・Yubit映研講義

7/21にYubit映研オープン企画と称して池袋で「世界の複数性について」という講義をやります(→リンク先参照)。最初はYubit映研内で内々にやるつもりだったんですけど、後日Twiplaで一般参加を募るらしいので、話す予定の内容についてまとめておきます。
リンク先にはプレゼンって書いてありますが、多分そんなに華やかなものではなく、大学でよくやるようなスライドを使う普通の講義を粛々とやります。このブログと同じくらいのテンションです。

目次は以下の全8章です。
faagraht
並んでいる語が堅すぎるんですけど、これはあくまでも漫画やアニメや映画やゲームの話であることを強調しておきます。
教科書の解説をやるつもりはなく、オタクがオタクをやる上で普通に必要になるであろう知識についてテーマに沿って広く浅く解説するものです。「なんか俺には関係ない小難しい話っぽいな……」と思われてしまうのが一番悲しいのですが、オタクに関係のない話は一つもありません。地に足の付いた理解を促せるように、漫画や映画から身近な例を多くとってきて説明します。

大きく事例パートと理論パートの二つに分けており、退屈しないように意識して色々な分野から話題を取ってきました。ちなみに事例パートはそれぞれ独立した内容、理論パートは一貫した内容です。
まず事例パートで世界の複数性という概念が様々な領域で現れている様子を概観したあと、理論パートでは可能世界論を主軸にして理論的な基礎付けを行い、それが物語全般に対して果たしている役割を分析します。
thaedhah
理論パートの概要はこんな感じです(ネタバレ)。
たぶん休憩を挟んで計1時間強で、講義後に参考映画を流します。今のところはヤン・シュヴァンクマイエルの『アリス』の予定ですが、変わるかもしれません。

事前知識は特に必要ありません。
僕自身の意見を述べるのではなく基礎的な知識を提供することをメインの目的としているため、むしろ予習してから来ると退屈になってしまう危険があります(Fordさんが言うところのアウトプットというよりは、アウトプットの糧にしてほしいという感じです)。上の図二つを見てもう内容がだいたい予想できてしまう方は対象層ではない可能性が高いです。
ただし、講義中に取り上げる具体的な作品についてはいちいち解説している時間がないので、皆が知っている体で喋ることになります。いずれも有名な作品なので問題は無いと思いますが、特に強いて言えばハルヒとエヴァを全話見てジョジョ七部を全巻読んでいるとベターです(必須ではないです)。

最後に映研の企画ということで関連する映画を一応10本挙げておくので、暇すぎて仕方がない人は見ておいてもいいです。

1.『インセプション』
2.『アンダルシアの犬』
3.『皆殺しの天使』
4.『イレイザーヘッド』
5.『ホーリー・モーターズ』
6.『エル・トポ』
7.『シャイニング』
8.『自殺サークル』
9.『リアル鬼ごっこ2015』
10.『鉄男』

以上です。