フンザ

2016年12月12日

パキスタン映画「娘よ」が来年3月日本公開予定!

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Dukhtar


パキスタン北部が舞台になった映画「Dukhtar」。

2017年3月25日、「娘よ」という邦題で、東京・岩波ホールにて公開予定です!!

予告編はこちら!



この映画は、2015年2月に開催された第87回アカデミー賞外国語映画賞のパキスタン代表作です。

先日、少しだけ映像を見るチャンスがありました。物語の冒頭、左にディラン、右にラカポシと思われる山が見えるはずの(映画では少し曇っていて山の上は見えない)谷を背景に美しい少女二人が語り合うシーンがあり、もうそれだけでテンションが上がってしまいます。

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これは弊社が持っている春の写真ですが、映画は冬?秋の終わり?に撮られたようで、もっと荒涼とした風景がひろがります。

その後も美しいカラコルム・ハイウェイデコトラ、映画の後半にはラホールの街名物料理カタタクを作る様子まで出てきて、パキスタンファンにはたまらない内容となっています。

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パキスタン名物デコトラ。

この映画をご覧になって、美しいパキスタン北部を旅したくなるお客様がきっと増えるだろうと思います。

ストーリーに関しては、もう少し公開が近づいて来たら弊社で好評連載中のブログ「旅と映画」で神保監督が紹介してくれると思いますのでそちらを楽しみにお待ちください!

また、2017年度、パキスタン北部への旅が掲載された「シルクロードパンフレット」は年末までにお客様のお手元にお届けすべく、現在製作中です!乞うご期待!

西遊旅行でいく!パキスタンの旅はこちらをご覧ください!

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2016年08月12日

「杏仕事」が始まりました。

西遊旅行現地手配法人サイヤのサリームさんから、前回の桑の実に続き、杏の収穫が始まったという便りが届きました。

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春、美しい花を見せてくれた杏が、この時期たわわに実り、フンザの人々は「杏仕事」におお忙し。

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このように手でもいだり(左端に収穫する女性の足が見えます)、

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木をゆすって布の上に落としたりして、収穫します。

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その後、種を取って、屋根の上に並べて干します。

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夏~秋のフンザを旅していると、民家の屋根や

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道端の石の上など、日当たりがよさそうな場所とみればどこにでも杏が干されています。
是非注目してみてください。

Photo by Saleem

大好評!秋のフンザへの旅。キャンセル待ちもお受けいたします!
クンジュラブ峠越え パミール大横断11日間
10/14発 【間もなく催行】
北部パキスタン周遊
10/8発 【催行決定】残席お問い合わせ
秋の大パキスタン紀行
10/12発 【催行決定】満席
10/19発 【催行決定】満席
黄金のシルクロード パミールを越えて西域南道へ
10/14発 【間もなく催行】
10/21発 【間もなく催行】


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2016年07月04日

桑の実も実り始めました

前回のさくらんぼに続き、サリームさんから、またフンザの果物の写真が届きました。
今度は「桑の実(マルベリー)」です。
ビタミンCやカリウムを多く含み、美容効果も期待されている果物です。

今が旬の桑の実。赤や濃い紫色のものが有名かと思いますが、フンザには白い桑の実もあります。
夏の間は生で食べられますが、多くは厳しい冬のために干して保存します。

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天日に干される桑の実とウルタル峰

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厳しい冬に備えて桑の実を干します

Dry mulbury
干す前のみずみずしい桑の実

干した桑の実は、家庭の保存食にもなりますし、このように↓様々なナッツと混ぜてパックされて売られています。桑の実と一緒に混ざっている黒いものは、前回ご紹介したさくらんぼ。アーモンドのようなものは、杏の種の中身「杏仁」です。

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少しわかりにくいですが、白っぽい実が桑の実。このパックひとつあたり300ルピー(約300円)位で売られています。お土産にも人気

この杏仁作りや、干し杏作りも、フンザの夏の大切な仕事です。が、今はまだ杏の実が緑色で、もう少し先の仕事になるとのことです。次回のレポートを、どうぞお楽しみに!

添乗員同行ツアーのほか、日本語ガイド付きの個人旅行の手配も致します

パキスタンフリープランはこちら
パキスタン個人旅行のお問い合わせはこちら

Photo by Saleem


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2016年06月20日

今が旬!フンザのさくらんぼ

先週、フンザ出身の日本語ガイド・サリームさんからこんな写真が届きました。

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たわわに実るさくらんぼです

春、杏の花咲く里として有名なフンザですが、杏のほかにもりんごやさくらんぼ、桑などたくさんの果樹が植わっています。

今、フンザはさくらんぼの季節真っ盛り。
カラコルム・ハイウェイを通って、パンジャーブ州やシンド州などの他の州に運ばれるだけでなく、
海外にも輸出されています。

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また、6月下旬は晴天率も高い季節です。
フンザの中心地、カリマバードは、谷間にあり、周囲を見渡すと青空に映えるカラコルムの名峰群の眺めが楽しめます。

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フンザの中心地カリマバードから望むラカポシ峰 2016年6月16日撮影。

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同じくカリマバードから望むディラン峰

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美味しいさくらんぼを食べに、是非夏のフンザにいらしてください!
添乗員同行ツアーのほか、日本語ガイド付きの個人旅行の手配も致します。

パキスタンフリープランはこちら
パキスタン個人旅行のお問い合わせはこちら

Photo by Saleem

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2016年05月09日

開通!クンジュラブ峠 Khunjerab Pass

世界の尾根パミール高原にある国境「クンジュラブ峠」。
標高は4733m。冬は雪に閉ざされてしまうため、この国境を通過できるのは5月から11月の間だけです。

そのため、この国境を越えてパキスタンから中国の新疆ウイグル自治区を越える「クンジュラブ峠越え」のツアーは、初夏から秋の間だけの期間限定のコースになります。

今年も無事5月1日に国境が開きました。
弊社の専属ガイド・サリームさんから、まだまだ寒そうな峠の写真が届きましたので、ご紹介いたします。

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サリームさんが峠を訪れたのは5月4日。

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写真には撮れませんでしたが、アイベックスをたくさん見ることができたとのことです。

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先日ブログでもご紹介した、ユキヒョウのローリーさん。

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サリームさん、足元は裸足ですが…。

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ここから先は中国。看板も雪に埋もれています。

例年通りですと、6月半ばから峠の手前には高山植物の花が咲き始めます。
また、10月には峠手前のポプラが黄金に色づき、美しい秋の姿を見せてくれます。
晴天率の高い、9月9日発のコースは、あと1名様で催行決定します!

クンジュラブ峠越え パミール大横断11日間 2016年5月9日現在
8月5日(金) ~ 8月15日(月) マンゴーが旬のシーズン 間もなく催行
9月9日(金) ~ 9月19日(月) 晴天率の高い、山の展望のベストシーズン あと1名様で催行!
10月14日(金) ~ 10月24日(月) 秋、フンザの紅葉・黄葉の季節 募集中



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2016年03月10日

フンザに3連泊!GWはフンザへ!

東京本社の中谷です。

桃源郷フンザに行ってみたいけど、なかなか休みがとれない…。
一度行ったフンザ。もう一度行きたいな…。という方に。

ゴールデンウィークのフンザのコースが催行決定しています!

桃源郷フンザへの旅
4月30日(土) ~ 5月8日(日) 9日間 
※お仕事をされている方も、平日2日間お休みいただければご参加いただけます!

9日間の旅程のうち、ハイライトとなるフンザに3連泊
フンザを訪れるのが2回目以上の方は、観光に同行せず、ホテルでのんびりと山の景色を眺める…といった贅沢な過ごし方もおすすめです。

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ある年のゴールデンウィーク。カラコルム・ハイウェイの入り口ハザラ地域。緑の田園風景。

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別の年のゴールデンウィーク。夏に比べて雪の部分が多い、5月初旬のラカポシfromフンザ。

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また別の年のゴールデンウィーク。この年はお天気の関係か、ナガール谷に杏の花が残っていました。※本来の杏の花の開花時期は3月下旬~4月上旬です。

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ガンダーラの遺跡、タキシラも見学。

ご質問等ございましたら、お気軽に担当者までお問い合わせください!

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花の桃源郷フンザのコースも、まだまだ駆け込みでのお申し込みを受け付け中です!
お時間をいただいて、お席をご用意できるコースや、急に空きがでるコースもございますので、
どうぞお気軽にお問い合わせください。

花の桃源郷フンザの旅
3/19発 【催行決定】〆切
3/26発 【催行決定】残席お問い合わせください

花の桃源郷フンザとバルティスタン
3/25発 【催行決定】残席お問い合わせください
4/1発 【催行決定】残席お問い合わせください

春の大パキスタン紀行
3/19発 【催行決定】〆切

花の桃源郷フンザを歩く
03/26発 【催行決定】受付中!

※催行状況は3/10(水)のものです。最新の催行状況はこちら




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2016年02月29日

ご来場ありがとうございました!パキスタン講演会&旅行説明会

2月27日(土)、ICI石井スポーツアースプラザにて、パキスタン講演会&旅行説明会を
また、2月28日(日)には、大阪支社にてパキスタン旅行説明会(トレッキング、観光)を開催いたしました。

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麻田豊先生講演会「バルティスターン」石井スポーツアースプラザにて

お休みのところ、多くのお客様がご参加くださいました。
誠にありがとうございました!

いよいよシーズンが始まる、花の桃源郷フンザのコース。
先週末の情報では、ギルギットでアーモンドの花が咲き始めたとのこと。
2週間くらいで、フンザにアーモンドの花が。そのあと、杏の花が咲き始めます。

まだまだ駆け込みでのお申し込みを受け付け中です!
お問い合わせ、ご質問等、どうぞお気軽にお問い合わせください。

花の桃源郷フンザの旅
3/19発 【催行決定】残席お問い合わせ
3/26発 【催行決定】

花の桃源郷フンザとバルティスタン
3/25発 【催行決定】残席わずか
4/1発 【催行決定】

春の大パキスタン紀行
3/19発 【催行決定】残席お問い合わせ

花の桃源郷フンザを歩く
03/26発 【催行決定】

※催行状況は2/26(金)のものです。最新の催行状況はこちら

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杏の花咲くシガール渓谷



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2015年01月24日

パキスタンを知ろう!パキスタン講演会&旅行説明会のご案内

皆様、今年もこの季節がやってまいりました…!

パキスタンを知ろう!パキスタン講演会&旅行説明会

【東京】 2/28(土) 会場:在日パキスタン大使館
定員:100名様  参加費:無料
昼食代:300円 (雲の会会員様は無料)

【大阪】 3/1(日) 会場:大阪支社
定員:25名様  参加費:無料

詳しいプログラムはこちら

東京会場では、立教大学名誉教授の小西正捷先生をお招きし、「南アジア世界の魅力」と題してインダス文明をはじめとする南アジア世界の魅力についてお話ししていただきます。

小西正捷先生は、長年にわたり、南アジアの民族学、考古学を研究され、数多くの論文の執筆はもちろん、パキスタンについて勉強しよう!と思ったときにまず手に取る、「もっと知りたいパキスタン」や「南アジアを知る事典」を監修、編集された先生です。

また、今回はパキスタンよりフンザ出身のコックが来日。東京会場のパキスタン大使館ではパキスタン料理とフンザ料理のランチボックスとドリンクを、大阪会場ではパキスタン、フンザのスナックとチャイをご用意しています。

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2014年の説明会の様子@東京会場(パキスタン大使館)

山旅説明会では…

来シーズンの新コース、王道のナンガパルバットとラカポシハイキングやバルトロ氷河トレッキングの他、年に1回しか訪れることの出来ないヤク数千頭とワヒ族の人々の大移動を追うシムシャル・パミールなど珍しい山旅もスライドを交えてご紹介します。

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「王道」バルトロ氷河トレッキングの一コマ コンコルディアから望むK2とブロードピーク

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初めての標高5,000m&氷河歩きに!カラコルム5,000m峰登頂と二大氷河トレッキングの一コマ

パキスタン北部旅行説明会では…

カラコルム・ハイウェイ、パミール大横断の旅、独自の習慣を守る人が暮らす秘境・カラーシャの谷の実際の姿と祭。そして杏の花咲くフンザ、黄金に輝く秋のパキスタンの旅。
ご質問の多い、治安状況、旅のベストシーズンや道路状況、宿泊地の様子など最新情報をご案内させていただきます。

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桃源郷フンザの中心地・カリマバード 山の展望が美しい初夏の風景

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秋・ポプラが色づくギルギット北西部の風景

ぜひ、ふるってご参加ください!

パキスタンを知ろう!パキスタン講演会&旅行説明会詳しいご案内はこちら

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2014年11月27日

パキスタン料理教室に行ってきました!

西遊旅行で年2~3回発行している雑誌「きんと雲」
前回からサイズ、内容ともに大幅リニューアル致しましたが、ご覧いただけましたでしょうか?
ホームページからもご覧いただけます。)

世界の映画紹介料理紹介など、小さな記事も増え、内容が充実していますので、
お手元にお持ちでない方は、是非ご請求ください。

さて、来年1月中頃にお届けする「きんと雲」31号、「世界の食卓」の取材のために、
日本・パキスタン協会様主催の料理教室に参加してきました

日本・パキスタン協会は、パキスタンの独立(1947年)の翌年から活動をされている歴史ある協会で、
弊社でも過去に講演をさせていただいたり、雑誌に記事を載せさせていただいたりとお付き合いさせていただいております。

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材料を前に。上手に作れるでしょうか…。

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玉ねぎを茶色くなるまで炒めています。

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鶏肉をスパイスやすりおろしたにんにく、ヨーグルトとあわせています。

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先ほどの炒め玉ねぎのお鍋に鶏肉を入れ、さらに炒めます。

さて、いったいどんな料理が出来たのでしょうか?
是非、1月中頃にお届けします「きんと雲」31号をご覧ください!

ところで、西遊旅行では、先日お届け致しました「春の桃源郷フンザ」のコースに続き、
12月中頃にお届け予定の「特集パンフレット シルクロードの旅」を制作しています。

パキスタンのラインナップとしましては、毎年ご好評をいただいているコースはもちろん、
最近通行可能になった秘境へとご案内する新コースも発表予定です。どうぞお楽しみに!

ご案内 花の桃源郷フンザを訪れる5コース
毎年すぐにお席が埋まってしまう人気コースです。ご検討の方はぜひお早めにお申し込みください!
新企画 花の桃源郷フンザの旅 9日間 〈東京・大阪発着〉
花の桃源郷フンザとバルティスタン 11日間 〈東京発着〉
春の大パキスタン紀行 18日間 〈東京発着〉
花の桃源郷フンザを歩く 11日間 〈東京発着〉
シムシャール村・タガムの祭りと杏の里めぐり 15日間 〈東京発着〉


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2014年11月14日

黄金の北部パキスタン~10月のパキスタンの景色

今年の北部パキスタンの「秋」の写真です。
10月半ばに山には雪が降り、例年より少し寒かった場所もありました。

10月のパキスタン (6)
上部フンザ、パスーの山並みとポプラ

10月のパキスタン (1)
バツーラ氷河から家畜を連れて降りてきたと言うワヒ族のクッチ

シムシャールの秋
シムシャール村の朝 牛の放牧へ出かける

10月のパキスタン (3)
シャンドゥール峠への登り口で出会った少年。赤ちゃん羊を抱いていました。

10月のパキスタン (4)
マスツージから望むヒンドゥークシュ最高峰ティリチミールの景色

10月のパキスタン (2)
パンダールの吊り橋で

10月のパキスタン (5)
ヤルフーン渓谷の川と村の景色

チトラールの学校
チトラールの山の学校

10月下旬は北部パキスタンが美しさを極めます。
「春の杏の季節」と「秋の黄金の季節」どちらがいい?と良く聞かれますが、いずれも本当にきれいです。
是非、両方とも体験してください。

Photo & Text by Mariko SAWADA 澤田真理子





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2014年10月16日

ついに発表!春のフンザ6コース

3月末から4月にかけて、杏の花に彩られる北部パキスタン。
今年もパンフレットが完成いたしました。

新企画 花の桃源郷フンザの旅 9日間 〈東京・大阪発着〉
花の桃源郷フンザとバルティスタン 11日間 〈東京発着〉
春の大パキスタン紀行 18日間 〈東京発着〉
花の桃源郷フンザを歩く 11日間 〈東京発着〉
シムシャール村・タガムの祭りと杏の里めぐり 15日間 〈東京発着〉

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杏の花咲くフンザの谷とラカポシ

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杏の花満開の桃源郷フンザ

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桃源郷フンザの中心地カリマバード/バルチット城にて

2015年の注目ポイント
①新企画!土曜発、日曜日帰りの9日間コースを発表!!
花の桃源郷フンザの旅 9日間ではタイ国際航空利用、土曜発日曜帰りで
今まで花の時期のフンザに行きたくても行けなかった…というお仕事をされている方にもおすすめです。

②フンザに計5泊 「花の桃源郷フンザを歩く」 は歩かない人も参加可能です!?
皆様にお楽しみいただくため、あちこちの観光を盛り込んでいる西遊旅行のツアー。
一度花の時期にフンザを訪れ、「次に来たときは何もせずボーっとホテルで過ごしたい」
「一人できままに散策したい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが「花の桃源郷フンザを歩く」のコースです。
フンザの中心地カリマバードに4連泊、好展望地ドゥイカルに1泊(ドゥイカルに宿泊するのはこのコースだけです)。
他の方が歩かれているときに、ホテルに残ってぼんやり贅沢な時間を過ごすことが可能です。

毎年全てのコースが催行決定する、季節限定の人気のパンフレットです。
出発日によってはすぐに満席になってしまいますので、是非お早めにお申込みください!

天気、治安、服装、道路状況等…ご不明な点や気になる点がありましたら、
お気軽に担当までお問い合わせください。

フリーダイヤル:0120−811−391

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2014年01月07日

「世界の秘境40」で紹介したパキスタン

西遊旅行は2013年12月をもって創立40周年を迎えました。
そこで、記念本として「世界の秘境40」を幻冬舎より出版。

世界の秘境40 パキスタン (4)
パキスタン記事の執筆担当の一人、中谷愛

「記念」といっても、そこにはこれまで取り扱ってきたデスティネーションへの思いがいっぱいです。
「パキスタン」は40あるテーマのうち4つのテーマとして紹介しています。

テーマ02.ふるさとへ帰ろう 桃源郷フンザ
テーマ03.カラーシャの谷へ
テーマ39."Killer Mountain"ナンガパルバット
テーマ40.K2展望地コンコルディアへ バルトロ氷河を歩く

世界の秘境40 パキスタン (3)
大好きなフンザの景色を紹介

世界の秘境40 パキスタン (2)
「秘境を旅するヒント」のページでは、映画「草原の椅子」、フンザの干し杏、フンザの帽子も紹介。

西遊旅行 世界の秘境40 パキスタン (3)
本の最終章のテーマを「コンコルディア」で飾れたことはパキスタン担当としてもうれしい限り。
各章は西遊旅行でこれまでパキスタンの旅を担当、添乗・コーディネートしてきたスタッフによる記事・写真で構成されています。

パキスタンに行ったことのない人にも、行ったことのある人にも見ていただきたい、思い入れたっぷりのパキスタンの記録です。

西遊旅行 Team Pakistan パキスタン担当

本の詳細、購入に関してはこちら 「世界の秘境40」 


パキスタン添乗員同行ツアーはこちら
パキスタン個人旅行・フリープランはこちら




sawada_saiyu at 13:44|Permalink

2013年08月10日

7月の上部フンザ、ゴジャールへの旅

神谷です。6月の「フンザとバルティスタン」に引き続き、7月は「ナンガ・パルバット展望ハイキングとフンザ滞在」のコースで再びパキスタンへ。好天に恵まれたフンザ滞在時のツアーの様子をご紹介いたします。

今日はフンザの中心カリマバードから上部フンザ、ゴジャール地区を訪問する一日。
上部フンザ、またはゴジャール地区と呼ばれるこの地域はグルミット村とシシュカット村、グルミット村から中国国境付近のクンジャラーブ峠にかけてのエリアのことを指します。18世紀末頃までは、この辺りはフンザの人々の夏の放牧地でしたが、後にワハーン回路(アフガニスタンから中国にかけての高原地帯)のワヒ族(現在、タジキスタン人など中央アジア人)が移り住むようになりました。

上部フンザに行くには2010年の1月に地すべりによって発生した「アッタバード湖」を船で渡っていきます。カリマバードからオフロードを走ること45分、船着き場に到着。

2013年7月ゴジャール地区 (5)
乗船するとライフジャケットを装着していただき、上部フンザのグルミット村へ向けて出発です。

2013年7月ゴジャール地区 (6)
最高の天気の中、カラコルムの山々に囲まれた湖を渡ります。

アッタバード湖は2010年1月にゴジャール地区で発生した地滑りにより土砂でフンザ川がせき止められてできた湖。5ヶ月後の6月には雪解け水の流入が増えて全長21km、深さ100m(東京ドーム300個分)を越す湖となりました。一時は村人は家を離れ、中国との交易も絶たれましたが、現在は人々も物資も船を利用して湖を渡ることが普通になってきました。また昨年に比べ今年は水位も減っているようです。

船に乗ること約1時間で対岸に着き、バスでゴジャール地区の中心地グルミット村へ到着。グルミット村の名前の由来は「グル」は「花」、「ミット」は「臭い」の意味。アガ・ハーン財団による教育支援により識字率は90%を超え、フンザと同じイスマイール派を信仰する村の人口は約2000人。

2013年7月ゴジャール地区 (7)
グルミットの村の中へ・・・

村の女性のカーペット作りを見学にいきました。ここで働く女性達は普段は近くの小学校の先生として働き、暇を見てはカーペットを作っているとのことです。約2000~8000ルピーのカーペットを作るのに数ヶ月もかかるとの事。

2013年7月ゴジャール地区 (8)
上部フンザ独特の模様の絨毯づくり

2013年7月ゴジャール地区 (4)
模様、色彩などこの地方の絨毯について説明をしてくれました。

その後はグルミットの民家訪問をさせて頂きました。最後には陽気なおじいさんの笛の演奏もあり、とても和やかな雰囲気。そしてこのお爺さん、今回が結婚3回目とのことでした。

2013年7月ゴジャール地区 (9)
ラテルネンデッキの天井から光をとる伝統的な上部フンザの民家

2013年7月ゴジャール地区 (1)
フンザ地方は美人が多いのですが、この家の娘さんもとても美人な方で私も緊張してしまいました。現在、イスラマバードの大学に通っていて、夏休み中とのことです。

そしてグルミット村散策後は、フサイニ村を越えてパスー氷河見学へと向かいました。

2013年7月ゴジャール地区 (2)
パスーへようこそ!

2013年7月ゴジャール地区 (3)
パスー氷河とパスーピーク。お天気に恵まれました!

氷河見学後は再びアッタバード湖を縦断、夕方にはカリマバードのホテルに到着。
そして、今晩は待ちに待ったフンザダンス!?

文・写真 Takenori KAMIYA 神谷武典


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2013年04月15日

杏の花咲くフンザ ナガールでいただく伝統料理

杏の花咲く季節の北部パキスタンを訪れるツアーに同行させていただきました。
今回、新たにツアーに取り入れご好評いただいたのが、ナガールの民家でいただく伝統料理の昼食でした。

西遊旅行のトレッキングツアーに同行し、いつもお客様の健康を考えた美味しい料理を作ってくれている、コックのワジッドさん。彼の実家はフンザの対岸にある、ナガール渓谷の中心部・ナガール村にあります。伝統料理の昼食は、このワジッドさんの実家の庭でいただきました。

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杏の花咲くナガールの谷

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ナガールの杏の花

フンザ川の対岸に始まる渓谷とその奥にある村がナガールです。
村の中心にあるナガールの要塞化された村は15世紀後半に作られ、長年の王国間の戦争を耐え抜きましたが、20世紀初頭に地盤が崩れ崩壊してしまい、現在は昔の支配者の家が岩の上に残されているのみです。
ナガール王国とフンザ王国は1700年ごろから戦争を繰り返し、19世紀まですべての村人が「要塞村」に暮らしていましたが、その後の人口の増加により渓谷沿いに新しい村が築かれました。
渓谷の一番奥に位置するホーパル村からはディラン峰から落ちるホーパル氷河を望むことができます。

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ナガールの村にて

このナガール村では、映画『草原の椅子』の撮影も行われました。
大きなスズカケの木の下で、「目の中に星が見える」おじいさんがヤギの群れをつれ、主人公たちとすれ違うシーンです。ツアーではこの撮影が行われた場所も訪問しました。

その後、ホーパル氷河へ。春は周囲の山が雪を抱き、夏とは違った迫力があります。

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ホーパル氷河

氷河を見学したあとワジッドさんのお宅へ。周囲は麦畑と杏の果樹園に囲まれ、山一面が杏の花でピンク色に染まっていました。

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ナガールの村にて

珍しいクルミのお茶や、クルミと杏、はちみつで作ったお菓子「デチルン」、チャパティに蕪のスパイス炒めを練りこんだ「シュロー」、小麦を練ったものにギー(すまし油)と砂糖をかけたおもてなし料理「ムル」など、心づくしのお料理をいただきました。

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お客様が来ると必ず作るという「ムル」

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クルミを粉にして作る香ばしいお茶

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小麦粉を練って焼いた素朴な「ギャーリン」

ナガールとイスラームの伝統で、家族以外の男性は女性たちのいる台所まで入っていくことができません。
女性のお客様とともに台所へ行くと、ワジッドさんのお母さん、奥様、妹さん、従姉妹など皆さんが私たちを出迎えてくれました。
今日のお料理はワジッドさんだけでなく、家族総出で作ってくれたそうです。
美味しいお料理と美しい杏の花はもちろん、あたたかい笑顔とおもてなしに感動したナガールでのひとときでした。

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ワジッドさんと息子さんたち

写真:添乗員 川口佳代、橋本恵
文:添乗員 中谷愛

nakatani_saiyu at 15:13|Permalink

2013年04月08日

杏の花咲く季節のフンザ 2013年最初のツアーが帰国しました

2013-フンザの 杏 (1)
2013年 - 今年最初の北部パキスタンへのツアーが帰国しました。
毎年3月後半から4月前半にかけて設定している「花の桃源郷フンザとバルティスタン」は西遊旅行パキスタン担当が自信を持ってお勧めする春のコースのひとつ。
今年の北部パキスタンでは例年よりも早い杏の開花が見られました。3月半ばには標高1,500mのギルギット付近では杏は既に終わり、標高2,200m以上の場所でまさに「見ごろ」の杏を楽しむことができました。

旅はバルティスタンの中心地スカルドゥから始まります。

2013-スカルドゥの杏 (1)
到着したスカルドゥ空港。PK451便はスカルドゥ渓谷を大きく旋回しインダス川河岸の砂丘の中にある空港へ着陸します。

2013-スカルドゥの杏 (2)
今年から新たに加わった訪問地タヌモサ砂漠。映画「草原の椅子」のロケ地でもあり、そして実際にとても美しい「山岳砂漠」です。高峰に囲まれ、インダス川沿いに作り上げられた砂丘は、まさに自然の造形美。傾斜はそれなりにありますが、砂丘の上からの渓谷の景色は素晴らしいものです!

2013-スカルドゥの杏 (3)
シガール渓谷では杏が咲き始め、ゴール村では杏が見事に咲いていました。

2013-スカルドゥの杏 (4)
インダス川にかかるつり橋をみんなで渡りました。この時期のインダス川は氷河の雪どけ水が入っていないので透き通って青い色をしています。この季節は青い川面と空、高峰群のコントラストが美しい季節です。パキスタンでは「橋」の写真撮影は禁止されていますが、この橋はもう使われていないので撮影OKでした。

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スカルドゥからカラコルム・ハイウェイへの道中、通称「スカルドゥ・ロード」でも杏の花が。

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そして旅のハイライトのフンザ。中心地カリマバードの麓から見上げた、花咲く杏の果樹園。この後、フンザは一年でも最も美しい季節を迎えます。

写真:添乗員 岩渕真一
文:西遊旅行 パキスタンチーム



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2013年03月15日

『草原の椅子』の舞台へ④パキスタンの人々の願い

映画『草原の椅子』が封切られて3週間。皆様もうご覧になられましたでしょうか?
パキスタンでも英語字幕付きの試写会が行われ、出演の西村雅彦さんが現地で舞台挨拶を行いました。

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西村雅彦さん(C)2013『草原の椅子』製作委員会

さて、4回に渡り連載してきました映画『草原の椅子』のお話は今日で最終回です。
映画は引き続き全国で公開されていますので、まだご覧になっていない方は是非劇場に足をお運びください!
映画の劇場情報に関してはこちらをご覧ください。

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西遊旅行でもお馴染みのフンザのホテル「フンザ・エンバシー」のテラスにて、フンザの地酒「フンザ・パーニー」を飲みながら星を見上げる出演者の皆様(C)2013『草原の椅子』製作委員会

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「フンザ・エンバシー」の客室から扉を開けると、目の前にラカポシ、ディランの眺めが広がります。

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パキスタンでの撮影は順調に行く事ばかりではありませんでしたが、中でも「移動」と「天候」に関しては予定通りにいかないことが多々ありました。
最初に撮影が行われたスカルドゥへは国内線で約1時間半の距離ですが、出発当日、雨によりフライトがキャンセルになりました。そのため、数十人のスタッフ、何百キロもの機材とともに計800㎞を陸路移動することになりました。

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パキスタンと中国を結ぶカラコルム・ハイウェイ

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カラコルム・ハイウェイを走るパキスタン名物のデコトラ

カラコルム・ハイウェイと標高4100mのバブサル峠を越え、インダス川沿いの絶壁の道を進みます。崖崩れにより車を停めて道路が整備されるのを待つ場面がありましたが、2日間約30時間かけてなんとかスカルドゥに到着することができました。

イスラマバードでは道路が水に浸かるほどの雨でしたがスカルドゥでは晴れ、砂漠での撮影日は気温が40度を超えました。砂漠の中心まで四輪駆動車に分乗し、砂漠に足跡がつくたびにさらに奥へと移動します。炎天下の中、皆ふらふらになりながら撮影しました。

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スカルドゥの高冷地砂漠にて、出演の佐藤浩市さん(C)2013『草原の椅子』製作委員会

フンザの北部にあるカラコルム山脈の好展望地、ドゥイカルの丘の撮影では、厚い雲が山々を覆い、天候が回復するのを何時間も待つこともありました。

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カラコルムの好展望地ドゥイカルの丘での撮影、佐藤浩市さんと吉瀬美智子さん(C)2013『草原の椅子』製作委員会

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ドゥイカルの丘にて、佐藤浩市さんと西村雅彦さん(C)2013『草原の椅子』製作委員会

電力の確保も大きな問題でした。北部パキスタンでは電力の供給が不安定なため、各地から発電機を運び、撮影に臨みました。

2001年のアメリカ同時多発テロによる治安悪化、2005年に起こったマグニチュード7・6の大地震、2010年に起こった水害など、ここ10年以上の人災、天災によりパキスタンの旅行業は大きなダメージを受けてきました。しかし、かつて「最後の秘境」「桃源郷」と謳われ、多くの旅行者で賑わった村や谷、美しい山々は今も昔のままの姿でそこにあります。

 パキスタンの人々は、映画がきっかけとなり「フンザ」や「バルティスタン」に興味を持った日本からの旅人で、北部パキスタンが再び賑わう日を願っています。

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フンザの中心地カリマバード、 バルティット城下での撮影シーン(C)2013『草原の椅子』製作委員会

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フンザのダンスを披露する子どもたち(C)2013『草原の椅子』製作委員会

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このダンスは兵が王様に自分の勇気を踊って見せる事が起源といわれています。(C)2013『草原の椅子』製作委員会

⇒映画『草原の椅子』の舞台となったスカルドゥ、シガール渓谷の高冷地砂漠、フンザ訪れるツアーはこちら
フンザ徹底ガイドはこちら


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2013年03月06日

『草原の椅子』の舞台へ②最後の桃源郷フンザ

もうひとつの映画の舞台であるフンザはパキスタン最北部に位置し、中国の新疆ウイグル自治区と国境を接しています。かつてはミール(藩王)の収める藩王国で、旅人から「最後の秘境」「桃源郷」として親しまれてきました。

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フンザの人々はブルシャスキー語という言葉を話し、白い肌に高い鼻、中には青い目をした人もいます。
村々を歩いていると、アジアではなくヨーロッパの田舎を旅しているような錯覚に陥るほどです。
フンザの人々の起源は未だにはっきりしておらず、アレキサンダー大王の遠征軍の末裔説まであるほどです。

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フンザの子どもたち

かつてのフンザ王国の首都、カリマバードは標高約2,500m、見晴らしのよい谷の中央に王の居城バルチット城が鎮座し、その背後にカラコルムで最も美しい山のひとつウルタル峰(7,388m)が聳えています。

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桃源郷フンザの中心地・カリマバード 中央にバルチット城、背後にはウルタル峰が鎮座する

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ナガール谷への道中から見たフンザ方面。左からレディフィンガー、フンザピーク、ウルタル

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チベット建築の影響を受けたバルチット城

フンザを見おろすウルタル峰は、日本人登山家の長谷川恒男氏が愛した山としても知られています。
1991年に氏がウルタル2峰で雪崩に巻き込まれ遭難したあと、ウルタル峰のふもとには、村人によって墓標が立てられました。
フンザの中心地カリマバードには、氏の遺志を継いで奥様が建てられた学校「ハセガワ・メモリアル・スクール」があり、現在約500人の 子どもたちが最先端の英語教育を受けています。
そのためか、深い谷間にある小さな村であるにもかかわらず、フンザの子どもたちは皆英語を話すことができます。

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ハセガワ・メモリアル・スクールに飾られた長谷川恒夫氏の写真

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ハセガワ・メモリアル・スクールの教室にて

また、フンザの人々は、皆日本にとてもよい印象を持ってくれています。今回、日本の映画の撮影があるということで、フンザの人々もエキストラとして、またドライバーやガイドとして、多大な協力をしてくれました。

次回は、実際にフンザで行われた映画ロケでの北部パキスタンの人々の活躍についてご紹介します。

⇒映画『草原の椅子』の舞台となったスカルドゥ、シガール渓谷の高冷地砂漠、フンザ訪れるツアーはこちら
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2013年03月01日

『草原の椅子』の舞台へ①バルティスタン 砂漠地帯での映画ロケ

1997年12月から1年間、毎日新聞朝刊で連載された小説『草原の椅子』。
この小説をきっかけにフンザに行かれた方、いつか行きたいと思っている方も少なくないのではないでしょうか。

この物語が映画化され、2月23日(土) から全国の映画館で放映されています。西遊旅行は2012年夏に行われたパキスタンロケの手配を担当いたしました。

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バルティスタンの高冷地砂漠にて (C)2013『草原の椅子』製作委員会

今回は、ロケが成功するまでの現地でのエピソードや北部パキスタンの魅力、映画撮影に携わった地元の人々の活躍について、何度かにわたりご紹介いたします。

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バルティスタンの高冷地砂漠にて (C)2013『草原の椅子』製作委員会

小説の舞台は中国西部のタクラマカン砂漠とフンザでしたが、映画ではタクラマカン砂漠のかわりに北部パキスタンのバルティスタンにある砂漠地帯で撮影が行われました。

バルティスタンはパキスタン北東部に位置し、中国のアクサイチンやインドのカシミールと接する地域です。インダス川が東から西へと流れ、北をカラコルム山脈、南をヒマラヤ山脈に囲まれた厳しい大自然の中、バルティ、シナ、ワヒなどの人々が暮らしています。

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この地域の年間降水量は約150mm と極端に低く、ところどころに高冷地砂漠(cold dessert)ができています。周囲を世界第2 位の高峰K2(8,611m)を始めとする8,000m 峰、7,000m 峰に囲まれているため、空気中の水分が山とぶつかり雪として降ってしまい、内側には乾燥した風しか入ってくることができないからです。

バルティスタンの中心部、スカルドゥの北部にある砂漠地帯は標高が約2,300mと高く、世界でもっとも高所にある砂漠のひとつだと言われています。撮影は、スカルドゥの町近くとシガール渓谷への途中の2 ヶ所の砂丘で行われました。

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スカルドゥ北部・高冷地砂漠のあるシガール渓谷

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スカルドゥ北部・高冷地砂漠のあるシガール渓谷

映画では、美しい砂丘の背後に雪を抱いたカラコルムの山々が聳え、独特の不思議な雰囲気を醸し出しています。

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また、映画冒頭のバザールの風景もスカルドゥで撮影されています。スカルドゥは、古くはチベットやカシミールとの交易で栄え、現在はカラコルムの山を目指すトレッカーたちの旅の拠点として賑わう、バルティスタン最大の町です。

町を歩く男たちやヤギの群れ、威勢のいいバザールの売り子たちの掛け声など、エキゾチックなスカルドゥの風景から映画は始まります。

次回は、もうひとつのロケ地となったフンザについてご紹介いたします。

⇒映画『草原の椅子』の舞台となったスカルドゥ、シガール渓谷の高冷地砂漠を訪れるツアーはこちら
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2013年02月27日

2013年パキスタン講演会&説明会 終了いたしました

2013年2月23日、広尾のパキスタン大使館にて「講演会&説明会」を行いました。
100名を超えるお客様にご来場いただきました。誠にありがとうございます。

朝は、上部フンザのゴジャール地域の農村開発を研究され、フィールドワークとして足繁くこの地に通われている日本大学教授の水嶋先生をお招きし、カラコルムハイウェイの現状、中・パ国境のクンジュラブ峠の役割、ワヒ族の暮らし、農村開発の流れなどお話していただきました。DSC_0908


午後からの旅行説明会の間には、パキスタン大使館お抱えコックさんが腕を振るったランチタイム。
ここのパキスタン料理は絶品で、毎年我々スタッフも楽しみにしています。100名分のお食事の支度ということで朝からキッチンは大騒ぎでした。ダル(豆)、チキン、マトンコールマー、チキンビリヤニ、ナンなど、しっかりとした味の美味しいランチに舌鼓を打ちました。DSC_0911


午後からの旅行説明会では、山チームからは夏がベストシーズンのパキスタントレッキング、観光チームからは映画「草原の椅子」の舞台になっているフンザやバルティスタンのコースをご紹介しました。DSCN5152


そして、毎年恒例のパキスタン航空無料航空券の抽選会も行われました。パキスタンから日本語ガイド・サリームさんが来日し、緊張の抽選会。来年ももちろんこの抽選会は予定していますので、是非振るってご参加ください。
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今年も1年、パキスタンの豊かな魅力を伝えるべくチームパキスタンx 現地法人SAIYAH ともに
力を合わせて頑張っていきます。是非みなさま、パキスタンに遊びに来てください。

**日本語ガイド・サリームさんから皆さまへのご挨拶の一部
「日本には百聞は一見にしかずということわざがあります。パキスタンの素晴らしさもパネルの写真や
言葉からだけでは伝わりません。是非来て見てください」



chika murata  



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2013年02月19日

フンザの木工房 HUNZO E HAYAN フンゾ・エ・ハヤン

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カリマバードに小さな木工房があります。HUNZO E HAYAN、フンザのブルシャスキー語で「フンザからの贈り物」という名の工房です。
店主であり木工をしているのがSHAFQAT KARIM シャフカット・カリームさん(37)。
シャフカット・カリームさんは小さいころから木工細工をする人たちを見て、興味を持ち、趣味として学んでいました。そして2000年に地元警察に就職した後も、この木工細工を仕事にしたいという夢が捨てきれず、2007年にこの工房をスタート。警察時代にためたお金で最初にそろえたのは工具。店には誇らしげにその工具が並べられていました。

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HUNZO E HAYANの店内

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大切な工具も店に並べられています

hunzoehayan-4シャフカットさんが作っているのは主に、フンザの楽器チャルダ、ジギニをはじめとする木から作る楽器類とスプーンやボウルなどの日用品、そして木彫のおみやげ物。
材料の木はフンザに育つ果樹がほとんどで、楽器は桑やクルミの根の部分の木を、太鼓には柳の木を、日用品には、桃、りんご、桑、杏といったフンザの果樹の木をつかっているそうです。

外国人に人気のあるのはやはり持って帰りやすい日用品の小物や木彫りの置物。日本や韓国のお客様が多く買ってくださるとのことで、最近はパキスタンの南部からくる観光客にも人気があり、電話での発注もあるそうです。







手作りの楽器を横に、ゆったりとご自身の話を聞かせてくれたシャフカット・カリームさん。

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「フンザの木彫技術の伝統を残していきたい、評価してくださる皆様に感謝しています」、と。

文・写真 Mariko SAWADA 澤田真理子


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