NAKATANI

2017年05月31日

フンザの「あの山」に登った日本人登山家と言えば…

花の季節が終わり、フンザは山の展望が美しい初夏に。

西遊旅行の日本語ガイド、フンザ出身のサリームさんが美しい山の写真を送ってくれました。

image
5月半ば、フンザから望むラカポシ

フンザは、ぐるりをカラコルムの高峰に囲まれています。
ラカポシ、ディラン、ゴールデンピーク(スパンティーク)、ウルタルⅠ、ウルタルⅡ、フンザピーク…

image
5月前半、リンゴの花も

image
5月半ば、ゴールデンピーク

中でも見た目が特徴的で、一度で名前を覚えてしまう山が、フンザピークの隣に聳える「レディスフィンガー」です。

image
雲間から顔を出すレディスフィンガー、5月半ば

image
サリームさんとレディスフィンガー、これは秋に撮影

この山の名前の由来は、「女性の指のように細いから」とも、「オクラの形をしているから」とも言われていますが・・・。

この山の南西壁を日本人登山家3名が初登したことは、あまり知られていません。

その3名とは、登山家の山野井泰史さんと山野井妙子さん、そして中垣大作さん。

山野井さん夫妻は、ギャチュン・カン北壁からの壮絶な生還で有名です。泰史さんは、ブロード・ピーク(8047m)やK2(8611m)南南東リブなど、パキスタンの8000m峰も登頂されています。レディスフィンガーは約6000mと、前述の山々に比べれば低い山ではありますが、見るからに登るのが難しそう(というか、素人目には100パーセント不可能に見えます)な、あのトンガリ山・・・。

3名は、チョコバーやコップ一杯のおじやなどの食事だけで、12日間をかけて登り切ります。

山野井泰史さんは、その登山の多くを一人で、または奥様の妙子さんと2人で行う印象がありますが、この登山は中垣さんと3人で、他の登山よりは明るく楽しそうな雰囲気で(と言っても大変過酷だったとは思いますが)登っておられるのが印象的です。

その様子は、山野井さんの著書『垂直の記憶 岩と雪の7章』に書かれていますので、興味のある方はフンザに行かれる前にぜひ読んでみてください^^

Photo by Saleem 
Text by Megumi NAKATANI

フンザのベストシーズン到来!
西遊旅行で行く、パキスタンの旅はこちらをご覧ください^^







nakatani_saiyu at 06:20|Permalink

2017年04月15日

サリームのフンザ便り『花咲くフンザ2017』

日本でもお花見の季節が終わりつつありますが、パキスタンの北部・フンザでも

image


17862704_10212979726386643_663134998295697147_n

こちらは桜ではなく、杏のお花見でした
今年も無事全てのツアーが終了いたしました!

フンザ出身のガイド・サリームさんより今年のお花見写真と山の写真が届きましたので、ご紹介いたします。

image


フンザから谷を挟んで対岸にあるナガール村からは美しいウルタルが見えました!夏はもっと雪が少ないのです。

image


イーグルズネストから望むレディスフィンガーとフンザピーク

image


反対側を見下ろすとフンザの谷、朝日がのぼります。

image


フンザの谷から見上げるとウルタル、谷の斜面に淡い色の杏の花が咲いているのがお分かりでしょうか??

image


杏以外にも、アーモンドの花も咲いています。シーズンは杏の少し前。標高や日当たりによって、花の開花時期が変わります。

image


今年、4月頭だというのに雪が降った日もありました!フンザでもこの時期に雪は珍しく、この日は「杏と雪」の写真がニュースを賑わせていました。

杏の季節が終わると、次は夏の「山の展望のベストシーズン」が始まります!お申し込み、お問い合わせをお待ちしております^^

17884127_10213005188903190_1269101059295440599_n
左:レヘマットさん 右:サリームさん

Photo by Saleem

西遊旅行でいく!パキスタン北部のツアーはこちら

nakatani_saiyu at 05:23|Permalink

2017年03月18日

パキスタンで食べ歩き♫

パキスタンの街を歩いていると、道端に美味しそうな屋台や路面店が出ています。今回はちょっと小腹が空いたときにぴったりの、街角で出会える軽食をご紹介致します

IMG_0367


パキスタンの外で食べられるものの中で、一番人気は何と言ってもチャイでしょう。濃く煮出したミルクティーに砂糖をたっぷり入れたもので、ビスケットやクッキーと共にいただきます。

インドのチャイにはカルダモン、生姜などのスパイスが入っている印象ですが、パキスタンではスパイスを入れて作ることは少ないような気がします。

イギリス統治時代の名残で、お年を召した方の中には、熱いチャイをお皿に入れて、冷まして飲んでいる方も。

IMG_0480


お店で買い物をしているときも、「ちょっとチャイでも。。」と店員さんが出前を取ってくれるのもよくあるシチュエーションです。

パキスタンの西の方ではグリーンティーに砂糖を入れたカフワ、結婚式などのお祝いではナッツが浮かんだピンク色のカシミーリーチャイ、北の山岳地帯ではハーブティーなど、地域や場面によって様々なお茶を楽しむことができます。

IMG_2587


こちらの炒り豆屋さんのお店もよく見かけます。様々な豆やトウモロコシなどの穀物を、熱く熱した塩に直接入れて炒ってくれます。十分熱くなったら、写真の大きな穴あきおたまで、塩の中から豆だけを取り出し、古新聞や古雑誌で作った袋に詰めてくれます。

熱々で、塩味がちょうどよくて、とても美味しいこのおやつ。個人的なオススメは、ひよこ豆とトウモロコシを半々にミックスして炒ってもらう食べ方です。

IMG_0305


こちらはプーリーという揚げパンとチャナ豆のカレーです。薄く切った玉ねぎやレモンを絞ることも。近くのチャイ屋さんからチャイの出前を頼めば立派な朝ごはんです。お仕事前にパッと寄って、立ったままさっと食べて行くおじさんたちの姿を良く見かけます。

IMG_0413


こちらは超巨大なフライパン「タワ」でローストチキンを温めなおしてくれているところです。それだけでも美味しいのですが、お願いすれば、ヨーグルトやガラムマサラ、青唐辛子などで炒めなおしてくれます。

IMG_0418


チキンタワローストという別のお料理の完成です!ここによく冷えた生ビールがあったら最高なのに。。とつい思ってしまう美味しさです。こちらパキスタンでは、生ビールの代わりにコーラやサイダーで。ナンと一緒にいただきます

西遊旅行行く、パキスタンの旅はこちら



nakatani_saiyu at 10:08|Permalink

2017年03月03日

【プレゼント】パキスタン映画「娘よ」のチケットを2名様に

いよいよ3月!3月といえば、パキスタン映画『娘よ』が、3/25より岩波ホールほかにて上映されます!公式ホームページはこちら

musumeyo_poster_big


先日、神保監督のブログ「旅と映画」にて、この映画『娘よ』が紹介されました。北部パキスタンに行ったことがある方なら、写真をご覧になって「あっこれはフンザのあそこからの景色」「これはスカルドゥからちょっと行ったところ・・」と懐かしく思い出されるのではないでしょうか。

dukhtar_still02-1024x615


そして、3月18日池袋マルハバで開催される、西遊旅行のイベント「パキスタンを知ろう!パキスタン説明会&お食事会」にて、この映画『娘よ』のチケットを2名様にプレゼントさせていただくことになりました!

パキスタン旅行説明会
【 東京 】 3月18日(土) 14:30 ~16:30 (開場14:00)
会場:マルハバ(Marhaba) (池袋北口徒歩5分)
定員:30名様  参加費:無料
懇親会&お食事会(パキスタン料理)
【 東京 】 3月18日(土) 16:30 ~18:00
会場:マルハバ(Marhaba) (池袋北口徒歩5分)
定員:30名様 参加費:2,000円
ご案内ページはこちら


お席に限りがありますので、ご参加をご希望の方はお手数ですがご予約をお願いいたします

nakatani_saiyu at 15:49|Permalink

2017年02月26日

【3/18東京】池袋のパキスタン料理店マルハバへ!

前回、パキスタンの名物料理についてご紹介させていただきましたが
記事をご覧になって、「パキスタン料理を食べてみたい!」と思われた方…

私たちとパキスタン料理店へ行きませんか?

IMG_6390_utsugi
※写真はパキスタン・ラホールのフードストリートです。

3月18日(土)、パキスタン料理店「マルハバ」にて、
パキスタン旅行説明会&懇親会・お食事会を開催いたします!


パキスタン旅行説明会
【 東京 】 3月18日(土) 14:30 ~16:30 (開場14:00)
会場:マルハバ(Marhaba) (池袋北口徒歩5分)
定員:30名様  参加費:無料
懇親会&お食事会(パキスタン料理)
【 東京 】 3月18日(土) 16:30 ~18:00
会場:マルハバ(Marhaba) (池袋北口徒歩5分)
定員:30名様 参加費:2,000円
ご案内ページはこちら


会の前半は、年末に新しく発表した「シルクロードパンフレット」内のパキスタンツアーについてご紹介
後半は、美味しいパキスタン料理をお召し上がりいただきます。
お一人でもどうぞお気軽にご参加くださいませ!


nakatani_saiyu at 06:31|Permalink

2017年01月27日

ヤギのヒヅメカレー「パーエ」の名店「Phaja Siri Paye Lahore wale」

image


ラホールはグルメな街として有名。夜になると各地に歩行者天国のフードストリートが作られ、家族や友達同士で食事をする人々で賑わっています。

そんなラホールの名物料理のひとつが、ヤギの蹄のカレー「パーエ」です。

image


数あるパーエのお店の中でも、有名なのは「Phaja Siri Paye」
バードシャーヒーモスクの南側、シャーヒーモハラストリートに2店舗が隣接しています。
一見古い普通の食堂に見えますが、テレビや新聞の取材が来ているのを何度か見かけました。

image


大量のヤギの蹄が煮込まれる様子は、まるでとんこつラーメンのスープを作っているよう。
丁寧に下処理され、骨の髄までとろとろに煮込まれた蹄の濃厚なスープは、全く臭みがなく絶品です(最低でも6時間煮込み続けているとか・・・)。

DSCF3022


image


オーダーが入るとコックさんが骨を割って食べやすくほぐしてくれ、最後にスパイスをふりかけ味を整えてサーブしてくれます。

このお店ではパーエとナンしか売られていませんが、希望すれば隣接する食堂のカレーやチャパティ、チャイを一緒に頼むこともできます。

DSCF3021


料金は写真の量のスープ(これで一人前の半分です)にナンが3枚ついて約400円。
ラホールの普通の食堂で頼むチキンカレーなどの倍以上の料金ですが、お店はいつも地元のお客さんで賑わっています。

テイクアウトも可能ですので、チャンスがあれば是非ご賞味ください!

(文・写真 中谷愛)

講演会&旅行説明会のお知らせです

【観光】 3/18(東京)2/4(大阪)【トレッキング】2/26(東京・大阪)開催
パキスタンを知ろう!パキスタン講演会&旅行説明会

※3月18日の東京開催では、池袋のパキスタン料理屋さん「マルハバ」にて、懇親会&お食事会もございます!
詳しくはこちらをご覧ください!

nakatani_saiyu at 10:05|Permalink

2017年01月16日

ラホール旧市街の風情を楽しむフードストリート

パキスタンの古都ラホールの世界遺産、ラホール城と、その向かいにあるバードシャヒーモスク。

その2つの建築物の南側は、ヒーラーマンディー、ダイヤモンドストリートと呼ばれていました。

夜になると踊り子たちが舞い、それを楽しみに男たちが集まっていたこの通り。治安の関係で観光客が近づきにくい雰囲気がありましたが、近年リノベーションされ、歩行者天国のフードストリートになりました。

image

バーベキューの香りに包まれる夜のフードストリート。

image

カリミーリーチャエ(カシミール地方のナッツ入りのピンクチャイ)などの屋台もでます。

image

踊り子たちはいなくなり、かわりに着飾った家族連れが訪れる観光スポットになりました。

image

当時使われていた建物がギャラリーとして修復、公開されています。

当時置屋として使われていた建物はホテルやギャラリーになり、ルーフトップレストランからはすばらしいバードシャヒーモスクのライトアップが見られます。

image

レストランのひとつ「Haveri」は一番展望が良いのでオススメです。

その他にも、ラホールを周遊する観光バスが毎日運行していたり、観光用の豪華なリキシャーが走っていたりと、観光に力を入れているラホール。外国人観光客の姿はあまり見られませんが、地方から多くの国内旅行者が訪れ、古都の雰囲気を楽しんでいます。

(写真・文 中谷愛)

nakatani_saiyu at 19:13|Permalink

2016年12月26日

発表!シルクロードパンフレット2017

ナマステ!秋から準備しておりましたシルクロードパンフレットがとうとう完成しました!
2017年夏〜秋にシーズンを迎える、北部パキスタンのツアーが7本掲載されています!

brochure_141_silk


今回注目の新コースはこれ!

「秋の山岳パキスタンを撮る」

7000m〜8000m級の山々を展望するためには、トレッキングやハイキングで展望地へ訪れることがほとんどですが、パキスタンでは歩かずに車で様々な名峰・秀峰の展望地を訪れることができます。
さらに、このコースでは写真撮影をとことんお楽しみいただくため、

・4名様から催行・11名様限定の少人数グループ

・山の晴天率が最も高い、10月出発

・各地で展望や立地にこだわったホテルを指定


…と言った、北部パキスタンを知り尽くした西遊旅行ならではのこだわりでツアーを作成いたしました。

世界第9位の高峰ナンガパルバット(8,126m)は、カラコルムハイウェイの道路上から、好展望地フェアリーメドウから、フェアリーメドウのさらに奥の展望地から、ラマデオサイ高原山岳フライトからなど、様々な角度・距離でその姿をお楽しみいただけます。

C1


池に映し出されたナンガパルバット


また、秋の北部パキスタンは、ポプラが黄金に輝く季節。金色のポプラと白く聳える高峰、青い空…美しいその景色を存分にご堪能いただく12日間の旅です。この機会にぜひご参加ください!

シルクロードパンフレットは12月末から順次発送。年末までに皆様のお手元に届く予定です。どうぞご期待ください!




nakatani_saiyu at 14:54|Permalink

2016年12月12日

パキスタン映画「娘よ」が来年3月日本公開予定!

28


Dukhtar


パキスタン北部が舞台になった映画「Dukhtar」。

2017年3月25日、「娘よ」という邦題で、東京・岩波ホールにて公開予定です!!

予告編はこちら!



この映画は、2015年2月に開催された第87回アカデミー賞外国語映画賞のパキスタン代表作です。

先日、少しだけ映像を見るチャンスがありました。物語の冒頭、左にディラン、右にラカポシと思われる山が見えるはずの(映画では少し曇っていて山の上は見えない)谷を背景に美しい少女二人が語り合うシーンがあり、もうそれだけでテンションが上がってしまいます。

C1
これは弊社が持っている春の写真ですが、映画は冬?秋の終わり?に撮られたようで、もっと荒涼とした風景がひろがります。

その後も美しいカラコルム・ハイウェイデコトラ、映画の後半にはラホールの街名物料理カタタクを作る様子まで出てきて、パキスタンファンにはたまらない内容となっています。

DSCN1493
パキスタン名物デコトラ。

この映画をご覧になって、美しいパキスタン北部を旅したくなるお客様がきっと増えるだろうと思います。

ストーリーに関しては、もう少し公開が近づいて来たら弊社で好評連載中のブログ「旅と映画」で神保監督が紹介してくれると思いますのでそちらを楽しみにお待ちください!

また、2017年度、パキスタン北部への旅が掲載された「シルクロードパンフレット」は年末までにお客様のお手元にお届けすべく、現在製作中です!乞うご期待!

西遊旅行でいく!パキスタンの旅はこちらをご覧ください!

nakatani_saiyu at 17:31|Permalink

2016年11月15日

SAIYAHのワジッド氏、6400mの未踏峰に登頂成功!

西遊旅行のパキスタン現地法人SAIYAH(サイヤ)から、大ニュースが届きました!
専属コックのワジッド氏が、パキスタン北部ナガールの未踏峰・ディランチ山(6,400m)に登頂。
「ワジッド・ディランチ・ピーク」という名前が付きました!

頂上 (1)
「ワジッド・ディランチ・ピーク」山頂にて。ワジッド氏。

Daily Badshumal
パキスタンの新聞でも紹介されました!

ワジッド氏は弊社のパキスタントレッキングツアーに同行し、いつも美味しい料理でサポートしてくれるだけでなく、東京本社の楠と共にスパンティーク(ゴールデンピーク:7,027m)にも登頂するなど、登山家としても活躍しています。

登山は3日間に渡りました。10月17日の朝7時に登山を開始し、午後3時にベースキャンプへ到着。チャイの休憩のあと再び歩き始め、夜9時20分にキャンプ1へ。そこで翌28日の午前2時まで休息を取りました。その後再び登山開始。15時間20分の死闘の末、夕方5時20分、ついに6400mの頂上に到達しました。

頂上に居たのはわずか15分。すぐに下山を開始し、夜9時45分にキャンプ1へ、翌19日の早朝3時にベースキャンプへ戻ってきました。

頂上 (3)
チャイと簡単な食事で休憩。

頂上 (4)
再び登り始める。

頂上 (5)
山頂が目の前に。。

頂上
死闘の末、ついに登頂!登頂したのはワジッド氏のほかSajid Ali Mir氏、Mohammad Yaseen氏、Fida Hussain氏。

以前、日本にも来日し、料理の研修を行ったり、東京・大阪でのパキスタン説明会でお客様と交流したワジッド氏。次回来日時は、是非この登山の話も聞かせてもらいたいと思います!

東京
東京にて。

スパンティーク遠征時のレポートはこちら
西遊旅行で行く!パキスタンの山旅はこちら(2017年の新コースは2016年末発表予定)



nakatani_saiyu at 08:29|Permalink

2016年11月06日

シンポジウム・パーキスターン2016のお知らせ

日本パキスタン協会さんから、今年もシンポジウム・パーキスターン開催のお知らせが届きましたのでご紹介いたします。

毎年テーマに沿って各専門家が話をしてくださるこのシンポジウム。今年のテーマは「これからだ──開花を待つパキスタンの潜在力」です。

研究者向けのシンポジウムではなく、一般の方にも十分お楽しみいただける内容で、私も毎年楽しみに通っています。話をしてくださる方も、レジェンド級の先生から若手研究者、パキスタンに関わる一般企業の方、料理研究家の方など様々です。「旅行」がテーマの時は、弊社社員がお話をさせていただいたこともありました。

普段なかなか会う機会のない、研究者の皆様と直接お話ができるのもこの会の魅力です。パキスタンの色々な側面にふれるこのチャンス。お時間が許せば是非いらしてください!

※西遊旅行主催の会ではございません。お申し込みは日本パキスタン協会さんへ直接お願いいたします。詳しくは以下をご覧ください。

第30回●シンポジウム・パーキスターン2016

「これからだ──開花を待つパキスタンの潜在力」
◇とき  11月26日(土) 10:30~17:45(18:00より懇親会)
◇ところ 日本大学文理学部3号館3408室(東京・桜上水)
◇会費  会員1,500円・一般2,500円・学生500円
      /懇親会費3,000円
◇定員  70名(先着順)   
◇お申し込み 公益財団法人 日本・パキスタン協会
       Tel. 03-5327-3588
       e-mail:kyokai@japan-pakistan.org
◇主催  公益財団法人 日本・パキスタン協会
■第1部:公園と質疑応答(敬称略)
ご挨拶 今泉濬 (公財)日本・パキスタン協会会長
ご挨拶 ファルーク・アーミル 駐日パキスタン大使
「最近のパキスタン情勢」
    谷本卓也 外務省 南部アジア部 南西アジア課 課長補佐
●「これからだ──開花を待つパキスタンの潜在力」
▼ナツメヤシ(デーツ)とラクダに託す夢
 平島成望(明治学院大学名誉教授)
灼熱の砂漠を進むキャラバンを支えたのは、ラクダのミルクとデーツであったという点に着目した、現在構想中のJICAプロジェクトの一端を紹介する。
▼豊かな言語文化が育むネットワーク
 山根聡(大阪大学大学院言語文化研究科教授)
パキスタンは、ウルドゥー語や地域諸語、英語による多様な言語文化を持つ。人々をつなぎ、メディアや政治・社会運動を育む潜在力としての言語文化を紹介する。
▼教育を考える~子どもの力、市民の力
 小出拓己(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン国内事業部長)
若年人口の増加によって活力にあふれるパキスタン。すべての子どもたちへの教育の提供が潜在力の開花につながる。
▼活動的・魅力的なパキスタンの働く女性たち
 常見藤代(写真家・作家)
イスラームのパキスタンでの男は仕事、女は家庭という伝統的考え方はブットー首相のころから変化し、女性も多くの分野で活躍して家庭と両立させている。
▼舞台の奥行きと深さ
 村山和之(中央大学・立教大学兼任講師)
過激なイスラーム一派による排斥運動がもっぱら報道されるが、演劇や音楽の舞台は強かに存在する。パキスタンが世界に誇るパフォーマンスの舞台を紹介したい。
▼パネル・ディスカッション
 (司会/丸山純)
■第2部:懇親会   第2体育館地下「さくら」
日本大学文理学部
〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40
電話03-3329-1151(代)
交通:京王線「下高井戸」駅、「桜上水」駅下車
http://www.chs.nihon-u.ac.jp


nakatani_saiyu at 11:27|Permalink

2016年10月26日

「モヘンジョダロ」がインド映画の舞台に!

この夏インドで、待ちかねていた映画が公開されました。
その名も「モヘンジョダロ」です!
インド映画ですが、モヘンジョダロが舞台になっています。

hrithik-roshan-pooja-hegde-mohenjo-daro-main
Hrithik Roshan and Pooja Hegde in Mohenjo Daro posters

モヘンジョダロとは、言わずと知れたインダス文明最大の都市遺跡
遺跡を訪れ、焼成レンガで造られた町並みを歩いたり、
博物館で出土品を見るだけでも、当時の人々がたいへん豊かな暮らしをしていたことがわかります。

Moenjodaro-saiyu (4)
有名なモヘンジョダロの「城塞区」。手前にあるのが沐浴場です。

museum1-3
遺跡に併設されている博物館入口。

Moenjodaro-saiyu (8)
博物館に描かれた街の復元図。

しかし、発掘が始まって80年以上が経っているにもかかわらず、この時期栄えた四大文明の他の文明(黄河文明、エジプト文明、メソポタミア文明)に比べて、インダス文明はわからないことが多いのも事実です。その最大の理由は、出土したインダス文字が未だに解読されていないからです。

では、そんなわからないことの多いモヘンジョダロをどうやって映画化したのでしょうか??
正解は・・監督は冒頭に「この映画はフィクションです」と入れて、かなり自由に映像化したのです。

とはいえ、インダス式印章に出てくるツノがついた衣装を着た人々の姿や、有名な沐浴場に実際に水が貼られ祭礼を行なっているシーン活気ある街を人々が行き交うシーンを見ていると、今から3000年以上も前にこんな暮らしがあったのかもしれない、と想像力がかきたてられます。

この映画、パキスタンでも公開されることになっていましたが、その後公開が中止になってしまいました。
9月にカシミール地方での印パ間の緊張が高まった結果、10月に入り、インド側は「今後パキスタン人俳優をインド映画内で使わない」とし、パキスタン側は「パキスタン国内でインド映画を上映しない」としたのです。

どちらも無期限での停止を宣言しているとのこと。早く緊張が緩和され、両国民がこの映画を楽しめる日が来ればいいなと思います。

さて、日本ではyoutubeなどでこの映画の公式予告編などが見られますので、モヘンジョダロへの旅をご検討の方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。ただし、監督の自由な発想を元に作られた、フィクションだということはお忘れなく。。



Text by Megumi Nakatani

冬はモヘンジョダロを含む、パキスタン中部〜南部のベストシーズン!!
西遊旅行で行く「シンド・パンジャーブ紀行」はこちらをご覧ください。


nakatani_saiyu at 15:06|Permalink

2016年10月14日

【新コース発表!】杏の花咲く春のフンザへ!

お待たせいたしました!今年も春のフンザのパンフレットが完成しました。
皆様お手元に届きましたでしょうか?

funza (15)

春のフンザを訪れるコースは以下の5本

花の桃源郷フンザの旅9日間〈東京・大阪発着〉
・お仕事をされている方でもご参加いただきやすい土曜発日曜帰りの9日間コース。
4名様から催行、8名様より添乗員が同行。添乗員が同行しない場合現地日本語ガイドがご案内します。

funza (16)


花の桃源郷フンザとバルティスタン11日間〈東京発着〉
・「桃源郷」フンザに加えバルティスタンも訪問

bartistan (4)


春の大パキスタン紀行16日間〈東京・大阪発着〉
モヘンジョダロは終日じっくり観光。
・カラコルムハイウェイの工事も進みパキスタン北部の移動時間が以前より少し短くなりました!!今年は訪問都市はそのままに18日間から16日間に変更。よりご参加いただきやすい日程になっています。

funza (18)


花の桃源郷フンザを歩く11日間〈東京発着〉
・今年は工程を見直し、9日間から11日間に変更。フンザの中心地カリマバードに4泊+好展望地のドゥイカルに1泊、フンザに計5泊する滞在型のコースです。
・歩かずにホテルでのんびりお過ごしいただくこともできます。

funza (1)


funza (6)


シムシャール村・タガムの祭りと杏の里めぐり15日間〈東京発着〉

・パキスタン北部再訪の方のための特別企画バルティスタンも訪問

funza (17)

天気、治安、服装、道路状況等…ご不明な点、気になる点がありましたら、
お気軽に担当までお問い合わせください。

フリーダイヤル:0120−811−391
ツアーお問い合わせはこちら

nakatani_saiyu at 20:23|Permalink

2016年09月05日

パキスタン初の女性建築家ヤスミーン・ラリ氏が第27回福岡アジア文化賞芸術・文化賞受賞

パキスタン初の女性建築家ヤスミーン・ラリ氏が、第27回福岡アジア文化賞芸術・文化賞を受賞されました。

gamen_edited-1

画面は公式ホームページより。

“ヤスミーン・ラリ氏は、パキスタン初の女性建築家として現代建築を手がける一方、パキスタン・ヘリテージ財団を創設し、歴史的建造物の保存と修復活動を行ってきた。また、2005年パキスタン大地震を機に人道支援活動へも力を注ぎ、同国における社会文化活動の先駆的な女性リーダーとして、文化遺産保護と災害に強い社会づくりに貢献している。(福岡アジア文化賞公式HPより)”


福岡アジア文化賞は、アジア文化の保存と創造に貢献し、世界に対してアジア文化の意義を示した個人又は団体を、学術研究又は芸術・文化の分野から顕彰する賞です。

過去にはグラミン銀行を創設したムハンマド・ユヌス氏(バングラデシュ)や、映画「赤いコーリャン」のチャン・イーモウ監督(中国)、世界的に有名なカッワーリー歌手のヌスラット・ファテ・アリ・カーン氏(パキスタン)、日本からはペシャワール会の中村哲医師なども各章を受章しています。

9月18日(日)には、アクロス福岡にて、ヤスミーン・ラリ氏による市民フォーラムが開催されます。

『災害から創造的復興へ:素足の被災者を蘇らせたラリの草の根建築デザイン』
2016年9月18日(日)/14:00~16:00(開場/13:30)
アクロス福岡地下2階イベントホール
日本と同様に災害の多い国、パキスタン。ラリ氏は、2005年に7万人以上もの死者を出したパキスタン大地震を機に、人道支援活動に力を注いできました。持続可能な未来に向けた災害復興支援の方法とは!?文化遺産保護も手掛けるラリ氏が災害に強い社会づくりについて熱く語ります。
お申し込み・お問い合わせはリンク先「イベント参加申込み」欄からお願いいたします。

イスラーム化政策により、近年まで女性の社会進出が難しかったパキスタン。女性建築家として活躍していく中で、数々の困難があったかと思います。また、日本と同じく震災の多いパキスタンで、建築家として活躍されてきたヤスミーン氏のお話に、我々も学ぶところが多くあるのではないでしょうか。お近くにお住いの方は、是非行かれてみてください。

Text by Megumi Nakatani


nakatani_saiyu at 16:00|Permalink

2016年09月02日

【イベント情報】映画「ソング・オブ・ラホール」のサッチャル・ジャズ・アンサンブルが来日&無料ライブを開催

パキスタンの古都・ラホールから音楽家達が来日致します!

映画「ソング・オブ・ラホール」に登場した音楽グループ「サッチャル・ジャズ・アンサンブル」が第15回東京ジャズに出演。
9月3日(土)夜9時15分から10時まで、東京国際フォーラムにて無料ライブが開催されるとのことです。
貴重な機会ですので、お時間ある方は是非足をお運びください!

アクセス等詳しくはリンク先をご覧ください。
東京ジャズフェスティバルホームページ
アーティスト紹介


nakatani_saiyu at 17:16|Permalink

2016年08月12日

「杏仕事」が始まりました。

西遊旅行現地手配法人サイヤのサリームさんから、前回の桑の実に続き、杏の収穫が始まったという便りが届きました。

funza (6)

春、美しい花を見せてくれた杏が、この時期たわわに実り、フンザの人々は「杏仕事」におお忙し。

funza (1)

このように手でもいだり(左端に収穫する女性の足が見えます)、

funza (5)

木をゆすって布の上に落としたりして、収穫します。

funza (2)

その後、種を取って、屋根の上に並べて干します。

funza (4)

夏~秋のフンザを旅していると、民家の屋根や

funza (7)

道端の石の上など、日当たりがよさそうな場所とみればどこにでも杏が干されています。
是非注目してみてください。

Photo by Saleem

大好評!秋のフンザへの旅。キャンセル待ちもお受けいたします!
クンジュラブ峠越え パミール大横断11日間
10/14発 【間もなく催行】
北部パキスタン周遊
10/8発 【催行決定】残席お問い合わせ
秋の大パキスタン紀行
10/12発 【催行決定】満席
10/19発 【催行決定】満席
黄金のシルクロード パミールを越えて西域南道へ
10/14発 【間もなく催行】
10/21発 【間もなく催行】


nakatani_saiyu at 11:19|Permalink

2016年07月25日

【イベント情報】『ソング・オブ・ラホール』を通して見るパキスタンの音楽家と音楽世界

この夏、東京から公開が始まる映画「ソング・オブ・ラホール」パキスタンの古都・ラホールの音楽家たちが主人公のドキュメンタリー映画とのことで、公開を楽しみにしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

lahole (2)
世界遺産ラホール城から望むバードシャヒーモスク。モスクの後ろには、かつてムガール宮廷お抱えの楽師だった音楽家たちが今も暮らす旧市街が広がっています。

神保監督のブログ「旅×映画」でも、この映画にについての紹介記事がありました。元・添乗員である神保監督にしか書けない面白い記事ですので、是非ご覧になってみてください!

この、映画「ソング・オブ・ラホール」に関して、公益財団法人日本・パキスタン協会さんから講演会のご案内が届きましたのでご紹介します。

講演会「『ソング・オブ・ラホール』を通して見るパキスタンの音楽家と音楽世界」
映画『ソング・オブ・ラホール』で描かれるパキスタンの音楽家たち。音楽家とはどんな人たちなのか。取材した映像と映画のシーンを交えながらその厳しくもいとおしい素顔に迫るトークをお楽しみいただきます。

講師:村山和之さん(中央大学・立教大学兼任講師)
日時:8月26日(金)午後6時半~8時半
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3番1号)
   センター棟106室 http://nyc.niye.go.jp/category/facilities/center/
交通:小田急線参宮橋下車徒歩7分 http://nyc.niye.go.jp/category/access/
定員:40人
会費:日本・パキスタン協会会員無料/一般500円
お申し込み:事前に電話、ファックス、メールなどで協会までお申し込みをお願いします。
お申し込み先:日本パキスタン協会 Phone 03-5327-3588/Fax 03-5327-3598/Email kyokai@japan-pakistan.org

講師の村山和之先生は、弊社のパキスタン講演会・旅行説明会でもご講演いただいたことがある先生で、映画の主人公である音楽家の皆さまとも親交がある方です。

映画を見てから先生のお話しを聞くも良し、お話を聞いてから映画を見るも良し。映画の内容をより深くお楽しみいただけること間違いなしです!是非足をお運びください。

lahole (1)
旧市街の建物の一部は改築され、おしゃれなカフェやレストランとして使われています。


▼ご注意▲(株)西遊旅行主催のイベントではありません。詳細などお問い合わせは日本パキスタン協会さんへお願いいたします。

Text by Megumi Nakatani


nakatani_saiyu at 14:37|Permalink

2016年07月04日

桑の実も実り始めました

前回のさくらんぼに続き、サリームさんから、またフンザの果物の写真が届きました。
今度は「桑の実(マルベリー)」です。
ビタミンCやカリウムを多く含み、美容効果も期待されている果物です。

今が旬の桑の実。赤や濃い紫色のものが有名かと思いますが、フンザには白い桑の実もあります。
夏の間は生で食べられますが、多くは厳しい冬のために干して保存します。

mulbury (5)
天日に干される桑の実とウルタル峰

mulbury (4)
厳しい冬に備えて桑の実を干します

Dry mulbury
干す前のみずみずしい桑の実

干した桑の実は、家庭の保存食にもなりますし、このように↓様々なナッツと混ぜてパックされて売られています。桑の実と一緒に混ざっている黒いものは、前回ご紹介したさくらんぼ。アーモンドのようなものは、杏の種の中身「杏仁」です。

mulbury (3)
少しわかりにくいですが、白っぽい実が桑の実。このパックひとつあたり300ルピー(約300円)位で売られています。お土産にも人気

この杏仁作りや、干し杏作りも、フンザの夏の大切な仕事です。が、今はまだ杏の実が緑色で、もう少し先の仕事になるとのことです。次回のレポートを、どうぞお楽しみに!

添乗員同行ツアーのほか、日本語ガイド付きの個人旅行の手配も致します

パキスタンフリープランはこちら
パキスタン個人旅行のお問い合わせはこちら

Photo by Saleem


nakatani_saiyu at 17:02|Permalink

2016年06月20日

今が旬!フンザのさくらんぼ

先週、フンザ出身の日本語ガイド・サリームさんからこんな写真が届きました。

funza (6)
たわわに実るさくらんぼです

春、杏の花咲く里として有名なフンザですが、杏のほかにもりんごやさくらんぼ、桑などたくさんの果樹が植わっています。

今、フンザはさくらんぼの季節真っ盛り。
カラコルム・ハイウェイを通って、パンジャーブ州やシンド州などの他の州に運ばれるだけでなく、
海外にも輸出されています。

funza (1)


また、6月下旬は晴天率も高い季節です。
フンザの中心地、カリマバードは、谷間にあり、周囲を見渡すと青空に映えるカラコルムの名峰群の眺めが楽しめます。

funza (5)
フンザの中心地カリマバードから望むラカポシ峰 2016年6月16日撮影。

funza (4)
同じくカリマバードから望むディラン峰

funza (2)


美味しいさくらんぼを食べに、是非夏のフンザにいらしてください!
添乗員同行ツアーのほか、日本語ガイド付きの個人旅行の手配も致します。

パキスタンフリープランはこちら
パキスタン個人旅行のお問い合わせはこちら

Photo by Saleem

nakatani_saiyu at 11:10|Permalink

2016年05月31日

【番外編】黄金のアフガニスタン-守りぬかれたシルクロードの秘宝-

上野の東京国立博物館で開催されている、「黄金のアフガニスタン-守りぬかれたシルクロードの秘宝-」を見てきました!

Afghanistan (2)
「自らの文化が生き続ける限り、その国は生きながらえる」アフガニスタン国立博物館前に書かれているメッセージとのことです。

守り抜かれた秘宝が目の前に
古くから「文明の十字路」として栄えてきたアフガニスタン。首都カブールにあるアフガニスタン国立博物館には、シルクロードの拠点として発展したアフガニスタンの発掘品が多数収蔵・展示されていました。
ところが、1979年のソ連の介入から続く内戦により、博物館は甚大な被害を受けます。博物館の職員たちは、アフガニスタンの豊かな文化を後世に伝える収蔵品を、14年ものあいだ極秘裏に保管していました。そのうちの一部が、今回東博で展示されているのです。

当時の暮らしぶりを今に伝える黄金の装飾品
入口を入ってすぐ、目を奪われたのは、金で作られた装飾品の数々です。銅や鉄と異なり、金でできたものは変化が少なく、2000年前のものであっても今と変わらない輝きを放ちます。細かな細工が施された装飾品を前にすると、当時の人々の豊かな暮らしが生き生きとよみがえってきます。

東西の文化が往来したアフガニスタン
展示品には様々な文化・宗教の影響が見て取れます。例えば象牙に掘られた本生譚のレリーフには、インド・サンチーのトラナと同じような形の門が描かれています。ギリシャ神話のトリトンやヘラクレスなどの神が登場するかと思えば、マカラ魚などヒンドゥーのモチーフも。中国からもたらされた鏡や、エジプトの大理石を用いた杯も…。まさに「文明の十字路」と呼ばれたアフガニスタンならではです。

是非、こちらも併せてご訪問ください!
お隣にある東京藝術大学では、「東京藝術大学アフガニスタン特別企画展」として、バーミヤン東大仏の天崖を飾っていた「太陽神と飛天」の復元図と出土品が展示されています。2001年、バーミヤンの大仏が破壊された際、天井に描かれていたこの素晴らしい壁画も一緒に破壊されてしまいました。幸い、1970年代に撮影された詳細な写真が残っていたことから、今回復元図の作成が可能になったとのことです。

Afghanistan (3)
復元された太陽神。青の部分はラピスラズリの粉を使い、日本画の手法で彩色されているとのこと。

Afghanistan (1)
カブール北西部・カピサ出土の誕生図。一度他国に流出しましたが、発見・保護され、今回展示されることになりました。

いずれも、展示は6月19日まで。
今はなかなか訪れる事ができないアフガニスタンを身近に感じ、他のシルクロードの国々の旅への理解も深まります。是非訪れてみてください!

東京国立博物館「黄金のアフガニスタン」公式サイト
東京藝術大学アフガニスタン特別企画展「バーミヤン大仏天井壁画〜流出文化財とともに〜」
6月5日に特集番組が再放送されます!

余談ですが、偶然、東京藝大で、日本のアフガニスタン研究の第一人者・前田耕作先生がレクチャーをされていました!お時間があるときに、藝大の先生方が交代でレクチャーをされているとのこと。ちょうど先生の本「アフガニスタン史」がカバンに入っておりましたので、サインをいただいてしまいました…。感無量です…。

Text by Megumi Nakatani

nakatani_saiyu at 11:08|Permalink