ナンガパルバット

2016年12月26日

発表!シルクロードパンフレット2017

ナマステ!秋から準備しておりましたシルクロードパンフレットがとうとう完成しました!
2017年夏〜秋にシーズンを迎える、北部パキスタンのツアーが7本掲載されています!

brochure_141_silk


今回注目の新コースはこれ!

「秋の山岳パキスタンを撮る」

7000m〜8000m級の山々を展望するためには、トレッキングやハイキングで展望地へ訪れることがほとんどですが、パキスタンでは歩かずに車で様々な名峰・秀峰の展望地を訪れることができます。
さらに、このコースでは写真撮影をとことんお楽しみいただくため、

・4名様から催行・11名様限定の少人数グループ

・山の晴天率が最も高い、10月出発

・各地で展望や立地にこだわったホテルを指定


…と言った、北部パキスタンを知り尽くした西遊旅行ならではのこだわりでツアーを作成いたしました。

世界第9位の高峰ナンガパルバット(8,126m)は、カラコルムハイウェイの道路上から、好展望地フェアリーメドウから、フェアリーメドウのさらに奥の展望地から、ラマデオサイ高原山岳フライトからなど、様々な角度・距離でその姿をお楽しみいただけます。

C1


池に映し出されたナンガパルバット


また、秋の北部パキスタンは、ポプラが黄金に輝く季節。金色のポプラと白く聳える高峰、青い空…美しいその景色を存分にご堪能いただく12日間の旅です。この機会にぜひご参加ください!

シルクロードパンフレットは12月末から順次発送。年末までに皆様のお手元に届く予定です。どうぞご期待ください!




nakatani_saiyu at 14:54|Permalink

2015年12月05日

ラマ湖とナンガパルバット

アストールから9キロにあるラマ湖からナンガパルバットを望むことが出来ます。

ラマ湖へのベースとなるアストールの町へはカラコルム・ハイウェイのタリチからインダス川を渡ります。

Rama-Nanga Parbat Astore side (2)

アストールからラマ湖へ向かう途中に見えてきたナンガパルバット東面

Rama-Nanga Parbat Astore side (10)

訪れたのは10月、唯一の宿泊施設であるPTDCも冬の休業準備をしており、水道は遮断されバケツで水をもらって過ごしました。室内気温もぐっと下がります。夕方、ラマ湖を訪れましたが強烈な逆光だったため翌朝に出直すことに。

Rama-Nanga Parbat Astore side (3)

朝、PTDCの前の牧草地からナンガパルバットが浮かび上がりました。朝日を待って、ラマ湖へ。

Rama-Nanga Parbat Astore side (4)

途中、マーモット Golden Marmotが岩の家の隙間から顔をだしました。

Rama-Nanga Parbat Astore side (5)

みんな、太陽の光を待っています。

Rama-Nanga Parbat Astore side (8)

ラマ湖から流れ出る渓流沿いでは野鳥が捕食中。

Rama-Nanga Parbat Astore side (6)

たどりついたラマ湖、快晴の空にナンガパルバット、そしてラマ湖は「鏡」に。
これまでも何度かきたラマ湖ですが、私は運が悪くいつも曇りか雨。こんな景色をみたのは初めてでした。

Rama-Nanga Parbat Astore side (7)

秋らしく、木々が色づきます。途中、パキスタン人とアメリカ人のバイク・グループと遭遇。パキスタンのバイク旅のリピーターだという彼ら、「10月のパキスタンはベストだよ」と。

Rama-Nanga Parbat Astore side (9)

アストールへ向かう途中、薪を取りにくる村人とすれ違いました。もうすぐ冬、11月~5月までの7ヶ月間は雪に閉ざされます。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子





sawada_saiyu at 08:00|Permalink

2015年11月12日

バブサル峠を越えて、カラコルム・ハイウェイのタリチへ ~ラカポシ、ハラモシュ、ナンガパルバットの展望~

◎DSC_0731Left Rakaposhi, Right Haramosh from Babsal Pass

10月のある晴れた日、ナランを出発しておよそ2時間で バブサル峠(4,170m) へ到着。この頂上からインダス川方面を望むと高峰群が見えます。
カラコルム山脈の支脈、ラカポシ-ハラモシュ山脈。その主峰であるラカポシ(左、7,788m)とハラモシュ(右7,409m)。です。
何度か通った道ですが、こんなに晴れたのは初めてでした。

DSC_0733Rakaposhi from Babusal Pass

バブサル峠から見るラカポシ7,788m

DSC_0734Haramosh from Babsal Pass

バブサル峠から見るハラモシュ7,409m

DSC_0735 High Peaks from Babssal Pass

美しい高峰群が連なります

バブサル峠を下り、家畜を連れた人々が行きかう村の間を走ること1時間半ほどでカラコルム・ハイウェイに合流です。ここからはカラコルム・ハイウェイを北上。
タリチ付近からナンガパルバットの展望、そしてカラコルム・ハイウェイの正面にラカポシとハラモシュの山容を望みます。

DSC_0748Rakaposhi & Haramosh from Tarichi KKH

左がラカポシ7,788m、右がハラモシュ7,409m

DSC_0740 Rakaposhi from tarichi

タリチのチェックポスト付近から見るラカポシの山容

DSC_0754Nanga Parbat from Tarichi

タリチはナンガパルバット南面のすばらしいビューポイント。
標高1400mほどのカラコルム・ハイウェイ上から 世界第9位峰、8,126mの山塊を望みます。
この近さ、この高低差はすごいことです。

DSC_0758Nanga Parbat with Imdus from Tarichi

インダス川とナンガパルバット。
このインダス川をさかいに、ナンガパルバット側はインド大陸プレート、反対側はユーラシア大陸プレート、カラコルム山脈とヒンドゥークシュ山脈が控えます。

この大陸プレートがぶつかるところを貫通しているのがKKHカラコ ルム・ハイウェイ。
中国による大規模な道路整備が進み、タリチ付近からクンジェラーブ峠まで素晴らしいハイウェイとなりましたが、早くも 土砂くずれで何箇所かが崩壊していました。
この地盤では、道路整備もいたちごっこです。

この日はタリチからインダス川を渡りアストール、ラマを目指しました。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子


sawada_saiyu at 06:30|Permalink

2015年11月01日

デオサイ高原から見るナンガパルバット(8,126m)

Nanga Parbat (2)

デオサイ高原から見るナンガパルバット。
平均標高4,100mのデオサイ高原からは、天気の良い日には北面の山容を望むことが出来ます。
でもどこから見えるのか。
ヒマラヤヒグマの観察に訪れた10月の上旬、素晴らしい天候に恵まれ、デオサイ高原からのナンガパルバットを望むことができました。

Nanga Parbat (1)

アストール渓谷のチリンからデオサイ高原へと標高をあげ、デオサイ高原国立公園にはいった地点からのナンガパルバット。

Nanga Parbat (3)

ショーサル湖畔から望むナンガパルバット。

DSC_102Nanga Parbat from deosai9

ショーサル湖から北上した付近から望むナンガパルバット。

Nanga Parbat (4)

そしてバリラへの道の途中から望む、見事なナンガパルバット。

カラコルム・ハイウェイのタリチ付近や、スカルドゥ・ロード、フェアリーメドゥ、ヘルリヒッコファーBC、ラマ湖などナンガパルバットを望む地点はいくつかありますが、晴れた日のデオサイ高原からの展望もなかなかのものです。

Photo & Text by Mariko SAWADA 澤田真理子


sawada_saiyu at 08:00|Permalink

2012年05月21日

ナンガ・パルバット(8,126m)をインダス河畔から望む

ナンガ・パルバット(スカルドゥ・ロード)

ヒマラヤ山系に属するパキスタンの高峰、世界第9位峰ナンガ・パルバット(8,126m)。
ナンガ・パルバットの好展望地として知られるのが、トレッキングで訪れるフェアリー・メドウ(メルヘンビーゼ)やルパル壁を望むヘルリヒコッファーBCなどですが、自動車で行ける穴場の展望地があります。
カラコルム・ハイウェイをギルギットへ向かう途中の道をそれてスカルドゥへの橋を渡ったところです。

チベットのマナサロワール湖付近を源とし、インドのラダックを通りパキスタンへと流れてくるインダス川。その河原からそびえたつ8,126mのナンガ・パルバット。まさに「山塊」とも呼べる雄大な山の景色を呈します。

 ナンガ・パルバット南面のルパル壁を望むヘルヒッコーファーBCの展望はヒマラヤ最大の「氷壁」と呼ばれ4,500m以上の高低差を持ちますが、このインダス川の河原からの高低差も7,000m。
標高8,126mの頂上からインダス川までわずか25Kmの距離の中で高低差7,000mを生み出しているのです。

 2012年5月半ば、久しぶりにギルギットからスカルドゥ・ロードを走る機会がありました。
4月初旬に治安の悪化が心配されたカルコルム・ハイウェイ、ギルギット、フンザ地域もすっかり平常にもどっていました。
ギルギット川にかかるアラム橋を渡ると、ナンガ・パルバットが満面の笑みで迎えてくれました。
ナンガパルバット111


NANGA PARBAT & INDUZ RIVERちなみにナンガパルバットとインダス川の位置を空から見るとこんな感じです。
ナンガパルバット(写真上)とインダス川(写真下)、高低差7,000mを納めた1枚をイスラマバード~スカルドゥ間のフライトで撮ることができました。
このインダス川が境界となり、東がヒマラヤ山脈、北がカラコルム山脈です。














もうすぐ6月。パキスタンの山のシーズンがいよいよ始まります。
パキスタンのカラコルム・ヒマラヤの山旅は6~9月いっぱいがシーズンです。5月末に訪れたスカルドゥでは来たるべき登頂シーズンを前に、山ガイドたちの間で今年の登山隊の予定、自分は今年はどの山に行く予定だ、など話題になっていました。現在予定されている登頂隊はブロードピーク登頂を目指す5隊を筆頭に、K2、ガッシャーブルムⅠ&Ⅱ、K6 & K7、ディラン、など合計34隊。そのうち、ナンガ・パルバットはチェコ隊とイギリス隊が登頂を予定しているそうです。

西遊旅行からも6月以降、パキスタンの山旅の出発が決まっています。ほかの国・場所の山とは一味違う雄々しいパキスタンの山へいらっしゃってください。

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子

ナンガ・パルバットに関する記事
西遊旅行 パキスタンの山旅特集>>2012年リニューアルの最新版!写真もお楽しみください
サラーム・パキスタン ブログ「Nanga Parbat - フェアリー・メドウ ナンガ・パルバット展望地へ!」

西遊旅行でいくナンガ・パルバットを展望のツアー2012年
クンジュラブ峠越え ナンガパルバット展望ハイキングとパミール大横断
ナンガパルバット北面・南面&カラコルム大展望ハイキング




sawada_saiyu at 20:10|Permalink

2011年05月07日

Nanga Parbat - チョングラ山群と花、ベヤル・キャンプへ

フェアリー・メドウで1~2泊する人におすすめなのがベヤル・キャンプまでのハイキング。ほぼなだらかでアップダウンも少なく、ライコット氷河沿いに歩き、放牧地ベヤル・キャンプ、そしてもう少し先の森林限界付近まで歩きます。このあたりからはナンガ・パルバット主峰群は見えなくなるのですが、ライコットピーク、チョングラ山群を間近に望み、振り返ると遠くにフンザの山々を望むことができます。

fairy meadow13
フェアリー・メドウから2時間ほどのベヤル・キャンプ(3,500m付近)への道。放牧地で馬もあちこちに。とてものどかなハイキングです。

チョングラ山群
ベヤル・キャンプを越えさらに45分ほど歩くと、標高3,700m、ライコット氷河のサイド・モレーン上へ。ここからはチョングラピークとその山群、ライコット・ピークを望むことができます。ライコット・ピークから流れ落ちる氷河から「ライコット・ガー」と呼ばれる川が生まれ、インダス川へ注ぎます。ここから来た道を振り返ると、フンザの山々の展望も。

そしてもうひとつの魅力は道中に見られる可憐な高地の花。
fairy meadow 09

2時間のハイキングも、花を見ながら歩いているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

文・写真 Mariko SAWADA  澤田真理子


デアリー・メドウからベヤル・キャンプまでハイキングする西遊旅行のパキスタンの旅2012

クンジェラブ峠越え ナンガパルバット展望ハイキングとパミール大横断
ナンガパルバット北面・南面&カラコルム大展望ハイキング
北部パキスタン冒険行 ヒンドゥークシュ、カラコルム、ヒマラヤ、三大山脈の合流するパキスタン山岳部を駆け巡る旅



sawada_saiyu at 15:49|Permalink

2011年04月26日

Nanga Parbat -ナンガ・パルバット展望地 フェアリー・メドウにStay

raikot sarai01

山の天気は変わりやすい。山の展望にこだわるときほど、雲の動きをこんなに観察することはありません。その変化とチャンスをとるためにも、展望地には1泊するのが一番。

西遊旅行でフェアリー・メドウに行くときはいつも、展望地をあがって最初にあるRaikot Sarai ライコット・サライに宿泊しています。この付近にはいくつかロッジがあるのですが、最初に到着したところにあり、またライコット氷河とナンガ・パルバットを展望するにはやはり一番のロケーションのロッジなのです。最近は国内観光客もずいぶん増え騒がしくなりましたが、それでも絶景が変わるわけではありません。

raikot sarai02
Raikot Sarai ライコット・サライ 丘の上にあるロッジからの景色。食堂にはかつてナンガ・パルバットを目指した人々の写真が。

raikot sarai03
Raikot Sarai ライコット・サライの客室のひとつ。以前は電気はなく、この写真のようにろうそくやガス灯の明りでしたが、今は不安定ながらも水力発電の電気が通うようになりました。そして夜はキャンプファイヤー。寒いので、自然と人が火の回りに集まります。

raikot sarai04

カラコルム・ハイウェイからわずか3~4時間でたどりつける、「非日常」の世界。ナンガ・パルバットという巨大な「山塊」を目の前にし、パキスタン風山岳リゾートの時間へ。




文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子


フェアリー・メドウを訪れ、ライコット・サライ Raikot Sarai に宿泊する、西遊旅行2012年パキスタンの旅

クンジェラブ峠越え ナンガパルバット展望ハイキングとパミール大横断
ナンガパルバット北面・南面&カラコルム大展望ハイキング
北部パキスタン冒険行 ヒンドゥークシュ、カラコルム、ヒマラヤ、三大山脈の合流するパキスタン山岳部を駆け巡る旅





sawada_saiyu at 19:37|Permalink

2011年04月11日

Nanga Parbat - フェアリー・メドウ ナンガ・パルバット展望地へ!

Nanga Parbat Rakhiot Face

ヒマラヤの8,000m峰の大展望をこんなに簡単に、気軽に楽しめる展望地、そんなにはありません。
世の中は発達し、中国では世界第一位峰のエベレスト・ベースキャンプまでバスで行けるようになりました。それでも、標高5000mを越える厳しい環境でのこと。このフェアリー・メドウは、幹線道路のカラコルム・ハイウェイから四輪駆動車で1時間、ハイキング2~3時間で訪れることができます。標高3,300m。そんなに高山病を心配することもなく、フェアリー・メドウ(妖精たちの、おとぎの牧場)の名にまけない、緑あふれる牧歌的な雰囲気の中、一日を過ごせる、ちょっとした山岳リゾートな場所です。

fairy meadow01カラコルム・ハイウェイのインダス川にかかる橋のひとつ、ライコット橋から「ウィリージープ」と呼ばれる地元の四輪駆動車で山の斜面(いや、絶壁か)を登ること1時間、トレッキングの拠点ともなる「ジェル村」別名「フェアリー・ポイント」(2,666m)へと到着します。ここから上は車が通れないので、フェアリー・メドウまで歩いて登ります。




fairy meadow 02ヒマラヤの杉や松が茂る山道。小さな小川を渡ったり、斜面を歩いたりしながら標高3,300mの展望台へ。歩き始めて間もなく、ナンガ・パルバットとライコット氷河が現われます。6月半ばにはワイルド・ローズ、たくさんの野花が迎えてくれます。





fairy meadow04フェアリー・メドウからはナンガ・パルバット北面(ライコット面)の壮大なパノラマが広がります。ナンガ・パルバットの主峰群を形成する北Ⅰ峰(7,816m)、Ⅱ峰(7,785m)、シルバー・ピナクルズ(シルバー・ゼッケン 7,597m)、ライコット・ピーク(7,070m)、ガナロ・ピ-ク(6,606m)、ライコット氷河が何もさえぎるものなく、目の前に。



・・・・大きい。世界第9位峰、ナンガ・パルバット山塊の大きさに圧倒されます。展望地のふちに立って、目の前に迫るナンガ・パルバットと氷河、この空気、体感の価値ありです。

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子


フェアリー・メドウを訪れ、ナンガ・パルバットを堪能する、西遊旅行2012年パキスタンの旅

クンジェラブ峠越え ナンガパルバット展望ハイキングとパミール大横断
ナンガパルバット北面・南面&カラコルム大展望ハイキング
北部パキスタン冒険行 ヒンドゥークシュ、カラコルム、ヒマラヤ、三大山脈の合流するパキスタン山岳部を駆け巡る旅



sawada_saiyu at 12:32|Permalink

2011年04月05日

Nanga Parbat - フェアリー・メドウから見るナンガ・パルバット

フェアリー・メドウに滞在する醍醐味は、時間を変えて変化するナンガ・パルバットの景色。
フェアリー・メドウから撮ったパキスタンにある「ヒマラヤ」の高峰、世界第9位峰であるナンガ・パルバット山群の表情を一部ご紹介いたします。

fairy meadow05
フェアリー・メドウのロッジ Raikot Sarai からの景色。 朝の澄み渡る空気の中のナンガ・パルバット。ここからはライコット・ピークが美しく見えます(左の写真)。晴れた日によく観察していると雪崩れを目撃することもあります。音が響くのでスタッフが教えてくれるでしょう。

fairy meadow06
朝食後、ロッジの周辺を散策。フェアリー・メドウには雪解け水の流れ込む池があり、朝には美しい「鏡ナンガ・パルバット」の姿が見られます(左の写真)。
メドウ=牧草地というからには、牧場があります。ここは麓の村の人々の夏村(右の写真)で、家畜の放牧地。朝、家からは朝食のかまどの煙があがり、子供達が羊を追う姿、働く女性の姿、のどかな「夏の山の暮らし」を垣間見ることができます。

fairy meadow08
夕陽を受けるライコット・ピーク(7,070m)、シルバーゼッケン(7,597m)、北Ⅱ峰(7,785m)Ⅰ峰(7,816m)

fairy meadow07
そして夜のナンガ・パルバット。日没後の姿、満月の夜。異なる世界が広がります。

山の展望には「お天気」が欠かせません。通常は、モンスーンを避けた5~7、9~10月が安定すると言われていますが、ここのところの異常気象で予測がとても難しくなってきました。なので、チャンスのあるときに行く、山の天気は変わりやすいのであきらめないで待つ。 ・・・しかないのでしょうか。

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子


ナンガ・パルバット展望地に泊まる、西遊旅行のパキスタンの旅2011

クンジェラブ峠越え ナンガパルバット展望ハイキングとパミール大横断
ナンガパルバット北面・南面&カラコルム大展望ハイキング
北部パキスタン冒険行 ヒンドゥークシュ、カラコルム、ヒマラヤ、三大山脈の合流するパキスタン山岳部を駆け巡る旅



sawada_saiyu at 18:09|Permalink

2011年03月23日

PIAパキスタン航空 スカルドゥ・フライト

ナンガパルバットもK2も見える、欲張り山岳フライトへ!

Nangaparbat from PIA
イスラマバードからスカルドゥへ向かうフライトからのナンガパルバット山塊全景

パキスタンの北部山岳フライトは、キャンセルが多い。理由はもちろん山岳地帯の天候。ここ数年、だいぶ良くなっていますが、飛ばないときは飛ばないし、イスラマバードを出発してもギルギット手前のバブサル峠上空で引き返したり、場合によってはスカルドゥまでいっても砂嵐と悪天候で着陸できず引き返すこともあります。

それでも飛べば楽ちん&絶景フライト。もし飛ばなければ、あきらめて2日間の陸路の景色の移り変わりを楽しむ・・・いつも、そうわりきって空港へ向かっています。

めでたくスカルドゥ線が運行したときの景色をご紹介。スカルドゥ線の場合、往路は、右がナンガパルバット・ビュー、左がスカルドゥ到着前に(運がよければ)K2が見える席になっています。K2は見えないことが多いし最後のちょっとだけなので、ナンガパルバット側をとったほうが、山を楽しむ時間は長くなります。スカルドゥ線のイスラマバード発は現行では10:30分。早朝のギルギット線に比べると太陽の角度が高いので東側の山が逆光になりにくいのもポイントです。朝早い方が山は晴れていることが多いのですが。

イスラマバードを離陸すると、パンジャブ平野を旋回しながら高度を上げていきます。そして間もなくヒマラヤ山脈西端部の山の景色へ。下を良く見ると、インダス川とそのそばを走るカラコルム・ハイウェイも見えてきます。

skardu flight 01
上空から見たナラン付近、サイフルムルク湖(左)。このあといよいよナンガパルバットが見えてきます(右)。

skardu flight 02
(左) 左からチョングラ山群、ライコット・ピーク、シルバー・ピナックルズ、そしてナンガパルバットのピーク。ライコット氷河まできれいに見えます。
(右)個人的に好きなのは、インダス川とナンガパルバットが両方見えること。写真ではわかりにくいですが、下の歪曲した地形はインダス川とカラコルム・ハイウェイ。インダス川はインドのラダックからスカルドゥを経て流れ、川の南のヒマラヤと北のカラコルムを分けます。太古のインド・プレートとユーラシア・プレートの衝突の話が蘇えります。

skardu flight 03
インダス川に沿って東に向かい始めたときに右手に見えるナンガ・パルバット(左)。スカルドゥ到着前、幸運にも左手に見えたK2。遠いです(右)。

skardu flight 04
ポプラの茂る緑のオアシスのようなスカルドゥの町を旋回。デオサイ高原方面へ向かう途中の湖、サトパラ湖が見え(左)、いよいよスカルドゥの空港へ着陸(右)。(この空港滑走路の写真のみ、スカルドゥ・フライトからではなく、ヘリコプターから撮った写真です。これ以外はすべてイスラマバード→スカルドゥのフライトから撮ったものです。)

窓側が取れなかったら山は見えないの?・・・その通り。みんなで譲り合うしかありません。そしてパキスタン人乗客の優しい殿方は、きっとカメラをかかえた日本人観光客に窓を譲ってくれることでしょう、・・・と願いつつ。

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子


スカルドゥ・フライトに乗るチャンスのある西遊旅行パキスタン・ツアー2011

「北部パキスタン冒険行 ヒンドゥークシュ、カラコルム、ヒマラヤ、三大山脈の合流するパキスタン山岳部を駆け巡る旅」

「K2大展望・バルトロ氷河トレッキング 世界の高峰ひしめくコンコルディアに3連泊!」

「K1、K7展望とフーシェ谷から行く究極のK2展望ゴンドゴロ・ラ」

sawada_saiyu at 19:42|Permalink