2013年06月

2013年06月21日

ユダヤ教の成人儀礼【バル・ミツバ】

東京本社の荒井です。

新緑の美しい季節、イスラエルの添乗に行ってきました。

イスラエルの首都エルサレムは皆様ご存知の通り
イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の三つの聖地が混在する街。
今回はユダヤ教の聖地といわれている『嘆きの壁』について書きたいと思います。

嘆きの壁とはヘロデ大王時代に建築されたエルサレム神殿の外壁のうち
現在も残る壁のことでユダヤ教の聖地とされている場所。

ユダヤ教徒はこの壁の前で個人的なお願い事もするし
過去に起こった悲劇を嘆いたり、神殿の回復を願う人もいます。

壁に直接、手や顔をつけながら お祈りをする為、人の背の高さで壁の色が違うのが分かります。

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写真【左】壁の前で嘆く正統派ユダヤ教徒
写真【右】嘆きの壁(色の違いが分かる)

今回の旅では運良く【バル・ミツバ】に立ち会う事が出来ました。
バル・ミツバとはユダヤ式成人儀礼の事で、ユダヤ教では
男子13歳、女子は12歳(バット・ミツバ)になると戒律を守ることが出来る成人だとされます。
ミツバとは《ユダヤ教の戒律》のことで【神の前に戒律を守るという事】
すなわち、自分の行動に責任を持てる年齢に達したと見なされるわけです。
つまり会衆の前に一人前の信者として初めて登場する晴の舞台であり
ユダヤ教徒として数に加えられる大切な日なんです。

 

バル・ミツバはユダヤ教の聖地といわれる嘆きの壁の前で披露されるのが主流であり
壁の前で披露された後も街中を練り歩き、丸一日掛け盛大に行われます。

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写真【左】バル・ミツバを迎えて祝福されるユダヤ人男性。
写真【右】女性側の壁から祝福する親族の女性達

記載の写真をご覧いただいても分かる通り、正統派ユダヤ教徒の服装は
全身黒のスーツ、黒のコート、黒のハットというのが特徴的ですがこのスタイルはもちろん夏も変わりません。

「ユダヤ教徒は服装についての細かい規定まであって大変だな。」

なんて思っていましたが、ガイドさん曰く実際には服装についての規定は一切なく
彼らは好き好んでその洋服を選び 着用しているそうです。
全身黒尽くめは彼らのファッション。…驚きですね。

イスラエルには他にもキリスト教の聖地【聖墳墓教会】や
イスラム教の聖地【岩のドーム】など宗教的な見所が沢山あります。
日本ではあまり馴染みのない《宗教》というものを肌で感じてみる旅はいかがでしょうか。


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arai_s_saiyu at 13:25|Permalink 聖地巡礼 | イスラエル