは1989年、未登のビッグウォールであるローツェ南壁の登攀中、標高約8,200mの部位から転落死。)
当時ジャヌー北壁を23時間で単独登攀し、一躍ヒーローとなったトモ・チェセンは、その翌年、ヒマラヤ最後の課題と謳われた、世界第4位の高峰ローツェの南壁にふたたび単独登攀を敢行し、この大岩壁に挑みベースキャンプからわずか往復62時間で登頂を成功した、と発表しました。世界の登山史を塗り替える大記録を打ち立てたのです。
■夕日に映えるローツェ南壁、3,300mの大岩壁
しかし、トモ・チェセンの登攀から程なくして、登山記録のための写真が証拠不十分と判断され、登頂の記録は取り消されてしまいました。それと時を同じくして、ユーゴスラビア内戦が勃発し、トモ・チェセンは徐々に登山界から姿を消していったのである。
そんな世界の名だたるクライマー達の挑戦をことごとく退けた、大迫力のローツェ南壁を眼前に展望する事ができるところが世界にたった一つだけ存在します。
エベレスト街道トレッキングの拠点となる村ルクラから約6日間のトレッキングで行くことが出来るチュクンという村(地名?)からは眼前にローツェを展望することができるのです。
■チュクンのキャンプ地からのローツェ南壁
是非、訪れてみてください。詳しくは弊社HPで ↓↓↓
【エベレスト大展望 カラパタールトレッキング】
【ローツェ南壁大展望 チュクン・ピーク登頂 コンマ・ラを越えカラパタールへ】
2014年09月05日
エベレストを愛した登山家たち① ~加藤保男 編~
東京本社の神谷です。
夏も終わりに近づきつつありますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて夏が終わると、いよいよネパールのトレッキングシーズンが到来します。
今回はエベレストとの関係も深い「山岳界のプリンス」として名を馳せた、加藤保男さんについてご紹介します。
加藤保男さんは世界で初めて春・秋、ネパール側、チベット側の両方からエベレストの登頂に成功し、
その後世界初のエベレスト三季登頂に挑んだが、厳冬期登頂の成功後、南峰でのビバーク後に交信を絶ち行方不明となりました。
そんな加藤保男さんの慰霊碑がエベレスト街道のタンボチェに存在します。
■加藤保男さんの慰霊碑
また、加藤保男さんの慰霊碑の隣には橋本龍太郎さん(元内閣総理大臣)の慰霊碑もあります。(日本山岳会の会員でもあり、日本山岳ガイド協会の会長を務めたことでも知られています。)
それは加藤保男さんがエベレスト初登頂した際の総隊長が元内閣総理大臣の橋本龍太郎さんだったことと、関係が深いのかも知れません。
そして余談ですが、2000年にエベレストの清掃登山を行っていた野口健さんは、12年前に同じく登頂を果たした橋本総隊長の登山隊が置いていった酸素ボンベを発見し、帰国後橋本の事務所を訪れて酸素ボンベを届けたエピソードも有名です。
■橋本龍太郎さんの慰霊碑
また慰霊碑の背後にはエベレストを始め、世界第4位の高峰ローツェも展望することができます。
■慰霊碑付近からのエベレスト
大迫力の世界最高峰エベレストの展望はもちろんのこと、エベレストで繰り広げられたドラマにも目を向けると、また違う角度からトレッキングうをお楽しみ頂けるのではないでしょうか。
是非、エベレスト街道訪れてみてはいかがでしょうか。
【エベレスト展望・ゆったりタンボチェトレッキング】はこちらから
夏も終わりに近づきつつありますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて夏が終わると、いよいよネパールのトレッキングシーズンが到来します。
今回はエベレストとの関係も深い「山岳界のプリンス」として名を馳せた、加藤保男さんについてご紹介します。
加藤保男さんは世界で初めて春・秋、ネパール側、チベット側の両方からエベレストの登頂に成功し、
その後世界初のエベレスト三季登頂に挑んだが、厳冬期登頂の成功後、南峰でのビバーク後に交信を絶ち行方不明となりました。
そんな加藤保男さんの慰霊碑がエベレスト街道のタンボチェに存在します。
■加藤保男さんの慰霊碑
また、加藤保男さんの慰霊碑の隣には橋本龍太郎さん(元内閣総理大臣)の慰霊碑もあります。(日本山岳会の会員でもあり、日本山岳ガイド協会の会長を務めたことでも知られています。)
それは加藤保男さんがエベレスト初登頂した際の総隊長が元内閣総理大臣の橋本龍太郎さんだったことと、関係が深いのかも知れません。
そして余談ですが、2000年にエベレストの清掃登山を行っていた野口健さんは、12年前に同じく登頂を果たした橋本総隊長の登山隊が置いていった酸素ボンベを発見し、帰国後橋本の事務所を訪れて酸素ボンベを届けたエピソードも有名です。
■橋本龍太郎さんの慰霊碑
また慰霊碑の背後にはエベレストを始め、世界第4位の高峰ローツェも展望することができます。
■慰霊碑付近からのエベレスト
大迫力の世界最高峰エベレストの展望はもちろんのこと、エベレストで繰り広げられたドラマにも目を向けると、また違う角度からトレッキングうをお楽しみ頂けるのではないでしょうか。
是非、エベレスト街道訪れてみてはいかがでしょうか。
【エベレスト展望・ゆったりタンボチェトレッキング】はこちらから
2013年12月16日
【イベント情報】2014年 春のネパール説明会開催!
皆様、今年も春のネパールベストシ-ズンへ向けて、毎年恒例「ネパールトレッキング説明会」を開催します!
春のネパールトレッキングは"花のシーズン!"ネパールの山旅をご検討中の皆様、是非この機会に会場へ足をお運び下さい。
毎年添乗員として同行している弊社ネパール担当スタッフが、海外のトレッキングが初めての方にもイメージしやすいようスライド写真を交えて最新のネパール山事情から難易度、一日の流れや高山病対策のお話や装備のことまで細かくご案内させていただきます。
現在パンフレットで発表している簡単なハイキングコースから5,000mを超える高所トレッキングまでコース別にツアーの内容をご説明いたしますので、海外トレッキング初心者の方からネパールリピーターの方まで是非ご参加ください。
スタッフ一同、ご来場をお待ちしております!
ネパールトレッキング説明会&相談会
【東京会場】
会場:ICI石井スポーツ ici club 6F アースプラザ(神田・神保町)
日時:2014年1月18日(土) 13:00~16:00
定員:40名様・参加費無料
【大阪会場】
会場:西遊旅行 大阪支社
日時:2014年1月19日(日) 13:00~16:00
定員:20名様・参加費無料
予約制となっておりますので必ず弊社へご連絡ください。
ご予約はお電話にて承っております (西遊旅行フリーダイヤル)0120-811391
残席、限られておりますのでお早めのご連絡お待ちしております!
皆様とお会いできる事を心より楽しみにしております。
春のネパールトレッキング コース一覧
西遊旅行山組一同
春のネパールトレッキングは"花のシーズン!"ネパールの山旅をご検討中の皆様、是非この機会に会場へ足をお運び下さい。
毎年添乗員として同行している弊社ネパール担当スタッフが、海外のトレッキングが初めての方にもイメージしやすいようスライド写真を交えて最新のネパール山事情から難易度、一日の流れや高山病対策のお話や装備のことまで細かくご案内させていただきます。
現在パンフレットで発表している簡単なハイキングコースから5,000mを超える高所トレッキングまでコース別にツアーの内容をご説明いたしますので、海外トレッキング初心者の方からネパールリピーターの方まで是非ご参加ください。
スタッフ一同、ご来場をお待ちしております!
ネパールトレッキング説明会&相談会
【東京会場】
会場:ICI石井スポーツ ici club 6F アースプラザ(神田・神保町)
日時:2014年1月18日(土) 13:00~16:00
定員:40名様・参加費無料
【大阪会場】
会場:西遊旅行 大阪支社
日時:2014年1月19日(日) 13:00~16:00
定員:20名様・参加費無料
予約制となっておりますので必ず弊社へご連絡ください。
ご予約はお電話にて承っております (西遊旅行フリーダイヤル)0120-811391
残席、限られておりますのでお早めのご連絡お待ちしております!
皆様とお会いできる事を心より楽しみにしております。
春のネパールトレッキング コース一覧
西遊旅行山組一同