イエメン ソコトラ島

2011年02月27日

不思議の島・ソコトラ島 その2

みなさんこんにちは。大阪支社の米谷です。2月13日から再びソコトラ島のツアーへ同行してきました。

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≪写真・上:ホムヒル自然保護区の立派な竜血樹≫

前回のブログでもご案内したとおり、この島のシンボルは竜血樹というリュウゼツラン科の植物です。竜血樹は2種類あり、ひとつは“ドラセナ・ドラコ”という種類でカーボベルデやモロッコ北部で観察できます。もうひとつがソコトラ島の固有種で“ドラセナ・シナバリ”という種類です。この植物の幹からでる赤い樹液は竜血と呼ばれ、古代ローマ時代には止血止めや鎮痛剤として重宝されてきました。中世にはラッカーや染料としても使用され「赤い金」と言われたそうです。

今でもこの竜血樹はこの島を世界に知らしめる存在です。ディクサム高地やホムヒル自然保護区の村を訪れると子供達が竜血の入った袋をもって売りにきていました。

DSC_3149ソコトラ島を訪れてから、様々なところにこの竜血樹が使われているのに気づく様になりました。島のドライバーさんが運転する四輪駆動車のリアガラスにも大きな竜血樹が描かれていました。

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ハディボの町の散髪屋さんにも竜血樹が。ここにはなぜかドバイの世界で唯一の7ツ星ホテル“バージュ・アル・アラブ”も描かれていました(理由は不明です)。また、イエメンの通貨はリアルといいますが、20リアルコインには竜血樹が刻まれているのです。これまで何度もイエメンを訪れていましたが、ソコトラ島へ足を運ぶようになり始めて気づく様になった訳です。

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皆さんもソコトラ島へ訪れる際は是非、いろいろな所に竜血樹を探してみてはいかがでしょうか?また、違った楽しみ方も見えてきますよ。





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2011年02月09日

インド洋に浮かぶ不思議な島・ソコトラ島

こんにちは。大阪支社の米谷です。この度新企画として大好評いただきておりますイエメンのソコトラ島へ行ってきました。昨年の視察に続き2度目の訪問でしたが、何度訪れても飽きることのない不思議な魅力を秘めた島です。
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≪写真上:ディクサム高地の竜血樹の森≫

ソコトラ島にはこの島にしかない数多くの固有植物が存在しますが、その中でも一際存在感を放っているのが竜血樹です。ディクサム高地のシェバホン村周辺にはこの不思議な植物・竜血樹がいたる所に!まさにソコトラ島でしか見ることができない奇観に感動させられました。この植物はリュウゼツラン科なので、本来は木というより草の仲間、そのため枯れた木も繊維の様になってしまい、焚き木にはならないそうです。竜血樹の大木は樹齢200年~300年位になるといいます。逆に放牧されているヤギが苗木を食べてしまうため、自然には竜血樹の苗木を見ることが全くできなっているのです。村の人たちがフェンスを作って、竜血樹の苗木を育てている所を見ることもできました。竜血樹の苗木は、その成木からはなかなか想像がつきにくいものでした。是非、現地で確かめてみて下さい。

DSC_2821続いてユニークな形のボトルツリーを紹介します。この植物は英語名がデザート・ローズ(砂漠の薔薇)といい、2月~4月頃にピンク色の綺麗な花を咲かせます。アフリカにも同じ種類の植物がありますが、ソコトラ島には固有種が観察できます。また、島の北東部に位置するホムヒル自然保護区では2本として同じ形のないボトルツリーがたくさん観察できます。岩場の隙間に種を落とし、そこにたまった雨水を糧に芽を出す姿には驚かされるばかりです。2つとして同じ形がないので、見ていて本当に楽しい植物です。
また、自然界ではなかなか見ることができない固有植物を苗木から育てている苗育場を訪れることができました。竜血樹やボトルツリーをはじめ、様々な種類の乳香の木の苗木も観察することができる貴重な体験でした。
≪写真左:ピンクの花を咲かせるボトルツリー
 左下:ホムヒル自然保護区のボトルツリー
 右下:ボトルツリーの苗木≫

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旅の最後は島でもっとも美しい場所とされる「デトワ・ラグーン」を訪れました。私個人的にもこの島で一番好きな場所といえます。まさに天国のビーチとでも言うべき美しさ。泳ぐことももちろん可能ですし、泳がずともその景色には誰もが目を奪われることでしょう。チャンスがあれば是非、この美しい海で泳いでみて下さい。

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≪写真上デトワラグーン≫
また、今週日曜日からソコトラ島のツアーへ同行します。
何か新しい発見を次回のブログでお届けしたいと思います。

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