at 10:05│ラホール | パキスタンの食

2017年01月27日

ヤギのヒヅメカレー「パーエ」の名店「Phaja Siri Paye Lahore wale」

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ラホールはグルメな街として有名。夜になると各地に歩行者天国のフードストリートが作られ、家族や友達同士で食事をする人々で賑わっています。

そんなラホールの名物料理のひとつが、ヤギの蹄のカレー「パーエ」です。

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数あるパーエのお店の中でも、有名なのは「Phaja Siri Paye」
バードシャーヒーモスクの南側、シャーヒーモハラストリートに2店舗が隣接しています。
一見古い普通の食堂に見えますが、テレビや新聞の取材が来ているのを何度か見かけました。

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大量のヤギの蹄が煮込まれる様子は、まるでとんこつラーメンのスープを作っているよう。
丁寧に下処理され、骨の髄までとろとろに煮込まれた蹄の濃厚なスープは、全く臭みがなく絶品です(最低でも6時間煮込み続けているとか・・・)。

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オーダーが入るとコックさんが骨を割って食べやすくほぐしてくれ、最後にスパイスをふりかけ味を整えてサーブしてくれます。

このお店ではパーエとナンしか売られていませんが、希望すれば隣接する食堂のカレーやチャパティ、チャイを一緒に頼むこともできます。

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料金は写真の量のスープ(これで一人前の半分です)にナンが3枚ついて約400円。
ラホールの普通の食堂で頼むチキンカレーなどの倍以上の料金ですが、お店はいつも地元のお客さんで賑わっています。

テイクアウトも可能ですので、チャンスがあれば是非ご賞味ください!

(文・写真 中谷愛)

講演会&旅行説明会のお知らせです

【観光】 3/18(東京)2/4(大阪)【トレッキング】2/26(東京・大阪)開催
パキスタンを知ろう!パキスタン講演会&旅行説明会

※3月18日の東京開催では、池袋のパキスタン料理屋さん「マルハバ」にて、懇親会&お食事会もございます!
詳しくはこちらをご覧ください!

at 19:13│ラホール | パキスタン旅行事情

2017年01月16日

ラホール旧市街の風情を楽しむフードストリート

パキスタンの古都ラホールの世界遺産、ラホール城と、その向かいにあるバードシャヒーモスク。

その2つの建築物の南側は、ヒーラーマンディー、ダイヤモンドストリートと呼ばれていました。

夜になると踊り子たちが舞い、それを楽しみに男たちが集まっていたこの通り。治安の関係で観光客が近づきにくい雰囲気がありましたが、近年リノベーションされ、歩行者天国のフードストリートになりました。

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バーベキューの香りに包まれる夜のフードストリート。

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カリミーリーチャエ(カシミール地方のナッツ入りのピンクチャイ)などの屋台もでます。

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踊り子たちはいなくなり、かわりに着飾った家族連れが訪れる観光スポットになりました。

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当時使われていた建物がギャラリーとして修復、公開されています。

当時置屋として使われていた建物はホテルやギャラリーになり、ルーフトップレストランからはすばらしいバードシャヒーモスクのライトアップが見られます。

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レストランのひとつ「Haveri」は一番展望が良いのでオススメです。

その他にも、ラホールを周遊する観光バスが毎日運行していたり、観光用の豪華なリキシャーが走っていたりと、観光に力を入れているラホール。外国人観光客の姿はあまり見られませんが、地方から多くの国内旅行者が訪れ、古都の雰囲気を楽しんでいます。

(写真・文 中谷愛)

at 14:54│ナンガパルバット | フンザ

2016年12月26日

発表!シルクロードパンフレット2017

ナマステ!秋から準備しておりましたシルクロードパンフレットがとうとう完成しました!
2017年夏〜秋にシーズンを迎える、北部パキスタンのツアーが7本掲載されています!

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今回注目の新コースはこれ!

「秋の山岳パキスタンを撮る」

7000m〜8000m級の山々を展望するためには、トレッキングやハイキングで展望地へ訪れることがほとんどですが、パキスタンでは歩かずに車で様々な名峰・秀峰の展望地を訪れることができます。
さらに、このコースでは写真撮影をとことんお楽しみいただくため、

・4名様から催行・11名様限定の少人数グループ

・山の晴天率が最も高い、10月出発

・各地で展望や立地にこだわったホテルを指定


…と言った、北部パキスタンを知り尽くした西遊旅行ならではのこだわりでツアーを作成いたしました。

世界第9位の高峰ナンガパルバット(8,126m)は、カラコルムハイウェイの道路上から、好展望地フェアリーメドウから、フェアリーメドウのさらに奥の展望地から、ラマデオサイ高原山岳フライトからなど、様々な角度・距離でその姿をお楽しみいただけます。

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池に映し出されたナンガパルバット


また、秋の北部パキスタンは、ポプラが黄金に輝く季節。金色のポプラと白く聳える高峰、青い空…美しいその景色を存分にご堪能いただく12日間の旅です。この機会にぜひご参加ください!

シルクロードパンフレットは12月末から順次発送。年末までに皆様のお手元に届く予定です。どうぞご期待ください!




at 17:31│フンザ | ラホール

2016年12月12日

パキスタン映画「娘よ」が来年3月日本公開予定!

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Dukhtar


パキスタン北部が舞台になった映画「Dukhtar」。

2017年3月25日、「娘よ」という邦題で、東京・岩波ホールにて公開予定です!!

予告編はこちら!



この映画は、2015年2月に開催された第87回アカデミー賞外国語映画賞のパキスタン代表作です。

先日、少しだけ映像を見るチャンスがありました。物語の冒頭、左にディラン、右にラカポシと思われる山が見えるはずの(映画では少し曇っていて山の上は見えない)谷を背景に美しい少女二人が語り合うシーンがあり、もうそれだけでテンションが上がってしまいます。

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これは弊社が持っている春の写真ですが、映画は冬?秋の終わり?に撮られたようで、もっと荒涼とした風景がひろがります。

その後も美しいカラコルム・ハイウェイデコトラ、映画の後半にはラホールの街名物料理カタタクを作る様子まで出てきて、パキスタンファンにはたまらない内容となっています。

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パキスタン名物デコトラ。

この映画をご覧になって、美しいパキスタン北部を旅したくなるお客様がきっと増えるだろうと思います。

ストーリーに関しては、もう少し公開が近づいて来たら弊社で好評連載中のブログ「旅と映画」で神保監督が紹介してくれると思いますのでそちらを楽しみにお待ちください!

また、2017年度、パキスタン北部への旅が掲載された「シルクロードパンフレット」は年末までにお客様のお手元にお届けすべく、現在製作中です!乞うご期待!

西遊旅行でいく!パキスタンの旅はこちらをご覧ください!

at 08:29│SAIYAH便り | パキスタンの山

2016年11月15日

SAIYAHのワジッド氏、6400mの未踏峰に登頂成功!

西遊旅行のパキスタン現地法人SAIYAH(サイヤ)から、大ニュースが届きました!
専属コックのワジッド氏が、パキスタン北部ナガールの未踏峰・ディランチ山(6,400m)に登頂。
「ワジッド・ディランチ・ピーク」という名前が付きました!

頂上 (1)
「ワジッド・ディランチ・ピーク」山頂にて。ワジッド氏。

Daily Badshumal
パキスタンの新聞でも紹介されました!

ワジッド氏は弊社のパキスタントレッキングツアーに同行し、いつも美味しい料理でサポートしてくれるだけでなく、東京本社の楠と共にスパンティーク(ゴールデンピーク:7,027m)にも登頂するなど、登山家としても活躍しています。

登山は3日間に渡りました。10月17日の朝7時に登山を開始し、午後3時にベースキャンプへ到着。チャイの休憩のあと再び歩き始め、夜9時20分にキャンプ1へ。そこで翌28日の午前2時まで休息を取りました。その後再び登山開始。15時間20分の死闘の末、夕方5時20分、ついに6400mの頂上に到達しました。

頂上に居たのはわずか15分。すぐに下山を開始し、夜9時45分にキャンプ1へ、翌19日の早朝3時にベースキャンプへ戻ってきました。

頂上 (3)
チャイと簡単な食事で休憩。

頂上 (4)
再び登り始める。

頂上 (5)
山頂が目の前に。。

頂上
死闘の末、ついに登頂!登頂したのはワジッド氏のほかSajid Ali Mir氏、Mohammad Yaseen氏、Fida Hussain氏。

以前、日本にも来日し、料理の研修を行ったり、東京・大阪でのパキスタン説明会でお客様と交流したワジッド氏。次回来日時は、是非この登山の話も聞かせてもらいたいと思います!

東京
東京にて。

スパンティーク遠征時のレポートはこちら
西遊旅行で行く!パキスタンの山旅はこちら(2017年の新コースは2016年末発表予定)



at 11:27

2016年11月06日

シンポジウム・パーキスターン2016のお知らせ

日本パキスタン協会さんから、今年もシンポジウム・パーキスターン開催のお知らせが届きましたのでご紹介いたします。

毎年テーマに沿って各専門家が話をしてくださるこのシンポジウム。今年のテーマは「これからだ──開花を待つパキスタンの潜在力」です。

研究者向けのシンポジウムではなく、一般の方にも十分お楽しみいただける内容で、私も毎年楽しみに通っています。話をしてくださる方も、レジェンド級の先生から若手研究者、パキスタンに関わる一般企業の方、料理研究家の方など様々です。「旅行」がテーマの時は、弊社社員がお話をさせていただいたこともありました。

普段なかなか会う機会のない、研究者の皆様と直接お話ができるのもこの会の魅力です。パキスタンの色々な側面にふれるこのチャンス。お時間が許せば是非いらしてください!

※西遊旅行主催の会ではございません。お申し込みは日本パキスタン協会さんへ直接お願いいたします。詳しくは以下をご覧ください。

第30回●シンポジウム・パーキスターン2016

「これからだ──開花を待つパキスタンの潜在力」
◇とき  11月26日(土) 10:30~17:45(18:00より懇親会)
◇ところ 日本大学文理学部3号館3408室(東京・桜上水)
◇会費  会員1,500円・一般2,500円・学生500円
      /懇親会費3,000円
◇定員  70名(先着順)   
◇お申し込み 公益財団法人 日本・パキスタン協会
       Tel. 03-5327-3588
       e-mail:kyokai@japan-pakistan.org
◇主催  公益財団法人 日本・パキスタン協会
■第1部:公園と質疑応答(敬称略)
ご挨拶 今泉濬 (公財)日本・パキスタン協会会長
ご挨拶 ファルーク・アーミル 駐日パキスタン大使
「最近のパキスタン情勢」
    谷本卓也 外務省 南部アジア部 南西アジア課 課長補佐
●「これからだ──開花を待つパキスタンの潜在力」
▼ナツメヤシ(デーツ)とラクダに託す夢
 平島成望(明治学院大学名誉教授)
灼熱の砂漠を進むキャラバンを支えたのは、ラクダのミルクとデーツであったという点に着目した、現在構想中のJICAプロジェクトの一端を紹介する。
▼豊かな言語文化が育むネットワーク
 山根聡(大阪大学大学院言語文化研究科教授)
パキスタンは、ウルドゥー語や地域諸語、英語による多様な言語文化を持つ。人々をつなぎ、メディアや政治・社会運動を育む潜在力としての言語文化を紹介する。
▼教育を考える~子どもの力、市民の力
 小出拓己(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン国内事業部長)
若年人口の増加によって活力にあふれるパキスタン。すべての子どもたちへの教育の提供が潜在力の開花につながる。
▼活動的・魅力的なパキスタンの働く女性たち
 常見藤代(写真家・作家)
イスラームのパキスタンでの男は仕事、女は家庭という伝統的考え方はブットー首相のころから変化し、女性も多くの分野で活躍して家庭と両立させている。
▼舞台の奥行きと深さ
 村山和之(中央大学・立教大学兼任講師)
過激なイスラーム一派による排斥運動がもっぱら報道されるが、演劇や音楽の舞台は強かに存在する。パキスタンが世界に誇るパフォーマンスの舞台を紹介したい。
▼パネル・ディスカッション
 (司会/丸山純)
■第2部:懇親会   第2体育館地下「さくら」
日本大学文理学部
〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40
電話03-3329-1151(代)
交通:京王線「下高井戸」駅、「桜上水」駅下車
http://www.chs.nihon-u.ac.jp


at 15:06│インダス文明 | ラホール

2016年10月26日

「モヘンジョダロ」がインド映画の舞台に!

この夏インドで、待ちかねていた映画が公開されました。
その名も「モヘンジョダロ」です!
インド映画ですが、モヘンジョダロが舞台になっています。

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Hrithik Roshan and Pooja Hegde in Mohenjo Daro posters

モヘンジョダロとは、言わずと知れたインダス文明最大の都市遺跡
遺跡を訪れ、焼成レンガで造られた町並みを歩いたり、
博物館で出土品を見るだけでも、当時の人々がたいへん豊かな暮らしをしていたことがわかります。

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有名なモヘンジョダロの「城塞区」。手前にあるのが沐浴場です。

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遺跡に併設されている博物館入口。

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博物館に描かれた街の復元図。

しかし、発掘が始まって80年以上が経っているにもかかわらず、この時期栄えた四大文明の他の文明(黄河文明、エジプト文明、メソポタミア文明)に比べて、インダス文明はわからないことが多いのも事実です。その最大の理由は、出土したインダス文字が未だに解読されていないからです。

では、そんなわからないことの多いモヘンジョダロをどうやって映画化したのでしょうか??
正解は・・監督は冒頭に「この映画はフィクションです」と入れて、かなり自由に映像化したのです。

とはいえ、インダス式印章に出てくるツノがついた衣装を着た人々の姿や、有名な沐浴場に実際に水が貼られ祭礼を行なっているシーン活気ある街を人々が行き交うシーンを見ていると、今から3000年以上も前にこんな暮らしがあったのかもしれない、と想像力がかきたてられます。

この映画、パキスタンでも公開されることになっていましたが、その後公開が中止になってしまいました。
9月にカシミール地方での印パ間の緊張が高まった結果、10月に入り、インド側は「今後パキスタン人俳優をインド映画内で使わない」とし、パキスタン側は「パキスタン国内でインド映画を上映しない」としたのです。

どちらも無期限での停止を宣言しているとのこと。早く緊張が緩和され、両国民がこの映画を楽しめる日が来ればいいなと思います。

さて、日本ではyoutubeなどでこの映画の公式予告編などが見られますので、モヘンジョダロへの旅をご検討の方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。ただし、監督の自由な発想を元に作られた、フィクションだということはお忘れなく。。



Text by Megumi Nakatani

冬はモヘンジョダロを含む、パキスタン中部〜南部のベストシーズン!!
西遊旅行で行く「シンド・パンジャーブ紀行」はこちらをご覧ください。