2016年07月

2016年07月26日

コーカサス料理

東京本社 寺阪です。

旅の目的といったら、名所旧跡や博物館、美しい自然や動物を見るなどいろいろあると思いますが、やはり食事も外せません。

コーカサスの料理というと日本では縁がなく、ピンとこないですが、美味しいものがたくさんあります。そしてこの地域はワインの発祥の地とも言われ、ワインも楽しんでいただけます。(ジョージアあたりが一番古いワインの発祥地とも言われていますが、アルメニア側ではそうは思っていないようです)。

それではツアーでもご賞味いただけるお料理の一部をご紹介いたしましょう。

ケバブ
中近東の代表的な牛や羊などの肉料理。
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サジイチ
鉄板のボウルに肉や野菜を炒めたものが載っている。
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ホロヴァッツ
アルメニア版の豚肉の串焼きバーベキュー。
バーベキューの大会があるくらいアルメニアではポピュラーな料理。
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ハチャプリ
ジョージアのチーズを挟んだパイのようなパン。焼き立てが特に美味しい。
家庭やお店によって味も違うのでそれも楽しめる。
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ヒンカリ
ジョージア版餃子。
日本の餃子よりもかなり大きく、上部を持って手づかみで食べるのが現地風。
つかんだところは皮の固まりなので食べない。
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ナスの炒めたもの(右下)
コーカサス3国のどこでも出てくる前菜。日本人の口にも合い、とても美味しい(お酒が進む味)。
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料理以外にワイナリーも訪れますので、そこでのワインの様子もご紹介します。


ワイン工場の近代的な設備
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昔ながらの手法(甕)でも作っています
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甕から取り出しているワイン
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漏斗を使ってボトルへ量り売り
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工場ではワインのテイスティングも
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これらの料理などが体験できるコーカサスの2つのツアーは次の2つがございます。
もちろん料理やお酒だけではなく、教会や分化、自然など3ヶ国を楽しんでいただける内容となっております。
是非、9月のご旅行のご検討の一つとしてみてはいかがでしょうか?


民族の十字路 大コーカサス紀行
9/1発(間もなく催行)
http://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/GEAZ13/index.html

コーカサス3ヶ国周遊
9/16発(募集中)
http://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/GEAZ12/index.html


terasaka_saiyu at 09:30|Permalinkコーカサス 

2016年07月19日

イランの文化・その一

今回はイランの娯楽に関してご紹介いたします。

イランではイスラームの教えに忠実に、日本でいうカラオケ、ボーリング場、バーなどの娯楽が禁止されています。その代り、首都テヘランを中心に大都市には映画館が多くあります。家族みんなで、友達と、時には恋人と、話題の映画が出る度に映画館はお客さんでいっぱいになります。日本と同様、売店もしっかりあり、ポテトチップスからアイスまでメニューは所によってさまざまです。

イランの映画というと、想像がつきにくいかもしれませんが、近年あるイラン人映画監督が先手を切り、イラン映画は世界の注目を集めています。その監督というのが、アスカル・ファルハーディー氏(Mr. Asghar Farhadi)です。彼は、1972年にイランのエスファハン州にあるホメイニーシャフルという町で生まれました。現在はイランやフランスを中心に脚本家・映画監督として活躍しています。

彼の代表作に、「別離」があります。英語では「Separation」、ペルシア語では「Jodai-ye Nader az Simin」の名で呼ばれています。イランで非常に有名な俳優ペイマーン・モアーディー氏と女優レイラー・ハータミー氏が夫婦役で主役を演じました。イランが抱える社会的・宗教的な問題をメインテーマとし、現代イランで日常的に起こるトラブル・事象をいくつも取り扱っていることで、“イランを識る”には打ってつけの作品です。これは2011年の作品ですが、第61回ベルリン国際映画祭でいくつもの賞を受賞し、更には第84回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞しました。上述のように日本でも「別離」の名で日本語訳バージョンが発売されたため、ご覧になられた方もいらっしゃるかもしれません。

別離


彼の2009年のヒット作に「彼女が消えた浜辺」があります。英語では「About Elly」、ペルシア語では「Darbare-ye Ellyの名で発表されています。若者の友人グループで海へ遊びに行った先で、主人公エリーが行方不明になるところからストーリーが始まっていきます。エリーを演じたのは、タラーネ・アリードゥースティー氏。彼女もまた数々の映画やドラマ作品に出演する人気の演技派女優です。また、近年ではフランスで活躍中の女優ゴルシーフテ・ファラーハーニー氏と、「別離」にも出演した俳優ペイマーン・モアーディー氏、そしてイランで最も人気のあると言っても過言ではない俳優シャハーブ・ホセイニー氏が出演するある種のミステリー作品です。

彼女が消えた浜辺


そして、アスカル・ファルハーディー氏が初めて本格的にフランスで、フランス語の映画を作ったのが2013年に発表された「ある過去の行方」(英語では「The Past」、ペルシア語では「Gozashte」)です。あるイラン人男性が妻であるフランス人女性と離婚をするために、そして娘に一目会うために、飛行機に乗りフランスへ向かうところから始まります。夫婦と、夫婦を取り巻く家族との人間関係がテーマの作品です。第66回カンヌ国際映画祭でフランス人妻を演じたベレニス・ベジョ氏が女優賞を受賞しました。

ある過去の行方


彼の最新作に「The Salesman」(ペルシア語で「Forushande」)があります。主演を務めたのは、イランで一番人気、俳優シャハーブ・ホセイニー氏と女優タラーネ・アリードゥースティー氏です。つい先月の2016年5月に第69回カンヌ国際映画祭が開催されました。アスカル・ファルハーディー氏は見事この作品で脚本賞を受賞し、シャハーブ・ホセイニー氏は男優賞を受賞しました。イラン国内でもこの知らせはトップ・ニュースとして大きな注目を集めました。

SALESMAN



脚本家・映画監督アスカル・ファルハーディー氏の作品はイラン国内のみならず、世界でも刻々とその意義や価値を認められ始めています。日本では考えられないような社会的・宗教的な問題から、日本人にも通じる人間関係を取り巻くトラブルまで、さまざまな観点から非常に興味深い作品ばかりです。

彼のいくつかの脚本は書籍となり購入することができます。写真はテヘランで手に入れた、映画脚本7本が1冊になったもの。
映画脚本



皆さんもぜひイラン文化に触れるべく、イラン映画をご覧になってみてはいかがでしょうか。


arima_saiyu at 09:55|Permalinkイラン 

2016年07月04日

パミールハイウェイとワハーン渓谷

こんにちは、大阪支社の前川です。

6月に「パミールハイウェイとワハーン渓谷」の旅に同行させていただきました。
アフガニスタンとの国境を流れるパンジ川沿いを走り、またゴルノバダフシャン自治州からキルギスへと続く道中でご覧いただける景色をご紹介したいと思います。

タジキスタンは中央アジアに位置し、東は中国、西はウズベキスタン、南はアフガニスタン、北はキルギスと国境を接しています。
山岳国家と言われるタジキスタン、国土のほとんどが山岳地帯で、標高1000m未満の山から7000m級の山まで、様々な山があります。

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【パンジ川に架かるアフガニスタンとの橋】

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【パンジ川沿いの道を走ります】

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【川の対岸にはアフガニスタンの人々の様子も】
ハルゴッシュ峠(標高4344m)を越えると様々な高山湖もご覧いただけます。
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【ヤシル・クル湖】 ヤシル・クルとは「緑色の湖」という意味です。

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【ブルン・クル湖】 ブルン・クルは「離れた場所の湖」という意味です。

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【オク・バリク】
ここは湖ではなく、雪解け水が地下から湧き出る泉です。周りには雪を抱いたパミールの山脈群と透明度の高い泉との素晴らしい景観を見せてくれます。

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【カラ・クル湖】
カラ・クル湖は「黒い湖」という意味です。タジキスタンで最も大きな湖であり、中央アジアではカスピ海、アラル海、イシ・クル湖に次いで4番目に大きな湖です。

カラ・クル湖を最後に、キルギスとの国境へと向かいます。
キルギスに入ると夏の間は高地で放牧生活をする人々の住むユルトをたくさん見かけます。
一軒のユルトを訪問し、手作りヨーグルトや馬乳酒をごちそうになりました。地元の方とのふれあいもこの旅の大きな魅力の一つです。
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【馬乳酒】

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羊の肺を水洗いしミルクを入れてから蒸すそうです。美味しい料理になるとの事です。

8月と9月出発のコースは催行決定しております。
この機会に是非、タジキスタンへ行ってみませんか。
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ツアーの詳細はこちら↓
知られざる山岳国家タジキスタンを巡る パミールハイウェイとワハーン渓谷  

maekawa_saiyu at 21:22|Permalink